(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2026065747
(43)【公開日】2026-04-15
(54)【発明の名称】画像検査装置、画像検査方法、および画像検査プログラム
(51)【国際特許分類】
B41J 29/393 20060101AFI20260408BHJP
H04N 1/00 20060101ALI20260408BHJP
H04N 1/40 20060101ALI20260408BHJP
【FI】
B41J29/393 105
H04N1/00 C
H04N1/40
【審査請求】有
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2026016695
(22)【出願日】2026-02-04
(62)【分割の表示】P 2024016184の分割
【原出願日】2024-02-06
(71)【出願人】
【識別番号】000001270
【氏名又は名称】コニカミノルタ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000671
【氏名又は名称】IBC一番町弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】塚本 恭正
(57)【要約】
【課題】基準画像の生成から画像検査に至る処理に要する時間を短縮しつつ、基準画像が生成されていないために検査が実行できない状況が発生することを防止または抑制できる画像検査装置、画像検査方法、および画像検査プログラムを提供する。
【解決手段】画像検査装置300は、画像形成部330、記憶部390、画像検査部350、および判定部310を有する。画像形成部330は、画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する。記憶部390は、記録媒体に形成された画像の検査に用いる基準画像を記憶する。画像検査部は、基準画像に基づいて、記録媒体に形成された画像の検査を行う。判定部は、画像形成部330による画像形成工程の開始以後において、画像検査部350により検査が行われる画像の基準画像が、記憶部390に記憶されているか否かを判定する。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を記憶する記憶部と、
前記基準画像に基づいて、前記記録媒体に形成された前記画像の検査を行う画像検査部と、
前記画像形成部による画像形成工程の開始以後において、前記画像検査部により検査が行われる前記画像の前記基準画像が、前記記憶部に記憶されているか否かを判定する判定部と、
前記画像データに基づいて前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を生成する基準画像生成部と、
前記基準画像生成部による基準画像の生成を含む基準画像生成工程と、前記画像形成部による記録媒体への前記画像の形成と、前記画像が形成された記録媒体を読み取って生成された読取画像の前記画像検査部による検査とを含む検査工程と、を並行して実行する制御部と、を有し、
前記判定部は、前記画像形成部による前記記録媒体への前記画像の形成を開始するタイミングにおいて、前記判定を行う、画像検査装置。
【請求項2】
画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を記憶する記憶部と、
前記基準画像に基づいて、前記記録媒体に形成された前記画像の検査を行う画像検査部と、
前記画像形成部による画像形成工程の開始以後において、前記画像検査部により検査が行われる前記画像の前記基準画像が、前記記憶部に記憶されているか否かを判定する判定部と、
前記画像データに基づいて前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を生成する基準画像生成部と、
前記基準画像生成部による基準画像の生成を含む基準画像生成工程と、前記画像形成部による記録媒体への前記画像の形成と、前記画像が形成された記録媒体を読み取って生成された読取画像の前記画像検査部による検査とを含む検査工程と、を並行して実行する制御部と、を有し、
前記判定部は、前記画像形成部による前記記録媒体に前記画像を形成中において、前記判定を行う、画像検査装置。
【請求項3】
画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を記憶する記憶部と、
前記基準画像に基づいて、前記記録媒体に形成された前記画像の検査を行う画像検査部と、
前記画像形成部による画像形成工程の開始以後において、前記画像検査部により検査が行われる前記画像の前記基準画像が、前記記憶部に記憶されているか否かを判定する判定部と、
前記画像データに基づいて前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を生成する基準画像生成部と、
前記基準画像生成部による基準画像の生成を含む基準画像生成工程と、前記画像形成部による記録媒体への前記画像の形成と、前記画像が形成された記録媒体を読み取って生成された読取画像の前記画像検査部による検査とを含む検査工程と、を並行して実行する制御部と、を有し、
前記判定部は、前記画像形成部による前記記録媒体への前記画像の形成が完了したタイミングにおいて、前記判定を行う、画像検査装置。
【請求項4】
前記判定部は、前記画像検査部により前記画像の検査を行う前に、前記記憶部により前記基準画像が記憶されているか否かを判定する請求項1~3のいずれか1項に記載の画像検査装置。
【請求項5】
前記画像検査部は、前記画像形成部により前記画像が形成される前記記録媒体のページごとに前記検査を行い、
前記判定部は、ページごとの基準画像が前記記憶部に記憶されているか否かを判定する、
請求項1~3のいずれか1項に記載の画像検査装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記判定部による判定結果に基づいて、前記画像検査部を制御する、請求項1~3のいずれか1項に記載の画像検査装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記判定部により前記記憶部により前記基準画像が記憶されていないと判定された場合に、前記画像検査部による検査を中止させる、請求項6に記載の画像検査装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記判定部により前記記憶部により前記基準画像が記憶されていないと判定された場合に、前記画像形成部による前記画像の形成を中止させる、請求項6に記載の画像検査装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記判定部により前記記憶部により前記基準画像が記憶されていないと判定された場合に、前記画像形成部による画像形成を再度行わせる、請求項1~3のいずれか1項に記載の画像検査装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記判定部により前記記憶部により前記基準画像が記憶されていないと判定された場合に、前記画像検査部による検査を中断させる、請求項6に記載の画像検査装置。
【請求項11】
前記制御部は、前記判定部により前記記憶部により前記基準画像が記憶されていないと判定された場合に、前記画像検査部による検査中止を報知する、請求項7に記載の画像検査装置。
【請求項12】
画像データに基づいて記録媒体に画像を形成するステップ(a)と、
前記画像データに基づいて前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を生成するステップ(b)と、
前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を記憶部に記憶するステップ(c)と、
前記基準画像に基づいて、前記記録媒体に形成された前記画像を検査するステップ(d)と、
前記ステップ(a)における画像形成工程の開始以後において、前記ステップ(d)において検査が行われる前記画像の前記基準画像が、前記記憶部に記憶されているか否かを判定するステップ(e)と、を含み、
前記ステップ(b)における基準画像の生成を含む基準画像生成工程と、前記ステップ(a)における記録媒体への前記画像の形成と、ステップ(d)における前記画像が形成された記録媒体を読み取って生成された読取画像の検査とを含む検査工程と、が並行して実行され、
前記ステップ(a)における前記記録媒体への前記画像の形成を開始するタイミングにおいて、前記ステップ(e)における判定を行う、画像検査方法。
【請求項13】
画像データに基づいて記録媒体に画像を形成するステップ(a)と、
前記画像データに基づいて前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を生成するステップ(b)と、
前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を記憶部に記憶するステップ(c)と、
前記基準画像に基づいて、前記記録媒体に形成された前記画像を検査するステップ(d)と、
前記ステップ(a)における画像形成工程の開始以後において、前記ステップ(d)において検査が行われる前記画像の前記基準画像が、前記記憶部に記憶されているか否かを判定するステップ(e)と、を含み、
前記ステップ(b)における基準画像の生成を含む基準画像生成工程と、前記ステップ(a)における記録媒体への前記画像の形成と、ステップ(d)における前記画像が形成された記録媒体を読み取って生成された読取画像の検査とを含む検査工程と、が並行して実行され、
前記ステップ(a)における前記記録媒体に前記画像を形成中において、前記ステップ(e)における前記判定を行う、画像検査方法。
【請求項14】
画像データに基づいて記録媒体に画像を形成するステップ(a)と、
前記画像データに基づいて前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を生成するステップ(b)と、
前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を記憶部に記憶するステップ(c)と、
前記基準画像に基づいて、前記記録媒体に形成された前記画像を検査するステップ(d)と、
前記ステップ(a)における画像形成工程の開始以後において、前記ステップ(d)において検査が行われる前記画像の前記基準画像が、前記記憶部に記憶されているか否かを判定するステップ(e)と、を含み、
