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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2021-12-17
(45)【発行日】2022-01-14
(54)【発明の名称】駐車場の運用方法と駐車システム
(51)【国際特許分類】
   E04H 6/18 20060101AFI20220106BHJP
   E04H 6/42 20060101ALI20220106BHJP
【FI】
E04H6/18 601G
E04H6/42 Z
【請求項の数】 28
(21)【出願番号】P 2017237386
(22)【出願日】2017-12-12
(65)【公開番号】P2019105064
(43)【公開日】2019-06-27
【審査請求日】2020-09-25
(73)【特許権者】
【識別番号】000198363
【氏名又は名称】IHI運搬機械株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100108497
【弁理士】
【氏名又は名称】小塚 敏紀
(72)【発明者】
【氏名】中矢 豪
【審査官】土屋 保光
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-179897(JP,A)
【文献】特開2012-251306(JP,A)
【文献】特開2015-048595(JP,A)
【文献】特開2012-158968(JP,A)
【文献】特開平08-042184(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2013/0078063(US,A1)
【文献】特開2016-164348(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04H 6/00 - 6/44
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両を駐車させる駐車場の運用方法であって、
駐車場が入出庫する車両を外側から入出庫口を通して受入れる入出庫空間と入出庫口を開閉可能な入出庫扉と入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定できる在席判定手段とを有し、
車両を外側から駐車場に入れる入庫工程と、
車両を駐車場から外側へ出す出庫工程と、
を備え、
前記在席判定手段が、前記入出庫空間での映像を取得する撮像機器と該撮像機器により取得された映像を解析して映像のなかに人の特徴をもつ画像を発見したとき入出庫空間での人の存在を有りと判定し映像の中に人の特徴をもつ画像を発見しないとき出庫空間での人の存在を無しと判定する映像解析ソフトとを有し、
前記入庫工程を実行するときに、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認したときに、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定し、
前記出庫工程を実行するときに、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認したときに、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定し、
駐車場が、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である車両進入事態、または車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である車両退出事態を検知できる車両検知手段と、
人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である人進入事態、または人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である人退出事態を検知できる人検知手段と、を有し、
前記入庫工程が、
車両の入庫要求に応じて入出庫扉を閉状態から開状態に変化することを許す入庫時扉開工程と、
前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する入庫時在席判定工程と、
入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許さず人に前記入出庫空間での安全確認を促す入庫時安全確認指示工程と、
前記入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許す入庫時扉閉工程と、
を有し、
1回の入庫工程において、
前記入庫時扉開工程を実行した後で、
前記車両検知手段が前記車両進入事態を検知した後に前記人検知手段が前記人退出事態を検知したときに前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに1回目の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行し、
前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行する、
ことを特徴とする駐車場の運用方法。
【請求項2】
前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記人退出事態を検知したときに前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行する、
ことを特徴とする請求項1に記載の駐車場の運用方法。
【請求項3】
駐車場が人により前記入出庫空間の安全を確認したことを確認した後で押される安全確認釦を持つ制御盤を有し、
前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記安全確認釦を押された後で前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行する、
ことを特徴とする請求項2に記載の駐車場の運用方法。
【請求項4】
駐車場が人により前記入出庫空間の安全を確認したことを確認した後で押される安全確認釦を持つ制御盤を有し、
前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記人退出事態を検知したときに前記安全確認釦を押された後で前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行する、
ことを特徴とする請求項3に記載の駐車場の運用方法。
【請求項5】
前記在席判定手段が、車両の内部の映像を取得できる様に前記撮像機器を車両のウインドウに接近させる撮像機器ハンドリング機器とを有する、
ことを特徴とする請求項4に記載の駐車場の運用方法。
【請求項6】
予め1つの車両の入庫について回数をN(N=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、
1回の入庫工程において、
1回目~N回目の前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行する、
N+1回目の前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記在席判定手段による判定結果を判断せずに、前記入庫時扉閉工程を
実行する、
ことを特徴とする請求項5に記載の駐車場の運用方法。
【請求項7】
車両を駐車させる駐車場の運用方法であって、
駐車場が入出庫する車両を外側から入出庫口を通して受入れる入出庫空間と入出庫口を開閉可能な入出庫扉と入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定できる在席判定手段とを有し、
車両を外側から駐車場に入れる入庫工程と、
車両を駐車場から外側へ出す出庫工程と、
を備え、
前記在席判定手段が、前記入出庫空間での映像を取得する撮像機器と該撮像機器により取得された映像を解析して映像のなかに人の特徴をもつ画像を発見したとき入出庫空間での人の存在を有りと判定し映像の中に人の特徴をもつ画像を発見しないとき出庫空間での人の存在を無しと判定する映像解析ソフトとを有し、
前記入庫工程を実行するときに、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認したときに、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定し、
前記出庫工程を実行するときに、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認したときに、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定し、
前記在席判定手段が、車両の内部の映像を取得できる様に前記撮像機器を車両のウインドウに接近させる撮像機器ハンドリング機器とを有する、
ことを特徴とする駐車場の運用方法。
【請求項8】
予め1つの車両の入庫について回数をN(N=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、
1回目~N回目の前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行し、
N+1回目の前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記在席判定手段による判定結果を判断せずに、前記入庫時扉閉工程を実行する、
ことを特徴とする請求項1に記載の駐車場の運用方法。
【請求項9】
車両を駐車させる駐車場の運用方法であって、
駐車場が入出庫する車両を外側から入出庫口を通して受入れる入出庫空間と入出庫口を開閉可能な入出庫扉と入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定できる在席判定手段とを有し、
車両を外側から駐車場に入れる入庫工程と、
車両を駐車場から外側へ出す出庫工程と、
を備え、
前記在席判定手段が、前記入出庫空間での映像を取得する撮像機器と該撮像機器により取得された映像を解析して映像のなかに人の特徴をもつ画像を発見したとき入出庫空間での人の存在を有りと判定し映像の中に人の特徴をもつ画像を発見しないとき出庫空間での人の存在を無しと判定する映像解析ソフトとを有し、
前記入庫工程を実行するときに、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認したときに、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定し、
前記出庫工程を実行するときに、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認したときに、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定し、
駐車場が車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である車両進入事態、または車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である車両退出事態を検知できる車両検知手段と人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である人進入事態、または人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である人退出事態を検知できる人検知手段とを有し、
前記出庫工程が、
車両の出庫要求に応じて入出庫扉を閉状態から開状態に変化することを許す出庫時扉開工程と、
前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する出庫時在席判定工程と、
入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許さず人に前記入出庫空間での安全確認を促す出庫時安全確認指示工程と、
前記入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許す出庫時扉閉工程と、
を有し、
1回の出庫工程において、
前記出庫時扉開工程を実行した後で、
前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記車両検知手段が前記車両退出事態を検知したときに前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに1回目の出庫時安全確認指示工程を実行し、前記在席判定手段が入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行し、
前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存
在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行する、
ことを特徴とする駐車場の運用方法。
【請求項10】
前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記人退出事態を検知したときに前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行する
ことを特徴とする請求項9に記載の駐車場の運用方法。
【請求項11】
駐車場が人により前記入出庫空間の安全を確認したことを確認した後で押される安全確認釦を持つ制御盤を有し、
前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記安全確認釦を押された後で前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行する、
ことを特徴とする請求項10に記載の駐車場の運用方法。
【請求項12】
駐車場が人により前記入出庫空間の安全を確認したことを確認した後で押される安全確認釦を持つ制御盤を有し、
前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記人退出事態を検知したときに前記安全確認釦を押された後で前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行する、
ことを特徴とする請求項11に記載の駐車場の運用方法。
【請求項13】
予め1つの車両の出庫について回数をM(M=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、
1回目~M回目の前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行し、
M+1回目の前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記在席判定手段による判定結果を判断せずに、前記出庫時扉閉工程を実行する、
ことを特徴とする請求項12に記載の駐車場の運用方法。
【請求項14】
予め1つの車両の出庫について回数をM(M=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と
1回目~M回目の前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行し、
M+1回目の前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程
を実行した後に、前記在席判定手段による判定結果を判断せずに、前記出庫時扉閉工程を実行する、
ことを特徴とする請求項9に記載の駐車場の運用方法。
【請求項15】
車両を駐車させる駐車システムであって、
入出庫する車両を外側から入出庫口を通して受入れる入出庫空間と入出庫口を開閉可能な入出庫扉と入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定できる在席判定手段とを有する駐車場と、
車両を外側から入れる入庫工程と車両を駐車場から外側へ出す出庫工程とを制御する制御装置と、
を備え、
前記在席判定手段が、前記入出庫空間での映像を取得する撮像機器と該撮像機器により取得された映像を解析して映像のなかに人の特徴をもつ画像を発見したとき入出庫空間での人の存在を有りと判定し映像の中に人の特徴をもつ画像を発見しないとき出庫空間での人の存在を無しと判定する映像解析ソフトとを有し、
前記制御装置は、
前記入庫工程を実行するときに、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認したときに、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定し、
前記出庫工程を実行するときに、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認したときに、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定し、
駐車場が車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である車両進入事態、または車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である車両退出事態を検知できる車両検知手段と人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である人進入事態、または人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である人退出事態を検知できる人検知手段とを有する駐車場とを有し、
前記入庫工程が、
車両の入庫要求に応じて入出庫扉を閉状態から開状態に変化することを許す入庫時扉開工程と、
前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する入庫時在席判定工程と、
入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許さず人に前記入出庫空間での安全確認を促す入庫時安全確認指示工程と、
前記入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許す入庫時扉閉工程と、
を有し、
前記制御装置が、
1回の入庫工程において、
前記入庫時扉開工程を実行した後で、
前記車両検知手段が前記車両進入事態を検知した後に前記人検知手段が前記人退出事態を検知したときに前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに1回目の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行し、
前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後
に、前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行する、
ことを特徴とする駐車システム。
【請求項16】
前記制御装置が、
前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記人退出事態を検知したときに前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行する、
