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  • 特許-自動販売機等の据付石板用化粧プレート 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2021-12-09
(45)【発行日】2022-01-12
(54)【発明の名称】自動販売機等の据付石板用化粧プレート
(51)【国際特許分類】
   G07F 9/10 20060101AFI20220104BHJP
【FI】
G07F9/10 A
【請求項の数】 1
(21)【出願番号】P 2018211114
(22)【出願日】2018-11-09
(62)【分割の表示】P 2014118450の分割
【原出願日】2014-06-09
(65)【公開番号】P2019040625
(43)【公開日】2019-03-14
【審査請求日】2018-11-09
【審判番号】
【審判請求日】2021-02-24
(73)【特許権者】
【識別番号】390039505
【氏名又は名称】株式会社サイコン工業
(74)【代理人】
【識別番号】100111659
【弁理士】
【氏名又は名称】金山 聡
(72)【発明者】
【氏名】岩崎 昭一
【合議体】
【審判長】一ノ瀬 覚
【審判官】畔津 圭介
【審判官】藤井 昇
(56)【参考文献】
【文献】登録実用新案第3150499(JP,U)
【文献】特開2007-114823(JP,A)
【文献】特開2007-58839(JP,A)
【文献】登録実用新案第3116028(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G07F 9/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
直方体形状をなす自動販売機等の据付石板の正面外面形状及び寸法とほぼ一致する内面形状及び寸法を有し、
前記据付石板の正面に埋設したインサートナットの対応位置にボルト挿通孔を有し、
前記ボルト挿通孔に挿通したボルトを前記インサートナットに螺合させて前記据付石板の前記正面に取り付けられ、
前記据付石板に前記自動販売機等を固定した状態で前記据付石板に取り付けることができる自動販売機等の据付石板用化粧プレートであって、
前記据付石板の正面側から前記据付石板の前記正面に被せて取り付けられる正面取付け部と、前記自動販売機等の設置箇所より露出する、前記設置箇所より正面側の、前記据付石板の両側面及び上面を覆う被覆部とを有し、
前記被覆部には、前記据付石板の上面に開口したボルト溝対応位置に該ボルト溝を露出させるためのスリットが形成され、
前記被覆部は前記正面取付け部と一体に形成されていることを特徴とする自動販売機等の据付石板用化粧プレート。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動販売機等の据付石板用化粧プレートに関し、特に、自動販売機等の据付石板のリユース化を図るための自動販売機等の据付石板用化粧プレートに関する。
【背景技術】
【0002】
従来使用されてきた自動販売機等の据付石板は、コンクリート製のもので、設置する際、据付石板に削孔した上、この削孔にコンクリートアンカーを打込んで金具を固定しており、自動販売機等を入れ替える際にはコンクリートアンカーを引き抜いたり、カットしたりするため、ほぼ1回の使用でコンクリート製の据付石板は廃棄対象となり、各地の自動販売機等設置業者の資材置き場では、廃棄予定の据付石板を抱え、処分に困っているのが現状である。
【0003】
適切な管理の元に製造されたコンクリート製品の物性上の耐久性は、20年~30年の期間が期待できるところ、3年程度の短期間の使用で廃棄されてしまうことは、自然環境保護の観点からも好ましいことではない。
【0004】
そこで、本出願人は、特許文献1に示すような「自動販売機などの据付基礎ブロック及びその固定方法」を先に提案した。
【0005】
この自動販売機などの据付基礎ブロックは、基礎ブロックに自動販売機の脚部をボルト・ナット等で固定するためのレールを設けることにより、コンクリートアンカー用の削孔や入れ替え時のコンクリートアンカーの引き抜き、カット等の手間を不要とし、石板のリユース化に貢献している。
【0006】
なお、この据付基礎ブロックは、正面に複数のインサートが埋設され、このインサートを用いて据付基礎ブロックを並列に連結できるようにされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【文献】特許第4443992号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、このような特許文献1に示すような据付基礎ブロックにおいても、使用年月が3年程度経過すると、コンクリートの表面は大気中の二酸化炭素や、酸性雨などの酸化等の作用により劣化し、洗浄したとしても黒シミ等の汚れが目立つようになり、新規の自動販売機等の設置には見栄えの点から、リユースしづらくなることもある。
【0009】
