(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2021-12-09
(45)【発行日】2022-01-12
(54)【発明の名称】免震機器と免震機構と免震装置
(51)【国際特許分類】
F16F 15/02 20060101AFI20220104BHJP
E04H 9/02 20060101ALI20220104BHJP
【FI】
F16F15/02 L
E04H9/02 331D
(21)【出願番号】P 2020054265
(22)【出願日】2020-03-25
【審査請求日】2020-04-30
(73)【特許権者】
【識別番号】391039494
【氏名又は名称】株式会社エーエス
(74)【代理人】
【識別番号】100108497
【氏名又は名称】小塚 敏紀
(72)【発明者】
【氏名】菊池 巧
(72)【発明者】
【氏名】渡▲邊▼ 与幸
【審査官】大谷 謙仁
(56)【参考文献】
【文献】特開2000-291653(JP,A)
【文献】特開2008-095932(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16F 15/02
E04H 9/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
支持体を基礎として被支持体を支持する免震機器であって、
支持体と被支持体のうちの一方に取り付けられ水平方向のうちの特定の一方向である特定方向に沿って延びる案内面を形成される案内レールを持つ案内部材と、
支持体と被支持体のうちの他方に取り付けられ前記案内面に接触して移動可能な移動体を持つ移動部材と、
を備え、
前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、前記案内面の前記移動体が接触して移動する箇所を左側または右側のうちの一方の側に傾けて、前記特定方向に沿って延びる面であり、
前記移動体が前記特定方向に交差して延びる軸心である回転軸心を持ち前記案内面に接触して回転しつつ移動できる回転体であり、
視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、前記回転軸心が左側または右側の一方の側に傾く軸心であり、
前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、輪郭を一定の曲率半径をもつアールに形成され、前記案内面の前記移動体に接触する箇所を左側または右側の一方の側に傾け、前記特定方向に沿って延びる面であり、
前記移動部材が前記移動体と前記移動体を前記回転軸心の回りに回転自在に支持する回転体支持部材を持ち、
前記回転体支持部材が支持体と被支持体のうちの他方に前記特定方向に沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在に取り付けられる、
ことを特徴とする免震機器。
【請求項2】
前記案内部材が前記案内レールと前記案内レールを支持する案内レール支持部材とを持ち、
前記案内レール支持部材が支持体と被支持体のうちの一方に揺動不能に取り付けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の免震機器。
【請求項3】
支持体と被支持体とが特定方向に沿って相対移動する際に支持体と被支持体との上下方向の距離が最も低い位置である最深位置を特定方向への移動の中心として前記特定方向に沿って少なくとも所定の相対移動する範囲で前記移動体が前記案内面に案内されて移動するに従って徐々に大きくなる、
ことを特徴とする請求項2に記載の免震機器。
【請求項4】
視線を上下方向に平行にして見て、前記案内面が前記特定方向に沿って湾曲または屈曲して延びる、
ことを特徴とする請求項3に記載の免震機器。
【請求項5】
視線を水平方向に平行に前記特定方向に交差して見て前記案内面が前記特定方向に沿って湾曲または屈曲して延びる、
ことを特徴とする請求項4に記載の免震機器。
【請求項6】
支持体を基礎として被支持体を支持する免震機器であって、
支持体と被支持体のうちの一方に取り付けられ水平方向のうちの特定の一方向である特定方向に沿って延びる案内面を形成される案内レールを持つ案内部材と、支持体と被支持体のうちの他方に取り付けられ前記案内面に接触して移動可能な移動体を持つ移動部材と、
を備え、
前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、前記案内面の前記移動体が接触して移動する箇所を左側または右側のうちの一方の側に傾けて、前記特定方向に沿って延びる面であり、
前記移動体が前記特定方向に交差して延びる軸心である回転軸心を持ち前記案内面に接触して回転しつつ移動できる回転体であり、
視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、前記回転軸心が左側または右側の一方の側に傾く軸心であり、
前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、輪郭を一定の曲率半径をもつアールに形成され、前記案内面の前記移動体に接触する箇所を左側または右側の一方の側に傾け、前記特定方向に沿って延びる面であり、
前記移動部材が前記移動体と前記移動体を前記回転軸心の回りに回転自在に支持する回転体支持部材を持ち、
前記回転体支持部材が支持体と被支持体のうちの他方に揺動不能に取り付けられる
ことを特徴とする免震機器。
【請求項7】
前記案内部材が前記案内レールと前記案内レールを支持する案内レール支持部材とを持ち、
前記案内レール支持部材が支持体と被支持体のうちの一方に前記特定方向に沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在に取り付けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の免震機器。
【請求項8】
支持体を基礎として被支持体を支持する免震機器であって、
支持体と被支持体のうちの一方に取り付けられ水平方向のうちの特定の一方向である特定方向に沿って延びる案内面を形成される案内レールを持つ案内部材と、
支持体と被支持体のうちの他方に取り付けられ前記案内面に接触して移動可能な移動体を持つ移動部材と、
を備え、
前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、前記案内面の前記移動体が接触して移動する箇所を左側または右側のうちの一方の側に傾けて、前記特定方向に沿って延びる面であり、
前記移動体が前記特定方向に交差して延びる軸心である回転軸心を持ち前記案内面に接触して回転しつつ移動できる回転体であり、
視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、前記回転軸心が左側または右側の一方の側に傾く軸心であり、
前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、輪郭を直線に形成され、前記案内面の前記移動体に接触する箇所を左側または右側の一方の側に傾けて、前記特定方向に沿って延びる面であり、
前記移動部材が前記移動体と前記移動体を前記回転軸心の回りに回転自在に支持する回転体支持部材を持ち、
前記回転体支持部材が支持体と被支持体のうちの他方に前記特定方向に沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在に取り付けられる、
ことを特徴とする免震機器。
【請求項9】
前記案内部材が前記案内レールと前記案内レールを支持する案内レール支持部材とを持ち、
前記案内レール支持部材が支持体と被支持体のうちの一方に揺動不能に取り付けられる、
ことを特徴とする請求項8に記載の免震機器。
【請求項10】
前記案内部材が前記案内レールと前記案内レールを支持する案内レール支持部材とを持ち、
前記案内レール支持部材が支持体と被支持体のうちの一方に前記特定方向に沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在に取り付けられる、
ことを特徴とする請求項8に記載の免震機器。
【請求項11】
支持体を基礎として被支持体を支持する免震機器であって、
支持体と被支持体のうちの一方に取り付けられ水平方向のうちの特定の一方向である特定方向に沿って延びる案内面を形成される案内レールを持つ案内部材と、
支持体と被支持体のうちの他方に取り付けられ前記案内面に接触して移動可能な移動体を持つ移動部材と、
を備え、
前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、前記案内面の前記移動体が接触して移動する箇所を左側または右側のうちの一方の側に傾けて、前記特定方向に沿って延びる面であり、
前記移動体が前記案内面を転動せず前記案内面に接触して摺動しつつ移動でき、
前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、輪郭を一定の曲率半径をもつアールに形成され、前記案内面の前記移動体に接触する箇所を左側または右側の一方の側に傾け、前記特定方向に沿って延びる面であり、
前記移動部材が前記移動体と前記移動体を支持する移動体支持部材を持ち、
前記移動体支持部材が支持体と被支持体のうちの他方に前記特定方向に沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在に取り付けられる、
ことを特徴とする免震機器。
【請求項12】
前記案内部材が前記案内レールと前記案内レールを支持する案内レール支持部材とを持ち、
前記案内レール支持部材が支持体と被支持体のうちの一方に揺動不能に取り付けられる、
ことを特徴とする請求項11に記載の免震機器。
【請求項13】
前記案内部材が前記案内レールと前記案内レールを支持する案内レール支持部材とを持ち、
前記案内レール支持部材が支持体と被支持体のうちの一方に前記特定方向に沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在に取り付けられる、
ことを特徴とする請求項11に記載の免震機器。
【請求項14】
支持体を基礎として被支持体を支持する免震機器であって、
支持体と被支持体のうちの一方に取り付けられ水平方向のうちの特定の一方向である特定方向に沿って延びる案内面を形成される案内レールを持つ案内部材と、
支持体と被支持体のうちの他方に取り付けられ前記案内面に接触して移動可能な移動体を持つ移動部材と、
を備え、
前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、前記案内面の前記移動体が接触して移動する箇所を左側または右側のうちの一方の側に傾けて、前記特定方向に沿って延びる面であり、
前記移動体が前記案内面を転動せず前記案内面に接触して摺動しつつ移動でき、
前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、輪郭を直線に形成され、前記案内面の前記移動体に接触する箇所を左側または右側の一方の側に傾けて、前記特定方向に沿って延びる面であり、
前記移動部材が前記移動体と前記移動体を支持する移動体支持部材を持ち、
前記移動体支持部材が支持体と被支持体のうちの他方に前記特定方向に沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在に取り付けられる、
ことを特徴とする免震機器。
【請求項15】
前記案内部材が前記案内レールと前記案内レールを支持する案内レール支持部材とを持ち、
前記案内レール支持部材が支持体と被支持体のうちの一方に揺動不能に取り付けられる、
ことを特徴とする請求項14に記載の免震機器。
【請求項16】
前記案内部材が前記案内レールと前記案内レールを支持する案内レール支持部材とを持ち、
前記案内レール支持部材が支持体と被支持体のうちの一方に前記特定方向に沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在に取り付けられる、
ことを特徴とする請求項14に記載の免震機器。
【請求項17】
支持体を基礎として被支持体を支持する免震機器であって、
支持体と被支持体のうちの一方に取り付けられ水平方向のうちの特定の一方向である特定方向に沿って延びる案内面を形成される案内レールを持つ案内部材と、
支持体と被支持体のうちの他方に取り付けられ前記案内面に接触して移動可能な移動体を持つ移動部材と、
を備え、
前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、前記案内面の前記移動体が接触して移動する箇所を左側または右側のうちの一方の側に傾けて、前記特定方向に沿って延びる面であり、
