(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2026004647
(43)【公開日】2026-01-15
(54)【発明の名称】スタジアム玩具
(51)【国際特許分類】
A63H 1/00 20190101AFI20260107BHJP
【FI】
A63H1/00 B
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024102490
(22)【出願日】2024-06-26
(71)【出願人】
【識別番号】000003584
【氏名又は名称】株式会社タカラトミー
(74)【代理人】
【識別番号】110001254
【氏名又は名称】弁理士法人光陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】村木 誠
(72)【発明者】
【氏名】堀川 亮
【テーマコード(参考)】
2C150
【Fターム(参考)】
2C150DA33
2C150DA38
2C150DA39
2C150DJ06
2C150EA04
2C150EA05
2C150EB01
2C150EC15
2C150EC16
2C150FA42
2C150FB43
(57)【要約】
【課題】コマ玩具を多様に走り回らせることができるスタジアム玩具を提供すること。
【解決手段】 回転付勢されたコマ玩具が走り回る床を有するフィールドを備えるスタジアム玩具であって、動作可能に構成され、動作によって、前記コマ玩具が走り回る範囲を制限する段差部を出没させる可動部と、前記可動部を動作させて前記段差部を出没させる出没機構と、を備えることを特徴とする。これによって、段差部を出没させるので、段差部の延在方向にコマ玩具を走らせたり、また、段差が解消された際には当該箇所を横断するようにコマ玩具を走らせたりすることができる。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転付勢されたコマ玩具が走り回る床を有するフィールドを備えるスタジアム玩具であって、
動作可能に構成され、動作によって、前記コマ玩具が走り回る範囲を制限する段差部を出没させる可動部と、
前記可動部を動作させて前記段差部を出没させる出没機構と、を備えることを特徴とするスタジアム玩具。
【請求項2】
前記可動部は、前記床の一部を構成し、前記床の残部に対して昇降可能に構成され、昇降に応じて、前記床の残部との間に前記段差部を生じさせる、ことを特徴とする請求項1に記載のスタジアム玩具。
【請求項3】
前記可動部は、平面視で円形である、ことを特徴とする請求項2に記載のスタジアム玩具。
【請求項4】
前記可動部は、前記床の中央に設けられている、ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のスタジアム玩具。
【請求項5】
前記段差部には、前記コマ玩具に付設された車に係合して前記コマ玩具の走回り速度を加速させる加速レールが設けられ、前記加速レールは、前記段座部に連れ立って出没する、ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のスタジアム玩具。
【請求項6】
前記加速レールは、前記段差部の全周に亘って延在している、ことを特徴とする請求項5に記載のスタジアム玩具。
【請求項7】
前記出没機構は、モータを動力源とし、オルタネイトの操作スイッチをONしたとき、モータ動力によって前記可動床を上下動させ続ける、ことを特徴とする請求項5に記載のスタジアム玩具。
【請求項8】
前記出没機構は、前記操作スイッチをOFFしたときに、前記可動部の床と前記床の残部とを面一とする、ことを特徴とする請求項7に記載のスタジアム玩具。
【請求項9】
前記床の外縁には、固定された他の加速レールが設けられている、ことを特徴とする請求項1,2、3のいずれか一項に記載のスタジアム玩具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スタジアム玩具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、コマ玩具を回すための遊戯面に配設された複数のターンテーブルと、モータの動力によってターンテーブルを回転させる駆動装置と、を備えたコマ玩具遊戯台が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の特許文献1に記載の発明では、ターンテーブルの回転によってコマ玩具が色々な方向に走り回ることになる。