本発明の目的は、自動販売機等を設置する際に、据付石板に既存のものを用いて、簡単かつ安価に、据付石板の一番汚れの目立つ部分をカバーすることができ、据付石板のリユース率を高め、自然環境保護の観点から廃棄据付石板の低減に役立つ自動販売機等の据付石板用化粧プレートを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記目的を達成するため、本発明の自動販売機等の据付石板用化粧プレートは、直方体形状をなす自動販売機等の据付石板の正面外面形状及び寸法とほぼ一致する内面形状及び寸法を有し、
前記据付石板の正面に埋設したインサートナットの対応位置にボルト挿通孔を有し、
前記ボルト挿通孔に挿通したボルトを前記インサートナットに螺合させて前記据付石板の前記正面に取り付けられ、
前記据付石板に前記自動販売機等を固定した状態で前記据付石板に取り付けることができる自動販売機等の据付石板用化粧プレートであって、
前記据付石板の正面側から前記据付石板の前記正面に被せて取り付けられる正面取付け部と、前記自動販売機等の設置箇所より露出する、前記設置箇所より正面側の、前記据付石板の両側面及び上面を覆う被覆部とを有し、
前記被覆部には、前記据付石板の上面に開口したボルト溝対応位置に該ボルト溝を露出させるためのスリットが形成され、
前記被覆部は前記正面取付け部と一体に形成されていることを特徴とする。
【0013】
本発明によれば、据付石板用化粧プレートを、既存の据付石板に設けられているインサートを用いて据付石板の正面に取り付けることにより、簡単かつ安価に、据付石板の一番汚れの目立つ部分をカバーすることができ、据付石板のリユース率を高め、自然環境保護の観点から廃棄据付石板の低減に役立つことができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明の第1の実施の形態にかかる自動販売機等の据付石板用化粧プレート を示す概略斜視図である。
図2図1の化粧プレートの拡大斜視図である。
図3】本発明の第2の実施の形態及び第3の実施の形態にかかる自動販売機等の据 付石板用化粧プレートを示す概略斜視図である。
図4図3の第2の実施の形態にかかる化粧プレートの拡大斜視図である。
図5図3の第3の実施の形態にかかる化粧プレートにおける一対の化粧プレート 材のうちの一方の化粧プレート材の一部を省略して示す拡大斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0016】
図1及び図2は、本発明の第1の実施の形態にかかる自動販売機等の据付石板用化粧プレート10を示す図である。
【0017】
この自動販売機等の据付石板用化粧プレート10は、自動販売機等の据付石板12の正面に取り付けられるようになっている。
【0018】
この据付石板12は、コンクリート製で、図1に示すように、直方体形状をなし、上面14に開口した2個のボルト溝16を有し、上面14に埋設された4個のインサートナット18、正面20及び背面(図示せず)にそれぞれ2個埋設したインサートナット22を有するとともに、正面20及び後端面に手掛け部24が形成された状態となっている。
【0019】
そして、手掛け部24に手をかけて据付石板12を設置位置まで運搬して固定し、ボルト溝16にボルトの頭部を係合させてボルトの位置決めを行い、例えば、自動販売機26の図示せぬ脚部にボルトを挿通してナットで締め付けることにより、自動販売機26を固定できるようになっている。
【0020】
また、この据付石板12は、図3の左側に示すように、隣接して配設した2個の据付石板12の各上面14のインサートナット18、正面20のインサートナット22に連結プレート28を掛け渡し、ボルト30を連結プレート28に挿通してインサートナット18、22に螺合させて締め付けることで、隣接する据付石板12同士を連結一体化し得るようにも構成されている。
【0021】
化粧プレート10は、図2にも示すように、据付石板12の正面20の外面形状及び寸法とほぼ一致する内面形状及び寸法を有するものとなっている。
【0022】
この場合、据付石板12の正面20は、外周部に面取り部32が形成されているため、化粧プレート10の外周部にも内面側及び外面側に面取り部34が形成された状態となっている。
【0023】
したがって、化粧プレート10を据付石板12の正面20に被せた状態で、化粧プレート10は据付石板12の正面20にフィットする状態となる。
【0024】
また、化粧プレート10には、据付石板12の正面20に埋設したインサートナット22対応位置に2個のボルト挿通孔36が設けられている。
【0025】
そして、図1に示すように、化粧プレート10の2個のボルト挿通孔36にボルト30挿通し、このボルト30を据付石板12の正面20に埋設したインサートナット22に螺合させることで、据付石板12の正面20に化粧プレート10を取り付けるようにしている。
【0026】
この化粧プレート10の素材としては、鋼板、合成樹脂、アルミニウム板等が適し、鋼板やアルミニウム板等の場合は、表面に耐光性塗料で各飲料メーカーの機器に合わせた色に着色することが望ましい。
