(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2021-12-10
(45)【発行日】2022-01-12
(54)【発明の名称】金型分離方法および金型分離装置
(51)【国際特許分類】
B21D 37/04 20060101AFI20220104BHJP
【FI】
B21D37/04 T
B21D37/04 U
(21)【出願番号】P 2017156266
(22)【出願日】2017-08-11
【審査請求日】2020-07-27
(73)【特許権者】
【識別番号】596037194
【氏名又は名称】パスカルエンジニアリング株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100134131
【氏名又は名称】横井 知理
(74)【代理人】
【識別番号】100092738
【氏名又は名称】吉田 昌司
(72)【発明者】
【氏名】北浦 一郎
【審査官】永井 友子
(56)【参考文献】
【文献】特開平08-229617(JP,A)
【文献】国際公開第2008/105033(WO,A1)
【文献】特開2001-150059(JP,A)
【文献】特開2001-129695(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B21D 37/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
上金型を取り付ける金型反転装置と下金型を載置する載置装置との相対離反により、結合された上金型と下金型を分離させる金型分離方法において、
分離作業中に、前記下金型が載置装置から浮き上がるのを検知装置により検知
したとき、前記相対離反
の分離作業を停止さ
せ、
その後、前記金型反転装置と載置装置との相対接近をさせて、前記検知装置の浮き上がり検出が解消したとき、前記分離作業を再開するようにした金型分離方法。
【請求項2】
前記分離作業再開後に分離作業が停止したとき、下金型を載置装置に固定して相対離反を行うようにした請求項1記載の金型分離方法。
【請求項3】
前記検知装置は、前記載置装置の下金型載置面に設けられたエアセンサー、近接スイッチ、または、リミットスイッチのいずれかにより構成される請求項1または2記載の金型分離方法。
【請求項4】
上金型を反転させる金型反転装置と、
下金型を載置する載置装置と、
前記金型反転装置に取り付けられた上金型と前記載置装置に載置された下金型とを相対離反させる離反装置と、
前記載置装置から前記下金型が浮き上がるのを検知する検知装置
と、を有し、
前記離反装置は、前記下金型が載置装置から浮き上がるのを検知装置により検知したとき、前記相対離反を停止させ、その後、相対接近させて、前記検知装置の浮き上がり検出が解消したとき、前記相対離反を再開するよう構成されている金型分離装置。
【請求項5】
前記検知装置は、前記載置装置の下金型載置面に設けられたエアセンサー、近接スイッチ、または、リミットスイッチのいずれかにより構成されている請求項4記載の金型分離装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、金型分離方法及び金型分離装置に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の金型分離装置として、特許文献1(特開平8-229617号公報)や特許文献2(特開2001-129695号公報)に記載のものが公知である。
【0003】
これらの従来のものは、上金型を取り付ける金型反転装置と下金型を載置する載置装置との相対離反により、結合された上金型と下金型を分離させるものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開平8-229617号公報
【文献】特開2001-129695号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上下一対の金型は、ガイドポストとガイドブッシュの嵌合により結合されている。したがって、上金型と下金型を分離するとき、ガイドポストとガイドブッシュの軸心を一致させて両者を分離しなければならない。しかし前記従来技術の金型分離装置では、ガイドポストとガイドブッシュがスティックして外れなくなる場合があった。このような分離不能の状況になったとき、金型反転装置と載置装置との相対離反が続行されると、下金型が載置装置から浮き上がり、宙吊り状態になり、最悪、落下する恐れがあった。
【0006】
そこで、本発明は、上記宙づり状態を検知して、落下防止を図った金型分離方法および金型分離装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するため、本発明は、次の手段を講じた。すなわち、本発明の金型分離方法は、上金型を取り付ける金型反転装置と下金型を載置する載置装置との相対離反により、結合された上金型と下金型を分離させる金型分離方法において、分離作業中に、前記下金型が載置装置から浮き上がるのを検知装置により検知したとき、前記相対離反の分離作業を停止させ、その後、前記金型反転装置と載置装置との相対接近をさせて、前記検知装置の浮き上がり検出が解消したとき、前記分離作業を再開するようにした。
