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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2021-12-08
(45)【発行日】2022-01-12
(54)【発明の名称】吸気用ダクトの製造方法
(51)【国際特許分類】
   B29C 45/14 20060101AFI20220104BHJP
【FI】
B29C45/14
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2019567325
(86)(22)【出願日】2018-04-25
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2020-07-30
(86)【国際出願番号】 FR2018051048
(87)【国際公開番号】W WO2018224744
(87)【国際公開日】2018-12-13
【審査請求日】2021-02-08
(31)【優先権主張番号】17/55189
(32)【優先日】2017-06-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】FR
(73)【特許権者】
【識別番号】518379522
【氏名又は名称】ノバレス フランス
(74)【代理人】
【識別番号】110001427
【氏名又は名称】特許業務法人前田特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ジャン トーマス
(72)【発明者】
【氏名】ブロニク ジュリアン
【審査官】北澤 健一
(56)【参考文献】
【文献】特開2009-293442(JP,A)
【文献】国際公開第2005/016626(WO,A1)
【文献】特開昭59-198116(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2012/0118664(US,A1)
【文献】欧州特許出願公開第02754881(EP,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B29C 45/00-45/84
B29C 33/00-33/76
B60K 11/00-15/10
F24F 7/04- 7/06
F16L 9/00-11/26
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
マウスノイズ及び放射ノイズを低減し、内燃エンジンに接続されるための吸気用ダクト(30)の製造方法であって、
(a)リブ(32)の成形に適合する少なくとも1つの溝(4)及びエンドスリーブ(34,36)の成形に適合する少なくとも2つのハーフボア(5)が設けられた2つの成形キャビティ(2)を有する型(1)を準備する工程と、
(b)吸気用ダクト(30)を成形するために、前記成形キャビティ(2)間に配置されることに適合するコア(8)を準備する工程と、
(c)通気性多孔質材からなる管状シート(9)を前記コア(8)に配置する工程と、
(d)前記コア(8)を前記管状シート(9)とともに前記成形キャビティ(2)間に配置する工程と、
(e)ダクト(30)を形成するため、各キャビティの各溝(4)及び各ハーフボア(5)に、管状シート(9)にリブ(32)及びエンドスリーブ(34,36)をオーバーモールドするための熱可塑性材を射出する工程とを備えた、ダクト(30)の製造方法。
【請求項2】
パルスエアによって、成形された前記ダクトを強制的に取り外す工程(f)を更に備えた、請求項1に記載のダクト(30)の製造方法。
【請求項3】
前記工程(a)は、螺旋状リブ(32)を成形するための溝(4)が設けられた2つの成形キャビティを準備する工程を含む、請求項1又は2に記載のダクト(30)の製造方法。
【請求項4】
前記工程(a)は、グリッドを形成するいくつかのリブ(32)を成形するための溝(4)が設けられた2つの成形キャビティを準備する工程を含む、請求項1又は2に記載のダクト(30)の製造方法。
【請求項5】
前記工程(e)は、熱可塑性エラストマー材を射出する工程を含む、請求項1~4のいずれか1項に記載のダクト(30)の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃エンジンに接続された吸気用ダクトの製造方法及びこの方法に従って製造される吸気用ダクトに関する。
【背景技術】
【0002】
内燃エンジンは、30Hzから1kHzの範囲の低周波音響成分を有することが知られている。この音響成分は、バルブの周期的な開閉及びエンジンの様々なキャビティ(燃焼室、ダクト、及びその他)の共鳴によって生成される。この低周波音響成分は、エンジンの空気供給回路の入口で伝播及び放射する。この低周波音響成分は、エンジンの空気供給ダクト内を伝播する間、ダクトの共鳴を励起し、これにより高い音響放射を生成する。
