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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2021-12-10
(45)【発行日】2022-01-13
(54)【発明の名称】データ処理方法及びデバイス
(51)【国際特許分類】
   H04L 67/06 20220101AFI20220105BHJP
   H04L 67/10 20220101ALI20220105BHJP
【FI】
H04L67/06
H04L67/10
【請求項の数】 14
(21)【出願番号】P 2018563863
(86)(22)【出願日】2017-05-24
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2019-06-24
(86)【国際出願番号】 CN2017085652
(87)【国際公開番号】W WO2017211190
(87)【国際公開日】2017-12-14
【審査請求日】2020-05-22
(31)【優先権主張番号】201610394102.5
(32)【優先日】2016-06-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520015461
【氏名又は名称】アドバンスド ニュー テクノロジーズ カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100188558
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 雅人
(74)【代理人】
【識別番号】100205785
【弁理士】
【氏名又は名称】▲高▼橋 史生
(72)【発明者】
【氏名】ワン,チャオ
【審査官】岩田 玲彦
(56)【参考文献】
【文献】特開2005-071350(JP,A)
【文献】特開2015-111436(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末デバイスによって送信される、webページの専用である要求を、サーバにより受信するステップであって、前記webページは画像を備える、前記受信するステップ(S101)と;
前記サーバにより、前記画像を複数の副画像に分割するステップと;
前記サーバにより、前記webページのハイパーテキストマークアップ言語コードを特定するステップであって、前記ハイパーテキストマークアップ言語コードは前記複数の副画像の各副画像に対応するコードを備え、前記コードは前記画像の前記複数の副画像の各副画像に対応する描画可能なコードである、前記特定するステップ(S102)と;
前記サーバから且つ単一の通信チャネルを使用して、前記ハイパーテキストマークアップ言語コードを前記端末デバイスへ送信するステップであって、前記ハイパーテキストマークアップ言語コードを受信した後、前記端末デバイスが、前記ハイパーテキストマークアップ言語コード内に備えられる各副画像に対応する前記描画可能なコードに基づいて、各副画像を表示する、前記送信するステップ(S103)と;を備える、
データ処理のための方法。
【請求項2】
前記画像によって占有される容量は、所定の容量を超え、
前記画像を前記複数の副画像に分割する前記ステップは:
前記画像の長さ又は前記画像の幅に基づいて、前記画像を前記複数の副画像に分割するステップ;又は、
前記所定の容量に基づいて、前記画像を前記複数の副画像に分割するステップ;のうちの1つ又は複数を備え、
各副画像によって占有される容量は、前記所定の容量以下である、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
各副画像に対応する前記コードは、Base64コードを備える、
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記webページの前記ハイパーテキストマークアップ言語コードを特定する前記ステップ
は:
前記画像を分割して得られる各副画像に対応する前記コードを特定するステップと;
コードのそれぞれをスクリプト言語コード内に書き込むステップであって、前記スクリプト言語コードはJava(登録商標)Scriptコードを備える、前記書き込むステップと;
前記スクリプト言語コードを、前記webページの前記ハイパーテキストマークアップ言語コード内に書き込むステップと;
前記スクリプト言語コードが書き込まれている前記ハイパーテキストマークアップ言語コードを、前記webページの新しいハイパーテキストマークアップ言語コードとして用いるステップと;を備える、
請求項1に記載の方法。
【請求項5】
コードのそれぞれを前記スクリプト言語コード内に書き込む前記ステップは:
前記画像内の副画像間の位置関係に基づいて、全ての副画像のソート順を特定するステップと;
全ての副画像の前記ソート順に基づいて、各副画像に対応する前記コードを、前記スクリプト言語コード内に順次書き込むステップと;を備える、
請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記画像内の副画像間の位置関係に基づいて、全ての副画像のソート順を特定する前記ステップは:
前記webページ内の前記画像の位置及び前記画像内の前記副画像の位置に基づいて、前記webページ内の前記副画像の位置を、特定された位置として、特定するステップ;を備える、
請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記特定された位置を前記スクリプト言語コード内に書き込むステップ;を更に備える、
請求項6に記載の方法。
【請求項8】
端末デバイスから、webページの専用である要求をサーバへ送信するステップ(S201)と;
前記端末デバイスにより且つ単一の通信チャネルを使用して、前記サーバによって返された前記webページのハイパーテキストマークアップ言語コードを受信するステップであって、前記webページは画像を備え、前記webページの前記ハイパーテキストマークアップ言語コードは、前記画像を分割して得られた複数の副画像のそれぞれに対応するコードを備え、前記コードは前記画像の複数の副画像の各副画像に対応する描画可能なコードである、前記受信するステップ(S202)と;
前記端末デバイスにより、前記webページの前記ハイパーテキストマークアップ言語コードを実行することによって、コードのそれぞれに対して、前記描画可能なコードに対応する副画像を、前記webページに描画するステップ(S203)と;を備える、
データ処理方法。
【請求項9】
前記webページの前記ハイパーテキストマークアップ言語コードは、スクリプト言語コードを備え、
前記スクリプト言語コードは、前記画像を分割して得られた前記複数の副画像のそれぞれに対応する前記コードを備え、
前記スクリプト言語コードは、Java(登録商標)Scriptコードを備える、
請求項8に記載のデータ処理方法。
【請求項10】
前記端末デバイスにより、前記webページの前記ハイパーテキストマークアップ言語コードを実行することによって、コードのそれぞれに対して、前記描画可能なコードに対応する副画像を、前記webページに描画する前記ステップは:
前記webページの前記ハイパーテキストマークアップ言語コード内に含まれる前記スクリプト言語コードを実行するステップと;
前記スクリプト言語コードを用いて、前記スクリプト言語コード内に書き込まれたコードのそれぞれに対応する副画像を、前記webページに順次描画するステップと;を備える、
請求項9に記載のデータ処理方法。
【請求項11】
前記スクリプト言語コードを用いて、前記スクリプト言語コード内に書き込まれたコードのそれぞれに対応する副画像を、前記webページに順次描画する前記ステップは:
確定した画像タグとしてコードのそれぞれに対して、前記コードに対応する画像タグを確定するステップと;
