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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2021-12-07
(45)【発行日】2022-01-12
(54)【発明の名称】便器
(51)【国際特許分類】
   A47K 13/10 20060101AFI20220104BHJP
   A47K 13/30 20060101ALI20220104BHJP
   A47K 17/02 20060101ALI20220104BHJP
   E03D 11/02 20060101ALI20220104BHJP
【FI】
A47K13/10
A47K13/30 B
A47K17/02 A
E03D11/02 A
【請求項の数】 8
(21)【出願番号】P 2020539125
(86)(22)【出願日】2018-08-22
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2020-12-03
(86)【国際出願番号】 CN2018101698
(87)【国際公開番号】W WO2019062393
(87)【国際公開日】2019-04-04
【審査請求日】2020-03-27
(31)【優先権主張番号】201710903180.8
(32)【優先日】2017-09-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520109069
【氏名又は名称】袁 国明
【氏名又は名称原語表記】YUAN, Guoming
【住所又は居所原語表記】No. 3, No. 135, Weizikeng, Fengtai District Beijing 100079 China
(74)【代理人】
【識別番号】100130111
【弁理士】
【氏名又は名称】新保 斉
(72)【発明者】
【氏名】袁 国明
【審査官】七字 ひろみ
(56)【参考文献】
【文献】中国特許第105002969(CN,B)
【文献】登録実用新案第3206427(JP,U)
【文献】中国特許出願公開第106337483(CN,A)
【文献】特開平01-297028(JP,A)
【文献】特開2007-000489(JP,A)
【文献】実開昭56-045398(JP,U)
【文献】特開2017-169712(JP,A)
【文献】特開平10-328073(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47K 13/00-17/02
E03D 1/00-13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベース、便器本体、便座、水タンク、第一制御システム及び消臭装置を含み、 前記便器本体は前記ベースに設置され、前記便器本体の排出口は下水路に接続され、 前記水タンクは前記ベースに設置され、前記水タンクは前記便器本体の片側に設置され、 前記便座と前記便器本体との間に複数の第一昇降装置が設置され、複数の前記第一昇降装置は前記第一制御システムに接続され、 前記消臭装置は前記便器本体の後部に設置され、前記消臭装置は発泡装置及び排気ファンを含み、 前記発泡装置は第一パイプラインを介して前記便器本体に接続され、前記発泡装置の発泡出口は前記便器本体によって形成された収容キャビティと連通し、前記発泡出口は前記便器本体の排出口の上に設置され、 前記排気ファンは第二パイプラインを介して前記便器本体に接続され、前記排気ファンの吸気口は前記排出口の上に設置され、前記吸気口は前記収容キャビティに連通し、前記第二パイプラインに逆流防止装置が設置され 前記便器本体に便器の蓋が設置され、 前記ベースの両側にそれぞれ第二昇降装置が設置され、前記第二昇降装置は前記第一制御システムに接続され、前記第二昇降装置はそれぞれ前記便器の蓋の両側にヒンジ接続される ことを特徴とする便器。
【請求項2】
前記発泡装置は発泡箱及び発泡剤箱を含み、
前記発泡箱は前記発泡剤箱に接続され、前記発泡箱の発泡出口は前記便器本体によって形成された収容キャビティに連通し、前記発泡出口は前記便器本体の排出口の上に設置され、
前記発泡剤箱にレベルアラームが設置され、前記レベルアラームは前記第一制御システムに接続される
請求項1に記載の便器。
【請求項3】
前記便器の蓋は第一蓋及び第二蓋を含み、
前記第二蓋は前記排出口から離れた一端に設置され、
前記第二蓋は前記第一蓋に対して回転するように前記第一蓋は前記第二蓋にヒンジ接続される
請求項1に記載の便器。
【請求項4】
前記便器の蓋の、前記排出口向きの片側に消毒装置が設置され、前記消毒装置は前記第一制御システムに接続される
請求項3に記載の便器。
【請求項5】
さらに手すりを含み、前記手すりは前記便器本体の、前記水タンクから離れた片側に設置され、前記手すりは前記便器本体にヒンジ接続される
請求項4に記載の便器。
【請求項6】
前記便座に均一に分布する貫通孔が設置される
