(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2021-12-08
(45)【発行日】2022-01-12
(54)【発明の名称】レンズモジュール及び電子機器
(51)【国際特許分類】
G02B 7/02 20210101AFI20220104BHJP
G03B 30/00 20210101ALI20220104BHJP
【FI】
G02B7/02 D
G02B7/02 Z
G03B30/00
(21)【出願番号】P 2020112551
(22)【出願日】2020-06-30
【審査請求日】2020-06-30
(31)【優先権主張番号】PCT/CN2019/094102
(32)【優先日】2019-06-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】519312957
【氏名又は名称】エーエーシー オプティックス ソリューションズ ピーティーイー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100128347
【氏名又は名称】西内 盛二
(72)【発明者】
【氏名】▲韋▼ ▲傳▼冬
【審査官】登丸 久寿
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2018/0129011(US,A1)
【文献】特開2012-226317(JP,A)
【文献】特開平07-325243(JP,A)
【文献】中国実用新案第208636523(CN,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G02B 7/02
G03B 30/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
レンズモジュールであって、
レンズ群と、鏡筒とを含み、
前記レンズ群は、物体側から像側に向かって順に設けられる複数のレンズを含み、
前記鏡筒は、前記レンズ群を収容するための収容キャビティと、前記収容キャビティに対応して前記像側に近接する内側壁とを含み、前記内側壁には、アレイ配列される複数の第1艶消し溝が設けられ、前記第1艶消し溝のそれぞれは、前記鏡筒の軸方向に
前記鏡筒の末端まで延在
して設置され
、
複数の前記第1艶消し溝が設けられた前記内側壁は、前記レンズ群よりも前記像側に位置し、複数の前記第1艶消し溝が設けられた前記内側壁には、前記鏡筒内に設けられた光学素子が設置されていないことを特徴とするレンズモジュール。
【請求項2】
前記第1艶消し溝の溝幅は、前記鏡筒の光軸に近づく方向に徐々に小さくなるように設けられていることを特徴とする請求項1に記載のレンズモジュール。
【請求項3】
前記内側壁には、前記鏡筒の周方向に間隔を隔てて配列される複数の第1艶消しリブが凸設され、隣り合う2つの前記第1艶消しリブの間には、1つの前記第1艶消し溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズモジュール。
【請求項4】
前記第1艶消しリブの横断面は、台形に設けられ、且つ前記第1艶消しリブの横断面の、前記鏡筒の光軸に近接する辺長は、前記第1艶消しリブの横断面の、前記内側壁に近接する辺長よりも大きいことを特徴とする請求項3に記載のレンズモジュール。
【請求項5】
前記第1艶消しリブは、前記
鏡筒の光軸に近接する端面と、前記端面の両側から前記鏡筒の前記内側壁へ延びる2つの側面とを含み、
2つの前記側面と前記端面との接続箇所は、いずれも面取りされて設けられていることを特徴とする請求項3に記載のレンズモジュール。
【請求項6】
前記第1艶消しリブの前記鏡筒の
光軸に近接する面には、第2艶消しリブが設けられ、隣り合う2つの前記第2艶消しリブの間には、前記第1艶消し溝に連通する第2艶消し溝が形成され、前記第2艶消し溝は、前記第1艶消し溝から離間する方向に拡口して設けられていることを特徴とする請求項3に記載のレンズモジュール。
【請求項7】
前記第2艶消しリブは、前記第1艶消しリブと一体成形して設けられ、前記第2艶消しリブ及び前記第1艶消しリブの全体は、前記鏡筒の周方向に均等間隔で設けられていることを特徴とする請求項6に記載のレンズモジュール。
【請求項8】
前記光軸に垂直な断面において、前記第2艶消しリブは、三角形をなすことを特徴とする請求項6に記載のレンズモジュール。
【請求項9】
前記第1艶消し溝の内壁面には、艶消しピットが凹設され、及び/又は、前記第1艶消し溝の内壁面には、艶消しコート層が塗布されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のレンズモジュール。
【請求項10】
請求項1乃至9のいずれか1項に記載のレンズモジュールを含むことを特徴とする電子機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学結像の技術分野に関し、特にレンズモジュール及び電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
