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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2021-12-09
(45)【発行日】2022-01-12
(54)【発明の名称】レンズ駆動装置
(51)【国際特許分類】
   G02B 7/04 20210101AFI20220104BHJP
   G02B 7/08 20210101ALI20220104BHJP
   G03B 5/00 20210101ALI20220104BHJP
   G02B 7/02 20210101ALI20220104BHJP
   G03B 30/00 20210101ALI20220104BHJP
【FI】
G02B7/04 E
G02B7/08 A
G03B5/00 J
G02B7/02 Z
G03B30/00
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2017072591
(22)【出願日】2017-03-31
(65)【公開番号】P2018173578
(43)【公開日】2018-11-08
【審査請求日】2020-03-23
(73)【特許権者】
【識別番号】000001225
【氏名又は名称】日本電産コパル株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000626
【氏名又は名称】特許業務法人英知国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】松久 治可
(72)【発明者】
【氏名】江原 悠介
【審査官】越河 勉
(56)【参考文献】
【文献】特開2013-156432(JP,A)
【文献】特開2015-055776(JP,A)
【文献】特開2016-118755(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G02B 7/04
G02B 7/08
G03B 5/00
G02B 7/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
レンズを支持すると共にマグネットが固定された可動枠と、
前記可動枠を移動可能に支持するベース部材と、
前記レンズに光を入射する開口を備え、前記可動枠と前記ベース部材の支持面を覆うカバー部材とを備え、
前記カバー部材は、カバー部材支持面と基端部を有し、前記カバー部材支持面は前記ベース部材の支持面に対向し、前記基端部は前記可動枠の側面を覆うものであり、
前記マグネットに対向する位置センサは、前記カバー部材支持面に設けられ、
前記カバー部材には、当該カバー部材に設けられる位置センサに接続される配線が前記カバー部材支持面から屈曲して前記基端部に亘るように一体に形成されており、かつ、当該位置センサからの配線の端部は前記基端部から引き出されていることを特徴とするレンズ駆動装置。
【請求項2】
前記ベース部材の支持面と前記カバー部材支持面は、前記レンズの光軸に交差する方向に沿って対面して配置され、
前記ベース部材の支持面にはコイルが配置され、
前記マグネットは、前記ベース部材の支持面に対面すると共に前記カバー部材の支持面に対面することを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置。
【請求項3】
前記位置センサからの配線の端部は、前記ベース部材に設けられた挿入孔に挿入されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ駆動装置。
【請求項4】
前記ベース部材には、駆動用のコイルに接続される配線が一体に形成されており、当該駆動用のコイルからの配線の端部と前記位置センサからの配線の端部とは並んで配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレンズ駆動装置。
【請求項5】
前記可動枠は、前記ベース部材に対して、前記レンズの光軸と交差する方向に沿って移動可能に支持されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置。
【請求項6】
前記可動枠は、前記ベース部材に対して、前記レンズの光軸に沿って移動可能に支持されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置。
【請求項7】
前記可動枠が、前記ベース部材に対して、前記レンズの光軸と交差する方向に沿って移動可能に支持され、前記可動枠には、レンズ枠が前記レンズの光軸方向に沿って移動可能に支持されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか1項に記載されたレンズ駆動装置を備えた撮像装置。
【請求項9】