前記ステップ(b)における基準画像の生成を含む基準画像生成工程と、前記ステップ(a)における記録媒体への前記画像の形成と、前記ステップ(d)における前記画像が形成された記録媒体を読み取って生成された読取画像の検査とを含む検査工程と、が並行して実行され、
前記ステップ(a)における前記記録媒体への前記画像の形成が完了したタイミングにおいて、前記ステップ(e)における前記判定を行う、画像検査方法。
【請求項15】
画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する手順(a)と、
前記画像データに基づいて前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を生成する手順(b)と、
前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を記憶部に記憶する手順(c)と、
前記基準画像に基づいて、前記記録媒体に形成された前記画像を検査する手順(d)と、
前記手順(a)における画像形成工程の開始以後において、前記手順(d)において検査が行われる前記画像の前記基準画像が、前記記憶部に記憶されているか否かを判定する手順(e)と、を含み、
前記手順(b)における基準画像の生成を含む基準画像生成工程と、前記手順(a)における記録媒体への前記画像の形成と、前記手順(d)における前記画像が形成された記録媒体を読み取って生成された読取画像の検査とを含む検査工程と、が並行して実行され、
前記手順(a)における前記記録媒体への前記画像の形成を開始するタイミングにおいて、前記手順(e)における判定を行う、処理をコンピューターに実行させるための画像検査プログラム。
【請求項16】
画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する手順(a)と、
前記画像データに基づいて前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を生成する手順(b)と、
前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を記憶部に記憶する手順(c)と、
前記基準画像に基づいて、前記記録媒体に形成された前記画像を検査する手順(d)と、
前記手順(a)における画像形成工程の開始以後において、前記手順(d)において検査が行われる前記画像の前記基準画像が、前記記憶部に記憶されているか否かを判定する手順(e)と、を含み、
前記手順(b)における基準画像の生成を含む基準画像生成工程と、前記手順(a)における記録媒体への前記画像の形成と、前記手順(d)における前記画像が形成された記録媒体を読み取って生成された読取画像の検査とを含む検査工程と、が並行して実行され、
前記手順(a)における前記記録媒体に前記画像を形成中において、前記手順(e)における前記判定を行う、処理をコンピューターに実行させるための画像検査プログラム。
【請求項17】
画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する手順(a)と、
前記画像データに基づいて前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を生成する手順(b)と、
前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を記憶部に記憶する手順(c)と、
前記基準画像に基づいて、前記記録媒体に形成された前記画像を検査する手順(d)と、
前記手順(a)における画像形成工程の開始以後において、前記手順(d)において検査が行われる前記画像の前記基準画像が、前記記憶部に記憶されているか否かを判定する手順(e)と、を含み、
前記手順(b)における基準画像の生成を含む基準画像生成工程と、前記手順(a)における記録媒体への前記画像の形成と、前記手順(d)における前記画像が形成された記録媒体を読み取って生成された読取画像の検査とを含む検査工程と、が並行して実行され、
前記手順(a)における前記記録媒体への前記画像の形成が完了したタイミングにおいて、前記手順(e)における前記判定を行う、処理をコンピューターに実行させるための画像検査プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像検査装置、画像検査方法、および画像検査プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、検査画像を印刷した印刷用紙(印刷物)を読み取った読取画像と基準画像とを比較することにより印刷物の品質検査を行う方法が知られている(例えば、下記特許文献1)。特許文献1においては、検査画像が印刷されたいくつかの印刷物のなかからユーザーが検品し、異常がないと判断した印刷物の読取画像が基準画像として使用される。
【0003】
また、基準画像として原稿画像を使用し、原稿画像と、印刷物を読み取った読取画像との比較により、印刷物の品質検査を行う方法も知られている(例えば、下記特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2016-146514号公報
【特許文献2】特開2015-53561号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1の画像形成装置においては、本印刷に用いる基準画像を生成するためにユーザーの検品作業が必要である。また、本印刷の開始前に基準画像を準備してから、本印刷を実行する必要がある。また、特許文献2の印刷物検査装置においては、検査画像の生成(同文献の
図6におけるステップS117)が開始されるよりも前に基準画像の生成(
図6におけるステップS101~S115)を完了させておく必要がある。したがって、基準画像の生成(
図6におけるステップS101~S115)から、画像検査(
図6におけるステップS117~S119)に至る処理には依然として相当の時間を要するという問題がある。
【0006】
これに対して、これまで基準画像の生成処理と検査画像の検査処理とを同時並行的に行う技術は提案されていない。本発明者は、基準画像の生成から画像検査に至る処理に要する時間を短縮するため、基準画像の生成処理と画像検査の処理とを同時並行的に行い、生成済みの基準画像を使用して画像検査を順次行う技術の開発を進めている。しかし、基準画像の生成に要する時間によっては、画像検査時に基準画像が生成されていない状況が発生しうる。この場合、検査が実行できない可能性がある。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものである。本発明は、基準画像の生成から画像検査に至る処理に要する時間を短縮しつつ、基準画像が生成されていないために検査が実行できない状況が発生することを防止または抑制できる画像検査装置、画像検査方法、および画像検査プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
【0009】
(1)画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成部と、前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を記憶する記憶部と、前記基準画像に基づいて、前記記録媒体に形成された前記画像の検査を行う画像検査部と、前記画像形成部による画像形成工程の開始以後において、前記画像検査部により検査が行われる前記画像の前記基準画像が、前記記憶部に記憶されているか否かを判定する判定部と、前記画像データに基づいて前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を生成する基準画像生成部と、前記基準画像生成部による基準画像の生成を含む基準画像生成工程と、前記画像形成部による記録媒体への前記画像の形成と、前記画像が形成された記録媒体を読み取って生成された読取画像の前記画像検査部による検査とを含む検査工程と、を並行して実行する制御部と、を有し、前記判定部は、前記画像形成部による前記記録媒体への前記画像の形成を開始するタイミングにおいて、前記判定を行う、画像検査装置。
(2)画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成部と、前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を記憶する記憶部と、前記基準画像に基づいて、前記記録媒体に形成された前記画像の検査を行う画像検査部と、前記画像形成部による画像形成工程の開始以後において、前記画像検査部により検査が行われる前記画像の前記基準画像が、前記記憶部に記憶されているか否かを判定する判定部と、前記画像データに基づいて前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を生成する基準画像生成部と、前記基準画像生成部による基準画像の生成を含む基準画像生成工程と、前記画像形成部による記録媒体への前記画像の形成と、前記画像が形成された記録媒体を読み取って生成された読取画像の前記画像検査部による検査とを含む検査工程と、を並行して実行する制御部と、を有し、前記判定部は、前記画像形成部による前記記録媒体に前記画像を形成中において、前記判定を行う、画像検査装置。
(3)画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成部と、前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を記憶する記憶部と、前記基準画像に基づいて、前記記録媒体に形成された前記画像の検査を行う画像検査部と、前記画像形成部による画像形成工程の開始以後において、前記画像検査部により検査が行われる前記画像の前記基準画像が、前記記憶部に記憶されているか否かを判定する判定部と、前記画像データに基づいて前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を生成する基準画像生成部と、前記基準画像生成部による基準画像の生成を含む基準画像生成工程と、前記画像形成部による記録媒体への前記画像の形成と、前記画像が形成された記録媒体を読み取って生成された読取画像の前記画像検査部による検査とを含む検査工程と、を並行して実行する制御部と、を有し、前記判定部は、前記画像形成部による前記記録媒体への前記画像の形成が完了したタイミングにおいて、前記判定を行う、画像検査装置。