請求項1に記載の便器。
【請求項7】
前記ベースの両側にそれぞれ夜間照明装置が設置される
請求項6に記載の便器。
【請求項8】
前記ベースに滑り止め装置が設置される
請求項7に記載の便器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は衛生器具の技術分野に関し、特にスマートスクワット式便器に関する。
【背景技術】
【0002】
人々の生活水準の向上に伴い、スマート便器の需要も増加しており、スマート便器は将来何百万もの世帯に普及する。
【0003】
既存のスクワット式便器はいずれも口を開いていて、排泄された大便が外部に露出しているため、臭いがひどく、夏にはハエや蚊を誘引しやすく、非常に不衛生であり、スクワット式便器は完全なスクワットタイプであり、高齢者や子供には使用しにくく、高齢者は立っている間に危険になりやすく、一方、お座り便座の高さは調整できず、長時間使用すると足が痛んで麻痺になる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明はスマートスクワット式便器を提供することを目的とし、該スマートスクワット式便器は各人のさまざまなニーズに応じて、第一昇降装置により便座と便器本体との間の距離を調整し、完全なスクワット排便を達成し、これにより、人体の毒素によって合成された大小便のきれいで徹底的な排泄が促進され、同時に、高齢者が使用中の場合、第一昇降装置は、高齢者が立つための支持力を提供し、高齢者が立つのを促進する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の目的を達成するために以下の技術的解決手段を用いる。
【0006】
本発明の実施例により提供されるスマートスクワット式便器は、ベース、便器本体、便座、水タンク及び第一制御システムを含む。
【0007】
前記便器本体は前記ベースに設置され、前記便器本体の排出口は下水路に接続される。
【0008】
前記水タンクは前記ベースに設置され、前記水タンクは前記便器本体の片側に設置される。
【0009】
前記便座と前記便器本体との間に複数の第一昇降装置が設置され、複数の前記第一昇降装置は前記第一制御システムに接続される。
【0010】
上記いずれか一つの技術的解決手段において、好ましくは、前記便器本体に便器の蓋が設置される。
【0011】
前記ベースの両側にそれぞれ第二昇降装置が設置され、前記第二昇降装置は前記第一制御システムに接続され、前記第二昇降装置はそれぞれ前記便器の蓋の両側にヒンジ接続される。
【発明の効果】
【0012】
該技術的解決手段において、便器本体に便器の蓋が設置され、ベースの両側にそれぞれ第二昇降装置が設置され、第二昇降装置は第一制御システムに接続され、第二昇降装置はそれぞれ便器の蓋の両側にヒンジ接続され、第二昇降装置を開くと、便器の蓋を上げることができ、便器の蓋を上げた後、第二昇降装置にヒンジ接続された便器の蓋は第二昇降装置に対して回転し、便器の蓋は該スマートスクワット式便器の後部に当接し、便座を露出させ、第二昇降装置を使用して便器の蓋の開閉を完了すると、手と便器の蓋との間の接触を減少し、細菌感染を減らす。
【0013】
上記いずれか一つの技術的解決手段において、好ましくは、スマートスクワット式便器はさらに消臭装置を含み、前記消臭装置は前記便器本体の後部に設置され、前記消臭装置は発泡装置及び排気ファンを含む。
【0014】
前記発泡装置は第一パイプラインを介して前記便器本体に接続され、前記発泡装置の発泡出口は前記便器本体によって形成された収容キャビティと連通し、前記発泡出口は前記便器本体の排出口の上に設置される。
【0015】
前記排気ファンは第二パイプラインを介して前記便器本体に接続され、前記排気ファンの吸気口は前記排出口の上に設置され、前記吸気口は前記収容キャビティに連通し、前記第二パイプラインに逆流防止装置が設置される。
【0016】
該技術的解決手段において、さらに消臭装置を含み、消臭装置は便器本体の後部に設置され、消臭装置は発泡装置及び排気ファンを含み、発泡装置は第一パイプラインを介して便器本体に接続され、発泡装置の発泡出口は便器本体によって収容キャビティに連通し、発泡出口は便器本体の排出口の上に設置され、該スマートスクワット式便器を使用する前に発泡装置を使用して特定の高さの泡を作り、泡が該スマートスクワット式便器の排出口を覆い、排泄物を生成された泡に直接に入れさせ、臭気の放出と蚊などの虫を誘うという問題を効果的に排除して緩和し、排泄物が排出口の水中に入る時による水しぶきという問題を回避し、同時に、泡の潤滑作用のため、排泄物が該スマートスクワット式便器の内壁に付着せず、該スマートスクワット式便器の後続洗浄手順を削減し、人件費、物的資源を節約し、排気ファンは第二パイプラインを介して便器本体に接続され、排気ファンの吸気口は排出口の上に設置され、吸気口は収容キャビティに連通し、第二パイプラインに逆流防止装置が設置され、排気ファンを介して該スマートスクワット式便器における臭気を下水道管に引き込み、第二パイプラインに逆流防止装置が設置され、排気ファンと発泡装置の複合効果により、臭気の除去率がさらに向上した。