【0003】
更に、ターボ過給エンジン(ターボチャージャー)の場合、1~15kHzの範囲の高周波音響成分がある。この音響成分は、ターボチャージャーによって生成され、空気供給ダクトを通じて伝播及び放射し得る。
【0004】
一般に、マウスノイズ(mouth noise)とは空気供給ダクト内を伝播する音響成分を指し、放射ノイズ(radiated noise)とは空気供給ダクトから放射される音響成分を指す。
【0005】
現在、吸気用ダクトから発生する騒音を低減するために、マフラーを使用することが知られている。マフラーには通常、空気が循環する中央管があり、その壁には、中央管を囲むベル状部で区切られた周辺チャンバーと管の内部とを連通させるいくつかのオリフィスが穿孔されている。各オリフィスに含まれる少量の空気は、音波によって刺激されると、周辺チャンバーに含まれる大量の空気によって構成される、バネから吊り下げられた小さな質量として実質的に機能する。ノイズが低減されるのは、この「質量バネ」システムの固有周波数近くのスペクトル領域である。
【0006】
しかし、マフラーは周波数の範囲全体をカバーできない。実際、マフラーは低周波領域における低減の程度は十分でない。
【0007】
他の解決策は、共振器を使用することである。この共振器は、直角に閉じたバイパスを有する中央管を備えている。この種の共振器はとても限定的で、非常に狭い周波数領域でのみ機能する。
【0008】
吸気用ダクトの音響特性を改善するために、音響性能を高める多孔質媒体を追加することも知られている。これに関して、出願人による出願明細書FR2788833では、その一部が多孔質媒体でオーバーモールドされたダクトが提案されている。他の既知の解決策は、多孔質ポリエステル媒体からなる熱成形により製造された2つのハーフシェルを溶接することである。文献JP20080633970では、熱圧縮された多孔質媒体中の2つのハーフシェルを用いて多孔質の管状物が製造される。2つのハーフシェルは、付属のクリップシステムによって組み立てられる。これらの異なる技術の実施は、型内に多孔質媒体を入れるために、ロボットシステムを含む射出成形用型などの高価な設備を使用する必要がある。更に、これらの技術では、製造の技術的な制約のため、100%の多孔質の管状物を製造できない。
【0009】
他の既知の技術として、EP0665404には、金属構造の周りに多孔質媒体を巻き付けることが開示されている。この技術では、特別なフィラメント巻取機を使用する必要があるが、この種の機器は非常に高価である。
【発明の概要】
【0010】
従って、本発明は、多孔質材の最大表面積を有する吸気用ダクトを製造するための簡単で安価な方法を提供することを目的とする。
【0011】
一般的な定義において、本発明は、マウスノイズ及び放射ノイズを低減し、内燃エンジンに接続されるための吸気用ダクトの製造方法に関する。この方法は、以下の工程を備えている。
(a)リブの成形に適合する少なくとも1つの溝及びエンドスリーブの成形に適合する少なくとも2つのハーフボアが設けられた2つの成形キャビティを有する型を準備する工程。
(b)吸気用ダクトを成形するために、キャビティ間に配置されることに適合するコアを準備する工程。
(c)通気性多孔質材からなる管状シートをコアに配置する工程。
(d)コアを管状シートとともに成形キャビティ間に配置する工程。
(e)ダクトを形成するため、各キャビティの各溝及び各ハーフボアに、管状シートにリブ及びエンドスリーブをオーバーモールドするための熱可塑性材を射出する工程。
【0012】
特に有利な方法では、本発明に係る方法は、1回の射出(インジェクション)作業で、多孔質材の最大表面積を有する吸気用ダクトを製造することを可能にする。言い換えれば、本発明に係る方法は、製造の工程数を減らして、多孔質材の最大表面積を有する吸気用ダクトを製造することを可能にする。すなわち、本発明は、多孔質材の最大表面積を有する吸気用ダクトを製造するための簡単で安価な方法を提案する。
【0013】
特定の構成では、この方法は、パルスエアによって、成形されたダクトを強制的に取り外す工程(f)を備えていてもよい。
【0014】
第1の実施形態によれば、工程(a)は、螺旋状リブを成形するための溝が設けられた2つの成形キャビティを準備する工程を含んでいてもよい。
【0015】
第2の実施形態によれば、工程(a)は、グリッドを形成するいくつかのリブを成形するための溝が設けられた2つの成形キャビティを準備する工程を含む。
【0016】
特定の構成によれば、工程(e)は、熱可塑性エラストマー材を射出する工程を含んでもよい。
【0017】
本発明はまた、内燃エンジンに接続されるための、マウスノイズ及び放射ノイズを低減する吸気用ダクトに関する。このダクトは、熱可塑性エラストマー材からなる少なくとも1つのリブと、熱可塑性材からなる2つのエンドスリーブとがオーバーモールドされた通気性多孔質材からなる管状シートと、内燃エンジンに接続される第1のスリーブと、吸気回路に接続される第2のスリーブとを備えている。