しかし、1つのコマ玩具に着目すれば、コマ玩具が外方からターンテーブルに乗り、飛出し方向は違えど同じような軌道を描いてターンテーブルから飛び出す、これを繰り返すだけなので、動きとしては単調なものであった。
本発明は、斯かる事情に鑑みなされたもので、コマ玩具を多様に走り回らせることができるスタジアム玩具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の手段は、
回転付勢されたコマ玩具が走り回る床を有するフィールドを備えるスタジアム玩具であって、
動作可能に構成され、動作によって、前記コマ玩具が走り回る範囲を制限する段差部を出没させる可動部と、
前記可動部を動作させて前記段差部を出没させる出没機構と、を備えることを特徴とするスタジアム玩具である。
【0006】
第2の手段は、第1の手段であって、前記可動部は、前記床の一部を構成し、前記床の残部に対して昇降可能に構成され、昇降に応じて、前記床の残部との間に前記段差部を生じさせる、ことを特徴とする。
【0007】
第3の手段は、第2の手段であって、前記可動部は、平面視で円形である、ことを特徴とする。
【0008】
第4の手段は、第2又は第3の手段であって、前記可動部は、前記床の中央に設けられている、ことを特徴とする。
【0009】
第5の手段は、第2又は第3の手段であって、前記段差部には、前記コマ玩具に付設された車に係合して前記コマ玩具の走回り速度を加速させる加速レールが設けられ、前記加速レールは、前記段座部に連れ立って出没する、ことを特徴とする。
【0010】
第6の手段は、第5の手段であって、前記加速レールは、前記段差部の全周に亘って延在している、ことを特徴とする。
【0011】
第7の手段は、第5の手段であって、前記出没機構は、モータを動力源とし、オルタネイトの操作スイッチをONしたとき、モータ動力によって前記可動床を上下動させ続ける、ことを特徴とする。
【0012】
第8の手段は、第7の手段であって、前記出没機構は、前記操作スイッチをOFFしたときに、前記可動部の床と前記床の残部とを面一とする、ことを特徴とする。
【0013】
第9の手段は、第1~第3のいずれかの手段であって、前記床の外縁には、固定された他の加速レールが設けられている、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、段差部を出没させるので、段差部の延在方向にコマ玩具を走らせたり、また、段差が解消された際には当該箇所を横断するようにコマ玩具を走らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】実施形態に係るスタジアム玩具の斜視図である。
【
図2】スタジアム玩具を下方から見た斜視図である。
【
図3】カバーを取り外し且つ可動床が下降した状態を示すスタジアム玩具の斜視図である。
【
図6】スタジアム玩具のベース盤及び動作ユニットを分解斜視図である。
【
図10】別の角度から見た駆動ユニットを示した斜視図である。
【
図11】スタジアム玩具のモータ駆動回路を示した図である。
【
図12】可動床が周辺床と面一となった状態を示す動作ユニットの斜視図である。
【
図13】可動床が周辺床に対して下降した状態を示す動作ユニットの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
図1は、スタジアム玩具10の斜視図、
図2は、スタジアム玩具10を下方から見た斜視図、
図3は、カバー16を取り外し且つ可動床13aが下降した状態を示すスタジアム玩具10の斜視図である。
スタジアム玩具10は、回転付勢された2個以上のコマ玩具50にバトルを行わせるためのものである。
このスタジアム玩具10によれば、フィールド11に放たれたコマ玩具50は、フィールド11内を走り回り、他のコマ玩具50と当たることによってコマ玩具50同士のバトルが行われる。このバトルの間、コマ玩具50がフィールド11を画成する加速レール12に当たると、コマ玩具50の動きが加速される。
また、フィールド11の床13の一部は可動床13a(
図3)となっている。可動床13aは、スイッチSW1(
図2)をONすると、上下動を継続する。可動床13aが下降すると、床面に凹部が形成され、可動床13aと周辺床13bとの間に段差部が出現する。そして、段差部に形成された加速レール14が露出する。
走り回るコマ玩具50が凹部に落ち込むと、凹部内でコマ玩具50が走り回る。そして、コマ玩具50が加速レール14に触れると、加速されて加速レール14に沿って威勢よく走り回る。この間も、可動床13aが上下動を継続している。やがて、可動床13aが周辺床13bと面一となると、勢い付けられたコマ玩具50は、動き回りの遠心力により周辺の周辺床13bに出てゆく。そして、コマ玩具50が加速レール12に当たり加速されたりする。
