特開2026-163447IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

電子写真法、静電記録法に用いられるトナー

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】低温環境下で、ラフ紙に対してトナーの載り量が多い条件でも低温定着性に優れ、さらにラフ紙に対してモトルが発生しづらいトナー。
【解決手段】結着樹脂を有するトナー粒子を含有するトナーであって、該結着樹脂が結晶性樹脂と非晶性樹脂とを含有し、該トナーの個数平均粒径が特定の範囲であり、該結晶性樹脂が特定のモノマーユニットを有する結晶性ビニル樹脂を含有し、DSC測定において結晶性ビニル樹脂に由来する融点ピークが特定の範囲に観察され、該トナーの断面観察を行ったとき、該結晶性樹脂を主成分として含む結晶相と該非晶性樹脂を主成分として含む非晶相とを有する相分離構造が存在し、該非晶相の面積の割合が15.0面積%以上であり、該トナー粒子表面から内側に500nmまでの領域A及び該領域A以外の領域Bに該結晶相及び該非晶相が特定の関係で存在する。
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、特許文献1に記載のトナーは、低温環境下において、ラフ紙に対してトナーの載り量が多い条件で印刷する場合、低温定着性が低下することがわかった。これは、トナー粒子内部の表面から近い領域にも非晶性樹脂が多く存在していることによると考えられる。 ラフ紙は表面の凹凸が大きい紙であり、紙の凸部はヒーターからの熱が伝わりやすく、凹部はヒーターからの熱が伝わりにくい。低温環境下で冷えたラフ紙において、凹部に載ったトナーは、表面にしか熱が伝わらない。トナー粒子内部の表面から近い領域に溶融しづらい非晶性樹脂が多いためトナー間接着に不利となり、トナーが画像から一部抜け落ちたポツ抜けという現象が発生すると考えられる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

結着樹脂を含有するトナー粒子を有するトナーであって、 該結着樹脂が、結晶性樹脂と非晶性樹脂とを含有し、 該トナーの個数平均粒径が、4.0~10.0μmであり、 該結晶性樹脂が、下記式(1)で表されるモノマーユニット(a)を有する結晶性ビニル樹脂を含有し、 該トナーを試料とする示差走査熱量測定(DSC)において、該結晶性ビニル樹脂に由来する融点ピークが50.0~80.・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本開示によれば、低温環境下において、ラフ紙に対してトナーの載り量が多い条件でも低温定着性に優れ、さらにラフ紙に対してモトルが発生しにくいトナーを提供できる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 図1はトナーの断面画像から得られた256階調の輝度ヒストグラムの例である。

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