(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2021-12-13
(45)【発行日】2022-01-13
(54)【発明の名称】ホイールバランサ並びにホイールバランス調整作業システム
(51)【国際特許分類】
G01M 1/02 20060101AFI20220105BHJP
G01M 1/16 20060101ALI20220105BHJP
B60C 19/00 20060101ALI20220105BHJP
【FI】
G01M1/02
G01M1/16
B60C19/00 H
(21)【出願番号】P 2018013818
(22)【出願日】2018-01-30
【審査請求日】2020-12-07
(73)【特許権者】
【識別番号】590003021
【氏名又は名称】東洋精器工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100114030
【氏名又は名称】鹿島 義雄
(72)【発明者】
【氏名】阿瀬 正浩
【審査官】岡村 典子
(56)【参考文献】
【文献】特開平04-109138(JP,A)
【文献】特開2009-265088(JP,A)
【文献】特開2007-229344(JP,A)
【文献】特開2019-132659(JP,A)
【文献】特開2005-121597(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2006/0284147(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01M 1/00-1/38
G01M 17/00-17/10
B60C 1/00-19/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ホイールを取り付けるための回転軸が本体の側面から水平に突出させてあるホイールバランサと、前記回転軸にホイールを取り付けるためのタイヤリフトとの組み合わせからなり、
前記ホイールバランサは、前記回転軸を回転させることで当該回転軸に取り付けたホイールのアンバランスを検出する検出手段と、検出されたアンバランス量とその位置を表示するモニタと、取付対象となるホイールに向かってレーザビームを放射するレーザ発光器とを備え、
前記タイヤリフトは、昇降機構を介して昇降可能に設けられた昇降部と、前記ホイールの軸穴を前記ホイールバランサの回転軸の先端面に向けた姿勢で当該ホイールを定位置に載置して前記回転軸の軸方向に沿ってスライドできるように前記昇降部に取り付けられたスライド部材とを備え、
前記回転軸は、その軸心を貫通する貫通穴を備え、この貫通穴を通って前記回転軸の先端面からレーザビームを放射するように、前記本体の内部に前記レーザ発光器が配置され、
前記レーザ発光器から放射されるレーザビームのアライメントマークが、前記昇降部に載置されて昇降するホイールの軸穴の周辺部分を投影できるように形成されているホイールバランス調整作業システム。
【請求項2】
前記回転軸の先端部分にレーザビームの光路が拡がるように屈折させる光学レンズ系を設けた
請求項1に記載のホイールバランス調整作業システム。
【請求項3】
ホイールを取り付けるための回転軸が本体の側面から水平に突出させてあるホイールバランサと、前記回転軸にホイールを取り付けるためのタイヤリフトとの組み合わせからなり、
前記ホイールバランサは、前記回転軸を回転させることで当該回転軸に取り付けたホイールのアンバランスを検出する検出手段と、検出されたアンバランス量とその位置を表示するモニタと、取付対象となるホイールに向かってレーザビームを放射するレーザ発光器とを備え、
前記タイヤリフトは、昇降機構を介して昇降可能に設けられた昇降部と、前記ホイールの軸穴を前記ホイールバランサの回転軸の先端面に向けた姿勢で当該ホイールを定位置に載置して前記回転軸の軸方向に沿ってスライドできるように前記昇降部に取り付けられたスライド部材とを備え、
前記レーザ発光器が、前記ホイールバランサの回転軸の先端軸心部分に装着され、
前記レーザ発光器から放射されるレーザビームのアライメントマークが、前記昇降部に載置されて昇降するホイールの軸穴の周辺部分を投影できるように形成されているホイールバランス調整作業システム。
【請求項4】
ホイールを取り付けるための回転軸が本体の側面から水平に突出させてあるホイールバランサと、前記回転軸にホイールを取り付けるためのタイヤリフトとの組み合わせからなり、
前記ホイールバランサは、前記回転軸を回転させることで当該回転軸に取り付けたホイールのアンバランスを検出する検出手段と、検出されたアンバランス量とその位置を表示するモニタと、取付対象となるホイールに向かってレーザビームを放射するレーザ発光器とを備え、
前記タイヤリフトは、昇降機構を介して昇降可能に設けられた昇降部と、前記ホイールの軸穴を前記ホイールバランサの回転軸の先端面に向けた姿勢で当該ホイールを定位置に載置して前記回転軸の軸方向に沿ってスライドできるように前記昇降部に取り付けられたスライド部材とを備え、
