(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】
(43)【公開日】
(54)【発明の名称】卓上切断機及び電動作業機
(51)【国際特許分類】
【FI】
【審査請求】未請求
【請求項の数】17
【出願形態】
(21)【出願番号】
(22)【出願日】
(71)【出願人】
【識別番号】000137292
【氏名又は名称】株式会社マキタ
(74)【代理人】
【識別番号】110000394
【氏名又は名称】弁理士法人岡田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】吉田 悠人
(72)【発明者】
【氏名】是川 洋斗
(72)【発明者】
【氏名】可児 利之
【テーマコード(参考)】
【Fターム(参考)】
3C011FF01
3C040AA01
3C040BB13
3C040CC03
3C040CC05
3C040DD01
3C040GG42
3C040HH11
(57)【要約】
【課題】ファンによってモータ以外の部材、例えば中間軸を冷却する構造を提供する。
【解決手段】卓上切断機1は、電動モータ23のモータ軸23aと第1中間軸32と出力軸37を有する。第1中間軸32は、モータ軸23aの出力によって軸回転する。出力軸37は、第1中間軸32の出力によって軸回転して装着された刃具11を回転させる。第1中間軸32にファン24が取付けられている。ファン24が第1中間軸32と伴に軸回転して電動モータ23と第1中間軸32を冷却する風を発生する。
【選択図】
図7
【特許請求の範囲】
【請求項】
卓上切断機であって、
モータのモータ軸と、
前記モータ軸の出力によって軸回転する中間軸と、
前記中間軸の出力によって軸回転して装着された刃具を回転させる出力軸と、
前記中間軸に取付けられて前記中間軸と伴に軸回転して前記モータと前記中間軸を冷却する風を発生するファンを有する、卓上切断機。
【請求項】
請求項1に記載の卓上切断機であって、
前記中間軸は、前記モータ軸に直接連結、または前記モータ軸と同じ回転数で軸回転する、卓上切断機。
【請求項】
請求項1または2に記載の卓上切断機であって、
前記中間軸は、前記モータ軸から出力を受ける上流端部と、前記出力軸へ出力を伝える下流端部を有し、
前記ファンが前記中間軸の長手方向中央より前記下流端部側に位置する、卓上切断機。
【請求項】
請求項1~3のいずれか1つに記載の卓上切断機であって、
前記ファンの軸方向の長さが、前記ファンの直径の1/4よりも長い、卓上切断機。
【請求項】
請求項1~4のいずれか1つに記載の卓上切断機であって、
前記中間軸の軸中心線は、前記出力軸に直交する仮想直交面上または前記仮想直交面に対して10°以下の傾きである、卓上切断機。
【請求項】
請求項1~5のいずれか1つに記載の卓上切断機であって、
前記モータ軸と前記中間軸が同軸に配置されている、卓上切断機。
【請求項】
請求項1~6のいずれか1つに記載の卓上切断機であって、
合成樹脂製で前記モータを収容するモータハウジングと、
軽金属で前記中間軸を収容する中間軸ハウジングを有する、卓上切断機。
【請求項】
請求項1~7のいずれか1つに記載の卓上切断機であって、
前記出力軸の軸方向である側面視において、前記ファンが前記刃具である鋸刃とオーバーラップするように配置されている、卓上切断機。
【請求項】
請求項1~7のいずれか1つに記載の卓上切断機であって、
前記モータがACモータである、卓上切断機。
【請求項】
請求項1~9のいずれか1つに記載の卓上切断機であって、
前記中間軸を軸回転可能に支持する2つの軸受を有し、
前記2つの軸受の間に前記ファンが位置している、卓上切断機。
【請求項】
請求項1~10のいずれか1つに記載の卓上切断機であって、
前記ファンを収容するファン収容部と、
前記ファン収容部よりも断面積が小さく、かつ前記ファンの風上流側で前記中間軸の一部を収容する中間軸収容部と、
前記中間軸収容部と前記ファン収容部の断面積の差による段差を含むバッファ部を有する、卓上切断機。
【請求項】
請求項1~11のいずれか1つに記載の卓上切断機であって、
前記ファンは、径方向に延出する羽根を有し、
前記羽根は、回転内周側において回転方向に膨らむ羽根内周部と、回転外周側において回転方向と逆方向に膨らむ羽根外周部を有する、卓上切断機。
【請求項】
請求項12に記載の卓上切断機であって、
前記羽根外周部は、凹み底から回転方向かつ径方向外方に延出する逆傾斜部を有し、
前記逆傾斜部全体が前記ファンの半径の半分より径方向外側領域に位置する、卓上切断機。
【請求項】
請求項12または13に記載の卓上切断機であって、
前記羽根外周部は、凹み底から回転方向かつ径方向外方に延出する逆傾斜部を有し、
前記逆傾斜部全体が前記羽根の径方向長さの中間より径方向外側領域に位置する、卓上切断機。
【請求項】
請求項13または14に記載の卓上切断機であって、
前記逆傾斜部の外周端における延出方向が前記ファンの径線に対して30°~60°に傾いている、卓上切断機。
【請求項】
請求項1~7のいずれか1つに記載の卓上切断機であって、
前記刃具を覆う固定カバーと、
前記ファンを収容するファンハウジングと、
前記ファンハウジングに設けられかつ前記固定カバーに向けて開口する排出口を有する、卓上切断機。
【請求項】
電動作業機であって、
モータのモータ軸と、
前記モータ軸と同軸に配置され、前記モータ軸の出力によって軸回転する中間軸と、
前記中間軸に取付けられて前記中間軸と伴に軸回転して前記モータと前記中間軸を冷却する風を発生するファンを有する、電動作業機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【】
本発明は、卓上切断機及び電動作業機に関する。
【背景技術】
【】
卓上切断機は、特許文献1に記載するようにテーブルに対して上下傾動可能に連結された切断機本体を有する。切断機本体は、モータを有し、モータの出力が中間軸を介して出力軸に伝わる。出力軸に装着された鋸刃である刃具が出力軸とともに回転する。モータのモータ軸にファンが装着されている。ファンによって発生する風がモータを冷却し、モータハウジングから排出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【】
従来、ファンによってモータ以外の部材、例えば中間軸を冷却する構造が必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【】
本開示の1つの特徴によると、卓上切断機は、モータのモータ軸と中間軸と出力軸を有する。中間軸は、モータ軸の出力によって軸回転する。出力軸は、中間軸の出力によって軸回転して装着された刃具を回転させる。中間軸にファンが取付けられている。ファンが中間軸と伴に軸回転してモータと中間軸を冷却する風を発生する。したがってファンは、モータ軸ではなく、中間軸に取付けられている。中間軸にファンが取付けられることで、ファンは、モータのみならず中間軸も冷却する。しかも風の経路は、中間軸を含む動力経路に沿って長くなる。これにより動力経路を覆うハウジングを利用して冷却効果を向上させることができる。なおモータ軸と出力軸の間には、1つまたは複数の中間軸が設けられ得る。
【図面の簡単な説明】
【】
【図】第1実施例に係る卓上切断機を右方から見た斜視図である。
【図】切断機本体が上死点に位置する状態の卓上切断機の右側面図である。
【図】切断機本体が上死点に位置する状態の卓上切断機の正面図である。
