(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2021-12-21
(45)【発行日】2022-01-17
(54)【発明の名称】浚渫用取込口構造体
(51)【国際特許分類】
E02F 3/94 20060101AFI20220107BHJP
E02F 3/88 20060101ALI20220107BHJP
E02F 3/92 20060101ALI20220107BHJP
【FI】
E02F3/94 A
E02F3/88 J
E02F3/92 H
(21)【出願番号】P 2016209409
(22)【出願日】2016-10-26
【審査請求日】2019-05-07
【審判番号】
【審判請求日】2020-12-23
(73)【特許権者】
【識別番号】517270570
【氏名又は名称】松原 岩夫
(74)【代理人】
【識別番号】100109553
【氏名又は名称】工藤 一郎
(72)【発明者】
【氏名】渡邉 勝利
(72)【発明者】
【氏名】松原 岩夫
【合議体】
【審判長】森次 顕
【審判官】有家 秀郎
【審判官】西田 秀彦
(56)【参考文献】
【文献】登録実用新案第3196857(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E02F3/88
E02F3/94
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
上面と、
上面の進行方向後端に配置される背面と、
側面と、
背面下端近傍に設けられる浚渫対象となる泥や砂などを吸い上げるための取込口と、
進行方向に向けた開口であって、上面略前端から背面下端まで形成される開口と、
上面略前端から背面下端まで形成されて取込口がつまるサイズの物を取込口に入れないための間隙が前記取込口の内径以下の柵と、
を有する浚渫用取込口構造体。
【請求項2】
背面は進行方向に開く略V字状である請求項1に記載の浚渫用取込口構造体。
【請求項3】
前記柵は、上面略前端から緩やかなカーブを描いて背面下端に向けて配置される請求項1又は2に記載の浚渫用取込口構造体。
【請求項4】
取込口は背面の前記略V字状の角部分に配置される請求項
2又は請求項2に従属する請求項3に記載の浚渫用取込口構造体。
【請求項5】
取込口は背面の高さ中心よりも取込口開口中心が下側に位置する請求項1から4のいずれか一に記載の浚渫用取込口構造体。
【請求項6】
柵を構成している棒材は断面矩形の角棒材であり、仮想的な水底面に対してその一面が対向するように配置されている請求項1から5のいずれか一に記載の浚渫用取込口構造体。
【請求項7】
下側に上面と非平行で仮想的な水底面に先端を向けて配置される爪を有する請求項1から6のいずれか一に記載の浚渫用取込口構造体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、湖沼、池などの水底に堆積している泥や砂を浚い取る浚渫機において泥や砂を吸込むための取込口に関する。
【背景技術】
【0002】
2011年3月の福島第一原子力発電所の事故により拡散した放射性セシウムによる土壌汚染の対策が急がれている。とくに放射性セシウムを吸着した土壌が降雨などにより水域に流入し湖沼や池などの閉鎖した水域の水底に集積し、放射性セシウムの高濃度化が生じている。そして、このような閉鎖性水域が農業用のため池である場合には耕作地を再汚染し、漁場である場合には水産物の汚染を招くこととなり早急な対策が求められている。
【0003】
水底での泥土汚染は表層において汚染度が高く、深いところでの汚染度は低くなることがわかっている。したがって、水底表層の深さ数cmから数十cm程度の泥や砂を浚渫機により浚い取ることで、相当量の汚染泥土を除去することができる。
【0004】
水底の汚染泥土を除去・回収する場合において最も注意を払うべきは、泥や砂を巻き上げて水中に拡散させてしまわないようにすることである。すなわち、水底において沈静化している放射性セシウムを水中に拡散させてしまうことのないように行わなければならない。
【0005】
泥や砂を巻き上げないようにするための技術として、特許文献1には、進行方向に相対的に後記下面より少なくとも一部は出っ張っている上面と、進行方向に相対的に前記上面より少なくとも一部は後退している下面と、上面と下面とに挟まれた進行方向に開口した取込開口と、取込開口に設けられる吸い込むと管が詰まる物を取込開口に入れないための柵と、吸込管と、からなる浚渫用取込口構造体が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
図1は、特許文献1に記載の従来の浚渫用取込口構造体を用いた浚渫機により水底の泥や砂を浚い取る態様を示す概念図である。図示するように、この浚渫用取込口構造体(0101)は、移動用シャフト(0102)と連結され、移動用シャフトを支持する支持台車(0103)が台船(0104)に敷設されるレール(0105)上を移動することにより水底(0106)を浚いながら移動する。