前記レーザ発光器が、前記ホイールバランサの本体の外壁側面で前記回転軸の軸心を中心とする仮想円に沿って複数設けられ、
前記レーザ発光器から放射されるレーザビームのアライメントマークが、前記昇降部に載置されて昇降するホイールの軸穴の周辺部分を投影できるように形成されているホイールバランス調整作業システム。
【請求項5】
前記レーザビームのアライメントマークが、十字印、×印、米印、Y印もしくは星印等の中心点が解る図形で形成されている請求項1
~請求項4のいずれかに記載のホイールバランス調整作業システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤを装着したホイールのバランスを調整するためのホイールバランサ並びにホイールバランス調整作業システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、タイヤを装着したホイール(以下これを単に「ホイール」という)のアンバランス状態を修正するために、特許文献1や特許文献2で示すようなホイールバランサが用いられている。
【0003】
ホイールバランサの回転軸へホイールを取り付けるときに、軽量のホイールであれば作業者が一人で比較的簡単に持ち上げて取り付けることができるが、乗用車でも大径ホイールやライトトラック、さらには大型トラック用等の重いホイールの場合、ホイールによっては作業者が毎回一人で持ち上げることは身体への負担も大きく困難である。そこで、タイヤリフトを用いてホイールを回転軸の位置まで持ち上げて取り付けることが行われている。
【0004】
図8は、ホイールバランサとタイヤリフトを用いた従来のホイールバランス調整作業システムの一例を示す図である。
ホイールバランサA’は、本体2の側面に水平に突出する回転軸1’を備え、この回転軸1’にホイールDを取り付けて高速回転させることで本体2の内部に備えた検出手段によりアンバランス量とアンバランス位置を検出してモニタ3に表示するようにしている。
タイヤリフトBは、クロス状に組み合わされた伸縮アームによる昇降機構5によって水平姿勢で上下動する昇降板(昇降部)6に、ホイールバランサA’の回転軸1’に向かってスライドするスライド部材7が設けられており、このスライド部材7の定位置にホイールDが載置される。タイヤリフトBは、載置されたホイールDの軸穴8の中心が、ホイールバランサA’の回転軸1’の軸心の延長線に対して直交する垂直線に沿って昇降するように予め位置合わせして設置される。昇降機構5は、支持部材9に設けられたハンドルまたは押しボタン等の操作部10で操作するように形成されている。
【0005】
回転軸1’にホイールDを取り付けるときは、操作部10を操作してホイールDの軸穴8の中心が回転軸1’の軸心と一致する位置まで昇降板6を上昇させた後、スライド部材7を回転軸1’の方向(図における左方向)に移動させてホイールDの軸穴8を回転軸1’に挿入する。そして、カップリングとともにロックナット(図示外)を回転軸1’にねじ込んでホイールDを固定し、スライド部材7を後退させて取り付けを完了する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【文献】特開2005-049290号公報
【文献】特開2005-121597号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、このような構成では、タイヤリフトBの昇降板6を上昇させてホイールDの軸穴8の中心と回転軸1’の軸心との位置合わせを行うときに、作業者が操作部10を片手で操作しながら、あるいは片脚で脚踏みペダルを操作しながら、ホイールDの軸穴8から回転軸1’の先端を覗き込んで位置合わせをしなければならず、その操作が大変面倒で時間がかかっていた。
また、ホイールバランサA’の回転軸1’は、精密な軸調整を行った上で使用可能となるものであり、ホイールDを取り付けるときに誤って回転軸1’にホイールDをぶつけて衝撃を与えてしまうと、衝撃の度合いによっては再度ホイールバランサA’自体の軸調整が必要になる場合もあり、細心の注意を払う必要があった。
【0008】
そこで本発明は、ホイールの軸穴の中心とホイールバランサの回転軸の軸心との位置合わせを簡単かつ正確に行うことのできるホイールバランサ並びにホイールバランス調整作業システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明では次のような技術的手段を講じた。すなわち、本発明のホイールバランス調整作業システムは、ホイールを取り付けるための回転軸が本体の側面から水平に突出させてあるホイールバランサと、前記回転軸にホイールを取り付けるためのタイヤリフトとの組み合わせからなり、前記ホイールバランサは、前記回転軸を回転させることで当該回転軸に取り付けたホイールのアンバランスを検出する検出手段と、検出されたアンバランス量とその位置を表示するモニタと、取付対象となるホイールに向かってレーザビームを放射するレーザ発光器を備えており、前記タイヤリフトは、昇降機構を介して昇降可能に設けられた昇降部と、前記ホイールの軸穴を前記ホイールバランサの回転軸の先端面に向けた姿勢で当該ホイールを定位置に載置して前記回転軸の軸方向に沿ってスライドできるように前記昇降部に取り付けられたスライド部材とを備え、前記回転軸は、その軸心を貫通する貫通穴を備え、この貫通穴を通って前記回転軸の先端面からレーザビームを放射するように、前記本体の内部に前記レーザ発光器が配置され、前記レーザ発光器から放射されるレーザビームのアライメントマークが、前記昇降部に載置されて昇降するホイールの軸穴の周辺部分を投影できるように形成されている構成とした。