【0018】
従って、本発明に係るダクトは、多孔質媒体の最大表面積を有し、マウスノイズ及び放射ノイズの低減を可能にする。更に、本発明に係る吸気用ダクトの構造は、それを軽量にする。すなわち、ダクトが車両に搭載されるときの重さが軽くなる。更に、オーバーモールドされたリブにより、ダクトが内燃エンジン及び吸気回路に接続されている場合、ダクトへの空気の吸引によって生じる空圧低下の圧力に対するダクトの耐性を確保できる。
【0019】
第1の実施形態によれば、ダクトは螺旋状リブを備えていてもよい。
【0020】
螺旋状リブにより、ダクトを柔軟にすることができる。
【0021】
第2の実施形態によれば、ダクトは、グリッドを形成するいくつかのリブを含んでいてもよい。
【0022】
特定の構成によれば、管状シートは、200Paの低圧の下で200~600L/m/sの多孔度を有していてもよい。
【0023】
特定の構成によれば、熱可塑性材は熱可塑性エラストマー材であってもよい。
【0024】
本発明に係る他の特徴及び利点は、以下で添付の図面を参照しながら示す、非限定的な例として提供される本発明に係る2つの実施形態の詳細な説明から明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
図1図1は、本発明に係る、開き位置にある型及びコアを表す。
図2図2は、本発明に係るコア上に管状シートを配置する様子を示す。
図3図3は、本発明に係る型を閉じる様子を示す。
図4図4は、熱可塑性エラストマー材を射出する前の、閉じ位置にある型を示す透視図である。
図5図5は、熱可塑性エラストマー材が射出されているときの、閉じ位置にある型の透視図である。
図6図6は、射出後に型を開く様子を示す。
図7図7は、成形された吸気用ダクトを取り除く様子を表している。
図8図8は、本発明の第1の実施形態に係る吸気用ダクトを示す。
図9図9は、第2の実施形態に係る吸気用ダクトを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
本発明は、マウスノイズ及び放射ノイズを低減し、内燃エンジンに接続される吸気用ダクトの製造方法に関する。
【0027】
本発明に係る方法は、図1図7に示される型1を用いて実施できる。型1は、射出成形プレスに搭載されることが意図されている。本明細書で開示する実施形態によれば、型1は、第1のシェル1a及び第2のシェル1bを備えている。この2つのシェル1a,1bは、型への材料の射出中に互いに押し付けられ、射出後に互いに離間するように構成されている。従来の方法では、射出成形プレスに対して、第1のシェル1aは可動式であり第2のシェル1bは固定されている。従って、型1は、2つのシェル1a,1bが互いに離間した開き位置と、2つのシェル1a,1bが互いに押し付けられた閉じ位置との間で移動可能である。従来の方法に従い、型1は金属で構成されていてもよい。各シェル1a,1bには、キャビティ2が設けられている。本明細書で開示する例によれば、各キャビティ2は、長尺上の湾曲部と2つの端部とを有する実質的に半円柱形状を有している。各キャビティ2には、いくつかの溝4及び2つのハーフボア5が設けられている。2つのハーフボア5は、キャビティ2の端部に位置している。使用状態では、溝4によって、ダクトの1つ又はいくつかのリブ32を成形できる。同様に、使用状態では、2つのハーフボア5により、ダクト30のエンドスリーブ34,36を成形できる。
【0028】
第1の実施形態によれば、溝4は、螺旋状リブ32の成形に適合する。
【0029】
第2の実施形態によれば、溝4は、格子を形成するいくつかのリブ32の成形に適合する。
【0030】
更に、図示しない実施形態によれば、各キャビティ2は、例えば、支持脚などの固定システム、及びケーブル又は他のダクトなど他の要素を引っ掛けるシステムの成形を可能にする要素を有していてもよい。
【0031】
本発明に係る方法はまた、型1と共に用いられ型1に適合するコア8を使用する。射出成形の分野における既知の方法で、コアは部品の中空部の成形又は開口部の提供を可能にする。本発明に係る方法では、コア8は、ダクト30の中空部の提供を可能にする。コア8は、金属で構成されていてもよい。コア8は、キャビティ2の間に配置されることに適合する。本明細書に開示される例によれば、コア8は、長尺状の湾曲部を有する実質的に円柱形状を有する。本明細書に開示される実施形態によれば、コア8は、閉じ位置における型1の2つのシェル1a,1bによる押し付けに適合するベース81に固定されている。
【0032】
