特許 6989867 壁に固定して開いて収納する超薄型成型収納家具。

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】特許公報(B1)

(11)【特許番号】

(24)【登録日】2021-12-07

(45)【発行日】2022-01-12

(54)【発明の名称】壁に固定して開いて収納する超薄型成型収納家具。

(51)【国際特許分類】

   E04F 13/08 20060101AFI20220104BHJP

【ＦＩ】

E04F13/08 H

【請求項の数】 3

(21)【出願番号】P 2021114848

(22)【出願日】2021-07-12

【審査請求日】2021-07-12

【早期審査対象出願】

(73)【特許権者】

【識別番号】502145830

【氏名又は名称】美藤 雅康

(72)【発明者】

【氏名】美藤雅康

(72)【発明者】

【氏名】美藤町子

(72)【発明者】

【氏名】北村知世

(72)【発明者】

【氏名】横畑直世

【審査官】油原 博

(56)【参考文献】

【文献】実開平０４－１３７１４９（ＪＰ，Ｕ）

【文献】特開２００３－０５６２６０（ＪＰ，Ａ）

【文献】独国実用新案第２０２００４０１７０６４（ＤＥ，Ｕ１）

【文献】登録実用新案第３１８３５３４（ＪＰ，Ｕ）

【文献】実開昭５８－１２６７４０（ＪＰ，Ｕ）

【文献】特開昭５９－１０９６８５（ＪＰ，Ａ）

【文献】特開平０８－３３８１２６（ＪＰ，Ａ）

(58)【調査した分野】(Int.Cl.，ＤＢ名)

Ｅ０４Ｆ １３／０８

Ａ４７Ｂ ６１／０４

Ｅ０６Ｂ ７／３４

Ｅ０４Ｈ １／１２

(57)【特許請求の範囲】

【請求項1】

化粧板の裏面に複数の引っ掛け桟が水平方向に沿って設けられるとともに、前記化粧板の周囲に肉厚の側板、天板、地板が設けられ、吊り元側の側板に長尺丁番が固定され、前記吊り元側の対面にある引き手側の側板の裏面に磁石が装着されるとともに引き手側の側板に引手加工がなされた樹脂製の箱形収納家具が床から間隔を開けて壁にビスで固定されるとともに、前記引手加工部分の壁面に、壁の汚れ防止鉄板が貼られて固定され、ドア状の前記箱形収納家具が壁に対して開閉されて活用されてなる超薄型成型収納家具であって、各々の前記引っ掛け桟に対して上端を引っ掛けることが可能であり、その表面に収納物の収納のための引っ掛け加工がなされた板状の収納板、あるいは、板状の衣類ハンガーによって、各種収納物を収納できるようにしたことを特徴とした超薄型成型収納家具。

【請求項2】

板状の収納板の表面になされた引っ掛け加工を複数の穴とし、前記穴に板状の吊り部材が挿入され、前記板状の収納板によって収納物を収納できるようにしたことを特徴とした請求項1に記載の超薄型成型収納家具。

【請求項3】

上端を引っ掛け桟に対して引っ掛けることが可能なクリップハンガー付き板状の衣類ハンガーによって、各種収納物を収納できるようにしたことを特徴とした請求項1または2に記載の超薄型成型収納家具。

【発明の詳細な説明】

【技術分野】

【0001】

本発明は、生活用品の収納を担っている独立したクローゼットや床置き型の収納家具に代わる、壁に固定して開いて収納する超薄型成型収納家具に関する。

【背景技術】

【0002】

従来、生活用品の収納を担っているのは独立したクローゼットや床置き型の収納家具が主流である。

【0003】

その独立したクローゼットや床置き型の収納家具は多種多様な生活用品を収納するために、必要な部屋に設置され、床に床置きして生活用品が収納されている。

【先行技術文献】

【特許文献】

【0004】

【文献】無し

【0005】

【文献】無し

【発明の開示】

【発明が解決しようとする課題】

【0006】

従来のクローゼットは次の課題があった。
〇部屋のクローゼット設置は理想だが部屋が狭くなる課題があった。
〇クローゼット内には収納目的に合せた収納ケースが必要であった。
〇収納目的に合わせた収納のため種類が多く広い面積を必要とした。
〇様々な生活用品を迅速に収納して取出して使うには不便であった。