【0017】
(コマ玩具50)
図4は、コマ玩具50の斜視図である。
コマ玩具50は、胴部51と軸部52とを備えている。胴部51と軸部52とは特に制限はされないが一体回転する。軸部52には車53が設けられている。車53は、実施形態では歯車となっている。この車53は、コマ玩具50の走回りによって加速レール12、14の機能部と係合する。これによって、車53が加速レール12,14に当接しつつ転動し、コマ玩具50が加速される。
なお、このコマ玩具50の回転付勢は、胴部51の上面に形成された弧状凹部54、54に発射装置(図示せず)のフォークを差し込み、フォークに対してコマ玩具50をコマ玩具50の回転付勢方向とは反対の方向に回転させることで、フォークによってコマ玩具50が係止され、この状態で、発射玩具によってフォークを回転付勢方向に回転させることで行われる。また、その後のフォークの回転停止によって、発射玩具からコマ玩具50が放たれる。
【0018】
(スタジアム玩具10)
図5は、スタジアム玩具10の分解斜視図である。
スタジアム玩具10は、フィールド11を構成するベース盤15と、ベース盤15の上に被せられるカバー16とを備える。
ベース盤15は、透明プラスチックから構成されている。ベース盤15は、フィールド11の床13が所定高さとなるように4つの脚17によって支持されている。
また、カバー16は、透明プラスチックから構成されており、天井の中央部分が円形に開口されている。この開口から、回転付勢されたコマ玩具50を投入可能となっている。
カバー16のベース盤15への取付けは、4つの係止具18の一部を、カバー16及びベース盤15の孔(図示せず)を通して、4つの脚17に嵌め込むことによってなされる。
【0019】
ベース盤15のフィールド11の床13は全体として碗状の凹部となっている。床13の中央は可動床13aとなっており、その外側には、固定の周辺床13bが配置されている。また、スタジアム玩具10には、フィールド11を区画するように加速レール12が配置されている。加速レール12は、上面視ハート型に配されたラック部材によって構成されている。
【0020】
図6は、スタジアム玩具10のベース盤15及び動作ユニット20の分解斜視図、
図7は、動作ユニット20の分解斜視図である。
スタジアム玩具10は、可動床13aを上下動させる動作ユニット20を備えている。動作ユニット20は、遊底円筒状のケース21を備えている。このケース21の上端縁部には、円環状の座板22が設けられている。座板22には、上面視円環状の加速レール14と、上記周辺床13bの一部を構成する上面視環状の繋ぎの床13cが載置されている。この加速レール14には床13cが下方から嵌合され、床13cの雌ネジ付きのボス130cを座板22の孔22aに挿入し、ケース21下側から雄ネジ(図示せず)をボス130cの雌ネジに螺合させることによって、ケース21に固定されている。
【0021】
図8は、ケース21の内部構造を示した斜視図である。
ケース21には、ケース21に上端開口を塞ぐように上面視円形の可動床13aが組み付けられている。この可動床13aは、ケース21に上下動可能に支持され、コイルばね130aによって下方に付勢されている。可動床13aは、上面視円環状の加速レール14の内側に配置されている。
可動床13aに下には、可動床13aを上下動させる駆動装置23が配置されている。
【0022】
図9は、駆動装置23を示した斜視図、
図10は、別の角度から見た駆動装置23を示した斜視図である。
駆動装置23は、動力源であるモータ24と、可動床13aを従動節とする板カム25と、モータ動力を板カム25に伝達する動力伝達機構26とを備えている。板カム25は、段差部を出没させる出没機構を構成している。
板カム25の端面には切欠き25aが形成されている。そして、板カム25の端面には、回転位置に応じて、後述のスイッチSW2の操作部が離接可能となっている。すなわち、スイッチSW2の操作部は、板カム25の回転に伴って、切欠き25aの位置で板カム25の端面から離間し、切欠き25a以外の箇所で板カム25の端面に当接する。
動力伝達機構26は、モータ動力を、歯車26a~26hを介して、板カム25に伝達する。歯車26eと歯車26fとの間には、クラッチ(トルクリミッタ)26iが設けられ、過負荷が作用したときにその間の動力伝達を遮断する。