前記移動体が前記特定方向に交差して延びる軸心である回転軸心を持ち前記案内面に接触して回転しつつ移動できる回転体であり、
視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、前記回転軸心が水平方向に平行に延びる軸心である、
ことを特徴とする免震機器。
【請求項18】
支持体を基礎として被支持体を支持する免震機器であって、
支持体と被支持体のうちの一方に取り付けられ水平方向のうちの特定の一方向である特定方向に沿って延びる案内面を形成される案内レールを持つ案内部材と、
支持体と被支持体のうちの他方に取り付けられ前記案内面に接触して移動可能な移動体を持つ移動部材と、
を備え、
前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、前記案内面の前記移動体が接触して移動する箇所を左側または右側のうちの一方の側に傾けて、前記特定方向に沿って延びる面であり、
前記移動体が前記案内面を転動せず前記案内面に接触して摺動しつつ移動でき、
前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、輪郭を直線に形成され、前記案内面の前記移動体に接触する箇所を左側または右側の一方の側に傾けて、前記特定方向に沿って延びる面であり、
前記移動部材が前記移動体と前記移動体を支持する移動体支持部材を持ち、
前記移動体支持部材が支持体と被支持体のうちの他方に揺動不能に取り付けられ、
前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、輪郭を直線に形成され、前記案内面の前記移動体に接触する箇所を左側または右側の一方の側に傾けて、前記特定方向に沿って延びる面である、
ことを特徴とする免震機器。
【請求項19】
前記移動部材が前記移動体と前記移動体を前記回転軸心の回りに回転自在に支持する回転体支持部材を持ち、
前記回転体支持部材が支持体と被支持体のうちの他方に揺動不能に取り付けられる
ことを特徴とする請求項17に記載の免震機器。
【請求項20】
前記案内部材が前記案内レールと前記案内レールを支持する案内レール支持部材とを持ち、
前記案内レール支持部材が支持体と被支持体のうちの一方に揺動不能に取り付けられる、
ことを特徴とする請求項18に記載の免震機器。
【請求項21】
支持体と被支持体とが特定方向に沿って相対移動する際に支持体と被支持体との上下方向の距離が最も低い位置である最深位置を特定方向への移動の中心として前記特定方向に沿って少なくとも所定の相対移動する範囲で前記移動体が前記案内面に案内されて移動するに従って徐々に大きくなる、
ことを特徴とする請求項6、7、9、10、12、13、又は16のうちの1つに記載の免震機器。
【請求項22】
視線を上下方向に平行にして見て、前記案内面が前記特定方向に沿って湾曲または屈曲して延びる、
ことを特徴とする請求項21に記載の免震機器。
【請求項23】
視線を水平方向に平行に前記特定方向に交差して見て前記案内面が前記特定方向に沿って湾曲または屈曲して延びる、
ことを特徴とする請求項22に記載の免震機器。
【請求項24】
支持体を基礎として被支持体を支持する免震機器であって、
支持体と被支持体のうちの一方に取り付けられ水平方向のうちの特定の一方向である特定方向に沿って延びる案内面を形成される案内レールを持つ案内部材と、
支持体と被支持体のうちの他方に取り付けられ前記案内面に接触して移動可能な移動体を持つ移動部材と、
を備え、
前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、前記案内面の前記移動体が接触して移動する箇所を左側または右側のうちの一方の側に傾けて、前記特定方向に沿って延びる面である、
前記移動体が前記案内面を転動せず前記案内面に接触して摺動しつつ移動でき、
前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、輪郭を一定の曲率半径をもつアールに形成され、前記案内面の前記移動体に接触する箇所を左側または右側の一方の側に傾け、前記特定方向に沿って延びる面であり、
前記移動部材が前記移動体と前記移動体を支持する移動体支持部材を持ち、
前記移動体支持部材が支持体と被支持体のうちの他方に揺動不能に取り付けられ、
支持体と被支持体とが特定方向に沿って相対移動する際に支持体と被支持体との上下方向の距離が最も低い位置である最深位置を特定方向への移動の中心として前記特定方向に沿って少なくとも所定の相対移動する範囲で前記移動体が前記案内面に案内されて移動するに従って徐々に大きくなる、
視線を上下方向に平行にして見て、前記案内面が前記特定方向に沿って湾曲または屈曲して延びる、
ことを特徴とする免震機構
【請求項25】
視線を水平方向に平行に前記特定方向に交差して見て前記案内面が前記特定方向に沿って湾曲または屈曲して延びる、
ことを特徴とする請求項24に記載の免震機器。
【請求項26】
支持体を基礎として被支持体を支持する免震機構であって、
視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、左右一対の免震機器を、
備え、
前記免震機器が請求項1乃至25のうちのひとつの請求項に記載の免震機器であり、
右の免震機構の前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、前記案内面の前記移動体が接触して移動する箇所を左側または右側のうちの一方の側に傾けて、前記特定方向に沿って延びる面であり、
左の免震機構の前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、前記案内面の前記移動体が接触して移動する箇所を左側または右側のうちの他方の側に傾けて、前記特定方向に沿って延びる面である、
ことを特徴とする免震機構。
【請求項27】
支持体を基礎として被支持体を支持する免震機構であって、
視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、左右一対の免震機器を、
備え、
前記免震機器が支持体と被支持体のうちの一方に取り付けられ水平方向のうちの特定の一方向である特定方向に沿って延びる案内面を形成される案内レールを持つ案内部材と、
支持体と被支持体のうちの他方に取り付けられ前記案内面に接触して移動可能な移動体を
持つ移動部材と、
を有し、
前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、前記案内面
の前記移動体が接触して移動する箇所を左側または右側のうちの一方の側に傾けて、前記
特定方向に沿って延びる面であり、
右の免震
機器の前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、前記案内面の前記移動体が接触して移動する箇所を左側または右側のうちの一方の側に傾けて、前記特定方向に沿って延びる面であり、
左の免震
機器の前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、前記案内面の前記移動体が接触して移動する箇所を左側または右側のうちの他方の側に傾けて、前記特定方向に沿って延びる面である、
ことを特徴とする免震機構。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、支持体に支持され被支持体を支持する免震機器に係る。
特に、案内部材と案内部材に案内される移動体を持つ移動部材とで構成される免震機構に関する。
【背景技術】
【0002】
支持体を基礎として対象物を支持するのに、支持体と対象物を支持する被支持体との間に免震装置を設けることがある。
免震装置は複数の免震機構で構成される。
免震機構は、複数の免震機器で構成される。
例えば、地面に設けられた基礎構造に支持され対象物である構造物を支持する免震装置が設けられる。
その様にすると、地震が発生したときに構造体に発生する加速度を軽減できる。
また、加振源により構造体が揺れるときに地面に伝わる振動を軽減できる。
【0003】
例えば、免震機構は、下に凹む様に弧状に湾曲した軌跡をもつ案内面を形成される案内レールを持つ案内部材と案内面に案内される車輪等の移動体とを持つ移動部材とで構成される。
例えば、X軸方向の加速度を免震または制振するX軸方向免震機構とY軸方向の加速度を免震または制振するY軸方向免震機構とを組み会わせることもある。
ここで、X軸、Y軸は水平面内で直交する仮想の軸である。
例えば、免震機構は左右一対の免震機器で構成される
【0004】
例えば、免震機器は案内面に接触して移動する移動体を持つ。
例えば、移動体は、X軸に沿って延びる案内面に案内され転動する車輪である。
例えば、案内面がX軸に沿って直列に並ぶ様に設定される区画である前後1対の区画の各々の中央部に最も深い位置である最深位置をもつ様に下方に凹む円弧状の軌跡を持つ様に形成される。
車輪が軌跡に沿って各々に移動すると、最深位置からX軸に沿って遠ざかるにつれて、最深位置に戻る様に復元力が発生する。
例えば、移動体は、Y軸に沿って延びる案内面に案内され転動する車輪である。
例えば、案内面がY軸に沿って直列に並ぶ様に設定される区画である前後1対の区画の各々に中央部に最も深い位置である最深云いをもつ様に下方に凹む円弧状の軌跡を持つ様に形成される。
車輪が軌跡に沿って各々に移動すると、最深位置からY軸に沿って遠ざかるにつれて、最深位置に戻る様に復元力が発生する。
結果として支持体と被支持体との間にX軸方向の復元力とY軸方向の復元力が作用する。
車輪と回転軸または回転軸と軸受けとの間で摩擦力が発生する。摩擦力により免震機構がX軸、Y軸に沿って移動するときに抵抗力として作用する。抵抗力は、免震機構が支持する荷重に対応する。
軌跡が変化すると復元力が変化し、免震減衰特性が変化する。
【0005】
例えば、車輪は回転軸により移動体支持部材に支持される。
車輪が案内面を転動すると、車輪と回転軸との間に位置する摩擦材が摩擦力を発生させる。
結果として、支持体と被支持体との間にX軸方向の摩擦力とY軸方向の摩擦力が作用する。
ここで、摩擦力は摩擦材と車輪の軸穴との摩擦係数に比例する。
例えば、摩擦力は車輪に作用するラジアル力に摩擦係数を掛けた値である。
複数の免震機構に作用するラジアル力が被支持体と被支持体にのせる対象物を支える。
複数の免震機構に作用するラジアル力が大きくなると免震機構に発生する減衰力が大きくなり、免震減衰特性が変化する。
【0006】
さらに、発明者は、上記の知見から摩擦による減衰力が大きい等のバリエーションの免震特性を発揮する免震機器と免震機構と免震装置を検討した。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【文献】特開平2-54040号
【文献】特開2000-170833号
【文献】特開2000-205255号
【文献】特開2019-78300号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
前述の検討結果から、案内部材と案内部材に案内される移動部材とで構成される免震機構において従来の免震制振特性とは異なる免震制振特性をもつ免震機構を提供しようとする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、支持体を基礎として被支持体を支持する免震機器を、支持体と被支持体のうちの一方に取り付けられ水平方向のうちの特定の一方向である特定方向に沿って延びる案内面を形成される案内レールを持つ案内部材と、支持体と被支持体のうちの他方に取り付けられ前記案内面に接触して移動可能な移動体を持つ移動部材と、を備え、前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、前記案内面の前記移動体が接触して移動する箇所を左側または右側のうちの一方の側に傾けて、前記特定方向に沿って延びる面である、ものとした。
【0010】
上記本発明の構成において、案内部材は、支持体と被支持体のうちの一方に取り付けられ水平方向のうちの特定の一方向である特定方向に沿って延びる案内面を形成される案内レールを持つものである。移動部材は、支持体と被支持体のうちの他方に取り付けられ前記案内面に接触して移動可能な移動体を持つものである。前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て前記案内面の前記移動体が接触して移動する箇所を左側または右側のうちの一方の側に傾けて、前記特定方向に沿って延びる面である。
その結果、案内面に直交する力と案内面に沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が移動体に作用するので、案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