【0010】
(4)前記判定部は、前記画像検査部により前記画像の検査を行う前に、前記記憶部により前記基準画像が記憶されているか否かを判定する上記(1)または(2)に記載の画像検査装置。
【0011】
(5)前記画像検査部は、前記画像形成部により前記画像が形成される前記記録媒体のページごとに前記検査を行い、前記判定部は、前記ページごとに前記判定を行う、上記(1)または(2)に記載の画像検査装置。
【0012】
(6)前記判定部による判定結果に基づいて、前記画像検査部を制御する制御部をさらに有する、上記(1)または(2)に記載の画像検査装置。
【0013】
(7)前記制御部は、前記判定部により前記記憶部により前記基準画像が記憶されていないと判定された場合に、前記画像検査部による検査を中止する、上記(5)に記載の画像検査装置。
【0014】
(8)前記制御部は、前記判定部により前記記憶部により前記基準画像が記憶されていないと判定された場合に、前記画像形成部による前記画像の形成を中止する、上記(5)に記載の画像検査装置。
【0015】
(9)前記制御部は、前記判定部により前記記憶部により前記基準画像が記憶されていないと判定された場合に、前記画像形成部による画像形成を再度行う、上記(5)に記載の画像検査装置。
【0016】
(10)前記制御部は、前記判定部により前記記憶部により前記基準画像が記憶されていないと判定された場合に、前記画像検査部による検査を中断する、上記(5)に記載の画像検査装置。
【0017】
(11)前記制御部は、前記判定部により前記記憶部により前記基準画像が記憶されていないと判定された場合に、前記画像検査部による検査中止を報知する、上記(6)に記載の画像検査装置。
【0018】
(12)画像データに基づいて記録媒体に画像を形成するステップ(a)と、前記画像データに基づいて前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を生成するステップ(b)と、前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を記憶部に記憶するステップ(c)と、前記基準画像に基づいて、前記記録媒体に形成された前記画像を検査するステップ(d)と、前記ステップ(a)における画像形成工程の開始以後において、前記ステップ(d)において検査が行われる前記画像の前記基準画像が、前記記憶部に記憶されているか否かを判定するステップ(e)と、を含み、前記ステップ(b)における基準画像の生成を含む基準画像生成工程と、前記ステップ(a)における記録媒体への前記画像の形成と、ステップ(d)における前記画像が形成された記録媒体を読み取って生成された読取画像の検査とを含む検査工程と、が並行して実行され、前記ステップ(a)における前記記録媒体への前記画像の形成を開始するタイミングにおいて、前記ステップ(e)における判定を行う、画像検査方法。
(13)画像データに基づいて記録媒体に画像を形成するステップ(a)と、前記画像データに基づいて前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を生成するステップ(b)と、前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を記憶部に記憶するステップ(c)と、前記基準画像に基づいて、前記記録媒体に形成された前記画像を検査するステップ(d)と、前記ステップ(a)における画像形成工程の開始以後において、前記ステップ(d)において検査が行われる前記画像の前記基準画像が、前記記憶部に記憶されているか否かを判定するステップ(e)と、を含み、前記ステップ(b)における基準画像の生成を含む基準画像生成工程と、前記ステップ(a)における記録媒体への前記画像の形成と、ステップ(d)における前記画像が形成された記録媒体を読み取って生成された読取画像の検査とを含む検査工程と、が並行して実行され、前記ステップ(a)における前記記録媒体に前記画像を形成中において、前記ステップ(e)における前記判定を行う、画像検査方法。
(14)画像データに基づいて記録媒体に画像を形成するステップ(a)と、前記画像データに基づいて前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を生成するステップ(b)と、前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を記憶部に記憶するステップ(c)と、前記基準画像に基づいて、前記記録媒体に形成された前記画像を検査するステップ(d)と、前記ステップ(a)における画像形成工程の開始以後において、前記ステップ(d)において検査が行われる前記画像の前記基準画像が、前記記憶部に記憶されているか否かを判定するステップ(e)と、を含み、前記ステップ(b)における基準画像の生成を含む基準画像生成工程と、前記ステップ(a)における記録媒体への前記画像の形成と、前記ステップ(d)における前記画像が形成された記録媒体を読み取って生成された読取画像の検査とを含む検査工程と、が並行して実行され、前記ステップ(a)における前記記録媒体への前記画像の形成が完了したタイミングにおいて、前記ステップ(e)における前記判定を行う、画像検査方法。
【0019】
(15)画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する手順(a)と、前記画像データに基づいて前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を生成する手順(b)と、前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を記憶部に記憶する手順(c)と、前記基準画像に基づいて、前記記録媒体に形成された前記画像を検査する手順(d)と、前記手順(a)における画像形成工程の開始以後において、前記手順(d)において検査が行われる前記画像の前記基準画像が、前記記憶部に記憶されているか否かを判定する手順(e)と、を含み、前記手順(b)における基準画像の生成を含む基準画像生成工程と、前記手順(a)における記録媒体への前記画像の形成と、前記手順(d)における前記画像が形成された記録媒体を読み取って生成された読取画像の検査とを含む検査工程と、が並行して実行され、前記手順(a)における前記記録媒体への前記画像の形成を開始するタイミングにおいて、前記手順(e)における判定を行う、処理をコンピューターに実行させるための画像検査プログラム。
(16)画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する手順(a)と、前記画像データに基づいて前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を生成する手順(b)と、前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を記憶部に記憶する手順(c)と、前記基準画像に基づいて、前記記録媒体に形成された前記画像を検査する手順(d)と、前記手順(a)における画像形成工程の開始以後において、前記手順(d)において検査が行われる前記画像の前記基準画像が、前記記憶部に記憶されているか否かを判定する手順(e)と、を含み、前記手順(b)における基準画像の生成を含む基準画像生成工程と、前記手順(a)における記録媒体への前記画像の形成と、前記手順(d)における前記画像が形成された記録媒体を読み取って生成された読取画像の検査とを含む検査工程と、が並行して実行され、前記手順(a)における前記記録媒体に前記画像を形成中において、前記手順(e)における前記判定を行う、処理をコンピューターに実行させるための画像検査プログラム。
(17)画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する手順(a)と、前記画像データに基づいて前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を生成する手順(b)と、前記記録媒体に形成された前記画像の検査に用いる基準画像を記憶部に記憶する手順(c)と、前記基準画像に基づいて、前記記録媒体に形成された前記画像を検査する手順(d)と、前記手順(a)における画像形成工程の開始以後において、前記手順(d)において検査が行われる前記画像の前記基準画像が、前記記憶部に記憶されているか否かを判定する手順(e)と、を含み、前記手順(b)における基準画像の生成を含む基準画像生成工程と、前記手順(a)における記録媒体への前記画像の形成と、前記手順(d)における前記画像が形成された記録媒体を読み取って生成された読取画像の検査とを含む検査工程と、が並行して実行され、前記手順(a)における前記記録媒体への前記画像の形成が完了したタイミングにおいて、前記手順(e)における前記判定を行う、処理をコンピューターに実行させるための画像検査プログラム。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、検査画像の検査を行う前に、基準画像が記憶部に記憶されているか否かが判定される。したがって、基準画像の生成から画像検査に至る処理に要する時間を短縮しつつ、基準画像が生成されていないために検査が実行できない状況が発生することを防止または抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【
図1】本発明の第1の実施形態に係る印刷システムの概略ブロック図である。
【
図2】
図1に示す画像形成システムの構成を例示する概略ブロック図である。
【
図3】
図2に示す制御部およびプリントコントローラー部の制御動作の概要を説明するためのブロック図である。
【
図4】
図1に示す画像形成システムによる画像検査方法の処理手順を例示するフローチャートである。
【
図5】原稿画像の取得、基準画像の生成、検査画像の形成、および検査画像の検査の各処理を時系列的に示す模式図である。
【
図6】基準画像が記憶済みか否かの判定タイミングの変形例を説明するための図である。
【
図7】検査画像の形成後、かつ検査画像の読取前に検査画像に対応する基準画像が記憶済みか否かを判定する場合における画像検査方法の処理手順を例示するフローチャートである。
【
図8】検査画像の形成前に検査画像に対応する基準画像が記憶済みか否かを判定する場合における画像検査方法の処理手順を例示するフローチャートである。
【