【0017】
上記いずれか一つの技術的解決手段において、好ましくは、前記発泡装置は発泡箱及び発泡剤箱を含む。
【0018】
前記発泡箱は前記発泡剤箱に接続され、前記発泡箱の発泡出口は前記便器本体によって形成された収容キャビティに連通する。
【0019】
前記発泡出口は前記便器本体の排出口の上に設置される。
【0020】
前記発泡剤箱にレベルアラームが設置され、前記レベルアラームは前記第一制御システムに接続される。
【0021】
該技術的解決手段において、発泡装置は発泡箱及び発泡剤箱を含み、発泡箱は発泡剤箱に接続され、発泡箱の発泡出口は便器本体によって収容キャビティに連通し、発泡出口は便器本体の排出口の上に設置され、発泡剤箱にレベルアラームが設置され、レベルアラームは第一制御システムに接続され、発泡剤箱は発泡箱に接続され、発泡箱に発泡剤を輸送し、発泡箱によって発泡剤を泡立て、第一パイプラインによって排出口の上に輸送し、発泡剤箱に設置されたレベルアラームはスタッフに発泡剤を適時に補充または交換することを思い出させることができる。
【0022】
上記いずれか一つの技術的解決手段において、好ましくは、前記便器の蓋は第一蓋及び第二蓋を含む。
【0023】
前記第二蓋は前記排出口から離れた一端に設置される。
【0024】
前記第一蓋は前記第二蓋にヒンジ接続されることにより前記第二蓋は前記第一蓋に対して回転する。
【0025】
該技術的解決手段において、便器の蓋は第一蓋及び第二蓋を含み、第二蓋は排出口から離れる一端に設置され、第二蓋が第一蓋に対して回転するように第一蓋は第二蓋と互いにヒンジ接続されており、第二蓋を開くと、子供が使用することを容易にし、第一蓋と第二蓋とを共に開くと、大人が使用することもできる。大人用便座に子供用便座を置くこともでき、大小便する子供が使用しやすい。
【0026】
上記いずれか一つの技術的解決手段において、好ましくは、前記便器の蓋の前記排出口向きの片側に消毒装置が設置され、前記消毒装置は前記第一制御システムに接続される。
【0027】
該技術的解決手段において、便器の蓋の、排出口向きの片側に消毒装置が設置され、消毒装置は第一制御システムに接続され、便器の蓋が閉じ状態にある時、タイミング消毒装置を開いて該スマートスクワット式便器を消毒し、便座及び便器本体内部の細菌を殺し、細菌の拡散を減らす。
【0028】
上記いずれか一つの技術的解決手段において、スマートスクワット式便器はさらに手すりを含み、前記手すりは前記便器本体の、前記水タンクから離れた片側に設置され、前記手すりは前記便器本体にヒンジ接続される。
【0029】
該技術的解決手段において、該スマートスクワット式便器はさらに手すりを含み、手すりは便器本体の、水タンクから離れた片側に設置され、手すりは便器本体にヒンジ接続され、第一昇降装置を使用して便座の高さを調整することない時、使用者は手すりを利用して体を下向きに支えることができ、高齢者が使用することを容易にし、手すりを使用しない時、手すりを上向きに持ち上げ、該スマートスクワット式便器の両側に収納してもよい。
【0030】
上記いずれか一つの技術的解決手段において、好ましくは、前記便座に均一に分布する貫通孔が設置される。
【0031】
該技術的解決手段において、排尿中に男性の尿が便座に垂れないように便座に均一に分布する貫通孔が設置され、貫通孔は尿を漏れる役割を提供する。同時に人間の臀部が便座に接触する面積も減らし、細菌の拡散を減らす効果を達成する。
【0032】
上記いずれか一つの技術的解決手段において、好ましくは、前記ベースの両側にそれぞれ夜間照明装置が設置される。
【0033】
該技術的解決手段において、ベースの両側にそれぞれ夜間照明装置が設置され、人々は夜に目を覚まして該スマートスクワット式便器を使用する時、目が長い間暗くなっているので、普通の浴室の照明は強すぎ、ベースの両側にそれぞれ夜間照明装置が設置され、該夜間照明装置に光センサが付き、周囲の環境に応じて、目に適した光の明るさを提供し、使用の快適さを向上させる。
【0034】
上記いずれか一つの技術的解決手段において、好ましくは、前記ベースに滑り止め装置が設置される。
【0035】
該技術的解決手段において、子供やお年寄りが歩きやすく、滑りにくいために、ベースに滑り止め装置が設置されている。
【0036】
本発明の実施例はスマートスクワット式便器を提供し、ベース、便器本体、便座、水タンク及び第一制御システムを含み、便器本体はベースに設置され、便器本体の排出口は下水路に接続され、水タンクはベースに設置され、水タンクは便器本体の片側に設置され、便座と便器本体との間に複数の第一昇降装置が設置され、複数の第一昇降装置は第一制御システムに接続され、使用する時、人体の両足はベースにあり、臀部は便座に接触し、各人のさまざまなニーズに応じて、第一昇降装置により便座と便器本体との間の距離を調整し、完全なスクワット排便を達成し、これにより、人体の毒素によって合成された大小便のきれいで徹底的な排出が促進され、人々の健康をよりよく改善し、同時に、高齢者が使用中の場合、第一昇降装置は、高齢者が立つための支持力を提供し、高齢者が立つのを促進する。