前記コードを、前記確定した画像タグ内に書き込むステップと;
前記画像タグを用いて、前記コードに対応する前記副画像を、前記webページに描画するステップと;を備える、
請求項10に記載のデータ処理方法。
【請求項12】
前記スクリプト言語コードは、各コードに対応する副画像の位置を記録し、
記スクリプト言語コードを実行することにより、前記副画像の位置を前記画像タグに書き込むステップ;を更に含む、
請求項11に記載のデータ処理方法。
【請求項13】
請求項1から7のいずれか一項に記載の方法に従って動作を実行するように構成された、複数のモジュール(301、302、303)を備える、
データ処理デバイス。
【請求項14】
請求項8から12のいずれか一項に記載の方法に従って動作を実行するように構成された、複数のモジュール(401、402、403)を備えるデータ処理デバイス。
データ処理デバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2016年6月6日に提出され「データ処理方法及びデバイス」と題された中国特許出願第201610394102.5号の優先権を主張し、上記中国特許出願は参照によってその全体が本願に組み込まれる。
【0002】
本願は、情報技術の分野に関し、特に、データ処理方法及びデバイスに関する。
【背景技術】
【0003】
情報ベース社会の発展とともに、ネットワークへの人々の依存は増加している。その上、携帯インテリジェント端末デバイスの発展にともない、人々は携帯インテリジェント端末デバイス(携帯電話及びタブレットコンピュータ等、略して端末デバイスと称する)を用いてサービスを実行する傾向が強くなっている。
【0004】
一般に、端末デバイスのブラウザをwebページの閲覧に用いる場合、webページ上に画像があれば、端末デバイスは、ブラウザを用いて、webページに対応するコードを実行し、画像を読み込んだ後でのみ、webページ上の画像を表示できる。これは、人が端末デバイス内のブラウザを用いることによってwebページを閲覧する場合、先ずwebページ上のテキストが表示され、その後にwebページ上の画像が表示されるからである。ユーザが、画像が表示されることを待っているとき、端末デバイスのブラウザは、webページ上の画像を実際に読み込んでいる。webページ上の画像が大きな容量を占める(言い換えれば、画像の大きさが大きい)場合、ブラウザは、読込の間、より多量なデータを読み込む可能性があり、そのために、より長い時間がかかるかもしれない。加えて、画像が、読み込まれるデータ全体を成す場合、画像の全てのデータが読み込まれた後でのみ、それに応じて端末デバイスのブラウザは画像を表示できる。
【0005】
上記の説明によれば、端末デバイスは、より大きな画像を読み込むために、より長い時間をかけている。その結果、ユーザはwebページ読込エラーと間違って認定し、webページの再読み込みを繰り返すことを試みる可能性がある。このため、ネットワークにかかる負荷及び端末デバイスにかかる負荷の両方が増加し、ユーザのwebページ閲覧体験は低下し、ユーザはwebページ閲覧に興味を失ってしまう。
【0006】
この問題を緩和するため、従来技術では、webページ上の画像を、占有容量が小さい複数の副画像に分割し、各副画像を、webページのコード内に書き込む。このため、webページを開く場合、端末デバイスのブラウザは、画像の内容を表示するために画像全部を読み込む必要はなく、読み込まれた副画像に対応する画像内容を表示する。言い換えれば、ユーザがwebページを閲覧するために端末デバイスを用いる場合、webページ上の画像は部分毎に表示される(すなわち、副画像がwebページ上に順次に表示される)。副画像の占有容量は小さいので、副画像は比較的高速に読み込まれ、ユーザは画像の部分的な内容(すなわち、副画像の内容)をいち早く見ることができ、それによって、ユーザがwebページ読込エラーと間違って認定することが減り、更に、ユーザがwebページを繰り返し読込むことが減り、ユーザのwebページ閲覧体験は向上する。
【0007】
一般に、端末デバイスのブラウザによるwebページの画像を読み込む工程は、以下の通りである。すなわち:最初に、画像の読込アドレス(例えば、サーバアドレス)が、webページサーバによって提供されるwebページのハイパーテキストマークアップ言語(HTML)の<img>タグ内に記録される。任意の端末デバイスのブラウザがHTML webページのコードを読み込み、<img>タグまで実行する場合、端末デバイスのブラウザは、<img>タグ内に記録されている画像読込アドレスに基づいて、画像読込アドレスに対応するサーバへ呼び出し要求を送信でき、その結果、画像読込アドレスに対応するサーバは対応するデータ(すなわち、画像)を返すことができ、ブラウザは<img>タグを用いて受信した画像をwebページへ描画でき、その後、ユーザは画像を最終的に見ることができる。
【0008】
加えて、従来技術では、デバイスにかかる負荷を軽減するよう、webページ上の副画像をコンテンツ配信ネットワーク(CDN)に格納できる、言い換えれば、副画像を異なるサーバに格納できる。したがって、webページのHTMLコード内の<img>タグ内に記録されている副画像のアドレスは異なるサーバのアドレスであってもよい。
【0009】
更に、端末デバイスによる、毎回の呼び出し要求の開始は、通信チャネルを確立する工程である。通信チャネルを確立する工程は、端末デバイスの大量の電気エネルギー資源を消費する(言い換えれば、通信チャネルの確立は、高い電力消費を伴う操作であり、より高い電力消費の原因となる)。しかし、従来技術においては、webページ上の画像は、一般に、複数の副画像に分割されるので、各副画像の呼び出し要求を別々に開始する必要がある、すなわち、端末デバイスがwebページを閲覧する場合、各通信チャネルを副画像ごとに確立する必要がある。その上、副画像は異なるサーバに格納されてもよいため、端末デバイスは、更に、呼び出し要求を複数のサーバへ送信しなければならない場合がある。
【0010】
従来技術におけるwebページ画像読込方法は端末デバイスの電力消費急増の原因となり、結果として、端末デバイスの使用時間が短くなり、端末デバイスの利用効率に悪影響を及ぼすことが分かる。
【発明の概要】
【0011】
本願の実施は、webページ上の画像が複数の副画像に分割された後、端末デバイスが各副画像のための呼び出し要求を送信する必要があり、端末デバイスの電力消費を増やし、端末デバイスの利用効率に悪影響を及ぼすという従来技術における問題を緩和するため、データ処理方法を提供する。
【0012】
本願の実施は、webページ上の画像が複数の副画像に分割された後、端末デバイスが各副画像のための呼び出し要求を送信する必要があり、端末デバイスの電力消費を増やし、端末デバイスの利用効率に悪影響を及ぼすという従来技術における問題を緩和するため、別のデータ処理方法を提供する。
【0013】
本願の実施は、webページ上の画像が複数の副画像に分割された後、端末デバイスが各副画像のための呼び出し要求を送信する必要があり、端末デバイスの電力消費を増やし、端末デバイスの利用効率に悪影響を及ぼすという従来技術における問題を緩和するため、データ処理デバイスを提供する。
【0014】
本願の実施は、webページ上の画像が複数の副画像に分割された後、端末デバイスが各副画像のための呼び出し要求を送信する必要があり、端末デバイスの電力消費を増やし、端末デバイスの利用効率に悪影響を及ぼすという従来技術における問題を緩和するため、別のデータ処理デバイスを提供する。
【0015】
以下の技術的解決策を、本願の各実施において用いる。
【0016】