【0011】
以下に、本発明の実施形態に係る免震機器を説明する。本発明は、以下に記載した実施形態のいずれかまたはそれらの中の二つ以上が組み合わされた態様を含む。
【0012】
また、本発明の実施形態に係る免震機器は、前記移動体が前記特定方向に交差して延びる軸心である回転軸心を持ち前記案内面に接触して回転しつつ移動できる回転体である。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記移動体が前記特定方向に交差して延びる軸心である回転軸心を持ち前記案内面に接触して回転しつつ移動できる回転体である。
その結果、案内面に直交する力と案内面に沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が移動体に作用するので、案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
【0013】
また、本発明の実施形態に係る免震機器は、前記移動体が前記案内面に接触して摺動しつつ移動できる。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記移動体が前記案内面に接触して摺動しつつ移動できる。
その結果、案内面に直交する力と案内面に沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摺動による摩擦力が移動体に作用するので、案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
【0014】
また、本発明の実施形態に係る免震機器は、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、前記回転軸心が左側または右側の一方の側に傾く軸心である。
上記本発明に係る実施形態の構成により、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、前記回転軸心が左側または右側の一方の側に傾く軸心である。
その結果、案内面に直交する力と案内面に沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が回転体に作用するので、軸心の傾きと案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
【0015】
また、本発明の実施形態に係る免震機器は、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、前記回転軸心が水平方向に平行に延びる軸心である。
上記本発明に係る実施形態の構成により、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、前記回転軸心が水平方向に平行に延びる軸心である。
その結果、案内面に直交する力と案内面に沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が回転体に作用するので、案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
【0016】
また、本発明の実施形態に係る免震機器は、前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、輪郭を直線に形成され、前記案内面の前記移動体に接触する箇所を左側または右側の一方の側に傾けて、前記特定方向に沿って延びる面である。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、輪郭を直線に形成され、前記案内面の前記移動体に接触する箇所を左側または右側の一方の側に傾けて、前記特定方向に沿って延びる面である。
その結果、案内面に直交する力と案内面に沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が移動体に作用するので、案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
【0017】
また、本発明の実施形態に係る免震機器は、前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、輪郭を一定の曲率半径をもつアールに形成され、前記案内面の前記移動体に接触する箇所を左側または右側の一方の側に傾けて、前記特定方向に沿って延びる面である。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、輪郭を一定の曲率半径をもつアールに形成され、前記案内面の前記移動体に接触する箇所を左側または右側の一方の側に傾けて、前記特定方向に沿って延びる面である。
その結果、案内面に直交する力と案内面に沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が移動体に作用するので、案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
【0018】
また、本発明の実施形態に係る免震機器は、前記移動部材が前記移動体と前記移動体を支持する移動体支持部材を持ち、前記移動体支持部材が支持体と被支持体のうちの他方に揺動不能に取り付けられる
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記移動部材が前記移動体と前記移動体を支持する移動体支持部材を持つ。前記移動体支持部材が支持体と被支持体のうちの他方に揺動不能に取り付けられる。
その結果、案内面に直交する力と案内面に沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が移動体に作用するので、案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
【0019】
また、本発明の実施形態に係る免震機器は、前記移動部材が前記移動体と前記移動体を支持する移動体支持部材を持ち、前記移動体支持部材が支持体と被支持体のうちの他方に前記特定方向に沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在に取り付けられる、
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記移動部材が前記移動体と前記移動体を支持する移動体支持部材を持つ。前記移動体支持部材が支持体と被支持体のうちの他方に前記特定方向に沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在に取り付けられる。
その結果、案内面に直交する力と案内面に沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が移動体に作用するので、案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
【0020】
また、本発明の実施形態に係る免震機器は、前記移動部材が前記移動体と前記移動体を前記回転軸心の回りに回転自在に支持する移動体支持部材を持ち、
前記移動体支持部材が支持体と被支持体のうちの他方に揺動不能に取り付けられる。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記移動部材が前記移動体と前記移動体を前記回転軸心の回りに回転自在に支持する移動体支持部材を持つ。前記移動体支持部材が支持体と被支持体のうちの他方に揺動不能に取り付けられる。
その結果、案内面に直交する力と案内面に沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が移動体に作用するので、案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
【0021】
また、本発明の実施形態に係る免震機器は、前記移動部材が前記移動体と前記移動体を前記回転軸心の回りに回転自在に支持する移動体支持部材を持ち、前記移動体支持部材が支持体と被支持体のうちの他方に前記特定方向に沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在に取り付けられる。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記移動部材が前記移動体と前記移動体を前記回転軸心の回りに回転自在に支持する移動体支持部材を持つ。前記移動体支持部材が支持体と被支持体のうちの他方に前記特定方向に沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在に取り付けられる。
その結果、案内面に直交する力と案内面に沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が移動体に作用するので、案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
【0022】
また、本発明の実施形態に係る免震機器は、前記案内部材が前記案内レールと前記案内レールを支持する案内レール支持部材とを持ち、
前記案内レール支持部材が支持体と被支持体のうちの一方に揺動不能に取り付けられる。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記案内部材が前記案内レールと前記案内レールを支持する案内レール支持部材とを持つ。前記案内レール支持部材が支持体と被支持体のうちの一方に揺動不能に取り付けられる、
その結果、案内面に直交する力と案内面に沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が移動体に作用するので、案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
【0023】
また、本発明の実施形態に係る免震機器は、前記案内部材が前記案内レールと前記案内レールを支持する案内レール支持部材とを持ち、
前記案内レール支持部材が支持体と被支持体のうちの一方に前記特定方向に沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在に取り付けられる。
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記案内部材が前記案内レールと前記案内レールを支持する案内レール支持部材とを持つ。前記案内レール支持部材が支持体と被支持体のうちの一方に前記特定方向に沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在に取り付けられる。
その結果、案内面に直交する力と案内面に沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が移動体に作用するので、案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
【0024】
また、本発明の実施形態に係る免震機器は、支持体と被支持体とが特定方向に沿って相対移動する際に支持体と被支持体との上下方向の距離が最も低い位置である最深位置を特定方向への移動の中心として前記特定方向に沿って少なくとも所定の相対移動する範囲で前記移動体が前記案内面に案内されて移動するに従って徐々に大きくなる、
上記本発明に係る実施形態の構成により、支持体と被支持体とが特定方向に沿って相対移動する際に支持体と被支持体との上下方向の距離が最も低い位置である最深位置を特定方向への移動の中心として前記特定方向に沿って少なくとも所定の相対移動する範囲で前記移動体が前記案内面に案内されて移動するに従って徐々に大きくなる。
その結果、支持体と被支持体との上下方向の距離が徐々に大きくなる程度と案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性と復元特性とを得られる。
【0025】
また、本発明の実施形態に係る免震機器は、前記案内面が視線を上下方向に平行にして見て、前記特定方向に沿って湾曲または屈曲して延びる、
上記本発明に係る実施形態の構成により、前記案内面が視線を上下方向に平行にして見て、前記特定方向に沿って湾曲または屈曲して延びる、
その結果、視線を上下方向に平行にして見て案内面が湾曲する程度と案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性と復元特性とを得られる。
【0026】
また、本発明の実施形態に係る免震機器は、視線を水平方向に平行に前記特定方向に交差して見て、前記案内面が前記特定方向に沿って湾曲または屈曲して延びる、
