(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2026034980
(43)【公開日】2026-03-04
(54)【発明の名称】電源システム
(51)【国際特許分類】
H02J 7/00 20060101AFI20260225BHJP
【FI】
H02J7/00 K
H02J7/00 P
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024137698
(22)【出願日】2024-08-19
(71)【出願人】
【識別番号】000003207
【氏名又は名称】トヨタ自動車株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000017
【氏名又は名称】弁理士法人アイテック国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】金 珍雨
【テーマコード(参考)】
5G503
【Fターム(参考)】
5G503AA01
5G503BA03
5G503BA04
5G503BA05
5G503BB01
5G503CA01
5G503CA08
5G503CA11
5G503FA06
5G503GB06
5G503GD03
5G503GD04
5G503GD06
(57)【要約】
【課題】並列充電の際に、第1電池の充電電流と第2電池の充電電流とが比較的大きくズレるのを抑制する。
【解決手段】並列充電の際に充電設備の上限電力が全体要求電力未満のときには、共通要求電力に基づく電力または第2電池の電流指令から補正量を減じた電力または電流指令を用いて第1インバータおよび第2インバータを制御する。これにより、並列充電の際に、第1電池の充電電流と第2電池の充電電流とが比較的大きくズレるのを抑制できる。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1電池および第2電池を備える電源システムであって、
三相コイルを有するモータと、
前記第1電池に第1正極ラインおよび負極ラインを介して接続されると共に前記三相コイルの一端側に接続された第1インバータと、
前記第2電池に第2正極ラインおよび前記負極ラインを介して接続されると共に前記三相コイルの他端側に接続された第2インバータと、
前記第1正極ラインおよび前記負極ラインに接続されると共に充電設備と電気的に接続可能な充電用コネクタと、
前記充電設備からの電力を用いて前記第1電池および前記第2電池を充電する並列充電の際には、前記第1電池の第1許容入力電力および前記第2電池の第2許容入力電力の最小値を前記第1電池および前記第2電池の共通要求電力に設定し、前記共通要求電力に基づいて全体要求電力に設定し、前記全体要求電力または前記全体要求電力に基づく全体要求電流を前記充電設備に要求すると共に、前記共通要求電力または前記共通要求電力に基づく前記第2電池の電流指令を用いて前記第1インバータおよび前記第2インバータを制御し、前記並列充電の際に前記充電設備の上限電力が前記全体要求電力未満のときには、前記共通要求電力に基づく電力または前記第2電池の電流指令から補正量を減じた電力または電流指令を用いて前記第1インバータおよび前記第2インバータを制御する制御装置と、
を備える電源システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、電源システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、第1電池および第2電池とこれらを直列接続する第1状態と並列接続する第2状態とを切替可能な切替リレーとを有する蓄電装置と、蓄電装置とモータを駆動するPCUとを接続する正極線および負極線に接続されたインレットと、を備える電源システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、電源システムとして、第1電池および第2電池と充電用コネクタとを備え、充電用コネクタに接続された充電設備からの電力を用いて第1充電経路を介して第1電池を充電すると共に第2充電経路を介して第2電池を充電する並列充電が可能なものが考案されている。こうした電源システムにおいて、並列充電の際に、第1電池の充電電流と第2電池の充電電流とが比較的大きくズレる可能性がある。
【0005】
本開示の電源システムは、並列充電の際に、第1電池の充電電流と第2電池の充電電流とが比較的大きくズレるのを抑制することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の電源システムは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。