【図】切断機本体が下死点に位置する状態の卓上切断機の右側面図である。
【図】切断機本体が上死点に位置する状態の卓上切断機の後面図である。
【図】切断機本体が上死点に位置する状態の卓上切断機の左側面図である。
【図】中間軸ハウジングを左方から見た斜視図である。
【図】ファンの後面図である。
【図】第2実施例に係る断面縮小部の断面図である。
【図】第3実施例に係る断面縮小部の断面図である。
【図】第4実施例に係る切断機本体の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【】
本開示の他の特徴によると、中間軸は、モータ軸に直接連結、またはモータ軸と同じ回転数で軸回転する。すなわち中間軸がモータの近くに配置される。例えば中間軸が減速ギヤ等を介すことなくモータ軸に連結される。そのため中間軸に設けられたファンは、比較的近くに位置するモータも効果的に冷却できる。
【】
本開示の他の特徴によると、中間軸は、モータ軸から出力を受ける上流端部と、出力軸へ出力を伝える下流端部を有する。ファンが中間軸の長手方向中央より下流端部側に位置する。したがってモータから流れた風が中間軸の大部分を通ってファンに到達する。これにより中間軸が効果的に冷却され得る。
【】
本開示の他の特徴によると、ファンの軸方向の長さが、ファンの直径の1/4よりも長い。すなわちファンは、軸方向に長く、径が小さい。そのためファンによって発生する風量を下げることなく、ファンおよび中間軸を収容する中間軸ハウジングの径を小さくできる。
【】
本開示の他の特徴によると、中間軸の軸中心線は、出力軸に直交する仮想直交面上または仮想直交面に対して10°以下の傾きである。刃具が鋸刃である場合、中間軸が鋸刃の盤面と略平行に配向される。そのため切断機本体が出力軸方向に大きくなることが避けられる。
【】
本開示の他の特徴によると、モータ軸と中間軸が同軸に配置されている。したがってモータ軸と中間軸を覆うハウジングを径方向に小さくすることができる。あるいはファンと中間軸を冷却する風が略直線上に流れる。そのため風量の低下を抑制できる。
【】
本開示の他の特徴によると、モータは合成樹脂製のモータハウジングによって収容される。中間軸は、軽金属の中間軸ハウジングによって収容される。したがってモータ周辺の導電部の絶縁性をモータハウジングによって確保できる。そして中間軸で発生した熱は、軽金属の中間軸ハウジングに伝わって冷却され得る。
【】
本開示の他の特徴によると、出力軸の軸方向である側面視において、ファンが刃具である鋸刃とオーバーラップするように配置されている。したがって比較的面積が大きい鋸刃周辺のスペースにおいてファンが設置される。そのため切断機を小型にできる。
【】
本開示の他の特徴によると、モータがACモータである。ACモータは、DCモータよりも発熱が大きく、容積も大きい。したがって本特徴によると、冷却効率を顕著に奏し、かつ小型化の効果も顕著に奏する。
【】
本開示の他の特徴は、中間軸を軸回転可能に支持する2つの軸受を有する。2つの軸受の間にファンが位置している。したがって2つの軸受は、中間軸と伴にファンを安定良く支持する。
【】
本開示の他の特徴は、ファンを収容するファン収容部を有する。ファン収容部よりも断面積が小さい中間軸収容部が設けられる。中間軸収容部は、ファンの風上流側で中間軸の一部を収容する。中間軸収容部とファン収容部の断面積の差による段差を含むバッファ部が設けられる。したがって風は、断面積が小さい中間軸収容部を通って、断面積が大きいファン収容部に到達する。そして風は、バッファ部によってファンの手前で分散される。これにより風がスムースに流れ得る。
【】
本開示の他の特徴によると、ファンは、径方向に延出する羽根を有する。羽根は、回転内周側において回転方向に膨らむ羽根内周部を有する。羽根は、回転外周側において回転方向と逆方向に膨らむ羽根外周部を有する。この構造によって羽根は、強い風を生じ得る。
【】
本開示の他の特徴によると、羽根外周部は、凹み底から回転方向かつ径方向外方に延出する逆傾斜部を有する。逆傾斜部全体がファンの半径の半分より径方向外側領域に位置する。したがって逆傾斜部がファンの外周領域のみに位置する。これによりファンが効果的に風を発生し得る。
【】
本開示の他の特徴によると、羽根外周部は、凹み底から回転方向かつ径方向外方に延出する逆傾斜部を有する。逆傾斜部全体が羽根の径方向長さの中間より径方向外側領域に位置する。したがって逆傾斜部がファンの外周領域のみに位置する。これによりファンが効果的に風を発生し得る。
【】
本開示の他の特徴によると、逆傾斜部の外周端における延出方向がファンの径線に対して30°~60°に傾いている。この構成によって、羽根が効果的に風を発生し得る。
【】
本開示の他の特徴は、刃具を覆う固定カバーと、ファンを収容するファンハウジングを有する。ファンハウジングに排出口が設けられる。排出口は、固定カバーに向けて開口する。したがって風がファンハウジングから固定カバーに向けて排出される。そのため風が作業者に直接当たることを抑制、または作業者に直接当たる風量を少なくできる。
【】
本開示の他の特徴によると、電動作業機は、モータのモータ軸と中間軸を有する。中間軸は、モータ軸と同軸に配置され、モータ軸の出力によって軸回転する。中間軸にファンが取付けられる。ファンは、中間軸と伴に軸回転してモータと中間軸を冷却する風を発生する。
【】
したがってファンは、モータ軸ではなく、中間軸に取付けられている。中間軸にファンが取付けられることで、ファンは、モータのみならず中間軸も冷却する。しかも中間軸を利用することでモータ軸を短くしてモータハウジングを小さくし得る。あるいは風の経路が中間軸を含む動力経路に沿って長くなる。これにより動力経路を覆うハウジングを利用して冷却効果を向上させることができる。
【】
本開示の第1実施例を
図1~10に基づいて説明する。本実施例ではいわゆるスライドマルノコと称される卓上切断機1を例示する。
図1に示すように卓上切断機1は、卓上や床上等に載置されるベース2と、被切断材を載置するためのターンテーブル4と、切断機本体10を有する。ターンテーブル4は、ベース2に対して水平方向に回転可能に支持されている。切断機本体10は、ターンテーブル4の上方に設けられている。切断機本体10には、チップソー(英語名:tipped saw blade)と称される略円板形の刃具(丸鋸刃)11が回転可能に支持される。使用者は、卓上切断機1の手前に位置して切断作業を行う。以下の説明において前後方向は使用者から見て手前を前側とする。上下左右方向については使用者を基準にして規定する。
【】
図1に示すようにターンテーブル4は、平面視で略円形状でありテーブル上面4aが水平に設けられている。ベース2は、左右の両端に上方突出部3を有し、左右の上方突出部3の間の空間においてターンテーブル4を水平回転可能に支持している。なお、本実施例では通常よりも大型のターンテーブル4を採用しており、ベース2の左右端部は被切断材を載置する載置面を有していない。ベースの左右側方には、それぞれ一対のホルダ2a,2aが取付けられており、ホルダ2a,2aの上面は補助テーブルとして機能する。ターンテーブル4は、刃具11の側面に沿って前方へ延出するテーブル延長部5を有する。テーブル延長部5の上面の中央には、刃具11の側面に沿って延出する切欠き状の溝孔5aが設けられる。刃口板5bは、溝孔5aの上部に設けられている。
【】