上記本発明に係る実施形態の構成により、視線を水平方向に平行に前記特定方向に交差して見て、前記案内面が前記特定方向に沿って湾曲または屈曲して延びる、
その結果、視線を水平方向に平行にして見て案内面が湾曲する程度と案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性と復元特性とを得られる。
【0027】
上記目的を達成するため、支持体を基礎として被支持体を支持する免震機構を、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、左右一対の免震機器を、備え前記免震機器が請求項1乃至請求項9のうちのひとつの請求項に記載の免震機器であり、右の免震機構の前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、前記案内面の前記移動体が接触して移動する箇所を左側または右側のうちの一方の側に傾けて、前記特定方向に沿って延びる面であり、左の免震機構の前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、前記案内面の前記移動体が接触して移動する箇所を左側または右側のうちの他方の側に傾けて、前記特定方向に沿って延びる面である、ものとした。
【0028】
上記本発明の構成において、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、左右一対の免震機器を備える。前記免震機器が上記に記載する免震機器のうちのひとつの免震機器である。
右の免震機構の前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、前記案内面の前記移動体が接触して移動する箇所を左側または右側のうちの一方の側に傾けて、前記特定方向に沿って延びる面である。左の免震機構の前記案内面が、視線を前記特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、前記案内面の前記移動体が接触して移動する箇所を左側または右側のうちの他方の側に傾けて、前記特定方向に沿って延びる面である。
その結果、案内面に直交する力と案内面に沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が移動体に作用するので、左右一対の案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
【発明の効果】
【0029】
以上説明したように、本発明に係る免震機器は、その構成により、以下の効果を有する。
移動部材の移動体が案内部材の案内レールの特定方向に沿って延びる案内面に接触して移動し、前記案内面の移動体が接触して移動する箇所を左側または右側のうちの一方の側に傾ける様にしたので、案内面に直交する力と案内面に沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が移動体に作用するので、案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
移動部材の移動体が案内部材の案内レールの特定方向に沿って延びる案内面に接触して回転しつつ移動し、前記案内面の移動体が接触して移動する箇所が左側または右側のうちの一方の側に傾いている様にしたので、案内面に直交する力と案内面に沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が移動体に作用するので、案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
移動部材の移動体が案内部材の案内レールの特定方向に沿って延びる案内面に接触して移動し、前記案内面の移動体が接触して移動する箇所が左側または右側のうちの一方の側に傾いている様にしたので、案内面に直交する力と案内面に沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摺動による摩擦力が移動体に作用するので、案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
移動部材の左側または右側の一方の側に傾く軸心をもつ回転体が案内部材の案内レールの特定方向に沿って延びる案内面に接触して移動し、前記案内面の移動体が接触して移動する箇所が左側または右側のうちの一方の側に傾いている様にしたので、案内面に直交する力と案内面に沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が回転体に作用するので、軸心の傾きと案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
移動部材の水平に延びる軸心をもつ回転体が案内部材の案内レールの特定方向に沿って延びる案内面に接触して移動し、前記案内面の移動体が接触して移動する箇所が左側または右側のうちの一方の側に傾いている様にしたので、案内面に直交する力と案内面に沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が回転体に作用するので、案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
移動部材の移動体が案内部材の案内レールの特定方向に沿って延びる平面になった案内面に接触して移動し、前記案内面の移動体が接触して移動する箇所が左側または右側のうちの一方の側に傾いている様にしたので、案内面に直交する力と案内面に沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が移動体に作用するので、案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
移動部材の移動体が案内部材の案内レールの特定方向に沿って延びるアールになった案内面に接触して移動し、前記案内面の移動体が接触して移動する箇所が左側または右側のうちの一方の側に傾いている様にしたので、案内面に直交する力と案内面に沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が移動体に作用するので、案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
移動部材の揺動不能に取り付けられた移動体支持部材に支持される移動体が案内部材の案内レールの特定方向に沿って延びる案内面に接触して移動し、前記案内面の移動体が接触して移動する箇所が左側または右側のうちの一方の側に傾いている様にしたので、案内面に直交する力と案内面に沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が移動体に作用するので、案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
移動部材の揺動自在に取り付けられる移動体支持部材に支持される移動体が案内部材の案内レールの特定方向に沿って延びる案内面に接触して移動し、前記案内面の移動体が接触して移動する箇所が左側または右側のうちの一方の側に傾いている様にしたので、案内面に直交する力と案内面に沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が移動体に作用するので、案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
移動部材の揺動不能に取り付けられる移動体支持部材に支持される回転体が案内部材の案内レールの特定方向に沿って延びる案内面に接触して回転しつつ移動し、前記案内面の移動体が接触して移動する箇所が左側または右側のうちの一方の側に傾いている様にしたので、案内面に直交する力と案内面に沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が回転体に作用するので、案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
移動部材の揺動自在に取り付けられる移動体支持部材に支持される回転体が案内部材の案内レールの特定方向に沿って延びる案内面に接触して回転しつつ移動し、前記案内面の移動体が接触して移動する箇所が左側または右側のうちの一方の側に傾いている様にしたので、案内面に直交する力と案内面に沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が移動体に作用するので、案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
移動部材の移動体が揺動不能に取り付けられる案内部材支持体に支持される案内部材の案内レールの特定方向に沿って延びる案内面に接触して移動し、前記案内面の移動体が接触して移動する箇所が左側または右側のうちの一方の側に傾いている様にしたので、案内面に直交する力と案内面に沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が移動体に作用するので、案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
移動部材の移動体が揺動自在に取り付けられる案内部材支持体に支持される案内部材の案内レールの特定方向に沿って延びる案内面に接触して移動し、前記案内面の移動体が接触して移動する箇所が左側または右側のうちの一方の側に傾いている様にしたので、案内面に直交する力と案内面に沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が移動体に作用するので、案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
支持体と被支持体とが特定方向に沿って相対移動する際に支持体と被支持体との上下方向の距離が最も低い位置である最深位置を特定方向への移動の中心として前記特定方向に沿って少なくとも所定の相対移動する範囲で前記移動体が前記案内面に案内されて移動するに従って徐々に大きくなる様にしたので、支持体と被支持体との上下方向の距離が徐々に大きくなる程度と案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性と復元特性とを得られる。
視線を上下方向に平行にして見て、前記案内面が前記特定方向に沿って湾曲または屈曲して延びる様にしたので、視線を上下方向に平行にして見て案内面が湾曲または屈曲する程度と案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性と復元特性とを得られる。
視線を水平方向に平行に前記特定方向に交差して見て前記案内面が前記特定方向に沿って湾曲または屈曲して延びる様にしたので、水平方向に平行にして見て案内面が湾曲または屈曲する程度と
案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性と復元特性とを得られる。
【0030】
以上説明したように、本発明に係る免震機構は、その構成により、以下の効果を有する。
左右一対の免震機器を備え、右の免震機器の案内面と左の免震機器の案内面と左側または右側のうちの反対の側に傾く様にしたので、左右一対の移動部材の移動体が左右一対の案内部材の案内レールの特定方向に沿って延びる案内面に接触して移動し、前記案内面の移動体が接触して移動する箇所が左側または右側のうちの一方の側に傾いている様にしたので、案内面に直交する力と案内面に沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が移動体に作用するので、左右一対の案内面の傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
その結果、案内部材と案内部材に案内される移動部材とで構成される免震機構において従来の免震制振特性とは異なる減衰特性をもつ免震機構を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【
図1】本発明の実施形態に係る免震装置の正面図である。
【
図2】本発明の実施形態に係る免震機構その1、2の正面図である。
【
図3】本発明の実施形態に係る免震機構その3、4の正面図である。
【
図4】本発明の第一の実施形態に係る免震機器の正面図である。
【
図5】本発明の第二の実施形態に係る免震機器の正面図である。
【
図6】本発明の第三の実施形態に係る免震機器の正面図である。
【
図7】本発明の第四の実施形態に係る免震機器の正面図である。
【
図8】本発明の第五の実施形態に係る免震機器の正面図である。
【