【0027】
合成樹脂製の場合には、紫外線劣化を考慮のうえ、同様の着色を施すことが望ましい。
【0028】
さらに、化粧プレート10の表面にガラスビーズを含んだ再帰反射塗料「ブライトコート」等で塗装したり、平面部分に反射シールを貼り付けたりして反射部38を設けるようにし、節電のために夜間照明を消している自動販売機等の存在を認知させることにより、節電のために衝突事故等を防止することに役立つようにすることもできる。
【0029】
そしてさらに、図示せぬが、反射部38に飲料メーカーの各社の「ロゴ」を表示することにより、広告宣伝効果も得られ、また、同様に、反射部38に「広域避難所⇒」等の避難誘導表示を施すことにより、大規模震災などの災害時に避難誘導表示板としても役立てることができる。
【0030】
このように、本実施の形態によれば、既存の据付石板12に設けられているインサートナット22を用いて据付石板12の正面20に化粧プレート10を取り付けることにより、簡単かつ安価に、据付石板12の一番汚れの目立つ正面20部分をカバーすることができ、据付石板12のリユース率を高め、自然環境保護の観点から廃棄据付石板の低減に役立つことができる。
【0031】
また、本実施の形態の場合、化粧プレート10でカバーできる部分は、据付石板12の正面20のみであるため、自動販売機26を設置した状態で露出する部分の汚れが気になる場合がある。
【0032】
そのため、新規に据付石板12を設置する際に、据付石板12の表面に撥水剤、防汚剤等のクリアー剤類を吹き付けてコーティングしておくことにより、回収時に洗浄し汚れを除去できるようにしておくのが望ましい。
【0033】
図3の一部左端及び図4は、本発明の第2の実施の形態にかかる自動販売機等の据付石板用化粧プレート40を示す図である。
【0034】
この化粧プレート40は、図4に示すように、第1の実施の形態における化粧プレート10と同様の構成を有する正面取付け部42と、この正面取付け部42の両側辺44及び上辺46から、据付石板12の少なくとも自動販売機26の設置箇所より露出する両側面及び上面を覆う被覆部48とを有し、被覆部48は正面取付け部42と一体に形成されている。
【0035】
なお、この被覆部48には、据付石板12のボルト溝16対応位置に、このボルト溝16を露出させるためのスリット68が1箇所に形成されている。
【0036】
このように被覆部48によって、自動販売機26の設置箇所より露出する据付石板12の部分を覆うことにより、据付石板12の汚れ等が見えなくなり、よりリユース率を高めるのに貢献できることとなる。
【0037】
また、新規の据付石板12を設置する場合にも、自動販売機26が載らない露出部分を含めてカバーすることにより、酸性雨等によるコンクリートの表面劣化を防止し、据付石板12のリユース率を高めることができる。
【0038】
なお、被覆部48は、必要に応じ正面取付け部42とは別体として形成してもよい。
【0039】
他の構成及び作用は第1の実施の形態と同様につき、同様の部分には同一の符号を付すに留めその説明を省略する。
【0040】
なお、図3の左側に示すように、連結プレート28を用いて、隣接する据付石板12同士を連結一体化し得るように構成されたものにあっては、ボルト30を連結プレート28に挿通し、さらにこのボルト30を化粧プレート10の正面取付け部42の一方のボルト挿通孔36に挿通し、据付石板12の正面20に埋設したインサートナット22に螺合させることで、据付石板12の正面20に化粧プレート10を取り付けるようにしている。正面取付け部42の他方のボルト挿通孔36には、前記第1の実施の形態と同様にボルト30挿通し、このボルト30を据付石板12の正面20に埋設したインサートナット22に螺合させることで、据付石板12の正面20に化粧プレート10を取り付けるようにしている。
【0041】
図3の一部右側及び図5は、本発明の第3の実施の形態にかかる自動販売機等の据付石板用化粧プレート50を示す図である。
【0042】
この化粧プレート50は、2つの据付石板12、12を所定の間隔を置いて設置し、それら各据付石板12、12に取り付けられて各据付石板12、12の正面20、20及び各据付石板12、12間の正面を覆う一対の化粧プレート材52A、52Bを有する。
【0043】
一対の化粧プレート材52A、52Bは、左右対称の形状を成すもので、図5ではその一方の化粧プレート材52の一部を省略して示している。
【0044】
各化粧プレート材52A、52Bは、正面取付け部54A、54Bと、重合部56A、56Bとを有している。
【0045】
各化粧プレート材52A、52Bの正面取付け部54A、54Bは、第1の実施の形態における化粧プレート10及び第2の実施の形態における正面取付け部42に相当するもので、据付石板12の正面20の外面形状及び寸法とほぼ一致する内面形状及び寸法を有する。そして、各正面取付け部54A、54Bは、対応する据付石板12、12の正面20、20のインサートナット22と対応する位置に形成したボルト挿通孔36に、ボルト30を挿通し、ボルト30をインサートナット22に螺合させて、対応する据付石板12、12の正面20、20にそれぞれ取り付けられるようになっている。
