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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2021-12-14
(45)【発行日】2022-01-14
(54)【発明の名称】接続構造及び輸送装置
(51)【国際特許分類】
   B65G 17/46 20060101AFI20220106BHJP
【FI】
B65G17/46 B
【請求項の数】 17
(21)【出願番号】P 2019507898
(86)(22)【出願日】2018-10-11
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2021-02-04
(86)【国際出願番号】 CN2018109837
(87)【国際公開番号】W WO2020073278
(87)【国際公開日】2020-04-16
【審査請求日】2019-02-07
(73)【特許権者】
【識別番号】519045011
【氏名又は名称】深▲せん▼市誠捷智能装備股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100095407
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 満
(74)【代理人】
【識別番号】100132883
【弁理士】
【氏名又は名称】森川 泰司
(74)【代理人】
【識別番号】100148633
【弁理士】
【氏名又は名称】桜田 圭
(74)【代理人】
【識別番号】100147924
【弁理士】
【氏名又は名称】美恵 英樹
(72)【発明者】
【氏名】▲スイ▼ 柏林
(72)【発明者】
【氏名】楊 君成
【審査官】寺川 ゆりか
(56)【参考文献】
【文献】実開昭62-157817(JP,U)
【文献】実公平05-044324(JP,Y2)
【文献】特開2001-002220(JP,A)
【文献】実開平02-127619(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65G 17/46
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
被加工物を駆動機構に固定するための接続構造であって、
前記駆動機構に接続され、前記被加工物を積載するための支持部品と、
前記支持部品に設けられ、磁気吸引力を生じさせて被加工物を前記支持部品に吸着して固定するための磁気吸引部品と、を含み、
前記支持部品には、前記駆動機構の位置決め軸に係合するための位置決め止まり穴が設けられ、
前記接続構造は、押付部品をさらに含み、前記支持部品には、前記位置決め止まり穴に連通する固定孔がさらに設けられ、前記押付部品は、前記固定孔内に固定され且つ前記位置決め軸に当接することにより、前記位置決め軸を前記位置決め止まり穴内に固定することを特徴とする接続構造。
【請求項2】
前記固定孔が、第1の孔段と前記第1の孔段に連通する第2の孔段とを含み、前記第1の孔段の直径は前記第2の孔段の直径より大きく、前記押付部品が、大径部と前記大径部に接続される小径部とを含み、前記大径部は、前記第1の孔段内に収容され且つ前記位置決め軸に当接し、前記小径部は、前記第2の孔段内に固定されることを特徴とする請求項1に記載の接続構造。
【請求項3】
駆動機構と、請求項1または2に記載の接続構造と、を含む輸送装置であって、前記駆動機構は前記支持部品を第1の位置から第2の位置に移動させるために用いられることを特徴とする輸送装置。
【請求項4】
前記駆動機構が、取付けフレームと、
前記取付けフレームに回転可能に設けられる第1の駆動機構と、
前記取付けフレームに回転可能に設けられる第2の駆動機構と、
前記第1の駆動機構と前記第2の駆動機構とに周設され、且つ前記支持部品に接続される搬送部品と、を含み、
前記第1の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記支持部品を駆動して前記第1の位置から第3の位置に移動させるために用いられ、前記第2の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記支持部品を駆動して前記第3の位置から前記第2の位置に移動させるために用いられ、前記第3の位置は、前記第1の位置から前記第2の位置に移動する経路に位置することを特徴とする請求項3に記載の輸送装置。
【請求項5】
前記接続構造は複数設けられており、複数の前記接続構造の前記支持部品が前記搬送部品に所定の長さで等間隔に配置され、前記第1の駆動機構は、前記搬送部品を駆動して1回当たりに第1の所定数の前記所定の長さだけ移動させるために用いられ、前記第2の駆動機構は、前記搬送部品を駆動して1回当たりに第2の所定数の前記所定の長さだけ移動させるために用いられ、前記第1の所定数は前記第2の所定数より大きいことを特徴とする請求項4に記載の輸送装置。
【請求項6】
前記第1の駆動機構が、第1の主動部品と、第1の従動部品と、第1の駆動部品とを含み、前記第1の主動部品と前記第1の従動部品とが、前記取付けフレームに回転可能に設けられ、前記搬送部品が、前記第1の主動部品と前記第1の従動部品とに周設され、前記第1の駆動部品が前記第1の主動部品に接続され、前記第1の駆動部品は前記第1の主動部品を駆動して回転させるために用いられることを特徴とする請求項5に記載の輸送装置。
【請求項7】
前記第2の駆動機構が、第2の主動部品と、第2の従動部品と、第2の駆動部品とを含み、前記第2の主動部品と前記第2の従動部品とが、前記取付けフレームに回転可能に設けられ、前記搬送部品が、前記第2の主動部品と前記第2の従動部品とに周設され、前記第2の駆動部品が前記第2の主動部品に接続され、前記第2の駆動部品は前記第2の主動部品を駆動して回転させるために用いられることを特徴とする請求項6に記載の輸送装置。
【請求項8】
前記輸送装置は保管機構をさらに含み、前記保管機構が前記第1の駆動機構と前記第2の駆動機構との間に設けられ、前記搬送部品が前記保管機構に周設され、前記第1の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記保管機構を駆動して第1の方向に移動させることにより、前記被加工物を積載している前記支持部品を前記第3の位置に保管するためにも用いられ、前記第2の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記保管機構を駆動して前記第1の方向とは反対の方向である第2の方向に移動させることにより、前記被加工物を積載している前記支持部品を前記第3の位置から前記第2の位置に移動させるためにも用いられることを特徴とする請求項に記載の輸送装置。
【請求項9】
前記保管機構が、第1の摺動部品と第1の回転部品とを含み、前記第1の摺動部品が前記取付けフレームに摺接され、前記第1の回転部品が前記第1の摺動部品に回転可能に設けられ、前記搬送部品が前記第1の回転部品に周設され、前記第1の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記第1の回転部品を駆動して回転させ、前記第1の摺動部品を駆動して前記第1の方向に移動させるためにも用いられ、前記第2の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記第1の回転部品を駆動して回転させ、前記第1の摺動部品を駆動して前記第2の方向に移動させるためにも用いられることを特徴とする請求項8に記載の輸送装置。
【請求項10】