型1及びコア8は、本発明に係る吸気用ダクト30の製造方法の実施を可能にする。この方法は、型1を準備する工程(a)及びコア8を準備する工程(b)に加えて、コア8上に管状シート9を配置する工程(c)を備えている。管状シート9とは、連結された2つの端部を有し、実質的に、円形基部を有するシリンダー(円筒)を形成しているシートを意味する。シートの連結された2つの端部は、溶接されていてもよく、接着されていてもよく、又は縫い付けられていてもよい。図2に示すように、管状シート9は、矢印Iの方向に向かってコア8に取り付けられる。管状シート9は、例えば、いくつかの要素を含み得る織布又は不織布材で構成されていてもよい。管状シート9は、200Paの低圧の下で200~600L/m/sの多孔度を有していてもよい。
【0033】
特定の構成によれば、管状シート9は、ニードリングによって製造された、ポリエステル繊維及び二成分繊維を含む不織布材から構成されていてもよい。二成分繊維は、ポリエステルからなる芯部と、コポリエステルからなる被覆部とを含んでもよい。
【0034】
その後、この方法は、開き位置にある型1のキャビティ2にコア8を配置する工程(d)を備えている。次いで、図3に示すように、型1を矢印IIの方向に移動する。閉じ位置へ移動する際、シェル1a,1bに対するベース81の支持は、キャビティ2におけるコア8の正しい位置決めを確実にするための基準として機能し得る。図5に示すように、この方法は、各キャビティ2の各溝2及び各ハーフボア5に熱可塑性エラストマー材を射出して、管状シート9上のリブ32及びエンドスリーブ34をオーバーモールドする、その後の工程(e)を備えている。この工程により、ダクト30を1回の射出作業で成形することができる。特に有利な方法では、溝4への射出中に、熱可塑性エラストマー材が管状シート9に局所的に浸透し、管状シート9上にオーバーモールドされた各リブ32と管状シート9とが確実に結合する。特定の構成によれば、熱可塑性エラストマー材は、ポリプロピレンと混合されたエチレン-プロピレン-ジエンモノマータイプのものであってもよい。管状シート9上へのリブ32のオーバーモールドにより、多孔質管状シートの最大表面積を有しつつ、空圧低下の圧力に対する最適な耐性を有するダクト30を製造することが可能になる。
【0035】
図6に示すように、型1はその後、矢印IIIの方向に従って開かれ、ダクト30の回収が可能となる。特定の構成によれば、この方法は、図7に示すように、矢印IVの方向に向かって、パルスエアによって、成形されたダクト30を強制的に取り外す工程(f)を備えていてもよい。
【0036】
従って、本発明に係る方法は、1回の射出作業でダクト30を製造することを可能にする。管状シート9上のリブ32及びエンドスリーブ34のオーバーモールドにより、ダクト30への結合を確実することができる。言い換えると、本発明に係る方法は、ダクト30の様々な構成要素の接着、クリッピング(切り取り)、又は再加工の作業を追加する必要がなく、1回の射出作業でダクト30を製造することができる。
【0037】
また、本発明は、マウスノイズ及び放射ノイズを低減し、内燃エンジンに接続される吸気用ダクト30に関する。このダクト30は、熱可塑性エラストマー材からなる1つ以上のリブ32と、熱可塑性エラストマー材からなる2つのエンドスリーブ34,36とがオーバーモールドされた通気性多孔質材からなる管状シート9を備えている。
【0038】
この管状シート9は、200~600L/m/sの多孔度を有していてもよい。このような多孔度により、マウスノイズ及び放射ノイズの最適な低減が可能になる。
【0039】
第1の実施形態によれば、図8に示すように、ダクト30は螺旋状リブ32を備えている。螺旋状リブ32によって、ダクト30を柔軟にすることができる。
【0040】
第2の実施形態によれば、図9に示すように、ダクト30は、グリッドを形成するいくつかのリブ32を備えている。
【0041】
使用状態では、第1のスリーブ34は内燃エンジンに接続され、第2のスリーブ36は吸気回路に接続されている。加えて、リブ32は、空気吸引によって引き起こされる空圧低下の圧力に対するダクト30の耐性を確保することを可能にする。多孔質材からなる管状シート9は、音響インピーダンスの破壊又は適応を実現し、特定のダクトのモードの励起を回避させ得る。従って、管状シート9により、マウスノイズを低減することができる。更に、管状シート9は、管状シート9の材料の多孔性によって、音響エネルギーの一部を分散させることができる。ダクト30のほぼ全周にわたって多孔質材が存在することにより、放射エネルギーを最適な方法で分散することが可能になり、これによって、放射ノイズが低減される。
【0042】
本発明は、当然ながら、異なる図で説明した上記の実施形態に限定されず、これらの実施形態は例を示しているにすぎない。本発明の範囲で、特に様々な要素の構成に関して又は技術的同等物の置換によって、改良が可能である。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9