データ処理方法は:端末デバイスによって送信されwebページの専用である要求を受信するステップであって、前記webページは画像を含む、前記受信するステップと;前記webページのハイパーテキストマークアップ言語(HTML)コードを特定するステップであって、前記HTMLコードは各副画像に対応するコードを含み、全ての副画像は前記画像を分割して得られる、前記特定するステップと;前記HTMLコードを前記端末デバイスへ送信するステップであって、前記HTMLコードを受信した後、前記端末デバイスが、前記HTMLコード内に含まれる各副画像に対応する前記コードに基づいて、各副画像を表示する、前記送信するステップと;を含む。
【0017】
データ処理方法は:webページの専用である要求をサーバへ送信するステップと;前記サーバによって返された前記webページのHTMLコードを受信するステップであって、前記webページは画像を含み、前記webページの前記HTMLコードは、前記画像を分割して得られた複数の副画像のそれぞれに対応するコードを含む、前記受信するステップと;前記webページの前記HTMLコードを実行することによって、コードのそれぞれに対して、前記コードに対応する副画像を、前記webページに描画するステップと;を含む。
【0018】
データ処理デバイスは:端末デバイスによって送信され、webページの専用である要求を受信するよう構成された受信モジュールであって、前記webページは画像を含む、前記受信モジュールと;前記webページのHTMLコードを特定するよう構成された特定モジュールであって、前記HTMLコードは各副画像に対応するコードを含み、全ての副画像は前記画像を分割して得られる、前記特定モジュールと;前記HTMLコードを前記端末デバイスへ送信するよう構成された送信モジュールであって、前記HTMLを受信した後、前記HTMLコード内に含まれる、各副画像に対応する前記コードに基づいて、前記端末デバイスが各副画像を表示する、前記送信モジュールと;を含む。
【0019】
データ処理デバイスは:webページの専用である要求をサーバへ送信するよう構成された送信モジュールと;前記サーバによって返された前記webページのHTMLコードを受信するよう構成された受信モジュールであって、前記webページは画像を含み、前記webページの前記HTMLコードは、前記画像を分割して得られた複数の副画像のそれぞれに対応するコードを含む、前記受信モジュールと;前記webページの前記HTMLコードを実行することによって、コードのそれぞれに対して、前記コードに対応する副画像を前記webページに描画するよう構成された描画モジュールと;を含む。
【0020】
本願の各実施で用いられる少なくとも1つの技術的解決策は、以下の有益な効果を奏する。
【0021】
webページ上の画像を複数の副画像に分割した後、サーバは各副画像を副画像に対応するコードに変換でき、コードの各片(各一つ、それぞれ)をwebページのHTMLコード内に書き込む。このため、webページを受信した後、端末デバイスは、webページのHTMLコードを実行して、各副画像のための呼び出し要求を送信することなく、コードのそれぞれに対応する副画像をwebページに描画することができる。したがって、端末デバイスは複数の通信チャネルを確立する必要がない。このため、端末デバイスがwebページ上の画像を読み込む場合、ユーザが画像の部分的な内容をいち早く見ることができることを保証でき、それによって、ユーザによるwebページの繰り返される読込を減らし、端末デバイスの電力消費を減らし、端末デバイスの利用効率を改善する。
【図面の簡単な説明】
【0022】
添付図面は、本願の更なる理解を提供するために用いられ、本願の一部を構成する。本願の例示的な実施及びその実施の説明は、本願を説明するために用いられており、本願に対する不適切な限定を構成するものではない。
【0023】
図1図1は、本願の実施による、データ処理工程を示す。
【0024】
図2図2は、本願の実施による、画像xの、4つの副画像への分割を示す概略図である。
【0025】
図3図3は、本願の実施による、データ処理工程を示す。
【0026】
図4図4は、本願の実施による、データ処理デバイスを示す概略構造図である。
【0027】
図5図5は、本願の実施による、データ処理デバイスを示す概略構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0028】
本願の目的、技術的解決策、及び利点をより明確にするために、以下に、本願の特定の実施及び対応する添付図面を参照して、本願の技術的解決策を明確かつ包括的に説明する。明らかに、記載された実施は、本願の実施のすべてではなく一部である。創造的な努力なしに本願の実施に基づいて当業者によって得られる他のすべての実施は、本願の保護範囲内に入るものである。
【0029】
本願の実施によって提供される技術的解決策は、添付図面を参照して以下に詳細に説明される。
【0030】
図1は、本願の実施によるデータ処理工程を示す。この工程は、以下のステップを含む。
【0031】
S101:webページの専用であり端末デバイスによって送信される要求を受信する。
【0032】
従来技術において、webページは、一般に、ハイパーテキストマークアップ言語(HTML)コードを用いてコンパイルされる。加えて、webページ専用であり端末デバイスによって送信される要求を受信した後、サーバは、要求に基づいてwebページのHTMLコードを端末デバイスへ返すことができ、その結果、端末デバイスは、webページのHTMLコードを受信した後、webページを表示できる。
【0033】
したがって、従来技術と同様に、本願のこの実施において、サーバは、webページの専用であり端末デバイスによって送信された要求を受信できる。
【0034】
webページは画像を含むことができるため、本願におけるデータは画像に対応するデータであってもよい。加えて、サーバはwebページ専用の要求を受信するので、画像はwebページ上の画像、すなわちwebページ上に表示される画像であってもよい。サーバは1つのスタンドアロンデバイスであっても、複数のデバイスによって構成されるシステムであってもよい。サーバが複数のデバイスによって構成されるシステムである場合、webページの専用である要求を受信するデバイスは、webページによって含まれる画像を格納するデバイスとは異なるデバイスであってもよい。
【0035】
更に、本願において説明するデータ処理方法はwebページ上の画像専用である。したがって、本願において、webページは少なくとも1つの画像を含むことができる。加えて、後続の説明を簡素化するために、webページが1つだけの画像を含む実施例を用いて本願を例示する。
【0036】
例えば、ある特定のwebサイトのサーバAが、端末デバイスの、webページの専用である要求を受信し、この受信された要求に基づいてwebページの対応するHTMLコードを返すよう構成されると仮定する。したがって、サーバAは、複数のwebページのHTMLコード及びwebページごとに含まれる各画像を格納できる。更に、サーバAは、webページの専用であり端末デバイスによって送信された要求を受信すると仮定する。説明及び例示を容易にするために、引き続き、サーバAがwebページaだけのコードを格納し、webページaは画像xだけを含む実施例を用いて例示する。
【0037】
S102:webページのHTMLコードを特定する。
【0038】
本願のこの実施において、webページの専用であり端末デバイスにより送信される要求を受信した後、サーバは全てのwebページのHTMLコードを格納しているため、サーバは、要求に基づいて要求に対応するwebページのHTMLコードを特定でき、サーバは、その後、webページのHTMLコードを端末デバイスへ都合よく送信できる。
【0039】