本開示の電源システムは、第1電池および第2電池を備える電源システムであって、三相コイルを有するモータと、前記第1電池に第1正極ラインおよび負極ラインを介して接続されると共に前記三相コイルの一端側に接続された第1インバータと、前記第2電池に第2正極ラインおよび前記負極ラインを介して接続されると共に前記三相コイルの他端側に接続された第2インバータと、前記第1正極ラインおよび前記負極ラインに接続されると共に充電設備と電気的に接続可能な充電用コネクタと、前記充電設備からの電力を用いて前記第1電池および前記第2電池を充電する並列充電の際には、前記第1電池の第1許容入力電力および前記第2電池の第2許容入力電力の最小値を前記第1電池および前記第2電池の共通要求電力に設定し、前記共通要求電力に基づいて全体要求電力に設定し、前記全体要求電力または前記全体要求電力に基づく全体要求電流を前記充電設備に要求すると共に、前記共通要求電力または前記共通要求電力に基づく前記第2電池の電流指令を用いて前記第1インバータおよび前記第2インバータを制御し、前記並列充電の際に前記充電設備の上限電力が前記全体要求電力未満のときには、前記共通要求電力に基づく電力または前記第2電池の電流指令から補正量を減じた電力または電流指令を用いて前記第1インバータおよび前記第2インバータを制御する制御装置と、を備えることを要旨とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】実施形態の電源システム10と充電スタンド80との概略構成図である。
【
図2】並列充電の際の電流の流れを示す説明図である。
【
図3】処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示を実施するための形態(実施形態)について図面を参照しながら説明する。
図1は、本開示の実施形態の電源システム10と充電スタンド80との概略構成図である。電源システム10は、電気自動車やハイブリッド自動車に搭載され、バッテリ12と、モータ20と、第1、第2インバータ22,24と、切替回路30と、充電用回路40と、電子制御ユニット(システムECU、制御装置)50とを備える。電源システム10は、自宅や充電ステーションなどに設けられた充電スタンド(充電設備)80からの電力を用いてバッテリ12を充電可能となっている。
【0009】
バッテリ12は、第1、第2バッテリ13,14を備える。第1、第2バッテリ13,14は、例えば定格電圧が第1電圧Vs1(例えば400V)よりも若干低く且つ互いに同一仕様の二次電池として構成されている。第1バッテリ13の正極端子は、第1正極ライン31に接続され、第2バッテリ14の負極端子は、負極ライン33に接続されている。第1バッテリ13の負極端子は、直列用リレーRsが取り付けられた直列用ライン35を介して第2バッテリ14の正極端子に接続されている。直列用リレーRsをオン状態とすることにより、第1、第2バッテリ13,14が互いに直列接続される。
【0010】
モータ20は、例えば、ロータコアに永久磁石が埋め込まれたロータと、ステータコアに三相(U相、V相、W相)コイルが巻回されたステータとを備える。第1、第2インバータ22,24は、スイッチング素子としての6つのトランジスタT11~T16,T21~T26と、6つのトランジスタT11~T16,T21~T26に各々に並列接続された6つのダイオードD11~D16,D11~D16とを備える。トランジスタT11~T16,T21~T26は、第1、第2正極ライン31,32と負極ライン33とに対してソース側およびシンク側となるように2個ずつペアで配置されている。トランジスタT11~T16,T21~T26の対となる2つのトランジスタの接続点の各々は、モータ20の三相コイルの一端側、他端側に各々に接続されている。第1、第2正極ライン31,32と負極ライン33とには、それぞれ第1、第2コンデンサ26,28が接続されている。トランジスタT11~13,T21~T23を「上アーム」といい、トランジスタT14~T16,T24~T26を「下アーム」という場合がある。切替回路30は、上述の第1正極ライン31や第2正極ライン32、負極ライン33、直列用ライン35、直列用リレーRsに加えて、第1バッテリ13の負極端子と負極ライン33とを接続する並列用ライン36と、並列用ライン36に取り付けられた第1並列用リレーRp1と、第2正極ライン32に取り付けられた第2並列用リレーRp2とを備える。充電用回路40は、第1正極ライン31および負極ライン33に接続された充電用ライン42と、充電用ライン42に接続され且つ充電スタンド80のスタンドコネクタ82と接続可能に構成された充電用コネクタ44とを備える。
【0011】
システムECU50には、各種センサからの信号が入力されている。各種センサとしては、第1、第2バッテリ13,14の電圧Vb1,Vb2や温度Tb1,Tb2を検出する電圧センサ13v,14vや温度センサ13t,14t、第1、第2正極ライン31,32を流れる電流Ip1,Ip2を検出する電流センサ31i,32iが挙げられる。システムECU50は、許容入力電力Win1,Win2を演算している。許容入力電力Win1,Win2は、蓄電割合SOC1,SOC2および温度Tb1,Tb2に基づいて演算され、温度Tb1,Tb2が通常温度範囲の下限に対して低いほど小さくなるように設定される。システムECU50からは、第1、第2インバータ22,24、直列用リレーRs、第1、第2並列用リレーRp1,Rp2への制御信号が出力されている。システムECU50は、充電スタンド80の電子制御ユニット(スタンドECU)86と通信可能となっている。