図9】第2の実施形態において検査工程の実施を制御する場合の画像検査方法の処理手順を例示するフローチャートである。
【
図10】第2の実施形態において画像形成工程の実施を制御する場合の画像検査方法の処理手順を例示するフローチャートである。
【
図11】リカバリー印刷が実施された場合における原稿画像の取得、基準画像の生成、検査画像の形成、および検査画像の検査の各処理を時系列的に示す模式図である。
【
図12】第3の実施形態における画像形成システムによる画像検査方法の処理手順を例示するフローチャートである。
【
図13】第4の実施形態における画像形成システムによる画像検査方法の処理手順を例示するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
【0023】
(第1の実施形態)
<印刷システムの構成>
図1は本発明の第1の実施形態に係る印刷システムの概略ブロック図であり、
図2は
図1に示す画像形成システムの構成を例示する概略ブロック図である。
【0024】
図1に示すように、印刷システム100はクライアント端末200、および画像形成システム300を有する。クライアント端末200、および画像形成システム300は、通信回線400を通じて互いに通信可能に接続されている。
【0025】
クライアント端末200は、例えばパーソナルコンピューター、タブレット端末、スマートフォン等でありうる。クライアント端末200には、原稿データを印刷ジョブに変換するためのプリンタードライバーがインストールされている。プリンタードライバーは、画像形成システム300のプリントコントローラー部320(
図2を参照)が対応可能な形式による印刷ジョブを生成し、通信回線400を通じて印刷ジョブを画像形成システム300へ送信する。また、クライアント端末200は、ディスプレイを備え、印刷物の検品結果(良品/不良品)、不良の印刷物の画像等を表示することができる。
【0026】
印刷ジョブは、例えば、PDL(Page Description Language)形式の印刷データおよびジョブ情報を含む。印刷データは、例えば、第1~第nページからなる印刷データを含む。ジョブ情報は、例えば、ページ数、部数、用紙(記録媒体)の種類、サイズ、坪量、片面印刷/両面印刷、検品設定(オン/オフ)等の印刷設定を含む。ユーザーは、検品設定をオンすることにより、画像形成システム300に対して画像検査の指示を出すことができる。
【0027】
通信回線400は、所定の規格によりコンピューターやネットワーク機器同士を接続したLAN(Local Area Network)、あるいはLAN同士を専用線で接続したWAN(Wide Area Network)等を備えうる。所定の規格は、例えば、イーサネット(登録商標)、FDDI(Fiber Distributed Data Interface)、Wi-Fi(Wireless Fidelity)等である。
【0028】
なお、通信回線400に接続される上記各構成要素の台数は
図1に例示する場合に限定されない。
【0029】
<画像形成システム300の構成>
図1、
図2に示すように、画像形成システム300は、制御部310、プリントコントローラー部320、画像形成部330、画像読取部340、画像検査部350、操作表示部360、給紙部370、基準画像生成部380、および記憶装置(記憶部)390を有する。画像形成システム300は、画像検査装置として機能する。
【0030】
<制御部310の構成>
制御部310は、画像制御CPU(Centra Processing Unit)311、DRAM(Dynamic Random Access Memory)制御IC312、メモリー313、画像メモリー(DRAM)314、圧縮・伸長IC315
、読み取り処理部316、書き込み処理部317、記憶部318等を備える。
【0031】
画像制御CPU311は、記憶部318に保存された各種のプログラムをメモリー313に展開し、展開したプログラムとの協働により、画像形成システム300全体の動作を統括的に制御する。
【0032】
読み取り処理部316は、画像読取部340のスキャナー341から出力されるアナログ画像信号に対し、アナログ処理、A/D変換処理、シェーディング処理等の各種処理を行い、デジタル画像(読取画像)データを生成する。また、生成されたデジタル画像データはDRAM制御IC312により圧縮・伸長IC315に出力される。圧縮・伸長IC315は、DRAM制御IC312の制御に基づいて、デジタル画像データに対して圧縮処理、および圧縮処理後のデジタル画像データに対して伸長処理を行う。また、DRAM制御IC312は、圧縮・伸長処理したデジタル画像データに対し、画像メモリー(DRAM)314の入出力制御を行う。
【0033】
画像メモリー314は、DRAMから構成され内部に、圧縮メモリー、ページメモリーの領域を備え、圧縮された画像データ、伸長された画像データ等を一時的に保存する。
【0034】
書き込み処理部317は、伸長処理されたデジタル画像データを画像形成部330の露光部332に出力する。
【0035】
また、本実施形態では、制御部310は、基準画像判定部(以下、単に「判定部」ともいう)として機能する。基準画像判定部は、画像形成部330による画像形成工程の開始以後、かつ検査画像の検査を行う前までの期間において、画像検査部350により検査が行われる検査画像の基準画像が、記憶装置390に記憶されているか否かを判定する。ここで、画像形成工程とは、検査画像の各ページについて画像形成開始から画像形成完了までの工程を意味する。例えば、基準画像判定部は、基準画像が記憶装置390に記憶されているか否かを判定する判定タイミングとして、画像検査部350により検査画像の検査を行う直前に、基準画像が記憶装置390に記憶されているか否かを検査画像のページごとに判定しうる。
【0036】
基準画像判定部は、例えば、記憶装置390に検査画像に対応する基準画像が記憶されているか否かをページごと判定する機能を有する。基準画像判定部は、検査画像の検査を行う直前の判定タイミングの他に、後述する判定タイミングにおいて、画像検査部350により検査画像に対応する基準画像が記憶されているか否かを判定し、判定結果として出力しうる。例えば、基準画像判定部は、記憶装置390に基準画像が記憶される際に、対応する検査画像のページに関する情報(例えば、ページ番号)を基準画像と紐づけて記憶装置390に記憶させる。基準画像判定部は、記憶装置390のページに関する情報を参照して、検査画像に対応する基準画像が記憶されているか否かを判定する。
【0037】
<プリントコントローラー部320の構成>
プリントコントローラー部320は、通信回線400を通じてクライアント端末200から受信した印刷ジョブを解析し、色変換、スクリーニングおよびラスタライズ等の処理を実行し、ビットマップ形式の原稿画像を生成する。生成された原稿画像は、制御部310に送信される。プリントコントローラー部320は、原稿画像取得部として機能する。
【0038】
プリントコントローラー部320は、コントローラー制御部321、基準画像生成制御部322、DRAM制御IC323、画像メモリー(DRAM)324、通信制御部325、通信I/F326等を備えて構成される。コントローラー制御部321は、プリントコントローラー部320の各部の動作を統括的に制御する。また、コントローラー制御部
321は、通信I/F326を介してクライアント端末200等からの印刷ジョブを受信する。通信制御部325は、通信I/F326を制御する。
【0039】
受信した印刷ジョブには、原稿画像の元となる印刷データ(主にPDL形式)と、使用する用紙の種類等の印刷設定が記述されたジョブ情報とが含まれる。プリントコントローラー部320は、印刷設定に基づいて印刷データをページ単位のビットマップデータに変換するラスタライズ(RIP)処理を行う。ラスタライズ処理後のRIP画像は、画像メモリー324に一時的に保存される。画像メモリー324のRIP画像は、プリントコントローラー部320のDRAM制御IC323、および制御部310のDRAM制御IC312の制御により、圧縮・伸長IC315を経由して画像メモリー314内の圧縮メモリー領域に一時的に保存される。通常の印刷時においては、圧縮メモリー領域に保存されたRIP画像は、圧縮・伸長IC315により伸長され書き込み処理部317を経由して、原稿画像(画像データ)として画像形成部330に送られて印刷が実行される。
【0040】
基準画像生成制御部322は、所定の生成タイミングにおいて、原稿画像に基づき基準画像を生成するよう、後述する基準画像生成部380に基準画像生成指示を出力する。所定の生成タイミングは、例えば、検品設定がオンであり、かつ原稿画像取得部が原稿画像を取得したときでありうる。基準画像生成部380は、基準画像生成指示に基づき基準画像を生成する。
【0041】
理想的には、用紙に形成された検査画像を読み取って生成された読取画像は、原稿画像と内容(コンテンツ)に関して一致すると考えられる。しかし、用紙に形成された検査画像をスキャナーによって読み取る際には、用紙の搬送経路のばらつき、スキャナーによる読み取り位置のずれ、色の再現性、紙種の違い等、種々の要因により、原稿画像に対して読取画像に誤差が生じうる。また、スキャナーによる読み取りの解像度によっても原稿画像に対して誤差が生じうる。したがって、読取画像と原稿画像とを単純に比較するのでは誤差が生じる可能性が高く、読取画像と原稿画像との単純比較によって検査画像を検査するのは現実的ではない。そこで、本実施形態では、読取画像と比較できるように、原稿画像に対して位置、解像度、色等に関して各種の処理を施して基準画像を生成し、基準画像と読取画像とを比較するように構成される。これにより、読取画像との比較が適切に行われるので、印刷物の検品を精度良く行える。基準画像の生成処理の詳細については後述する。
図2においては、基準画像生成制御部322をプリントコントローラー部320に設ける場合について例示したが、基準画像生成制御部322を制御部310に設けるように構成してもよい。
【0042】
<画像形成部330の構成>
画像形成部330は、制御部310の指示に従って、帯電、露光、現像、転写、および定着の工程を含む電子写真方式により用紙に画像を形成(印刷)する。本実施形態では、画像形成部330は、画像検査部350が検査を行う検査画像を、印刷設定に基づき設定された画像形成条件により用紙に形成する。画像形成部330は、プリンター制御部331、および露光部332等を有する。プリンター制御部331は、画像制御CPU311とシリアル通信により接続されており、画像制御CPU311による制御を受け付ける。プリンター制御部331は、書き込み処理部317からの信号により露光部332のLD(Laser Diode)を駆動し、感光体(不図示)上に原稿画像に対応する静電潜像を形成させる。感光体上に形成されたトナー画像は、現像工程を経て現像され、給紙部370から供給された用紙上に転写される。そして、用紙上の未定着トナー画像は、加熱加圧されることにより定着される。トナー画像が定着された用紙は、画像読取部340に搬送される。