しかし、webページは、更に、画像を含む。したがって、サーバは、webページを読み込むために端末デバイスが必要とする資源の消費低減(すなわち、より低い電力消費)を実施するために、webページ上の画像を処理できる。サーバが複数のデバイスによって構成されるシステムである場合、webページのHTMLコード及びwebページ上の画像は、異なるデバイスに格納されてもよい。したがって、webページ上の画像を格納するデバイスは、webページ上の画像を処理する。以降、説明を統一するために、1つのサーバを実行主体とする。言い換えれば、webページ専用であり端末デバイスによって送信される要求を受信するサーバは、webページのHTMLコード及びwebページによって含まれる画像の両方を格納する。
【0040】
webページを提供するサーバは、最初に、後続の操作を容易にするよう、従来技術と同じ方法を用いてwebページ上の画像を複数の副画像に分割できる。このため、webページ上の画像を読み込む場合、端末デバイスは、画像全体の全てのデータが読み込まれるまで待つことなく、webページ上の画像を表示できる。
【0041】
加えて、画像を直接HTMLコード内に書き込むことができないため、サーバは、更に、副画像に基づいて各副画像に対応するコードを生成できる。このため、各副画像に対応するコードは、後からwebページのHTMLコード内に都合よく書き込むことができる。
【0042】
ステップS101において画像を分割して得られた各副画像に対し、サーバは、Base64エンコード方法を介して、副画像に基づき、副画像に対応するBase64コードを生成し、Base64コードを、副画像に対応するコードとして用いる。加えて、副画像及びコードは一対一のマッピング関係にある。言い換えれば、異なる画像はBase64エンコード方法に基づいて異なるコードに変換される。
【0043】
副画像全てに対応するコードを生成した後、サーバは、コードのそれぞれをwebページのHTMLコード内に書き込むことができる。
【0044】
サーバは、コードのそれぞれを、webページのHTMLコード内に含まれるスクリプト言語(Java(登録商標)Script、JS)コード内に書き込むことができる。言い換えれば、各副画像に対応するコードはJSコード内に書き込まれ、コードのそれぞれを含むJSコードは、webページのHTMLコード内に書き込まれる。このため、webページのHTMLコードを受信した後、端末デバイスは、webページのHTMLコードに含まれるJSコードを実行することによって、各副画像に対応するコードに対応する副画像をwebページに描画できる。一般に、画像がwebページのHTMLコードを用いて表示される場合、画像は、HTMLコード内の画像タグ(<img>タグ)を用いてwebページ上に表示される。したがって、端末デバイスがJSコードを実行する場合、JSコードは、更に、webページのHTMLコード内の<img>タグ内にコードのそれぞれを書き込ませることができる、すなわち、JSコードを用いてコードを<img>タグ内に書き込むことができる。
【0045】
コードのそれぞれをJSコード内に書き込み、JSコードをwebページのHTMLコード内に書き込んだ後、サーバは、JSコードがwebページの新規HTMLコードとして書き込まれたwebページのHTMLコードを用い、後続のステップで、新規HTMLコードを端末デバイスへ送信できる。加えて、サーバは、JSコードが書き込まれたwebページのHTMLコードを格納でき、その結果、その後で、webページ専用の別の要求を受信する場合、サーバは、画像分割、エンコード、及びコード書込ステップを実行することなく、サーバにかかる負荷を低減する。
【0046】
更に、先の実施例において、サーバAは、最初に、画像xの長さに基づいて、画像xを、図2に示すように、4つの副画像:副画像x1、副画像x2、副画像x3、及び副画像x4、に等しく分割できる。図2は、本願の実施による、画像xの、4つの副画像への分割を示す概略図である。
【0047】
その後、サーバAは、各副画像に対応するコードを、Base64エンコード方法で生成できる。説明を簡素化するために、各副画像とコードとの間のマッピング関係が、表1に示すマッピング関係にあると仮定する。
【表1】
【0048】
各副画像はコードのそれぞれに対して一対一に対応しており、コードのそれぞれは全て異なっていることが、表1から見てとれる。
【0049】
最終的に、各副画像に対応するコードを生成した後、サーバAは、画像x内の各副画像の上下位置関係に基づいてソート順を特定し、各副画像に対応するコードをJSコード内に順次に書き込み、JSコードをwebページaのHTMLコード内に書き込むことができる。全ての副画像のソート順が、副画像x1、副画像x2、副画像x3、及び副画像x4であるため、サーバAは各副画像に対応するコードを
data:image/jpg;base64,/9j/4QMZRXhpZgAAAgAAAAL....1、
data:image/jpg;base64,/9j/4QMZRXhpZgAAAgAAAAL....2、
data:image/jpg;base64,/9j/4QMZRXhpZgAAAgAAAAL....3、及び
data:image/jpg;base64,/9j/4QMZRXhpZgAAAgAAAAL....4の順序でwebページaのJSコード内に書き込み、JSコードをwebページaのHTMLコード内に書き込むことができる。
【0050】
S103:HTMLコードを端末デバイスへ送信する、それにより、HTMLコードを受信した後、端末デバイスは、HTMLコード内に含まれる各副画像に対応するコードに基づいて、各副画像を表示する。
【0051】
本願のこの実施において、サーバはwebページを提供するサーバである。したがって、webページ専用であり、端末デバイスによって送信された要求を受信し、webページのHTMLコードを特定した後、サーバはwebページのHTMLコードを端末デバイスへ送信できる。このため、webページのHTMLコードを受信した後、端末デバイスはwebページのHTMLコードを実行してwebページを表示できる。各副画像に対応するコードについて、端末デバイスは、webページのHTMLコード内に含まれるJSコードを実行して、コードを、対応する<img>タグ内に書き込み、<img>タグを用いることによって、副画像をwebページに描画できる。最終的に、各副画像に対応するコードがwebページに描画されると、端末デバイスは画像を完全に表示できる。
【0052】
本願において、端末デバイスがwebページ専用の要求をサーバへ送信し、サーバがwebページのHTMLコードを端末デバイスへ送信する場合、通信チャネルは、端末デバイスとサーバとの間に実際に確立され、通信チャネルは、webページのHTMLコードを伝送するために用いられる。
【0053】
webページ上の画像は、HTMLコードを用いて各副画像に対応するコードの形で端末デバイスへ送信されていて、コードのそれぞれに対して、端末デバイスは、JSコードを実行することによって、対応する<img>タグ内にコードを書き込む。したがって、<img>タグ内には副画像の呼び出しアドレスがなく、端末デバイスは<img>タグを用いて呼び出し要求を送信する必要がない、すなわち通信チャネルを確立する必要がない。言い換えれば、端末デバイスは各副画像を取得するための通信チャネルを確立する必要がなく、それによって、端末デバイスによって送信される呼び出し要求の量を減らし、端末デバイスの電力消費を更に減らす。
【0054】
更に先の実施例において、サーバAが、ある特定の端末デバイスによって送信されたwebページaを呼び出すための要求を受信し、サーバAは、webページaのHTMLコードを端末デバイスへ送信できる、と仮定する。端末デバイスがwebページaのHTMLコードを受信した後、webページのHTMLコード内に含まれる各副画像に対応するコードに対して、端末デバイスは、webページのHTMLコード内に書き込まれているJSコードを実行して、対応する<img>タグ内にコードを書き込み、最終的に、<img>タグを用いて、コードに対応する副画像を端末デバイス上に表示できる。副画像x1、副画像x2、副画像x3、及び副画像x4にそれぞれ対応するコードのそれぞれが全てwebページaに描画されると、端末デバイスは、画像xを完全に表示できる。