図1に示すようにターンテーブル4と上方突出部3の上方には、左右方向に延びかつ上方に延びる壁形状の位置決めフェンス6が設けられている。位置決めフェンス6は、左右の上方突出部3に支持されている。位置決めフェンス6の前面である位置決め面6bは、ターンテーブル4の回転中心を通る鉛直面上に位置している。ターンテーブル4に載置される被切断材は、位置決め面6bに当てることで前後方向に位置決めされる。位置決めフェンス6の上方には、位置決め面6bを上方に延長できる一対の可動フェンス6a,6aが設けられている。可動フェンス6a,6aは左右方向にスライド可能であり、切断機本体10を傾動させるときに干渉する位置関係の場合には、外側にスライドさせて回避させる。
【】
図1、
図2に示すようにベース2の前部の略半周の領域には、円弧形状のマイタスケールプレート7が設けられる。マイタスケールプレート7は、テーブル上面4aよりも下方において水平に延出する。マイタスケールプレート7は、ターンテーブル4の左右両側に設けられたインジケータ8と協働してターンテーブル4の回転角度を表示する。ターンテーブル4の回転角度は、刃具11と位置決めフェンス6の位置決め面6bに対して直交する仮想面との角度である。この角度が0度のときには被切断材は被切断材の長手方向に対して直角に切断できる。この切断を直角切り(英語名:cross cut)と呼んでいる。ターンテーブル4を左右のいずれかに回転させることによって、刃具11を位置決めフェンス6の位置決め面6bに対して直交する仮想面に対して斜めの姿勢にすることができる。この姿勢で刃具11が被切断材を切断することを、斜め切り(英語名:miter cut)と呼んでいる。マイタスケールプレート7には、径方向に延びる溝状の複数の位置決め凹部7bが設けられる。位置決め凹部7bは、マイタスケールプレート7の周方向に所定の角度間隔で設けられる。位置決め凹部7bには、後述する位置決めピン64aの先端が進入可能である。マイタスケールプレート7は、複数の固定ねじ7aによってベース2に固定される。固定ねじ7aは、マイタスケールプレート7を上下方向に貫通する長孔に挿入される。固定ねじ7aを緩めてマイタスケールプレート7を左右方向に動かすことにより位置決めフェンス6と刃具11の角度を微調整できる。例えば位置決めピン64aが直角位置の位置決め凹部7bに挿入された状態であれば、刃具11と位置決めフェンス6の直角を精密に調整できる。この調整は、主に製品の生産過程で行われる。
【】
図1に示すように、ターンテーブル4の後部には、前後方向を軸方向とする略円柱状のアーム支持部4bが設けられる。アーム支持部4bの後方には、略上方に延びる本体支持アーム50が設けられる。本体支持アーム50は、前後方向に延びる左右傾動支軸50aを中心にして、アーム支持部4bに対して左右方向に傾動可能に支持される。本体支持アーム50は、刃具11が垂直な状態で上方に向けて概ね右方へ傾斜する。本体支持アーム50の上部50bは、後述するスライドベース52を後端まで移動させた際、切断機本体10の可動領域から退避した形状になっている。
【】
本体支持アーム50は、左右傾動支軸50aを中心にして左右方向それぞれに45°まで傾動させることができる。また、傾動位置決め機構(本体支持アーム50の後部に設けられるが便宜上、図面では省略している)を切り替えることで、最大で48°まで傾動させることができる。そのため刃具11も左右傾動支軸50aを中心にして左右方向それぞれに最大で48°まで傾動する。刃具11を左右方向に傾動させることでターンテーブル4に載置された被切断材に対していわゆる傾斜切り(英語名:bevel cut)をすることができる。
【】
図1に示すように本体支持アームの上部50bには、刃具11の側面と平行かつ水平方向に延出する長尺状のスライドバー51が装着される。スライドバー51は、上下方向に並設された上方の第1バー51aと下方の第2バー51bを有する。第1バー51aは例えば円筒状に形成される。第2バー51bは、例えば第1バー51aよりも大きい直径の円筒状に形成される。第1バー51aと第2バー51bには、スライドベース52が前後方向にスライド可能に取り付けられている。スライドベース52の左方に切断機本体10が連結される。そのため切断機本体10は、刃具11が垂直な状態で第1バー51aと第2バー51bよりも左方に位置する。スライドベース52を前後方向にスライドさせることにより、ターンテーブル4に載置された例えば幅広の被切断材を切断できる。スライドベース52の上面にノブ9が設けられる。ノブ9を締付け方向に回転させることによって、スライドバー51に対してスライド動作するスライドベース52を任意の位置で固定することができる。
【】
図2、
図4に示すように切断機本体10は、左右方向に延出する上下揺動支軸10aを中心にしてスライドベース52に対して上下方向に揺動可能である。上下揺動支軸10aは、刃具11の後方に有する。切断機本体10を下方へ揺動させることでターンテーブル4に載置した被切断材に刃具11を切り込ませることができる。切断機本体10の上下方向の揺動角度は、下死点を0°とした場合に、上死点は52°である。換言すると切断機本体10は、52°の角度の範囲で上下揺動が可能である。上下揺動支軸10aの周囲には、切断機本体を上死点に向けて上方へ付勢するトーションばねが設けられる。
【】
図2、
図4に示すように、切断機本体10は、刃具11を覆う固定カバー12と可動カバー13を有する。固定カバー12は、刃具11の上側半周の範囲を左右両側及び径方向外方から覆う。可動カバー13は、刃具11の下側半周の範囲を覆うことが可能である。可動カバー13は、切断機本体10の上下揺動に連動して回転し、刃具11の下側半周範囲を開閉する。切断機本体10を上方に揺動させる場合、可動カバー13が閉じ位置方向(
図2において反時計回り方向)に回転する。そのため切断機本体10が上死点に位置する際には刃具11の下側半周範囲が覆われる。切断機本体10を下方に揺動させる場合、可動カバー13が開き位置方向(
図4において時計回り方向)に回転する。そのため刃具11の下側半周範囲が露出され、刃具11をターンテーブル4に載置した被切断材に切り込ませることができる。
【】
図7、
図8に示すように刃具11は、左右方向に延出しかつ切断機本体10に回転可能に支持された出力軸37に一体に取り付けられる。刃具11は、出力軸37を中心に回転する。刃具11は、回転中心をアウタフランジ15とインナフランジ16で挟まれた状態で固定ねじ14の締め込みにより出力軸37に取り付けられる。
【】
図5に示すように切断機本体10の右側部には、下死点ストッパ17が設けられる。下死点ストッパ17は、切断機本体10にねじ結合されて下方に突出するボルトを有する。下死点ストッパ17の突出長さは、例えばボルトの頭部の六角孔に六角棒スパナを差し込んで回転させることにより変更できる。これにより切断機本体10の下死点の位置を微調整できる。スライドベース52の前面には、切断機本体10を下死点まで下げる際に下死点ストッパ17の先端と当接する下死点ストッパ当接部52a(
図4参照)が設けられる。下死点ストッパ当接部52aは、スライドベース52の前面に前方に突出する突起部の上面に設けられた平面である。
【】
図5、
図6に示すように固定カバー12の左側部には、左方に突出する上死点ストッパ18が設けられる。スライドベース52の左側部の上面には、上死点ストッパ18と当接可能な平面状の上死点ストッパ当接部52bが設けられる。上死点ストッパ18と上死点ストッパ当接部52bが当接することによって切断機本体10の上動が上死点で停止される。