前記第2の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記支持部品を駆動して前記第2の位置から第4の位置に移動させるためにも用いられ、前記第1の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記支持部品を駆動して前記第4の位置から前記第1の位置に移動させるためにも用いられ、前記第4の位置は前記第2の位置から前記第1の位置に移動する経路に位置することを特徴とする請求項に記載の輸送装置。
【請求項11】
前記輸送装置は緩衝機構をさらに含み、前記緩衝機構が前記第1の駆動機構と前記第2の駆動機構との間に設けられ、前記搬送部品が前記緩衝機構に周設され、前記第2の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記緩衝機構を駆動して第2の方向に移動させることにより、空荷状態の前記支持部品を前記第4の位置に一時的に保管するために用いられ、前記第1の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記緩衝機構を駆動して第1の方向に移動させることにより、空荷状態の前記支持部品を前記第4の位置から前記第1の位置に移動させるためにも用いられることを特徴とする請求項10に記載の輸送装置。
【請求項12】
前記緩衝機構が、第2の摺動部品と第2の回転部品とを含み、前記第2の摺動部品が前記取付けフレームに摺接され、前記第2の回転部品が前記第2の摺動部品に回転可能に設けられ、前記搬送部品が前記第2の回転部品に周設され、前記第1の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記第2の回転部品を駆動して回転させ、前記第2の摺動部品を駆動して前記第1の方向に移動させるためにも用いられ、前記第2の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記第2の回転部品を駆動して回転させ、前記第2の摺動部品を駆動して前記第2の方向に移動させるためにも用いられることを特徴とする請求項11に記載の輸送装置。
【請求項13】
前記第1の主動部品と、前記第1の従動部品と、前記第2の主動部品と、前記第2の従動部品と、前記第1の回転部品と、前記第2の回転部品とは前記搬送部品に噛合することを特徴とする請求項12に記載の輸送装置。
【請求項14】
前記搬送部品が、首尾をつなげて順に接続される複数の伝動手段を含み、各前記伝動手段は、対向して設けられる2つの外側リンクプレートと、内側チェーンリンクと、位置決め軸とを含み、前記内側チェーンリンクが2つの前記外側リンクプレートの間に設けられ、前記位置決め軸が内側チェーンリンクと2つの前記外側リンクプレートとに穿設され、且つ前記位置決め軸の一端は一方の前記外側リンクプレートの外部にまで延出し、各前記接続構造の前記支持部品が各前記伝動手段の前記位置決め軸に対応して設けられることを特徴とする請求項13に記載の輸送装置。
【請求項15】
前記輸送装置は、前記第1の位置に被加工物があるか否かを検出するための第1の検出素子と、前記第2の位置に被加工物があるか否かを検出するための第2の検出素子とをさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の輸送装置。
【請求項16】
前記輸送装置は、前記搬送部品が前記第1の位置にある時、前記搬送部品をガイドし支持する役割を果たすための第1のガイドベースと、前記搬送部品が前記第2の位置にある時、前記搬送部品をガイドし支持する役割を果たすための第2のガイドベースとをさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の輸送装置。
【請求項17】
前記輸送装置は、前記第1の摺動部品が前記第2の方向に移動する時の位置を検出するための第3の検出素子と、前記第2の摺動部品が前記第1の方向に移動する時の位置を検出するための第4の検出素子とをさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の輸送装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンデンサ製造の分野に属し、より詳しくは、接続構造及び輸送装置に関する。
【背景技術】
【0002】
コンデンサは、電荷を蓄積して、動的な充放電を実現する電気素子であり、電子、電気デバイスに幅広く用いられている。その主な構造は、アルミニウム電極箔、電解紙及びリード線(正極板、負極板)からなるコンデンサ素子を含む。
【0003】
従来のコンデンサ製造プロセスは、一般的に、輸送クランプでコンデンサ素子を伝動機構に固定し、伝動機構により次の工程へ移送していた。しかしながら、輸送クランプがコンデンサ素子を取り上げて挟持する過程では、コンデンサ素子を傷つける可能性があるため、コンデンサ素子を損傷させ、その電気的性能に影響を与える恐れがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、輸送クランプでコンデンサ素子を挟持して固定する過程では、コンデンサ素子を傷つけ、その電気的性能に影響を与えるという技術的課題を解決するためになされたものであり、接続構造及び輸送装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記技術的課題を解决するためになされた本発明の一態様として、被加工物を駆動機構に固定するための接続構造を提供する。当該接続構造は、前記駆動機構に接続され、前記被加工物を積載するための支持部品と、
前記支持部品に設けられ、磁気吸引力を生じさせて被加工物を前記支持部品に吸着して固定するための磁気吸引部品と、を含む。
【0006】
任意選択的に、前記支持部品には、前記駆動機構の位置決め軸に係合するための位置決め止まり穴が設けられる。
【0007】
任意選択的に、前記接続構造は押付部品をさらに含み、前記支持部品には、前記位置決め止まり穴に連通する固定孔がさらに設けられ、前記押付部品は、前記固定孔内に固定され且つ前記位置決め軸に当接することにより、前記位置決め軸を前記位置決め止まり穴内に固定する。
【0008】
任意選択的に、前記固定孔は、第1の孔段と、前記第1の孔段に連通する第2の孔段とを含み、前記第1の孔段の直径は前記第2の孔段の直径より大きく、前記押付部品は、大径部と前記大径部に接続される小径部とを含み、前記大径部は、前記第1の孔段内に収容され且つ前記位置決め軸に当接し、前記小径部は、前記第2の孔段内に固定される。
【0009】
任意選択的に、前記支持部品には、前記被加工物の磁気吸引部を位置決めするための位置決め溝が設けられる。
【0010】
任意選択的に、前記支持部品に複数の突起を備え、隣接する2つの前記突起の間に前記位置決め溝が形成される。
【0011】
本発明のもう一つの態様として、輸送装置を提供する。当該装置は、前記支持部品を第1の位置から第2の位置に移動させるための駆動機構と、前記接続機構とを含む。
【0012】
任意選択的に、前記駆動機構は、取付けフレームと、
前記取付けフレームに回転可能に設けられる第1の駆動機構と、
前記取付けフレームに回転可能に設けられる第2の駆動機構と、
前記第1の駆動機構と前記第2の駆動機構とに周設され、前記支持部品に接続される搬送部品と、を含み、
前記第1の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記支持部品を駆動して前記第1の位置から第3の位置に移動させるために用いられ、前記第2の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記支持部品を駆動して前記第3の位置から前記第2の位置に移動させるために用いられ、前記第3の位置は、前記第1の位置から前記第2の位置に移動する経路に位置する。