ことを特徴とする請求項15に記載の駐車システム。
【請求項17】
駐車場が人により前記入出庫空間の安全を確認したことを確認した後で押される安全確認釦を持つ制御盤を有し、
前記制御装置が、
前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記安全確認釦を押された後で前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行する、
ことを特徴とする請求項16に記載の駐車システム。
【請求項18】
駐車場が人により前記入出庫空間の安全を確認したことを確認した後で押される安全確認釦を持つ制御盤を有し、
前記制御装置が、
前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記人退出事態を検知したときに前記安全確認釦を押された後で前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行する、
ことを特徴とする請求項17に記載の駐車システム。
【請求項19】
前記在席判定手段が、車両の内部の映像を取得できる様に前記撮像機器を車両のウインドウに接近させる撮像機器ハンドリング機器とを有する、
ことを特徴とする請求項18に記載の駐車システム。
【請求項20】
予め1つの車両の入庫について回数をN(N=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、
前記制御装置が、
1回目~N回目の前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行し、
N+1回目の前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記在席判定手段による判定結果を判断せずに、前記入庫時扉閉工程を実行する、
ことを特徴とする請求項19に記載の駐車システム。
【請求項21】
車両を駐車させる駐車システムであって、
入出庫する車両を外側から入出庫口を通して受入れる入出庫空間と入出庫口を開閉可能な入出庫扉と入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定できる在席判定手段とを有する駐車場と、
車両を外側から入れる入庫工程と車両を駐車場から外側へ出す出庫工程とを制御する制御装置と、
を備え、
前記在席判定手段が、前記入出庫空間での映像を取得する撮像機器と該撮像機器により取得された映像を解析して映像のなかに人の特徴をもつ画像を発見したとき入出庫空間での人の存在を有りと判定し映像の中に人の特徴をもつ画像を発見しないとき出庫空間での人の存在を無しと判定する映像解析ソフトとを有し、
前記制御装置は、
前記入庫工程を実行するときに、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認したときに、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定し、
前記出庫工程を実行するときに、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認したときに、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定し、
前記在席判定手段が、車両の内部の映像を取得できる様に前記撮像機器を車両のウインドウに接近させる撮像機器ハンドリング機器とを有する、
ことを特徴とする駐車システム。
【請求項22】
予め1つの車両の入庫について回数をN(N=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、
前記制御装置が、
1回目~N回目の前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行し、
N+1回目の前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記在席判定手段による判定結果を判断せずに、前記入庫時扉閉工程を実行する、
ことを特徴とする請求項15に記載の駐車システム。
【請求項23】
車両を駐車させる駐車システムであって、
入出庫する車両を外側から入出庫口を通して受入れる入出庫空間と入出庫口を開閉可能な入出庫扉と入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定できる在席判定手段とを有する駐車場と、
車両を外側から入れる入庫工程と車両を駐車場から外側へ出す出庫工程とを制御する制御装置と、
を備え、
前記在席判定手段が、前記入出庫空間での映像を取得する撮像機器と該撮像機器により取得された映像を解析して映像のなかに人の特徴をもつ画像を発見したとき入出庫空間での人の存在を有りと判定し映像の中に人の特徴をもつ画像を発見しないとき出庫空間での人の存在を無しと判定する映像解析ソフトとを有し、
前記制御装置は、
前記入庫工程を実行するときに、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認したときに、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定し、
前記出庫工程を実行するときに、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認したときに、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する、
駐車場が車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である車両進入事態、または車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である車両退出事態を検知できる車両検知手段と人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である人進入事態、または人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である人退出事態を検知できる人検知手段とを有する駐車場とを有し、
前記出庫工程が、
車両の出庫要求に応じて入出庫扉を閉状態から開状態に変化することを許す出庫時扉開工程と、
前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する出庫時在席判定工程と、
入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許さず人に前記入出庫空間での安全確認を促す出庫時安全確認指示工程と、
前記入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許す出庫時扉閉工程と、
を有し、
前記制御装置が、
前記出庫時扉開工程を実行した後で、
前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記車両検知手段が前記車両退出事態を検知したときに前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに1回目の出庫時安全確認指示工程を実行し、前記在席判定手段が入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行し、
前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行する、
ことを特徴とする駐車システム。
【請求項24】
前記制御装置が、
前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記人退出事態を検知したときに前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行する、
ことを特徴とする請求項23に記載の駐車システム。
【請求項25】
駐車場が人により前記入出庫空間の安全を確認したことを確認した後で押される安全確認釦を持つ制御盤を有し、
前記制御装置が、
前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記安全確認釦を押された後で前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行する、
ことを特徴とする請求項24に記載の駐車システム。
【請求項26】
駐車場が人により前記入出庫空間の安全を確認したことを確認した後で押される安全確認釦を持つ制御御を有し、
前記制御装置が、
前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記人退出事態を検知したときに前記安全確認釦を押された後で前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行する、
ことを特徴とする請求項25に記載の駐車システム。
【請求項27】
予め1つの車両の出庫について回数をM(M=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、
前記制御装置が、
1回目~M回目の前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出
庫時扉閉工程を実行し、
M+1回目の前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記在席判定手段による判定結果を判断せずに、前記出庫時扉閉工程を実行する、
ことを特徴とする請求項26に記載の駐車システム。
【請求項28】
予め1つの車両の出庫について回数をM(M=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、
前記制御装置が、
1回目~M回目の前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行し、
M+1回目の前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記在席判定手段による判定結果を判断せずに、前記出庫時扉閉工程を実行する、
ことを特徴とする請求項23に記載の駐車システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の車両を駐車させる駐車場の運用方法と駐車システムに係る。
【背景技術】
【0002】
駐車場は、車両を駐車させる場所である。
複数の車両を駐車させるのに駐車装置を用いることがある。
駐車装置は、車両を駐車空間に駐車させる。
駐車装置は、車両を入出庫空間で受け取り、車両を入出庫空間から駐車空間に搬送し、駐車空間に駐車させる。
【0003】
入庫を行う場合、入出庫扉を開き、人が車両を運転して所定の位置に車両を駐車させ、人が入出庫空間から退出して、入出庫空間に他の人がいないかなどの安全確認をおこなった後で、入出庫扉を閉める。入出庫扉が閉まったあとで、駐車装置は車両を入出庫空間から駐車空間に搬送する。
また、出庫を行う場合、駐車装置が車両を駐車空間から入出庫空間に搬送する。入出庫扉を開き、人が駐車位置まで行き、人が駐車位置で車両に乗り込み運転して駐車場から出て、入出庫空間に他の人がいないかなどの安全確認をおこなった後に入出庫扉を閉じる。
【0004】
例えば、入出庫空間の安全確認し、入出庫空間に他の人の不在を確認した後で、人が安全確認釦を押しておこなう
安全確認する人は、入出庫する車両の運転手であってもよい。人は、専門の操作員であってもよい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は以上に述べた問題点に鑑み案出されたもので、車両を駐車させるのに便利な駐車場の運用方法と駐車システムとを提供しようとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る車両を駐車させる駐車場の運用方法であって、
駐車場は、入出庫する車両を外側から入出庫口を通して受入れる入出庫空間と、入出庫口を開閉可能な入出庫扉と、入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定できる在席判定手段と、を有し、車両を外側から駐車場に入れる入庫工程と、車両を駐車場から外側へ出す出庫工程と、を備え、前記在席判定手段が、前記入出庫空間での映像を取得する撮像機器と該撮像機器により取得された映像を解析して映像のなかに人の特徴をもつ画像を発見したとき入出庫空間での人の存在を有りと判定し映像の中に人の特徴をもつ画像を発見しないとき出庫空間での人の存在を無しと判定する映像解析ソフトとを有し、前記入庫工程を実行するときに、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認したときに、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定し、前記出庫工程を実行するときに、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認したときに、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する。
【0007】
上記本発明の構成により、入出庫空間は、入出庫する車両を外側から入出庫口を通して受入れる空間である。在席判定手段は、入出庫口を開閉可能な入出庫扉と、入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定できる。入庫工程は、車両を外側から駐車場に入れる工程である。出庫工程は、車両を駐車場から外側へ出す工程である。前記在席判定手段が、前記入出庫空間での映像を取得する撮像機器と該撮像機器により取得された映像を解析して映像のなかに人の特徴をもつ画像を発見したとき入出庫空間での人の存在を有りと判定し映像の中に人の特徴をもつ画像を発見しないとき出庫空間での人の存在を無しと判定する映像解析ソフトとを有する。前記入庫工程を実行するときに、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認したときに、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する。前記出庫工程を実行するときに、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認したときに、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する。
その結果、前記入庫工程または前記出庫工程において前記入出庫空間に人が取り残され事態を把握できる。
【0008】
以下に、本発明の実施形態に係る駐車場の運用方法を説明する。本発明は、以下に記載した実施形態のいずれか、またはそれらの中の二つ以上が組み合わされた態様を含む。
【0009】
本発明の実施形態に係る駐車状の運用方法は、駐車場が、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である車両進入事態、または車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である車両退出事態を検知できる車両検知手段と、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である人進入事態、または人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である人退出事態を検知できる人検知手段と、を有し、前記入庫工程が、車両の入庫要求に応じて入出庫扉を閉状態から開状態に変化することを許す入庫時扉開工程と、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する入庫時在席判定工程と、入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許さず人に前記入出庫空間での安全確認を促す入庫時安全確認指示工程と、前記入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許す入庫時扉閉工程と、を有し、1回の入庫工程において、前記入庫時扉開工程を実行した後で、前記車両検知手段が前記車両進入事態を検知した後に前記人検知手段が前記人退出事態を検知したときに前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに1回目の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行し、前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行する。
上記の実施形態の構成により、車両検知手段が、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である車両進入事態、または車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である車両退出事態を検知できる。人検知手段が、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である人進入事態、または人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である人退出事態を検知できる。入庫時扉開工程は、車両の入庫要求に応じて入出庫扉を閉状態から開状態に変化することを許す。入庫時在席判定工程は、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する。入庫時安全確認指示工程は、入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許さず人に前記入出庫空間での安全確認を促す。入庫時扉閉工程は、前記入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許す。1回の入庫工程において、前記入庫時扉開工程を実行した後で、前記車両検知手段が前記車両進入事態を検知した後に前記人検知手段が前記人退出事態を検知したときに前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに1回目の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行する。前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行する。
その結果、前記入庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握し抑制できる。
【0010】
本発明の実施形態に係る駐車場の運用方法は、前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記人退出事態を検知したときに前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行する。
上記の実施形態の構成により、安全確認を指示するとき、前記安全確認を指示した後に、前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記人退出事態を検知したときに前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行する。