【0008】
前記分離作業再開後に分離作業が停止したとき、下金型を載置装置に固定して相対離反を行うようにするのが好ましい。
【0009】
本発明の金型分離装置は、上金型を反転させる金型反転装置と、下金型を載置する載置装置と、前記金型反転装置に取り付けられた上金型と前記載置装置に載置された下金型とを相対離反させる離反装置と、前記載置装置から前記下金型が浮き上がるのを検知する検知装置と、を有し、前記離反装置は、前記下金型が載置装置から浮き上がるのを検知装置により検知したとき、前記相対離反を停止させ、その後、相対接近させて、前記検知装置の浮き上がり検出が解消したとき、前記相対離反を再開するよう構成されている。
【0010】
前記検知装置は、前記載置装置の下金型載置面に設けられたエアセンサー、近接スイッチ、または、リミットスイッチのいずれかにより構成されているのが好ましい。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、金型分離作業中の宙づり状態を検知することができ、金型の落下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本発明の実施の形態に係る金型分離方法の工程図であり、上下一対の金型セットを載置装置に載置する図。
【
図2】載置装置を金型反転装置に挿入する工程を示す図。
【
図4】載置部を下降させて下金型を上金型から分離する工程を示す図。
【
図5】載置装置を金型反転装置から外方に移動させ、上金型を反転させた状態を示す図。
【
図6】金型の分離が行えず、下金型が宙吊りになった状態を示す図。
【
図13】エアーフローティングパッドの変形例を示す平面図。
【
図15】金型結合方法の工程図であり、上金型を金型反転装置に取り付け、下金型を載置装置に取り付ける図。
【
図16】載置装置を金型反転装置に挿入する工程を示す図。
【
図19】結合させた上下金型を金型反転装置から搬出した状態を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1から
図7に示すものは、金型分離方法の工程図である。
この金型分離方法は、上金型を取り付ける金型反転装置と下金型を載置する載置装置との相対離反により、結合された上金型と下金型を分離させるものである。そして、下金型が載置装置から浮き上がるのを検知装置により検知して、前記相対離反を停止させるようにしたものである。
【0014】
図1において、金型分離装置は、金型反転装置1と載置装置2とを備えている。金型反転装置1は、基部3と、該基部3に回転自在に支持された反転部4とを有する。反転部4に上金型5を取り付ける取付部6が設けられている。この取付部6は、マグネットクランプで構成され、金型5の背面を磁力により着脱自在に吸着固定するものである。
【0015】
載置装置2は、台車部7と、該台車部7に設けられた載置部8とを有する。台車部7と載置部8間に、離反装置9が設けられ、該離反装置9により載置部8が台車部7に対して昇降自在とされている。この離反装置9は、四隅に配置されたスクリュージャッキ10を一つの駆動モータにより駆動して、載置部8を高精度に上下方向平行移動させるものである。
【0016】
載置部8に検知装置11が設けられている。この検知装置11の上に下金型12が載置され、該金型12の浮上を検知するように構成されている。この検知装置11は、エアセンサー、近接スイッチ、または、リミットスイッチのいずれかにより構成されている。
【0017】
前記金型分離装置を用いて上下一対の金型を分離する方法は、まず、載置装置2を金型反転装置1の外側に位置させ、上下一対の金型セット5,12をクレーン等で吊り持ちして、載置装置2の載置部8の検知装置11上に降ろす。上金型5と下金型12は、ガイドブッシュ13とガイドポスト14の嵌合により結合されている。
【0018】
図2に示すように、金型反転装置1の取付部6下方に、金型セット5,12が対面するように、載置装置2を金型反転装置1内に移動させる。
【0019】
図3に示すように、載置装置2の離反装置9により、載置部8を上昇させ、上金型5の背面を取付部6の取付面に密着固定させる。検知装置11としてリミットスイッチ11Aが示されている。
【0020】
図4に示すように、離反装置9により載置部8を下降させる。通常は、取付部6と載置部8の平行は出ており、載置部8は平行に下降するので、上下金型5,12のガイドブッシュ13とガイドポスト14はスティックすることなく離脱し、上金型5と下金型12とは分離される。
【0021】
図5に示すように、上下金型5,12が分離されると、載置装置2は金型反転装置1の外側に移動する。金型反転装置1の反転部4が180度反転して、上金型5の合わせ面が上方を向く位置で停止する。合わせ面が上方を向いた上金型5及び下金型12は、クレーン等で修理場所等に搬送され、金型の修理保守点検が行われる。
【0022】
図6は、前記
図3から
