(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2021-12-14
(45)【発行日】2022-01-14
(54)【発明の名称】遊技場用管理システム
(51)【国際特許分類】
A63F 7/02 20060101AFI20220106BHJP
【FI】
A63F7/02 328
(21)【出願番号】P 2018052530
(22)【出願日】2018-03-20
【審査請求日】2020-12-10
(73)【特許権者】
【識別番号】000108937
【氏名又は名称】ダイコク電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000567
【氏名又は名称】特許業務法人 サトー国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】生田 和俊
(72)【発明者】
【氏名】赤阪 竜
【審査官】中野 直行
(56)【参考文献】
【文献】特開2018-029781(JP,A)
【文献】特開2015-229056(JP,A)
【文献】特開2004-348682(JP,A)
【文献】特開2003-345940(JP,A)
【文献】特開2019-154580(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63F 7/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の遊技場に設置された遊技機の稼動状況に関する遊技情報を収集して記憶するサーバ装置と、
公衆通信回線を介して前記サーバ装置へアクセスし、前記遊技情報を閲覧することが可能な遊技者端末と、
前記遊技者端末による前記遊技情報の閲覧状況を管理する遊技場端末と、を備えた遊技場用管理システムにおいて、
前記遊技者端末が前記サーバ装置へアクセスしたときに、少なくとも閲覧した遊技場の識別情報を含むアクセス履歴を当該遊技者端末の識別情報と対応付けて記録する記録手段と、
前記アクセス履歴に基づいて、特定遊技場の遊技情報を閲覧した遊技者端末を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された遊技者端末が、前記特定遊技場以外の非特定遊技場の遊技情報を閲覧しているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記特定遊技場の遊技情報を閲覧している遊技者端末のうち、前記非特定遊技場の遊技情報を閲覧している遊技者端末の割合を把握可能な分析情報を作成する分析情報作成手段と、
遊技場の管理者に対して前記分析情報作成手段により作成された分析情報を出力する分析情報出力手段と、
を備えたことを特徴とする遊技場用管理システム。
【請求項2】
前記判定手段により前記非特定遊技場の遊技情報を閲覧していると判定された場合に、当該非特定遊技場の数を前記遊技者端末毎に特定する非特定遊技場数特定手段を備え、
前記分析情報作成手段は、前記非特定遊技場数特定手段による特定結果に基づいて、前記遊技者端末毎の非特定遊技場数の割合を把握可能な分析情報を作成することを特徴とする請求項1に記載の遊技場用管理システム。
【請求項3】
前記判定手段により前記非特定遊技場の遊技情報を閲覧していると判定された場合に、前記特定遊技場の遊技情報を前記非特定遊技場の遊技情報よりも先に閲覧したか否かを判定する閲覧順序判定手段を備え、
前記分析情報作成手段は、前記閲覧順序判定手段による判定結果に基づいて、前記特定遊技場の遊技情報を前記非特定遊技場の遊技情報よりも先に閲覧している遊技者端末の割合を把握可能な分析情報を作成することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技場用管理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技場用管理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1に記載されているように、遊技場の管理者は所謂頭取りを行うことによって、近隣の競合する遊技場の稼動状況を把握するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、頭取りで把握できるのは、頭取りを行った時点における実際の稼動状況のみであり、将来的な遊技者の行動を予測するのは難しいというのが実情であった。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、遊技場の管理者が遊技者の行動をある程度予測することが可能となる遊技場用管理システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の発明によれば、遊技場の管理者は、自店の遊技情報を閲覧している遊技者が、他店の遊技情報をどの程度閲覧しているのかを把握することができるため、自店情報を閲覧している遊技者のうち何割程度が実際に自店に来てくれるのかをある程度予測することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】一実施形態における遊技用管理システムの構成を示す概略図