また、板カム25は、偏心回転体となっている。この板カム25とコイルばね130aに付勢される可動床13aとによって確動カムが構成されている。ここで、板カム25は、可動床13aの中央部下面に当接している。その結果、板カム25が回転すると、可動床13aが上下動する。
【0023】
なお、ケース21内には電池ボックス27が設けられ、この電池ボックス27には、ケース21の下側の蓋28(
図2)を開けることにより、電池が着脱できるようになっている。
【0024】
(回路構成)
図11は、スタジアム玩具10のモータ駆動回路40を示している。
モータ駆動回路40には、モータ24に対して並列にスイッチSW1とスイッチSW2とが配置されている。
スイッチSW1は電源用のオルタネイトスイッチであり、スイッチSW1をONすると、モータ24が作動され板カム25が回転をする。
また、スイッチSW2は、モーメンタリスイッチである。スイッチSW2は、板カム25に近づけて配置されている。スイッチSW2は、板カム25の端面に対して離接可能となっている。
【0025】
このモータ駆動回路40によれば、スイッチSW1をONさせたときに、スイッチSW2の状態に拘わらず、モータ24が作動され、板カム25を回転させる。また、この状態でスイッチSW1をOFFすると、スイッチSW2の操作部が板カム25の端面に当接している間はスイッチSW2がONされているのでモータ24が回転し続ける。そして、板カム25の回転に伴って、板カム25の端面の切欠き25aがスイッチSW2の操作部に至るとスイッチSW2がOFFされ、モータ24の回転が停止する、この位置が、可動床13aと周辺床13bが面一となる位置である。
【0026】
(遊び方及び動作等)
次に、スタジアム玩具10を用いての遊び方及びスタジアム玩具10の動作等を説明する。
図12は、可動床13aが周辺床13bと面一となった状態を示す動作ユニット20の斜視図、
図13は、可動床13aが周辺床13bに対して下降して状態を示す動作ユニット20の斜視図である。
スイッチSW1をOFFした状態では、可動床13aが周辺床13bと面一となっている。この状態のスタジアム玩具10に、回転付勢された2個以上のコマ玩具50を放つと、コマ玩具50同士がぶつかり合いバトルを行うことができる。この際、コマ玩具50が加速レール12に当接すると、加速レール12によって加速され、バトルが遂行される。
【0027】
また、スイッチSW1をONすると、モータ24が作動され、板カム25が回転し、可動床13aが、スイッチSW1をOFFするまで、上下動を繰り返す。そして、可動床13aが下降すると、床13に凹部が形成される。周辺床13bが傾斜しているため、走り回るコマ玩具50が凹部に落ちやすい。
凹部にコマ玩具50が落ちると、コマ玩具50が凹部内に拘束され、凹部内で走り回るコマ玩具50の車53が直ぐに加速レール14の機能部に係合する。これにより、コマ玩具50が加速され、加速レール14に沿って動き回る。
そして、可動床13aが上動して可動床13aが周辺床13bと面一となると、遠心力によってコマ玩具50が可動床13aから勢いよく出て外側の加速レール12に当たり、ここでも加速され、バトルが遂行される。
以上の動作は、コマ玩具50が停止するかコマ玩具50の勢いがなくなるまで繰り返される。
【0028】
また、この状態でスイッチSW1をOFFすると、スイッチSW2がOFFされるまで板カム25が回転し、可動床13aが上動して可動床13aが周辺床13bと面一となった所で可動床13aが止まる。
【0029】
(実施形態の効果)
本実施形態のスタジアム玩具10によれば下記のような効果を得ることができる。
加速レール14の少なくとも一部の機能部(歯)に対して可動床(隣接部)13aを上下動させることで、当該領域においてコマ玩具50の加速の有無が変化するので、興趣性の高いスタジアム玩具10が実現できる。
また、可動床13aを上下動させるので、可動床13aの上下動に応じて、コマ玩具50の走り回る範囲を変化させることができ、興趣性の高いスタジアム玩具10が実現できる。
加えて、可動床13aが下降したときに、フィールド11の床13に凹部が形成され、凹部内に落ち込んだコマ玩具50を加速レール14で加速させることができる。
また、スイッチSW1をONすることでモータ動力によって簡単に上下動を継続させることができるので、コマ玩具の加速領域や走り回り領域を経時的に変化させることができる。
さらに、スイッチSW1をOFFさせると初期の床面状態に戻ることから、初期の床面状態での遊びをいつでも簡単に行うことができる。
また、加速領域を増やすことができるので、コマ玩具50をより激しく走り回らせることができる。