【0055】
図1に示すデータ処理方法において、webページ上の画像を複数の副画像に分割した後、各副画像に対応するコードを生成し、コードのそれぞれをwebページのHTMLコード内に書き込むための方法を用いて、webページのHTMLコード及び各副画像に対応するコードを、端末デバイスのwebページ専用の要求が受信されると、端末デバイスへ一緒に送信できる。このため、端末デバイスは、全ての画像データが読み込まれるまで待機することなく、画像を表示できる一方、対応する<img>タグを用いて呼び出し要求を送信し、端末デバイスが各副画像を読み込むための通信チャネルを確立する必要性が減り、それによって、端末デバイスの電力消費は減少し、端末デバイスの電力消費の増加によって生じる使用時間減少による端末デバイスの利用効率の悪化問題の緩和を保証する。
【0056】
加えて、本願におけるステップS102において、各副画像に対応するコードはBase64エンコード方法に限らずに、生成されてもよい。各副画像に対応するコードをJSコード内に書き込むことができ、且つ、通信チャネルを確立することなく、端末デバイスが、webページのHTMLコード内に含まれるJSコードを実行して各副画像をwebページへ描画できることを条件に、サーバは、他のエンコード方法を用いて各副画像を対応するコードに変換してもよい。本願は、エンコード方法を用いることができる点に関して何ら制限することはない。
【0057】
更に、本願におけるステップS102において、webページ上の画像を分割する前に、サーバは、更に、画像により占有される容量が所定の閾値に達するかどうかを特定できる。肯定の場合、サーバは、画像が比較的大きく、画像を読み込むために端末デバイスによって必要とされる時間が長く、サーバが画像を複数の副画像に分割する必要がある、と特定し、否定の場合、サーバは、画像が比較的小さく、画像を分割する必要はない、と特定する。閾値は運営者の経験に基づいて設定されてもよい。
【0058】
また更に、サーバは、画像の長さに基づいて画像を複数の副画像に等しく分割する、又は、画像の幅に基づいて画像を複数の副画像に等しく分割する、又は、所定の容量(predetermined amount of space)に基づいて画像を複数の副画像に分割することができる(例えば、所定の容量が200kbであれば、サーバは、画像を、200kbを超えない大きさの複数の副画像に分割できる)。当然ながら、本願は、画像が分割される方法に関して何らの制限も課さない。以下では、説明を簡素化するために、サーバが水平方向に画像を複数の等しい副画像に分ける実施例を説明のために用いる。
【0059】
加えて、本願におけるステップS102において、サーバがコードのそれぞれをwebページのHTMLコード内に書き込む場合、画像を副画像に分割する順に、端末デバイスが副画像を順次読み込むために、webページのHTMLコードを受信した後、サーバは、更に、画像内の各副画像の位置を記録し、副画像のソート順を特定し、各副画像に対応するコードをJSコード内に順次書き込むことができる。このため、端末デバイスが後からJSコードまで実行すると、端末デバイスはソート順に副画像を表示でき、副画像が画像内の副画像の位置に表示されることが保証される。
【0060】
更に、サーバが副画像のソート順を記録する場合、サーバは、更に、webページ上の副画像の位置を記録できる、言い換えれば、webページ上の画像の位置及び画像内の副画像の位置に基づいてwebページ上の副画像の位置を特定できる。加えて、サーバは、副画像の特定された位置をJSコード内に書き込み、webページ上に表示される副画像の位置が正しいことを更に保証する。
【0061】
注記すると、図1に示す本願のこの実施において提供される方法のステップを1つのデバイスによって実行することができる、又は、この方法を、異なるデバイスによって実行することもできる。例えば、ステップS101とステップS102とをデバイス1によって実行してもよく、ステップS103をデバイス2によって実行してもよい。別の実施例に対して、ステップS101をデバイス1によって実行してもよく、ステップS102とステップS103とをデバイス2によって実行してもよい。
【0062】
図3に示すように、図1に示すデータ処理工程に基づいて、本願の実施は、更に、それに応じて端末デバイスによって実行されるデータ処理工程を提供する。
【0063】
図3は、本願の実施によるデータ処理工程を示す。この工程は以下のステップを含む。
【0064】
S201:webページの専用である要求をサーバへ送信する。
【0065】
従来技術と同様に、本願のこの実施において、ユーザが端末デバイスを用いてwebページを閲覧する場合、ユーザは、最初に、端末デバイスを用いてwebページを提供するサーバへwebページの専用である要求を送信する必要があり、その結果、要求を受信した後、サーバは、要求に基づいてwebページのHTMLコードを特定し、webページのHTMLコードを端末デバイスへ送信できる。このため、端末デバイスは、サーバによって返されたwebページの受信したHTMLコードに基づいて、webページを表示できる。
【0066】
したがって、本願において、端末デバイスはwebページ専用の要求をサーバへ送信できる。
【0067】
加えて、端末デバイスは、携帯電話、タブレット型コンピュータ、又はノートブック型コンピュータ等のデバイスであってもよい。デバイスが、デバイスに内蔵(ビルトイン)された電源供給部(携帯電話バッテリ又はタブレット型コンピュータバッテリ等)で作動する場合、電力消費の低減に対するより高い要求が課せられる。したがって、本願において説明される端末デバイスは、初期状態で内蔵電源供給部を持つデバイスである。当然ながら、本願はそれらに対して何の制限も課さず、言い換えれば、端末デバイスは、外部電源によって提供される電気エネルギーで作動するデバイスであってもよい。
【0068】
また更に、端末デバイスは、端末デバイスにインストールされたブラウザアプリケーションを用いてwebページ専用の要求を送信し、webページの返されたHTMLコードを受信できる。又は、端末デバイスは、端末デバイスにインストールされたブラウザカーネルを有するアプリケーションを用いてwebページ専用の要求を送信し、webページの返されたHTMLコードを受信できる。本願は、webページのHTMLコードを受信するために端末デバイスによって用いられるアプリケーションに関して何らの制限も課さない。後続の説明を簡素化するために、端末デバイス内のアプリケーションのリンクは本願において省略し、端末デバイスがwebページのHTMLコードを受信することを、直接、用いて、例示及び説明を行う。
【0069】
例えば、ある特定のユーザが、彼/彼女が所有する携帯電話cを用いてwebページを閲覧すると仮定する。この場合、携帯電話cは、webページaを呼び出すための要求をサーバAへ送信する。
【0070】
S202:サーバによって返されるwebページのHTMLコードを受信する。
【0071】
本願のこの実施において、端末デバイスがwebページの専用である要求をサーバへ送信した後、端末デバイスはサーバによって返されたwebページのHTMLコードを受信できる。その後、端末デバイスは、webページのHTMLコードを実行することによって、webページを、端末デバイス上に表示できる。webページは画像を含み、webページのHTMLコードは、画像を分割して得られた複数の副画像のそれぞれに対応するコードを含むことができる。
【0072】
webページのHTMLコードはJSコードを含み、複数の副画像に対応するコードがJSコード内に書き込まれる。コードのそれぞれは、1つの画像を分割して得られた各副画像に対応するコードであってもよい、又は、複数の画像を分割して得られた複数の副画像に対応するコードであってもよい、すなわち、webページのHTMLにおいて、1つの画像を分割して得られた複数の副画像に対応するコードが少なくとも存在している。