【0013】
任意選択的に、前記接続構造は複数設けられており、複数の前記接続構造の前記支持部品が前記搬送部品に所定の長さで等間隔に配置され、前記第1の駆動機構は、前記搬送部品を駆動して1回当たりに第1の所定数の前記所定の長さだけ移動させるために用いられ、前記第2の駆動機構は、前記搬送部品を駆動して1回当たりに第2の所定数の前記所定の長さだけ移動させるために用いられ、前記第1の所定数は前記第2の所定数より大きい。
【0014】
任意選択的に、前記第1の駆動機構は、第1の主動部品と、第1の従動部品と、第1の駆動部品とを含み、前記第1の主動部品と前記第1の従動部品とが、前記取付けフレームに回転可能に設けられ、前記搬送部品が、前記第1の主動部品と前記第1の従動部品とに周設され、前記第1の駆動部品が前記第1の主動部品に接続され、前記第1の駆動部品は前記第1の主動部品を駆動して回転させるために用いられる。
【0015】
任意選択的に、前記第2の駆動機構は、第2の主動部品と、第2の従動部品と、第2の駆動部品とを含み、前記第2の主動部品と前記第2の従動部品とが、前記取付けフレームに回転可能に設けられ、前記搬送部品が、前記第2の主動部品と前記第2の従動部品とに周設され、前記第2の駆動部品が前記第2の主動部品に接続され、前記第2の駆動部品は前記第2の主動部品を駆動して回転させるために用いられる。
【0016】
任意選択的に、前記輸送装置は保管機構をさらに含み、前記保管機構が前記第1の駆動機構と前記第2の駆動機構との間に設けられ、前記搬送部品が前記保管機構に周設され、前記第1の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記保管機構を駆動して第1の方向に移動させることにより、前記被加工物を積載している前記支持部品を前記第3の位置に保管するためにも用いられ、前記第2の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記保管機構を駆動して前記第1の方向とは反対の方向である第2の方向に移動させることにより、前記被加工物を積載している前記支持部品を前記第3の位置から前記第2の位置に移動させるためにも用いられる。
【0017】
任意選択的に、前記保管機構は、第1の摺動部品と第1の回転部品とを含み、前記第1の摺動部品が前記取付けフレームに摺接され、前記第1の回転部品が前記第1の摺動部品に回転可能に設けられ、前記搬送部品が前記第1の回転部品に周設され、前記第1の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記第1の回転部品を駆動して回転させ、前記第1の摺動部品を駆動して前記第1の方向に移動させるためにも用いられ、前記第2の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記第1の回転部品を駆動して回転させ、前記第1の摺動部品を駆動して前記第2の方向に移動させるために用いられる。
【0018】
任意選択的に、前記第2の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記支持部品を駆動して前記第2の位置から第4の位置に移動させるためにも用いられ、前記第1の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記支持部品を駆動して前記第4の位置から前記第1の位置に移動させるためにも用いられ、前記第4の位置は前記第2の位置から前記第1の位置に移動する経路に位置する。
【0019】
任意選択的に、前記輸送装置は緩衝機構をさらに含み、前記緩衝機構が前記第1の駆動機構と前記第2の駆動機構との間に設けられ、前記搬送部品が前記緩衝機構に周設され、前記第2の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記緩衝機構を駆動して第2の方向に移動させることにより、空荷状態の前記支持部品を前記第4の位置に一時的に保管するためにも用いられ、前記第1の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記緩衝機構を駆動して第1の方向に移動させることにより、空荷状態の前記支持部品を前記第4の位置から前記第1の位置に移動させるためにも用いられる。
【0020】
任意選択的に、前記緩衝機構は、第2の摺動部品と第2の回転部品とを含み、前記第2の摺動部品が前記取付けフレームに摺接され、前記第2の回転部品が前記第2の摺動部品に回転可能に設けられ、前記搬送部品が前記第2の回転部品に周設され、前記第1の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記第2の回転部品を駆動して回転させ、前記第2の摺動部品を駆動して前記第1の方向に移動させるためにも用いられ、前記第2の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記第2の回転部品を駆動して回転させ、前記第2の摺動部品を駆動して前記第2の方向に移動させるためにも用いられる。
【0021】
任意選択的に、前記第1の主動部品と、前記第1の従動部品と、前記第2の主動部品と、前記第2の従動部品と、前記第1の回転部品と、前記第2の回転部品とは前記搬送部品に噛合する。
【0022】
任意選択的に、前記搬送部品は、首尾をつなげて順に接続される複数の伝動手段を含み、各前記伝動手段は、対向して設けられる2つの外側リンクプレートと、内側チェーンリンクと、位置決め軸とを含み、前記内側チェーンリンクが2つの前記外側リンクプレートの間に設けられ、前記位置決め軸が内側チェーンリンクと2つの前記外側リンクプレートとに穿設され、且つ前記位置決め軸の一端は一方の前記外側リンクプレートの外部にまで延出し、各前記接続構造の前記支持部品が各前記伝動手段の前記位置決め軸に対応して設けられる。
【0023】
任意選択的に、前記輸送装置は、前記第1の位置に被加工物があるか否かを検出するための第1の検出素子と、前記第2の位置に被加工物があるか否かを検出するための第2の検出素子とをさらに含む。
【0024】
任意選択的に、前記輸送装置は、前記搬送部品が前記第1の位置にある時、前記搬送部品をガイドし支持する役割を果たすための第1のガイドベースと、前記搬送部品が前記第2の位置にある時、前記搬送部品をガイドし支持する役割を果たすための第2のガイドベースとをさらに含む。
【0025】
任意選択的に、前記輸送装置は、前記第1の摺動部品が前記第2の方向に移動する時の位置を検出するための第3の検出素子と、前記第2の摺動部品が前記第1の方向に移動する時の位置を検出するための第4の検出素子とをさらに含む。
【発明の効果】
【0026】
本発明の実施形態を実施することにより、以下の有益な効果を得ることができる。
本発明の実施形態に係る接続構造は、支持部品によって駆動機構に接続され、磁気吸引部品が支持部品に設けられ、磁気吸引部品は磁気吸引力を生じさせて被加工物を支持部品に吸着して固定することにより、被加工物を駆動機構に対して固定することを実現する。そのため、輸送クランプを用いて被加工物を挟持して固定する従来の方式に比べると、本発明の実施形態に係る接続構造は、磁気吸引により被加工物に対する吸着と固定を実現して、輸送クランプが被加工物を傷つけ、その電気的性能に影響を与えるという問題を回避することができる。
【0027】
