(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2021-12-14
(45)【発行日】2022-01-13
(54)【発明の名称】自動券売機
(51)【国際特許分類】
G07B 5/00 20060101AFI20220105BHJP
【FI】
G07B5/00 D
(21)【出願番号】P 2019006774
(22)【出願日】2019-01-18
【審査請求日】2020-09-02
(73)【特許権者】
【識別番号】506133161
【氏名又は名称】株式会社BOSTEC
(74)【代理人】
【識別番号】100128358
【氏名又は名称】木戸 良彦
(74)【代理人】
【識別番号】100086210
【氏名又は名称】木戸 一彦
(72)【発明者】
【氏名】太田 和久
【審査官】永安 真
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-022444(JP,A)
【文献】特開2002-109572(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G07B 1/00 - 9/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の単品メニューをそれぞれ表示した複数の単品メニュー用の口座ボタンと、主品目と副品目とを組み合わせた複数の複合メニューをそれぞれ表示した複数の複合メニュー用の口座ボタンとを有する操作パネルと、前記口座ボタンの操作に応じて料金の計算を行うとともに、入金を確認後、対応する食券を発行する制御部とを備えた自動券売機において、
前記制御部は、選択可能な複数の前記副品目を登録した副品目テーブルが格納され、初期状態の前記操作パネルで、いずれかの前記複合メニュー用の口座ボタンが選択されると、前記制御部により前記副品目テーブルが呼び出され、複数の前記副品目をそれぞれ表示した副品目用の口座ボタンを備えた副品目選択画面が表示され、前記副品目用の口座ボタンが選択されると、前記制御部により料金の計算が行われるとともに、入金を確認後、対応した前記複合メニューの食券が発券され
、
前記複合メニューは、主品目と複数種類の副品目とを組み合わせたメニューであり、前記制御部は、選択可能な複数の前記副品目を、前記副品目の種類別に登録した複数の副品目テーブルが格納され、初期状態の前記操作パネルで、いずれかの前記複合メニュー用の口座ボタンが選択されると、前記制御部により、対応した前記副品目テーブルが段階的に呼び出され、最後の段階の前記副品目選択画面で前記副品目用の口座ボタンが選択されると、前記制御部により料金の計算が行われるとともに、入金を確認後、対応した前記複合メニューの食券が発券されることを特徴とする自動券売機。
【請求項2】
前記複合メニューは、主品目と複数の副品目とを組み合わせたセットメニューであることを特徴とする請求項
1記載の自動券売機。
【請求項3】
前記複合メニューは、主品目とトッピングとを組み合わせたトッピング付加メニューであることを特徴とする請求項
1記載の自動券売機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動券売機に関し、詳しくは、単品メニューやセットメニューをそれぞれ表示した複数の口座ボタンを有する操作パネルを備えた自動券売機に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、ファーストフード等の飲食店では、顧客の多様なニーズに対応するために、単品メニューの他に、主品目と副品目とを組み合わせたセットメニューや、主品目にトッピングアイテムを付加するトッピングメニューが考案され、メニューが多様化するとともに、人件費の抑制のために、各メニューに対応した食券を販売する自動券売機の開発が求められている。
【0003】
単品メニューとセットメニューとを販売する自動券売機としては、複数の単品メニューをそれぞれ表示した単品メニュー用の口座ボタンと、主品目と副品目とを組み合わせたセットメニュー用の口座ボタンとを有する操作パネルを備え、セットメニュー用の口座ボタンには、1つの主品目と複数の副品目とが紐付けられたものがあった。さらに、自動券売機は、単品用の口座ボタン及びセットメニュー用の口座ボタンの操作に応じて、それぞれ対応する商品を選択し、料金の計算を行う制御部を備え、該制御部に、単品用の口座ボタンが選択された際に、セットメニューに含まれる商品か否かを判断する判断手段を備えたものがあり、単品からセットメニューに移行可能にしたものがあった(例えば、特許文献1及び2参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特許第5439072号公報
【文献】特許第5499279号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上述の特許文献1及び2のものでは、副品目が複数の商品から選択可能である場合、セットメニューを表示する口座数が多くなっていた。