【0037】
本発明の追加の態様および利点は、以下の説明で明らかになるか、又は本発明の実践から理解される。
【0038】
本発明の発明を実施するための形態又は従来技術における技術的解決手段をより明確に説明するために、以下に発明を実施するための形態又は従来技術の説明に使用する必要がある図面を簡単に説明し、明らかに、以下の説明における図面は本発明のいくつかの実施形態であり、当業者であれば、創造的努力をすることなく、さらにこれらの図面に基づいて他の図面を取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【0039】
図1】本発明の実施例により提供されるスマートスクワット式便器の立体構造模式図
図2】本発明の実施例により提供されるスマートスクワット式便器の閉じ状態模式図
図3】本発明の実施例により提供されるスマートスクワット式便器の断面模式図
【発明を実施するための形態】
【0040】
以下に図面を参照しながら本発明の技術的解決手段を明確で、完全に説明し、明らかに、説明された実施例は本発明の一部の実施例であり、全ての実施例ではない。本発明における実施例に基づき、当業者は創造的な努力をすることなく取得できるすべての他の実施例は、いずれも本発明の保護範囲に属する。
【0041】
本発明の説明において、説明する必要があるように、用語「中心」、「上」、「下」、「左」、「右」、「垂直」、「水平」、「内」、「外」などで示されている方向または位置関係は、図面に示されている方向または位置関係に基づき、本発明を説明して説明を簡略化するだけためにすぎず、指す装置又は要素には特定の方向性を持ち、特定の方向性で構築して動作する必要があると指示するか又は暗示することなく、したがって本発明を限定するものではない。また、用語「第一」、「第二」、「第三」は説明の目的のみに用いられ、相対重要性を示すか又は暗示すると理解できない。
【0042】
本発明の説明において、説明する必要があるように、別に明確な規定及び限定を有する場合を除き、用語「取り付け」、「相互接続」、「接続」は幅広く理解すべきであり、例えば、固定して接続されてもよく、取り外し可能に接続され、又は一体的に接続されてもよい。機械的に接続されてもよく、電気的に接続されてもよい。直接接続されてもよく、中間媒介により間接的に接続されてもよく、2つの要素内部の接続であってもよい。当業者であれば、具体的な状況により本発明における上記用語の具体的な意味を理解することができる。
【0043】
以下、図面に基づいて本発明の構造を説明する。
【0044】
図1は本発明の実施例により提供されるスマートスクワット式便器の立体構造模式図である。図2は本発明の実施例により提供されるスマートスクワット式便器の閉じ状態模式図である。図3は本発明の実施例により提供されるスマートスクワット式便器の断面模式図である。
【0045】
図1から図3に示すように、本発明の実施例はスマートスクワット式便器を提供し、当該便器は、ベース1、便器本体2、便座3、水タンク4及び第一制御システムを含む。
【0046】
前記便器本体は前記ベースに設置され、前記便器本体の排出口12は下水路に接続される。
【0047】
前記水タンクは前記ベースに設置され、前記水タンクは前記便器本体の片側に設置される。
【0048】
前記便座と前記便器本体との間に複数の第一昇降装置5が設置され、複数の前記第一昇降装置は前記第一制御システムに接続される。
【0049】
説明する必要があるように、ベースの高さは28cmで、便器本体の総高さは38cmであり、ベースから露出する便器本体の高さは10cmであり、高さの設定は人間工学的ニーズを満たし、これにより、人体の毒素によって合成された大小便のきれいで徹底的な排出が促進され、人々の健康をよりよく改善し、便秘や便通に時間がかかる悪い胃腸グループに遭遇したとき、該スマートスクワット式便器は3つのサポートポイントを提供し、両足及び臀部と便座の接触により、便通に時間がかかることによる脚の痛みを回避し、前記第一昇降装置は少なくとも3つあり、3つのポイント又はマルチポイントで便座をサポートし、人体の重量を均一に分散し、前記第一昇降装置は電動エジェクタ、小型電動はさみ油圧昇降プラットフォームを用い、便器本体はサイフォンまたはストレート型である。
【0050】
本発明の実施例はスマートスクワット式便器を提供し、当該便器は、ベース、便器本体、便座、水タンク及び第一制御システムを含み、便器本体はベースに設置され、便器本体の排出口は下水路に接続され、水タンクはベースに設置され、水タンクは便器本体の片側に設置され、便座と便器本体との間に複数の第一昇降装置が設置され、複数の第一昇降装置は第一制御システムに接続され、使用する時、人体の両足はベースにあり、臀部は便座に接触し、各人のさまざまなニーズに応じて、第一昇降装置により便座と便器本体との間の距離を調整し、完全なスクワット排便を達成し、これにより、人体の毒素によって合成された大小便のきれいで徹底的な排出が促進され、人々の健康をよりよく改善し、同時に、高齢者が使用中の場合、第一昇降装置は、高齢者が立つための支持力を提供し、高齢者が立つのを促進する。