科学技術が絶えずに進歩しているにつれて、携帯型電子機器はスマート化や小型化に向けて発展しつつある。デジタルカメラの他、携帯型電子機器、例えば、タブレットPC、携帯電話等にも撮像機能を有するレンズモジュールが配置されている。レンズモジュールは、通常鏡筒及び鏡筒内に収容されるレンズ群を含み、レンズ群が複数のレンズを含み、レンズモジュールが結像する過程において、それぞれの角度からレンズ群に入射する光は、像側に迷光干渉を生じやすい。これは、レンズモジュールの結像品質へ非常に大きな影響を与えてしまう。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、従来技術において鏡筒モジュールの結像品質が劣る技術課題を解決するためのレンズモジュールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記技術課題を解決するために、本発明の解決手段は、以下の通りである。
本発明は、レンズモジュールを提供する。当該レンズモジュールは、レンズ群と、鏡筒とを含み、前記レンズ群は、物体側から像側に向かって順に設けられる複数のレンズを含み、前記鏡筒は、前記レンズ群を収容するための収容キャビティと、前記収容キャビティに対応して前記像側に近接する内側壁とを含み、前記内側壁には、アレイ配列される複数の第1艶消し溝が設けられ、前記第1艶消し溝は、前記鏡筒の軸方向に前記鏡筒の末端まで延在して設置され、
複数の前記第1艶消し溝が設けられた前記内側壁は、前記レンズ群よりも前記像側に位置し、複数の前記第1艶消し溝が設けられた前記内側壁には、前記鏡筒内に設けられた光学素子が設置されていない。
【0005】
改良として、前記第1艶消し溝の溝幅は、前記鏡筒の光軸に近づく方向に徐々に小さくなるように設けられている。
【0006】
改良として、前記内側壁には、前記鏡筒の周方向に間隔を隔てて配列される複数の第1艶消しリブが凸設され、隣り合う2つの前記第1艶消しリブの間には、1つの前記第1艶消し溝が形成されている。
【0007】
改良として、前記第1艶消しリブの横断面は、台形に設けられ、且つ前記第1艶消しリブの横断面の、前記鏡筒の光軸に近接する辺長は、前記第1艶消しリブの横断面の、前記内側壁に近接する辺長よりも大きい。
【0008】
改良として、前記第1艶消しリブは、前記鏡筒の光軸に近接する端面と、前記端面の両側から前記鏡筒の前記内側壁へ延在する2つの側面とを含み、2つの前記側面と前記端面との接続箇所は、いずれも面取りされて設けられている。
【0009】
改良として、各前記第1艶消しリブの前記鏡筒の光軸に近接する面には、第2艶消しリブが設けられ、隣り合う2つの前記第2艶消しリブの間には、前記第1艶消し溝に連通する第2艶消し溝が形成され、前記第2艶消し溝は、前記第1艶消し溝から離間する方向に拡口して設けられている。
【0010】
改良として、前記第2艶消しリブは、前記第1艶消しリブと一体成形して設けられ、前記第2艶消しリブ及び前記第1艶消しリブの全体は、前記鏡筒の周方向に均等間隔で設けられている。
【0011】
改良として、前記光軸に垂直な断面において、前記第2艶消しリブは、三角形をなす。
【0012】
改良として、前記第1艶消し溝の内壁面には、艶消しピットが凹設され、及び/又は、前記第1艶消し溝の内壁面には、艶消しコート層が塗布されている。
【0013】
本発明は、上記レンズモジュールを含む電子機器をさらに提供することを目的とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明は、以下の有利な作用効果を有する。
光線が鏡筒内において物体側から像側へ伝播する際、前記収容キャビティに対応して像側に近接する内側壁にはアレイ配列される複数の第1艶消し溝が設けられており、光線がアレイ配列される第1艶消し溝に入射した後、複数回反射されて減衰され、反射されてレンズモジュールによる結像に干渉する迷光を形成しにくいため、レンズモジュールの結像品質を向上させることができる。一方で、本発明に提供される技術案では、第1艶消し溝は、鏡筒の軸方向に延在し、レンズ群は鏡筒の軸方向に鏡筒の収容キャビティに取り付けられるため、鏡筒の軸方向に延在する第1艶消し溝は、レンズ群の取付を妨げない。即ち、レンズ群200の取付効率を保証する前提で、レンズモジュール10の結像品質を向上させ、さらに、鏡筒の像側に近接する内側壁には、アレイ配列される複数の第1艶消し溝が開設されているため、平滑な内側壁に比べ、第1艶消し溝が開設される内側壁は、より大きい表面積を有し、よって、鏡筒の内側壁に塗布される接着剤の接着面積を増やすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】本発明の一実施例に係るレンズモジュールの正面図である。
【
図3】
図2におけるレンズモジュールの別の角度から見た構成模式図である。
【
図5】
図1におけるレンズモジュールの底面図である。
【