その結果、前記入庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握し抑制できる。
【0011】
本発明の実施形態に係る駐車場の運用方法は、駐車場が人により前記入出庫空間の安全を確認したことを確認した後で押される安全確認釦を持つ制御盤を有し、前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記安全確認釦を押された後で前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行する。
上記の実施形態の構成により、
制御盤の安全確認釦は、駐車場が人により前記入出庫空間の安全を確認したことを確認した後で押される。
前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記安全確認釦を押された後で前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行する。
その結果、
前記入庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握し抑制できる。
【0012】
本発明の実施形態に係る駐車状の運用方法は、駐車場が人により前記入出庫空間の安全を確認したことを確認した後で押される安全確認釦を持つ制御盤を有し、前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記人退出事態を検知したときに、前記安全確認釦を押された後で前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行する。
上記の実施形態の構成により、制御盤の安全確認釦は、駐車場が人により前記入出庫空間の安全を確認したことを確認した後で押される。前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記人退出事態を検知したときに前記安全確認釦を押された後で前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行する。
その結果、前記入庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握し抑制できる。
【0013】
本発明の実施形態に係る駐車場の運用方法は、前記在席判定手段が、車両の内部の映像を取得できる様に前記撮像機器を車両のウインドウに接近させる撮像機器ハンドリング機器とを有する。
上記の実施形態の構成により、前記在席判定手段の撮像機器ハンドリング機器は、車両の内部の映像を取得できる様に前記撮像機器を車両のウインドウに接近させる。
その結果、前記入庫工程または前記出庫工程において前記入出庫空間の車両に人が取り残され事態を把握できる。
【0014】
本発明の実施形態に係る駐車場の運用方法は、前記映像解析ソフトが該撮像機器により取得された映像を解析して3次元映像を生成し、前記入庫工程を実行するときに該3次元映像のなかの床、壁、車両以外のものの存在の有り/無しから前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定し、前記出庫工程を実行するときに該3次元映像のなかの床、壁以外のものの存在の有り/無しから前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する。
上記の実施形態の構成により、前記映像解析ソフトが該撮像機器により取得された映像を解析して3次元映像を生成する。前記入庫工程を実行するときに該3次元映像のなかの床、壁、車両以外のものの存在の有り/無しから前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する。前記出庫工程を実行するときに該3次元映像のなかの床、壁以外のものの存在の有り/無しから前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する。
その結果、前記入庫工程において前記入出庫空間の車両の外側に人が取り残され事態、または前記出庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握できる。
【0015】
本発明の実施形態に係る駐車状の運用方法は、予め1つの車両の入庫について回数をN(N=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、1回目~N回目の前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行し、N+1回目の前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記在席判定手段による判定結果を判断せずに、前記入庫時扉閉工程を実行する、
上記の実施形態の構成により、予め1つの車両の入庫について回数をN(N=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定める。1回目~N回目の前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行する。N+1回目の前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記在席判定手段による判定結果を判断せずに、前記入庫時扉閉工程を実行する。
その結果、前記入庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握し抑制できる。
【0016】
本発明の実施形態に係る駐車場の運用方法は、駐車場が、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である車両進入事態、または車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である車両退出事態を検知できる車両検知手段と、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である人進入事態、または人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である人退出事態を検知できる人検知手段と、を有し、前記出庫工程が、車両の出庫要求に応じて入出庫扉を閉状態から開状態に変化することを許す出庫時扉開工程と、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する出庫時在席判定工程と、入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許さず人に前記入出庫空間での安全確認を促す出庫時安全確認指示工程と、前記入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許す出庫時扉閉工程と、を有し、前記出庫時扉開工程を実行した後で、前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記車両検知手段が前記車両退出事態を検知したときに前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに1回目の出庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行し、前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行する。
上記の実施形態の構成により、車両検知手段が、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である車両進入事態、または車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である車両退出事態を検知できる。人検知手段が、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である人進入事態、または人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である人退出事態を検知できる。出庫時扉開工程は、車両の出庫要求に応じて入出庫扉を閉状態から開状態に変化することを許す。出庫時在席判定工程は、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する。出庫時安全確認指示工程は、入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許さず人に前記入出庫空間での安全確認を促す。出庫時扉閉工程は、前記入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許す。前記出庫時扉開工程を実行した後で、前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記車両検知手段が前記車両退出事態を検知したときに前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに1回目の出庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行する。前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行する。
その結果、前記出庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握し抑制できる。
【0017】
本発明の実施形態に係る駐車場の運用方法は、前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記人退出事態を検知したときに前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行する。
上記の実施形態の構成により、前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記人退出事態を検知したときに前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行する。
その結果、前記出庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握し抑制できる。
【0018】
本発明の実施形態に係る駐車場の運用方法は、駐車場が人により前記入出庫空間の安全を確認したことを確認した後で押される安全確認釦を持つ制御盤を有し、前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記安全確認釦を押された後で前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行する。
上記の実施形態の構成により、制御盤の安全確認釦は、駐車場が人により前記入出庫空間の安全を確認したことを確認した後で押される。前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記安全確認釦を押された後で前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行する。
その結果、前記出庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握し抑制できる。
【0019】
本発明の実施形態に係る駐車場の運用方法は、駐車場が人により前記入出庫空間の安全を確認したことを確認した後で押される安全確認釦を持つ制御盤を有し、前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記人退出事態を検知したときに前記安全確認釦を押された後で前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行する。
上記の実施形態の構成により、制御盤の安全確認釦は、駐車場が人により前記入出庫空間の安全を確認したことを確認した後で押される。前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記人退出事態を検知したときに前記安全確認釦を押された後で前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行する。
その結果、前記出庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握し抑制できる。
【0020】
本発明の実施形態に係る駐車場の運用方法は、予め1つの車両の出庫について回数をM(M=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、1回目~M回目の前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行し、M+1回目の前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記在席判定手段による判定結果を判断せずに、前記出庫時扉閉工程を実行する。
上記の実施形態の構成により、予め1つの車両の出庫について回数をM(M=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定める。1回目~M回目の前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行する。、M+1回目の前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記在席判定手段による判定結果を判断せずに、前記出庫時扉閉工程を実行する、
その結果、前記出庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握し抑制できる。
【0021】
上記目的を達成するため、本発明に係る車両を駐車させる駐車システムであって、入出庫する車両を外側から入出庫口を通して受入れる入出庫空間と、入出庫口を開閉可能な入出庫扉と、入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定できる在席判定手段とを有する駐車場と、車両を外側から駐車場に入れる入庫工程と車両を駐車場から外側へ出す出庫工程とを制御する制御装置と、を備え、前記在席判定手段が、前記入出庫空間での映像を取得する撮像機器と該撮像機器により取得された映像を解析して映像のなかに人の特徴をもつ画像を発見したとき入出庫空間での人の存在を有りと判定し映像の中に人の特徴をもつ画像を発見しないとき出庫空間での人の存在を無しと判定する映像解析ソフトとを有する。
前記制御装置は、前記入庫工程を実行するときに、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認したときに、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する。前記出庫工程を実行するときに、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認したときに、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する。
ものとした。
【0022】
上記本発明の構成により、入出庫空間は、入出庫する車両を外側から入出庫口を通して受入れる空間である。在席判定手段は、入出庫口を開閉可能な入出庫扉と、入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定できる。制御装置は、車両を外側から駐車場に入れる入庫工程と車両を駐車場から外側へ出す出庫工程とを制御する。前記在席判定手段が、前記入出庫空間での映像を取得する撮像機器と該撮像機器により取得された映像を解析して映像のなかに人の特徴をもつ画像を発見したとき入出庫空間での人の存在を有りと判定し映像の中に人の特徴をもつ画像を発見しないとき出庫空間での人の存在を無しと判定する映像解析ソフトとを有する。制御装置は、前記入庫工程を実行するときに、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認したときに、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する。前記出庫工程を実行するときに、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認したときに、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する。
その結果、前記入庫工程または前記出庫工程において前記入出庫空間に人が取り残され事態を把握できる。
【0023】
以下に、本発明の実施形態に係る駐車システムを説明する。本発明は、以下に記載した実施形態のいずれか、またはそれらの中の二つ以上が組み合わされた態様を含む。
【0024】
本発明の実施形態に係る駐車システムは、駐車場が、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である車両進入事態、または車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である車両退出事態を検知できる車両検知手段と、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である人進入事態、または人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である人退出事態を検知できる人検知手段とを有する駐車場と、を有し、前記入庫工程が、車両の入庫要求に応じて入出庫扉を閉状態から開状態に変化することを許す入庫時扉開工程と、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する入庫時在席判定工程と、入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許さず人に前記入出庫空間での安全確認を促す入庫時安全確認指示工程と、前記入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許す入庫時扉閉工程と、を有し、前記制御装置が、1回の入庫工程において、前記入庫時扉開工程を実行した後で、前記車両検知手段が前記車両進入事態を検知した後に前記人検知手段が前記人退出事態を検知したときに前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに1回目の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行し、前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行する。