【0073】
更に、JSコードにおいて、複数の画像を分割して得られた複数の副画像に対応するコードが存在する場合、各画像に対して、JSコードは、更に、画像の画像識別子と画像とを分割して得られた各副画像に対応するコードとの間のマッピング関係を記録できる。言い換えれば、JSコード内に記録されたマッピング関係に基づいて、異なる画像を分割して得られた副画像に対応するコードは、表2に示すように、区別されてもよい。
【表2】
【0074】
表2からは、異なる画像は異なる画像識別子に対応していることが分かる。したがって、画像識別子と副画像に対応するコードとの間のマッピング関係に基づいて、どの画像が副画像に分割されるかを特定できる。説明を簡単にするために、後続の例示では、1つの画像(例えば、画像x)を分割して得られた複数の副画像(例えば、副画像x1、副画像x2、及び副画像x3)のそれぞれに対応するコードのみがwebページのHTMLコード内に存在する実施例を用いる。更に先の実施例において、サーバAがwebページaのHTMLコードを携帯電話cへ送信し、JSコードがwebページaのHTMLコードに書き込まれ、JSコードは表2に示す複数の副画像に対応するコードを含むと仮定する。
【0075】
S203:webページのHTMLコードを実行することによって、コードのそれぞれに対して、コードに対応する副画像をwebページへ描画する。
【0076】
本願のこの実施において、webページを受信した後、端末デバイスはwebページのHTMLコードを実行して端末デバイス上にwebページを表示できる。webページのHTMLコードはJSコードを含むため、端末デバイスは、webページのHTMLコードを実行する場合にJSコードも実行する。したがって、JSコード内に含まれるコードのそれぞれに対して、端末デバイスは、JSコードを実行してコードに対応する副画像をwebページへ描画できる。
【0077】
コードのそれぞれに対して、コードはwebページのHTMLコード内のJSコードに書き込まれるため、端末デバイスは、JSコードを実行して、コードに対応する<img>タグを確定し、コードを<img>タグ内に書き込み、その後、<img>タグを用いてコードに対応する副画像をwebページへ描画できる。
【0078】
コードの全ては、ソート順にJSコード内へ順次書き込まれる。したがって、端末デバイスがJSコードを実行する場合、端末デバイスは、JSコード内のコードの全てのその順に上記の工程を順次実行できる。言い換えれば、端末デバイスは、JSコードを実行し、コードの一つに対応する<img>タグを確定し、コードを、対応する<img>タグ内に書き込む。最終的に、<img>タグを用いることによってコードに対応する副画像を描画した後、端末デバイスは、JSコード内のコードの全てのその順序に基づいてコードの次に対応する<img>タグを確定し、JSコード内のコードの全てに対応する副画像がwebページに描画されるまで、コードの次に対応する副画像をwebページに描画する。この場合、端末デバイスは、全ての副画像によって構成される画像を表示する。
【0079】
更に、JSコードがコードのそれぞれに対応する副画像の位置を更に記録する場合、端末デバイスは、JSコードを実行することによって副画像の位置を<img>タグ内に更に書き込むことができ、その結果、端末デバイスは、<img>タグを用いることによって、コードに対応する副画像をwebページ上の正しい位置へ描画できる。
【0080】
更に前記の実施例において、webページaのHTMLコード内に含まれるJSコードは、表2に示すコードを含んでいると仮定する。携帯電話cがwebページaのHTMLコードを実行する場合、data:image/jpg;base64,/9j/4QMZRXhp....1に対応する<img>タグが、JSコードを用いて確定できる。副画像x1がwebページaに描画された後、副画像x2及び副画像x3に対応する副画像コードのための<img>タグが順次確定され、副画像x2及び副画像x3がwebページaに描画される。処理は、画像y及び画像zに対して同じである。
【0081】
副画像x1に対応するコードのみを説明のために用いる場合、副画像x1に対応するコードに対して、携帯電話cは、最初に、対応する<img>タグを確定し、副画像x1に対応するコードdata:image/jpg;base64,/9j/4QMZRXhp....1を<img>タグ内に書き込む。<img>タグ内の内容は、<img width=”40” height=”30” src=”data:image/jpg;base64,/9j/data:image/jpg;base64,/9j/4QMZRXhp....1”; style=”position:absolute; left:100px; top:100px; ”/>であってもよく、ここでstyle=”position:absolute; left:100px; top:100pxは、副画像x1からwebページaの上部縁端部までの距離及び副画像x1からwebページaの左縁端部までの距離、すなわち、副画像x1がwebページa上に表示される場合、webページa上での副画像x1の位置を示している。このため、携帯電話cは、<img>タグを用いることによって、webページa上の指定位置に副画像x1を描画できる。
【0082】
更に、各副画像は、コードの形で端末デバイスへ実際に送信される。したがって、webページ上の各副画像を読み込む場合、端末デバイスは、各副画像のための新しい通信チャネルを確立することなく、又は、副画像を呼び出すための呼び出し要求を送信することなく、JSコードを用いて、各副画像に対応するコードをwebページに描画することだけを必要とし、それによって、端末デバイスの電力消費を大幅に低減する。
【0083】
注記すると、図3に示す本願の実施において提供される方法におけるステップは1つのデバイスによって実行される。
【0084】
図1に示すデータ処理工程に基づいて、図4に示すように、本願の実施は、更に、それに応じてデータ処理デバイスを提供する。
【0085】
図4は、本願の実施によるデータ処理デバイスを示す概略構造図である。データ処理デバイスは:端末デバイスによって送信され、webページ専用である要求を受信するよう構成された受信モジュール301であって、ここでwebページが画像を含む、受信モジュール301と;webページのHTMLコードを特定するよう構成された特定モジュール302であって、ここでHTMLコードが各副画像に対応するコードを含み、全ての副画像は画像を分割して得られる、特定モジュール302と;HTMLコードを端末デバイスへ送信するよう構成され、その結果、HTMLを受信した後、端末デバイスが、HTMLコード内に含まれる各副画像に対応するコードに基づいて各副画像を表示する、送信モジュール303と;を含む。
【0086】
記述された画像によって占有される容量は所定の容量を超え、特定モジュール302は画像を複数の副画像に分割し、ここで各副画像によって占有される容量は所定の容量以下である。
【0087】
各副画像に対応するコードはBase64コードを含む。
【0088】
特定モジュール302は、画像を分割して得られた各副画像に対応するコードを特定し;コードのそれぞれをスクリプト言語コード内に書き込み、ここでスクリプト言語コードはJava(登録商標)Scriptコードを含み;スクリプト言語コードをwebページのHTMLコード内に書き込み;そして、スクリプト言語コードが書き込まれているHTMLコードをwebページの新しいHTMLコードとして用いる。
【0089】
特定モジュール302は、画像内の副画像間の位置関係に基づいて、全ての副画像のソート順を特定し;そしてソート順に基づいて、各副画像に対応するコードをスクリプト言語コード内に順次書き込む。
【0090】