請求項1~7のいずれか1項に記載されたレンズ駆動装置又は請求項8に記載された撮像装置を備えた携帯電子機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズ駆動装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
レンズ駆動装置は、レンズが可動枠に支持され、可動枠が移動自在にベース部材に支持されており、可動枠にマグネットとコイルの一方を固定し、ベース部材にマグネットとコイルの他方を固定して、マグネットとコイルとの間の電磁駆動力によって、ベース部材に対して可動枠を移動することで、オートフォーカス(AF:Autofocus)や手振れ補正(OIS:Optical Image Stabilizer)などを行うものである。
【0003】
このようなレンズ駆動装置は、可動枠にコイルを固定している場合には、移動するコイルへの通電が必要になり、可動枠を移動自在に支持するためのバネ(板バネ)やワイヤなどを通電経路にしている。また、可動枠にマグネットを固定している場合には、移動するマグネットによる磁場の変化をベース部材側に設けた位置センサ(ホール素子など)で検出することで、可動枠の移動状態をフィードバック制御することが可能になる(下記特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2016-14701号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前述した従来技術において、マグネットが固定された可動枠を、ベース部材に固定されたコイルへの通電で駆動する場合、コイルへの通電は、ベース部材に設けた配線を介して行われる。この際、位置センサでマグネットが固定された可動枠の位置を検出しようとすると、ベース部材にコイルと位置センサを共に配置する必要があり、更にこれらに接続するための複雑な配線をベース部材に設けることが必要になる。
【0006】
近年、カメラ機能を有する小型化の携帯電子機器が普及しているが、これに搭載されるレンズ駆動装置は、必然的にベース部材の支持面積が小さくならざるを得ない。このため、ベース部材にコイルと位置センサの両方を配置しようとすると、小型化の高い要求に対応できなくなるか、或いは、コイルや位置センサの配備の一部を省いて小型化に対応することになり、高い駆動性能や制御精度を発揮できなくなる問題があった。
【0007】
本発明は、このような問題に対処するために提案されたものである。すなわち、レンズ駆動装置の小型化の要求に十分対応しながら、レンズ駆動装置の高い駆動性能や制御性能を発揮できるようにすること、ベース部材の配線を簡略化し、配線端子と回路基板との接続を簡略化すること、などを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
このような課題を解決するために、本発明によるレンズ駆動装置は、以下の構成を具備するものである。
【0009】
レンズを支持すると共にマグネットが固定された可動枠と、前記可動枠を移動可能に支持するベース部材と、前記レンズに光を入射する開口を備え、前記可動枠と前記ベース部材の支持面を覆うカバー部材とを備え、前記カバー部材は、カバー部材支持面と基端部を有し、前記カバー部材支持面は前記ベース部材の支持面に対向し、前記基端部は前記可動枠の側面を覆うものであり、前記マグネットに対向する位置センサは、前記カバー部材支持面に設けられ、前記カバー部材には、当該カバー部材に設けられる位置センサに接続される配線が前記カバー部材支持面から屈曲して前記基端部に亘るように一体に形成されており、かつ、当該位置センサからの配線の端部は前記基端部から引き出されていることを特徴とするレンズ駆動装置。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の実施形態に係るレンズ駆動装置の全体構成を示した分解斜視図である。
図2】本発明の実施形態に係るレンズ駆動装置の組み立て図((a)が平面図、(b)が側面図)である。
図3】(a)が図2(a)におけるA1-A1断面図であり、(b)が図2(a)におけるA2-A2断面図である。
図4】カバー部材の背面図である。
図5】ベース部材の平面図である。
図6】(a)がレンズ駆動装置を備える撮像装置の説明図、(b)がレンズ駆動装置を備える携帯電子機器(携帯情報端末)の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の説明で、異なる図における同一符号は同一機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。図示のX-Y方向はレンズの光軸に直交する方向を指しており、Z方向が図示省略したレンズの光軸方向を指している。
【0012】
図1図5に示すように、レンズ駆動装置1は、図示省略したレンズを支持する可動枠2と、可動枠2を移動可能に支持するベース部材3と、可動枠2とベース部材3の支持面3Bを覆うカバー部材4とを備えている。
【0013】