【0010】
ここで、前記レーザビームのアライメントマークが、十字印、×印、米印、Y印もしくは星印等の中心点が解る図形で形成されるようにするのがよい。
【発明の効果】
【0011】
本発明は上記のごとく構成したので、ホイールの上昇過程で、回転軸の先端面から放射されるレーザビームのアライメントマークがホイールの軸穴の周辺部分に投影されるのを目視で確認し、その位置で昇降部を停止させることにより、簡単かつ正確にホイールの軸穴と回転軸との位置合わせを行うことができ、ホイールバランス調整作業の効率化を図ることができる、といった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本発明に係るホイールバランス調整作業システムの一例を示す側面図。
【
図3】本発明におけるホイール取付過程の第1段階を示す側面図。
【
図5】レーザビーム照射時のアライメントマークを示す正面図。
【
図6】本発明に係る別実施例の特徴部分を示す説明図。
【
図7】本発明に係るさらなる別実施例を示す側面図。
【
図8】従来のホイールバランス調整作業システムを示す側面図。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下において、本発明の詳細をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。なお、
図8に示した従来のホイールバランス調整作業システムと同様のものについては、同じ符号を付すことにより説明の一部を省略する。
本発明に係るホイールバランス調整作業システムは、
図1に示すように、ホイールDを取り付けるための回転軸1を本体2の側面から水平に突出させたホイールバランサAと、この回転軸1にホイールDを取り付けるためのタイヤリフトBとの組み合わせにより構成される。
【0014】
ホイールバランサAは、ホイールDを取り付けた回転軸1を高速回転させることで、ホイールDのアンバランス量とその位置を検出する検出手段を備えている。この検出手段は、従来のホイールバランサで用いられる周知の技術と同じものである。したがって、その詳細な説明は省略するが、概略的には、回転軸1が本体2の内部で所定の距離をあけて配置された2カ所の軸受け4、4により軸支されており、ホイールDを取り付けた回転軸1をモータ13で高速回転させることで、アンバランス状態にあるホイールDに発生する遠心力が両方の軸受け4、4に作用するようにしてある。そして、この両方の軸受け4、4に働く負荷を検知してコンピュータ制御部Sで演算し、アンバランス量とその位置のデータをモニタ3に表示するようにしてある。
【0015】
上記のホイールバランサAにおいて、本発明では、回転軸1の軸心を貫通する貫通穴1aを設けて、この貫通穴1aを通って回転軸1の先端面から外部に向けてレーザビームを放射するレーザ発光器11を本体2の内部に設置している。このレーザビームは、後述するタイヤリフトBの昇降板(昇降部)6に載置されて上昇するホイールDの軸穴8の周辺部分を照射して、十字印のアライメントマークM(
図5参照)を投影するように形成されている。なお、レーザビームは進行方向に進むにつれて次第に拡がるため単独で使用してもよいが、回転軸1の先端部分にレーザビームの光路が拡がるように積極的に屈折させる凹レンズ等の光学レンズ系1bを取り付けて、アライメントマークMがより拡大して投影されるようにしてもよい。
【0016】
タイヤリフトBは、
図1並びに
図2に示すように、架台12と、この架台12の上面で昇降機構5を介して昇降可能に設けられた昇降板6と、昇降板6上にホイールDを載置してホイールバランサAの回転軸1の方向に向かって水平にスライドできるように組み込まれたスライド部材7とを備えている。
【0017】
スライド部材7は、ホイールDの軸穴8をホイールバランサAの回転軸1の先端面に向けた姿勢でホイールDを安定よく定位置で載置できるよう、その上面に窪み7aが形成されており、かつ、ホイールDの側面を支えて傾倒を防ぐパイプ枠7bを備えている。このパイプ枠7bは、スライド部材7を手動でスライドさせるときの掴み部を兼用する。
【0018】