【0007】

従来の床置き型の収納家具は次の課題があった。
〇地震による転倒事故を防止するための強固な固定が課題であった。
〇収納目的に合わせた家具のため種類が多く広い面積を必要とした。
〇様々な生活用品を迅速に収納して取出して使うには不便であった。
〇床上に家具を置くため家具と壁の隙間に埃が溜まる課題があった。
〇床上に家具を置くため電気掃除機時代にそぐわない課題があった。
〇床上に家具を置くため部屋の面積を著しく阻害する課題があった。

【0008】

収納家具の使命は、衣服を含めて日常生活の多種多様な生活用品を迅速に収納して、必要時に迅速に取出して使う整理整頓が主たる目的であるが、現代の生活事情と住宅の個室化によって、部屋の面積が狭くなり従来の収納家具では対応が困難になっている。さらに、従来のクローゼットや床置き型の収納家具は、上記したように設置場所の問題や埃が溜まる隙間の掃除は大きな課題であった。

【0009】

本発明は、上記の課題に鑑みて、部屋が狭くなる課題や収納家具の設置場所問題、さらに、設置に伴う隙間に埃が溜まる課題を解決して整理収納が迅速にできる。壁に固定して開いて収納する超薄型成型収納家具を提供するものである。

【課題を解決するための手段】

【0010】

この発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、化粧板の裏面に複数の引っ掛け桟が水平方向に沿って設けられるとともに、前記化粧板の周囲に肉厚の側板、天板、地板が設けられ、吊り元側の側板に長尺丁番が固定され、前記吊り元側の対面にある引き手側の側板の裏面に磁石が装着されるとともに引き手側の側板に引手加工がなされた樹脂製の箱形収納家具が床から間隔を開けて壁にビスで固定されるとともに、前記引手加工部分の壁面に、壁の汚れ防止鉄板が貼られて固定され、ドア状の前記箱形収納家具が壁に対して開閉されて活用されてなる超薄型成型収納家具であって、各々の前記引っ掛け桟に対して上端を引っ掛けることが可能であり、その表面に収納物の収納のための引っ掛け加工がなされた板状の収納板、あるいは、板状の衣類ハンガーによって、各種収納物を収納できるようにしたことを特徴とした超薄型成型収納家具（請求項１）を提供する。

【0011】

板状の収納板の表面になされた引っ掛け加工を複数の穴とし、前記穴に板状の吊り部材が挿入され、前記板状の収納板によって収納物を収納できるようにしたことを特徴とした請求項1に記載の超薄型成型収納家具（請求項２）を提供する。

【0012】

上端を引っ掛け桟に対して引っ掛けることが可能なクリップハンガー付き板状の衣類ハンガーによって、各種収納物を収納できるようにしたことを特徴とした請求項1または2に記載の超薄型成型収納家具（請求項3）を提供する。

【発明の効果】

【0013】

本発明の特筆すべき大きな効果を列挙する。
イ）洋室の床置き収納家具が不要となり部屋が広く使える。
ロ）地震災害での床置き収納家具の転倒被害が防止できる。
ハ）ロボット掃除機時代に相応しい超薄型収納家具となる。
二）雨に濡れた雨具が玄関環境を保って迅速に収納できる。
ホ）部屋が広く使える整理整頓とクローゼットを縮小できる。
へ）廊下や部屋の広さを変えることなく容易に着替えられる。
ト）仕事着・学生服から私服に着替えが楽しめる容易な収納。