【0043】
また、画像形成部330は、画像検査部350によって異常が検知された検査画像が形
成された用紙(ヤレ紙)を、正常な検査画像が形成された用紙と区別して排紙(パージ)する印刷シート排紙装置を備える。
【0044】
<画像読取部340の構成>
画像読取部340は、スキャナー341およびスキャナー制御部342を有する。スキャナー341は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサーにより、搬送路を搬送される用紙(印刷物)を読み取る。スキャナー制御部342は、制御部310からの読み取り指示にしたがって、画像形成部330から搬送された用紙に形成されている検査画像を読み取るようにスキャナーを制御する。スキャナー制御部342は、用紙に形成されている検査画像を読み取った読取画像を制御部310に出力する。
【0045】
<画像検査部350の構成>
画像検査部350は、基準画像に基づいて画像検査を行う。より具体的には、画像検査部350は、基準画像および読取画像を取得し、基準画像と読取画像とをページごとに比較することにより、用紙に形成された検査画像を検査する。
【0046】
画像検査部350は、画像検査制御部351を有する。画像検査制御部351は、画像制御CPU311、または図示しないCPU、RAM、ROM、および補助記憶装置を有する。検査画像の検査の機能は、CPUが画像検査プログラムを実行することにより実現される。画像検査制御部351は、例えば、ページごとに基準画像と読取画像との画素値の差分(誤差)を算出し、差分の大きさに応じて検査画像の良否を判定する。差分の算出は、1ページごと、オブジェクトごと、または領域ごとに行われうる。例えば、1ページごとに差分を算出する場合、1ページ内の画素の差分の合計値が規定値未満である場合「良」の検査結果が出力され、差分の合計値が規定値以上である場合「不良」の検査の結果が出力される。また、オブジェクトごと、または領域ごとに差分を算出する場合、選択されたオブジェクト内または領域内の画素値の差分の合計値に応じて、「良」または「不良」の検査結果が出力されるように構成されうる。
【0047】
制御部310は、検査画像の検査結果が「良」である場合、印刷物は良品であると判定し、検査画像の検査結果が「不良」である場合、印刷物は不良品であると判定する。
【0048】
<操作表示部360の構成>
操作表示部360は、タッチスクリーン361、操作制御部362、ハードキーとしてのテンキー、スタートボタン、ストップボタン等を備える。タッチスクリーンは、例えば、タッチセンサーと、タッチセンサーの背部に配置されたLCD(Liquid Crystal Display)とを含む。操作制御部362は、タッチセンサーおよびハードキーからの入力を受け付け、入力データを制御部310に送信する。また、操作制御部362は、制御部310から出力データを受け取りLCDに表示させる。操作表示部360は、ユーザーによる各種設定(例えば、検品設定のオン/オフ)、および指示(例えば、印刷開始の指示)の入力に使用される。また、操作表示部360は、画像形成システム300の状態、印刷物の検品結果(良品/不良品)、不良の印刷物の画像等の出力(表示)に使用される。
【0049】
<給紙部370の構成>
給紙部370は、大容量の用紙トレイを少なくとも1つ備え、画像形成部330に用紙を1枚ずつ供給する。
【0050】
<基準画像生成部380の構成>
基準画像生成部380は、原稿画像取得部が取得した原稿画像に基づき基準画像を生成
して制御部310に出力する。基準画像生成部380は、画像制御CPU311とは別のCPU(不図示)が画像検査プログラムを実行することにより実現されうる。これにより基準画像の生成と検査画像の形成および検査とを並行して実行するように構成される。あるいは、画像制御CPU311がマルチコアCPUである場合、基準画像生成部380を検査画像の形成および検査の処理とは、別のコアに割り当て、別々のコアにより基準画像の生成と検査画像の形成および検査とを並行して実行するように構成してもよい。
【0051】
なお、従来、基準画像の生成と、検査画像の形成および検査とを同じCPUが実行するように構成されていた。したがって、CPUは、ページごとに基準画像の生成が完了してから検査画像の形成および検査を実行するため、基準画像の生成と検査画像の形成および検査とを並行して実行することはできなかった。本実施形態では、基準画像の生成と、検査画像の形成および検査とを別々のCPUが実行するように構成されているので、基準画像の生成と検査画像の形成および検査とを並行して実行できる。
【0052】
また、原稿画像が複雑な画像である場合、基準画像の生成に対する演算負荷が大幅に増大する可能性がある。基準画像の生成を画像制御CPU311とは別のCPUが担うことにより、画像制御CPU311に対する演算負荷を低減できる。
【0053】
<記憶装置390の構成>
記憶装置390は、基準画像生成部380によって生成された基準画像を保存する。記憶装置390は、例えば、RAM、SSD(Solid State Drive)、HDD(Hard Disk Drive)のような記憶手段でありうる。制御部310は、原稿画像を再印刷(リプリント)する場合、記憶装置390に保存された基準画像を使用することにより、基準画像を再度生成する必要がない。したがって、基準画像の生成にかかる時間を省くことができる。
【0054】
<制御部310およびプリントコントローラー部320の制御動作の概要>
図3は、
図2に示す制御部310およびプリントコントローラー部320の制御動作の概要を説明するためのブロック図である。
【0055】
まず、制御部310は、原稿画像取得部(プリントコントローラー部320)から原稿画像およびジョブ情報を受信する((1)画像入力)。原稿画像は、印刷データをラスタライズ処理したRIP画像である。
【0056】
基準画像生成部380は、基準画像生成制御部322からの基準画像生成指示を受け付けた場合((2)-1基準画像生成指示)、原稿画像取得部が取得した原稿画像に基づき基準画像を生成して制御部310に出力する。制御部310は、ページメモリー1に基準画像を保存する。
【0057】
上述したように、基準画像生成部380は、原稿画像に対して、位置、解像度、色等に関して各種の処理を施して基準画像を生成する。基準画像生成部380は、例えば、基準画像と読取画像とについて内容部分(コンテンツ)同士を比較できるように、原稿画像から内容部分の位置情報を抽出し、基準画像に位置情報を付加、または埋め込むことができる。つまり、基準画像生成部380により生成される基準画像は、基準画像に基づいて画像検査を行う際に基準画像と読取画像とを位置合わせするための位置合わせ情報を有している。なお、位置合わせ情報としては、画像の輪郭情報やエッジ情報を含む。また、基準画像生成部380により生成される基準画像は、基準画像に基づいて画像検査を行う際に用いられる検査領域や検査除外領域に関する領域情報を有している。さらに、基準画像生成部380は、画像読取部340のスキャナーの解像度に合うように、原稿画像の解像度を調整して基準画像を生成できる。また、基準画像生成部380は、画像読取部340の
スキャナーが採用している色空間(例えば、RGB)に合うように、原稿画像の色空間を変換して基準画像を生成できる。
【0058】
また、制御部310は、原稿画像取得部から原稿画像を受信した場合、画像形成部330に画像形成の指示と、ページメモリー1に保存されている原稿画像を画像形成部330に出力する((2)-2画像出力)。本実施形態では、画像形成部330は、原稿画像に基づいて用紙に検査画像を形成する。基準画像生成部380による基準画像の生成と画像形成部330による検査画像の形成は並行して実行される。
【0059】
基準画像生成部380は、基準画像の生成が完了すると、基準画像生成完了を基準画像生成制御部322に通知する((3)-1基準画像生成完了)。また、画像形成部330は、用紙への画像形成が完了した場合、制御部310に出力完了を通知する((3)-2出力完了)。記憶装置390は、生成された基準画像を保存する((4)-1基準画像保存)。基準画像判定部は、記憶装置390に検査画像に対応する基準画像が記憶されているか否かをページごとに判定する。
【0060】
また、制御部310は、出力完了の通知を受け取るとすぐに画像読取部340に対して、画像読み取り指示を出力する((4)-2画像読み取り指示)。画像読取部340は、検査画像が形成された用紙を読み取り、用紙の読取画像を制御部310に出力する。制御部310は、ページメモリー2に読取画像を保存する。画像読取部340は、用紙の読み取りが完了すると、画像読み取り完了を通知する((5)-2画像読み取り完了)。
【0061】
制御部310は、画像読み取り完了の通知を受けて、画像検査部350に画像検査指示を出力する((6)-2画像検査指示)。画像検査部350は、ページメモリー1およびページメモリー2から各々基準画像および読取画像を取得し、基準画像と読取画像とを比較することにより、検査画像を検査する。そして、画像検査部350は、検査画像の検査結果を制御部310に出力する((7)-2画像検査結果)。
【0062】
制御部310は、ユーザーからの指示に応じて、検査画像の検査結果に基づいて、印刷物の検品結果(良品/不良品)を操作表示部360またはクライアント端末200のディスプレイに表示するよう制御する。
【0063】
<画像形成システム300による画像検査方法>
図4は、
図1に示す画像形成システムによる画像検査方法の処理手順を例示するフローチャートである。
図4に示す各処理は、画像制御CPU311が画像検査プログラムを実行することにより実現される。また、
図5は、原稿画像の取得、基準画像の生成、検査画像の形成、および検査画像の検査の各処理を時系列的に示す模式図である。
【0064】
図4に示すように、まず、制御部310は、原稿画像を取得する(ステップS101)。制御部310は、原稿画像取得部から原稿画像(RIP画像)の第1ページから最終の第nページまで1ページずつ順に受信する。例えば、