上記の実施形態の構成により、車両検知手段が、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である車両進入事態、または車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である車両退出事態を検知できる。人検知手段が、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である人進入事態、または人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である人退出事態を検知できる。入庫時扉開工程は、車両の入庫要求に応じて入出庫扉を閉状態から開状態に変化することを許す。入庫時在席判定工程は、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する。入庫時安全確認指示工程は、入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許さず人に前記入出庫空間での安全確認を促す。入庫時扉閉工程は、前記入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許す。制御装置は、1回の入庫工程において、前記入庫時扉開工程を実行した後で、前記車両検知手段が前記車両進入事態を検知した後に前記人検知手段が前記人退出事態を検知したときに前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに1回目の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行する。前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行する。
その結果、前記入庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握し抑制できる。
【0025】
本発明の実施形態に係る駐車システムは、前記制御装置が、前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記人退出事態を検知したときに前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行する。
上記の実施形態の構成により、前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記人退出事態を検知したときに前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行する。
その結果、前記入庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握し抑制できる。
【0026】
本発明の実施形態に係る駐車システムは、駐車場が人により前記入出庫空間の安全を確認したことを確認した後で押される安全確認釦を持つ制御盤を有し、前記制御装置が、前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記安全確認釦を押された後で前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行する。
上記の実施形態の構成により、制御盤の安全確認釦は、駐車場が人により前記入出庫空間の安全を確認したことを確認した後で押される。前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記安全確認釦を押された後で前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行する。
その結果、前記入庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握し抑制できる。
【0027】
本発明の実施形態に係る駐車システムは、駐車場が人により前記入出庫空間の安全を確認したことを確認した後で押される安全確認釦を持つ制御盤を有し、前記制御装置が、前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記人退出事態を検知したときに前記安全確認釦を押された後で前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行する。
上記の実施形態の構成により、制御盤の安全確認釦は、駐車場が人により前記入出庫空間の安全を確認したことを確認した後で押される。前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記人退出事態を検知したときに前記安全確認釦を押された後で前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行する。
その結果、前記入庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握し抑制できる。
【0028】
本発明の実施形態に係る駐車システムは、前記在席判定手段が、車両の内部の映像を取得できる様に前記撮像機器を車両のウインドウに接近させる撮像機器ハンドリング機器とを有する、ものとした。
上記の実施形態の構成により、前記在席判定手段の撮像機器ハンドリング機器は、車両の内部の映像を取得できる様に前記撮像機器を車両のウインドウに接近させる。
その結果、前記入庫工程または前記出庫工程において前記入出庫空間の車両に人が取り残され事態を把握できる。
【0029】
本発明の実施形態に係る駐車システムは、前記映像解析ソフトが該撮像機器により取得された映像を解析して3次元映像を生成し、前記入庫工程を実行するときに該3次元映像のなかの床、壁、車両以外のものの存在の有り/無しから前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定し、前記制御装置が前記出庫工程を実行するときに該3次元映像のなかの床、壁以外のものの存在の有り/無しから前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する。
上記の実施形態の構成により、前記映像解析ソフトが該撮像機器により取得された映像を解析して3次元映像を生成する。前記入庫工程を実行するときに該3次元映像のなかの床、壁、車両以外のものの存在の有り/無しから前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する。前記出庫工程を実行するときに該3次元映像のなかの床、壁以外のものの存在の有り/無しから前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する。
その結果、前記入庫工程において前記入出庫空間の車両の外側に人が取り残され事態、または前記出庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握できる。
【0030】
本発明の実施形態に係る駐車システムは、予め1つの車両について回数をN(N=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、前記制御装置が、1回目~N回目の前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行し、N+1回目の前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記在席判定手段による判定結果を判断せずに、前記入庫時扉閉工程を実行する、
上記の実施形態の構成により、予め1つの車両の入庫について回数をN(N=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定める。前記制御装置が、1回目~N回目の前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記入庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記入庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入庫時扉閉工程を実行する。N+1回目の前記入庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記入庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記在席判定手段による判定結果を判断せずに、前記入庫時扉閉工程を実行する。
その結果、前記入庫工程において前記入出庫空間の車両の外側に人が取り残され事態、または前記出庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握できる。
【0031】
本発明の実施形態に係る駐車システムは、前記出庫工程が、駐車場が、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である車両進入事態、または車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である車両退出事態を検知できる車両検知手段と、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である人進入事態、または人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である人退出事態を検知できる人検知手段とを有する駐車場と、を有し、車両の出庫要求に応じて入出庫扉を閉状態から開状態に変化することを許す出庫時扉開工程と、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する出庫時在席判定工程と、入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許さず人に前記入出庫空間での安全確認を促す出庫時安全確認指示工程と、前記入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許す出庫時扉閉工程と、を有し、1回の出庫工程において、前記出庫時扉開工程を実行した後で、
前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記車両検知手段が前記車両退出事態を検知したときに前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに1回目の出庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行し、前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行する。
上記の実施形態の構成により、車両検知手段が、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である車両進入事態、または車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である車両退出事態を検知できる。人検知手段が、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である人進入事態、または人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である人退出事態を検知できる。出庫時扉開工程は、車両の出庫要求に応じて入出庫扉を閉状態から開状態に変化することを許す。出庫時在席判定工程は、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する。出庫時安全確認指示工程は、入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許さず人に前記入出庫空間での安全確認を促す。出庫時扉閉工程は、前記入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許す。前記出庫時扉開工程を実行した後で、前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記車両検知手段が前記車両退出事態を検知したときに前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに1回目の出庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行する。前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行する。
その結果、前記出庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握し抑制できる。
【0032】
本発明の実施形態に係る駐車システムは、前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記人退出事態を検知したときに前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行する。
上記の実施形態の構成により、前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記人退出事態を検知したときに前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行する。
その結果、前記入庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握し抑制できる。
【0033】
本発明の実施形態に係る駐車システムは、駐車場が人により前記入出庫空間の安全を確認したことを確認した後で押される安全確認釦を持つ制御盤を有し、前記制御装置が、前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記安全確認釦を押された後で前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行し、
上記の実施形態の構成により、制御盤の安全確認釦は、駐車場が人により前記入出庫空間の安全を確認したことを確認した後で押される。前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記安全確認釦を押された後で前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行する。
その結果、前記出庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握し抑制できる。
【0034】
本発明の実施形態に係る駐車システムは、駐車場が人により前記入出庫空間の安全を確認したことを確認した後で押される安全確認釦を持つ制御御を有し、前記制御装置が、前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記人退出事態を検知したときに前記安全確認釦を押された後で前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行する。
上記の実施形態の構成により、制御盤の安全確認釦は、駐車場が人により前記入出庫空間の安全を確認したことを確認した後で押される。前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記人検知手段が前記人進入事態を検知した後に前記人退出事態を検知したときに前記安全確認釦を押された後で前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行する。
その結果、前記出庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握し抑制できる。
【0035】
本発明の実施形態に係る駐車システムは、予め1つの車両の出庫について回数をM(M=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、前記制御装置が、1回目~M回目の前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行し、
M+1回目の前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記在席判定手段による判定結果を判断せずに、前記出庫時扉閉工程を実行する。
上記の実施形態の構成により、予め1つの車両の出庫について回数をM(M=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定める。1回目~M回目の前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記出庫時在席判定工程を実行して、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の前記出庫時安全確認指示工程を実行し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記出庫時扉閉工程を実行する。M+1回目の前記出庫時安全確認指示工程を実行するとき、前記出庫時安全確認指示工程を実行した後に、前記在席判定手段による判定結果を判断せずに、前記出庫時扉閉工程を実行する。
その結果、前記出庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握し抑制できる。
【発明の効果】
【0036】
以上説明したように、本発明に係る駐車場の運用方法と駐車システムは、その構成により、以下の効果を有する。
前記入庫工程を実行するときに、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認したときに、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定し、前記出庫工程を実行するときに、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認したときに、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する様にしたので、
前記入庫工程または前記出庫工程において前記入出庫空間に人が取り残され事態を把握できる。
また、1回の入庫工程において、前記入出庫扉を開いた後で、車両が入出庫空間に進入した後で人が入出庫空間から退出したことを検知した後に、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに1回目の安全確認を指示し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入出庫扉を閉じる。安全確認を指示するとき、前記安全確認ゐ指示した後に、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の安全確認を指示し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入出庫扉を閉じる様にしたので、前記入庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握し抑制できる。
また、安全確認を指示するとき、前記安全確認を指示した後に人の入出庫空間への進入と退出を検知した後に、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の安全確認を指示し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入出庫扉を閉じる様にしたので、前記入庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握し抑制できる。
また、安全確認を指示するとき、前記安全確認を指示した後に前記安全確認釦を押された後で、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の安全確認を指示し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入出庫扉を閉じる様にしたので、前記入庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握し抑制できる。