図9】本発明の第六の実施形態に係る免震機器の正面図である。
【
図10】本発明の第七の実施形態に係る免震機器の正面図である。
【
図11】本発明の第八の実施形態に係る免震機器の正面図である。
【
図12】本発明の第九の実施形態に係る免震機器の正面明図である。
【
図13】本発明の第一の実施形態にかかる免震装置の構造説明図である。
【
図14】本発明の第一の実施形態にかかる免震装置その1の構造説明図である。
【
図15】本発明の第一の実施形態にかかる免震装置その2の構造説明図である。
【
図16】本発明の第一の実施形態にかかる免震装置その3の構造説明図である。
【
図17】本発明の第一の実施形態にかかる免震装置の正面図である。
【
図18】本発明の第一の実施形態にかかる免震装置の平面図である。
【
図19】本発明の第二の実施形態にかかる免震装置の構造説明図である。
【
図20】本発明の第二の実施形態にかかる免震装置の正面図である。
【
図21】本発明の第二の実施形態にかかる免震装置の平面図である。
【
図22】本発明の実施形態にかかる免震機器の作用説明図である。
【
図23】本発明の実施形態にかかる免震機器の免震性能の説明図その1である。
【
図24】本発明の実施形態にかかる免震機器の免震性能の説明図その2である。
【
図25】本発明の実施形態にかかる免震機器の免震性能の説明図その3である。
【発明を実施するための形態】
【0032】
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。
【0033】
最初に、本発明の実施形態に係る免震装置を、図を基に、説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る免震装置の正面図である。
本発明の実施形態にかかる免震装置は、支持体10を基礎として被支持体20を支持する装置である。
対象物が被支持体20に支持される。
対象物40は、精密機器、美術品、その他である。
図1は、本発明の実施形態にかかる免震装置の全体像を示す。
図2、3は、対象物を省略した状態を示す。
本発明の実施形態にかかる免震装置は、複数の免震機構を組み合わされて、支持体を基礎として被支持体を支持する装置であってもよい。
複数の免震機構は、異なる免震原理に基づく免震機構であってもよい。
複数の免震機構は、同一の免震原理に基づく免震機構であってもよい。
本発明の実施形態にかかる免震装置は、第一免震機構100と第二免震機構100とを組み合わされて、支持体を基礎として被支持体を支持する装置であってもよい。
例えば、第一免震機構100は、X軸に沿った加速度を免震または制振する機構である。
例えば、第二免震機構100は、Y軸に沿った加速度を免震または制振する機構である。
ここで、上から見て水平面内で直交する1対の軸をX軸とY軸と呼称する。
【0034】
本発明の免震機構は、複数の免震機器100を組み合わされて、支持体を基礎として被支持体を支持する機構であってもよい。
複数の免震機器100は、異なる免震原理に基づく免震機器であってもよい。
複数の免震機器100は、同一の免震原理に基づく免震機器であってもよい。
【0035】
以下に、本発明の実施形態に係る免震機構を、図を基に、説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る免震機構その1、2の正面図である。
図3は、本発明の実施形態に係る免震機構その3、4の正面図である。
本発明の免震機構は、複数の免震機器100を組み合わされて、支持体を基礎として被支持体を支持する装置であってもよい。
本発明の実施形態にかかる免震機構は、視線を特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、左右一対の免震機器100で構成されてもよい。
少なくとも1つの免震機器100は、後述する免震機器のうちの1つの免震機器100である。
右側に位置する免震機器100rの案内面Sが、視線を特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、案内面の移動体が接触して移動する箇所である特定箇所を左側または右側のうちの一方の側に傾けて、特定方向に沿って延びる面である。
左側に位置する免震機器100lの案内面Sが、視線を特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、案内面の移動体が接触して移動する箇所である特定箇所を左側または右側のうちの他方の側に傾けて、特定方向に沿って延びる面である。
図2(A)、
図3(C)には、右側に位置する免震機器100rの特定箇所が左側に傾き、左の免震機器100lの特定箇所が右側に傾く様子が示される。
図2(B)、
図3(D)には、右側に位置する免震機器100rの特定箇所が右側に傾き、左の免震機器100lの特定箇所が左側に傾く様子が示される。
図2には、移動体121である転動体が案内面Sに接触して転動する様子が示される。
図3には、移動体121が案内面Sに接触して摺動する様子が示される。
【0036】
以下に、本発明の実施形態にかかる免震機器を、図を基に、説明する。
図4は、本発明の第一の実施形態に係る免震機器の正面図である。
図5は、本発明の第二の実施形態に係る免震機器の正面図である。
図6は、本発明の第三の実施形態に係る免震機器の正面図である。
図7は、本発明の第四の実施形態に係る免震機器の正面図である。
図8は、本発明の第五の実施形態に係る免震機器の正面図である。
図9は、本発明の第六の実施形態に係る免震機器の正面図である。
図10は、本発明の第七の実施形態に係る免震機器の正面図である。
図11は、本発明の第八の実施形態に係る免震機器の正面図である。
図12は、本発明の第九の実施形態に係る免震機器の正面明図である。
【0037】
本発明の実施形態に係る免震機器は、支持体10を基礎として被支持体20を支持するものである。
本発明の実施形態に係る免震機器は、案内部材110と移動部材120とで構成される。
【0038】
案内部材110は、支持体10と被支持体20のうちの一方に取り付けられる。
案内部材110は、案内レール111で構成される。
案内部材110は、案内レール111と案内レール支持部材112とで構成されてもよい。
案内レール111は、特定方向Xに沿って延びる案内面Sを形成されるレールである。
ここで、特定方向Xは水平方向のうちの特定の一方向である。
免震機器は、特定方向Xに沿った水平加速度を免震または制振できる。
案内レール支持部材112は、案内レール111を支持し、支持体と被支持体のうちの一方に取り付けられる。
案内面Sが、視線を特定方向Xに平行にして見て、特定箇所Mを左側または右側のうちの一方の側に傾けて、特定方向に沿って延びる面である。
案内面Sが、視線を特定方向Xに平行にして左右が水平になる様に見て、特定箇所を左側または右側のうちの一方の側に傾けて、特定方向に沿って延びる面である。
ここで、特定箇所Mは案内面Sの移動体121が接触して移動する箇所である。
ここで、水平は重力の作用する向きに直交する。
【0039】
移動部材120は、支持体と被支持体のうちの他方に取り付けられる部材である。
移動部材120は、移動体121で構成される。
移動部材120は、移動体121と移動体支持部材122とで構成されてもよい。
移動体121は、案内面Sに接触して移動可能なものである。
移動体支持部材122は、移動体121を支持し、支持体と被支持体のうちの他方に取り付けられる。
視線を特定方向に平行にして見って、案内面Sの輪郭が直線である場合、案内面Sから移動体121に向いて延びて特定箇所Mに直交する仮想の線は左側または右側のうちの一方の側に傾く。
視線を特定方向に平行にして見て、案内面Sの輪郭が曲線である場合、案内面Sの特定箇所Mの左右方向の中央から移動体121に向いて延びて特定箇所Mに直交する仮想の線は左側または右側のうちの一方の側に傾く。
【0040】
移動体121が、特定方向Xに交差して延びる軸心である回転軸心Lを持ち案内面Sに接触して回転しつつ移動できる回転体であってもよい。
移動体121が、特定方向Xに直交して延びる軸心である回転軸心Lを持ち案内面Sに接触して回転しつつ移動できる回転体であってもよい。
回転体は、鍔なし車輪状の形態をしていてもよい。
回転体は、片鍔付き車輪状の形態をしていてもよい。
例えば、特定箇所が右側に傾くときに、回転体は左側に鍔のついた車輪状の形態をしていてもよい。
例えば、特定箇所が左側に傾くときに、回転体は右側に鍔のついた車輪状の形態をしていてもよい。
回転体は、両鍔付き車輪状の形態をしていてもよい。
図2(A)(B)には、移動体121が、特定方向Xに交差して延びる軸心である回転軸心Lを持ち案内面Sに接触して回転しつつ移動できる回転体である様子が示される。
【0041】
移動体が摺動しつつ移動する
移動体121が案内面Sに接触して摺動しつつ移動できてもよい。
摩擦力が移動体121と案内面Sとの間に発生する。
図3(C)(D)には、移動体121が案内面に接触して摺動しつつ移動できる様子が示される。
【0042】
視線を特定方向Xに平行にして見て、回転軸心Lが左側または右側の一方の側に傾く軸心であってもよい。
図2(A)には、視線を特定方向Xに平行にして見て、右側免震機器100rの回転軸心が左側に傾く軸心であり、視線を特定方向Xに平行にして見て、左側免震機器100lの回転軸心が右側に傾く軸心である様子が示される。
図2(B)には、視線を特定方向Xに平行にして見て、右側免震機器100rの回転軸心が右側に傾く軸心であり、視線を特定方向Xに平行にして見て、左側免震機器100lの回転軸心が左側に傾く軸心である様子が示される。
回転軸心Lが傾く向きと、案内面Sの移動体121が接触して移動する箇所が傾く向きが一致しても良い。
回転軸心Lが傾く角度と、案内面Sの移動体121が接触して移動する箇所が傾く角度が一致しても良い。
【0043】
視線を特定方向Xに平行にして見て、回転軸心Lが水平方向に平行に延びる軸心であってもよい。
【0044】
案内面Sが、視線を特定方向Xに平行にして見て、輪郭を直線に形成され、特定箇所を左側または右側の一方の側に傾けて、特定方向に沿って延びる面であってもよい。
図2(A)、
図3(C)には、右側免震機器100rの案内面Sが、視線を特定方向Xに平行にして見て、輪郭を直線に形成され、案内面Sの移動体に接触する箇所である特定箇所Mを左側に傾けて、特定方向に沿って延びる面であり、左側免震機器100lの案内面Sが、視線を特定方向Xに平行にして見て、輪郭を直線に形成され、案内面Sの移動体に接触する箇所である特定箇所Mを右側に傾けて、特定方向に沿って延びる面である様子が示される。
図2(B)
図3(D)には、右側免震機器100rの案内面Sが、視線を特定方向Xに平行にして見て、輪郭を直線に形成され、案内面Sの移動体に接触する箇所である特定箇所Mを右側に傾けて、特定方向に沿って延びる面であり、左側免震機器100lの案内面Sが、視線を特定方向Xに平行にして見て、輪郭を直線に形成され、案内面Sの移動体に接触する箇所である特定箇所Mを左側に傾けて、特定方向に沿って延びる面である様子が示される。
【0045】
案内面Sが、視線を特定方向に平行にして左右が水平になる様に見て、輪郭を一定の曲率半径をもつアールに形成され、案内面Sの移動体121に接触する箇所である特定箇所を左側または右側の一方の側に傾け、特定方向に沿って延びる面であってもよい。
案内面Sの特定箇所Mの左右方向の中央から移動体121に向いて延びて特定箇所Mに直交する仮想の線は左側または右側のうちの一方の側に傾く。
【0046】
移動体支持部材122が、移動体を支持し、支持体と被支持体のうちの他方に、揺動不能に取り付けられてもよい。
図2、
図3には、移動体支持部材122が、支持体と被支持体のうちの他方に、揺動不能に取り付けらる様子が示される。
【0047】
移動体支持部材122が、移動体121支持し、支持体と被支持体のうちの他方に特定方向Xに沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在に取り付けられてもよい。
【0048】
移動体支持部材122が、回転体である移動体121を回転軸心Lの回りに回転自在に支持し、支持体と被支持体のうちの他方に揺動不能に取り付けられてもよい。
【0049】
移動体支持部材122が、回転体である移動体121を回転軸心Lの回りに回転自在に支持し、支持体と被支持体のうちの他方に特定方向に沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在に取り付けられてもよい。
【0050】
案内レール支持部材が、案内レール111を支持し、支持体と被支持体のうちの一方に揺動不能に取り付けられてもよい。
【0051】