図5には、原稿画像が第1ページから第8ページまで順に受信される場合について例示されている。
【0065】
次に、制御部310は、原稿画像を保存する(ステップS102)。制御部310は、印刷ジョブが開始されると、原稿画像取得部から取得した原稿画像を1ページずつページメモリー1に保存する。
【0066】
次に、制御部310は、検査画像の検査に用いる基準画像の生成を制御する。基準画像生成部380は、制御部310の指示に従って基準画像を生成する(ステップS103)。例えば、制御部310は、原稿画像の1ページ目が取得され、ページメモリー1に保存
されている場合、原稿画像の1ページ目に基づき基準画像を生成するように基準画像生成部380を制御する。基準画像生成部380は、原稿画像の1ページ目に基づき基準画像を生成する。原稿画像の2ページ目についても同様に基準画像が生成される。
【0067】
次に、記憶装置390は、基準画像生成部380によって生成された基準画像を保存する(ステップS104)。例えば、記憶装置390は、原稿画像の1ページ目および2ページ目を保存する。また、本実施形態では、
図4に示すように、制御部310は、ステップS103、S104の処理と並行して、原稿画像取得部から受信した原稿画像およびジョブ情報に基づいて、用紙へ検査画像を形成するよう画像形成部330を制御する。例えば、制御部310は、印刷準備を行って、1ページ目の原稿画像について、用紙へ検査画像を形成するよう画像形成部330を制御する。画像形成部330は、制御部310の指示に従って、原稿画像の1ページ目について検査画像を用紙に形成する(ステップS105)。1ページ目の原稿画像の検査画像が形成された後、2ページ目の原稿画像についても同様に用紙へ検査画像が形成される。
【0068】
次に、画像読取部340は、用紙に形成された検査画像を読み取る(ステップS106)。
【0069】
次に、基準画像判定部は、取得された原稿画像の各々のページについて基準画像が記憶装置390に記憶済みか否かを判定する(ステップS107)。すなわち、基準画像判定部は、検査画像に基づき用紙に形成された画像の読み取り後に、検査画像に対応する基準画像が記憶装置390に記憶済みか否かをページごとに判定する。例えば、基準画像判定部は、画像形成部330によって形成された検査画像のページに対応するページが記憶装置390に記憶されているか否かを判定する。基準画像が記憶済みであれば(ステップS107:YES)、画像検査部350は、基準画像と読取画像とを比較して検査画像を検査する(ステップS108)。
【0070】
一方、画像検査部350は、基準画像が記憶済みではない場合は(ステップS107:NO)、基準画像が記憶されるまで待機する。例えば、ステップS108で検査される検査画像の元になる原稿画像(1ページ目)と、同じ原稿画像(1ページ目)の基準画像が記憶されていなければ、この原稿画像(1ページ目)の基準画像が記憶されるまで待機する。
【0071】
そして、制御部310は、ステップS101~S108の処理を全ページ(第1ページから最終の第nページ)について検査画像の検査が完了するまで繰り返す(ステップS109)。
【0072】
図5に示すように、基準画像生成部380による基準画像の生成と、画像形成部330による検査画像の形成および検査画像の検査とは並行して行われる。これにより、画像形成システム300は、基準画像の生成から画像検査に至る処理にかかる時間を従来技術と比較してさらに短縮できる。
【0073】
[並行して行う基準画像の生成、および用紙への検査画像の形成]
例えば、
図5に示す例では、1ページ目(1P)と2ページ目(2P)の基準画像の生成と、印刷準備とが並行して実行され、3ページ目(3P)の基準画像の生成と、1ページ目(1P)の検査画像の形成とが並行して実行される。そして、その後、4ページ目(4P)の基準画像の生成と、1ページ目(1P)の検査画像の形成とが並行して実行される。なお、同図では、3ページ目(3P)の基準画像の生成と、1ページ目(1P)の検査画像の形成とが同時に開始されるように示されているが、これには限定されない。1ページ目(1P)の検査画像の形成は、印刷準備完了後の適当なタイミングで開始可能であ
り、3ページ目(3P)の基準画像の生成は、2ページ目(2P)の基準画像の生成後の適当なタイミングで開始可能である。基準画像の生成や検査画像の生成の開始タイミングについては、以降のページについても同様である。
【0074】
[並行して行う基準画像の生成、用紙への検査画像の形成、および検査画像の検査]
また、その後、5ページ目(5P)の基準画像の生成と、2ページ目(2P)の検査画像の形成と、1ページ目の検査画像の検査とが並行して実行される。
【0075】
このように、本実施形態では、原稿画像の受信に基づき(原稿画像の受信を起点として)、基準画像を生成しつつ、印刷準備が整ったところで検査画像を用紙に形成して検査画像の検査を行う。また、基準画像の生成と、検査画像の形成および検査とを並行で実行するため、基準画像の生成から画像検査に至る処理にかかる時間を短縮できる。その結果、印刷物の生産性が向上する。また、検査画像の検査を行う前に、基準画像が記憶部に記憶されているか否かが判定される。したがって、基準画像の生成から画像検査に至る処理に要する時間を短縮しつつ、基準画像が生成されていないために検査が実行できない状況が発生することを防止または抑制できる。
【0076】
<印刷ジョブ>
上述のように、画像形成システム300は、印刷ジョブを受信し、ジョブ情報の検品設定がオンである場合、基準画像の生成と検査画像の形成を並行して実行する。制御部310およびプリントコントローラー部320は、1つ(同一)の印刷ジョブにより、基準画像生成部380による基準画像の生成と、画像形成部330による検査画像の形成とを並行して実行するように制御する。
【0077】
一方、画像形成システム300は、基準画像の生成と検査画像の形成および検査とを別々の印刷ジョブにより実現してもよい。制御部310およびプリントコントローラー部320は、基準画像生成工程(基準画像生成ジョブ)と検査工程(検査ジョブ)とを並行して実行するように制御する。ここで、基準画像生成工程は、基準画像生成部380による基準画像の生成を含む。検査工程は、画像形成部330による用紙への検査画像の形成と、検査画像が形成された用紙を読み取って生成された読取画像の、画像検査部350による画像検査とを含む。例えば、基準画像生成工程は、画像制御CPU311とは別のCPUによって実行され、検査工程は、画像制御CPU311により実行されうる。あるいは、制御部310がマルチコアCPUを有する場合、基準画像生成工程と検査工程とを別々のコアに割り当て、これらのコアにより基準画像生成工程と検査工程とを並行して実行するように構成してもよい。
【0078】
<基準画像が記憶済みか否かの判定タイミング>
上述の例では、基準画像判定部は、検査画像に基づき用紙に形成された画像の読み取り後に、検査画像に対応する基準画像が記憶装置390に記憶されているか否かを判定する場合について説明した。以下では、検査画像の検査前の他の判定タイミングにおいて検査画像に対応する基準画像が記憶済みか否かを判定する場合について説明する。
【0079】
図6は、基準画像が記憶済みか否かの判定タイミングの変形例を説明するための図である。また、
図7は、検査画像の形成後、かつ検査画像の読取前に検査画像に対応する基準画像が記憶済みか否かを判定する場合における画像検査方法の処理手順を例示するフローチャートである。また、
図8は、検査画像の形成前に検査画像に対応する基準画像が記憶済みか否かを判定する場合における画像検査方法の処理手順を例示するフローチャートである。
図7、
図8に示す処理は、画像制御CPU311が画像検査プログラムを実行することにより実現される。
【0080】
図6に示すように、基準画像判定部は、検査画像の検査前の他の判定タイミングとして、検査画像の読取開始から読取完了までの読取工程のいずれかの判定タイミングに検査画像に対応する基準画像が記憶済みか否かを判定するように構成されうる。より具体的には、用紙に形成された画像の読取開始、読取中、または読取完了のタイミングにおいて、検査画像に対応する基準画像を記憶済みか否かが判定されるように構成されうる。例えば、基準画像判定部は、検査画像1に基づき用紙に形成された画像の読取開始、読取中、または読取完了のタイミングにおいて、検査画像1に対応する基準画像1を記憶済みか否かが判定されうる。
【0081】
図7を参照して、例えば、読取開始のタイミングにおいて基準画像が記憶済みか否かを判定する場合について説明する。同図において、ステップS201~S204,ステップS208,S209の各処理については、上述した
図4のステップS101~S104,ステップS108,S209の各処理と同じであるので、詳細な説明を省略する。
【0082】
ステップS205において検査画像が形成された後、基準画像判定部は、基準画像が記憶済みか否かを判定する(ステップS206)。制御部310は、基準画像が記憶済みである場合(ステップS206:YES)、用紙に形成された画像を読み取るよう画像読取部340を制御する(ステップS207)。一方、基準画像が記憶済みではない場合(ステップS206:NO)、制御部310は、基準画像が記憶されるまで待機する。
【0083】
また、基準画像判定部は、検査画像の検査前の他の判定タイミングとして、画像形成開始から画像形成完了までの画像形成工程のいずれかの判定タイミングに基準画像が記憶済みか否かを判定するように構成されうる。より具体的には、検査画像の各ページについて画像形成開始、画像形成中、または画像形成完了のタイミングにおいて上記検査画像に対応する基準画像を記憶済みか否かが判定されるように構成されうる。
【0084】
図8を参照して、例えば、画像形成開始のタイミングにおいて基準画像が記憶済みか否かを判定する場合について説明する。同図において、ステップS301~S304,S308,S309の各処理については、上述した
図4のステップS101~S104,S108,S109の各処理と同じであるので、詳細な説明を省略する。
【0085】
ステップS302において原稿画像が保存された後、基準画像判定部は、基準画像が記憶済みか否かを判定する(ステップS305)。制御部310は、基準画像が記憶済みである場合(ステップS305:YES)、用紙に検査画像を形成するよう画像形成部330を制御し(ステップS306)、用紙に形成された検査画像を読み取るよう画像読取部340を制御する(ステップS307)。そして、制御部310は、検査画像を検査するよう画像検査部350を制御する(ステップS308)。一方、基準画像が記憶済みではない場合(ステップS305:NO)、制御部310は、基準画像が記憶されるまで待機する。