昇降機構5は、昇降板6を水平姿勢で昇降できる機構のものであればどのようなものであってもよいが、本実施例では、X状に組み付けられた伸縮アーム5aをエア等の流体圧力で作動する流体シリンダ5bにより伸縮させて昇降板6を昇降させる機構が用いられている。そして、架台12に固定された柱状の支持部材9の上部には、昇降機構5を操作するハンドルまたは押しボタン等の操作部10が設けられている。なお、図示は省略するが、操作部10は、脚で操作可能な低い位置での脚踏み式ペダル方式で形成することも可能である。
【0019】
また、回転軸1の先端面から放射されるレーザビームが、昇降板6上のスライド部材7に載置されて上昇するホイールDの軸穴8の周辺部分を照射して、
図5に示すような十字印のアライメントマークMを投影するように形成されている。
したがって、ホイールDの軸穴8の中心が回転軸1の軸心を直交する垂直線に沿って昇降するように昇降板6並びにスライド部材7の位置が予め設定されている。なお、図示は省略するが、回転軸1の先端部分には、回転軸1の先端からレーザビームの光路が拡がるように屈折させる光学レンズ系が組み込まれている。
【0020】
使用に当たっては、まず、レーザ発光器11からのレーザビームを回転軸1の先端面から放射させた状態で、ホイールDを載置した昇降板6を上昇させる。次いで、レーザビームがホイールDの軸穴8の中心を貫通する位置までホイールDが持ち上がると、十字印のアライメントマークMが
図5(a)のようにホイールDの軸穴8の周辺部分にも均等に投影されるので、その位置で昇降板6を停止させる。なお、
図5(b)はホイールDが上がりすぎた場合のアライメントマークMを示しており、
図5(c)はホイールDが下がりすぎた場合のアライメントマークMを示している。これによりホイールDの軸穴8と回転軸1との位置合わせを簡単に行うことができる。この後、スライド部材7を回転軸1の方向に移動させてホイールDの軸穴8を回転軸1に挿入する。そして、カップリングとともにロックナット(図示外)を回転軸1にねじ込んでホイールDを固定し、スライド部材7を後退させて取り付けを完了する。
【0021】
このように、ホイールDの上昇過程でアライメントマークMがホイールDの軸穴8の周辺部分に投影されるのを目視で確認し、その位置で昇降板6を停止させることにより、簡単かつ正確にホイールDの軸穴8と回転軸1との位置合わせを行うことができ、ホイールバランス調整作業の効率化を図ることができる。
【0022】
本発明の別実施例を
図6に示す。この実施例では、回転軸1の先端軸心部分に、細長いペンシル形状のレーザ発光器11’が着脱自在に埋め込まれている。このレーザ発光器11’は、例えば充電式、あるいは交換式の電池で作動する形式のものがよい。このレーザ発光器11’から放射されるレーザビームによって、先の実施例と同様の効果を得ることができる。
【0023】
また、本発明のさらなる別実施例を
図7に示す。この実施例では、2つのレーザ発光器11、11が、ホイールバランサAの本体2の外壁側面で、回転軸1の軸心を挟んだ対称位置に取り付けられている。これらレーザ発光器11、11からのレーザビームは、いずれも昇降板6に載置されて上昇してくるホイールDの周辺部分を対称位置で均等に投影できるようにしてある。これにより、先の実施例と同様にホイールDと回転軸1との軸合わせを容易に行うことができる。
なお、レーザ発光器11は2つに限らず、回転軸1の軸心を中心とする仮想円に沿って等間隔に3個または4個設けて形成することも可能である。
【0024】
以上、本発明の代表的な実施例について説明したが、本発明は必ずしも上記の実施形態に特定されるものではない。例えば、タイヤリフトBは、ホイールDの軸穴8を回転軸1の先端面に向けた姿勢でホイールDを載置して昇降する昇降板6と、この昇降板6上で回転軸1の先端面に向けてスライドさせて回転軸1にホイールDをはめ込むスライド部材7を備えたものであればどのような機構であってもよい。また、昇降板6の昇降操作を行う操作部10は、上述したハンドルや押しボタンや脚踏み式ペダルに代えてリモコン等で操作するようにしてもよい。また、上記実施例では、昇降板6にホイールDを載置して昇降するようにしたが、これに限らず、ホイールDを安定して昇降可能な昇降部であればよい。例えば昇降板6に代えて、水平方向に並べて配置した一対の昇降ロッドを昇降部としてこれに載置するようにしてもよいし、ホイールDの一部を両側から把持して固定する昇降部を設けるようにしてもよい。さらに、レーザビームのアライメントマークMは、上記した十字印に限らず、×印や米印やY印もしくは星印等の中心点が解る図形とすることができる。その他本発明では、その目的を達成し、請求の範囲を逸脱しない範囲内で適宜修正、変更することが可能である。
【産業上の利用可能性】
【0025】
本発明のホイールバランサ並びにホイールバランス調整作業システムは、ホイールバランサの回転軸にホイールを取り付けるときに利用することができる。
【符号の説明】
【0026】
A ホイールバランサ
B タイヤリフト
D ホイール
M アライメントマーク
S コンピュータ制御部
1 回転軸
1a 貫通穴
1b 光学レンズ系
2 本体
3 モニタ
4 軸受け
5 昇降機構
6 昇降板(昇降部)
7 スライド部材
8 軸穴
9 支持部材
10 操作部
11 レーザ発光器
12 架台