【
図6】自店のみの閲覧数と他店併用閲覧数との割合を示す図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、遊技場用管理システムの一実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1に例示する3つの遊技場A店、B店、C店では共通の遊技場用管理システムが構築されていることから、以下では、遊技場A店の構成について説明する。
【0009】
遊技場A店内には、パチンコ機やスロットマシンといった遊技機1が複数設置されており、各遊技機1に対応する位置に貸出装置2及び遊技情報表示装置3が付設されている。2台の遊技機1、2台の貸出装置2及び2台の遊技情報表示装置3は、1台の中継装置4に接続されており、中継装置4はLAN5を介して管理装置6(遊技場端末、分析情報出力手段)に接続されている。管理装置6は、例えば管理室に設置されており、遊技機側(遊技機1、貸出装置2等)から出力された遊技信号を中継装置4を介して受信する。LAN5には景品交換処理を行うPOSやカードに記録された残高を精算するための残高精算機等(図示略)が管理装置6と通信可能に接続されている。
【0010】
管理装置6は、図示しないCPUを主体とし、ROM、RAMからなる記憶部、I/O等を有するマイクロコンピュータから構成されており、モニタ6a及びキーボード6bが接続されるとともに、各種信号を送受信する送受信部や、プリンタ(何れも図示略)が接続されている。
【0011】
尚、
図1では省略しているが、数百台の遊技機1が管理装置6の管理対象となる。また、上記した遊技機1がパチンコ機の場合、その遊技価値(遊技媒体)は玉(パチンコ玉)であり、遊技機1がスロットマシンの場合、遊技価値はメダルである。
【0012】
遊技機1がパチンコ機の場合は、盤面7に玉を発射する発射装置を構成する操作ハンドル8、上部受皿9、下部受皿10を有すると共に、盤面7に、液晶表示部11、始動口12、大入賞口13を有する。遊技者が操作ハンドル8を操作すると、玉が盤面7に発射され、その玉が始動口12に入賞すると、その入賞に応じた玉数の玉を払出したり大当り抽選を行ったりする。大当り抽選では、液晶表示部11において所謂特別図柄(特図)による図柄変動を実行し、停止表示された図柄が大当り図柄の場合に大当り状態が発生する。大当り状態が発生すると、例えば15ラウンド分だけ大入賞口13を開放する。
【0013】
遊技機がスロットマシンの場合は、表示窓14、スタートレバー15、ストップボタン16、液晶部17、メダル投入口18及びBETボタン19等を有する。遊技者は、表示窓14を通じて内部に設けられたリールに描かれた図柄を視認可能となっている。遊技者によってメダル投入口18からメダルを投入、或いは、BETボタン19を操作することで、クレジットメダルが所定枚数ベットされる。その状態でスタートレバー15が操作されると、内部抽選を実行するとともに図柄の変動を開始させ、ストップボタン16を操作することによって所謂引込制御によりリールの変動を停止する。
【0014】
スロットマシンでは、周知のように小役、リプレイ役のほか、ボーナス役(BB役及びRB役)等が設定されている。上記の内部抽選時に、何れかの役に内部当選した状態で遊技者によりストップボタン16が操作された場合に、予め設定されている有効ライン上にその内部当選役に対応する図柄が停止表示されると、入賞が発生する。入賞が発生した場合には、対応する枚数のメダルの払出、或いはボーナス状態(大当り状態)等への移行が行われる。
【0015】
上記の遊技機1からは、遊技の実行に応じて次に示す遊技信号が出力される。
・遊技媒体消費信号:遊技で消費された遊技媒体の数を示す。
・遊技媒体付与信号:入賞により付与された遊技媒体の数を示す。
・大当り抽選信号:遊技中に実行された大当り抽選等の数を示す。
・大当り信号:大当り状態の発生中に出力され、大当り状態であることを示す。
尚、遊技機1からは、これらの遊技信号に限らず、機種によって様々な信号が出力される。
【0016】
図1に示すように、貸出装置2としては、パチンコ機用の貸出装置と、スロットマシン用の貸出装置とがある。貸出装置2は、紙幣(千円)を投入する投入口20を備えると共に、図示しないCPU、ROM、RAM、I/Oを有する制御部、各種信号を送受信する送受信部等を備える。パチンコ機用の貸出装置2は、パチンコ機の左側に配置され、紙幣の投入口20への投入に応じて玉を貸出すと共に、その投入金額を示す売上情報を管理装置6に送信する。スロットマシン用の貸出装置2は、スロットマシンの右側に配置され、紙幣の投入口20への投入に応じてメダルを貸出すと共に、その投入金額を示す売上情報を管理装置6に送信する。
【0017】