【0014】

以上で説明したように、請求項１に係る発明によれば、化粧板の裏面に複数の引っ掛け桟が水平方向に沿って設けられるとともに、前記化粧板の周囲に肉厚の側板、天板、地板が設けられ、吊り元側の側板に長尺丁番が固定され、前記吊り元側の対面にある引き手側の側板の裏面に磁石が装着されるとともに引き手側の側板に引手加工がなされた樹脂製の箱形収納家具が床から間隔を開けて壁にビスで固定されるとともに、前記引手加工部分の壁面に、壁の汚れ防止鉄板が貼られて固定され、ドア状の前記箱形収納家具が壁に対して開閉されて活用されてなる超薄型成型収納家具であって、各々の前記引っ掛け桟に対して上端を引っ掛けることが可能であり、その表面に収納物の収納のための引っ掛け加工がなされた板状の収納板、あるいは、板状の衣類ハンガーによって、各種収納物を収納できるようにしたことで、各種収納物が収納できる超薄型収納家具となるとともに部屋の面積を狭めることなく、雨具や衣服が迅速に収納できる効果は、整理・整頓・清掃・防災の観点から多大である。他方、地震災害から命が守れる防災家具としての効果は特に大きい。

【0015】

請求項２に係る発明によれば、板状の収納板の表面になされた引っ掛け加工を複数の穴とし、前記穴に板状の吊り部材が挿入され、前記板状の収納板によって収納物を収納できるようにしたことで、多種多様な収納物を吊るして、または、引っ掛けて大量に且つ迅速に収納ができる効果が得られる。

【0016】

請求項3に係る発明によれば、上端を引っ掛け桟に対して引っ掛けることが可能なクリップハンガー付き板状の衣類ハンガーによって、各種収納物を収納できるようにしたことで、廊下や個室に至る衣服を収納するにふさわしい壁に取付けて、作業着から私服に、私服から寝服に着替える利便性は特に大きな効果である。

【発明を実施するための最良の形態】

【0017】

以下に、本発明の実施形態は添付図面を参照しつつ詳細に説明する。

【0018】

図１は、壁に固定して開いて収納する超薄型成型収納家具の引手側側面図。図２は、壁に固定して開いて収納する超薄型成型収納家具の正面図。図３は、雨具を収納する超薄型成型収納家具の内観図。図4は、衣服を収納する超薄型成型収納家具の内観図。図5は、図3の実施縦断面図。図6は、本発明に係る図3の実施内観図。図7は、図3の実施横断面図。図8は、図4の実施縦断面図。図9は、図4の実施内観図。図10は、図4の実施横断面図。図11は、図5の上部の拡大図。図12は、図6の上部の拡大図。図13は、図8の上部の拡大図。図14は、図9の上部の拡大図。図15は、図7のA部の拡大図。図16は、図7のB部の拡大図。図17は、引っ掛け加工した板状の収納板の断面図。図18は、引っ掛け加工した板状の収納板の姿図。図19は、板状の衣服ハンガーと衣服クリップの横断面図。図20は、板状の衣服ハンガーと衣服クリップの正面姿図。図21は、板状の吊り部材の鳥観図。図22は、板状の衣服ハンガーの鳥観図である。