図4への分離作業中に、ガイドブッシュ13とガイドポスト14がスティックして外れなくなった状態を示す。すなわち、何らかの理由により、ガイドブッシュ13とガイドポスト14の軸心がずれ、また、載置部8の移動方向と前記軸心とがずれ、ガイドブッシュ13とガイドポスト14がこじれて分離不能になる。この状態で載置部8の下降が続行されると、下金型12の底面と載置部8の検知装置11の載置面間に隙間が生じ、下金型12が宙づり状態になる。
【0023】
そこで、この実施の態様では、検知装置11が、前記隙間を検知して、離反装置9による下降動作を停止させる。
そして、再度離反装置9により載置部8を上昇さ、そして下降させる動作を繰り返す。このような上昇・下降動作を繰り返すことにより、スティック状態が解除され、上下金型5,12は分離される。
【0024】
図7は、上記の上下動を繰り返しても、スティック状態が解除されず分離できない場合の強制分離を示す図である。
【0025】
下金型12と載置部8とを第1固定装置15(例えば、ボルトクランプ)により固定する。また台車部7と床面とを第2固定装置16(例えば、油圧クランプ)により固定する。そして、離反装置9により載置部を下降させ、上金型から下金型を強制的に分離する。
【0026】
図8、9に示すものは、金型分離装置の詳細図である。
【0027】
金型分離装置は、金型反転装置1と載置装置2とを備えている。金型反転装置1は、基部3と、該基部3に回転自在に支持された反転部4とを有する。反転部4に上金型5を取り付ける取付部6が設けられている。
【0028】
反転部4は、円弧状の外周面を備えた左右一対の回転体17を有する。この左右一対の回転体17の間に取付部6が設けられている。基部3は、左右一対のフレーム18を有し、このフレーム18はベースプレート(図示省略)に立設されている。このフレーム18に回転体17の外周面を浮上可能に支承する支承部19が設けられている。支承部19は、フレーム18に設けられた遊転ローラからなる。
【0029】
取付部6は、上型5の背面を磁力によって吸着可能な平面視矩形状のマグネットプレートで構成されている。この取付部6の両端部に回転体17が設けられている。取付部66の背面には、補強リブ20が設けられ、取付部6のたわみを防止している。
【0030】
基部3には、回転体17を回転させる回転駆動部21を有する。この駆動部21は、フレーム18に設けられたモータ22と、このモータ22に接続された減速機を介してその出力軸に設けられたスプロケット23を有する。このスプロケット23に噛合する従動歯24が回転体17の側面に設けられている。この従動歯24は、回転体17の側面に設けられた一対の円板25間に設けられたピン26により構成されている。
【0031】
載置装置2は、台車部7と、該台車部7に設けられた載置部8とを有する。台車部7と載置部8間に、離反装置9が設けられ、該離反装置9により載置部8が台車部7に対して昇降自在とされている。この離反装置9は、四隅に配置されたスクリュージャッキ10を一つの駆動モータ27により駆動して、載置部8を高精度に上下方向平行移動させるものである。
【0032】
台車部7は、左右一対のレール28上を走行する前後一対の車輪29を有し、一方の車輪29は、モータ30による駆動輪とされている。左右の一方の車輪29はつば付き車輪とされている。
【0033】
台車部7の左右にガイドブッシュ31が設けられ、載置部8には、このガイドブッシュ31に摺動自在に挿入されたガイドポスト32が設けられ、載置部8の上下動を案内している。
【0034】
載置部8に検知装置11が設けられている。この検知装置11の上に金型12が載置され、該金型12の浮上を検知するように構成されている。この検知装置11は、エアセンサーにより構成されている。エアセンサは、載置部8に複数個配置されたブロック33を有し、該ブロック33の上面にエアー噴出孔34が形成され、該ブロック33には、前記エアー噴出孔34に連通するエアーツ配管(図示省略)が接続されている。エアー噴出孔34を塞ぐように金型12の底面がブロック33の上面に載置される。このブロック33内またはエアー配管途中に供給エアーの圧力を検出する検知部(図示省略)が設けられている。載置された金型12の底面がブロック33から離れて隙間ができると、エアー噴出孔34からエアーが漏れるように構成され、このエアー漏れを前記検知部が検出する。このセンサの検出信号は制御装置(図示省略)を介して離反装置9のモータ27の駆動を停止するように構成されている。
【0035】
本発明の検知装置11は、前記エアーセンサに限らず、近接スイッチやリミットスイッチ等の載置部8から金型12が浮き上がるのを検知できるものであれば良い。
【0036】
図10以降に示すものは、前記検知装置11をエアーフローティングパッド35に設けたものである。
【0037】
図10~
図12に示すように、このエアーフローティングパッド35は、前記載置部8に固定される基板36と、該基板36に対してエアー圧で浮上してX-Y平面自由移動する可動板37とを備えている。可動板37の側面には、作業者が操作するハンドル38が設けられている。
【0038】