図1から図3に示すように、本発明の一つの実施例において、好ましくは、前記第一昇降装置はさらに電気ヒンジ装置を用いることができ、前記電気ヒンジ装置は前記便器本体の後部の上方に設置され、前記電気ヒンジ装置は前記便座に接続される。
【0051】
図1から図2に示すように、本発明の一つの実施例において、好ましくは、前記便器本体に便器の蓋6が設置される。
【0052】
前記ベース両側にそれぞれ第二昇降装置7が設置され、前記第二昇降装置は前記第一制御システムに接続され、前記第二昇降装置はそれぞれ前記便器の蓋の両側にヒンジ接続される。
【0053】
さらに、前記第二昇降装置に第一制御システムをインテリジェントリモートセンシングするための赤外線又は他が配置され得る。
【0054】
さらに、前記便器の蓋の、前記排出口との反対側は人体の背中の形状とマッチする。
【0055】
さらに、前記便座の後部にサポートロッドが設置される。
【0056】
該実施例において、便器本体に便器の蓋が設置され、ベースの両側にそれぞれ第二昇降装置が設置され、第二昇降装置は第一制御システムに接続され、第二昇降装置はそれぞれ便器の蓋の両側にヒンジ接続され、第二昇降装置を開くと、便器の蓋を上げることができ、便器の蓋を上げた後、第二昇降装置にヒンジ接続された便器の蓋は第二昇降装置に対して回転し、便器の蓋の、排出口向きの片側は該スマートスクワット式便器の後部に当接し、便座を露出させ、第二昇降装置を使用して便器の蓋の開閉を完了すると、手と便器の蓋との間の接触を減少し、細菌感染を減らし、便器の蓋の、排出口との反対側は人体の背中の形状とマッチし、人間工学の原則に沿い、該スマートスクワット式便器を使用する時、便器の蓋に寄りかかることができ、使用の快適さを向上させ、第二昇降装置は赤外線を用いて第一制御システムをリモートセンシングし、誰かが特定の範囲内に近づくと検出する場合、便器の蓋を自動的に開き、誰かが離れると検出する場合、便器の蓋を自動的に閉じ、便座の後部にサポートロッドが設置され、便器の蓋を開く時、両側が第二昇降装置に接続されサポートポイントとする以外、便器の蓋の他端はサポートロッドに当接し、サポートロッドは便器の蓋に支持力を提供し、該スマートスクワット式便器を使用して便器の蓋に寄りかかる時、第二昇降装置及びサポートロッドによって便器の蓋に3つのポイントの支持力を提供し、便器の蓋に長く寄りかかることによる変形又は破損を防止する。
【0057】
図2及び図3に示すように、本発明の一つの実施例において、好ましくは、スマートスクワット式便器はさらに消臭装置8を含み、前記消臭装置は前記便器本体の後部に設置され、前記消臭装置は発泡装置81及び排気ファン82を含む。
【0058】
前記発泡装置は第一パイプライン811を介して前記便器本体に接続され、前記発泡装置の発泡出口812は前記便器本体によって形成された収容キャビティに連通し、前記発泡出口は前記便器本体の排出口の上に設置される。
【0059】
前記排気ファンは第二パイプライン821を介して前記便器本体に接続され、前記排気ファンの吸気口は前記排出口の上に設置され、前記吸気口は前記収容キャビティに連通し、前記第二パイプラインに逆流防止装置822が設置される。
【0060】
さらに、前記逆流防止装置は少なくとも2つがある。
【0061】
さらに、前記逆流防止装置はチェックバルブとチェックフラップである。
【0062】
該実施例において、さらに消臭装置を含み、消臭装置は便器本体の後部に設置され、消臭装置は発泡装置及び排気ファンを含み、発泡装置は第一パイプラインを介して便器本体に接続され、発泡装置の発泡出口は便器本体によって収容キャビティに連通し、発泡出口は便器本体の排出口の上に設置され、該スマートスクワット式便器を使用する前に発泡装置を使用して特定の高さの泡を作り、泡が該スマートスクワット式便器の排出口を覆い、排泄物を生成された泡に直接に入れさせ、臭気の放出と蚊などの虫を誘うという問題を効果的に排除して緩和し、排泄物が排出口の水中に入る時による水しぶきという問題を回避し、同時に、泡の潤滑作用のため、排泄物が該スマートスクワット式便器の内壁に付着せず、該スマートスクワット式便器の後続洗浄手順を削減し、人件費、物的資源を節約し、排気ファンは第二パイプラインを介して便器本体に接続され、排気ファンの吸気口は排出口の上に設置され、吸気口は収容キャビティに連通し、第二パイプラインに逆流防止装置が設置され、排気ファンを介して該スマートスクワット式便器における臭気を下水道管に引き込み、第二パイプラインに逆流防止装置が設置され、排気ファンと発泡装置の複合効果により、臭気の除去率がさらに向上した。
【0063】