【】
図6に示すようにスライドベース52の前部の左側面には、左方へ延出する下死点ロックピン19が設けられる。固定カバー12には、上死点ストッパ18の前方で左右方向に延出する貫通孔19aが設けられる。下死点ロックピン19は、切断機本体10が下死点に移動する際に右方に移動して貫通孔19aに進入可能である。下死点ロックピン19の左端を右方へ押して貫通孔19aに進入させることにより、切断機本体10を下死点でロックできる。
【】
図2、
図4に示すように切断機本体10は、刃具11とスライドバー51の左右方向の間にモータハウジング20を有する。モータハウジング20は合成樹脂から成る。モータハウジング20には、電動モータ23が収容される。電動モータ23の中央にはモータ軸23aが設けられる。モータ軸23aは、刃具11の側面と平行なモータ軸線Jに沿って前後方向に延出する。
【】
図7に示すように電動モータ23には、AC電源から電力を供給されて駆動するACブラシ付モータと称されるモータが用いられる。モータ軸23aは、第1軸受23eと第2軸受23fによってモータ軸線Jを中心に回転可能に支持される。第1軸受23eは、内輪がモータ軸23aの後端に圧入され、外輪がモータハウジング20の内側後端に設けられる孔部に圧入される。第2軸受23fは、内輪がモータ軸23aの前部に圧入され、外輪が後述するハブ保持部31bに設けられる孔部20bに圧入される。
【】
図7に示すようにモータハウジング20の内周面には、電動モータ23の固定子23bが回転不能に支持される。電動モータ23の回転子23cは、固定子23bの内周側に配置される。回転子23cは、モータ軸23aの外周に沿って取り付けられてモータ軸23aとともに回転可能である。回転子23cの後方には、整流子23dが取り付けられる。モータハウジング20の後面には、外気を取り込み可能な吸気口23gが設けられる。
【】
図2に示すように切断機本体10は、刃具11とスライドバー51の左右方向の間に、モータ軸23aの駆動力を出力軸37に伝達する動力伝達部30を有する。動力伝達部30は、中間軸ハウジング31とギヤハウジング33と、固定カバー12の右側部に設けられたギヤ収容部12aに収容される。中間軸ハウジング31は、モータハウジング20の前端の開口に連結される。ギヤハウジング33は、中間軸ハウジング31の前端の開口とギヤ収容部12aの右端の開口を連結する。
【】
図7に示すように中間軸ハウジング31は、刃具11の側面に沿って延出する略円筒状である。中間軸ハウジングは、モータハウジング連結部31aと、ハブ保持部31bと、縮小部ハウジング31cと、ファンハウジング31dがモータ軸線Jに沿って並んで成る。モータハウジング連結部31aは、モータハウジング20の前端に複数の固定ねじ20aによって連結される(
図2参照)。ファンハウジング31dは、モータ軸線J方向に沿って延出する複数の固定ねじ33eによってギヤハウジングの後端の中間軸ハウジング連結部33aに連結される。
【】
モータハウジング連結部31aの前後方向に直交する断面積は中間軸ハウジング31の中で最も大きい。中間軸ハウジング31の断面積は、モータハウジング連結部31aから縮小部ハウジング31cにかけて段階的に小さくなる。ファンハウジング31dの断面積は、ハブ保持部31bよりも大きくモータハウジング連結部31aよりも小さい。ファンハウジング31dは、縮小部ハウジング31cから径方向外側に直交するように立ち上がる壁状のバッファ部31eを有する。
【】
図7に示すように中間軸ハウジング31には、直線状に長尺で延出する第1中間軸32が収容される。第1中間軸32はモータ軸23aと同軸上に配置される。モータ軸23aの前端と第1中間軸32の後方の上流端部32aは、互いの外周面がスプライン加工される。モータ軸23aの前端と第1中間軸32の後方の上流端部32aは、内周がスプライン加工されたハブ31hに挿入されて回転動力を伝達可能に連結される。第1中間軸32は後方の上流部32bと、前方の下流部32cと、上流部32bと下流部32cとの間に位置する断面縮小部32dを有する。断面縮小部32dは、縮小部ハウジング31c内の中間軸収容部31fに収容される。断面縮小部32dは、径方向の断面積が上流部32b及び下流部32cと比較して小さい。断面縮小部32dは、側面視で刃具11とオーバーラップするように配置される。第1実施例の断面縮小部32dは、全周においてくびれた小径部32dを成す。小径部32dは、他の部分よりも断面積が小さいことで弾性変形しやすい。小径部32dは制動力等により負荷が加わった際に積極的にねじれる。これにより、小径部32dはトーションバーとして機能しギヤへの衝撃を緩和できる。
【】
図7に示すように上流部32bと小径部32dとの間の外周面には、前方に向けて次第に外径が小さくなる後方傾斜面32eが形成される。後方傾斜面32eは径方向外側から見て直線状に延びる。小径部32dと下流部32cとの間の外周面には、前方に向けて次第に外径が大きくなる前方傾斜面32fが形成される。前方傾斜面32fは径方向外側から見て湾曲面状に延びる。前方傾斜面32fは下流部32cの外周面に対して切り立っている。下流部32cは、その一部から径方向外側にフランジ状に張り出す鍔部32gを有する。鍔部32gを除いた下流部32cの直径に対する小径部32dの直径の割合は30%~80%である。例えば小径部32dの直径8mmに対して下流部32cの直径は15mmであり、この場合8mm/15mmで0.53(53%)である。また小径部32dの長さに対する直径の割合(直径/長さ)は5%~40%となっている。例えば小径部32dの直径8mmに対して小径部32dの長さは62mmであり、この場合8mm/62mmで0.129(12.9%)である。また上流端部32aの直径に対する小径部32dの直径の割合は50%~90%である。例えば小径部32dの直径8mmに対して上流端部32aの直径は10.8mmであり、この場合8mm/10.8mmで0.74(74%)である。
【】
第1中間軸32の材質はクロムモリブデン鋼(SCM材)やニッケルクロムモリブデン鋼(SNCM材)等の機械構造用合金鋼を使用している。例えばクロムモリブデン鋼を使用している。上流部32bと下流部32cとは熱処理されている。小径部32dは熱処理されていない。それにより小径部32dの硬度が低くなり、小径部32dが弾性変形しやすくなる。
【】
図7に示すように第1中間軸32は、第3軸受32hと第4軸受32iによってモータ軸線Jを中心に回転可能に支持される。第3軸受32hは、内輪が第1中間軸32の上流部32bに圧入され、外輪がハブ保持部31bに設けられる孔部20cに圧入される。第4軸受32iは、内輪が第1中間軸32の下流部32cに圧入され、外輪が中間軸ハウジング連結部33aに設けられる孔部33cに圧入される。第4軸受32iは、ワッシャ32jによって孔部33cに対して抜け止めされる。第2軸受23fと第3軸受32hの双方がハブ保持部31bに設けられた孔部20b,20cに位置決めされることにより、モータ軸23aと第1中間軸32の位置を高精度とすることができる。
【】
図7に示すように第1中間軸32の小径部32dと下流部32cの間には、ファン24が第1中間軸32と一体に回転可能に取り付けられる。ファン24はファンハウジング31d内のファン収容部31gに収容される。電動モータ23を駆動させてファン24が回転すると、冷却風が吸気口23gからモータハウジング20を通って中間軸ハウジング31内に導入される。中間軸ハウジング31に流れた風は、断面積が小さい中間軸収容部31fから断面積が大きいファン収容部31gに到達する。それにより風はバッファ部31eによりファン24の手前で分散される。そして風はファンハウジング31dに設けられた複数の排出口32n、32p、32rから排出される。冷却風によって電動モータ23と第1中間軸32が冷却される。