従来技術による解決手段と本発明の実施形態をより明瞭に説明するために、以下、従来技術及び本発明の実施形態の説明に必要な各図を簡単に説明する。なお、下記記載に係る各図は本発明の一部の実施形態を示すものに過ぎず、当業者は、進歩的な作業を行うことなく、これらの図からさらにその他の図を得ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
図1】本発明の一実施形態による輸送装置を概略的に示す図である。
図2】本発明の一実施形態による輸送装置の正面図である。
図3】本発明の一実施形態による輸送装置を概略的に示すもう一つの図である。
図4図3のA箇所の拡大図である。
図5】本発明の一実施形態による接続構造を概略的に示す図である。
図6】本発明の一実施形態による接続構造の分解図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
以下、本発明の実施形態に係る発明を、各図を参照しながら明瞭且つ完全に説明する。なお、説明される実施形態は、本発明の実施形態の全てではなく、一部の実施形態に過ぎない。当業者が明細書に記載の各実施形態に基づき進歩的な作業を行うことなく得ているその他の全ての実施形態は、いずれも本発明の保護範囲に含まれるものとする。
【0030】
図1及び図6に示すように、本発明は駆動機構10と、接続構造20とを含む輸送装置を提供する。接続構造20は被加工物を駆動機構10に固定するために用いられる。接続構造20は、支持部品201と、磁気吸引部品202とを含む。磁気吸引部品202が、支持部品201に設けられる。支持部品201が、駆動機構10に接続される。駆動機構10は、支持部品201を第1の位置50から第2の位置60に移動させるために用いられる。支持部品201は、被加工物を積載するために用いられる。磁気吸引部品202は、磁気吸引力を生じさせて被加工物を支持部品201に吸着して固定するために用いられる。
【0031】
本発明に係る接続構造20は支持部品201によって駆動機構10に接続され、磁気吸引部品202が支持部品201に設けられる。磁気吸引部品202は、磁気吸引力を生じさせて被加工物を支持部品201に吸着して固定することにより、被加工物の駆動機構10に対しての固定を実現する。そのため、輸送クランプを用いて被加工物を挟持して固定する従来の方式と比べると、本発明に係る接続構造20は、磁気吸引により被加工物を吸着して固定することを実現するため、輸送クランプが被加工物を傷つけ、その電気的性能に影響を与えるという問題を回避することができる。
【0032】
本発明の一実施形態において、図1及び図2に示すように、駆動機構10は、取付けフレーム104と、第1の駆動機構101と、第2の駆動機構102と、搬送部品103とを含む。第1の駆動機構101と第2の駆動機構102とが、取付けフレーム104に回転可能に設けられる。搬送部品103が、第1の駆動機構101と第2の駆動機構102とに周設される。搬送部品103が支持部品201に接続される。第1の駆動機構101は、搬送部品103を介して支持部品201を駆動して第1の位置50から第3の位置に移動させるために用いられる。第2の駆動機構102は、搬送部品103を介して支持部品201を駆動して第3の位置から第2の位置60に移動させるために用いられる。第3の位置は、第1の位置50から第2の位置60に移動する経路に位置する。なお、搬送部品103は、第1の駆動機構101により駆動されて、被加工物を積載している支持部品201を駆動して、第1の位置50から第3の位置に移動させることができる。また搬送部品103は、第2の駆動機構102により駆動されて、被加工物を積載している支持部品201を第3の位置から第2の位置60に移動させることができる。
【0033】
本発明の一実施形態において、第1の駆動機構101は供給駆動機構であり、第1の位置50は供給位置である。これにより、搬送部品103は、供給駆動機構により駆動されて、被加工物を積載している支持部品201を駆動して供給位置から第3の位置に移動させることができる。第2の駆動機構102は排出駆動機構であり、第2の位置60は排出位置である。これにより、搬送部品103は、排出駆動機構により駆動されて、被加工物を積載している支持部品201を第3の位置から排出位置に移動させる。これにより、被加工物を積載している支持部品201を、供給位置から排出位置に搬送することができる。当然ながら、他の実施形態において、第2の駆動機構102は供給駆動機構であり、第2の位置60は供給位置である。第1の駆動機構101は排出駆動機構であり、第1の位置50は排出位置である。
【0034】
本発明の一実施形態において、図1及び図2に示すように、接続構造20は複数設けられている。複数の接続構造20の支持部品201は、搬送部品103に所定の長さで等間隔に配置される。第1の駆動機構101は搬送部品103を駆動して、1回当たりに第1の所定数の所定の長さだけ移動させるために用いられる。第2の駆動機構102は搬送部品103を駆動して、1回当たりに第2の所定数の所定の長さだけ移動させるために用いられる。第1の所定数は第2の所定数より多い。
【0035】
複数の接続構造20の支持部品201が搬送部品103に所定の長さで等間隔に配置されているため、搬送部品103が第1の駆動機構101により駆動されて1回当たりに移動する距離は、第1の所定数の所定の長さである。すなわち、搬送部品103は、第1の駆動機構101により駆動されて1回当たりに第1の所定数の被加工物を搬送することができる。同様に、搬送部品103が第2の駆動機構102により駆動されて1回当たりに移動する距離は、第2の所定数の所定の長さである。すなわち、搬送部品103は、第2の駆動機構102により駆動されて1回当たりに第2の所定数の被加工物を搬送することができる。第1の所定数は第2の所定数より多いため、搬送部品103が第1の位置50から第3の位置に移動する際に搬送する被加工物の数は、第3の位置から第2の位置60に移動する際に搬送する被加工物の数より多い。本実施形態において、第1の位置50は供給位置であり、第2の位置60は排出位置であり、第1の所定数は第2の所定数より多いため、輸送装置が各回供給する数と各回排出する数は異なり、且つ各回供給する数が各回排出する数より多いことになり、輸送装置の作業效率を高めることができる。
【0036】
本発明の一実施形態において、第1の所定数は12個であり、第2の所定数は1個である。これにより、搬送部品103は、第1の駆動機構101により駆動されて、1回当たりに12個の被加工物を搬送することができ、第2の駆動機構102により駆動されて、1回当たりに1個の被加工物を搬送することができる。当然ながら、第1の所定数及び第2の所定数はこれに限定されない。
【0037】
本発明の一実施形態において、図1図3に示すように、第1の駆動機構101は、第1の主動部品1012と、第1の従動部品1013と、第1の駆動部品1011とを含む。第1の主動部品1012と第1の従動部品1013とが、取付けフレーム104に回転可能に設けられる。搬送部品103が、第1の主動部品1012と第1の従動部品1013とに周設される。第1の駆動部品1011は第1の主動部品1012に接続される。第1の駆動部品1011は、第1の主動部品1012を駆動して回転させることにより、搬送部品103を介して支持部品201を駆動して第1の位置50から第3の位置まで移動させるために用いられる。本実施形態において、第1の従動部品1013の数は4つであり、且つ間隔をあけて取付けフレーム104に設けられる。当然ながら、他の実施形態において、第1の従動部品1013の数は、実際の状況に応じて設定し、例えば、3つ又は5つであってもよい。
【0038】