また、安全確認を指示するとき、前記安全確認を指示した後に人の入出庫空間への進入と退出を検知し前記安全確認釦が押された後で、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の安全確認を指示し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入出庫扉を閉じる様にしたので、前記入庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握し抑制できる。
また、撮像機器ハンドリング機器が前記撮像機器を車両のウインドウに接近させて車両の内部の映像を取得できる様に様にしたので、前記入庫工程または前記出庫工程において前記入出庫空間の車両に人が取り残され事態を把握できる。
また、前記入庫工程を実行するときに該3次元映像のなかの床、壁、車両以外のものの存在の有り/無しから前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定し、
前記出庫工程を実行するときに該3次元映像のなかの床、壁以外のものの存在の有り/無しから前記入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する様にしたので、
前記入庫工程において前記入出庫空間の車両の外側に人が取り残され事態、または前記出庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握できる。
また、1回目~N回目の安全確認を指示するとき、前記安全確認を指示した後に人の入出庫空間への進入と退出を検知し前記安全確認釦が押された後で、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の安全確認を指示し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入出庫扉を閉じ、
N+1回目の前記安全確認を指示した後で、前記入出庫扉を閉じる様にしたので、
前記入庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握し抑制できる。
また、1回の出庫工程において、前記入出庫扉を開いた後で、人が入出庫空間に進入した後で車が入出庫空間から退出したことを検知した後に、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに1回目の安全確認を指示し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入出庫扉を閉じ、
安全確認を指示するとき、前記安全確認を指示した後に、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の安全確認を指示し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入出庫扉を閉じる様にしたので、前記出庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握し抑制できる。
また、安全確認を指示するとき、前記安全確認を指示した後に人の入出庫空間への進入と退出を検知した後に、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の安全確認を指示し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入出庫扉を閉じる様にしたので、前記入庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握し抑制できる。
また、安全確認を指示するとき、前記安全確認を指示した後に前記安全確認釦を押された後で、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の安全確認を指示し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入出庫扉を閉じる様にしたので、前記出庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握し抑制できる。
また、安全確認を指示するとき、前記安全確認を指示した後に人の入出庫空間への進入と退出を検知し前記安全確認釦が押された後で、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の安全確認を指示し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入出庫扉を閉じる様にしたので、前記出庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握し抑制できる。
また、1回目~N回目の安全確認を指示するとき、前記安全確認を指示した後に、前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を有りと判定したときに再度の安全確認を指示し、または前記在席判定手段が前記入出庫空間での人の存在を無しと判定したときに前記入出庫扉を閉じ、N+1回目の前記安全確認を指示した後で、前記入出庫扉を閉じる様にしたので、前記出庫工程において前記入出庫空間に人が取り残される事態を把握し抑制できる。
従って、自動運転機能をもつ車両を駐車させるのに便利な駐車場の運用方法と駐車システムとを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
図1】本発明の実施形態に係る駐車場システムのフローチャート図である。
図2】本発明の実施形態に係る駐車場の概念図その1である。
図3】本発明の実施形態に係る駐車場の概念図その2である。
図4】本発明の実施形態に係る駐車場の概念図その3である。
図5】本発明の第一の実施形態に係る入庫工程のフローチャート図である。
図6】本発明の第一の実施形態に係る出庫工程のフローチャート図である。
図7】本発明の第二の実施形態に係る入庫工程のフローチャート図である。
図8】本発明の第二の実施形態に係る出庫工程のフローチャート図である。
図9】本発明の第三の実施形態に係る入庫工程のフローチャート図である。
図10】本発明の第三の実施形態に係る出庫工程のフローチャート図である。
図11】本発明の第四の実施形態に係る入庫工程のフローチャート図である。
図12】本発明の第四の実施形態に係る出庫工程のフローチャート図である。
図13】本発明の第五の実施形態に係る入庫工程のフローチャート図である。
図14】本発明の第五の実施形態に係る出庫工程のフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0038】
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照して説明する。
【0039】
本発明の実施形態にかかる駐車場の運用方法と駐車システムとを、図を基に、説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る駐車場システムのフローチャート図である。図2は、本発明の実施形態に係る駐車場の概念図その1である。図3は、本発明の実施形態に係る駐車場の概念図その2である。図4は、本発明の実施形態に係る駐車場の概念図その3である。
【0040】
本発明の実施形態にかかる駐車システムは、車両を駐車させる駐車場の運用方法である。
本発明の実施形態にかかる駐車システムは、駐車場と制御装置とで構成される。
【0041】
最初に、本発明の実施形態にかかる駐車場の運用方法を採用する駐車場の一例を説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る駐車場の概念図その1である。
駐車場は、いわゆる自走式の駐車場である。
駐車場は、入出庫空間10と駐車空間(図示せず)とを持つ。
入出庫空間10は、車両を駐車場に入出庫させるための空間である。
入出庫空間10は、入出庫口11を持つ。
入出庫扉12を、入出庫口11を開閉可能な扉である。
車両を入庫させるとき、入出庫扉12を開いた後、運転手が車両を運転して車両を入出庫空間10に入れ、運転手は車両から降りて、入出庫口11から出る。その後、入出庫空間10の安全を確認して、入出庫扉12を閉める。車両が入出庫空間10から駐車空間に搬送される。
車両を出庫させるときは、車両が駐車空間から入出庫空間10に搬送される。入出庫扉12を閉状態から開状態にして、運転手が入出庫口11を通過して入出庫空間1に入る。、運転手が車両に乗り込み、運転者が車両を運転して、車両を入出庫口11を通過して入出庫空間10から外へ出る。その後、入出庫空間10の亜安全を確認した後で入出庫扉を閉める。
【0042】
在席判定手段20と車両検知手段30と人検知手段40とが駐車場に設置される。
【0043】
在席判定手段20は、入出庫空間での入6の存在の有り/無しを判定できる手段である。
在席判定手段20は、撮像機器21と映像解析ソフト22とで構成されてもよい。
撮像機器21が、入出庫空間での映像を取得する機器である。
撮像機器21は、入出庫空間に設置されるカメラで構成されてもよい。
映像解析ソフト22は、撮像機器により取得された映像を解析して映像のなかに入6の特徴をもつ画像を発見したとき入出庫空間での入6の存在を有りと判定し映像の中に入6の特徴をもつ画像を発見しないとき出庫空間での入6の存在を無しと判定するソフトである。
【0044】
在席判定手段20は、撮像機器21と映像解析ソフト22と撮像機器ハンドリング機器23とで構成されてもよい。
撮像機器ハンドリング機器23は、車両5の内部の映像を取得できる様に撮像機器21を車両5のウインドウに接近させる機器である。
図3は、撮像機器ハンドリング機器23が車両5の内部の映像を取得できる様に撮像機器21を車両5のウインドウに接近させる様子を示す。
【0045】
映像解析ソフト22が撮像機器21により取得された映像を解析して3次元映像を生成してもよい。
映像解析ソフト22が複数の撮像機器21により取得された映像を解析して3次元映像を生成してもよい。
映像解析ソフト22が撮像機器21の取得した複数の映像を解析して3次元映像を生成してもよい。
映像解析ソフト22が、後述する入庫工程を実行するときに該3次元映像のなかの床、壁、車両以外のものの存在の有り/無しから入出庫空間での入6の存在の有り/無しを判定してもよい。
映像解析ソフト22が、後述する出庫工程を実行するときに該3次元映像のなかの床、壁以外のものの存在の有り/無しから入出庫空間での入6の存在の有り/無しを判定してもうよい。
図4は、3次元処理の結果を示す。
図4(A)は、入庫工程での3次元処理の結果である。
図4(A)は、映像解析ソフトが車5と人6の存在を判定する様子を示す。
図4(B)は、出庫工程での3次元処理の結果である。
図4(A)は、映像解析ソフトが人6の存在を判定する様子を示す。
【0046】
車両検知手段30は、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である人進入事態、または人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である人退出事態を検知できるものである。
例えば、車両検知手段30は、第一車両検知センサ31と第二車両検知センサ32とで構成される。
第一車両検知センサ31は、第一光軸PS1をもつ光検知センサである。
第二車両検知センサ32は、第二光軸PS2をもつ光検知センサである。
車両が入出庫空間を移動する際の第一光軸PS1を遮光/開放するときと第二光軸PS2を遮光/開放するときとの順番で、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である車両進入事態、または車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である車両退出事態を検知できる。
【0047】
人検知手段40は、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である車両進入事態、または車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である車両退出事態を検知できるものである。
第一人検知センサ41は、第三光軸PS3をもつ光検知センサである。
第二人検知センサ42は、第四光軸PS4をもつ光検知センサである。
人が入出庫空間を移動する際の第三光軸PS3を遮光/開放するときと第四光軸PS3を遮光/開放するときとの順番で、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である人進入事態、または人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である人退出事態を検知できる。
【0048】
駐車場は、人により前記入出庫空間の安全を確認したことを確認した後で押される安全確認釦を持つ制御盤を有していてもよい。
入庫工程を実行するときに、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たときに、人が安全確認釦を押す。その結果、駐車場は、入庫工程において、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認できる。
例えば、入庫工程を実行するときに、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った直後に人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たときに、人が安全確認釦を押す。その結果、駐車場は、入庫工程において、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った直後に人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認できる。
出庫工程を実行するときに、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たときに人が安全確認釦を押す。その結果、駐車場は、出庫工程において、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認できる。
例えば、出庫工程を実行するときに、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った直後に車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たときに人が安全確認釦を押す。その結果、駐車場は、出庫工程において、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った直後に車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認できる。
【0049】
本発明の実施形態にかかる駐車場の運用方法は、車両を駐車させる駐車場の運用方法である。
図1は、本発明の実施形態にかかる駐車場の運用方法を示す。
本発明の実施形態にかかる駐車場の運用方法は、入庫要求受付工程S10と入庫工程S20と入庫時車両搬送工程S30と出庫要求受付工程S40と出庫時車両搬送工程S50と出庫工程S60とで構成される。
入庫要求受付工程S10は、1つの車両について入庫要求を受け付ける工程である。
入庫工程S20は、車両を外側から駐車場に入れる工程である。
例えば、入庫工程S20は、車両を外側から入出庫空間10に入れる工程である。
入庫時車両搬送工程S30は、車両を入出庫空間10から駐車空間に搬送する工程である。
出庫要求受付工程S40は、1つの車両について出庫要求を受け付ける工程である。
出庫時車両搬送工程S50は、車両を駐車空間から入出庫空間10に搬送する工程である。
出庫工程S60は、車両を駐車場から外側へ出す工程である。
例えば、出庫工程S60は、車両を入出庫空間10から外側へ出す工程である。
【0050】
入庫工程S20を実行するときに、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認したときに、在席判定手段20が入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する。
入庫工程S20を実行するときに、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った直後に人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認したときに、在席判定手段20が入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する。
入庫工程S20を実行するときに、車両検知手段30が車両進入事態を検知した後に人検知手段40が人退出事態を検知したときに、在席判定手段20が入出庫空間での入6の存在の有り/無しを判定してもよい。
例えば、入庫工程S20を実行するときに、車両検知手段30が車両進入事態を検知した後に人検知手段40が人退出事態を検知したときに、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在の有り/無しを判定し、入出庫空間10での入6の存在の無しを判定すると、入出庫扉12を閉じる。
例えば、入庫工程S20を実行するときに、車両検知手段30が車両進入事態を検知した後に人検知手段40が人退出事態を検知したときに、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在の有り/無しを判定し、入出庫空間10での入6の存在の有りを判定すると、後述する出庫時安全確認指示工程を実行する。
【0051】
出庫工程S60を実行するときに、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認したときに、在席判定手段20が入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する。
出庫工程S60を実行するときに、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った直後に車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認したときに、在席判定手段20が入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する。
出庫工程S60を実行するときに、人検知手段40が人進入事態を検知した後に車両検知手段が車両退出事態を検知したときに、在席判定手段が入出庫空間での入6の存在の有り/無しを判定してもよい。
例えば、出庫工程S60を実行するときに、人検知手段40が人進入事態を検知し、車両検知手段30が車両退出事態を検知した後に、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在の有り/無しを判定し、入出庫空間10での入6の存在の無しを判定すると、入出庫扉12を閉じる。
例えば、出庫工程S60を実行するときに、人検知手段40が人進入事態を検知し、車両検知手段30が車両退出事態を検知した後に、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在の有り/無しを判定し、入出庫空間10での入6の存在の無しを判定すると、後述する出庫時安全確認指示工程を実行する。