また、上面視円形の段差部の全周に亘って加速レール14が設けられているので、加速されたコマ玩具50が加速レール14に沿って動き回り、可動床13aと周辺床13bとが面一となった所で、可動床13aから出て行くので、この点でも、コマ玩具50の動きにランダム性を持たせることができる。
【0030】
(変形例)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、斯かる実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。
【0031】
例えば、上記実施形態では、段差部に加速レール14を設けたが、加速レール14を設けなくてもよい。段差部が出現すれば、コマ玩具50の動く範囲が制限され、また、段差部が解消されれば、段差があった箇所を横断してコマ玩具50が動き回ることになる。
【0032】
また、上記実施形態では、フィールド11の中央に可動床13aを設けたが、フィールド11の端部に可動床13aを設けてもよい。
【0033】
また、上記実施形態では、可動床13aが下降した時に形成される段差部の全周に亘って加速レール14の機能部を設けたが、段差部の一部に加速レール14の機能部が設けられていてもよい。
【0034】
また、上記実施形態では、加速レール14の機能部(歯)と隣り合う可動床13a(隣接部)を上下動可能としたが、隣接部を床面に沿って動作して加速レール14の機能部(歯)に離接するようにしてもよい。この場合、加速レール14の機能部と隣接部とが離間したときには、加速レール14の機能部と隣接部との間にコマ玩具50の通路が形成される形となる。また、可動床13aの上下動のさせ方も、全体的に上下動させるものでなくてもよく所定の軸を中心に上下に回動させるものであってもよい。
【0035】
また、上記実施形態では、板カム25によって可動床13aを上下動させたが、空気を供排可能なベローズをアクチュエータによって膨縮させることにより可動床13aを上下動させたり、ラック・ピニオン、梃子或いはリンク機構を用いて可動床13aを上下動させたりする構成してもよい。
【0036】
また、上記実施形態では、加速レール14に対して可動床13aを上下動させるようにしたが、可動床13aを固定床とし加速レール14を上下動させるようにしてもよい。
【0037】
さらに、上記実施形態では、可動床13aをモータ動力によって上下動させるようにしたが、手動操作によって上下動させるようにしてもよい。この場合には、操作スイッチを遊んでいる間に操作できるような位置に設けておく必要がある。
【0038】
また、上記実施形態では、可動床13aの上下動を継続的に行うようにしたが、所定位置に段階的に止められるように構成してもよい。
【0039】
さらに、上記実施形態では、可動床13aの上下動を継続的に行うようにしたが、間欠的に上下動をさせるように構成してもよいし、また、上下動の継続中に上下動の速度を変更するように構成してもよい。
【0040】
また、スイッチSW1をオルタネイトスイッチとしたが、モーメンタリスイッチとしスイッチを操作している間だけ上下動させるように構成してもよい。この場合には、操作スイッチを遊んでいる間に操作できるような位置に設けておく必要がある。
【0041】
また、上記実施形態では、コマ玩具50の車53を歯車としたが、加速レールの上を転動するローラとしてもよい。この場合、加速レール12、14には歯が形成せれていなくてもよい。要は、ローラが加速レールの機能部に当接しつつ転動するものであればよい。
【0042】
また、上記実施形態では、可動床13aを上面視円形としたが形状は問わない。
【0043】
また、コマ玩具50の動きを制限する可動部は、上下動のほか、床面を構成せずに側面からスライド/回動して出没するものや、上から軸回動で落下してくるものであってもよい。
【0044】
なお、可動部のコマ玩具との摺接面は直線であってもよいが、コマ玩具に遠心力をかけて回転力を上げるような、上面視曲線で形成されるものが望ましい。
【0045】
以上、本発明の変形例を述べたが、矛盾しない限り、上記変形例を適宜に組み合わせることが可能であることは言うまでもない。
【符号の説明】
【0046】
10 スタジアム玩具
11 フィールド
12、14 加速レール
13 床
13a 可動床
13b 周辺床
15 ベース盤
16 カバー
17 脚
18 係止具
20 動作ユニット
21 ケース
22 座板
22a 孔
23 駆動装置
24 モータ
25 板カム
25a 切欠き
26 動力伝達機構
26a~26h 歯車
26i クラッチ(トルクリミッタ)
40 モータ駆動回路
50 コマ玩具
51 胴部
52 軸部
53 車
54 弧状凹部
SW1、SW2 スイッチ