【0086】
なお、上述の判定タイミングは、複数組み合わされてもよい。複数の判定タイミングを組み合わせることにより、検査画像の検査時に基準画像が形成されていない状況が発生しないように、基準画像が記憶されるまで画像形成、または画像検査を中止できる。
【0087】
以上で説明した第1の実施形態の情報処理装置、画像検査方法、および画像検査プログラムによれば下記の効果を奏する。
【0088】
検査画像の検査を行う前に、基準画像が記憶部に記憶されているか否かが判定される。したがって、基準画像の生成から画像検査に至る処理に要する時間を短縮しつつ、基準画像が生成されていないために検査が実行できない状況が発生することを防止または抑制で
きる。
【0089】
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、検査画像に対応する基準画像が記憶済みか否かの判定結果に基づいて、検査工程または画像形成工程の実施を制御する場合について説明する。
図9は、第2の実施形態において検査工程の実施を制御する場合の画像検査方法の処理手順を例示するフローチャートである。
図10は、第2の実施形態において画像形成工程の実施を制御する場合の画像検査方法の処理手順を例示するフローチャートである。
図9および
図10に示す処理は、画像制御CPU311が画像検査プログラムを実行することにより実現される。なお、説明の重複を避けるため、第1の実施形態と同じ構成について説明を省略する。
【0090】
<検査工程の実施の制御>
図9において、ステップS401~S406の処理は、第1の実施形態における
図4のステップS101~S106の処理と各々同じであるので、詳細な説明を省略する。
【0091】
ステップS407において、基準画像判定部は、検査画像に対応する基準画像が記憶済みか否かを判定する。画像検査部350は、基準画像が記憶済みである場合(ステップS407:YES)、検査画像を検査する(ステップS408)。
【0092】
制御部310は、ステップS401~S408の処理を全ページ(第1ページから最終の第nページ)について検査画像の検査が完了するまで繰り返す(ステップS409)。
【0093】
一方、基準画像が記憶済みではない場合(ステップS407:NO)、制御部310は、検査画像の検査をスキップし、検査を中止する(ステップS410)。具体的には、制御部310は、印刷ジョブ(検査ジョブ)を中止する。これにより、用紙への次ページ以降の検査画像の形成と、当該検査画像の検査とが中止される。
【0094】
次に、制御部310は、検査中止を報知し(ステップS411)、処理を終了する(エンド)。例えば、制御部310は、操作表示部360のディスプレイへの警告表示、パトライト(登録商標)の点滅、点灯、メール等により検査中止を報知する。
【0095】
<画像形成工程の実施の制御>
図10において、ステップS501~S508の処理は、第1の実施形態における
図4におけるステップS101~S104,S107,S105,S106,S108の処理に各々対応する。ステップS501~S508の処理内容は、
図4において対応する各々のステップと同じであるので、詳細な説明を省略する。
【0096】
ステップS505において、基準画像判定部は、検査画像に対応する基準画像が記憶済みか否かを判定する。制御部310は、基準画像が記憶済みである場合(ステップS505:YES)、用紙に検査画像を形成するよう画像形成部330を制御し(ステップS506)、用紙に形成された画像を読み取るよう画像読取部340を制御する(ステップS507)。そして、制御部310は、検査画像を検査するよう画像検査部350を制御する(ステップS508)。
【0097】
制御部310は、ステップS501~S508の処理を全ページ(第1ページから最終の第nページ)について検査画像の検査が完了するまで繰り返す(ステップS509)。
【0098】
一方、基準画像が記憶済みではない場合(ステップS505:NO)、制御部310は、検査画像の検査をスキップし、検査を中止する(ステップS510)。具体的には、制
御部310は、印刷ジョブ(検査ジョブ)を中止する。これにより、用紙への次ページ以降の検査画像の形成と、当該検査画像の検査とが中止される。
【0099】
次に、制御部310は、検査中止を報知し(ステップS511)、処理を終了する(エンド)。例えば、制御部310は、操作表示部360のディスプレイへの警告表示、パトライト(登録商標)の点滅、点灯、メール等により検査中止を報知する。
【0100】
このように、制御部310は、検査画像に対応する基準画像が記憶済みか否かの判定結果に基づいて、検査工程または画像形成工程の実施を制御する。
【0101】
以上で説明した第2の実施形態の情報処理装置、画像検査方法、および画像検査プログラムによれば第1の実施形態の効果に加えて下記の効果を奏する。
【0102】
基準画像が記憶済みか否かの判定結果に基づいて、検査工程または画像形成工程の実施が制御される。したがって、ユーザーの想定以上に基準画像の生成時間がかかる場合に検査工程の待機時間が増加することを抑制できる。
【0103】
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、基準画像が記憶装置390に記憶されていない間において検査画像に基づき画像形成された用紙をパージし、基準画像が記憶装置390に記憶された後、同じ検査画像に基づき再度画像を形成(リカバリー印刷)する場合について説明する。
図11は、リカバリー印刷が実施された場合における原稿画像の取得、基準画像の生成、検査画像の形成、および検査画像の検査の各処理を時系列的に示す模式図である。なお、説明の重複を避けるため、第1の実施形態と同じ構成について説明を省略する。
【0104】
制御部310および画像形成部330は、リカバリー印刷部として機能する。例えば、概して複雑な原稿画像ほど、基準画像生成部380による基準画像の生成に時間を要する。例えば、
図11においては、原稿画像の2ページ目が複雑であり、このため基準画像の2ページ目の生成に時間を要することが例示されている。リカバリー印刷部は、基準画像の生成が、対応する検査画像の検査までに完了しなかった場合、リカバリー印刷を実行する。例えば、
図11に示す例では、リカバリー印刷部は、基準画像の2ページ目の生成が、検査画像の2ページ目の形成後も完了していないため、基準画像の生成完了を待ってから原稿画像の2ページ目のリカバリー印刷(検査画像の2ページ目の形成)を行う。制御部310は、既に印刷されている検査画像の2ページ目の用紙をパージする。これにより、未検査の検査画像が形成された用紙が正常な検査画像が形成された用紙と混ざることが防止される。
【0105】
また、画像検査部350は、リカバリー印刷時において記憶装置390に保存した基準画像を用いて画像検査を行うことができる。これにより、基準画像生成部380によって基準画像を再び生成する必要がないので、基準画像の生成にかかる時間を省ける。
【0106】
<第3の実施形態における画像形成システムによる画像検査方法>
図12は、第3の実施形態における画像形成システムによる画像検査方法の処理手順を例示するフローチャートである。同図に示す処理は、画像制御CPU311が画像検査プログラムを実行することにより実現される。なお、ステップS601~S605の処理は、第1の実施形態における
図4のステップS101~S105の処理と各々同じであるので、詳細な説明を省略する。
【0107】
ステップS606において、基準画像判定部は、基準画像が記憶済みであるか否かを判定する。画像検査部350は、基準画像が記憶済みである場合(ステップS606:YE
S)、検査画像を読み取り(ステップS607)、検査画像を検査する(ステップS608)。
【0108】
制御部310は、ステップS601~S608の処理を全ページ(第1ページから最終の第nページ)について検査画像の検査が完了するまで繰り返す(ステップS609)。
【0109】
一方、基準画像が記憶済みではない場合(ステップS606:NO)、画像形成部330は、ステップS605に実行して、検査画像を再印刷する。
【0110】
なお、リカバリー印刷を実行する際に、同図のステップS602においてページメモリー1に保存した原稿画像を記憶装置390に保存するように構成できる。記憶装置390に保存されている原稿画像を使用することにより、基準画像の生成および保存(ステップS603、S604)の処理に加えて、ステップS601、S602の処理が不要となる。したがって、制御部310およびプリントコントローラー部320は、印刷ジョブにおいて、検査画像の形成および検査の処理のみを実行するように制御する。これにより、印刷ジョブの開始から印刷物の検品が完了するまでにかかる時間を短縮できる。その結果、印刷物の生産性が向上する。
【0111】
(第4の実施形態)
第4の実施形態では、検査画像に対応する基準画像が記憶済みか否かの判定結果に基づいて、検査工程の中断・再開を制御する場合について説明する。
図13は、第4の実施形態における画像形成システムによる画像検査方法の処理手順を例示するフローチャートである。同図に示す処理は、画像制御CPU311が画像検査プログラムを実行することにより実現される。なお、説明の重複を避けるため、第1の実施形態と同じ構成について説明を省略する。
【0112】
図13において、ステップS701~S706の処理は、第1の実施形態における
図4のステップS101~S106の処理と各々同じであるので、詳細な説明を省略する。
【0113】
ステップS707において、基準画像判定部は、基準画像が記憶済みか否かを判定する。画像検査部350は、基準画像が記憶済みである場合(ステップS707:YES)、検査画像を検査する(ステップS710)。
【0114】
一方、基準画像が記憶済みではない場合(ステップS707:NO)、画像形成部330は、検査画像の画像形成を中断する(ステップS708)。
【0115】
次に、制御部310は、画像形成を再開するか否かを判定する(ステップS709)。制御部310は、例えば、ユーザーによる画像形成の再開に関する指示を受け付けるまで待機し、画像形成の再開に関する指示を受け付けた場合、検査画像の画像形成を再開する。
【0116】
次に、画像検査部350は、検査画像の検査の処理を実行する(ステップS710)。そして、制御部310は、ステップS701~S710の処理を全ページ(第1ページから最終の第nページ)について検査画像の検査が完了するまで繰り返す(ステップS711)。
