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  • 特許-サラダ用容器 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2021-12-17
(45)【発行日】2022-02-04
(54)【発明の名称】サラダ用容器
(51)【国際特許分類】
   B65D 81/32 20060101AFI20220128BHJP
   B65D 77/08 20060101ALI20220128BHJP
   B65D 77/04 20060101ALI20220128BHJP
   B65D 85/50 20060101ALI20220128BHJP
【FI】
B65D81/32 K
B65D77/08 D
B65D77/04 A
B65D85/50 100
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2021072175
(22)【出願日】2021-03-05
【審査請求日】2021-03-05
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】521170693
【氏名又は名称】奥田 琉太郎
(73)【特許権者】
【識別番号】521170707
【氏名又は名称】中尾 潤
(73)【特許権者】
【識別番号】521170718
【氏名又は名称】中村 隆逸
(73)【特許権者】
【識別番号】521170729
【氏名又は名称】木村 貴輝
(73)【特許権者】
【識別番号】521170730
【氏名又は名称】末次 翔永
(72)【発明者】
【氏名】奥田 琉太郎
(72)【発明者】
【氏名】中尾 潤
(72)【発明者】
【氏名】中村 隆逸
(72)【発明者】
【氏名】木村 貴輝
(72)【発明者】
【氏名】末次 翔永
【審査官】佐藤 正宗
(56)【参考文献】
【文献】特開2011-088656(JP,A)
【文献】実開平05-089260(JP,U)
【文献】特公平06-000552(JP,B2)
【文献】特開平10-127490(JP,A)
【文献】中国実用新案第210883121(CN,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 81/32
B65D 85/50
B65D 77/08
B65D 77/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
レッシングが収容されるための、底に貫通孔を有する内容器と、
前記内容器の上端開口部に取り付け可能な内容器蓋体と、
前記内容器の底面貫通孔にはドレッシングを止めておく弾性体からなる栓と、
サラダが収容されるための有底筒形状の容器と、
前記容器の上端開口部に固定可能な貫通孔を有する蓋体とを備え、
前記容器の内部底面には前記の弾性体からなる栓を保持する保持部とがあり、容器に取り付ける蓋体の上端開口部に設けられている貫通孔には内容器を取り付けることができ、内容器の蓋体を上から押し込むことで弾性体からなる栓は保持部に支えられ、内容器と内容器蓋体のみが下がり、内容器と栓との間に隙間が生まれ、内容器の底面貫通孔から容器にドレッシングが流れ込むことを特徴とする サラダ用容器。
【請求項2】
前記保持部は容器内部底面と着脱可能な請求項1に記載のサラダ用容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、簡単にドレッシングをサラダにかけることができるサラダ用容器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
学校などでサラダを食べるとき、保冷の問題やドレッシング(価格や保存方法)の問題があり、安価に美味しく食べることが難しいという課題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特許第4534099号
【発明の概要】
【本発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記特許文献1に記載された容器は、ドレッシングを効率的にサラダへかけることができないという課題があった。
【0005】
上記課題を達成するためになされたものであり、ドレッシングを効率的にサラダへかけることのできるサラダ用容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1のサラダ用容器は、ドレッシングが収容されるための、底に貫通孔を有する内容器と、
前記内容器の上端開口部に取り付け可能な内容器蓋体と、
前記内容器の底面貫通孔にはドレッシングを止めておく弾性体からなる栓と、
サラダが収容されるための有底筒形状の容器と、
前記容器の上端開口部に固定可能な貫通孔を有する蓋体とを備え、
前記容器の内部底面には前記の弾性体からなる栓を保持する保持部とがあり、容器に取り付ける蓋体の上端開口部に設けられている貫通孔には内容器を取り付けることができ、内容器の蓋体を上から押し込むことで弾性体からなる栓は保持部に支えられ、内容器と内容器蓋体のみが下がり、内容器と栓との間に隙間が生まれ、内容器の底面貫通孔から容器にドレッシングが流れ込むことを特徴とするサラダ用容器。
また、請求項2のサラダ用容器は、請求項1において、前記保持部は容器内部底面と着脱可能な請求項1に記載のサラダ用容器。
【発明の効果】
【0007】
請求項1のサラダ用容器は、単純な使用でドレッシングを容易にかけることができる。
請求項2のサラダ用容器は、保持部が脱着することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の実施形態のサラダ用容器の全体の断面図である。
図2】本発明の実施形態のサラダ用容器の容器の蓋体の断面図である。
図3】本発明の実施形態のサラダ用容器の押し込み構造の使用状態を示す断面図である。
図4】本発明の実施形態のサラダ用容器の全体の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態のサラダ用容器について添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、ドレッシングが収容されるための、底に貫通孔23を有する内容器20と、前記内容器20の上端開口部に取り付け可能な内容器蓋体21と、前記内容器20の底面貫通孔23にはドレッシングを止めておく弾性体からなる栓22と、サラダが収容されるための有底筒形状の容器10と、前記容器の上端開口部に固定可能な貫通孔13を有する蓋体11とを備え、前記容器10の内部底面には前記の弾性体からなる栓22を保持する保持部12とがある。
図2に示すように、容器に取り付ける蓋体11の上端開口部に設けられている貫通孔13には内容器20を取り付けることができる。
図3に示すように、内容器20の蓋体21を上から押し込むことで弾性体からなる栓22は保持部12に支えられ、内容器20と内容器蓋体21のみが下がり、内容器20と弾性体からなる栓22との間に隙間が生まれ、内容器20の底面貫通孔23から容器10にドレッシングを流し込むことができる。また、段差14は内容器20が容器10に落下しないようにするためのものである。
図1図3に示すように、容器10の保持部12は容器10と一体化しているが、取り外しができてもよい。
【0010】
図4に示すように、蓋体11の貫通孔13の側面には、くぼみ15が複数個あり、内容器20を蓋体11から取り出しやすくすることができる。
図1図2に示すように、内容器20の蓋体21の上部は容器10の蓋体11上部より低くなるように、保持部12の高さが決められており、誤って蓋体21を押し込むことがないようになっている。
【符号の説明】
【0011】
10 … 容器
11 … 蓋体
12 … 保持部
13 … 貫通孔
14 … 段差
15 … くぼみ
20 … 内容器
21 … 内容器蓋体
22 … 弾性体からなる栓
23 … 底面貫通孔
【要約】
【課題】ドレッシングを効率的にサラダへかけることのできるサラダ用容器が存在しない。
【解決手段】レッシングが収容され、底に貫通孔23を有する内容器20と、前記内容器20の上端開口部に取り付け可能な蓋体21と、前記内容器20の底面貫通孔23にはドレッシングを止めておく弾性体からなる栓22と、サラダが収容されるための有底筒形状の容器10と、前記容器の上端開口部に固定可能な貫通孔13を有する蓋体11とを備え、前記容器10の内部底面には前記の弾性体からなる栓22を保持する保持部12とがあり、内容器20の蓋体21を上から押し込むことで弾性体からなる栓22は保持部12に支えられ、内容器20と内容器の蓋体21のみが下がり、内容器20と弾性体からなる栓22との間に隙間が生まれ、内容器20の底面貫通孔23から容器10にドレッシングを流し込むことができる。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4