図7】本発明の別の実施例に係るレンズモジュールの斜視断面図である。
【
図9】本発明の別の実施例に係るレンズモジュールの底面図である。
【
図11】本発明の一実施例に係る電子機器の構成模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下では、図面及び実施形態を参照しながら、本発明をさらに説明する。
【0017】
図1乃至
図10に示すように、本発明は、レンズモジュール10を提供し、当該レンズモジュール10の鏡筒に第1艶消し溝が開設されているため、レンズモジュール10の結像品質を向上させることができる。
【0018】
具体的に、
図1乃至
図4に示すように、当該レンズモジュール10は、鏡筒100及びレンズ群200を含み、前記レンズ群200は、物体側から像側に向かって順に設けられる複数のレンズを含み、前記鏡筒100は、収容キャビティ150及び内側壁110を含み、ここで、前記レンズ群200は、収容キャビティ150内に収容され、内側壁110は、収容キャビティ150に対応して像側に近接する。前記収容キャビティ150の前記像側に近接する内側壁110には、アレイ配列される複数の第1艶消し溝111が設けられ、各前記第1艶消し溝111は、前記鏡筒100の軸方向(即ち、光軸OO’の方向)に延在設置されている。
【0019】
理解できるように、光線が鏡筒100内において物体側から像側へ伝播する際、収容キャビティ150の像側に近接する内側壁110にアレイ配列される複数の第1艶消し溝111が設けられており、光線がアレイ配列される第1艶消し溝111に入射した後、複数回反射されて最終的に散乱の効果を達成し、光線の反射が減衰され、さらに迷光によるレンズモジュール10結像への干渉が弱められることで、レンズモジュール10の結像品質を向上させることができる。
【0020】
一方で、本発明に提供される技術案では、第1艶消し溝111が鏡筒100の軸方向(即ち、光軸OO’の方向)に延在し、レンズ群200が鏡筒100の軸方向に鏡筒100の収容キャビティ150に取り付けられるため、鏡筒100の軸方向に延在する第1艶消し溝111は、レンズ群200取付を妨げない。即ち、レンズ群200の取付効率を保証する前提、レンズモジュール10の結像品質を向上させる。
【0021】
さらに、鏡筒100の像側に近接する内側壁110には、アレイ配列される複数の第1艶消し溝111が設けられているため、平滑な内側壁110に比べ、第1艶消し溝111が開設される内側壁110は、より大きい表面積を有し、よって、鏡筒100の内側壁110に塗布される接着剤の接着面積を増やすことができる。
【0022】
好ましい形態として、レンズが鏡筒100の像側から鏡筒100の物体側に向かって収容キャビティ150内に収容されることを考慮し、各レンズの取付難易度を低下させるため、本発明の他の実施例では、前記鏡筒100の直径は、像側に近づく方向に徐々に拡大して設けられ、このように、レンズは、鏡筒100の像側の拡大された開口を介して鏡筒100に容易に組み込むことができるため、レンズ群200の取付効率をさらに向上させることができる。
【0023】
なお、本実施例では、前記レンズモジュール10は、5Pレンズモジュール10であり、即ち、レンズ群200は、第1レンズ210、第2レンズ220、第3レンズ230、第4レンズ240及び第5レンズ250を含む。当然ながら、本発明の設計はこれに限らず、他の実施例では、前記レンズ群200はより多いレンズを含むことができ、通常、実際の需要に応じてレンズの数を選択することができる。
【0024】
さらに、
図1、
図5及び
図6に示すように、本発明の一実施例では、第1艶消し溝111の艶消し効果を改善するために、前記第1艶消し溝111の溝幅は、前記鏡筒100の光軸に近づく方向に徐々に小さくなるように設けられている。このように、第1艶消し溝111は、縮口して設けられており、光線は第1艶消し溝111に入射した後、第1艶消し溝111の溝口から出射しにくく、第1艶消し溝111に入射した光線は、第1艶消し溝111で複数回反射されてから減衰されることができるため、鏡筒100内の迷光を減少させることができ、レンズモジュール10の結像品質を向上させることができる。
【0025】
さらに、
図3乃至
図6に示すように、本実施例では、前記第1艶消し溝111は、鏡筒100の内側壁110に凸設される第1艶消しリブ120に囲まれて形成される。具体的に、前記内側壁110には、前記鏡筒100の周方向に間隔を隔てて配列される複数の第1艶消しリブ120が凸設され、隣り合う2つの前記第1艶消しリブ120の間には、1つの前記第1艶消し溝111が形成されている。当然ながら、本発明の設計はこれに限らず、他の実施例では、収容キャビティ150の内側壁110にも直接第1艶消し溝111を凹設して形成することができる。相対的に、第1艶消しリブ120を凸設する形態の鏡筒100の肉厚は、直接第1艶消し溝111が凹設形成された鏡筒100の肉厚よりも大きいため、第1艶消しリブ120が凸設される形態の鏡筒100の構造強度はより高い。
【0026】
さらに、