管理装置6は、遊技場A店に設置されている各種機器、つまり遊技機1や貸出装置2等から送信される各種の遊技信号に基づいて、それらの機器の稼動状況を管理する。また、各遊技機1の遊技データを収集するとともに、遊技者IDに基づいて各遊技者の遊技データも管理する。
【0018】
管理装置6は、インターネット22(公衆通信回線)に接続可能となっており、センターに設置されているデータ管理サーバ(サーバ装置。以下、サーバ)23(記録手段、抽出手段、判定手段、分析情報作成手段、非特定遊技場数特定手段、閲覧順序判定手段)とインターネット22等を介して通信可能である。遊技場B店、C店でも遊技場A店の同等の構成が実現されており、遊技場B店、C店の管理装置6についても、遊技場A店の管理装置6と同様、サーバ23とインターネット22等を介して通信可能とされている。
【0019】
サーバ23は、例えば遊技場A店~C店外で情報提供会社により運営されており、インターネット22を利用して各遊技場の管理装置6から各遊技機1の稼動状況に関する遊技情報を受信し、遊技場固有の遊技場IDに対応して蓄積することで各遊技機1の遊技情報の閲覧サービスサイトを提供する。サーバ23のサイトにアクセスして遊技情報を閲覧するためには、会員登録して携帯端末固有のアカウント(遊技者端末ID、識別情報)を取得し、月額利用料(例えば300円)を支払う必要がある。サーバ23は、遊技者が所持する携帯端末21(遊技者端末)からのアクセスに応じて閲覧サービスを提供する場合は、遊技者が閲覧した遊技場の遊技場IDを含むアクセスログ(アクセス履歴)を携帯端末固有のアカウントと対応付けて記録する。
【0020】
さて、遊技者がいずれかの遊技場A店~C店に設置されている遊技機1の遊技情報を確認したい場合は、情報提供会社が提供する遊技情報閲覧アプリケーションを携帯端末21に予めダウンロードしておく。遊技者が遊技情報閲覧アプリケーションを起動することで所望の遊技場A店~C店に設置されている所望の遊技機1の遊技情報を閲覧することが可能となる。尚、以下の説明では、携帯端末21は、インターネットを介してサーバ23に対してアクセスするが、サーバ23に対するアクセス動作の説明は省略し、携帯端末21のみの動作を説明する。
【0021】
遊技者が遊技情報閲覧アプリケーションを起動すると、携帯端末21の表示部24(
図2参照)にはトップ画面として図示しない「メニュー」画面が表示される。遊技者が「メニュー」画面に表示されている「地域選択」ボタンをタッチすると、「地域選択」画面が表示され、所望の地域(都道府県市区)を選択すると、「ホール選択」画面が表示される。
【0022】
図2は「ホール選択画面」を示している。「ホール選択」画面は選択地域の遊技場を一覧表示するもので、タイトル24a、選択地域24b、「ホール」ボタン24c、次頁ボタン24d、前画面戻るボタン24eが表示される。
遊技者が「ホール選択」画面で所望の「ホール」ボタン24cをタッチすると、「機種選択」画面が表示される。
【0023】
図3は「機種選択」画面を示している。「機種選択」画面は選択された遊技場に設置されている機種を一覧表示するもので、タイトル24a、遊技場名24f、「機種」ボタン24g、次頁ボタン24d、前画面戻るボタン24eが表示される。
遊技者が所望の「機種」ボタン24gをタッチすると、「機種別データ」画面が表示される。
【0024】
図4は「機種別データ」画面を示している。「機種別データ」画面は機種に所属する遊技機を一覧表示するもので、タイトル24a、機種24h、「台番」ボタン24iに対応した所定の遊技情報24j、前画面戻るボタン24eが表示される。尚、機種に所属する全ての遊技機1が表示されない場合は次頁ボタン24dが表示される。
遊技者が所望の「台番」ボタン24iをタッチすると、「指定台詳細データ」画面が表示される。
【0025】
図5は「指定台詳細データ」画面を示している。「指定台詳細データ」画面は機種別データ画面で選択された台番の詳細データを表示するもので、タイトル24a、遊技場名及び日付24k、機種名及び台番24l、遊技機に対応した遊技情報24m、差玉グラフ24nが表示される。
以上のようにして、遊技者は、所望の選択地域に位置する所望の遊技場に設置されている所望の機種に所属する所望の遊技機の詳細情報を確認することができる。
【0026】
ここで、サーバ23は、携帯端末21からアクセスされた場合は、アクセスしたアカウント(遊技者端末ID)毎に、アクセス日時、選択地域、選択ホール、選択機種をアクセスログとして記録する。
図2~5に示した例では、
図2に示す「ホール選択」画面を表示するためにアクセスされた日時をアクセス日時として記録し、
図2に示す選択された地域を選択地域として記録し、
図2に示す遊技場を選択ホールとして記録し、
図3に示す機種を選択機種として記録する。
【0027】