本発明の一実施形態において、図1図3に示すように、第2の駆動機構102は第2の主動部品1022と、第2の従動部品1023と、第2の駆動部品1021とを含む。第2の主動部品1022と第2の従動部品1023とが、取付けフレーム104に回転可能に設けられる。搬送部品103が、第2の主動部品1022と第2の従動部品1023とに周設される。第2の駆動部品1021が第2の主動部品1022に接続される。第2の駆動部品1021は、第2の主動部品1022を駆動して回転させることにより、搬送部品103を介して支持部品201を駆動して第3の位置から第2の位置60まで移動させるために用いられる。本実施形態において、第2の従動部品1023の数は1つである。当然ながら、他の実施形態において、第2の従動部品1023の数は、実際の状況に応じて設定し、例えば3つ又は4つであってもよい。
【0039】
本発明の一実施形態において、図1及び図2に示すように、輸送装置は、保管機構30をさらに含む。保管機構30が、第1の駆動機構101と第2の駆動機構102との間に設けられる。搬送部品103が、保管機構30に周設される。第1の駆動機構101は、搬送部品103を介して保管機構30を駆動して第1の方向に移動させる。このようにして、第1の駆動機構101は、被加工物を積載している支持部品201を第3の位置に保管するためにも用いられる。第2の駆動機構102は、搬送部品103によって保管機構30を駆動して第1の方向とは反対の方向である第2の方向に移動させる。このようにして、第2の駆動機構102は、被加工物を積載している支持部品201を第3の位置から第2の位置60に移動させるためにも用いられる。第1の方向はX方向であり、第2の方向はX方向とは反対の方向である。
【0040】
なお、第1の駆動機構101により駆動される搬送部品103は、保管機構30に接触する位置で保管機構30に第1の方向の推力を加えて、保管機構30を駆動して第1の方向に移動させる。これにより、被加工物を積載している支持部品201を第3の位置で保管する。搬送部品103は、第1の駆動機構101により駆動されて1回当たりに第1の所定数の被加工物を搬送する。また搬送部品103は、第2の駆動機構102により駆動されて1回当たりに第2の所定数の被加工物を搬送する。第1の所定数は第2の所定数より多い。すなわち、搬送部品103が第1の駆動機構101により駆動されて搬送する被加工物の数は、第2の駆動機構102により駆動されて搬送する被加工物の数より多い。そのため、保管機構30により余剰の被加工物を第3の位置に保管する必要がある。同様に、第2の駆動機構102により駆動される搬送部品103は、保管機構30に接触する位置で保管機構30に第2の方向の推力を加えて、保管機構30を駆動して第2の方向に移動させる。これにより、被加工物を積載している支持部品201を第3の位置から第2の位置60に移動させる。
【0041】
上記実施形態において、図1及び図2に示すように、保管機構30は、第1の摺動部品301と第1の回転部品302とを含む。第1の摺動部品301が取付けフレーム104に摺接される。第1の回転部品302が第1の摺動部品301に回転可能に設けられる。搬送部品103が第1の回転部品302に周設される。第1の駆動機構101は、搬送部品103によって第1の回転部品302を駆動して回転させる。このようにして、第1の駆動機構101は、第1の摺動部品301を駆動して第1の方向に移動させるためにも用いられる。第2の駆動機構102は、搬送部品103によって第1の回転部品302を回転させる。このようにして、第2の駆動機構102は、第1の摺動部品301を駆動して第2の方向に移動させるためにも用いられる。
【0042】
より詳しく言えば、第1の駆動機構101により駆動される搬送部品103は、第1の回転部品302に接触する位置で第1の回転部品302に接線方向の力を加える。これにより、第1の回転部品302を第1の摺動部品301に対して回転させ、且つ第1の摺動部品301を駆動して第1の方向に移動させることにより、被加工物を積載している支持部品201を第3の位置に保管する。搬送部品103は、第1の駆動機構101により駆動されて1回当たりに第1の所定数の被加工物を搬送し、第2の駆動機構102により駆動されて1回当たりに第2の所定数の被加工物を搬送する。第1の所定数は第2の所定数より多い。すなわち、搬送部品103が第1の駆動機構101により駆動されて搬送する被加工物の数は、第2の駆動機構102により駆動されて搬送する被加工物の数よりも多い。そのため、第1の回転部品302と第1の摺動部品301とにより、余剰の被加工物を第3の位置に保管する必要がある。同様に、第2の駆動機構102により駆動される搬送部品103は、第1の回転部品302に接触する位置で第1の回転部品302に接線方向の力を加える。これにより、第1の回転部品302を第1の摺動部品301に対して回転させ、且つ第1の摺動部品301を駆動して第2の方向に移動させることにより、被加工物を積載している支持部品201を第3の位置から第2の位置60に移動させる。
【0043】
本発明の一実施形態において、図1に示すように、取付けフレーム104にガイドレール1041が設けられる。第1の摺動部品301がガイドレール1041に摺動可能に設けられる。このように構成することにより、第1の摺動部品301の第1の方向又は第2の方向への移動をガイドする役割を果たすことができる。
【0044】
本発明の一実施形態において、図1及び図2に示すように、第2の駆動機構102は、搬送部品103を介して支持部品201を駆動して第2の位置60から第4の位置に移動させるためにも用いられる。第1の駆動機構101は、搬送部品103を介して支持部品201を駆動して第4の位置から第1の位置50に移動させるためにも用いられる。第4の位置は、第2の位置60から第1の位置50に移動する経路に位置する。なお、搬送部品103は、第2の駆動機構102により駆動されて、空荷状態の支持部品201を駆動して第2の位置60から第4の位置に移動させることができる。搬送部品103は、第1の駆動機構101により駆動されて、空荷状態の支持部品201を駆動して第4の位置から第1の位置50に移動させることができる。本実施形態において、第2の駆動機構102は排出駆動機構であり、第2の位置60は排出位置である。これにより、搬送部品103は、排出駆動機構により駆動されて、空荷状態の支持部品201を駆動して排出位置から第4の位置に移動させることができる。第1の駆動機構101は供給駆動機構であり、第1の位置50は供給位置である。これにより、搬送部品103は、供給駆動機構により駆動されて、空荷状態の支持部品201を駆動して第4の位置から供給位置に移動させることができる。これにより、搬送部品103は、空荷状態の支持部品201を排出位置から供給位置に搬送することができる。
【0045】
本発明の一実施形態において、図1及び図2に示すように、輸送装置は、緩衝機構40をさらに含む。緩衝機構40が第1の駆動機構101と第2の駆動機構102との間に設けられ、搬送部品103が緩衝機構40に周設される。第2の駆動機構102は、搬送部品103を介して緩衝機構40を駆動して第2の方向に移動させる。このようにして、第2の駆動機構102は、空荷状態の支持部品201を第4の位置に一時的に保管するためにも用いられる。第1の駆動機構101は、搬送部品103を介して緩衝機構40を駆動して第1の方向に移動させる。このようにして、第1の駆動機構101は、空荷状態の支持部品201を駆動して第4の位置から第1の位置50に移動させるためにも用いられる。
【0046】