【0052】
以下に、本発明の第一乃至五の実施形態にかかる駐車場の運転方法の入庫工程と出庫工程とを、フローチャート図を基に、詳述する。
図5は、本発明の第一の実施形態に係る入庫工程のフローチャート図である。図6は、本発明の第一の実施形態に係る出庫工程のフローチャート図である。図7は、本発明の第二の実施形態に係る入庫工程のフローチャート図である。図8は、本発明の第二の実施形態に係る出庫工程のフローチャート図である。図9は、本発明の第三の実施形態に係る入庫工程のフローチャート図である。図10は、本発明の第三の実施形態に係る出庫工程のフローチャート図である。図11は、本発明の第四の実施形態に係る入庫工程のフローチャート図である。図12は、本発明の第四の実施形態に係る出庫工程のフローチャート図である。図13は、本発明の第五の実施形態に係る入庫工程のフローチャート図である。図14は、本発明の第五の実施形態に係る出庫工程のフローチャート図である。
【0053】
最初に、本発明の第一の実施形態に係る入庫工程を、説明する。
図5は、本発明の第一の実施形態に係る入庫工程のフローチャート図を示す。
入庫工程S20が、予め1つの車両の入庫について回数をN(N=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、入庫時扉開工程S21と入庫時在席判定工程S27と入庫時安全確認指示工程S28と入庫時扉閉工程S29とで構成されてもよい。
例えば、入庫工程S20が、予め1つの車両の入庫について回数をN(N=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、入庫時扉開工程S21と車両進入検知工程S22と人進入検知工程S24と人退出検知工程S25と安全確認釦確認工程S26と入庫時在席判定工程S27と入庫時安全確認指示工程S28と入庫時扉閉工程S29とで構成される。
【0054】
入庫時扉開工程S21は、車両5の入庫要求に応じて入出庫扉を閉状態から開状態に変化することを許す工程である。
車両進入検知工程S22は、車両検知手段30を用いて、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である車両進入事態を検知する工程である。
人進入検知工程S24は、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である人進入事態を検知する工程である。
人退出検知工程S25は、人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である人退出事態を検知する工程である。
安全確認釦確認工程S26は、人が安全確認釦を押すのを確認する工程である。
入庫時在席判定工程S27は、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在の有り/無しを判定する工程である。
入庫時安全確認指示工程S28は、入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許さず人に入出庫空間での安全確認を促す工程である。
例えば、入庫時安全確認指示工程S28は、入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許さず人に入出庫空間での入6の存在を知らせて安全確認を促す工程である。
入庫時扉閉工程S29は、入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許す工程である。
【0055】
1回の入庫工程S20において、入庫時扉開工程S21を実行した後で、車両検知手段30が車両進入事態を検知した後に人検知手段40が人退出事態を検知し安全確認釦を押されたことを確認したときに入庫時在席判定工程S27を実行して、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を有りと判定したときに1回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行し、または在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を無しと判定したときに入庫時扉閉工程S29を実行する。
例えば、1回の入庫工程S20において、入庫時扉開工程S21を実行した後で、車両進入検知工程S22を実行して車両検知手段30が車両進入事態を検知した後に人退出検知工程S25を実行して、人検知手段40が人退出事態を検知し安全確認釦確認工程S26を実行し、安全確認釦を押されたことを確認したときに入庫時在席判定工程を実行して、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を有りと判定したときに1回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行し、または在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を無しと判定したときに入庫時扉閉工程S29を実行する。
【0056】
1回目~N回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行するとき、入庫時安全確認指示工程S28を実行した後に、人検知手段40が人進入事態を検知した後に人退出事態を検知し安全確認釦を押されたことを確認したときに入庫時在席判定工程S27を実行して、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を有りと判定したときに再度の入庫時安全確認指示工程S28を実行し、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を無しと判定したときに入庫時扉閉工程S29を実行する。
例えば、1回目~N回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行するとき、入庫時安全確認指示工程S28を実行した後に人進入検知工程S24を実行して、人検知手段40が人進入事態を検知した後に人退出検知工程S25を実行して、人検知手段40が人退出事態を検知し安全確認釦確認工程S26を実行し、安全確認釦を押されたことを確認したときに入庫時在席判定工程S27を実行して、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を有りと判定したときに再度の入庫時安全確認指示工程S28を実行し、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を無しと判定したときに入庫時扉閉工程S29を実行する。
【0057】
N+1回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行するとき、入庫時安全確認指示工程を実行した後に、人検知手段が人進入事態を検知した後に人退出事態を検知し安全確認釦を押されたことを確認したときに入庫時扉閉工程を実行する。
N+1回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行するとき、入庫時安全確認指示工程を実行した後に、人検知手段が人進入事態を検知した後に人退出事態を検知し安全確認釦を押されたことを確認したときに、在席判定手段20による判定結果を判断せずに、入庫時扉閉工程を実行してもよい。
N+1回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行するとき、入庫時安全確認指示工程を実行した後に、人検知手段が人進入事態を検知した後に人退出事態を検知し安全確認釦を押されたことを確認したときに、在席判定手段20による判定結果を判断せずに、扉閉釦が押された後で入庫時扉閉工程を実行してもよい。
例えば、N+1回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行するとき、入庫時安全確認指示工程S28を実行した後に人進入検知工程S24を実行し、人検知手段40が人進入事態を検知した後に人退出検知工程S25を実行し、人検知手段40が人退出事態を検知し安全確認釦確認工程S26を実行し、安全確認釦を押されたことを確認したときに、在席判定手段20による判定結果を判断せずに、入庫時扉閉工程S29を実行する。
例えば、N+1回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行するとき、入庫時安全確認指示工程S28を実行した後に人進入検知工程S24を実行し、人検知手段40が人進入事態を検知した後に人退出検知工程S25を実行し、人検知手段40が人退出事態を検知し安全確認釦確認工程S26を実行し、安全確認釦を押されたことを確認したときに、在席判定手段20のによる判定を結果を判断せずに、入庫時扉閉工程S29を実行する。
【0058】
さらに、本発明の第一の実施形態に係る出庫工程を、説明する。
図6は、本発明の第一の実施形態に係る出庫工程のフローチャート図である。
出庫工程S60が、予め1つの車両5の出庫について回数をM(M=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、出庫時扉開工程S61と出庫時在席判定工程S57と出庫時安全確認指示工程S68と出庫時扉閉工程S69とで構成される。
例えば、出庫工程S60が、予め1つの車両の出庫について回数をM(M=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、出庫時扉開工程S61と車両退出検知工程S63と人進入検知工程S64と人退出検知工程S65と安全確認釦確認工程S66と出庫時在席判定工程S67と出庫時安全確認指示工程S68と出庫時扉閉工程S69とで構成される。
【0059】
出庫時扉開工程S61は、車両5の出庫要求に応じて入出庫扉を閉状態から開状態に変化することを許す工程である。
車両退出検知工程S63は、車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である車両退出事態を検知する工程である。
人進入検知工程S64は、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った事態である人進入事態を検知する工程である。
人退出検知工程S65は、人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出た事態である人退出事態を検知する工程である。
安全確認釦確認工程S66は、人が安全確認釦を押すのを確認する工程である。
出庫時在席判定工程S67は、在席判定手段が入出庫空間での入6の存在の有り/無しを判定する工程である。
出庫時安全確認指示工程S68は、入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許さず人に入出庫空間での人6の存在を知らせて安全確認を促す工程である。
出庫時安全確認指示工程S68は、入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許さず人に入出庫空間での安全確認を促す工程である。
出庫時扉閉工程S69は、入出庫扉を開状態から閉状態に変化させることを許す工程である。
【0060】
1回の出庫工程S60において、出庫時扉開工程S61を実行した後で、人検知手段40が人進入事態を検知した後に車両検知手段30が車両退出事態を検知し安全確認釦か押されたときに出庫時在席判定工程S67を実行して、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を有りと判定したときに1回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行し、または在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を無しと判定したときに出庫時扉閉工程S69を実行する。
例えば、1回の出庫工程S60において、出庫時扉開工程S61を実行した後で人進入検知工程S64を実行し、人検知手段40が人進入事態を検知した後に車両退出検知工程S63を実行し、車両検知手段30が車両退出事態を検知し安全確認釦確認工程S66を実行し、安全確認釦か押されたこと確認したときに出庫時在席判定工程S67を実行して、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を有りと判定したときに1回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行し、または在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を無しと判定したときに出庫時扉閉工程S69を実行する。
【0061】
1回目~M回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行するとき、出庫時安全確認指示工程S69を実行した後に、人検知手段40が人進入事態を検知した後に人退出事態を検知し安全確認釦が押されたことを確認したときに出庫時在席判定工程S67を実行して、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を有りと判定したときに再度の出庫時安全確認指示工程S68を実行し、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を無しと判定したときに出庫時扉閉工程S69を実行する。
例えば、1回目~M回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行するとき、出庫時安全確認指示工程S68を実行した後に人進入検知工程S64を実行し、人検知手段40が人進入事態を検知した後に人退出検知工程S65を実行し、人検知手段40が人退出事態を検知し安全確認釦確認工程S66を実行し、安全確認釦か押されことを確認したときに出庫時在席判定工程S67を実行して、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を有りと判定したときに再度の出庫時安全確認指示工程S68を実行し、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を無しと判定したときに出庫時扉閉工程S69を実行する。
【0062】
M+1回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行するとき、出庫時安全確認指示工程S68を実行した後に、人検知手段40が人進入事態を検知した後に人退出事態を検知し安全確認釦が押されたことを確認したときに出庫時扉閉工程S69を実行する。
M+1回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行するとき、出庫時安全確認指示工程S68を実行した後に、人検知手段40が人進入事態を検知した後に人退出事態を検知し安全確認釦が押されたことを確認したときに、在席判定手段20による判定結果を判断せずに、出庫時扉閉工程S69を実行してもよい。
M+1回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行するとき、出庫時安全確認指示工程S68を実行した後に、人検知手段40が人進入事態を検知した後に人退出事態を検知し安全確認釦が押されたことを確認したときに、在席判定手段20による判定結果を判断せずに、扉閉釦が押された後で出庫時扉閉工程S69を実行してもよい。
例えば、M+1回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行するとき、出庫時安全確認指示工程S68を実行した後に人進入検知工程S64を実行し、人検知手段40が人進入事態を検知した後に人退出検知工程S65を実行し、人検知手段40が人退出事態を検知し安全確認釦確認工程を実行し、安全確認釦が押された確認したきに出庫時在席判定工程S67を実行し、在席判定手段20による判定結果を判断せずに、出庫時扉閉工程S69を実行する。
例えば、M+1回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行するとき、出庫時安全確認指示工程S68を実行した後に人進入検知工程S64を実行し、人検知手段40が人進入事態を検知した後に人退出検知工程S65を実行し、人検知手段40が人退出事態を検知し安全確認釦確認工程を実行し、安全確認釦が押された確認したきに出庫時在席判定工程S67を実行し、在席判定手段20の判定結果を判断せずに、出庫時扉閉工程S69を実行する。
【0063】
次に、本発明の第二の実施形態に係る入庫工程を、説明する。
図7は、本発明の第二の実施形態に係る入庫工程のフローチャート図を示す。
入庫工程S20が、予め1つの車両の入庫について回数をN(N=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、入庫時扉開工程S21と入庫時在席判定工程S27と入庫時安全確認指示工程S28と入庫時扉閉工程S29とで構成されてもよい。
例えば、入庫工程S20が、予め1つの車両の入庫について回数をN(N=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、入庫時扉開工程S21と車両進入検知工程S22と人進入検知工程S24と人退出検知工程S25と安全確認釦確認工程S26と入庫時在席判定工程S27と入庫時安全確認指示工程S28と入庫時扉閉工程S29とで構成される。
【0064】
入庫時扉開工程S21と車両進入検知工程S22とと人進入検知工程S24と人退出検知工程S25と安全確認釦確認工程S26と入庫時在席判定工程S27と入庫時安全確認指示工程S28と入庫時扉閉工程S29との構成は、本発明の第一の実施形態にかかる入庫工程のものと同じなので、説明を省略する。
【0065】
1回の入庫工程S20において、入庫時扉開工程S21を実行した後で、車両検知手段30が車両進入事態を検知した後に人検知手段40が人退出事態を検知したときに入庫時在席判定工程S27を実行して、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を有りと判定したときに1回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行し、または在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を無しと判定したときに入庫時扉閉工程S29を実行する。
例えば、1回の入庫工程S20において、入庫時扉開工程S21を実行した後で、車両進入検知工程S22を実行して車両検知手段30が車両進入事態を検知した後に人退出検知工程S25を実行して、人検知手段が人退出事態を検知したときに入庫時在席判定工程を実行して、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を有りと判定したときに1回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行し、または在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を無しと判定したときに入庫時扉閉工程S29を実行する。
【0066】