可動枠2には、複数のマグネット5が固定されている。図示の例では、可動枠2は、平面視矩形の外縁を有する筒状部材であり、その角部内側にマグネット5を保持するマグネット保持部2Aを備えている。
【0014】
可動枠2には、レンズ枠6が移動自在に支持されている。レンズ枠6は、図示省略したレンズバレルが取り付けられるねじ部6Aを備えた円筒部材であり、外周に設けられるコイル保持部6Bにフォーカスコイル7が巻回されている。レンズ枠6は、筒状部材である可動枠2の内側に配置され、可動枠2に固定されたマグネット5とフォーカスコイル7との間に磁気ギャップが形成されている。
【0015】
レンズ枠6は、板バネ8によって光軸方向(図示Z方向)に沿って移動可能に支持されている。板バネ8は、レンズ枠6の下端部6Cと可動枠2の下端部2Bとを弾性的に連結する下板バネ8Aと、レンズ枠6の上端部6Dと可動枠2の上端部2Cとを弾性的に連結する上板バネ8B,8Cを備えている。上板バネ8B,8Cは、左右対称の2部材によって構成されている。
【0016】
可動枠2は、支持ワイヤ9を介してベース部材3に移動自在に支持されている。ベース部材3は、開口3Aを有しており、開口3Aの周囲にX-Y平面に沿った支持面3Bが設けられている。
【0017】
支持ワイヤ9は、図示Z方向(光軸方向)に沿って延設されており、その一端がベース部材3側(ベース部材3に設けられる配線部材)に固定され、他端が可動枠2側(可動枠2に固定される上板バネ8B,8C)に固定されている。これにより、可動枠2は、支持ワイヤ9によって吊り下げ支持されており、支持ワイヤ9の撓みによってX-Y方向(光軸と交差する方向)に移動可能に支持されている。図示の例では、支持ワイヤ9は複数本(4本)設けられ、平面視矩形の外縁を有するベース部材3の四隅には、支持ワイヤ9の一端が固定され、その外側に可動枠2の可動範囲を制限するストッパ3Cが設けられている。
【0018】
図示の例では、可動枠2がベース部材3に対してX-Y方向に移動自在に支持され、レンズ枠6が可動枠2に対してZ方向に移動自在に支持されているが、これに限らず、レンズ枠6又はレンズ(レンズバレル)自体が可動枠2に固定され、可動枠2がベース部材3に対して、X-Y方向又はZ方向に移動自在に支持されているものであってもよい。
【0019】
そして、ベース部材3には、駆動用のコイル10が設けられ、カバー部材4には位置センサ11が設けられている。以下の説明では、ベース部材3にコイル10を設けている例を説明するが、コイル10の位置は、駆動方式に応じて適宜設定することができる。
【0020】
カバー部材4は、図4に示すように、図示省略したレンズに光を取り込む開口4Aを有し、開口4Aの周囲或いは側面に支持面4Bを備えている。このカバー部材4は、レンズ枠6と可動枠2とベース部材3の支持面3Bを囲むように配置され、基端部4Cがベース部材3の外周部に支持されている。
【0021】
このカバー部材4は、支持面4Bに位置センサ11を支持するセンサ支持部4Dが設けられている。また、カバー部材4には、配線部材12が設けられている。配線部材12は、例えば、リードフレームであり、樹脂製のカバー部材4に一体成形(インサート成形)されている。カバー部材4のセンサ支持部4Dに支持される位置センサ11は、図示の例では、2つの位置センサ11が互いに異なる方向に向いて配置されている。カバー部材4のセンサ支持部4Dに支持される位置センサ11は、制御方法や駆動軸の数などに応じて任意の数を配置してよい。
【0022】
配線部材12の一端側は端部12Aであり、端部12Aは、カバー部材4の基端部4Cから引き出され、回路基板との接続端子になっている。また、配線部材12の他端側はセンサ支持部4Dに設けられる端子部12Bであり、端子部12Bは、位置センサ11の端子に接続される。配線部材12は、リードフレームに限定されるものではなく、各種の配線構造を採用することができ、例えば、MID(Molded Interconnect Device, 射出成形回路部品)技術によって形成されたものなどであってもよい。
【0023】
ベース部材3は、図5に示すように、支持面3Bにコイル支持部3Dが設けられており、このコイル支持部3Dにコイル10が取り付けられている。図示の例では、直線部分が交差する方向に向いた2個のコイル10が支持面3Bに配備されているが、これに限らず、隣接するコイル10の直線部分を互いに異なる方向に向けて、4つのコイル10を配置してもよい。
【0024】
ベース部材3には、コイル10に接続される配線部材13が設けられている。配線部材13は、例えば、リードフレームであり、樹脂製のベース部材3に一体成形(インサート成形)されている。配線部材13の一端側は端部13Aであり、端部13Aは、ベース部材3の外周縁から引き出され、回路基板との接続端子になっている。また、配線部材13の他端側は、リードフレームに設けられる端子部3Xであり、コイル10の引き出し線の一方が接続される。なお、図示されない背面側にも端子部3Xが設けられており、 こちらにはコイル10の引き出し線の他方が接続される。配線部材13も、配線部材12と同様に、リードフレームに限定されるものではなく、各種の配線構造を採用することができ、例えば、MID(Molded Interconnect Device, 射出成形回路部品)技術によって形成されたものなどであってもよい。