【】
図9に示すようにギヤハウジング連結部の排出口は、バッファ部31eの下部から後方に開口する後方排出口32nを有する。後方排出口32nは、上下方向に細長い長孔が左右方向に並んで配置されて成る。また排出口は、左方に向かって広く開口する左方排出口32pを有する。左方排出口32pは固定カバー12に向かって排気する。また排出口は、上方に向かって広く開口する上方排出口32rを有する。
【】
図10に示すように、ファン24は回転中心から径方向に延出する羽根24aを有する。ファン24は
図10の向きで反時計回りに回転する。羽根24aは、回転内周側で回転方向Tに膨らむ羽根内周部24bと、回転外周側で回転方向Tと逆方向に膨らむ羽根外周部24cを有する。ファン24が回転すると、羽根外周部24cの凹みが空気を掻き込むように捉えて風を発生させる。そのためより勢いの強い風を発生させることができる。羽根内周部24bと羽根外周部24cは、羽根24aの径方向領域Xを概ね二分するように形成される。羽根外周部24cは、その凹み底から回転方向Tかつ径方向外方に延びる逆傾斜部24dを有する。逆傾斜部24dは、羽根外周部24cの径方向の略中央から外側に形成される。逆傾斜部24dは、ファン24の半径Rの半分よりも外側に形成される。逆傾斜部24dの外周端の延出方向は、ファン24の仮想径線Yに対して例えば45°傾いている。この逆傾斜部24dの仮想径線Yに対する角度Qは30°~60°の間で傾くことが望ましい。またファン24の軸方向の長さ24e(
図7参照)は、ファン24の直径の1/4よりも長い。ファン24の直径は例えば68mmである。
【】
図7に示すように第1中間軸32の前方の下流端部32sには、駆動側ベベルギヤ32tが一体に取り付けられる。駆動側ベベルギヤ32tの前方には、抜け止めのためのサークリップ32uが取り付けられる。駆動側ベベルギヤ32tは、ギヤハウジング33内に進入している。
【】
図7、
図8に示すようにギヤハウジング33は、後端において後方に向けて開口した中間軸ハウジング連結部33aと、左側部において左方に向けて開口した固定カバー連結部33bが内部で連通した形状に設けられる。固定カバー12のギヤ収容部12aは、右端において右方に向けて開口したギヤハウジング連結部12dと、出力軸37が左方の刃具11に向けて突出する開口が内部で連通した形状に設けられる。固定カバー連結部33bは、ギヤハウジング連結部12dの外周を覆うインロー結合で連結される。固定カバー連結部33bとギヤハウジング連結部12dは、刃具11の側面と略直交する方向に延出する複数の固定ねじ33fによって連結される(
図2参照)。
【】
図8に示すようにギヤハウジング33とギヤ収容部12aには、第2中間軸35と第3中間軸36と出力軸37がそれぞれ軸回りに回転可能に支持される。第2中間軸35と第3中間軸36と出力軸37は、刃具11の側面と直交して左右方向に延出する。ギヤハウジング33の左側面には、ベアリングボックス34が刃具11の側面と略直交する方向に延出する複数の固定ねじ34dによって連結される。ベアリングボックス34は、第2中間軸35、第3中間軸36、出力軸37それぞれを支持する軸受を保持する。
【】
図8に示すように第2中間軸35は、第5軸受35cと第6軸受35dに回転可能に支持される。第5軸受35cは、内輪が第2中間軸35の右端に圧入され、外輪がギヤハウジング33の内部右側に設けられる孔部33dに圧入される。第6軸受35dは、内輪が第2中間軸35の左端に圧入され、外輪がベアリングボックス34に設けられる孔部34aに圧入される。第4軸受32iと第5軸受35cの双方がギヤハウジング33内に設けられた孔部33c,33dに位置決めされることにより、第1中間軸32と第2中間軸35の位置を高精度とすることができる。さらに、駆動側ベベルギヤ32tと従動側ベベルギヤ35aの噛合を高精度とすることができる。
【】
図8に示すように第2中間軸35の右側には、従動側ベベルギヤ35aが軸方向に移動可能に中間嵌めで挿入される。従動側ベベルギヤ35aと第2中間軸35は、キーとキー溝の係合によって相対的に回り止めされる。従動側ベベルギヤ35aの右側には、鋼製のワッシャ35e、ラバーリング35f、鋼製のワッシャ35gが第2中間軸35に取り付けられる。ワッシャ35e,35gに挟まれたラバーリング35fには、軸方向につぶされた状態になるように輪止め35hが取り付けられる。ラバーリング35fは、第2中間軸35と従動側ベベルギヤ35aの間で衝撃や振動を緩衝する。従動側ベベルギヤ35aは駆動側ベベルギヤ32tと噛合する。第1中間軸32の回転動力は、駆動側ベベルギヤ32tと従動側ベベルギヤ35aの噛合を介して第2中間軸35へと減速されかつ回転方向が略垂直に変換されて伝達される。従動側ベベルギヤ35aと第6軸受35dの左右方向の間には、減速ギヤ35bが第2中間軸35と一体部品として形成される。
【】
図8に示すように第3中間軸36は、第7軸受36bと第8軸受36cによって回転可能に支持される。第7軸受36bは、内輪が第3中間軸36の右端に圧入され、外輪がギヤ収容部12aの内部右側に設けられる孔部12bに圧入される。第8軸受36cは、内輪が第3中間軸36の左端に圧入され、外輪がベアリングボックス34に設けられる孔部34bに圧入される。第7軸受36bと第8軸受36cの左右方向の間には、アイドルギヤ36aが第3中間軸36と一体部品として形成される。アイドルギヤ36aは減速ギヤ35bと噛合する。第2中間軸35の回転動力は、減速ギヤ35bとアイドルギヤ36aの噛合を介して第3中間軸36へと減速されて伝達される。
【】
図8に示すように出力軸37は、第9軸受37bと第10軸受37cによって回転可能に支持される。第9軸受37bは、内輪が出力軸37の右端に圧入され、外輪がギヤ収容部12aの内部右側に設けられる孔部12cに圧入される。第10軸受37cは、内輪が出力軸37の中央部に圧入され、外輪がベアリングボックス34に設けられる孔部34cに圧入される。第9軸受37bと第10軸受37cの左右方向の間には、減速ギヤ37aが出力軸37と一体部品として形成される。減速ギヤ37aはアイドルギヤ36aと噛合する。第3中間軸36の回転動力は、アイドルギヤ36aと減速ギヤ37aの噛合を介して出力軸37へと増速されて伝達される。第2中間軸35に対して出力軸37は、減速ギヤ35bと減速ギヤ37aのギヤ比に従って減速される。第3中間軸36は、アイドルギヤ36aだけしか設けられていないので、第2中間軸35と出力軸37の軸間距離を長くする目的のために存在する。かくしてモータ軸23a(
図7参照)の回転動力が減速されて出力軸37に伝達することにより刃具11が回転する。
【】
図2、
図4に示すように電動モータ23は、刃具11が垂直な状態において切断機本体10が上死点から下死点までのいずれに位置する場合でも、第1バー51aよりも上方に位置する。第1中間軸32は、刃具11が垂直な状態において切断機本体10が上死点に位置する場合、第1バー51aよりも上方に位置する。第1中間軸32は、刃具11が垂直な状態において切断機本体10が下死点に位置する場合、スライドバー51と上下方向においてオーバーラップする。モータ軸23aの反ギヤ側は、刃具11が垂直な状態かつ切断機本体10が上死点に位置する状態で水平線に対して上方に傾斜する。それにより、モータハウジング20が第1バー51a及び本体支持アームの上部50bに上下方向にオーバーラップする。モータ軸23aの全体は、切断機本体10が上死点に位置する状態で、上下揺動支軸10aよりも後方に位置する。