図2及び図3に示すように、本発明の一つの実施例において、好ましくは、前記発泡装置は発泡箱及び発泡剤箱を含む。
【0064】
前記発泡箱は前記発泡剤箱に接続され、前記発泡箱の発泡出口は前記便器本体によって形成された収容キャビティに連通し、前記発泡出口は前記便器本体の排出口の上に設置される。
【0065】
前記発泡剤箱にレベルアラームが設置され、前記レベルアラームは前記第一制御システムに接続される。
【0066】
さらに、前記発泡装置はガス供給装置及び還流装置も含む。
【0067】
さらに、前記ガス供給装置は少なくとも一つの空気ポンプである。
【0068】
さらに、前記発泡箱は前記水タンクに接続される。
【0069】
さらに、前記発泡剤箱の中には、香水、殺菌剤及び発泡剤の混合物である。
【0070】
さらに、前記逆流装置はそれぞれ前記発泡箱、前記発泡剤箱及び前記水タンクに接続され、前記還流装置と前記発泡剤箱との間に水ポンプが設置される。
【0071】
該実施例において、発泡装置は発泡箱、発泡剤箱、ガス供給装置及び還流装置を含み、発泡箱は発泡剤箱に接続され、発泡箱の発泡出口は便器本体によって収容キャビティに連通し、発泡出口は便器本体の排出口の上に設置され、発泡剤箱にレベルアラームが設置され、レベルアラームは第一制御システムに接続され、発泡剤箱は発泡箱に接続され、発泡箱に発泡剤を輸送し、発泡箱によって発泡剤を泡立て、第一パイプラインによって排出口の上に輸送し、発泡剤箱に設置されたレベルアラームは、発泡剤を適時に補充または交換することをスタッフに思い出させることができ、還流装置はそれぞれ発泡箱、発泡剤箱及び水タンクに接続され、逆流装置と発泡剤箱との間に水ポンプが設置され、水ポンプの取り付け高さは発泡箱及び発泡剤箱より高く、水ポンプは一回に発泡するために使用される発泡剤量を抽出し、発泡剤が発泡箱に自動的に流入することを防止するために、発泡剤箱の発泡剤の出口の高さは前記発泡箱の入り口の以下である。
【0072】
図1及び図2に示すように、本発明の一つの実施例において、好ましくは、前記便器の蓋は第一蓋61及び第二蓋62を含む。
【0073】
前記第二蓋は前記排出口から離れた一端に設置される。
【0074】
前記第二蓋は前記第一蓋に対して回転するように前記第一蓋は前記第二蓋にヒンジ接続される。
【0075】
該実施例において、便器の蓋は第一蓋及び第二蓋を含み、第二蓋は排出口から離れる一端に設置され、第二蓋は第一蓋に対して回転するように第一蓋は第二蓋と互いにヒンジ接続され、第二蓋を開くと、子供が使用することを容易にし、第一蓋と第二蓋と共に開くと、大人が使用することもできる。
【0076】
図1及び図2に示すように、本発明の一つの実施例において、好ましくは、前記便器の蓋の、前記排出口向きの片側に消毒装置63が設置され、前記消毒装置は前記第一制御システムに接続される。
【0077】
該実施例において、便器の蓋の、排出口向きの片側に消毒装置が設置され、消毒装置は第一制御システムに接続され、便器の蓋が閉じ状態にある時、消毒装置を開いて該スマートスクワット式便器を消毒し、便座及び便器本体内部の細菌を殺し、細菌の拡散を減らす。
【0078】
図1及び図2に示すように、本発明の一つの実施例において、好ましくは、スマートスクワット式便器はさらに手すりを含み、前記手すりは前記便器本体の前記水タンクから離れた片側に設置され、前記手すりは前記便器本体にヒンジ接続される。
【0079】
さらに、手すりに制御スイッチが設置される。
【0080】
該実施例において、該スマートスクワット式便器はさらに手すり9を含み、手すりは便器本体の、水タンクから離れた片側に設置され、手すりは便器本体にヒンジ接続され、第一昇降装置を使用して便座の高さを調整することない時、使用者は手すりを利用して体を下向きに支えることができ、高齢者が使用することを容易にし、手すりを使用しない時、手すりを上向きに持ち上げ、該スマートスクワット式便器の両側に収納してもよく、手すりに制御スイッチが設置され、自動洗浄、乾燥、マッサージ、便座の自動加熱と冷却などの機能制御スイッチを含む。
【0081】
図1及び図3に示すように、本発明の一つの実施例において、好ましくは、前記便座に均一に分布する貫通孔13が設置される。
【0082】
説明する必要があるように、貫通孔の形状は限定されない。
【0083】
さらに、前記便座の内部に自動加熱及び自動冷却装置が設置される。
【0084】
該実施例において、便座に均一に分布する貫通孔が設置され、排尿中に男性の尿が便座に垂れないように、貫通孔は尿を漏れる役割を提供する。同時に人間の臀部が便座に接触する面積も減らし、細菌の拡散を減らす効果を達成する。
【0085】
図3に示すように、本発明の一つの実施例において、好ましくは、前記ベースの両側にそれぞれ夜間照明装置11が設置される。
【0086】
該実施例において、ベースの両側にそれぞれ夜間照明装置が設置され、人々は夜に目を覚まして該スマートスクワット式便器を使用する時、目が長い間暗くなっているので、普通の浴室の照明は強すぎ、ベースの両側にそれぞれ夜間照明装置が設置され、該夜間照明装置に光センサが付き、周囲の環境に応じて、目に適した光の明るさを提供し、使用の快適さを向上させる。