【0019】

本発明の実施形態を図面で説明すれば、図１は、壁に固定して開いて収納する超薄型成型収納家具の引手側側面図である。

【0020】

図2は、壁に固定して開いて収納する超薄型成型収納家具の正面図である。

【0021】

図3は、雨具を収納する超薄型成型収納家具の内観図である。

【0022】

図4は、衣服を収納する超薄型成型収納家具の内観図である。

【0023】

図5は、図3の実施縦断面図である。

【0024】

図6は、本発明に係る図3の実施内観図で、化粧板の裏面に複数の引っ掛け桟1が水平方向に沿って設けられるとともに、前記化粧板2の周囲に肉厚の側板3、天板4、地板5が設けられ、吊り元側の側板6に長尺丁番7が固定され、前記吊り元側の対面にある引き手側の側板8の裏面に磁石9が装着されるとともに引き手側の側板8に引手加工16がなされた樹脂製の箱形収納家具Aが床から間隔を開けて壁にビス10で固定されるとともに、前記引手加工部分の壁面に、壁の汚れ防止鉄板11が貼られて固定され、ドア状の前記箱形収納家具Aが壁に対して開閉されて活用されてなる超薄型成型収納家具Bであって、各々の前記引っ掛け桟1に対して上端を引っ掛けることが可能であり、その表面に収納物の収納のための引っ掛け加工がなされた板状の収納板12や板状の吊り部材15を用いて雨具を収納した雨具を収納する超薄型成型収納家具B。

【0025】

図7は、図3の実施横断面図である。

【0026】

図8は、図4の実施縦断面図である。

【0027】

図9は、図4の実施内観図で、化粧板の裏面に複数の引っ掛け桟1が水平方向に沿って設けられるとともに、前記化粧板2の周囲に肉厚の側板3、天板4、地板5が設けられ、吊り元側の側板6に長尺丁番7が固定され、前記吊り元側の対面にある引き手側の側板8の裏面に磁石9が装着されるとともに引き手側の側板8に引手加工16がなされた樹脂製の箱形収納家具Aが床から間隔を開けて壁にビス10で固定されるとともに、前記引手加工部分の壁面に、壁の汚れ防止鉄板11が貼られて固定され、ドア状の前記箱形収納家具Aが壁に対して開閉されて活用されてなる超薄型成型収納家具Bであって、各々の前記引っ掛け桟1に対して上端を引っ掛けることが可能であり、その表面に収納物の収納のための引っ掛け加工がなされた板状の衣服ハンガー13と板状の衣服クリップ14を用いて、衣服20を収納した衣服を収納する超薄型成型収納家具C。

【0028】

図10は、図4の実施横断面図である。

【0029】

図11は、図5の上部の拡大図である。

【0030】

図12は、図6の上部の拡大図である。

【0031】

図13は、図8の上部の拡大図である。

【0032】

図14は、図9の上部の拡大図である。

【0033】

図15は、図7のA部の拡大図である。

【0034】

図16は、図7のB部の拡大図である。

【0035】

図17は、引っ掛け加工した板状の収納板の断面図である。

【0036】

図18は、引っ掛け加工した板状の収納板の姿図である。

【0037】

図19は、板状の衣服ハンガーと衣服クリップの横断面図である。

【0038】

図20は、板状の衣服ハンガーと衣服クリップの正面姿図である。

【0039】

図21は、板状の吊り部材の鳥観図である。

【0040】

図22は、板状の衣服ハンガーの鳥観図である。

【0041】

以上、図面について説明したが、本発明は、従来の床置き型の収納家具の課題や問題点を解決して、雨具や衣服が迅速に収納できることを目的とした、壁に固定して開いて収納する超薄型成型収納家具である。

【実施例1】

【0042】

請求項1を参照して実施例を説明すれば、複数の引っ掛け桟1を設けた3ｍｍ厚の化粧板2に、10ｍｍ厚の側板3・天板4・地板5を設けて、吊元側の側板6に長尺丁番7を固定して、対面の引手側板8に10ｍｍ×10ｍｍ×100ｍｍの磁石9を装着して、引手加工16をして成るドア状の箱型収納家具を床から150ｍｍの間隔を開けて、壁にビス10で固定して、前記引手加工部分の壁面に60ｍｍ巾×500ｍｍ×3.2ｍｍ厚の壁の汚れ防止鉄板11を貼り固定して、開閉活用する50ｍｍ×500ｍｍ×1,350ｍｍの壁付け薄型収納家具A、該壁付け薄型収納家具Aの、前記各々の引っ掛け桟1に、複数の引っ掛け加工した板状の収納板12や板状の衣服ハンガー13を用いることで、雨具や衣服などの多種多様な超薄型成型収納家具となる。