なお、第2の駆動機構102により駆動される搬送部品103は、緩衝機構40に接触する位置で緩衝機構40に第2の方向の推力を加えて、緩衝機構40を駆動して第2の方向に移動させる。これにより、空荷状態の支持部品201を第4の位置で一時的に保管する。搬送部品103が第1の駆動機構101により駆動されて1回当たりに移動する距離は、第1の所定数の所定の長さである。搬送部品103が第2の駆動機構102により駆動されて1回当たりに移動する距離は、第2の所定数の所定の長さである。第1の所定数は第2の所定数より多い。すなわち、搬送部品103が第1の駆動機構101により駆動されて搬送する空荷状態の支持部品201の数は、第2の駆動機構102により駆動されて搬送する空荷状態の支持部品201の数より多い。そのため、余剰の空荷状態の支持部品201を第4の位置で一時的に保管するための緩衝機構40を設ける必要がある。同様に、第1の駆動機構101により駆動される搬送部品103は、緩衝機構40に接触する位置で緩衝機構40に第1の方向の推力を加えて、緩衝機構40を駆動して第1の方向に移動させる。これにより、空荷状態の支持部品201を駆動して第4の位置から第1の位置50に移動させる。
【0047】
本発明の上記実施形態において、図1及び図2に示すように、緩衝機構40は、第2の摺動部品401と第2の回転部品402とを含む。第2の摺動部品401が、取付けフレーム104に摺接される。第2の回転部品402が、第2の摺動部品401に回転可能に設けられる。搬送部品103が、第2の回転部品402に周設される。第1の駆動機構101は、搬送部品103を介して第2の回転部品402を駆動して回転させる。このようにして、第1の駆動機構101は、第2の摺動部品401を駆動して第1の方向に移動させるためにも用いられる。第2の駆動機構102は、搬送部品103を介して第2の回転部品402を回転させる。このようにして、第2の駆動機構102は、第2の摺動部品401を駆動して第2の方向に移動させるためにも用いられる。
【0048】
より詳しく言えば、第2の駆動機構102により駆動される搬送部品103は、第2の回転部品402に接触する位置で第2の回転部品402に接線方向の力を加える。これにより、第2の回転部品402を第2の摺動部品401に対して回転させ、且つ第2の摺動部品401を駆動して第2の方向に移動させることにより、空荷状態の支持部品201を第4の位置で一時的に保管する。搬送部品103が第1の駆動機構101により駆動されて1回当たりに移動する距離は第1の所定数の所定の長さである。搬送部品103が第2の駆動機構102により駆動されて1回当たりに移動する距離は第2の所定数の所定の長さである。第1の所定数は第2の所定数より多い。すなわち、搬送部品103が第1の駆動機構101により駆動されて搬送する空荷状態の支持部品201の数は、第2の駆動機構102により駆動されて搬送する空荷状態の支持部品201の数より多い。そのため、余剰の空荷状態の支持部品201を第4の位置で一時的に保管するために、第2の回転部品402と第2の摺動部品401とを設ける必要がある。同様に、第1の駆動機構101により駆動される搬送部品103は、第2の回転部品402に接触する位置で第2の回転部品402に接線方向の力を加える。これにより、第2の回転部品402を第2の摺動部品401に対して回転させ、且つ第2の摺動部品401を駆動して第1の方向に移動させることにより、空荷状態の支持部品201を駆動して第4の位置から第1の位置50に移動させることができる。
【0049】
本発明の一実施形態において、図1に示すように、第2の摺動部品401がガイドレール1041に摺動可能に設けられる。このように構成することにより、第2の摺動部品401の第1の方向又は第2の方向への移動をガイドする役割を果たすことができる。
【0050】
本発明の一実施形態において、図1及び図2に示すように、第1の主動部品1012と、第1の従動部品1013と、第2の主動部品1022と、第2の従動部品1023と、第1の回転部品302と、第2の回転部品402とは搬送部品103に噛合する。
【0051】
本発明の一実施形態において、図1図3及び図4に示すように、搬送部品103は首尾をつなげて順に接続される複数の伝動手段1031を含む。各伝動手段1031は、対向して設けられる2つの外側リンクプレート10311と、内側チェーンリンク10312と、位置決め軸10313とを含む。内側チェーンリンク10312が2つの外側リンクプレート10311の間に設けられる。位置決め軸10313が内側チェーンリンク10312と2つの外側リンクプレート10311とに穿設され、且つ位置決め軸10313の一端は一方の外側リンクプレート10311の外部にまで延出している。各接続構造20の支持部品201が各伝動手段1031の位置決め軸10313に対応して設けられる。第1の主動部品1012と、第1の従動部品1013と、第2の主動部品1022と、第2の従動部品1023と、第1の回転部品302と、第2の回転部品402とは、各伝動手段1031の内側チェーンリンク10312に噛合する。
【0052】
本発明の一実施形態において、図1図3及び図4に示すように、各伝動手段1031における内側チェーンリンク10312は複数あり、各伝動手段1031は複数の中間リンクプレート10314をさらに含む。各中間リンクプレート10314が、隣接する2つの内側チェーンリンク10312の間に設けられる。位置決め軸10313が、各内側チェーンリンク10312と各中間リンクプレート10314とに穿設される。第1の主動部品1012と、第1の従動部品1013と、第2の主動部品1022と、第2の従動部品1023と、第1の回転部品302と、第2の回転部品402とはいずれも間隔をあけて同軸で設けられる複数の溝付きディスクを含む。複数の溝付きディスクは、各伝動手段1031の内側チェーンリンク10312と一対一で噛合する。本実施形態において、溝付きディスク及び各伝動手段1031の内側チェーンリンク10312の数はいずれも2つである。当然ながら、他の実施形態において、溝付きディスク及び伝動手段1031の内側チェーンリンク10312の数はいずれも3つ又は4つであってもよい。
【0053】
本発明の一実施形態において、図5に示すように、支持部品201に位置決め止まり穴2011が設けられる。位置決め止まり穴2011は位置決め軸10313に係合するためのものである。
【0054】
上記実施形態において、図4及び図5に示すように、接続構造20は押付部品(図示せず)をさらに含む。支持部品201には、位置決め止まり穴2011に連通する固定孔2012がさらに設けられる。押付部品は、固定孔2012内に固定され且つ位置決め軸10313に当接することにより、位置決め軸10313を位置決め止まり穴2011内に固定する。
【0055】
上記実施形態において、図4及び図5に示すように、固定孔2012は第1の孔段20121と、第1の孔段20121に連通する第2の孔段20122とを含む。第1の孔段20121の直径は第2の孔段20122の直径より大きい。押付部品は大径部と、大径部に接続される小径部とを含む。大径部が第1の孔段20121内に収容され且つ位置決め軸10313に当接する。小径部が第2の孔段20122内に固定される。
【0056】
本発明の一実施形態において、押付部品はボルトである。ボルトの頭部は、第1の孔段20121内に収容され、且つ位置決め軸10313に当接する。ボルトのスクリュが第2の孔段20122内に固定される。これにより、1つのボルトだけで支持部品201を位置決め軸10313に固定することができ、組立プロセスを簡素化させ、組立時間を短縮することができる。
【0057】
上記実施形態において、図5に示すように、位置決め止まり穴2011の数は2つである。2つの位置決め止まり穴2011は、間隔をあけて設けられ、且つ第1の孔段20121に連通する。
【0058】
本発明の一実施形態において、図5に示すように、支持部品201に被加工物の磁気吸引部を位置決めするための位置決め溝2013が設けられる。
【0059】