案内レール支持部材112が、案内レール111を支持し、支持体と被支持体のうちの一方に特定方向に沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在に取り付けられてもよい。あ
【0052】
支持体と被支持体とが特定方向に沿って相対移動する際に支持体と被支持体との上下方向の距離が最も低い位置である最深位置を特定方向への移動の中心として特定方向に沿って少なくとも所定の相対移動する範囲で移動体が案内面に案内されて移動するに従って徐々に大きくなる。
【0053】
視線を上下方向に平行にして見て、案内面Sが特定方向に沿って湾曲または屈曲して延びてもよい。
視線を上下方向に平行にして見て、案内面Sが特定方向に沿って湾曲または屈曲して延びて、支持体と被支持体とが特定方向に沿って相対移動する際に支持体と被支持体との上下方向の距離が最も低い位置である最深位置を特定方向への移動の中心として特定方向に沿って少なくとも所定の相対移動する範囲で移動体が案内面に案内されて移動するに従って徐々に大きくなってもよい。
例えば、左右一対の免震機器を配置したとき、左右一対の免震機器の特定方向に延びる各々の案内面が互いの離間距離が中間から特定方向に移動するにしたがって狭くなる様に湾曲または屈曲して延びる様にする。
その結果、支持体と被支持体とが特定方向に沿って相対移動する際に支持体と被支持体との上下方向の距離が最も低い位置である最深位置を特定方向への移動の中心として特定方向に沿って少なくとも所定の相対移動する範囲で移動体が案内面に案内されて移動するに従って徐々に大きくなる。
【0054】
視線を水平方向に平行に特定方向に交差して見て、案内面Sが特定方向に沿って湾曲または屈曲して延びてもよい。
視線を水平方向に平行に特定方向に交差して見て、案内面Sが特定方向に沿って湾曲または屈曲して延びて、支持体と被支持体とが特定方向に沿って相対移動する際に支持体と被支持体との上下方向の距離が最も低い位置である最深位置を特定方向への移動の中心として特定方向に沿って少なくとも所定の相対移動する範囲で移動体が案内面に案内されて移動するに従って徐々に大きくなってもうよい。
【0055】
以下に、本発明の実施形態にかかる免震機器のバリエーションを、図を基に、各々に説明する。
図4乃至6、
図8乃至10、
図12では、特定箇所Mは案内面Sに一致する。
【0056】
本発明の第一の実施形態に係る免震機器を、説明する。
図4は、本発明の第一の実施形態に係る免震機器の正面図である。
免震機器100は、案内部材110と移動部材120とで構成される。
案内部材110は、案内レール111と案内レール支持部材112とで構成される。
案内レール111の案内面Sは、視線を特定方向Xに平行にして見て、輪郭を直線に形成され、案内面Sの移動体に接触する箇所である特定箇所Mを左側または右側の一方の側に傾けて、特定方向Xに沿って延びる面である。
案内レール支持部材112は、案内レール111を支持し、支持体10に揺動不能に取り付けられる。
案内レール111が、支持体に対して揺動不能である。
移動部材120は、移動体121と移動体支持部材122とで構成される。
移動体121が、特定方向Xに交差して延びる軸心である回転軸心Lを持ち案内面に接触して回転しつつ移動できる回転体である。
移動体121が、特定方向Xに直交して延びる軸心である回転軸心Lを持ち案内面に接触して回転しつつ移動できる回転体であってもよい。
視線を特定方向Xに平行にして見て、回転軸心Lは左側または右側の一方の側に傾く軸心である。
移動体支持部材122は、移動体121を回転軸心Lの回りに回転自在に支持し、被支持体20に揺動不能に取付けられる。
移動体支持部材122は、回転軸122aと回転軸支持体122bとで構成される。
移動体支持部材122は、回転軸122aと回転軸支持体122bと摩擦材122cとで構成されてもよい。
摺動部材122cが、回転軸122aと移動体121との間に介在する。
回転体である移動体121が回転すると、摩擦力が摩擦材122cと移動体121との間、または瑣末材122cと摩擦材122cと回転軸122aとの間に発生する。
移動体121の回転軸心Lが、被支持体20に対して揺動不能である。
【0057】
本発明の第二の実施形態に係る免震機器を、説明する。
図5は、本発明の第一の実施形態に係る免震機器の正面図である。
免震機器100は、案内部材110と移動部材120とで構成される。
案内部材110は、案内レール111と案内レール支持部材112とで構成される。
案内レール111の案内面Sは、視線を特定方向Xに平行にして見て、輪郭を直線に形成され、案内面Sの移動体121に接触する箇所である特定箇所Mを左側または右側の一方の側に傾けて、特定方向Xに沿って延びる面である。
案内レール支持部材112は、案内レールを支持し、支持体10に揺動不能に取り付けられる。
案内レール111が支持体に対して揺動不能である。
移動部材120は、移動体121と移動体支持部材122とで構成される。
移動体121が特定方向Xに交差して延びる軸心である回転軸心Lを持ち案内面に接触して回転しつつ移動できる回転体である。
移動体121が特定方向Xに直交して延びる軸心である回転軸心Lを持ち案内面に接触して回転しつつ移動できる回転体である。
視線を特定方向Xに平行にして見て、回転軸心Lは左側または右側の一方の側に傾く軸心である。
移動体支持部材122は、移動体121を回転軸心Lの回りに回転自在に支持し、被支持体20に揺動不能に、且つ特定方向Xに交差する水平方向に移動自在に取付けられる。
移動体支持部材122は、回転軸122aと回転軸支持体122bとスライド122dとで構成される。
移動体121の回転軸心Lが、揺動不能に、且つ特定方向Xに交差する水平方向に移動自在になる。
本発明の第二の実施形態にかかる免震機器を採用するとき、被支持体の特定方向に交差する水平方向の移動を拘束する別個の機器と組み合わせてもよい。
【0058】
本発明の第三の実施形態に係る免震機器を、説明する。
図6は、本発明の第三の実施形態に係る免震機器の正面図である。
免震機器100は、案内部材110と移動部材120とで構成される。
案内部材110は、案内レール111と案内レール支持部材112とで構成される。
案内レール111の案内面Sは、視線を特定方向Xに平行にして見て、輪郭を直線に形成され、案内面の移動体に接触する箇所である特定箇所Mを左側または右側の一方の側に傾けて、特定方向Xに沿って延びる面である。
案内レール支持部材112は、案内レール111を支持し、支持体10に揺動不能に取り付けられる。
案内レール111が、支持体10に対して揺動不能である。
移動部材120は、移動体121と移動体支持部材122とで構成される。
移動体121が、特定方向Xに交差して延びる軸心である回転軸心Lを持ち案内面に接触して回転しつつ移動できる回転体である。
移動体121が、特定方向Xに直交して延びる軸心である回転軸心Lを持ち案内面に接触して回転しつつ移動できる回転体であってもよい。
回転体は、左右の直径が異なる車輪である。
例えば、回転体の外周面の回転軸心Lに対して傾斜する角度が案内面Sの傾斜する角度に一致する。
視線を特定方向Xに平行にして見て、回転軸心Lは水平方向に平行に延びる軸心である。
移動体支持部材122は、移動体121を回転軸心Lの回りに回転自在に支持し、被支持体20に揺動不能に取付けられる。
移動体支持部材122は、回転軸122aと回転軸支持体122bと摩擦材122cとで構成される。
移動体121の回転軸心Lが、被支持体20に対して揺動不能である。
摩擦材122cは、回転体である移動体121に作用するスラスト力を受ける部材である。
【0059】
本発明の第四の実施形態に係る免震機器を、説明する。
図7は、本発明の第四の実施形態に係る免震機器の正面図である。
免震機器100は、案内部材110と移動部材120とで構成される。
案内部材110は、案内レール111と案内レール支持部材112とで構成される。
案内レール111の案内面Sは、視線を特定方向Xに平行にして見て、輪郭を一定の曲率をもつアールを形成され、案内面Sの移動体121に接触する箇所である特定箇所Mを左側または右側の一方の側に傾けて、特定方向Xに沿って延びる面である、
案内レール支持部材112は、案内レール111を支持し、支持体10に揺動不能に取り付けられる。
案内レール111が、支持体10に対して揺動不能である。
移動部材120は、移動体121と移動体支持部材122とで構成される。
移動体121が特定方向Xに交差して延びる軸心である回転軸心Lを持ち案内面に接触して回転しつつ移動できる回転体である。
移動体121が特定方向Xに直交して延びる軸心である回転軸心Lを持ち案内面に接触して回転しつつ移動できる回転体であってもよい。
回転体の外周面の回転軸心Lに対するアールの曲率は、案内面のアールの曲率に一致する。
視線を特定方向Xに平行にして見て、回転軸心Lは左側または右側の一方の側に傾く軸心である。
移動体支持部材122は、移動体121を回転自在に支持し、被支持体20に揺動不能に取付けられる。
移動体支持部材122は、回転軸122aと回転軸支持体122bとで構成される。
移動体121の回転軸心Lが、被支持体20に対して揺動不能である。
【0060】
本発明の第五の実施形態に係る免震機器を、説明する。
図8は、本発明の第五の実施形態に係る免震機器の正面図である。
免震機器100は、案内部材110と移動部材120とで構成される。
案内部材110は、案内レール111と案内レール支持部材112とで構成される。
案内レール111の案内面Sは、視線を特定方向Xに平行にして見て、輪郭を直線に形成され、案内面Sの移動体に接触する箇所である特定箇所Mを左側または右側の一方の側に傾けて、特定方向Xに沿って延びる面である。
案内レール支持部材112は、案内レール111を支持し、支持体10に揺動不能に取り付けられる。
案内レール111が、支持体10に対して揺動不能である。
移動部材120は、移動体121と移動体支持部材122とで構成される。
移動体121が特定方向Xに交差して延びる軸心である回転軸心Lを持ち案内面に接触して回転しつつ移動できる回転体である。
移動体121が特定方向Xに直交して延びる軸心である回転軸心Lを持ち案内面に接触して回転しつつ移動できる回転体であってもよい。
視線を特定方向Xに平行にして見て、回転軸心Lは左側または右側の一方の側に傾く軸心である。
移動体支持部材122は、移動体121を回転自在に支持し、被支持体20に特定方向Xに沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在に取り付けられる。
移動体支持部材122は、回転軸122aと回転軸支持体122bとで構成される。
移動体121の回転軸心Lが、被支持体20に対して特定方向Xに沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在である。
【0061】
本発明の第六の実施形態に係る免震機器を、説明する。
図9は、本発明の第六の実施形態に係る免震機器の正面図である。
免震機器100は、案内部材110と移動部材120とで構成される。
案内部材110は、案内レール111と案内レール支持部材112とで構成される。
案内レール111の案内面Sは、視線を特定方向Xに平行にして見て、輪郭を直線に形成され、案内面の移動体に接触する箇所である特定箇所Mを左側または右側の一方の側に傾けて、特定方向Xに沿って延びる面である。
案内レール支持部材112は、案内レールを支持し、支持体10に揺動不能に取り付けられる。
案内レールをが、支持体10に対して揺動不能である。
移動部材120は、移動体121と移動体支持部材122とで構成される。
移動体121が特定方向Xに交差して延びる軸心である回転軸心Lを持ち案内面に接触して回転しつつ移動できる回転体である。
移動体121が特定方向Xに直交して延びる軸心である回転軸心Lを持ち案内面に接触して回転しつつ移動できる回転体であってもよい。
視線を特定方向Xに平行にして見て、回転軸心Lは左側または右側の一方の側に傾く軸心である。
移動体支持部材122は、移動体121を回転自在に支持し、被告支持体30に特定方向Xに沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在に、且つ特定方向Xに交差する水平方向に移動自在に取り付けられる。
移動体支持部材122は、回転軸122aと回転軸支持体122bとスライド122dとで構成される。
移動体121の回転軸心Lが、被告支持体30に対して特定方向Xに沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在に、且つ特定方向Xに交差する水平方向に移動自在になる。
本発明の第六の実施形態にかかる免震機器を採用するとき、被支持体の特定方向に交差する水平方向の移動を拘束する別個の機器と組み合わせてもよい。
【0062】