図6に示すように、前記第1艶消しリブ120の形状構成を詳しく説明する。本実施例では、前記第1艶消しリブ120の横断面は、台形に設けられ、且つ前記第1艶消しリブ120の横断面の、前記鏡筒100の光軸に近接する辺長は、前記第1艶消しリブ120の横断面の、前記内側壁110に近接する辺長よりも大きい。具体的に、本実施例では、前記第1艶消しリブ120の横断面は、概ね等脚台形をなして設けられ、第1艶消し溝111は、蟻溝状に設けられ、第1艶消し溝111の溝幅は、前記光軸に近づく方向に小さくなるように設けられる。
【0027】
さらに、第1艶消しリブ120がレンズ群を引っ掻くことを回避するために、本発明の一実施例では、
図6に示すように、前記第1艶消しリブ120は、前記光軸に近接する端面121と、前記端面121の両側から前記鏡筒100の内側壁110へ延在する2つの側面122とを含み、2つの前記側面122と前記端面121との接続箇所は、いずれも面取りされて設けられている。第1艶消しリブ120は、いずれも面取りされて設けられるため、第1艶消しリブ120には、バリが発生しにくく、よって、レンズが鏡筒100の収容キャビティ150に組み込まれる過程において、レンズが第1艶消しリブ120に接触しても、第1艶消しリブ120に引っ掻かれにくい。従って、レンズの解像度を保証することができ、レンズモジュール10の結像の解像度を向上させることができる。
【0028】
さらに、
図7乃至
図10に示すように、本発明の別の実施例では、迷光による影響をさらに弱めるために、前記第1艶消しリブ120の前記鏡筒100の光軸OO’に近接する面には、第2艶消しリブ130が設けられ、隣り合う2つの前記第2艶消しリブ130の間には、前記第1艶消し溝111連通する第2艶消し溝140が形成され、前記第2艶消し溝140は、前記第1艶消し溝111から離間する方向に拡口して設けられる。具体的に、第2艶消し溝140は、光軸に近づく方向に拡口して設けられ、第1艶消し溝111は、光軸に近づく方向に縮口して設けられ、このように、より多くの迷光が第2艶消し溝140及び第1艶消し溝111に入っても、第1艶消し溝111に入射した光線は複数回反射されて減衰され、反射されてレンズモジュール10の結像に干渉する迷光を形成しにくいため、レンズモジュール10の結像品質を向上させることができる。
【0029】
好ましい形態として、
図10に示すように、本実施例では、前記第2艶消しリブ130は、前記第1艶消しリブ120と一体成形して設けられ、このように、第2艶消しリブ130及び第1艶消しリブ120の全体の構造強度はより高く、前記第2艶消しリブ130及び前記第1艶消しリブ120の全体は、前記鏡筒100の周方向に均等間隔で設けられ、このように、前記第2艶消し溝140及び前記第1艶消し溝111は、いずれも鏡筒100の周方向に均等間隔で設けられ、よって、艶消し効果をより均一にすることができる。
【0030】
具体的に、本実施例では、光軸OO’に垂直な断面において、前記第2艶消しリブ130は、三角形をなし、前記第2艶消しリブ130の辺は、前記第1艶消しリブ120の前記鏡筒100の光軸OO’に近接する辺と重なり合う。
【0031】
さらに、第1艶消し溝111の艶消し効果をさらに改善するために、本発明の一実施例では、前記第1艶消し溝111の内壁面には、艶消しピットが凹設され、及び/又は、前記第1艶消し溝111の内壁面には、艶消しコート層が塗布されている(図示せず)。具体的に、艶消しピットは、ボールが第1艶消し溝111の内壁面に衝突することで形成されることでき、艶消しコート層は、一定の粒度を有する塗料であってもよい。本実施例に提供される技術案の本質は、第1艶消し溝111の内壁面の粗さを大きくし、第1艶消し溝111に入射した光線を乱反射させ、第1艶消し溝111の艶消し効果をさらに向上させることができる。
【0032】
本発明は、電子機器1をさらに提供し、
図11に示すように、当該電子機器1は、前記レンズモジュール10を含み、当該レンズモジュール10の具体的な構造については、上記実施例を参照可能である。本発明に供される電子機器1は、上記全ての実施例の全ての技術案が用いられるため、少なくとも上記実施例の技術案の奏する全ての有利な作用効果を有し、ここで繰り返し述べない。なお、前記電子機器1は、携帯電話、タブレットPC、ノートパソコンなどであってもよい。
【0033】
上述したのは、本発明の実施形態に過ぎない。ここで、注意すべきことは、当業者であれば、本発明の創造的発想から逸脱しない限り、改良をなすことも可能であり、これらの改良が何れも本発明の保護範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0034】
1 電子機器
10 レンズモジュール
OO’ 光軸
100 鏡筒
110 内側壁
111 第1艶消し溝
120 第1艶消しリブ
121 端面
122 側面
130 第2艶消しリブ
140 第2艶消し溝
150 収容キャビティ
200 レンズ群
210 第1レンズ
220 第2レンズ
230 第3レンズ
240 第4レンズ
250 第5レンズ