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公報発行日 2026年10月8
公報URL https://ipforce.jp/patent-jp-P_A1-2026-160271 ログイン済みの方はこのURLへ
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【課題】高速回転条件下でも玉や外輪内周面との干渉を防止でき、ウエルド部での強度に優れる玉軸受用保持器、および該保持器を用いた転がり軸受を提供する。
【解決手段】保持器は、環状の保持器本体上に、軸方向一方側に開口して、周方向に間隔をおいて複数のポケット3が形成され、該ポケット3で玉Bを保持する冠形の玉軸受用保持器であって、保持器において、各ポケット3の周方向両側に軸方向一方側に突出した保持爪が形成されるとともに、ポケット間に、保持爪の立ち上がり基準面を有する柱部が形成されており、保持器は、樹脂組成物の射出成形体で、ガラス転移温度が120℃以上であり、保持器の周方向領域のうち、保持爪と柱部との境界位置から、該境界位置とポケット3の底部との中間位置までの第1領域R1と、柱部5で形成される第2領域R2とを含む領域に、直線状のウエルドライン2が形成されている。
【選択図】図3
本発明の玉軸受用保持器は、冠形の保持器であって、樹脂組成物の射出成形体で、ガラス転移温度が120℃以上であり、保持器の周方向領域のうち、保持爪と柱部との境界位置から、該境界位置とポケットの底部との中間位置までの第1領域と、柱部で形成される第2領域とを含む領域に、直線状のウエルドラインが形成されており、高速回転条件での遠心力による保持器の変形を抑制し、玉や外輪内周面との干渉を防止できるとともに、ウエルドラインが比較的肉厚の所定の周方向領域に形成されることから、ウエルド部での強度に優れる保持器となる。
本発明の玉軸受は、内輪および外輪と、この内・外輪間に介在する複数の玉と、この玉を保持する保持器とを備える転がり軸受であって、保持器が、本発明の玉軸受用保持器であるので、高速回転条件下でも発熱による変形を抑制でき、dm・n値が70×104以上の高速回転条件下でも好適に使用できる。
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