【0117】
なお、制御部310は、画像形成部330による画像形成後、画像読取部340により、用紙に形成された画像を読み取る直前で機械停止させ、基準画像が生成されるまで待ってから検査を行うように構成されてもよい。
【0118】
以上で説明した第4の実施形態の情報処理装置、画像検査方法、および画像検査プログラムによれば第1の実施形態の効果に加えて下記の効果を奏する。
【0119】
基準画像が記憶済みか否かの判定結果に基づいて、検査画像の画像形成の中断・再開が制御される。したがって、ユーザーの想定以上に基準画像の生成時間がかかる場合に検査画像の画像形成が先に進み過ぎることを抑制できる。
【0120】
以上のように、実施形態において、画像検査装置、画像検査方法、および画像検査プログラムについて説明した。しかしながら、本発明は、その技術思想の範囲内において当業者が適宜に追加、変形、および省略することができることはいうまでもない。
【0121】
例えば、上述の第1~第4の実施形態では、基準画像が基準画像生成部380によって生成され、記憶装置390に記憶される場合を例示して説明したが、本発明はこのような場合に限定されない。例えば、検査画像に対応する基準画像が予め生成または取得され、検査画像の検査前に記憶装置390に記憶されるように構成されてもよい。
【0122】
また、上述した実施形態では、印刷ジョブに基づき原稿画像を生成する場合について説明したが、本発明はこのような場合に限定されない。画像形成部330は、ユーザーが準備した原稿を読み取る画像読取装置333(
図1を参照)を有し、画像読取装置333によって原稿を読み取って生成された画像に基づき原稿画像を生成するように構成してもよい。画像読取装置333は、例えば、自動原稿搬送装置により所定の読取位置に搬送された原稿をスキャナーによって読み取り、画像データを生成する。
【0123】
また、画像検査プログラムは、USBメモリー、フレキシブルディスク、CD-ROM等のコンピューター読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、メモリーやストレージ等に転送され記憶される。また、この検査プログラムは、例えば、単独のアプリケーション・ソフトウェアとして提供されてもよいし、サーバーの一機能としてその各装置のソフトウェアに組み込んでもよい。
【0124】
また、実施形態において検査プログラムにより実行される処理の一部または全部を回路等のハードウェアに置き換えて実行されうる。
【符号の説明】
【0125】
100 印刷システム、
200 クライアント端末、
300 画像形成システム、
310 制御部、
311 画像制御CPU、
312 DRAM制御IC、
313 メモリー、
314 画像メモリー(DRAM)、
315 圧縮・伸長IC、
316 読み取り処理部、
317 書き込み処理部、
318 記憶部、
320 プリントコントローラー部、
321 コントローラー制御部、
322 基準画像生成制御部、
323 DRAM制御IC、
324 画像メモリー(DRAM)、
325 通信制御部、
326 通信I/F、
330 画像形成部、
331 プリンター制御部、
332 露光部、
333 画像読取装置、
340 画像読取部、
341 スキャナー、
342 スキャナー制御部、
350 画像検査部、
351 画像検査制御部、
360 操作表示部、
361 LCD/タッチセンサー、
362 操作制御部、
370 給紙部、
380 基準画像生成部、
390 記憶装置、
400 通信回線。
【手続補正書】
【提出日】2026-03-19
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像形成ジョブを実行するための画像データに基づいて記録媒体に画像を形成するための画像形成部と、
前記画像データに基づいて前記記録媒体に形成された画像の検査に用いる基準画像を生成する基準画像生成部と、
前記基準画像に基づいて、前記記録媒体に形成された画像の検査を行う画像検査部と、
を備える画像検査システムにおいて、
前記画像形成ジョブは複数のページの画像形成を実行するジョブであり、
第1のページの基準画像が前記基準画像生成部により生成された場合に、基準画像の生成に関する第1の通知を行い、
前記第1のページと異なる第2のページの基準画像が前記基準画像生成部により生成された場合に、基準画像の生成に関する第2の通知を行う、
画像検査システム。
【請求項2】
前記複数のページの各ページごとに、前記基準画像生成部により基準画像が生成されたことに対応する基準画像の生成に関する通知が行われる、請求項1に記載の画像検査システム。
【請求項3】
前記画像データを取得する取得部をさらに備え、
前記画像データの取得に基づいて、前記基準画像生成部に対する基準画像の生成指示と前記画像形成部に対する画像形成の指示を行う、請求項1または2に記載の画像検査システム。
【請求項4】
前記取得部は、ページごとに前記画像データを取得する、請求項3に記載の画像検査システム。
【請求項5】
前記基準画像生成部により生成された基準画像を記憶する記憶部と、
前記画像検査部により検査が行われる前記画像の前記基準画像が、前記記憶部に記憶されているか否かを判定する判定部と、をさらに備え、
前記判定部による判定が前記複数のページの各ページごとに行われる、請求項1または2に記載の画像検査システム。
【請求項6】
前記判定部により前記基準画像が前記記憶部に記憶されていると判定された場合に、前記記憶部に基準画像が記憶されているページの画像を記録媒体に形成するよう前記画像形成部を制御する、請求項5に記載の画像検査システム。
【請求項7】
前記画像形成部による画像の形成は印刷準備を含む、請求項1または2に記載の画像検査システム。
【請求項8】
画像形成ジョブを実行するための画像データに基づいて記録媒体に画像を形成するための画像形成部と、
前記画像データに基づいて前記記録媒体に形成された画像の検査に用いる基準画像を生成する基準画像生成部と、
前記基準画像に基づいて、前記記録媒体に形成された画像の検査を行う画像検査部と、
を備える画像検査システムにおける画像検査方法であって、
前記画像形成ジョブは複数のページの画像形成を実行するジョブであり、
第1のページの基準画像が前記基準画像生成部により生成された場合に、基準画像の生成に関する第1の通知を行うステップと、
前記第1のページと異なる第2のページの基準画像が前記基準画像生成部により生成された場合に、基準画像の生成に関する第2の通知を行うステップと、
を含む画像検査方法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】
(1)画像形成ジョブを実行するための画像データに基づいて記録媒体に画像を形成するための画像形成部と、前記画像データに基づいて前記記録媒体に形成された画像の検査に用いる基準画像を生成する基準画像生成部と、前記基準画像に基づいて、前記記録媒体に形成された画像の検査を行う画像検査部と、を備える画像検査システムにおいて、前記画像形成ジョブは複数のページの画像形成を実行するジョブであり、第1のページの基準画像が前記基準画像生成部により生成された場合に、基準画像の生成に関する第1の通知を行い、前記第1のページと異なる第2のページの基準画像が前記基準画像生成部により生成された場合に、基準画像の生成に関する第2の通知を行う、画像検査システム。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0010】
(2)前記複数のページの各ページごとに、前記基準画像生成部により基準画像が生成されたことに対応する基準画像の生成に関する通知が行われる、上記(1)に記載の画像検査システム。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】
(3)前記画像データを取得する取得部をさらに備え、前記画像データの取得に基づいて、前記基準画像生成部に対する基準画像の生成指示と前記画像形成部に対する画像形成の指示を行う、上記(1)または(2)に記載の画像検査システム。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0012】
(4)前記取得部は、ページごとに前記画像データを取得する、上記(1)または(2)に記載の画像検査システム。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0013】
(5)前記基準画像生成部により生成された基準画像を記憶する記憶部と、前記画像検査部により検査が行われる前記画像の前記基準画像が、前記記憶部に記憶されているか否かを判定する判定部と、をさらに備え、前記判定部による判定が前記複数のページの各ページごとに行われる、上記(1)または(2)に記載の画像検査システム。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0014】
(6)前記判定部により前記基準画像が前記記憶部に記憶されていると判定された場合に、前記記憶部に基準画像が記憶されているページの画像を記録媒体に形成するよう前記画像形成部を制御する、上記(5)に記載の画像検査システム。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0015】
(7)前記画像形成部による画像の形成は印刷準備を含む、上記(1)または(2)に記載の画像検査システム。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0016】
(8)画像形成ジョブを実行するための画像データに基づいて記録媒体に画像を形成するための画像形成部と、前記画像データに基づいて前記記録媒体に形成された画像の検査に用いる基準画像を生成する基準画像生成部と、前記基準画像に基づいて、前記記録媒体に形成された画像の検査を行う画像検査部と、を備える画像検査システムにおける画像検査方法であって、前記画像形成ジョブは複数のページの画像形成を実行するジョブであり、第1のページの基準画像が前記基準画像生成部により生成された場合に、基準画像の生成に関する第1の通知を行うステップと、前記第1のページと異なる第2のページの基準画像が前記基準画像生成部により生成された場合に、基準画像の生成に関する第2の通知を行うステップと、を含む画像検査方法。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】削除
【補正の内容】