【0025】
図示の例では、ベース部材3の支持面3Bとカバー部材4の支持面4Bは、レンズの光軸に交差する方向に沿って対面して配置されており、その間に、可動枠2に固定されているマグネット5が配置されている。そして、マグネット5は、ベース部材3の支持面3Bに対面することで、コイル10に対面する第1の対向面(下面)と、カバー部材4の支持面4Bに対面することで、位置センサ11に対面する第2の対向面(上面)を備えている。
【0026】
図示のレンズ駆動装置1は、可動枠2が、ベース部材3に対して、レンズの光軸と交差する方向(X-Y方向)に沿って移動可能に支持され、可動枠2には、レンズ枠6がレンズの光軸方向(Z方向)に沿って移動可能に支持されており、コイル10への通電で、可動枠2をX-Y方向に移動させ、フォーカスコイル7への通電で、レンズ枠6をZ方向に移動させる。
【0027】
コイル10への通電は、ベース部材3に設けた配線部材13を介して行われ、可動枠2のX-Y方向の移動は、可動枠2に固定されているマグネット5の動きをカバー部材4に設けた位置センサ11が検出し、その検出信号がカバー部材4に設けた配線部材12を介して、外部の回路基板に出力される。また、フォーカスコイル7への通電は、フォーカスコイル7の一対の引き出し線が上板バネ8B,8Cにそれぞれ接続されており、ベース部材2に設けた配線部材から、支持ワイヤ9と上板バネ8B,8Cを経由して通電される。
【0028】
カバー部材4に設けられた配線部材12の端部12Aは、カバー部材4の基端部4Cをベース部材3の周縁部で支持することで、周縁部に設けた挿入孔3Eに挿入される。これによって、配線部材12の端部12Aは、ベース部材3に設けた配線部材13の端部13Aと共に、外部の回路基板と接続するための集約した接続端子を構成する。
【0029】
このようなレンズ駆動装置1によると、マグネット5に対向する位置センサ11がカバー部材4の支持面4Bに設けられ、カバー部材4には、位置センサ11に接続される配線部材12が一体に形成されているので、ベース部材3にコイル10と位置センサ11の両方を配置するスペースを設ける必要がなく、ベース部材3を省スペース化することで、レンズ駆動装置1を小型化することができる。そして、省スペース化されたベース部材3に対して、駆動性能を確保するために十分なコイル10と位置センサ11を配置することができるので、小型でありながら高性能なレンズ駆動装置1を得ることができる。
【0030】
また、コイル10に接続する配線部材13と位置センサ11に接続する配線部材12を、ベース部材3とカバー部材4に分けて配置することができるので、ベース部材3における配線構造を簡略化することができ、カバー部材4に設けた配線部材12の端部12Aとベース部材3に設けた配線部材13の端部13Aとを集約して配置することで、配線端部と回路基板との接続を簡略化することができる。
【0031】
このような、レンズ駆動装置1は、図6(a)に示すような撮像装置100に装備することができ、撮像装置100自体の小型化を可能にし、且つ、高いオートフォーカス性能或いは手振れ補正性能を発揮することができる。また、図6(b)に示すような携帯電子機器(携帯情報端末)200のカメラユニットなどに組み込むことができる。このような携帯電子機器200は、設置スペースが小さく且つ高性能であるレンズ駆動装置1を搭載することで、撮像機能の高機能化だけで無く、他の機能を高機能化するための内部スペースを確保することができ、また、小型化・薄型化によって高いモバイル性能を得ることができる。
【0032】
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。また、上述の各実施の形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの技術を流用して組み合わせることが可能である。
【符号の説明】
【0033】
1:レンズ駆動装置,
2:可動枠,2A:マグネット保持部,2B:下端部,2C:上端部,
3:ベース部材,3A:開口,3B:支持面,3C:ストッパ,
3D:コイル支持部,3E:挿入孔,
4:カバー部材,4A:開口,4B:支持面,
4C:基端部,4D:センサ支持部,
5:マグネット,
6:レンズ枠,6A:ねじ部,6B:コイル保持部,
6C:下端部,6D:上端部,
7:フォーカスコイル,
8:板バネ,8A:下板バネ,8B,8C:上板バネ,
9:支持ワイヤ,
10:コイル,11:位置センサ,
12,13:配線部材,12A,13A:端部,12B:端子部,
100:撮像装置,200:携帯電子機器(携帯情報端末)
図1
図2
図3
図4
図5
図6