1回目~N回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行する手順は、本発明の第一の実施形態にかかる入庫工程の構成と同じなので、説明を省略する。
【0067】
N+1回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行する手順は、本発明の第一の実施形態にかかる入庫工程の構成と同じなので、説明を省略する。
【0068】
さらに、本発明の第二の実施形態に係る出庫工程を、説明する。
図8は、本発明の第二の実施形態に係る出庫工程のフローチャート図である。
出庫工程S60が、予め1つの車両5の出庫について回数をM(M=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、出庫時扉開工程S61と出庫時在席判定工程S57と出庫時安全確認指示工程S68と出庫時扉閉工程S69とで構成される。
例えば、出庫工程S60が、予め1つの車両の出庫について回数をM(M=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、出庫時扉開工程S61と車両退出検知工程S63と人進入検知工程S64と人退出検知工程S65と安全確認釦確認工程S66と出庫時在席判定工程S67と出庫時安全確認指示工程S68と出庫時扉閉工程S69とで構成される。
【0069】
出庫時扉開工程S61と車両退出検知工程S63と人進入検知工程S64と人退出検知工程S65と安全確認釦確認工程S66と出庫時在席判定工程S67と出庫時安全確認指示工程S68と出庫時扉閉工程S69の構成は、本発明の第一の実施形態にかかる出庫工程のものと同じなので、説明を省略する。
【0070】
1回の出庫工程S60において、出庫時扉開工程S61を実行した後で、人検知手段40が人進入事態を検知した後に車両検知手段30が車両退出事態を検知したときに出庫時在席判定工程S67を実行して、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を有りと判定したときに1回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行し、または在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を無しと判定したときに出庫時扉閉工程S69を実行する。
例えば、1回の出庫工程S60において、出庫時扉開工程S61を実行した後で人進入検知工程S64を実行し、人検知手段40が人進入事態を検知した後に車両退出検知工程S63を実行し、車両検知手段30が車両退出事態を検知しときに出庫時在席判定工程S67を実行して、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を有りと判定したときに1回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行し、または在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を無しと判定したときに出庫時扉閉工程S69を実行する。
【0071】
1回目~M回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行する手順は、本発明の第一の実施形態にかかる出庫工程のものと同じなので、説明を省略する。
【0072】
M+1回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行する手順は、本発明の第一の実施形態にかかる出庫工程のものと同じなので、説明を省略する。
【0073】
次に、本発明の第三の実施形態に係る入庫工程を、説明する。
図9は、本発明の第三の実施形態に係る入庫工程のフローチャート図を示す。
入庫工程S20が、予め1つの車両の入庫について回数をN(N=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、入庫時扉開工程S21と入庫時在席判定工程S27と入庫時安全確認指示工程S28と入庫時扉閉工程S29とで構成されてもよい。
例えば、入庫工程S20が、予め1つの車両の入庫について回数をN(N=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、入庫時扉開工程S21と車両進入検知工程S22と人進入検知工程S24と人退出検知工程S25と入庫時在席判定工程S27と入庫時安全確認指示工程S28と入庫時扉閉工程S29とで構成される。
【0074】
入庫時扉開工程S21と車両進入検知工程S22と人進入検知工程S24と人退出検知工程S25と入庫時在席判定工程S27と入庫時安全確認指示工程S28と入庫時扉閉工程S29との構成は、本発明の第一の実施形態にかかる入庫工程のものと同じなので、説明を省略する。
【0075】
1回の入庫工程S20において、入庫時扉開工程S21を実行した後で、車両検知手段30が車両進入事態を検知した後に人検知手段40が人退出事態を検知したときに入庫時在席判定工程S27を実行して、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を有りと判定したときに1回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行し、または在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を無しと判定したときに入庫時扉閉工程S29を実行する。
上記手順は、本発明の第二の実施形態にかかる出庫工程のものと同じなので、説明を省略する。
【0076】
1回目~N回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行するとき、入庫時安全確認指示工程S28を実行した後に、入庫時在席判定工程S27を実行して、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を有りと判定したときに再度の入庫時安全確認指示工程S28を実行し、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を無しと判定したときに入庫時扉閉工程S29を実行する。
例えば、1回目~N回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行するとき、入庫時安全確認指示工程S28を実行した後に人進入検知工程S24を実行して、人検知手段40が人進入事態を検知した後に人退出検知工程S25を実行して、人検知手段40が人退出事態を検知したときに入庫時在席判定工程S27を実行して、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を有りと判定したときに再度の入庫時安全確認指示工程S28を実行し、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を無しと判定したときに入庫時扉閉工程S29を実行する。
【0077】
N+1回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行するとき、入庫時安全確認指示工程を実行した後に、人検知手段が人進入事態を検知した後に人退出事態を検知したときに入庫時扉閉工程を実行する。
N+1回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行するとき、入庫時安全確認指示工程を実行した後に、人検知手段が人進入事態を検知した後に人退出事態を検知したときに、在席判定手段20による判定結果を判断せずに、入庫時扉閉工程を実行してもよい。
N+1回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行するとき、入庫時安全確認指示工程を実行した後に、人検知手段が人進入事態を検知した後に人退出事態を検知したときに、在席判定手段20による判定結果を判断せずに、扉閉釦が押された後で入庫時扉閉工程を実行してもよい。
例えば、N+1回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行するとき、入庫時安全確認指示工程S28を実行した後に人進入検知工程S24を実行し、人検知手段40が人進入事態を検知した後に人退出検知工程S25を実行し、人検知手段40が人退出事態を検知したときに、在席判定手段20による判定結果を判断せずに、入庫時扉閉工程S29を実行する。
例えば、N+1回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行するとき、入庫時安全確認指示工程S28を実行した後に人進入検知工程S24を実行し、人検知手段40が人進入事態を検知した後に人退出検知工程S25を実行し、人検知手段40が人退出事態を検知したときに、在席判定手段20の判定結果を判断せずに、入庫時扉閉工程S29を実行する。
【0078】
さらに、本発明の第三の実施形態にかかる出庫工程を、説明する。
図10は、本発明の第三の実施形態に係る出庫工程のフローチャート図である。
出庫工程S60が、予め1つの車両5の出庫について回数をM(M=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、出庫時扉開工程S61と出庫時在席判定工程S57と出庫時安全確認指示工程S68と出庫時扉閉工程S69とで構成される。
例えば、出庫工程S60が、予め1つの車両の出庫について回数をM(M=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、出庫時扉開工程S61と車両退出検知工程S63と人進入検知工程S64と人退出検知工程S65と出庫時在席判定工程S67と出庫時安全確認指示工程S68と出庫時扉閉工程S69とで構成される。
【0079】
出庫時扉開工程S61と車両退出検知工程S63と人進入検知工程S64と人退出検知工程S65と出庫時在席判定工程S67と出庫時安全確認指示工程S68と出庫時扉閉工程S69の構成は、第一の実施形態にかかる出庫工程のものと同じなので、説明を省略する。
【0080】
1回の出庫工程S60において、出庫時扉開工程S61を実行した後で、人検知手段40が人進入事態を検知した後に車両検知手段30が車両退出事態を検知したときに出庫時在席判定工程S67を実行して、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を有りと判定したときに1回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行し、または在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を無しと判定したときに出庫時扉閉工程S69を実行する。
上記手順は、本発明の第二の実施形態にかかる出庫工程のもとの同じなので、説明を省略する。
【0081】
1回目~M回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行するとき、出庫時安全確認指示工程S68を実行した後に、出庫時在席判定工程S67を実行して、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を有りと判定したときに再度の出庫時安全確認指示工程S68を実行し、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を無しと判定したときに出庫時扉閉工程S69を実行する。
例えば、1回目~M回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行するとき、出庫時安全確認指示工程S68を実行した後に人進入検知工程S64を実行し、人検知手段40が人進入事態を検知した後に人退出検知工程S65を実行し、人検知手段40が人退出事態を検知したときに出庫時在席判定工程S67を実行して、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を有りと判定したときに再度の出庫時安全確認指示工程S68を実行し、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を無しと判定したときに出庫時扉閉工程S69を実行する。
【0082】
M+1回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行するとき、出庫時安全確認指示工程S68を実行した後に、出庫時扉閉工程S69を実行する。
M+1回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行するとき、出庫時安全確認指示工程S68を実行した後に、人検知手段40が人進入事態を検知した後に人退出事態を検知したときに、在席判定手段20による判定結果を判断せずに、出庫時扉閉工程S69を実行してもよい。
M+1回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行するとき、出庫時安全確認指示工程S68を実行した後に、人検知手段40が人進入事態を検知した後に人退出事態を検知したときに、在席判定手段20による判定結果を判断せずに、扉閉釦が押された後で出庫時扉閉工程S69を実行してもよい。
例えば、M+1回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行するとき、出庫時安全確認指示工程S68を実行した後に人進入検知工程S64を実行し、人検知手段40が人進入事態を検知した後に人退出検知工程S65を実行し、人検知手段40が人退出事態を検知したきに出庫時在席判定工程S67を実行し、在席判定手段20による判定結果を判断せずに、出庫時扉閉工程S69を実行する。
例えば、M+1回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行するとき、出庫時安全確認指示工程S68を実行した後に人進入検知工程S64を実行し、人検知手段40が人進入事態を検知した後に人退出検知工程S65を実行し、人検知手段40が人退出事態を検知したきに出庫時在席判定工程S67を実行し、在席判定手段20の判定結果を判断せずに、出庫時扉閉工程S69を実行する。
【0083】
次に、本発明の第四の実施形態にかかる入庫工程を、説明する。
図11は、本発明の第四の実施形態に係る入庫工程のフローチャート図を示す。
入庫工程S20が、予め1つの車両の入庫について回数をN(N=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、入庫時扉開工程S21と入庫時在席判定工程S27と入庫時安全確認指示工程S28と入庫時扉閉工程S29とで構成されてもよい。
例えば、入庫工程S20が、予め1つの車両の入庫について回数をN(N=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、入庫時扉開工程S21と車両進入検知工程S22と人進入検知工程S24と人退出検知工程S25と入庫時在席判定工程S27と入庫時安全確認指示工程S28と入庫時扉閉工程S29とで構成される。
【0084】
入庫時扉開工程S21と車両進入検知工程S22と人進入検知工程S24と人退出検知工程S25と入庫時在席判定工程S27と入庫時安全確認指示工程S28と入庫時扉閉工程S29の構成は、本発明の第一の実施形態にかかる入庫工程のものと同じなので、説明を省略する。
【0085】
1回の入庫工程S20において、入庫時扉開工程S21を実行した後で、車両検知手段30が車両進入事態を検知した後に人検知手段40が人退出事態を検知したときに入庫時在席判定工程S27を実行して、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を有りと判定したときに1回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行し、または在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を無しと判定したときに入庫時扉閉工程S29を実行する。
上記手順は、第二の実施形態にかかる入庫工程ものと同じなので、説明を省略する。
【0086】
1回目~N回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行するとき、入庫時安全確認指示工程S28を実行した後に、安全確認釦を押されたことを確認したときに入庫時在席判定工程S27を実行して、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を有りと判定したときに再度の入庫時安全確認指示工程S28を実行し、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を無しと判定したときに入庫時扉閉工程S29を実行する。
例えば、1回目~N回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行するとき、入庫時安全確認指示工程S28を実行した後に安全確認釦確認工程S26を実行し、安全確認釦を押されたことを確認したときに入庫時在席判定工程S27を実行して、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を有りと判定したときに再度の入庫時安全確認指示工程S28を実行し、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を無しと判定したときに入庫時扉閉工程S29を実行する。
【0087】
N+1回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行するとき、入庫時安全確認指示工程を実行した後に、安全確認釦を押されたことを確認したときに入庫時扉閉工程を実行する。
N+1回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行するとき、入庫時安全確認指示工程を実行した後に、安全確認釦を押されたことを確認したときに、在席判定手段20による判定結果を判断せずに、入庫時扉閉工程を実行してもよい。
N+1回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行するとき、入庫時安全確認指示工程を実行した後に、安全確認釦を押されたことを確認したときに、在席判定手段20による判定結果を判断せずに、扉閉釦が押された後で入庫時扉閉工程を実行してもよい。
例えば、N+1回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行するとき、入庫時安全確認指示工程S28を実行した後に安全確認釦確認工程S26を実行し、安全確認釦を押されたことを確認したときに、在席判定手段20による判定結果を判断せずに、入庫時扉閉工程S29を実行する。
例えば、N+1回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行するとき、入庫時安全確認指示工程S28を実行した後に安全確認釦確認工程S26を実行し、安全確認釦を押されたことを確認したときに、在席判定手段20の判定結果を判断せずに、入庫時扉閉工程S29を実行する。
【0088】
さらに、本発明の第四の実施形態に係る出庫工程を、説明する。
図12は、本発明の第四の実施形態に係る出庫工程のフローチャート図である。