【0012】
充電スタンド80は、電源システム10の充電用コネクタ44と接続可能に構成されたスタンドコネクタ82と、上限電力Psmaxを超えない範囲内で交流電源からの交流電力を直流電力に変換し且つ出力電力(出力電圧や出力電流)を調整してスタンドコネクタ82側に出力可能な給電装置84と、スタンドECU86とを備える。上限電力Psmaxは、充電スタンド80から供給可能な電力の上限値として予め実験や解析、機械学習により定められた電力である。スタンドECU86には、各種センサの信号が入力されている。スタンドECU86からは、給電装置84への制御信号が出力されている。スタンドECU86は、上述したように、システムECU50と通信可能となっている。充電スタンド80としては、供給電力の電圧が第1電圧Vs1(例えば400V)である第1電圧スタンド、供給電力の電圧が第1電圧Vs1よりも高圧の第2電圧Vs2(例えば800V)である第2電圧スタンド、供給電力の電圧として第1電圧Vs1および第2電圧Vs2の何れかを選択的に設定可能な第3電圧スタンドなどが挙げられる。
【0013】
電源システム10では、システムECU50は、充電用コネクタ44とスタンドコネクタ82とが接続されているときに、充電スタンド80の供給電力の電圧が第1、第2電圧Vs1,Vs2である場合にそれぞれ並列充電、直列充電を選択する。並列充電では、直列用リレーRsをオフ状態とし且つ第1、第2並列用リレーRp1,Rp2をオン状態とすることにより充電用コネクタ44からみて第1、第2バッテリ13,14を並列接続し、充電スタンド80からの電力を用いて第1、第2バッテリ13,14を充電する。
図2は、並列充電の際の電流の流れを示す説明図である。図中、矢印付きの太実線、太破線は、それぞれ、第1、第2バッテリ13,14の充電電流を示す。並列充電において、第1バッテリ13は、
図2の矢印付きの太実線に示すように、充電用コネクタ44から充電用ライン42の正極ライン、第1正極ライン31、第1バッテリ13、並列用ライン36(第1並列用リレーRp1)、負極ライン33、充電用ライン42の負極ライン、充電用コネクタ44の順に流れる電流により充電される。第2バッテリ14は、
図2の矢印付きの太破線に示すように、充電用コネクタ44から充電用ライン42の正極ライン、第1正極ライン31、第1インバータ22、モータ20、第2インバータ24、第2正極ライン32(第2並列用リレーRp2)、第2バッテリ14、負極ライン33、充電用ライン42の負極ライン、充電用コネクタ44の順に流れる電流により充電される。このとき、第2インバータ24の上アームをオン固定する(下アームをオフ固定する)と共に第1インバータ22の上、下アームをデューティ制御することにより、モータ20および第1インバータ22が三相降圧コンバータとして機能する。また、第1インバータ22の上アームをオン固定すると共に第2インバータ24の上、下アームをデューティ制御することにより、モータ20および第2インバータ24が三相昇圧コンバータとして機能する。直列充電では、直列用リレーRsをオン状態とし且つ第1、第2並列用リレーRp1,Rp2をオフ状態とすることにより第1、第2バッテリ13,14を直列接続し、充電スタンド80からの電力を用いて第1、第2バッテリ13,14を充電する。直列充電において、第1、第2バッテリ13,14は、充電用コネクタ44から充電用ライン42の正極ライン、第1正極ライン31、第1バッテリ13、直列用ライン35(直列用リレーRs)、第2バッテリ14、負極ライン33、充電用ライン42の負極ライン、充電用コネクタ44の順に流れる電流により充電される。
【0014】
次に、実施形態の電源システム10の動作、特に、並列充電の際の動作について説明する。
図3は、システムECU50により並列充電の際に繰り返し実行される処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。なお、本ルーチンの繰り返しの実行の開始前に、直列用リレーRsをオフ状態とすると共に第1、第2並列用リレーRp1,Rp2をオン状態とする。
【0015】
本ルーチンが実行されると、システムECU50は、最初に、第1、第2バッテリ13,14の許容入力電力Win1,Win2の最小値を第1、第2バッテリ13,14の共通の要求電力である共通要求電力Pb*に設定する(S100)。続いて、共通要求電力Pb*と第1バッテリ13の充電電力Pb1との差分を打ち消すためのフィードバック補正により第1バッテリ13の補正後要求電力Pb1*を設定すると共に(S110)、共通要求電力Pb*と第2バッテリ14の充電電力Pb2との差分を打ち消すためのフィードバック補正により第2バッテリ14の補正後要求電力Pb2*(=Pb*+PI(Pb2,Pb*))を設定する(S120)。ここで、充電電力Pb1は、例えば、第1、第2バッテリ13,14の電圧Vb1,Vb2と電流Ib1,Ib2(第1、第2正極ライン31,32を流れる電流Ip1,Ip2)との積により演算される。そして、補正後要求電力Pb1*,Pb2*の和を全体要求電力Pt*に設定し(S130)、充電スタンド80の上限電力Psmax未満であるか否かを判定する(S140)。上限電力Psmaxは、スタンドECU86から通信により入力する。