図4に示すデータ処理デバイスを、1つのデバイス内又は複数のデバイスによって構成されるシステム内に配置できる。
【0091】
図3に示すデータ処理工程に基づいて、図5に示すように、本願の実施は、更に、それに応じてデータ処理デバイスを提供する。
【0092】
図5は、本願の実施によるデータ処理デバイスを示す概略構造図である。データ処理デバイスは:webページの専用である要求をサーバへ送信するよう構成された送信モジュール401と;サーバによって返されたwebページのHTMLコードを受信するよう構成された受信モジュール402であって、ここでwebページは画像を含み、webページのHTMLコードは、画像を分割して得られた複数の副画像のそれぞれに対応するコードを含む、受信モジュール402と;webページのHTMLコードを実行することによって、コードのそれぞれに対して、コードに対応する副画像をwebページに描画するよう構成された描画モジュール403と;を含む。
【0093】
webページのHTMLコードはスクリプト言語コードを含み、スクリプト言語コードは、画像を分割して得られた複数の副画像のそれぞれに対応するコードを含み;そして、スクリプト言語コードは、Java(登録商標)Scriptコードを含む。
【0094】
描画モジュール403は、webページのHTMLコード内に含まれるスクリプト言語コードを実行し;スクリプト言語コードを用いることによって、スクリプト言語コード内に書き込まれたコードのそれぞれに対応する副画像をwebページに順次に描画する。
【0095】
描画モジュール403は、コードのそれぞれに対して、コードに対応する画像タグを確定し;コードを確定した画像タグ内に書き込み;画像タグを用いて、コードに対応する副画像をwebページに描画する。
【0096】
デバイスは、携帯電話、タブレット型コンピュータ、ノートブック型コンピュータ、又はパーソナルコンピュータ等の端末デバイス内に配置できる。
【0097】
当業者は、本開示の実施が方法、システム、又はコンピュータプログラム製品として提供され得ることを理解するはずである。したがって、本開示は、ハードウェアのみの実施、ソフトウェアのみの実施、又はソフトウェアとハードウェアとの組み合わせを用いた実施の形態をとることができる。更に、本開示は、コンピュータ使用可能プログラムコードを含む1つ又は複数のコンピュータ使用可能記憶媒体(磁気ディスク記憶装置、CD-ROM、及び光メモリを含むがこれらに限定されない)上で実施されるコンピュータプログラム製品の形態をとることができる。
【0098】
本開示は、本開示の実施による方法、デバイス(システム)、及びコンピュータプログラム製品のフローチャート及び/又はブロック図を参照して説明される。フローチャート及び/又はブロック図中の各プロセス及び/又は各ブロック、及び、フローチャート及び/又はブロック図中のプロセス及び/又はブロックの組み合わせを実施するためにコンピュータプログラム命令を使用できることを理解されたい。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組み込みプロセッサ、又は他のプログラム可能なデータ処理デバイスのプロセッサに提供されて、マシンを生成することができ、その結果、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理デバイスのプロセッサによって実行される命令が、フローチャート中の1つ以上のプロセス及び/又はブロック図中の1つ以上のブロックにおける特定の機能を実施するための装置を生成する。
【0099】
これらのコンピュータプログラム命令は、特定の方法で動作するように、コンピュータ又は他のプログラム可能データ処理デバイスに命令することができるコンピュータ可読メモリに格納することができ、その結果、コンピュータ可読メモリに格納された命令は、命令装置を含むアーチファクトを生成する。命令装置は、フローチャート内の1つ又は複数のプロセス及び/又はブロック図内の1つ又は複数のブロックの特定の機能を実施する。
【0100】
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラム可能データ処理デバイスにロードすることができ、その結果、コンピュータ又は他のプログラム可能デバイス上で一連の動作及びステップが実行され、それによってコンピュータ実装処理が生成される。したがって、コンピュータ又は他のプログラム可能デバイス上で実行される命令は、フローチャート内の1つ又は複数のプロセス、及び/又はブロック図内の1つ又は複数のブロックの特定の機能を実施するためのステップを提供する。
【0101】
典型的な構成では、コンピューティングデバイスは、1つ又は複数のプロセッサ(CPU)、入力/出力インターフェース、ネットワークインターフェース、及びメモリを含む。
【0102】
メモリは、非永続的記憶装置、ランダムアクセスメモリ(RAM)、不揮発性メモリ、及び/又はコンピュータ可読媒体内の他の形態、例えば、読み取り専用メモリ(ROM)又はフラッシュメモリ(flash RAM)を含むことができる。メモリはコンピュータ可読媒体の一例である。
【0103】
コンピュータ可読媒体は、任意の方法又は技術を使用することによって、情報記憶を実施することができる持続的、非持続的、移動可能、及び移動不能の媒体を含む。情報は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、又は他のデータとすることができる。コンピュータ記憶媒体は、相変化ランダムアクセスメモリ(PRAM)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、他のタイプのランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ、電気的消去可能プログラム可能読み取り専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ、又は他のメモリ技術、コンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、又は他の光学記憶装置、カセット、カセット磁気ディスク記憶装置、又は他の磁気記憶装置、又は任意の他の非伝送媒体を含むが、これらに限定されない。コンピュータ記憶媒体は、コンピューティングデバイスによってアクセスすることができる情報を記憶するように構成することができる。本明細書の定義に基づいて、コンピュータ可読媒体は、一時的なコンピュータ可読媒体(transitory media)、例えば、変調データ信号及び搬送波を含まない。
【0104】
更に、用語「含む」「備える」又はそれらの他の任意の変形は、非排他的な包含をカバーすることを意図していることに留意することは価値があり、それ故、要素の列挙を含むプロセス、方法、物品、又はデバイスは、これらの要素を含むだけでなく、明示的に列挙されていない他の要素、又は、そのようなプロセス、方法、物品、又はデバイスに固有の要素を更に含む。「~を含む」が付いた要素は、それ以上の制約がない限り、その要素を含むプロセス、方法、物品、又はデバイスにおける追加の同一の要素の存在を排除するものではない。
【0105】
当業者は、本願の実施が方法、システム、又はコンピュータプログラム製品として提供され得ることを理解されたい。したがって、本願は、ハードウェアのみの実施、ソフトウェアのみの実施、又はソフトウェアとハードウェアの組み合わせを用いた実施の形態をとることができる。更に、本願は、コンピュータで使用可能なプログラムコードを含む1つ又は複数のコンピュータ使用可能記憶媒体(磁気ディスク記憶装置、CD-ROM、及び光メモリを含むがこれらに限定されない)上に実装されるコンピュータプログラム製品の形態をとることができる。
【0106】
前述の説明は、本願の単なる実施であり、本願を限定することを意図するものではない。当業者にとって、本願は様々な修正及び変更を加えることができる。本願の精神及び原理内でなされた任意の修正、均等物の置換、改良などは、本願の特許請求の範囲に含まれるものである。