基板36の上面は平坦面に形成されている。可動板37の下面側に凹部39が形成され、該凹部39が圧縮エアー溜まりとされている。このエアー溜まり39の外周側にラビリンスシール40が形成され、エアー溜まり39の圧縮エアーの漏洩が防止されている。可動板37には、エアー溜まり39に連通するエアー通路41が形成され、該エアー通路41は、加圧エアー源に接続されている。
【0039】
加圧エアー源からの加圧エアーがエアー溜まり39に供給されることにより、前記可動板37は、基板36から浮上し、X-Y平面自由移動可能になる。
【0040】
可動板37の上面の四隅に、下金型12の浮き上がりを検出する検知装置11が設けられている。
【0041】
この検出装置11は、可動板37の上面に設けられたブロック33を有し、ブロック33の上面は、平坦面に形成され、該平坦面上に下金型12が載置される。ブロック33の上面には、エアー噴出孔34が形成され、下金型12の背面がエアー噴出孔34を塞ぐことにより、下金型12が、ブロック33から浮上したことを検知する。
【0042】
図13、
図14に示すものは、前記エアーフローティングパッドの変形例であり、基板36上に6個の可動板37が設けられ、各可動板37にエアー溜まり39が設けられ、各エアー溜まり39に加圧エアーが供給されるようになっている。この可動板37のうち、四隅に配置された可動板37の上面に検知装置11のエアー噴出孔34が形成されている。
【0043】
上記構成の検知装置11を設けたエアーフローティングパッド35を載置部8に設置したものも、金型分離装置として用いることができる。
【0044】
またこれらエアーフローティングパッド35は、
図15から
図19に示すように金型の結合装置として使用される。
【0045】
図15において、上下一対の金型のうち、下金型12が合わせ面を上方に向けて、クレーン等により吊り持ちされて、載置装置2上に運ばれ、載置装置2に設けられたエアーフローティングパッド35の可動板37上に降ろされる。
【0046】
上金型5も合わせ面を上方に向けて、クレーン等で吊り持ちされて、金型反転装置1の取付部6に降ろされ、金型背面がマグネットクランプに吸着固定される。金型反転装置1の反転部4が180度回転して、取付部6に固定された上金型5の合わせ面が下方を向く姿勢とされる。
【0047】
図16に示すように、載置装置2上の下金型12が、台車部7の移動により前記上金型5の下方に挿入される。
【0048】
図17に示すように、載置装置2の離反装置9により下金型12を上昇させて、上金型5に接近させる。この上昇動作は、上型5のガイドブッシュ13に下型12のガイドポスト14が接近すると、連続上昇から寸動動作に切り替えられ、次の芯合わせ工程に入る。
【0049】
芯合わせ工程は、エアーフローティングパッド35の基板36と可動板37との間に加圧エアーを供給し、可動板37を浮上させる。目視により、上金型5のガイドブッシュ13の軸心と下金型12のガイドポスト14の軸心とが一致するように、手動により可動板37をX-Y平面自由移動させる。そして、寸動上昇と芯合わせを行いつつガイドブッシュ13にガイドポスト14を挿入する。
【0050】
図18に示すように、芯合わせが完了すると、離反装置9により下金型12を上昇させ、上下金型5,12の結合を完了する。結合が完了した後、取付部6であるマグネットクランプの吸着力を解除して、上金型5と取付部6の固定を解除する。載置装置2の離反装置9により、上下金型セット5,12を下降させ、
【0051】
図19に示すように、その後、載置装置2上の上下金型セットを金型反転装置1の外に搬出し、クレーン等によりプレス機に搬送され、プレス機に組み込まれて金型トライ作業が行われる。新規作成金型の場合、金型の分離・挿入を10回以上繰り返し、歯合わせしながら仕上げられる。
【0052】
以上の説明から、検知装置11を備えたエアーフローティングパッド35は、金型分離装置又は金型結合装置として使用することができる。
【0053】
今回開示された実施例の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
【0054】
例えば、特許文献2(特開2001-129695号公報)に記載の形式の金型反転装置等にも、本件発明は適用できる。この場合、離反装置は金型反転装置側に設けられる。
【符号の説明】
【0055】
1 金型反転装置
2 載置装置
3 基部
4 反転部
5 金型
6 取付部
7 台車部
8 載置部
9 離反装置
10 スクリュージャッキ
11 検知装置
11A リミットスイッチ
12 下金型
13 ガイドブッシュ
14 ガイドポスト
15 第1固定装置
16 第2固定装置
17 回転体
18 フレーム
19 支承部
20 補強リブ
21 駆動部
22 モータ
23 スプロケット
24 従動歯
25 円板
26 ピン
27 モータ
28 レール
29 車輪
30 モータ
31 ガイドブッシュ
32 ガイドポスト
33 ブロック
34 エアー噴出孔
35 エアーフローティングパッド
36 基板
37 可動板
38 ハンドル
39 エアー溜まり
40 ラビリンスシール
41 エアー通路