【0087】
本発明の一つの実施例において、好ましくは、前記ベースに滑り止め装置が設置される。
【0088】
さらに、前記ベースの前部にステップとスロープが設置される。
【0089】
該実施例において、子供やお年寄りが歩きやすく、滑りにくいために、ベースに滑り止め装置が設置され、ベースの前部にステップとスロープが設置される。
【0090】
本発明の一つの実施例において、好ましくは、スマートスクワット式便器はさらに第一保護装置を含み、前記第一保護装置は前記便器本体及び前記便座の外縁を覆う。
【0091】
さらに、前記第一保護装置は折りたたみ可能な材料を使用する。
【0092】
さらに、前記第一保護装置は金属、皮質及び柔らかいナノ材料を含む。
【0093】
該実施例において、スマートスクワット式便器はさらに第一保護装置を含み、第一保護装置は便器本体及び便座の外縁を覆い、第一昇降装置を使用して便座を上げる時、便座と便器本体との間に隙間が存在し、第一保護装置の設置により手や衣服、持ち物が便器本体と便座との間に挟まれることを防止し、該スマートスクワット式便器の安全性能を向上させる。
【0094】
図1に示すように、本発明の一つの実施例において、好ましくは、スマートスクワット式便器はさらに電子故障診断システムを含み、前記電子故障診断システムは前記スマートスクワット式便器の各電子部品に接続される。
【0095】
該実施例において、各前記電子部品には独自のコーディングがあり、電子故障診断システムを介して、故障した電子部品のタイムリーな処理を実現し、故障箇所を解消し、スマートスクワット式便器の機能を最短時間で修復する。
【0096】
図1に示すように、本発明の一つの実施例において、好ましくは、スマートスクワット式便器はさらにUSB(Universal Serial Bus)ソケットとオーディオを含む。
【0097】
該実施例において、スマートスクワット式便器はさらにUSBソケットを含み、USBソケットは携帯電話などのスマートデバイスを充電することができ、オーディオはユーザに音楽を提供し、気分をリラックスしながら、便通時の音を隠す。
【0098】
本発明の一つの実施例において、好ましくは、スマートスクワット式便器は第二保護装置を含み、前記第二保護装置は漏れ防止プラグ、電源トランスを含む。
【0099】
さらに、前記スマートスクワット式便器の電源及び回路基板の外に絶縁層が設置される。
【0100】
該実施例において、該スマートスクワット式便器に漏れ防止プラグが設置され、電源がスマートスクワット式便器に入る前に電源トランスを通過させ、電源220V電圧を24V電圧に下げ、24Vは人体が耐えられる安全な電圧で、感電事故を防止し、バスルームは湿度が高く、電源と回路基板を絶縁し、同時に回路基板の老化を防止し、複数の保護装置で該スマートスクワット式便器を保護し、該スマートスクワット式便器の安全性能を向上させる。
【0101】
図1に示すように、本発明の一つの実施例において、好ましくは、前記水タンク又は前記手すりに便、尿ボタンが設置される。
【0102】
該実施例において、異なる排便の状況に対して、異なる水量を使用して該スマートスクワット式便器を洗浄し、水源を節約する。
【0103】
本発明の一つの実施例において、好ましくは、該スマートスクワット式便器はさらに使用者の離れ自動感知と洗浄装置を含み、前記使用者の離れ自動感知と洗浄装置は前記第一制御システムに接続される。
【0104】
該実施例において、使用者の離れ自動感知と洗浄装置を使用して、自動化プロセスを完了し、人と該スマートスクワット式便器の接触を減らし、細菌の感染及び拡散を減らす。
【0105】
本発明の一つの実施例において、好ましくは、前記便座に溝が設置され、前記溝の形状は前記便器の蓋とマッチする。
【0106】
さらに、前記溝に柔軟なシールが設置される。
【0107】
該実施例において、便座に便器の蓋の形状とマッチする溝が設置され、且つ溝に柔軟なシールが設置され、該スマートスクワット式便器の使用が終了した後、便器の蓋を下ろしてそれを溝内に埋め込み、この時に水で洗浄し、排泄物の臭気の拡散を防止し、柔軟なシールにより密封性を向上させる。
【0108】
本発明の一つの実施例において、好ましくは、さらに自動調整システムを含む。
【0109】
前記自動調整システムは重力センシング装置及び第二制御システムを含む。
【0110】
前記重力センシング装置は前記便座内に設置され、前記重力センシング装置は前記第二制御システムに接続される。
【0111】
前記第一昇降装置は前記便座の高さを調整することで体重の異なる人に対応するように前記重力センシング装置は前記第一制御装置に接続される。
【0112】
前記第二制御システムは計算モジュール、論理判定モジュール及びメモリモジュールを含む。
【0113】
さらに、前記重力センシング装置は複数の圧力センサを含む。
【0114】
さらに、複数の前記圧力センサは前記便座内に均一に設置される。