本発明の第七の実施形態に係る免震機器を、説明する。
図10は、本発明の第七の実施形態に係る免震機器の正面図である。
免震機器100は、案内部材110と移動部材120とで構成される。
案内部材110は、案内レール111と案内レール支持部材112とで構成される。
案内レール111の案内面Sは、視線を特定方向Xに平行にして見て、輪郭を直線に形成され、案内面の移動体に接触する箇所である特定箇所Mを左側または右側の一方の側に傾けて、特定方向Xに沿って延びる面である。
案内レール支持部材112は、案内レール111を支持し、支持体10に揺動不能に取り付けられる。
案内レール111が、支持体10に対して揺動不能である。
移動部材120は、移動体121と移動体支持部材122とで構成される。
移動体121が特定方向Xに交差して延びる軸心である回転軸心Lを持ち案内面に接触して回転しつつ移動できる回転体である。
移動体121が特定方向Xに直交して延びる軸心である回転軸心Lを持ち案内面に接触して回転しつつ移動できる回転体である。
回転体は、左右の直径が異なる車輪であってもよい。
例えば、回転体の外周面の回転軸心Lに対して傾斜する角度が案内面Sの傾斜する角度に一致する。
視線を特定方向Xに平行にして見て、回転軸心Lは水平方向に平行に延びる軸心である。
移動体支持部材122は、移動体121を回転自在に支持し、被告支持体30に特定方向Xに沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在に取付けられる。
移動体支持部材122は、回転軸122aと回転軸支持体122bと摩擦材122cとで構成される。
移動体121の回転軸心Lが、被告支持体30に対して特定方向Xに沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在である。
摩擦材122cは、回転体である移動体121に作用するスラスト力を受ける部材である。
【0063】
本発明の第八の実施形態に係る免震機器を、説明する。
図11は、本発明の第八の実施形態に係る免震機器の正面図である。
免震機器100は、案内部材110と移動部材120とで構成される。
案内部材110は、案内レール111と案内レール支持部材112とで構成される。
案内レール111の案内面Sは、視線を特定方向Xに平行にして見て、輪郭を一定の曲率をもつアールに形成され、案内面Sの移動体121に接触する箇所である特定箇所Mを左側または右側の一方の側に傾けて、特定方向Xに沿って延びる面である。
案内レール支持部材112は、案内レール111を支持し、支持体10に揺動不能に取り付けられる。
案内レール111が、支持体10に対して揺動不能である。
移動部材120は、移動体121と移動体支持部材122とで構成される。
移動体121が特定方向Xに交差して延びる軸心である回転軸心Lを持ち案内面に接触して回転しつつ移動できる回転体である。
移動体121が特定方向Xに直交して延びる軸心である回転軸心Lを持ち案内面に接触して回転しつつ移動できる回転体であってもよい。
回転体の外周面の回転軸心Lに対するアールの曲率は、案内面のアールの曲率に一致する。
視線を特定方向Xに平行にして見て、回転軸心Lは左側または右側の一方の側に傾く軸心である。
移動体支持部材122は、移動体121を回転自在に支持し、被告支持体30に特定方向Xに沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在に取付けられる。
移動体支持部材122は、回転軸122aと回転軸支持体122bとで構成される。
移動体121の回転軸心Lが、被告支持体30に特定方向Xに沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在である。
【0064】
本発明の第九の実施形態に係る免震機器を、説明する。
図12は、本発明の第九の実施形態に係る免震機器の正面図である。
免震機器100は、案内部材110と移動部材120とで構成される。
案内部材110は、案内レール111と案内レール支持部材112とで構成される。
案内レール111の案内面Sは、視線を特定方向Xに平行にして見て、輪郭を直線に形成され、案内面Sの移動体に接触する箇所である特定箇所Mを左側または右側の一方の側に傾けて、特定方向Xに沿って延びる面である。
案内レール支持部材112は、案内レール111を支持し、支持体20に特定方向Xに沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在に取り付けられる。
案内レール111が、支持体20に対して特定方向Xに沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在になる。
移動部材120は、移動体121と移動体支持部材122とで構成される。
移動体121が特定方向Xに交差して延びる軸心である回転軸心Lを持ち案内面に接触して回転しつつ移動できる回転体である。
移動体121が特定方向Xに直交して延びる軸心である回転軸心Lを持ち案内面に接触して回転しつつ移動できる回転体であってもよい。
視線を特定方向Xに平行にして見て、回転軸心Lは左側または右側の一方の側に傾く軸心である。
移動体支持部材122は、移動体121を回転自在に支持し。被告支持体30に特定方向Xに沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在に、且つ特定方向Xに交差する水平方向に移動自在に取り付けられる。
移動体支持部材122は、回転軸122aと回転軸支持体122bとで構成される。
移動体121の回転軸心Lが、被告支持体30に対して特定方向Xに沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在に、且つ特定方向Xに交差する水平方向に移動自在になる。
【0065】
以下に、本発明の第一の実施形態にかかる免震装置を、図を基に、説明する。
図13は、本発明の第一の実施形態にかかる免震装置の構造説明図である。
図14は、本発明の第一の実施形態にかかる免震装置その1の構造説明図である。
図15は、本発明の第一の実施形態にかかる免震装置その2の構造説明図である。
図16は、本発明の第一の実施形態にかかる免震装置その3の構造説明図である。
図17は、本発明の第一の実施形態にかかる免震装置の正面図である。
図18は、本発明の第一の実施形態にかかる免震装置の平面図である。
本発明の第一の実施形態にかかる免震装置を、第八の実施形態に係る免震機器を採用した免震機構である場合を例に説明する。
免震機構は左右一対の免震機器100r、100lで構成される。
左右一対の免震機器100r、100lの各々の移動体支持部材122が被支持体に特定方向に沿って延びる軸心である同一の揺動軸心の回りに揺動自在に取り付けられる。
左右一対の移動体121が左右一対の案内レール111に接触して特定方向Xに沿って転動する。
左右一対の移動体121の高さが左右一対の案内レール111に接触する箇所の水平方向の離間距離に対応する。
図3には、左右一対の移動体121の高さが左右一対の案内レール111に接触する箇所の水平方向の離間距離に対応する様子が示される。
図3Aに示す左右一対の案内レール111に接触する箇所の水平方向の離間距離が
図3Bに示す左右一対の案内レール111に接触する箇所の水平方向の離間距離より小さく、
図3Aに示す左右一対の移動体121の高さが
図3Bに示す左右一対の移動体121の高さが低い。
【0066】
図14には、視線を水平方向に平行に特定方向に交差して見て、左右一対の案内レール111が、特定方向Xに沿って湾曲または屈曲して延びる様子が示される。
図14に示す左右一対の案内レール111が、視線を水平方向に平行に特定方向に交差して見て、中央部が最も深くなる様に屈曲している。
その結果、支持体と被支持体とが特定方向に沿って相対移動する際に支持体と被支持体との上下方向の距離が最も低い位置である最深位置を特定方向への移動の中心として特定方向に沿って少なくとも所定の相対移動する範囲で移動体が案内面に案内されて移動するに従って徐々に大きくなる。
【0067】
図15には、視線を上下方向に平行にして見て、左右一対の案内レール111が特定方向に沿って湾曲または屈曲して延びる様子が示される。
図15に示す左右一対の案内レール111が視線を上下方向に平行して見て、中央部を最も低くなる様に屈曲している。
その結果、支持体と被支持体とが特定方向に沿って相対移動する際に支持体と被支持体との上下方向の距離が最も低い位置である最深位置を特定方向への移動の中心として特定方向に沿って少なくとも所定の相対移動する範囲で移動体が案内面に案内されて移動するに従って徐々に大きくなる。
【0068】
図16には、視線を水平方向に平行に特定方向に交差して見て、左右一対の案内レール111が特定方向Xに沿って湾曲または屈曲して延び、且つ視線を上下方向に平行にして見て左右一対の案内レール111が特定方向に沿って湾曲または屈曲して延びる様子が示される。
図14に示す左右一対の案内レール111が、視線を水平方向に平行に特定方向に交差して見て、中央部を最も深くなる様に屈曲し、視線を上下方向に平行して見て、中央部を最も低くなる様に屈曲している。
その結果、支持体と被支持体とが特定方向に沿って相対移動する際に支持体と被支持体との上下方向の距離が最も低い位置である最深位置を特定方向への移動の中心として特定方向に沿って少なくとも所定の相対移動する範囲で移動体が案内面に案内されて移動するに従って徐々に大きくなる。
【0069】
図17、
図18には、中間部材200を境にして上下に4組の免震機構が配される免震装置が示される。
中間部材200の上側に配された4組の免震機構がX軸方向を特定方向とする左右一対の免震機器100r、100lで構成される。
中間部材200の下側に配された4組の免震機構がY軸を特定方向とする左右一対の免震機器100r、100lで構成される。
【0070】
次に、本発明の 第二の実施形態にかかる免震装置を、図を基に、説明する。
図19は、本発明の第二の実施形態にかかる免震装置の構造説明図である。
図20は、本発明の第二の実施形態にかかる免震装置の正面図である。
図21は、本発明の第二の実施形態にかかる免震装置の平面図である。
免震機構は、前後に配される左右一対の免震機器100r、100lと連結部材130とで構成される。
前後に配される左右一対の免震機器100r、100lの各々の移動体支持部材122が中間部材200に所定距離だけ離れて配置される特定方向に沿って延びる軸心である揺動軸心の回りに揺動自在に取り付けられる。
前後に配される左右一対の移動体121が左右一対の案内レール111に接触して特定方向Xに沿って転動する。
前後に配される左右一対の移動体121の高さが左右一対の案内レール111に接触する箇所の水平方向の離間距離に対応して変化する。
連結部材130が前後に配される左右一対の免震機器100r、100lを連結する。
【0071】
図20、21には、中間部材200を境にして上下に4組の免震機構が配される免震装置が示される。
中間部材200の上側に配された4組の免震機構がX軸方向を特定方向とする左右一対の免震機器100r、100lで構成される。
中間部材200の下側に配された4組の免震機構がY軸を特定方向とする左右一対の免震機器100r、100lで構成される。
【0072】
以下に、本発明の実施形態にかかる免震機器の作用を、図を基に、説明する。
図22は、本発明の実施形態にかかる免震機器の作用説明図である。
図22Aは、第五の実施形態にかかる免震機器の作用を説明する。
ラジアル荷重Frとスラスト荷重Fsとが案内面Sから移動体212に作用する。
ラジアル荷重Frとスラスト荷重Fsとが合成された荷重Fが移動部材120に作用する。
荷重Fの垂直成分Fvが支持体の荷重を支える。
移動体121が案内面Sを転動する際に、ラジアル荷重Frに対応する摩擦力とスラスト荷重に対応する摩擦力との合算させた抵抗力が案内部材110と移動部材120との間に発生する。
【0073】
図22Bは、第八の実施形態にかかる免震機器の作用を説明する。
ラジアル荷重Frとスラスト荷重Fsとが案内面Sから移動体212に作用する。
ラジアル荷重Frとスラスト荷重Fsとが合成された荷重Fが移動部材120に作用する。
荷重Fの垂直成分Fvが支持体の荷重を支える。
移動体121が案内面Sを転動する際に、ラジアル荷重Frに対応する摩擦力とスラスト荷重Fsに対応する摩擦力との合算された抵抗力が案内部材110と移動部材120との間に発生する。
【0074】
図22Cは、第七の実施形態にかかる免震機器の作用を説明する。
ラジアル荷重Frとスラスト荷重Fsとが案内面Sから移動体212に作用する。
ラジアル荷重Frとスラスト荷重Fsとが合成された荷重Fが移動部材120に作用する。
垂直荷重Fvが支持体の荷重を支える。