【】
図7に示すようにモータ軸23aは、刃具11の側面に対して平行に延出する。モータ軸23aが刃具11の側面に対してなす角度は、刃具11の延出方向およびモータ軸23aの径方向から見て好ましくは-10°~0°~10°である(モータ軸23aの反ギヤ側が刃具と平行(0°)に対して左方に傾くことをマイナス、右に傾くことをプラスとする)。この角度の範囲内であれば、互いに噛合する駆動側ベベルギヤ32tと従動側ベベルギヤ35aの相互の軸角を変更するだけでよく、部品を追加する等の設計思想の大きな変更は不要である。また第1中間軸32はモータ軸23aと同軸状であることから、第1中間軸32も刃具11の側面に対して平行に延出する。すなわち第1中間軸32の軸中心線32wは、出力軸37に直交する仮想直交面S1に対して平行となる。軸中心線32wが仮想直交面S1に対してなす角度は、好ましくは-10°~0°~10°である。
【】
図3に示すように切断機本体10は、刃具11が垂直の状態で、刃具11の側面よりも右方かつギヤハウジング33の前方にハンドル部40を有する。ハンドル部40の前部には、刃具11の側面と略直交する左右方向に延出するループ形状の操作ハンドル41が設けられる。操作ハンドル41の内周側には、スイッチレバー42が設けられる。スイッチレバー42は、使用者が操作ハンドル41を把持した状態で指を掛けて引くことができる。スイッチレバー42を引くと電動モータ23が起動して刃具11が回転する。
【】
図2、
図4に示すようにハンドル部40は、操作ハンドル41の後方にキャリングハンドル44を有する。キャリングハンドル44は、一方の端に第1連結部44aを有し、他方の端に第2連結部44bを有するループ形状である。第1連結部44aは、固定カバー12の右方に延出する操作ハンドル41の後部に連結される。第2連結部44bは、モータハウジング20の上部に連結される。キャリングハンドル44は、刃具が垂直な状態で、モータ軸23aに沿って前後方向に演出する。キャリングハンドル44は、切断機本体10を下死点に移動させた状態で概ね水平方向に延出する。下死点ロックピン19で切断機本体10を下死点でロックした状態で、使用者がキャリングハンドル44を把持することで卓上切断機1を持ち運びできる。
【】
図1、
図2に示すようにテーブル延長部5の下部には、ターンテーブル固定機構60が設けられる。テーブル延長部5の前部には、グリップ部61が設けられる。グリップ部61は、使用者が把持して回転させやすいように周縁部に凹凸形状を有する。使用者は、グリップ部61を把持してターンテーブル4をベース2に対して水平方向に回転させることができる。グリップ部61からテーブル延長部5の内部後方に向けて固定ロッド62が前後方向に延出する。固定ロッド62は、ねじ係合によってテーブル延長部5の内部で支持される。グリップ部61は、固定ロッド62を軸中心にして回転可能である。グリップ部61を固定ロッド62の軸回りに回転させると、固定ロッド62が前後方向に変位する。固定ロッド62を後方に変位させて後端をベース2と係合させることで、ターンテーブル4をベース2に対して任意のマイタ角度で位置決めできる。固定ロッド62を前方に変位させることで、任意のマイタ角度におけるターンテーブル4の位置決めを解除できる。
【】
図1に示すようにテーブル延長部5の下部には、ポジティブロック機構63が設けられる。ポジティブロック機構63を利用することで、マイタスケールプレート7の位置決め凹部7bに対応した所定のマイタ角度でターンテーブル4を位置決めできる。ポジティブロック機構63には、ロック解除レバー64と位置決めピン64aが設けられる。ロック解除レバー64は、テーブル延長部5の前部のグリップ部61よりも後方かつ下方に設けられる。位置決めピン64aは、テーブル延長部5の下部においてテーブル延長部5の長手方向に沿って前後方向に延出する。位置決めピン64aは、マイタスケールプレート7と略同じ高さに設けられる。位置決めピン64aの後端は、後方に変位することで位置決め凹部7bに進入可能である。また、位置決めピン64aの後端は、前方に変位することで位置決め凹部7bからとの係合を解除可能である。
【】
図2に示す位置決めピン64aの前部は、ロック解除レバー64と連結される。ロック解除レバー64を下方に押すと、位置決めピン64aが前方へ変位する。前方に変位した位置決めピン64aの後端は、位置決め凹部7bとの係合が解除される。そのためグリップ部61の操作によってターンテーブル4の位置決めが解除されている場合、ターンテーブル4を左右方向に自由に回転させることができる。ロック解除レバー64を上方に上げると、位置決めピン64aが後方に変位する。位置決めピン64aの後端は、マイタスケールプレート7の外周縁に当接する。グリップ部61を把持してターンテーブル4を水平方向に回転させると、マイタスケールプレート7の外周縁に設けられた何れかの位置決め凹部7bに位置決めピン64aが進入する。かくしてターンテーブル4は、位置決め凹部7bに対応した所定のマイタ角度の位置で位置決めされる。
【】
図6に示すようにテーブル延長部5の前部には、本体支持アーム50を左右方向に傾動可能に位置保持する傾動固定機構65が設けられる。傾動固定機構65は、傾動固定操作部66と伝達軸66aを有する。傾動固定操作部66は、グリップ部61とテーブル延長部5の前端の間に設けられている。傾動固定操作部66は、グリップ部61と同軸の軸回りに回転させることができる。傾動固定操作部66は、使用者が把持して回転させやすいように、グリップ部61の凹凸形状とは異なるパターンの凹凸形状を周縁部に有する。そのため使用者が把持した時に傾動固定操作部66とグリップ部61を容易に判別でき、誤操作を防止できる。
【】
図5、
図6に示す傾動固定操作部66を回転させると、伝達軸66aが軸回りに回転する。伝達軸66aは、テーブル延長部5の長手方向に沿って本体支持アーム50の下部まで前後方向に延出する。本体支持アーム50の下部には、左右傾動支軸50aを中心にして円弧状に延出する長孔67aに沿って移動可能な受け部67が設けられる。受け部67は、伝達軸66aの後端とねじ締結される。受け部67は、長孔67aの側面によって伝達軸66aの軸回りの回転が規制される。そのため傾動固定操作部66を締め付け方向に回転させると、本体支持アーム50とアーム支持部4bの間において伝達軸66aに軸力が生じる。そのため本体支持アーム50とアーム支持部4bが前後方向に押圧され、本体支持アーム50がアーム支持部4bに対して任意の左右傾斜角度で固定される。傾動固定操作部66を緩め方向に回転させると、伝達軸66aの軸力が解消される。そのため本体支持アーム50が左右傾動支軸50aを中心にして左右方向に傾動可能になる。
【】
以上により、
図7に示すように、卓上切断機1は、電動モータ23のモータ軸23aと第1中間軸32と出力軸37を有する。第1中間軸32は、モータ軸23aの出力によって軸回転する。出力軸37は、第1中間軸32の出力によって軸回転して装着された刃具11を回転させる。第1中間軸32にファン24が取付けられている。ファン24が第1中間軸32と伴に軸回転して電動モータ23と第1中間軸32を冷却する風を発生する。