【0115】
該実施例において、便座内に圧力センサが設置され、体重の異なる人に対応するために圧力センサを介して第一昇降装置が便座を上げる高さを調整し、且つ第二制御システムにおけるメモリモジュールを介して記録し、データベースを形成し、ユーザが使用時に便座の高さを自動的に調整することを容易にし、便座を上げることを待っている時間を短縮し、ユーザの快適さを向上させる。
【0116】
図1及び2に示すように、本発明の一つの実施例において、好ましくは、該スマートスクワット式便器はさらに便器内腔のスマート洗浄装置10を含み、前記便器内腔のスマート洗浄装置10は水タンク4の後方に設置され且つ前記第一制御システムに接続され、前記便器内腔のスマート洗浄装置10は、ロボットアーム、送水ポンプ、送水管、回転モータ及び便器ブラシヘッドを含み、ロボットアームは伸縮可能な3セクションのロボットアームによって接続され、ロボットアームの各セクションの内部にロボットアームの伸縮を駆動する伸縮モータが装置され、送水管はロボットアームに沿って設置され、送水管の一端に排水ポンプが接続され、他端に穴付き便器ブラシヘッド及び便器ブラシヘッドの360度を回転する回転モータが取り付けられ、回転モータ及び便器ブラシヘッドはロボットアームの末端に位置する。該便器内腔のスマート洗浄装置10の使用原理は、便器内腔が一定期間使用されると、汚れの層があり、便器の蓋を開き、まずロボットアームの伸縮を制御するスイッチを開き、第一制御システムは、ロボットアームの第一セクションが立ち上がるように制御して、次に、ロボットアームの第二セクションは便器の口の真上に水平に伸ばし、その後、ロボットアームの第三セクションは垂直に下向きに便器内腔の奥深くに入り、便器のブラシヘッドは便器の内腔と接触し、第一制御システムはこの時に便器水タンク内に配置された送水ポンプを起動するように制御して送水管に送水し、送水管はロボットアームに固定され且つロボットアームヘッド部にある便器ブラシヘッドと連通し、水は送水管を通って便器ブラシヘッドに流れ、この時、第一制御システムは、回転モータの起動を制御して便器ブラシヘッドを時計回りに360度回転するように駆動し、高から低に回転し、便器ブラシ内の水は便器ブラシヘッドで洗い流し、自動且つスマートで便器を洗浄する機能を達成する。
【0117】
本発明の実施例により提供されるスマートスクワット式便器は、上記各種の実施例によって組合せることができ、上記効果も同様に発揮することができる。
【0118】
本発明の実施例はスマートスクワット式便器を提供し、当該便器はベース、便器本体、便座、水タンク及び第一制御システムを含み、便器本体はベースに設置され、便器本体の排出口は下水路に接続され、水タンクはベースに設置され、水タンクは便器本体の片側に設置され、便座と便器本体との間に複数の第一昇降装置が設置され、複数の第一昇降装置は第一制御システムに接続され、使用する時、人体の両足はベースにあり、臀部は便座に接触し、各人のさまざまなニーズに応じて、第一昇降装置により便座と便器本体との間の距離を調整し、完全なスクワット排便を達成し、これにより、人体の毒素によって合成された大小便のきれいで徹底的な排出が促進され、人々の健康をよりよく改善し、同時に、高齢者が使用中の場合、第一昇降装置は、高齢者が立つための支持力を提供し、高齢者が立つのを促進し、スマートスクワット式便器の後部に発泡装置が設置され、該スマートスクワット式便器を使用する前に発泡装置を使用して特定の高さの泡を作り、泡が該スマートスクワット式便器の排出口を覆い、排泄物を生成された泡に直接に入れさせ、臭気の放出と蚊などの虫を誘うという問題を効果的に排除して緩和し、排泄物が排出口の水中に入る時による水しぶきという問題を回避し、同時に、泡の潤滑作用のため、排泄物が該スマートスクワット式便器の内壁に付着せず、該スマートスクワット式便器の後続洗浄手順を削減し、人件費、物的資源を節約する。また、便器内腔のスマート洗浄装置を介して自動スマート水洗便器の機能を達成する。
【0119】
最後に説明すべきであるように、以上の各実施例は本発明の技術的解決手段を説明するだけであり、それを限定するものではなく、前述の各実施例を参照しながら本発明を詳しく説明したが、当業者は理解すべきであるように、それはやはり前述の各実施例に記載の技術的解決手段を修正し、又はその中の部分又は全ての技術的特徴に対して同等の置き換えを行うことができ、これらの修正又は置換は、対応する技術的解決手段の本質を本発明各実施例の技術的解決手段の範囲から逸脱しない。
【符合の簡単な説明】
【0120】
1-ベース、2-便器本体、3-便座、4-水タンク、5-第一昇降装置、6-便器の蓋、7-第二昇降装置、8-消臭装置、9-手すり、10-便器内腔のスマート洗浄装置、11-夜間照明装置、12-排出口、13-貫通孔、61-第一蓋、62-第二蓋、63-消毒装置、81-発泡装置、82-排気ファン、811-第一パイプライン、812-発泡出口、821-第二パイプライン、822-逆流防止装置
図1
図2
図3