サーバ23は、所定期間におけるアクセスログに基づいて、特定遊技場の遊技情報を閲覧した携帯端末21を抽出し、抽出された携帯端末21が、特定遊技場以外の非特定遊技場の遊技情報を閲覧しているか否かを判定する。これにより、特定遊技場の遊技情報を閲覧している携帯端末21のうち、非特定遊技場の遊技情報を閲覧している携帯端末21の割合を把握可能な分析情報を作成する。つまり、特定遊技場が例えば遊技場A店の場合は、遊技場A店向けの以下の分析データ(遊技情報の閲覧状況)を作成する。以下の説明では、情報提供先の遊技場を自店、それ以外の遊技場を他店として説明する。
【0028】
(1)自店閲覧数:自店に設置されている遊技機1の遊技情報を閲覧した数であり、自店の潜在遊技者数を把握することができる。
(2)自店閲覧数のうち、自店のみの閲覧数:自店に設置されている遊技機の遊技情報を閲覧した数であり、高い確率で自店へ来る(来店意欲が高い)遊技者数を予測することができる。
【0029】
(3)自店閲覧数のうち、他店併用閲覧数(非特定遊技場の数):自店に加えて他店の遊技機の遊技情報も閲覧した数であり、上記(2)の場合よりも低い確率で自店に来る(来店意欲が低い)遊技者数を予測することができる。
【0030】
(4)他店併用閲覧数の他店数内訳(非特定遊技場数の割合):他店数が1店、2店、3店、4店、5店以上の割合であり、他店の閲覧数が多いほど来店意欲が低いことが想定されることから、上記(3)の場合において遊技者が自店へ来る確率の高低を予測することができる。
【0031】
(5)他店併用閲覧数のうち、当日最初の閲覧が自店だった割合(特定遊技場の遊技情報を非特定遊技場の遊技情報よりも先に閲覧している遊技者端末の割合):自店の遊技機の遊技情報を最初に閲覧している割合であり、上記(3)の場合において自店を本命としている遊技者の割合を把握することができる。
【0032】
(6)他店併用閲覧者が他店で閲覧している機種のランキング(1~5位):他店の人気機種を示しており、上記(3)の場合において遊技者が好む機種をランキング形式で把握することができる。
【0033】
サーバ23は、上記(1)~(6)の分析データを、日毎、曜日毎、週毎、月毎などの適宜の所定期間で区切って作成し、管理装置6からの要求に応じて所定の分析データを管理装置6にダウンロードする。
【0034】
管理装置6は、サーバ23からダウンロードした分析データを管理者の操作に応じてモニタ6aに表示する。
図6は上記(2)で説明した自店のみの閲覧数と(3)で説明した他店併用閲覧数との割合表示であり、
図7は(4)で説明した他店併用閲覧数の他店数内訳の割合表示である。
【0035】
したがって、管理者は、
図6から自店の遊技機の稼動データにアクセスした遊技者のうち、自店のみの遊技機に関心がある遊技者の割合を把握したり、
図7から他店の遊技機にも関心がある遊技者の割合を把握したりすることができる。
【0036】
このような実施形態によれば、次のような効果を奏することができる。
サーバ23は、所定期間におけるアクセスログに基づいて、特定遊技場の遊技情報を閲覧している携帯端末21のうち、非特定遊技場の遊技情報を閲覧している携帯端末21の割合を把握可能な分析情報を作成するので、遊技場の管理者は、自店の遊技情報を閲覧している遊技者が、他店の遊技情報をどの程度閲覧しているのかを把握することができ、自店情報を閲覧している遊技者のうち何割程度が実際に自店に来てくれるのかをある程度予測することが可能となる。
【0037】
他店併用閲覧数の他店数内訳を作成するので、遊技者が自店へ来る確率の高低を予測することができる。
他店併用閲覧数のうち、当日最初の閲覧が自店だった数の割合を作成するので、自店を本命としている遊技者の割合を把握することができる。
【0038】
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張したり、各変形例を上記実施形態と組み合せたり、各変形例を組み合わせるようにしても良い。
分析データの種類は本実施形態の例に限定されず、様々な種類の分析データを適宜作成することが可能である。
【0039】
自店の遊技情報を閲覧している遊技者の他店閲覧状況を分析できるデータであればどのようなデータを作成してもよい。
サーバ23が各種の分析データを作成するようにしたが、アクセスログをサーバ23から管理装置6へ送信し、管理装置6が分析データを作成するようにしてもよい。
【0040】
遊技場端末はスマートフォンやタブレットなどの携帯可能な端末でもよい。
遊技場外に設けたサーバ23は情報提供会社が運営することを前提としたが、遊技場自身が運営してもよい。
【0041】
遊技者に対する遊技情報の閲覧サービスの提供を有償サービスとしたが、無償サービスとし、誰でも自由に利用できるようにしてもよい。
携帯端末固有のアカウントを取得しなくても閲覧サービスを利用可能にしてもよい。
【0042】
アカウント登録されていない遊技者端末であっても閲覧サービス以外のサービスを利用した際の閲覧履歴を示すクッキー(Cookie)により遊技者端末を識別することが可能である。
【符号の説明】
【0043】
図面中、1は遊技機、6は管理装置(遊技場端末、分析情報出力手段)、23はサーバ(記録手段、抽出手段、判定手段、分析情報作成手段、非特定遊技場数特定手段、閲覧順序判定手段)、21は携帯端末(遊技者端末)である。