移動体121が案内面Sを転動する際に、垂直荷重FVに対応する摩擦力と水平荷重Fhに対応する摩擦力との合算させた抵抗力が案内部材110と移動部材120との間に発生する。
【0075】
次に、本発明の実施形態にかかる免震機器の免震性能を、図を基に説明する。
図23は、本発明の実施形態にかかる免震機器の免震性能の説明図その1である。
第八の実施形態にかかる免震機器である場合を例に説明する。
視線を特定方向に交差する水平方向に沿って見て、案内面Sが特定方向に沿って直線状に延び、且つ視線を上下方向に沿って見て案内面Sが特定方向に沿って直前状に延びる。
被支持体が支持体に対して特定方向に相対移動すると、一定の抵抗力が前ストロークで作用する。
その結果、被支持体が支持体に対して特定方向に沿って相対移動を繰り返すと、移動の向きと逆方向に一定の荷重が作用する。
【0076】
図24は、本発明の実施形態にかかる免震機器の免震性能の説明図その2である。
視線を特定方向に交差する水平方向に沿って見て、案内面Sが特定方向に沿って直線状に延び、且つ視線を上下方向に沿って見て、案内面Sが特定方向に沿って屈曲して延びる。
被支持体が支持体に対して特定方向に相対移動すると、抵抗力がストロークにしたがって作用する。
その結果、被支持体が支持体に対して特定方向に沿って相対移動を繰り返すと、
図14Dに示す様に移動に対応して変化する抵抗力が作用する。
【0077】
図25は、本発明の実施形態にかかる免震機器の免震性能の説明図その3である。
視線を特定方向に交差する水平方向に沿って見て、案内面Sが特定方向に沿って直線状に延び、且つ視線を上下方向に沿って見て、案内面Sが特定方向に沿って湾曲して延びる。
被支持体が支持体に対して特定方向に相対移動すると、抵抗力がストロークにしたがって作用する。
その結果、被支持体が支持体に対して特定方向に沿って相対移動を繰り返すと、
図15Dに示す様に移動に対応して変化する抵抗力が作用する。
【0078】
本発明の実施形態にかかる免震機器は、その構成により、以下の効果を有する。
移動部材120の移動体121が案内部材110の案内レール111の特定方向に沿って延びる案内面Sに接触して移動し、案内面Sの移動体121が接触して移動する箇所が左側または右側のうちの一方の側に傾いている様にしたので、案内面Sに直交する力と案内面Sに沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が移動体121に作用するので、案内面Sの傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
移動部材120の回転体が案内部材110の案内レール111の特定方向に沿って延びる案内面Sに接触して回転しつつ移動し、案内面Sの移動体121が接触して移動する箇所が左側または右側のうちの一方の側に傾いている様にしたので、案内面Sに直交する力と案内面Sに沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が回転体に作用するので、案内面Sの傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
移動部材120の移動体121が案内部材110の案内レール111の特定方向に沿って延びる案内面Sに接触して移動し、案内面Sの移動体121が接触して移動する箇所が左側または右側のうちの一方の側に傾いている様にしたので、案内面Sに直交する力と案内面Sに沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摺動による摩擦力が移動体121に作用するので、案内面Sの傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
移動部材120の左側または右側の一方の側に傾く軸心をもつ回転体が案内部材110の案内レール111の特定方向に沿って延びる案内面Sに接触して移動し、案内面Sの移動体121が接触して移動する箇所が左側または右側のうちの一方の側に傾いている様にしたので、案内面Sに直交する力と案内面Sに沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が回転体に作用するので、軸心の傾きと案内面Sの傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
移動部材120の水平に延びる軸心をもつ回転体が案内部材110の案内レール111の特定方向に沿って延びる案内面Sに接触して移動し、案内面Sの移動体121が接触して移動する箇所が左側または右側のうちの一方の側に傾いている様にしたので、案内面Sに直交する力と案内面Sに沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が回転体に作用するので、案内面Sの傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
移動部材120の移動体121が案内部材110の案内レール111の特定方向に沿って延びる平面になった案内面Sに接触して移動し、案内面Sの移動体121が接触して移動する箇所が左側または右側のうちの一方の側に傾いている様にしたので、案内面Sに直交する力と案内面Sに沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が移動体121に作用するので、案内面Sの傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
移動部材120の移動体121が案内部材110の案内レール111の特定方向に沿って延びるアールになった案内面Sに接触して移動し、案内面Sの移動体121が接触して移動する箇所が左側または右側のうちの一方の側に傾いている様にしたので、案内面Sに直交する力と案内面Sに沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が移動体121に作用するので、案内面Sの傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
移動部材120の揺動不能に取り付けられた移動体121支持部材に支持される移動体121が案内部材110の案内レール111の特定方向に沿って延びる案内面Sに接触して移動し、案内面Sの移動体121が接触して移動する箇所が左側または右側のうちの一方の側に傾いている様にしたので、案内面Sに直交する力と案内面Sに沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が移動体121に作用するので、案内面Sの傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
移動部材120の揺動自在に取り付けられる移動体121支持部材に支持される移動体121が案内部材110の案内レール111の特定方向に沿って延びる案内面Sに接触して移動し、案内面Sの移動体121が接触して移動する箇所が左側または右側のうちの一方の側に傾いている様にしたので、案内面Sに直交する力と案内面Sに沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が移動体121に作用するので、案内面Sの傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
移動部材120の揺動不能に取り付けられる移動体121支持部材に支持される回転体が案内部材110の案内レール111の特定方向に沿って延びる案内面Sに接触して回転しつつ移動し、案内面Sの移動体121が接触して移動する箇所が左側または右側のうちの一方の側に傾いている様にしたので、案内面Sに直交する力と案内面Sに沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が回転体に作用するので、案内面Sの傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
移動部材120の揺動自在に取り付けられる移動体121支持部材に支持される回転体が案内部材110の案内レール111の特定方向に沿って延びる案内面Sに接触して回転しつつ移動し、案内面Sの移動体121が接触して移動する箇所が左側または右側のうちの一方の側に傾いている様にしたので、案内面Sに直交する力と案内面Sに沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が回転体に作用するので、案内面Sの傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
移動部材120の移動体121が揺動不能に取り付けられる案内部材110支持体に支持される案内部材110の案内レール111の特定方向に沿って延びる案内面Sに接触して移動し、案内面Sの移動体121が接触して移動する箇所が左側または右側のうちの一方の側に傾いている様にしたので、案内面Sに直交する力と案内面Sに沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が移動体121に作用するので、案内面Sの傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
移動部材120の移動体121が揺動自在に取り付けられる案内部材110支持体に支持される案内部材110の案内レール111の特定方向に沿って延びる案内面Sに接触して移動し、案内面Sの移動体121が接触して移動する箇所が左側または右側のうちの一方の側に傾いている様にしたので、案内面Sに直交する力と案内面Sに沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が移動体121に作用するので、案内面Sの傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
支持体と被支持体とが特定方向に沿って相対移動する際に支持体と被支持体との上下方向の距離が最も低い位置である最深位置を特定方向への移動の中心として特定方向に沿って少なくとも所定の相対移動する範囲で移動体121が案内面Sに案内されて移動するに従って徐々に大きくなる様にしたので、支持体と被支持体との上下方向の距離が徐々に大きくなる程度と案内面Sの傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性と復元特性とを得られる。
視線を上下方向に平行にして見て、案内面Sが特定方向に沿って湾曲または屈曲して延びる様にしたので、上下方向に平行にして見て案内面Sが湾曲または屈曲する程度と案内面Sの傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性と復元特性とを得られる。
視線を水平方向に平行に特定方向に交差して見て、案内面Sが特定方向に沿って湾曲または屈曲して延びる様にしたので、水平方向に平行にして見て案内面Sが湾曲または屈曲する程度と案内面Sの傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性と復元特性とを得られる。
【0079】
以上説明したように、本発明の実施形態係る免震機構は、その構成により、以下の効果を有する。
左右一対の免震機器100を備え、右の免震機器100の案内面Sと左の免震機器100の案内面Sと左側または右側のうちの反対の側に傾く様にしたので、左右一対の移動部材120の移動体121が左右一対の案内部材110の案内レール111の特定方向に沿って延びる案内面Sに接触して移動し、案内面Sの移動体121が接触して移動する箇所が左側または右側のうちの一方の側に傾いている様にしたので、案内面Sに直交する力と案内面Sに沿った力とがベクトル合成された力が被支持体にかかる重量を支え、その力に対応した摩擦力が移動体121に作用するので、左右一対の案内面Sの傾きと形状を設計的に選択することで、いろいろな減衰特性を得られる。
【0080】
本発明は以上に述べた実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。
【符号の説明】
【0081】
F 荷重
Fv垂直荷重
Ff水平荷重
Frラジアル荷重
Fs スラスト荷重
M 特定箇所
S 案内面
L 回転軸心
X 特定方向
Y 特定方向
10 支持体
20 被支持体
30 免震装置
40 対象物
100 免震機器
100r 右側免震機器
100l 左側免震機器
110 案内部材
111 案内レール
112 案内レール支持部材
120 移動部材
121 移動体
122 移動体支持部材
122a 回転軸
122b 回転軸支持体
122c 摩擦材
122d スライド
130 連結部材
200 中間部材