【】
したがってファン24は、モータ軸23aではなく、第1中間軸32に取付けられている。第1中間軸32にファン24が取付けられることで、ファン24は、電動モータ23のみならず第1中間軸32も冷却する。しかも風の経路は、第1中間軸32を含む動力経路に沿って長くなる。これにより動力経路を覆うハウジングを利用して冷却効果を向上させることができる。なおモータ軸23aと出力軸37の間には、1つまたは複数の中間軸が設けられ得る。
【】
図7に示すように、第1中間軸32は、モータ軸23aに直接連結、またはモータ軸23aと同じ回転数で軸回転する。すなわち第1中間軸32が電動モータ23の近くに配置される。例えば第1中間軸32が減速ギヤ等を介すことなくモータ軸23aに連結される。そのため第1中間軸32に設けられたファン24は、比較的近くに位置する電動モータ23も効果的に冷却できる。
【】
図7に示すように、第1中間軸32は、モータ軸23aから出力を受ける上流端部32aと、出力軸37へ出力を伝える下流端部32sを有する。ファン24が第1中間軸32の長手方向中央より下流端部32s側に位置する。したがって電動モータ23から流れた風が第1中間軸32の大部分を通ってファン24に到達する。これにより第1中間軸32が効果的に冷却され得る。
【】
図7に示すように、ファン24の軸方向の長さ24eが、ファン24の直径の1/4よりも長い。すなわちファン24は、軸方向に長く、径が小さい。そのためファン24によって発生する風量を下げることなく、ファン24および第1中間軸32を収容する中間軸ハウジング31の径を小さくできる。
【】
図7に示すように、第1中間軸32の軸中心線32wは、出力軸37に直交する仮想直交面S1上または仮想直交面S1に対して10°以下の傾きである。刃具11が鋸刃である場合、第1中間軸32が鋸刃の盤面と略平行に配向される。そのため切断機本体10が出力軸方向に大きくなることが避けられる。
【】
図7に示すように、モータ軸23aと第1中間軸32が同軸に配置されている。したがってモータ軸23aと第1中間軸32を覆うハウジングを径方向に小さくすることができる。あるいはファン24と第1中間軸32を冷却する風が略直線上に流れる。そのため風量の低下を抑制できる。
【】
図7に示すように、電動モータ23は合成樹脂製のモータハウジング20によって収容される。第1中間軸32は、軽金属の中間軸ハウジング31によって収容される。したがって電動モータ23周辺の導電部の絶縁性をモータハウジング20によって確保できる。そして第1中間軸32で発生した熱は、軽金属の中間軸ハウジング31に伝わって冷却され得る。
【】
図2に示すように、出力軸37の軸方向である側面視において、ファン24が刃具11である鋸刃とオーバーラップするように配置されている。したがって比較的面積が大きい鋸刃周辺のスペースにおいてファン24が設置される。そのため切断機を小型にできる。
【】
図7に示すように、電動モータ23がACモータである。ACモータは、DCモータよりも発熱が大きく、容積も大きい。したがって本特徴によると、冷却効率を顕著に奏し、かつ小型化の効果も顕著に奏する。
【】
図7に示すように、第1中間軸32を軸回転可能に支持する2つの軸受32h、32iを有する。2つの軸受32h、32iの間にファン24が位置している。したがって2つの軸受32h、32iは、第1中間軸32と伴にファン24を安定良く支持する。
【】
図7に示すように、ファン24を収容するファン収容部31gを有する。ファン収容部31gよりも断面積が小さい中間軸収容部31fが設けられる。中間軸収容部31fは、ファン24の風上流側で第1中間軸32の一部を収容する。中間軸収容部31fとファン収容部31gの断面積の差による段差を含むバッファ部31eが設けられる。したがって風は、断面積が小さい中間軸収容部31fを通って、断面積が大きいファン収容部31gに到達する。そして風は、バッファ部31eによってファン24の手前で分散される。これにより風がスムースに流れ得る。
【】
図10に示すように、ファン24は、径方向に延出する羽根24aを有する。羽根24aは、回転内周側において回転方向Tに膨らむ羽根内周部24bを有する。羽根24aは、回転外周側において回転方向Tと逆方向に膨らむ羽根外周部24cを有する。この構造によって羽根24aは、強い風を生じ得る。
【】
図10に示すように、羽根外周部24cは、凹み底から回転方向Tかつ径方向外方に延出する逆傾斜部24dを有する。逆傾斜部24d全体がファン24の半径Rの半分より径方向外側領域に位置する。したがって逆傾斜部24dがファン24の外周領域のみに位置する。これによりファン24が効果的に風を発生し得る。
【】
図10に示すように、羽根外周部24cは、凹み底から回転方向Tかつ径方向外方に延出する逆傾斜部24dを有する。逆傾斜部24d全体が羽根24aの径方向長さの中間より径方向外側領域に位置する。したがって逆傾斜部24dがファン24の外周領域のみに位置する。これによりファン24が効果的に風を発生し得る。
【】
図10に示すように、逆傾斜部24dの外周端における延出方向がファン24の仮想径線Yに対して30°~60°に傾いている。この構成によって、羽根24aが効果的に風を発生し得る。
【】
図9に示すように、刃具11を覆う固定カバー12と、ファン24を収容するファンハウジング31dを有する。ファンハウジング31dに左方排出口32pが設けられる。左方排出口32pは、固定カバー12に向けて開口する。したがって風がファンハウジング31dから固定カバー12に向けて排出される。そのため風が作業者に直接当たることを抑制、または作業者に直接当たる風量を少なくできる。
【】
図7に示すように、電動作業機は、電動モータ23のモータ軸23aと第1中間軸32を有する。第1中間軸32は、モータ軸23aと同軸に配置され、モータ軸23aの出力によって軸回転する。第1中間軸32にファン24が取付けられる。ファン24は、第1中間軸32と伴に軸回転して電動モータ23と第1中間軸32を冷却する風を発生する。
【】
したがってファン24は、モータ軸23aではなく、第1中間軸32に取付けられている。第1中間軸32にファン24が取付けられることで、ファン24は、電動モータ23のみならず第1中間軸32も冷却する。しかも第1中間軸32を利用することでモータ軸23aを短くしてモータハウジング20を小さくし得る。あるいは風の経路が第1中間軸32を含む動力経路に沿って長くなる。これにより動力経路を覆うハウジングを利用して冷却効果を向上させることができる。
【】
以下では本開示の他の実施例について説明する。なお以下の説明において、第1実施例と同一の構成については同じ符号を付し説明を省略する。
【】
図11に示すように第2実施例の第1中間軸70は断面縮小部71を有する。断面縮小部71は、第1中間軸70の外周面に沿って延びる複数の第1凹部72により形成される。第1凹部72の断面は、円弧形状である。各第1凹部72は例えば周方向に4つ並ぶように形成される。第1凹部72は軸方向に沿って直線状に延びる。各第1凹部72はボールエンドミル加工により形成される。第1凹部72は周方向に沿って2つや3つ、又は5つ以上形成されてもよい。第1凹部72の深さは任意の深さでよい。
【】
図12に示すように第3実施例の第1中間軸80は断面縮小部81を有する。断面縮小部81は、第1中間軸80の外周面に沿って延びる第2凹部82により形成される。第2凹部82の断面は、円弧形状である。第2凹部82はスパイラル状に形成される。第2凹部82はボールエンドミル加工により形成される。