上記実施形態において、図5に示すように、支持部品201は複数の突起2014を備え、隣接する2つの突起2014の間に位置決め溝2013が形成される。なお、突起2014の数及び位置決め溝2013の数は被加工物の状況に応じて設定することができる。例えば、被加工物がコンデンサ素子である場合は、突起2014の数を3つに設定すると、位置決め溝2013の数は2つであり、コンデンサ素子の2つのリード線を2つの位置決め溝2013内にそれぞれ設けることができる。
【0060】
本発明の一実施形態において、図5及び図6に示すように、支持部品201に取付け孔2015が設けられる。磁気吸引部品202が取付け孔2015内に取り付けられる。
【0061】
本発明の一実施形態において、図5及び図6に示すように、接続構造20は、磁気吸引部品202の脱落を防ぐための抜け止め部品203をさらに含む。抜け止め部品203は、磁気吸引部品202が取付け孔2015から脱落するのを防ぐために、磁気吸引部品202の外部に覆設される。本実施形態において、抜け止め部品203はフィルムである。当然ながら、他の実施形態において、抜け止め部品203はプラスチック部品であってもよい。
【0062】
本発明の一実施形態において、支持部品201はプラスチック部品であり、優れた耐腐食性能を持たせるだけでなく、強力磁石による磁気吸引に影響を与えない。
【0063】
本発明の一実施形態において、磁気吸引部品202は強力磁石であり、大きな磁気吸引力を生じさせて被加工物を支持部品201に堅牢に固定する。
【0064】
本発明の一実施形態において、図1及び図2に示すように、輸送装置は、第1の検出素子70と、第2の検出素子80とをさらに含む。第1の検出素子70は、第1の位置50に被加工物があるか否かを検出するために用いられる。第2の検出素子80は、第2の位置60に被加工物があるか否かを検出するために用いられる。本実施形態において、第1の位置50は供給位置であり、第2の位置60は排出位置である。第1の検出素子70が供給位置に被加工物があることを検出する場合、供給駆動機構が動作し、搬送部品103が供給位置の被加工物を搬送する。第2の検出素子80が排出位置に被加工物があることを検出する場合、次の工程を行って排出位置の被加工物を取っていく。
【0065】
本発明の一実施形態において、第1の検出素子70は近接スイッチであり、第2の検出素子80は光ファイバセンサである。
【0066】
本発明の一実施形態において、図1に示すように、輸送装置は第1のガイドベース110と、第2のガイドベース120とをさらに含む。第1のガイドベース110は第1のガイド溝(図示せず)を備える。第2のガイドベース120は第2のガイド溝(図示せず)を備える。第1のガイド溝及び第2のガイド溝は、搬送部品103の移動方向に延在する。第1のガイド溝は、搬送部品103が第1の位置50にある時、搬送部品をガイドし支持する役割を果たすために用いられる。第2のガイド溝は、搬送部品103が第2の位置60にある時、搬送部品をガイドし支持する役割を果たすために用いられる。
【0067】
本発明の一実施形態において、図1及び図3に示すように、輸送装置は第3の検出素子90と、第4の検出素子100とをさらに含む。第3の検出素子90は、第1の摺動部品301が第2の方向に移動する時の位置を検出するために用いられる。第4の検出素子100は、第2の摺動部品401が第1の方向に移動する時の位置を検出するために用いられる。第3の検出素子90が、第1の摺動部品301が第2の方向に移動して限界位置に到達したことを検出すると第2の駆動部品1021に信号を送信し、それを制御して動作を停止させることにより、第1の摺動部品301がガイドレール1041から滑り落ちることを防ぐ。第4の検出素子100が、第2の摺動部品401が第1の方向に移動して限界位置に到達したことを検出すると第1の駆動部品1011に信号を送信し、それを制御して動作を停止させることにより、第2の摺動部品401がガイドレール1041から滑り落ちることを防ぐ。
【0068】
本発明の一実施形態において、第3の検出素子90と第4の検出素子100とは近接スイッチである。
【0069】
上記内容は、本発明の好適な実施形態に過ぎず、本発明の保護範囲を限定するものではない。添付の特許請求の範囲に基づいて行われる均等な変更であれば、いずれも本発明の範囲に含まれるものとする。
【0070】
(付記)
(付記1)
被加工物を駆動機構に固定するための接続構造であって、
前記駆動機構に接続され、前記被加工物を積載するための支持部品と、
前記支持部品に設けられ、磁気吸引力を生じさせて被加工物を前記支持部品に吸着して固定するための磁気吸引部品と、を含むことを特徴とする接続構造。
【0071】
(付記2)
前記支持部品には、前記駆動機構の位置決め軸に係合するための位置決め止まり穴が設けられることを特徴とする付記1に記載の接続構造。
【0072】
(付記3)
前記接続構造は、押付部品をさらに含み、前記支持部品には、前記位置決め止まり穴に連通する固定孔がさらに設けられ、前記押付部品は、前記固定孔内に固定され且つ前記位置決め軸に当接することにより、前記位置決め軸を前記位置決め止まり穴内に固定することを特徴とする付記2に記載の接続構造。
【0073】
(付記4)
前記固定孔が、第1の孔段と前記第1の孔段に連通する第2の孔段とを含み、前記第1の孔段の直径は前記第2の孔段の直径より大きく、前記押付部品が、大径部と前記大径部に接続される小径部とを含み、前記大径部は、前記第1の孔段内に収容され且つ前記位置決め軸に当接し、前記小径部は、前記第2の孔段内に固定されることを特徴とする付記3に記載の接続構造。
【0074】
(付記5)
前記支持部品には、前記被加工物の磁気吸引部を位置決めするための位置決め溝が設けられることを特徴とする付記1に記載の接続構造。
【0075】
(付記6)
前記支持部品に複数の突起を備え、隣接する2つの前記突起の間に前記位置決め溝が形成されることを特徴とする付記5に記載の接続構造。
【0076】
(付記7)
駆動機構と、付記1~6のいずれか一つに記載の接続構造と、を含む輸送装置であって、前記駆動機構は前記支持部品を第1の位置から第2の位置に移動させるために用いられることを特徴とする輸送装置。
【0077】
(付記8)
前記駆動機構が、取付けフレームと、
前記取付けフレームに回転可能に設けられる第1の駆動機構と、
前記取付けフレームに回転可能に設けられる第2の駆動機構と、
前記第1の駆動機構と前記第2の駆動機構とに周設され、且つ前記支持部品に接続される搬送部品と、を含み、
前記第1の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記支持部品を駆動して前記第1の位置から第3の位置に移動させるために用いられ、前記第2の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記支持部品を駆動して前記第3の位置から前記第2の位置に移動させるために用いられ、前記第3の位置は、前記第1の位置から前記第2の位置に移動する経路に位置することを特徴とする付記7に記載の輸送装置。
【0078】
(付記9)
前記接続構造は複数設けられており、複数の前記接続構造の前記支持部品が前記搬送部品に所定の長さで等間隔に配置され、前記第1の駆動機構は、前記搬送部品を駆動して1回当たりに第1の所定数の前記所定の長さだけ移動させるために用いられ、前記第2の駆動機構は、前記搬送部品を駆動して1回当たりに第2の所定数の前記所定の長さだけ移動させるために用いられ、前記第1の所定数は前記第2の所定数より大きいことを特徴とする付記8に記載の輸送装置。
【0079】
(付記10)