【0016】
S140で上限電力Psmaxが全体要求電力Pt*以上のときには、全体要求電力Pt*を賄う電力を充電スタンド80からスタンドコネクタ82側に供給できると判断して、設定した全体要求電力Pt*に基づいて全体要求電流It*を設定して充電スタンド80のスタンドECU86に送信する(S170)。全体要求電流It*は、例えば、全体要求電力Pt*を給電装置84の出力電圧Vsで除して演算されたり、全体要求電力Pt*を第1、第2バッテリ13,14の電圧Vb1,Vb2の最大値で除して演算されたりする。スタンドECU86は、全体要求電流It*を受信すると、充電スタンド80から電源システム10に全体要求電流It*に相当する電流が供給されるように給電装置84を制御する。そして、補正後要求電力Pb2*に基づいて第2バッテリ14の電流指令Ib2*を設定し(S180)、設定した電流指令Ib2*に基づいて第1、第2インバータ22,24の制御を行なって(S190)、本ルーチンを終了する。電流指令Ib2*は、例えば、補正後要求電力Pb2*を第2バッテリ14の電圧Vb2で除して演算される。こうした処理により、第1、第2バッテリ13,14の充電電力Pb1,Pb2が許容入力電力Win1,Win2を超過し続けるのを抑制し、第1、第2バッテリ13,14の劣化が促進されるのを抑制している。
【0017】
S140で上限電力Psmaxが全体要求電力Pt*未満のときには、全体要求電力Pt*を賄う電力を充電スタンド80からスタンドコネクタ82側に供給できないと判断して、共通要求電力Pb*と充電電力Pb2との差分を打ち消すためのフィードバック補正により設定される電力(=Pb*+PI(Pb2,Pb*))から補正量Pbcを減じて補正後要求電力Pb2*を再設定する(S150)。ここで、補正量Pbcは、共通要求電力Pb*から第1バッテリ13の充電電力Pb1を減じた電力としてもよいし、予め定めた一定値としてもよい。そして、補正後要求電力Pb1*,Pb2*の和を全体要求電力Pt*に再設定する(S160)。したがって、全体要求電力Pt*は、S130で設定される全体要求電力Pt*に比して小さい電力に再設定される。そして、再設定した全体要求電力Pt*に基づいて全体要求電流It*を設定して充電スタンド80のスタンドECU86に送信する(S170)。さらに、補正後要求電力Pb2*に基づいて電流指令Ib2*を設定し(S180)、設定した電流指令Ib2*に基づいて第1、第2インバータ22,24の制御を行なって(S190)、本ルーチンを終了する。上限電力Psmaxが全体要求電力Pt*未満のときに、S150、S160を実行せずに、S170以降を実行すると、第2バッテリ14は補正後要求電力Pb2*で充電され、第1バッテリ13は上限電力Psmaxから補正後要求電力Pb2*を減じた電力で充電される。そのため、第1バッテリ13の充電電流と第2バッテリ14の充電電流とが比較的大きくズレる可能性がある。本実施形態では、上限電力Psmaxが全体要求電力Pt*未満のときに、S150で補正後要求電力Pb2*(=Pb*+PI(Pb2,Pb*)-Pbc)をS120で設定する補正後要求電力Pb2*に比して小さくなるように再設定し、再設定した補正後要求電力Pb2*を用いて設定される電流指令Ib2*に基づいて第1、第2インバータ22,24を制御する。これにより、第2バッテリ14の充電電流を小さくすると共に第1バッテリ13の充電電流が大きくなるから、第1バッテリ13の充電電流と第2バッテリ14の充電電流とが比較的大きくズレるのを抑制できる。
【0018】
以上説明した本実施形態の電源システム10では、並列充電の際に、上限電力Psmaxが全体要求電力Pt*未満のときには、共通要求電力Pb*に基づく電力から補正量Pbcを減じた電力を用いて第1、第2インバータ22,24を制御することにより、第1バッテリ13の充電電流と第2バッテリ14の充電電流とが比較的大きくズレるのを抑制できる。
【0019】
上述した実施形態では、上限電力Psmaxが全体要求電力Pt*未満のときには、S150~S190を実行している。しかし、S150、S160を実行せずに、S170を実行し、S180に代えて、補正後要求電力Pb2*に基づく電流値から補正量Ibcを減じたものを電流指令Ib2*に設定して、S190を実行してもよい。
【0020】
上述した実施形態では、S110,S120を実行している。しかし、S110、S120を実行せずにS130で共通要求電力Pb*の2倍の電力を全体要求電力Pt*に設定してもよい。この場合、上限電力Psmaxが全体要求電力Pt*未満のときには、S150を実行せずに、S160で共通要求電力Pb*を2倍した電力から補正量Pbcを減じたものを全体要求電力Pt*に再設定し、S170~S190を実行してもよい。
【0021】
以上、本開示を実施するための実施形態について説明したが、本開示はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
【符号の説明】
【0022】
10 電源システム、13 第1バッテリ、14 第2バッテリ。