【0046】
なお、図3の左側に示すように、連結プレート28を用いて、隣接する据付石板12同士を連結一体化し得るように構成されたものにあっては、ボルト30を連結プレート28に挿通し、さらにこのボルト30を化粧プレート材52Aの正面取付け部54Aの一方のボルト挿通孔36に挿通し、据付石板12の正面20に埋設したインサートナット22に螺合させることで、据付石板12の正面20に化粧プレート材52Aを取り付けるようにしている。
【0047】
各化粧プレート材52A、52Bの重合部56A、56Bは、各正面取付け部54A、54Bの各対向側部より側方(隣接する化粧プレート材52側)に延出形成されており、それぞれが前後に重合されるようになっている。図5においては、100で示す領域で前後に重合されている。この重合領域100を調整することで、据付石板12、12の間隔に対応して長さ調整可能に固定されるようになっている。
【0048】
前記一対の重合部56A、56Bの一方56Aには、水平方向に伸びる長孔が形成され、他方56Bには、前記長孔と対応する位置に水平方向に伸びる長孔または複数のボルト挿通孔が形成される。
【0049】
本実施の形態では、一方の重合部56Aに水平方向に伸びる長孔58Aが形成されている。他方の重合部56Bの前記長孔58Aと対応する位置には、水平方向に所定間隔をおいて複数のボルト挿通孔58Bが形成されている。そして、各化粧プレート材52A、52Bの正面取付け部54A、54Bが対応する据付石板12、12の正面20、20に取り付けられた状態で、各重合部56A、56Bは、図5に示すように、100で示す領域で前後に重合された状態となり、さらに、各重合部56A、56Bにそれぞれ形成された水平方向に伸びる長孔58A及び複数のボルト挿通孔58Bも互いに重なり合う。この状態で、長孔58A、ボルト挿通孔58Bを介して前後に重合された各重合部56A、56Bをボルト・ナット60で固定する。これにより、一対の化粧プレート材52A、52Bを、据付石板12、12の間隔に対応して長さ調整可能に固定することができる。
【0050】
さらに、この実施の形態では、各化粧プレート材52A、52Bに被覆部66A、66Bが一体的に形成されている。この被覆部66A、66Bは、正面取付け部54A、54Bの外側側辺62及び上辺46並びに重合部56A、56Bの上辺64より奥方向に延出して形成され、所定間隔を置いて設置した据付石板12、12の少なくとも自動販売機26の設置箇所より露出する外側両側面及び据付石板12、12間の上面を含めた上面全体を覆うものである。
【0051】
このように、本実施の形態では、据付石板12、12の正面はもちろん、所定間隔を置いて設置した据付石板12、12間の正面側を覆うことで、リユース率を高めるだけでなく、据付石板12、12間の奥側が見えるのを防止して、外観を向上させることができる。
【0052】
しかも、被覆部66A、66Bにより、間隔を置いて設置した据付石板12、12間にごみが溜まったり、雑草が生えたりして美観を損ねるのを防止するとともに、据付石板12、12間にコインを落としてしまって取れなくなるのを防止することができる。
【0053】
なお、前記被覆部66A、66Bは、必要に応じ化粧プレート材52A、52Bと別体に形成してもよい。
【0054】
また、前記他方の重合部56Bに形成された複数のボルト挿通孔58Bに代え、これを長孔58Aと同様の一本の長孔として形成してもよい。そして、各長孔及び各ボルト挿通孔36を各化粧プレート材52A、52Bの上下両端から等しい位置、すなわち中央に位置するように形成した場合には、各化粧プレート材52A、52Bを同一構造とすることができる。
【0055】
他の構成及び作用は、前記第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同様につき、同様の部分には同一の符号を付すに止め、説明を省略する。
【産業上の利用可能性】
【0056】
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の形態に変形可能である。
【0057】
例えば、前記第3の実施の形態においては、各化粧プレート材は正面取付け部と、重合部と、被覆部を有するものとされているが、この例に限定されるものではなく、各化粧プレート材は正面取付け部と重合部のみを有して、被覆部を有しないものとすることもできる。
【符号の説明】
【0058】
10、40、50 化粧プレート
12 据付石板
20 正面
22 インサートナット
26 自動販売機
30 ボルト
36 ボルト挿通孔
38 反射部
42、54 正面取付け部
44 両側辺
46、64 上辺
48 被覆部
52A、52B 化粧プレート材
56A、56B 重合部
58A 長孔
58B ボルト挿通孔
60 ボルト・ナット
62 外側側辺
66A、66B 被覆部
図1
図2
図3
図4
図5