前記第1の駆動機構が、第1の主動部品と、第1の従動部品と、第1の駆動部品とを含み、前記第1の主動部品と前記第1の従動部品とが、前記取付けフレームに回転可能に設けられ、前記搬送部品が、前記第1の主動部品と前記第1の従動部品とに周設され、前記第1の駆動部品が前記第1の主動部品に接続され、前記第1の駆動部品は前記第1の主動部品を駆動して回転させるために用いられることを特徴とする付記9に記載の輸送装置。
【0080】
(付記11)
前記第2の駆動機構が、第2の主動部品と、第2の従動部品と、第2の駆動部品とを含み、前記第2の主動部品と前記第2の従動部品とが、前記取付けフレームに回転可能に設けられ、前記搬送部品が、前記第2の主動部品と前記第2の従動部品とに周設され、前記第2の駆動部品が前記第2の主動部品に接続され、前記第2の駆動部品は前記第2の主動部品を駆動して回転させるために用いられることを特徴とする付記10に記載の輸送装置。
【0081】
(付記12)
前記輸送装置は保管機構をさらに含み、前記保管機構が前記第1の駆動機構と前記第2の駆動機構との間に設けられ、前記搬送部品が前記保管機構に周設され、前記第1の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記保管機構を駆動して第1の方向に移動させることにより、前記被加工物を積載している前記支持部品を前記第3の位置に保管するためにも用いられ、前記第2の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記保管機構を駆動して前記第1の方向とは反対の方向である第2の方向に移動させることにより、前記被加工物を積載している前記支持部品を前記第3の位置から前記第2の位置に移動させるためにも用いられることを特徴とする付記9に記載の輸送装置。
【0082】
(付記13)
前記保管機構が、第1の摺動部品と第1の回転部品とを含み、前記第1の摺動部品が前記取付けフレームに摺接され、前記第1の回転部品が前記第1の摺動部品に回転可能に設けられ、前記搬送部品が前記第1の回転部品に周設され、前記第1の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記第1の回転部品を駆動して回転させ、前記第1の摺動部品を駆動して前記第1の方向に移動させるためにも用いられ、前記第2の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記第1の回転部品を駆動して回転させ、前記第1の摺動部品を駆動して前記第2の方向に移動させるためにも用いられることを特徴とする付記12に記載の輸送装置。
【0083】
(付記14)
前記第2の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記支持部品を駆動して前記第2の位置から第4の位置に移動させるためにも用いられ、前記第1の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記支持部品を駆動して前記第4の位置から前記第1の位置に移動させるためにも用いられ、前記第4の位置は前記第2の位置から前記第1の位置に移動する経路に位置することを特徴とする付記12に記載の輸送装置。
【0084】
(付記15)
前記輸送装置は緩衝機構をさらに含み、前記緩衝機構が前記第1の駆動機構と前記第2の駆動機構との間に設けられ、前記搬送部品が前記緩衝機構に周設され、前記第2の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記緩衝機構を駆動して第2の方向に移動させることにより、空荷状態の前記支持部品を前記第4の位置に一時的に保管するために用いられ、前記第1の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記緩衝機構を駆動して第1の方向に移動させることにより、空荷状態の前記支持部品を前記第4の位置から前記第1の位置に移動させるためにも用いられることを特徴とする付記14に記載の輸送装置。
【0085】
(付記16)
前記緩衝機構が、第2の摺動部品と第2の回転部品とを含み、前記第2の摺動部品が前記取付けフレームに摺接され、前記第2の回転部品が前記第2の摺動部品に回転可能に設けられ、前記搬送部品が前記第2の回転部品に周設され、前記第1の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記第2の回転部品を駆動して回転させ、前記第2の摺動部品を駆動して前記第1の方向に移動させるためにも用いられ、前記第2の駆動機構は、前記搬送部品を介して前記第2の回転部品を駆動して回転させ、前記第2の摺動部品を駆動して前記第2の方向に移動させるためにも用いられることを特徴とする付記15に記載の輸送装置。
【0086】
(付記17)
前記第1の主動部品と、前記第1の従動部品と、前記第2の主動部品と、前記第2の従動部品と、前記第1の回転部品と、前記第2の回転部品とは前記搬送部品に噛合することを特徴とする付記11に記載の輸送装置。
【0087】
(付記18)
前記搬送部品が、首尾をつなげて順に接続される複数の伝動手段を含み、各前記伝動手段は、対向して設けられる2つの外側リンクプレートと、内側チェーンリンクと、位置決め軸とを含み、前記内側チェーンリンクが2つの前記外側リンクプレートの間に設けられ、前記位置決め軸が内側チェーンリンクと2つの前記外側リンクプレートとに穿設され、且つ前記位置決め軸の一端は一方の前記外側リンクプレートの外部にまで延出し、各前記接続構造の前記支持部品が各前記伝動手段の前記位置決め軸に対応して設けられることを特徴とする付記17に記載の輸送装置。
【0088】
(付記19)
前記輸送装置は、前記第1の位置に被加工物があるか否かを検出するための第1の検出素子と、前記第2の位置に被加工物があるか否かを検出するための第2の検出素子とをさらに含むことを特徴とする付記7に記載の輸送装置。
【0089】
(付記20)
前記輸送装置は、前記搬送部品が前記第1の位置にある時、前記搬送部品をガイドし支持する役割を果たすための第1のガイドベースと、前記搬送部品が前記第2の位置にある時、前記搬送部品をガイドし支持する役割を果たすための第2のガイドベースとをさらに含むことを特徴とする付記8に記載の輸送装置。
【0090】
(付記21)
前記輸送装置は、前記第1の摺動部品が前記第2の方向に移動する時の位置を検出するための第3の検出素子と、前記第2の摺動部品が前記第1の方向に移動する時の位置を検出するための第4の検出素子とをさらに含むことを特徴とする付記16に記載の輸送装置。
【符号の説明】
【0091】
10…駆動機構、101…第1の駆動機構、1011…第1の駆動部品、1012…第1の主動部品、1013…第1の従動部品、102…第2の駆動機構、1021…第2の駆動部品、1022…第2の主動部品、1023…第2の従動部品、103…搬送部品、1031…伝動手段、10311…外側リンクプレート、10312…内側チェーンリンク、10313…位置決め軸、10314…中間リンクプレート、104…取付けフレーム、1041…ガイドレール、20…接続構造、201…支持部品、2011…位置決め止まり穴、2012…固定孔、20121…第1の孔段、20122…第2の孔段、2013…位置決め溝、2014…突起、2015…取付け孔、202…磁気吸引部品、203…抜け止め部品、30…保管機構、301…第1の摺動部品、302…第1の回転部品、40…緩衝機構、401…第2の摺動部品、402…第2の回転部品、50…第1の位置、60…第2の位置、70…第1の検出素子、80…第2の検出素子、90…第3の検出素子、100…第4の検出素子、110…第1のガイドベース、120…第2のガイドベース。
図1
図2
図3
図4
図5
図6