[第1の局面]
端末デバイスによって送信されwebページの専用である要求を受信するステップであって、前記webページは画像を備える、前記受信するステップと;
前記webページのハイパーテキストマークアップ言語(HTML)コードを特定するステップであって、前記HTMLコードは各副画像に対応するコードを備え、全ての副画像は前記画像を分割して得られる、前記特定するステップと;
前記HTMLコードを前記端末デバイスへ送信するステップであって、前記HTMLコードを受信した後、前記端末デバイスが、前記HTMLコード内に備えられる各副画像に対応する前記コードに基づいて、各副画像を表示する、前記送信するステップと;を備える、
データ処理方法。
[第2の局面]
前記画像によって占有される容量は所定の容量を超え、
前記画像を分割することは:
前記画像を複数の副画像に分割するステップを備え、各副画像によって占有される容量は前記容量以下である、
第1の局面に記載のデータ処理方法。
[第3の局面]
各副画像に対応する前記コードは、Base64コードを備える、
第1の局面に記載のデータ処理方法。
[第4の局面]
前記webページのハイパーテキストマークアップ言語(HTML)コードを特定する前記ステップは:
前記画像を分割して得られる各副画像に対応する前記コードを特定するステップと;
コードのそれぞれをスクリプト言語コード内に書き込むステップであって、前記スクリプト言語コードはJava(登録商標)Scriptコードを備える、前記書き込むステップと;
前記スクリプト言語コードを、前記webページの前記HTMLコード内に書き込むステップと;
前記スクリプト言語コードが書き込まれているHTMLコードを、前記webページの新しいHTMLコードとして用いるステップと;を備える、
第1の局面に記載のデータ処理方法。
[第5の局面]
コードのそれぞれをスクリプト言語コード内に書き込む前記ステップは:
前記画像内の前記副画像間の位置関係に基づいて、全ての前記副画像のソート順を特定するステップと;
前記ソート順に基づいて、各副画像に対応する前記コードを、前記スクリプト言語コード内に順次書き込むステップと;を備える、
第4の局面に記載のデータ処理方法。
[第6の局面]
webページの専用である要求をサーバへ送信するステップと;
前記サーバによって返された前記webページのHTMLコードを受信するステップであって、前記webページは画像を備え、前記webページの前記HTMLコードは、前記画像を分割して得られた複数の副画像のそれぞれに対応するコードを備える、前記受信するステップと;
前記webページの前記HTMLコードを実行することによって、コードのそれぞれに対して、前記コードに対応する副画像を、前記webページに描画するステップと;を備える、
データ処理方法。
[第7の局面]
前記webページの前記HTMLコードは、スクリプト言語コードを備え、前記スクリプト言語コードは、前記画像を分割して得られた前記複数の副画像のそれぞれに対応する前記コードを備え;
前記スクリプト言語コードはJava(登録商標)Scriptコードを備える、
第6の局面に記載のデータ処理方法。
[第8の局面]
前記webページの前記HTMLコードを実行することによって、前記コードに対応する副画像を、前記webページに描画する前記ステップは:
前記webページの前記HTMLコード内に含まれる前記スクリプト言語コードを実行するステップと;
前記スクリプト言語コードを用いて、前記スクリプト言語コード内に書き込まれたコードのそれぞれに対応する副画像を、前記webページに順次描画するステップと;を備える、
第7の局面に記載のデータ処理方法。
[第9の局面]
前記スクリプト言語コード内に書き込まれたコードのそれぞれに対応する副画像を、前記webページに順次描画する前記ステップは:
コードのそれぞれに対して、前記コードに対応する画像タグを確定するステップと;
前記コードを、前記確定した画像タグ内に書き込むステップと;
前記画像タグを用いて、前記コードに対応する前記副画像を、前記webページに描画するステップと;を備える、
第8の局面に記載のデータ処理方法。
[第10の局面]
端末デバイスによって送信され、webページの専用である要求を受信するよう構成された受信モジュールであって、前記webページは画像を備える、前記受信モジュールと;
前記webページのHTMLコードを特定するよう構成された特定モジュールであって、前記HTMLコードは各副画像に対応するコードを備え、全ての副画像は前記画像を分割して得られる、前記特定モジュールと;
前記HTMLコードを前記端末デバイスへ送信するよう構成された送信モジュールであって、前記HTMLを受信した後、前記HTMLコード内に含まれる各副画像に対応する前記コードに基づいて、前記端末デバイスが各副画像を表示する、前記送信モジュールと;を備える、
データ処理デバイス。
[第11の局面]
前記画像によって占有される容量は所定の容量を超え、
前記特定モジュールは前記画像を複数の副画像に分割し、各副画像によって占有される容量は前記容量以下である、
第10の局面に記載のデータ処理デバイス。
[第12の局面]
各副画像に対応する前記コードはBase64コードを備える、
第10の局面に記載のデータ処理デバイス。
[第13の局面]
前記特定モジュールは、前記画像を分割して得られる各副画像に対応する前記コードを特定し;コードのそれぞれをスクリプト言語コード内に書き込み、前記スクリプト言語コードはJava(登録商標)Scriptコードを備え;前記スクリプト言語コードを前記webページの前記HTMLコード内に書き込み;前記スクリプト言語コードが書き込まれているHTMLコードを前記webページの新しいHTMLコードとして用いる、
第10の局面に記載のデータ処理デバイス。
[第14の局面]
前記特定モジュールは、前記画像内の前記副画像間の位置関係に基づいて、全ての前記副画像のソート順を特定し;前記ソート順に基づいて、各副画像に対応する前記コードを前記スクリプト言語コード内に順次書き込む、
第13の局面に記載のデータ処理デバイス。
[第15の局面]
webページの専用である要求をサーバへ送信するよう構成された送信モジュールと;
前記サーバによって返された前記webページのHTMLコードを受信するよう構成された受信モジュールであって、前記webページは画像を備え、前記webページの前記HTMLコードは、前記画像を分割して得られた複数の副画像のそれぞれに対応するコードを備える、前記受信モジュールと;
前記webページの前記HTMLコードを実行することによって、コードのそれぞれに対して、前記コードに対応する副画像を前記webページに描画するよう構成された描画モジュールと;を備える、
データ処理デバイス。
[第16の局面]
前記webページの前記HTMLコードはスクリプト言語コードを備え、前記スクリプト言語コードは前記画像を分割して得られた前記複数の副画像のそれぞれに対応する前記コードを備え;前記スクリプト言語コードはJava(登録商標)Scriptコードを備える、
第15の局面に記載のデータ処理デバイス。
[第17の局面]
前記描画モジュールは、前記webページの前記HTMLコード内に含まれる前記スクリプト言語コードを実行し;前記スクリプト言語コードを用いることによって、前記スクリプト言語コード内に書き込まれたコードのそれぞれに対応する副画像を前記webページに順次描画する、
第16の局面に記載のデータ処理デバイス。
[第18の局面]
前記描画モジュールは、コードのそれぞれに対して、前記コードに対応する画像タグを確定し;前記コードを前記確定した画像タグ内に書き込み;前記画像タグを用いることによって、前記コードに対応する前記副画像を前記webページに描画する、
第17の局面に記載のデータ処理デバイス。
図1
図2
図3
図4
図5