【0006】
また、単品メニューが選択された際に、単品メニューがセットメニュー内に含まれるか否かの表示がなされるものでは、メニューの選択に手間が掛かると共に、顧客が混乱を招く虞もあった。さらに、商品の販売情報やセットメニューの判定情報等の多くの情報管理が必要となり、メニューを変更する際に多大な労力が掛かっていた。
【0007】
例えば、ハンバーガショップで用いられる自動券売機で、セットメニューを、主品目と、サイドメニュー(副品目1)と、ドリンク(副品目2)とで構成した場合、商品マスタは、表1、表2のようになっていた。
【表1】
【表2】
【0008】
さらに、調理場では、セットメニューの品名のみではなく、そのセットメニューを構成する商品の情報も必要となることから、結果的に販売情報として、表3に示されるような組み合わせのすべての情報が必要となっていた。
【表3】
【0009】
表3より、上記のように全てのセットメニューで、選択できるサイドメニュー及びドリンクが共通の場合、商品マスタのテーブル数は、
セットメニュー(3種)×副品目1(2種)×副品目2(4種)+単品商品数(9種)=テーブル数(33)
となり、テーブル数が多くなっていた。
【0010】
さらに、近年では、自動券売機からの販売情報をPOSシステムに利用することが要求され、在庫管理やABC分析に必要な「出数」をカウントすることが求められるが、表1乃至表3で示されるように、上述のものでは商品単体の出数を集計することができない。
【0011】
また、単品のメニューと、トッピング付きのメニューとを販売する、例えば、ラーメン店で用いられる自動券売機では、
図11に示されるような商品の選択画面31となり、商品マスタは、表4のようになっていた。
【表4】
【0012】
上述のものでは、単品のメンマやコーンの口座ボタン32aと、トッピング用のメンマやコーンの口座ボタン32bとが同一画面に表示されていることから、トッピングメニューを単品メニューとして選択してしまう不都合があり、さらに、顧客がトッピングの選択に戸惑うことがあった。
【0013】
そこで本発明は、顧客が容易、且つ、的確にメニューを選択できるとともに、商品管理を容易に行うことができる自動券売機を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0014】
上記目的を達成するため、本発明の自動券売機は、複数の単品メニューをそれぞれ表示した複数の単品メニュー用の口座ボタンと、主品目と副品目とを組み合わせた複数の複合メニューをそれぞれ表示した複数の複合メニュー用の口座ボタンとを有する操作パネルと、前記口座ボタンの操作に応じて料金の計算を行うとともに、入金を確認後、対応する食券を発行する制御部とを備えた自動券売機において、前記制御部は、選択可能な複数の前記副品目を登録した副品目テーブルが格納され、初期状態の前記操作パネルで、いずれかの前記複合メニュー用の口座ボタンが選択されると、前記制御部により前記副品目テーブルが呼び出され、複数の前記副品目をそれぞれ表示した副品目用の口座ボタンを備えた副品目選択画面が表示され、前記副品目用の口座ボタンが選択されると、前記制御部により料金の計算が行われるとともに、入金を確認後、対応した前記複合メニューの食券が発券され、前記複合メニューは、主品目と複数種類の副品目とを組み合わせたメニューであり、前記制御部は、選択可能な複数の前記副品目を、前記副品目の種類別に登録した複数の副品目テーブルが格納され、初期状態の前記操作パネルで、いずれかの前記複合メニュー用の口座ボタンが選択されると、前記制御部により、対応した前記副品目テーブルが段階的に呼び出され、最後の段階の前記副品目選択画面で前記副品目用の口座ボタンが選択されると、前記制御部により料金の計算が行われるとともに、入金を確認後、対応した前記複合メニューの食券が発券されることを特徴としている。
【0016】
さらに、前記複合メニューは、主品目と複数の副品目とを組み合わせたセットメニューであってもよく、また、主品目とトッピングとを組み合わせたトッピング付加メニューであってもよい。
【発明の効果】
【0017】
本発明の自動券売機によれば、初期状態の操作パネルには、すべての単品メニューと複合メニューとが表示され、複合メニューが選択された場合に、副品目の選択画面が表示され、副品目の選択が可能となることから、顧客は、単品メニュー及び複合メニューの品目を的確に選択することができる。また、制御部に複数の副品目を登録した副品目テーブルを格納したことにより、商品マスタのテーブル数を少なくすることができ、自動券売機の情報管理を容易に行うことができる。
【0018】