【】
図13に示すように第4実施例の切断機本体90は、刃具11と、刃具11の上方に配置されるモータハウジング91を有する。モータハウジング91は左右方向に延びる略円筒状部材である。モータハウジング91には電動モータ92が収容される。電動モータ92の中央にはモータ軸92aが設けられる。モータ軸92aは、刃具11の側面と直交するモータ軸線Jに沿って左右方向に延出する。モータ軸92aは、第1軸受92bと第2軸受92cによってモータ軸線Jを中心に回転可能に支持される。モータ軸92aの右部には、第1駆動側ベベルギヤ92dが一体に取り付けられる。モータハウジング91の左面には外気を可能な吸気口93が設けられる。
【】
切断機本体90は、モータ軸の駆動力を出力軸37に伝達する動力伝達部100を有する。動力伝達部100は、中間軸ハウジング101とギヤハウジング102に収容される。中間軸ハウジング101は、モータハウジング91の右端の開口に連結される。ギヤハウジング102は、中間軸ハウジング101の下端の開口とギヤ収容部12aの右端の開口を連結する。
【】
中間軸ハウジング101には第1中間軸110が収容される。第1中間軸110は、モータ軸92aと直交するように上下方向に延びる。第1中間軸110は、第3軸受103と第4軸受104によって軸回りに回転可能に支持される。第1中間軸110の上端には第1従動側ベベルギヤ111が形成される。第1従動側ベベルギヤ111は第1駆動側ベベルギヤ92dと噛合する。それにより、第1中間軸110はモータ軸92aの回転動力を受けて回転する。また第1中間軸110の下端には、第2駆動側ベベルギヤ112が形成される。
【】
第1中間軸110は、第3軸受103と第4軸受104との間に上流部32b、下流部32c、及び小径部32dを有する。下流部32cにはファン24が一体に回転可能に取り付けられる。中間軸ハウジング101は、ファン24を収容するファンハウジング107を有する。ファンハウジング107には、右方に開口する排出口108が形成される。ファン24が回転すると、冷却風が吸気口93からモータハウジング91を通って中間軸ハウジング101に導入される。中間軸ハウジング101に流れた風は、中間軸収容部31fとファン収容部31gを通って排出口108から排出される。これにより、電動モータ92と第1中間軸110が冷却される。
【】
ギヤハウジング102とギヤ収容部12aには、第2中間軸120と出力軸37が収容される。第2中間軸120は、第1中間軸110と直交するように左右方向に延びる。第5軸受105と第6軸受106によって軸回りに回転可能に支持される。第2中間軸120には、第2従動側ベベルギヤ121が一体に取り付けられる。第2従動側ベベルギヤ121は、第2駆動側ベベルギヤ112と噛合する。それにより、第2中間軸120が第1中間軸110を介してモータ軸92aの回転動力を受けて回転する。第2中間軸120は、出力軸37の減速ギヤ37aと噛合する減速ギヤ35bを有する。第2中間軸120の回転を受けて出力軸37が回転する。
【】
以上説明した各実施例には、種々変更を加えることができる。例えば卓上切断機はスライドマルノコを例示した。これに代えて例えば卓上マルノコに本開示を適用してもよい。また電動作業機として例えばアングルグラインダ、ダイグラインダ、コンクリートバイブレータに本開示を適用してもよい。
【】
ファンは第2中間軸や第3中間軸に設けられてもよい。ファンは第1中間軸の上流部に設けられてもよい。
【符号の説明】
【】
1 卓上切断機
2 ベース
2a ホルダ
3 上方突出部
4 ターンテーブル
4a テーブル上面
4b アーム支持部
5 テーブル延長部
5a 溝孔
5b 刃口板
6 位置決めフェンス
6a 可動フェンス
6b 位置決め面
7 マイタスケールプレート
7a 固定ねじ
7b 位置決め凹部
8 インジケータ
9 ノブ
10 切断機本体
10a 上下揺動支軸
11 刃具
12 固定カバー
12a ギヤ収容部
12b 孔部
12c 孔部
12d ギヤハウジング連結部
13 可動カバー
14 固定ねじ
15 アウタフランジ
16 インナフランジ
17 下死点ストッパ
18 上死点ストッパ
19 下死点ロックピン
19a 貫通孔
20 モータハウジング
20a 固定ねじ
20b 孔部
20c 孔部
23 電動モータ
23a モータ軸
23b 固定子
23c 回転子
23d 整流子
23e 第1軸受
23f 第2軸受
23g 吸気口
24 ファン
24a 羽根
24b 羽根内周部
24c 羽根外周部
24d 逆傾斜部
24e 長さ
X 径方向領域
Y 仮想径線
30 動力伝達部
31 中間軸ハウジング
31a モータハウジング連結部
31b ハブ保持部
31c 縮小部ハウジング
31d ファンハウジング
31e バッファ部
31f 中間軸収容部
31g ファン収容部
31h ハブ
32 第1中間軸
32a 上流端部
32b 上流部
32c 下流部(大径部)
32d 小径部(断面縮小部)
32e 後方傾斜面
32f 前方傾斜面
32g 鍔部
32h 第3軸受
32i 第4軸受
32j ワッシャ
32n 後方排出口
32p 左方排出口(排出口)
32r 上方排出口
32s 下流端部
32t 駆動側ベベルギヤ
32u サークリップ
32w 軸中心線
33 ギヤハウジング
33a 中間軸ハウジング連結部
33b 固定カバー連結部
33c 孔部
33d 孔部
33e 固定ねじ
33f 固定ねじ
34 ベアリングボックス
34a 孔部
34b 孔部
34c 孔部
34d 固定ねじ
35 第2中間軸
35a 従動側ベベルギヤ
35b 減速ギヤ
35c 第5軸受
35d 第6軸受
35e ワッシャ
35f ラバーリング
35g ワッシャ
35h 輪止め
36 第3中間軸
36a アイドルギヤ
36b 第7軸受
36c 第8軸受
37 出力軸
37a 減速ギヤ
37b 第9軸受
37c 第10軸受
40 ハンドル部
41 操作ハンドル
42 スイッチレバー
44 キャリングハンドル
44a 第1連結部
44b 第2連結部
50 本体支持アーム
50a 左右傾動支軸
50b 上部
51 スライドバー
51a 第1バー
51b 第2バー
52 スライドベース
52a 下死点ストッパ当接部
52b 上死点ストッパ当接部
60 ターンテーブル固定機構
61 グリップ部
62 固定ロッド
63 ポジティブロック機構
64 ロック解除レバー
64a 位置決めピン
65 傾動固定機構
66 傾動固定操作部
66a 伝達軸
67 受け部
67a 長孔
70 第1中間軸
71 断面縮小部
72 第1凹部
80 第1中間軸
81 断面縮小部
82 第2凹部
90 切断機本体
91 モータハウジング
92 電動モータ
92a モータ軸
92b 第1軸受
92c 第2軸受
92d 第1駆動側ベベルギヤ
93 吸気口
100 動力伝達部
101 中間軸ハウジング
102 ギヤハウジング
103 第3軸受
104 第4軸受
105 第5軸受
106 第6軸受
107 ファンハウジング
108 排出口
110 第1中間軸
111 第1従動側ベベルギヤ
112 第2駆動側ベベルギヤ
120 第2中間軸
121 第2従動側ベベルギヤ
J モータ軸線
S1 仮想直交面
T 回転方向
R 半径
【図】
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