出庫工程S60が、予め1つの車両5の出庫について回数をM(M=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、出庫時扉開工程S61と出庫時在席判定工程S57と出庫時安全確認指示工程S68と出庫時扉閉工程S69とで構成される。
例えば、出庫工程S60が、予め1つの車両の出庫について回数をM(M=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、出庫時扉開工程S61と車両退出検知工程S63と人進入検知工程S64と人退出検知工程S65と安全確認釦確認工程S66と出庫時在席判定工程S67と出庫時安全確認指示工程S68と出庫時扉閉工程S69とで構成される。
【0089】
出庫時扉開工程S61と車両退出検知工程S63と人進入検知工程S64と人退出検知工程S65と安全確認釦確認工程S66と出庫時在席判定工程S67と出庫時安全確認指示工程S68と出庫時扉閉工程S69の構成は、第一の実施形態にかかる入庫工程のものと同じなので、説明を終了する。
【0090】
1回の出庫工程S60において、出庫時扉開工程S61を実行した後で、人検知手段40が人進入事態を検知した後に車両検知手段30が車両退出事態を検知したときに出庫時在席判定工程S67を実行して、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を有りと判定したときに1回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行し、または在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を無しと判定したときに出庫時扉閉工程S69を実行する。
上記手順は、本発明の第二の実施形態にかかる出庫工程のものと同じなので、説明を省略する。
【0091】
1回目~M回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行するとき、出庫時安全確認指示工程S68を実行した後に、安全確認釦が押されたことを確認したときに出庫時在席判定工程S67を実行して、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を有りと判定したときに再度の出庫時安全確認指示工程S68を実行し、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を無しと判定したときに出庫時扉閉工程S69を実行する。
例えば、1回目~M回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行するとき、出庫時安全確認指示工程S68を実行した後に安全確認釦確認工程S66を実行し、安全確認釦か押されことを確認したときに出庫時在席判定工程S67を実行して、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を有りと判定したときに再度の出庫時安全確認指示工程S68を実行し、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を無しと判定したときに出庫時扉閉工程S69を実行する。
【0092】
M+1回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行するとき、出庫時安全確認指示工程S68を実行した後に、安全確認釦が押されたことを確認したときに出庫時扉閉工程S69を実行する。
M+1回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行するとき、出庫時安全確認指示工程S68を実行した後に、安全確認釦が押されたことを確認したときに、在席判定手段20による判定結果を判断せずに、出庫時扉閉工程S69を実行してもよい。
M+1回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行するとき、出庫時安全確認指示工程S68を実行した後に、安全確認釦が押されたことを確認したときに、在席判定手段20による判定結果を判断せずに、扉閉釦が押された後で出庫時扉閉工程S69を実行してもよい。
例えば、M+1回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行するとき、出庫時安全確認指示工程S68を実行した後に安全確認釦確認工程を実行し、安全確認釦が押された確認したきに出庫時在席判定工程S67を実行し、在席判定手段20による判定結果を判断せずに、出庫時扉閉工程S69を実行する。
例えば、M+1回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行するとき、出庫時安全確認指示工程S68を実行した後に安全確認釦確認工程を実行し、安全確認釦が押された確認したきに出庫時在席判定工程S67を実行し、在席判定手段20の判定結果を判断せずに、出庫時扉閉工程S69を実行する。
【0093】
次に、本発明の第五の実施形態に係る入庫工程を、説明する。
図13は、本発明の第五の実施形態に係る入庫工程のフローチャート図を示す。
入庫工程S20が、予め1つの車両の入庫について回数をN(N=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、入庫時扉開工程S21と入庫時在席判定工程S27と入庫時安全確認指示工程S28と入庫時扉閉工程S29とで構成されてもよい。
例えば、入庫工程S20が、予め1つの車両の入庫について回数をN(N=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、入庫時扉開工程S21と安全確認釦確認工程S26と入庫時在席判定工程S27と入庫時安全確認指示工程S28と入庫時扉閉工程S29とで構成される。
【0094】
入庫時扉開工程S21と安全確認釦確認工程S26と入庫時在席判定工程S27と入庫時安全確認指示工程S28と入庫時扉閉工程S29の構成は、第一の実施形態にかかる入庫工程のものと同じなので、説明を省略する。
【0095】
1回の入庫工程S20において、入庫時扉開工程S21を実行した後で、安全確認釦を押されたことを確認したときに入庫時在席判定工程S27を実行して、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を有りと判定したときに1回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行し、または在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を無しと判定したときに入庫時扉閉工程S29を実行する。
例えば、1回の入庫工程S20において、入庫時扉開工程S21を実行した後で、安全確認釦確認工程S26を実行し、安全確認釦を押されたことを確認したときに入庫時在席判定工程を実行して、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を有りと判定したときに1回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行し、または在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を無しと判定したときに入庫時扉閉工程S29を実行する。
【0096】
1回目~N回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行するとき、入庫時安全確認指示工程S28を実行した後に、安全確認釦を押されたことを確認したときに入庫時在席判定工程S27を実行して、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を有りと判定したときに再度の入庫時安全確認指示工程S28を実行し、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を無しと判定したときに入庫時扉閉工程S29を実行する。
上記は、本発明の第四の実施形態にかかる入庫工程のものと同じなので、説明を省略する。
【0097】
N+1回目の入庫時安全確認指示工程S28を実行するとき、入庫時安全確認指示工程を実行した後に、安全確認釦を押されたことを確認したときに入庫時扉閉工程を実行する。
上記は、本発明の第四の実施形態にかかる入庫工程のものと同じなので、説明を省略する。
【0098】
さらに、本発明の第五の実施形態にかかる出庫工程を、説明する。
図14は、本発明の第五の実施形態に係る出庫工程のフローチャート図である。
【0099】
出庫工程S60が、予め1つの車両5の出庫について回数をM(M=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、出庫時扉開工程S61と出庫時在席判定工程S57と出庫時安全確認指示工程S68と出庫時扉閉工程S69とで構成される。
例えば、出庫工程S60が、予め1つの車両の出庫について回数をM(M=1、2、3・・・のうちの一つの数)回と定め、出庫時扉開工程S61と安全確認釦確認工程S66と出庫時在席判定工程S67と出庫時安全確認指示工程S68と出庫時扉閉工程S69とで構成される。
【0100】
出庫時扉開工程S61と安全確認釦確認工程S66と出庫時在席判定工程S67と出庫時安全確認指示工程S68と出庫時扉閉工程S69の構成は、本発明の第一の実施形態にかかる入庫工程のものと同じなので、説明を省略する。
【0101】
1回の出庫工程S60において、出庫時扉開工程S61を実行した後で、安全確認釦か押されたときに出庫時在席判定工程S67を実行して、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を有りと判定したときに1回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行し、または在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を無しと判定したときに出庫時扉閉工程S69を実行する。
例えば、1回の出庫工程S60において、出庫時扉開工程S61を実行した後で安全確認釦確認工程S66を実行し、安全確認釦か押されたこと確認したときに出庫時在席判定工程S67を実行して、在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を有りと判定したときに1回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行し、または在席判定手段20が入出庫空間10での入6の存在を無しと判定したときに出庫時扉閉工程S69を実行する。
【0102】
1回目~M回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行する手順は、本発明の第四の実施形態にかかるものと同じなので、説明を省略する。
【0103】
M+1回目の出庫時安全確認指示工程S68を実行する手順は、本発明の第四の実施形態にかかる出庫工程のものと同じなので、説明を省略する。
【0104】
以上説明したように、本発明に係る駐車場の運用方法と駐車システムは、その構成により、以下の効果を有する。
入庫工程を実行するときに、車両が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に人が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認したときに、在席判定手段が入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定し、出庫工程を実行するときに、人が外側から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して入出庫空間に入った後に車両が入出庫空間から入出庫扉が開状態である入出庫口を通過して外側へ出たことを確認したときに、在席判定手段が入出庫空間での人の存在の有り/無しを判定する様にしたので、入庫工程S20または出庫工程S60において入出庫空間10に人6が取り残され事態を把握できる。
また、撮像機器ハンドリング機器23が撮像機器21を車両5のウインドウに接近させて車両5の内部の映像を取得できる様に様にしたので、入庫工程S20または出庫工程S60において入出庫空間10の車両5に人6が取り残され事態を把握できる。
また、入庫工程S20を実行するときに該3次元映像のなかの床、壁、車両以外のものの存在の有り/無しから入出庫空間10での人6の存在の有り/無しを判定し、出庫工程S60を実行するときに該3次元映像のなかの床、壁以外のものの存在の有り/無しから入出庫空間10での人6の存在の有り/無しを判定する様にしたので、入庫工程S20において入出庫空間10の車両5の外側に人6が取り残され事態、または出庫工程S60において入出庫空間10に人6が取り残される事態を把握できる。
また、1回の入庫工程S20において、入出庫扉12を開いた後で、車両5が入出庫空間10に進入した後で人6が入出庫空間10から退出したことを検知した後に、在席判定手段20が入出庫空間10での人6の存在を有りと判定したときに1回目の安全確認を指示し、または在席判定手段20が入出庫空間10での人6の存在を無しと判定したときに入出庫扉12を閉じる。1回目~N回目の安全確認を指示するとき、安全確認ゐ指示した後に、在席判定手段20が入出庫空間10での人6の存在を有りと判定したときに再度の安全確認を指示し、在席判定手段20が入出庫空間10での人6の存在を無しと判定したときに入出庫扉12を閉じ、N+1回目の安全確認を指示するとき、安全確認を指示した後に、入出庫扉12を閉じる様にしたので、入庫工程S20において入出庫空間10に人6が取り残される事態を把握し抑制できる。
また、1回目~N回目の安全確認を指示するとき、安全確認を指示した後に人6の入出庫空間10への進入と退出を検知した後に、在席判定手段20が入出庫空間10での人6の存在を有りと判定したときに再度の安全確認を指示し、在席判定手段20が入出庫空間10での人6の存在を無しと判定したときに入出庫扉12を閉じ、N+1回目の安全確認を指示するとき、安全確認を指示した後に人6の入出庫空間10への進入と退出を検知した後に、入出庫扉12を閉じる様にしたので、入庫工程S20において入出庫空間10に人6が取り残される事態を把握し抑制できる。
また、1回目~N回目の安全確認を指示するとき、安全確認を指示した後に安全確認釦を押された後で、在席判定手段20が入出庫空間10での人6の存在を有りと判定したときに再度の安全確認を指示し、在席判定手段20が入出庫空間10での人6の存在を無しと判定したときに入出庫扉12を閉じ、N+1回目の安全確認を指示するとき、安全確認を指示した後に安全確認釦を押された後で、入出庫扉12を閉じる様にしたので、入庫工程S20において入出庫空間10に人6が取り残される事態を把握し抑制できる。
また、1回目~N回目の安全確認を指示するとき、安全確認を指示した後に人6の入出庫空間10への進入と退出を検知し安全確認釦が押された後で、在席判定手段20が入出庫空間10での人6の存在を有りと判定したときに再度の安全確認を指示し、在席判定手段20が入出庫空間10での人6の存在を無しと判定したときに入出庫扉12を閉じ、N+1回目の安全確認を指示するとき、安全確認を指示した後に人6の入出庫空間10への進入と退出を検知し安全確認釦が押された後で、入出庫扉12を閉じる様にしたので、入庫工程S20において入出庫空間10に人6が取り残される事態を把握し抑制できる。
また、1回の出庫工程S60において、入出庫扉12を開いた後で、人6が入出庫空間10に進入した後で車が入出庫空間10から退出したことを検知した後に、在席判定手段20が入出庫空間10での人6の存在を有りと判定したときに1回目の安全確認を指示し、または在席判定手段20が入出庫空間10での人6の存在を無しと判定したときに入出庫扉12を閉じ、1回目~N回目の安全確認を指示するとき、安全確認を指示した後に、在席判定手段20が入出庫空間10での人6の存在を有りと判定したときに再度の安全確認を指示し、在席判定手段20が入出庫空間10での人6の存在を無しと判定したときに入出庫扉12を閉じ、N+1回目の安全確認を指示するとき、安全確認を指示した後に、入出庫扉12を閉じる様にしたので、出庫工程S60において入出庫空間10に人6が取り残される事態を把握し抑制できる。
また、1回目~N回目の安全確認を指示するとき、安全確認を指示した後に人6の入出庫空間10への進入と退出を検知した後に、在席判定手段20が入出庫空間10での人6の存在を有りと判定したときに再度の安全確認を指示し、在席判定手段20が入出庫空間10での人6の存在を無しと判定したときに入出庫扉12を閉じ、N+1回目の安全確認を指示するとき、安全確認を指示した後に人6の入出庫空間10への進入と退出を検知した後に、入出庫扉12を閉じる様にしたので、入庫工程S20において入出庫空間10に人6が取り残される事態を把握し抑制できる。
また、1回目~N回目の安全確認を指示するとき、安全確認を指示した後に安全確認釦を押された後で、在席判定手段20が入出庫空間10での人6の存在を有りと判定したときに再度の安全確認を指示し、在席判定手段20が入出庫空間10での人6の存在を無しと判定したときに入出庫扉12を閉じ、N+1回目の安全確認を指示するとき、安全確認を指示した後に安全確認釦を押された後で、入出庫扉12を閉じる様にしたので、出庫工程S60において入出庫空間10に人6が取り残される事態を把握し抑制できる。
また、1回目~N回目の安全確認を指示するとき、安全確認を指示した後に人6の入出庫空間10への進入と退出を検知し安全確認釦が押された後で、在席判定手段20が入出庫空間10での人6の存在を有りと判定したときに再度の安全確認を指示し、在席判定手段20が入出庫空間10での人6の存在を無しと判定したときに入出庫扉12を閉じ、N+1回目の安全確認を指示するとき、安全確認を指示した後に人6の入出庫空間10への進入と退出を検知し安全確認釦が押された後で、入出庫扉12を閉じる様にしたので、出庫工程S60において入出庫空間10に人6が取り残される事態を把握し抑制できる。
【0105】
本発明は以上に述べた実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。
【符号の説明】
【0106】
5 車両
6 車両
10 入出庫空間
11 入出庫口
12 入出庫扉
20 在席判定手段
21 撮像機器
C1 第一視界
C2 第二視界
C3 第三視界
22 映像解析ソフト
23 撮像機器ハンドリング機器
30 車両検知手段
31 第一車両検知センサ
PS1 第一光軸
32 第二車両検知センサ
PS2 第二光軸
40 人検知手段
41 第一人検知センサ
PS3 第三光軸
42 第二人検知センサ
PS4 第四光軸
S10 入庫要求受付工程
S20 入庫工程
S21 入庫時扉開工程
S22 車両進入検知工程
S24 人進入検知工程
S25 人退出検知工程
S26 安全確認釦確認工程
S27 入庫時在席判定工程
S28 入庫時安全確認指示工程
S29 入庫時扉閉工程
S30 入庫時車両搬送工程
S40 出庫要求受付工程
S50 出庫時車両搬送工程
S60 出庫工程
S61 出庫時扉開工程
S63 車両退出検知工程
S64 人進入検知工程
S65 人退出検知工程
S66 安全確認釦確認工程
S67 出庫時在席判定工程
S68 出庫時安全確認指示工程
S69 出庫時扉閉工程
【先行技術文献】
【特許文献】
【0107】
【文献】特開2016-03493号
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14