【実施例2】

【0043】

請求項2を参照して実施例を説明すれば、複数の引っ掛け桟1を設けた3ｍｍ厚の化粧板2に、10ｍｍ厚の側板3・天板4・地板5を設けて、吊元側の側板6に長尺丁番7を固定して、対面の引手側板8に10ｍｍ×10ｍｍ×100ｍｍの磁石9を装着して、引手加工16をして成るドア状の箱型収納家具を床から150ｍｍの間隔を開けて、壁にビス10で固定して、前記引手加工部分の壁面に60ｍｍ巾×500ｍｍ×3.2ｍｍ厚の壁の汚れ防止鉄板11を貼り固定して、開閉活用する50ｍｍ×500ｍｍ×1,350ｍｍの壁付け薄型収納家具A、該壁付け薄型収納家具Aの、前記各々の引っ掛け桟1に、引っ掛け加工した板状の収納板12や板状の衣服ハンガー13を用いることで、前記引っ掛け桟を設けた化粧板2と引っ掛け加工した板状の収納板12や板状の衣服ハンガーを設けた多種多様な超薄型成型収納家具となる。

【実施例3】

【0044】

請求項3を参照して実施例を説明すれば、複数の引っ掛け桟1を設けた3ｍｍ厚の化粧板2に、10ｍｍ厚の側板3・天板4・地板5を設けて、吊元側の側板6に長尺丁番7を固定して、対面の引手側板8に10ｍｍ×10ｍｍ×100ｍｍの磁石9を装着して、引手加工16をして成るドア状の箱型収納家具を床から150ｍｍの間隔を開けて、壁にビス10で固定して、前記引手加工部分の壁面に60ｍｍ巾×500ｍｍ×3.2ｍｍ厚の壁の汚れ防止鉄板11を貼り固定して、開閉活用する50ｍｍ×500ｍｍ×1,350ｍｍの壁付け薄型収納家具A、該壁付け薄型収納家具Aの、前記各々の引っ掛け桟1に、複数の引っ掛け加工した板状の収納板12を前記各々の引っ掛け桟1に引っ掛けて、板状の吊り部材15を用いてレインコート21や笠19など雨具を吊るして成る、雨具を収納する超薄型成型収納家具を玄関の壁17に設けることで、玄関の環境を損なうことなく迅速に雨具が収納できる。

【実施例4】

【0045】

請求項4を参照して実施例を説明すれば、複数の引っ掛け桟1を設けた3ｍｍ厚の化粧板2に、10ｍｍ厚の側板3・天板4・地板5を設けて、吊元側の側板6に長尺丁番7を固定して、対面の引手側板8に10ｍｍ×10ｍｍ×100ｍｍの磁石9を装着して、引手加工16をして成るドア状の箱型収納家具を床から150ｍｍの間隔を開けて、壁にビス10で固定して、前記引手加工部分の壁面に60ｍｍ巾×500ｍｍ×3.2ｍｍ厚の壁の汚れ防止鉄板11を貼り固定して、開閉活用する50ｍｍ×500ｍｍ×1,350ｍｍの壁付け薄型収納家具A、該壁付け薄型収納家具Aの、前記各々の引っ掛け桟1に、引っ掛け加工した板状の衣服ハンガー13や板状の衣服クリップ14を引っ掛けて成る、衣服用の超薄型収納家具を廊下や洋間の壁17に設けることで、廊下や洋間の環境を損なうことなく迅速に衣服が収納できる。

【0046】

なお、この発明において、実施例に示した寸法や各部材についても一例を示したものであり、同様の機能を果たす公知の他の寸法部材に置き換えることは可能であり、壁に固定して開いて収納する超薄型成型収納家具の厚さや寸法は自由に設定し発明を支障なく実施することができるものである。