また、複合メニューが主品目と複数の副品目とを組み合わせたメニューの場合では、制御部に、副品目の種類別に、選択可能な複数の副品目を登録した副品目テーブルをそれぞれ格納し、複合メニュー用の口座ボタンが選択されると、制御部により対応した副品目テーブルが段階的に呼び出されることにより、顧客は、複合メニューの品目の選択を、容易、且つ、的確に行うことができる。さらに、商品マスタのテーブル数を従来よりも大幅に少なくすることができることから、自動券売機の情報管理を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図1】本発明の第1形態例を示す自動券売機のタッチパネルの初期画面を示す図である。
【
図2】同じく単品メニューを選択した際のタッチパネルを示す図である。
【
図3】同じくセットメニューを選択し、サイドメニューを選択した際のタッチパネルを示す図である。
【
図4】同じくセットメニューを選択し、ドリンクメニューを選択した際のタッチパネルを示す図である。
【
図5】同じくセットメニューを選択し、選択アイテムと金額が表示されたタッチパネルを示す図である。
【
図6】同じく自動券売機のフローチャートを示す図である。
【
図8】本発明の第2形態例を示す自動券売機のタッチパネルの初期画面を示す図である。
【
図9】同じくトッピングを選択した際のタッチパネルを示す図である。
【
図10】同じくトッピングを選択し、選択アイテムと金額が表示されたタッチパネルを示す図である。
【
図11】従来の自動券売機のタッチパネルを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
図1乃至
図7は、本発明をハンバーガショップで用いられる自動券売機に適用した第1形態例を示すもので、従来の券売機と比較するため、従来と同一の各メニューを用いて説明する。
【0021】
図7に示されるように本形態例の自動券売機1は、複数のメニューを表示したタッチパネル2(本発明の操作パネル)と、電子マネーのリーダ3と、選択された品目の価格に相当する金銭を投入するコイン投入口4及び紙幣挿入口5と、コイン投入と紙幣の挿入を解除する解除ボタン6と、釣り銭がある時に押す釣り銭ボタン7と、釣り銭を払い出す釣り銭口8と、食券を発券する発券口9とを備えている。
【0022】
また、キャビネット10内には、タッチパネル2の表示の切り替えや、選択されたメニューに対応する料金の計算や、選択されたメニューに対応する食券を発券する各手段を制御する制御部が収容され、該制御部には、セットメニューのサイドメニューとして「ポテト」、「コーン」を記憶させたサイドメニューテーブル(副品目テーブル)と、セットメニューのドリンクとして「スープ」、「コーヒー」、「コーラ」、「ジュース」を記憶させたドリンクテーブル(副品目テーブル)とが格納されている。
【0023】
自動券売機1は、顧客が自動券売機1の前に立つと、顧客を検知したセンサが制御部に検知情報を出力し、制御部により、タッチパネル2に、
図1に示される初期画面11が表示される。初期画面11は、複数の単品メニューと該単品メニューに対応する金額を表示した複数の単品メニュー用の口座ボタン12aと、主品目とサイドメニュー(副品目)とドリンク(副品目)とを組み合わせたセットメニューと該セットメニューに対応する金額を表示した複数のセットメニュー用の口座ボタン12bと、選択アイテム表示欄13と、金額表示欄14と、購入ボタン15とが表示されている。
【0024】
ここで、顧客が、例えばハンバーガ単品の口座ボタン12aを押した際には、
図2に示されるように、選択アイテム表示欄13に「ハンバーガ単品」と表示され、金額表示欄14には「500円」と表示され、顧客が相当する金額を投入し、購入ボタン15を押すことにより、ハンバーガ単品の食券が発券される。
【0025】
また、顧客が、例えば、ハンバーガセットの口座ボタン12bを押した際には、
図3に示されるように、制御部によってサイドメニューテーブルが呼び出され、「ポテトセット」、「コーンセット」の各口座ボタン12cと、キャンセルボタン16とを備えたサイドメニュー画面17がポップアップされる。顧客が、サイドメニューとして、例えばポテトを選択し、「ポテトセット」の口座ボタン12cを押すと、
図4に示されるように、制御部によってドリンクメニューテーブルが呼び出され、「スープセット」、「コーヒーセット」、「コーラセット」、「ジュースセット」の各口座ボタン12dと、キャンセルボタン18とを備えたドリンクメニュー画面19がポップアップされる。顧客が、例えばドリンクメニューとしてコーラを選択し、「コーラセット」の口座ボタンを12dを押すと、
図5に示されるように、選択アイテム表示欄13に「ハンバーガセット」「ポテトセット」「コーラセット」と表示され、金額表示欄14に「800円」と表示された初期画面11に戻り、顧客が相当する金額を投入し、購入ボタン15を押すことにより、「ハンバーガセット ポテト・コーラ付き」の食券が発券される。
【0026】
次に、
図6に示すフローチャートに基づいて、自動券売機1の動作を説明する。顧客が自動券売機1の前に立つと、顧客を検知したセンサが制御部に検知情報を出力し、制御部により、タッチパネル2に初期画面11が表示される。制御部により、顧客がメニューの選択をしたか否かが判定され(S1)、アイテムボタンが選択されていれば(S1でYES)、選択されたアイテムがセッメニューであるか否かを判定し(S2)、セットメニューが選択されていれば(S2でYES)、サイドメニュー画面17がポップアップされる。
【0027】
制御部が、サブメニューをキャンセルしたか否かを判定し(S3)、キャンセルがなければ(S3でNO)、サブメニューを選択したか否かを判定し(S4)、サブメニューが選択されていれば(S4でYES)、ドリンクメニュー画面19がポップアップされ、ドリンクメニューが選択されていれば、選択されたサブアイテム及びドリンクメニューを記憶する。選択したアイテムと金額が表示された初期画面11に戻り、追加のアイテムボタンが選択されたか否かを判定し(S5)、追加のアイテムが選択されていなければ(S5でNO)、購入ボタン15が押されたか否かを判定し(S6)、購入ボタンが押されていれば(S6でYES)、アイテムが選択済みか(S7)、入金が充分であるか(S8)を判定し、いずれもYESであれば、精算及びセットメニューの食券の発券が行われる。
【0028】
一方、S2で、セットメニューではなく単品メニューが選択された際には(S2でNO)、選択したアイテムと金額が表示された初期画面11に戻り、S5~S8を経て、精算及び単品メニューの発行が行われる。また、S6で購入ボタンが押されなかった場合や、S7でアイテムが選択済みでなかった場合や、S8で入金が不足している場合は、初期画面11に戻る。さらに、S3でキャンセルボタンが押された際も初期画面11に戻る。
【0029】
次に、上述の第1形態例の商品マスタを表5に示す。
【表5】
【0030】
表5により、商品マスタのテーブル数は、
セットメニュー数(3種)+サイドメニュー数(2種)+ドリンクメニュー(4種)+単品メニュー数(9種)となり、18のテーブル数となる。
【0031】
このように、従来では、33のテーブル数が必要であったが、本形態例では、18のテーブル数に抑えることができ、自動券売機1の情報管理を容易に行える。さらに、メニュー変更時の対応も容易に行うことができ、コストの削減化を図ることができる。また、サイドメニュー数や、ドリンクメニュー数が増えるのに伴って、商品マスタのテーブル数を従来と比較して、大幅に少なくすることができ、情報管理の容易性がより顕著になる。
【0032】
また、単品メニューとセットメニューの表示が識別し易く、顧客は的確にメニューの選択をすることができる。さらに、本形態例の自動券売機1では、セットメニューのサイドメニューやドリンクメニューも売り上げに計上することができ、在庫管理やABC分析に必要な「出数」もカウントできる。
【0033】
図8乃至
図10は、本発明をラーメン店で用いられる自動券売機に適用した第2形態例を示すものである。
【0034】
自動券売機は、顧客が自動券売機の前に立つと、顧客を検知したセンサが制御部に検知情報を出力し、制御部により、タッチパネルに、
図8に示される初期画面21が表示される。初期画面21は、複数の単品メニューと該単品メニューに対応する金額を表示した複数の単品メニュー用の口座ボタン22aと、主品目とトッピングメニュー(副品目)とを組み合わせたトッピング付きメニューを表示した複数のトッピング付きメニュー用の口座ボタン22bと、選択アイテム表示欄23と、金額表示欄24と、購入ボタン25とが表示されている。
【0035】
ここで、顧客が、例えば、「ラーメントッピング」の口座ボタン22bを押した際には、
図9に示されるように、制御部によってトッピングメニューテーブルが呼び出され、「メンマ」、「コーン」、「トッピング」の口座ボタン22cと、キャンセルボタン26とを備えたトッピングメニュー画面27がポップアップされる。顧客が、トッピングメニューとして、例えばメンマを選択し、「メンマ」の口座ボタン22cを押すと、
図10に示されるように、選択アイテム表示欄23に「ラーメン」「メンマ」と表示され、金額表示欄24に「650円」と表示された初期画面に戻り、顧客が相当する金額を投入し、購入ボタン25を押すことにより、「ラーメン メンマトッピング」の食券が発券される。
【0036】
なお、本発明の自動券売機は、上述の各形態例のように、ハンバーガーショップやラーメン店で用いられるものに限らず、各種の飲食店で用いられる自動券売機に適用可能であり、メニューの構成要素や、種類、組み合わせ等も任意である。また、自動券売機の外観も上述の形態例に限るものではない。
【符号の説明】
【0037】
1…自動券売機、2…タッチパネル、3…リーダ、4…コイン投入口、5…紙幣挿入口、6…解除ボタン、7…釣り銭ボタン、8…釣り銭口、9…発券口、10…キャビネット、11…初期画面、12a,12b,12c,12d…口座ボタン、13…選択アイテム表示欄、14…金額表示欄、15…購入ボタン、16…キャンセルボタン、17…サイドメニュー画面、18…キャンセルボタン、19…ドリンクメニュー画面、21…初期画面、22a,22b,22c…口座ボタン、23…選択アイテム表示欄、24…金額表示欄、25…購入ボタン、26…キャンセルボタン、27…トッピングメニュー画面