【産業上の利用可能性】

【0047】

本発明に於いて、一般の新築住宅や賃貸分譲住宅、現在居住している一般住宅や賃貸分譲住宅等全ての住宅に、容易に取付けることができる壁に固定して開いて収納する超薄型成型収納家具は、地震災害による家具の転倒防止・狭い部屋の有効活用・ロボット掃除機時代への対応など、迅速な収納、整理・整頓・清掃が容易にできることによって、日常生活の収納効率が改善できるとともに居住者の健康管理に繋がる。さらに、雨の日の雨具を収納する超薄型成型収納家具は必須なものとなり、衣服を収納する超薄型成型収納家具は日常の生活に欠かせないものとなり、一家に複数台の本発明の壁に固定して開いて収納する超薄型成型収納家具が取り付けられる時代は到来する。

【図面の簡単な説明】

【0048】

【図1】壁に固定して開いて収納する超薄型成型収納家具の引手側側面図。

【図2】壁に固定して開いて収納する超薄型成型収納家具の正面図。

【図3】雨具を収納する超薄型成型収納家具の内観図。

【図4】衣服を収納する超薄型成型収納家具の内観図。

【図5】図3の実施縦断面図。

【図6】図3の実施内観図。

【図7】図3の実施横断面図。

【図8】図4の実施縦断面図。

【図9】図4の実施内観図。

【図10】図4の実施横断面図。

【図11】図5の上部の拡大図。

【図12】図6の上部の拡大図。

【図13】図8の上部の拡大図。

【図14】図9の上部の拡大図。

【図15】図7のA部の拡大図。

【図16】図7のB部の拡大図。

【図17】引っ掛け加工した板状の収納板の断面図。

【図18】引っ掛け加工した板状の収納板の姿図。

【図19】板状の衣服ハンガーと衣服クリップの横断面図。

【図20】板状の衣服ハンガーと衣服クリップの正面姿図。

【図21】板状の吊り部材の鳥観図。

【図22】板状の衣服ハンガーの鳥観図である。

【符号の説明】

【0049】

1. 引っ掛け桟
2. 化粧板
3. 側板
4. 天板
5. 地板
6. 吊元側の側板
7. 長尺丁番
8. 引手側板
9. 磁石
10. ビス
11. 壁の汚れ防止鉄板
12. 引っ掛け加工した板状の収納板
13. 板状の衣服ハンガー
14. 板状の衣服クリップ
15. 板状の吊り部材
16. 引手加工
17. 壁
18. 水受け箱
19. 笠
20. 衣服
A 壁付け薄型収納家具
B 雨具を収納する超薄型成型収納家具
C 衣服を収納する超薄型成型収納家具

【要約】

【課題】
本発明は、地震災害による家具の転倒防止と迅速な整理・整頓・収納ができる壁に固定して開いて収納する超薄型成型収納家具を提供する。
【解決手段】
樹脂で成型する、複数の引っ掛け桟1を設けた化粧板2に、肉厚の側板3・天板4・地板5を設けて、吊元側の側板6に長尺丁番7を固定して、対面の引手側板8に磁石9を装着して、引手加工16をして成るドア状の箱型収納家具を床から間隔を開けて、壁にビス10で固定して、前記引手加工部分の壁面に壁の汚れ防止鉄板11を貼り固定して、開閉活用する壁付け薄型収納家具A、該壁付け薄型収納家具Aの、前記各々の引っ掛け桟1に、引っ掛け加工した板状の収納板12や板状の衣服ハンガー13を用いることで、各種収納物が収納できる収納家具となることを特徴とする壁に固定して開いて収納する超薄型成型収納家具。
【選択図】 図6

【図1】

【図2】

【図3】

【図4】

【図5】

【図6】

【図7】

【図8】

【図9】

【図10】

【図11】

【図12】

【図13】

【図14】

【図15】

【図16】

【図17】

【図18】

【図19】

【図20】

【図21】

【図22】