【0008】
図中において矢印で示される浚渫用取込口構造体の進行方向には泥や砂を取込むための取込開口(0107)があり、取込まれた泥や砂は取込口(0108)を経てポンプなどにより吸引され所定の容器(0109)に収められる。このように採取された泥や砂は、所定の除染処理や廃棄処理などに供される。
【0009】
図2は、従来の浚渫用取込口構造体を示す概念図である。
図2(a)に示すように、この浚渫用取込口構造体(0201)は水底と接する側に下面(0202)を有し、進行方向には柵(0203)を備えることで枝などが浚渫用取込口構造体の中に進入することを防止しながら泥や砂を取込むように構成されている。
【0010】
図2(b)は、この浚渫用取込口構造体を用いて浚渫を行っている態様を示している。図示するように、黒塗り矢印の方向へ泥や砂を吸込みつつ白塗り矢印で示される進行方向へ進みながら浚渫する。このように水底に沿い進みながらの浚渫において、従来の浚渫用取込口構造体は水底にあまり沈み込まず、そのため浚渫用取込口構造体の内側に流入する泥や砂の量が少なく効率的な浚渫を行うことができないという問題があった。
【0011】
本発明においては、特許文献1に開示されている浚渫用取込口構造体における問題を解決し、より効率的な浚渫を行い得る浚渫用取込口構造体を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
そこで、上記課題を解決するために本発明において、以下の浚渫用取込口構造体などを提供する。すなわち、上面と、上面の進行方向後端に配置される背面と、側面と、背面下端近傍に設けられる浚渫対象となる泥や砂などを吸い上げるための取込口と、進行方向に
向けた開口であって、上面略前端から背面下端まで形成される開口と、上面略前端から背面下端まで形成されて取込口がつまるサイズの物を取込口に入れないための間隙が前記取込口の内径以下の柵と、を有する浚渫用取込口構造体を提供する。
【0013】
また、上記の構成を備え、背面は進行方向に開く略V字状である浚渫用取込口構造体を提供する。また、上記の構成を備え、前記柵は、上面略前端から緩やかなカーブを描いて背面下端に向けて配置される浚渫用取込口構造体を提供する。
【0014】
また、上記の構成を備え、取込口は背面の前記略V字状の角部分に配置される浚渫用取込口構造体を提供する。また、上記の構成を備え、取込口は背面の高さ中心よりも取込口開口中心が下側に位置する浚渫用取込口構造体を提供する。
【0015】
また、上記の構成を備え、柵を構成している棒材は断面矩形の角棒材であり、仮想的な水底面に対してその一面が対向するように配置されている浚渫用取込口構造体を提供する。また、上記の構成を備え、下側に上面と非平行で仮想的な水底面に先端を向けて配置される爪を有する浚渫用取込口構造体を提供する。
【発明の効果】
【0016】
本発明により、浚渫用取込口構造体がより深く水底に沈み込むことにより、多くの泥や砂を吸い上げることのできる浚渫用取込口構造体を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】従来の浚渫用取込口構造体を用いた浚渫機により水底の泥や砂を浚い取る態様を示す概念図
【
図3】実施形態1の浚渫用取込口構造体の一例を示す概念図
【
図4】実施形態1の浚渫用取込口構造体と従来の浚渫用取込口構造体との相違を説明するための概念図
【
図5】実施形態1の浚渫用取込口構造体の一例を示す正面図
【
図6】実施形態1の浚渫用取込口構造体の柵の一部を拡大して示す概念図
【
図7】実施形態2の浚渫用取込口構造体の一例を示す斜視図
【
図8】実施形態2の浚渫用取込口構造体の一例を示す上面図及び底面図
【
図9】実施形態3の浚渫用取込口構造体の一例を示す斜視図
【
図10】実施形態3の浚渫用取込口構造体の一例を示す側面図
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を用いて説明する。なお、本発明は、これら実施形態に何ら限定されるべきものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得る。
【0019】
実施形態1は、主に請求項1、5、6、8などに関する。実施形態2は、主に請求項2から4などに関する。実施形態3は、主に請求項7などに関する。
<実施形態1>
<実施形態1 概要>
【0020】
本実施形態は、浚渫用取込口構造体に備わる柵を背面下端まで延伸し下面を設けないことにより、より多くの泥や砂を吸い上げるようにしたことを特徴とする。
<実施形態1 構成>
【0021】
図3は、本実施形態の浚渫用取込口構造体の一例を示す概念図である。
図3(a)は、本実施形態の浚渫用取込口構造体の一例を上方からの斜視図で示した図である。図中の矢印は浚渫用取込口構造体の進行方向である。また、
図3(b)は、
図3(a)で示した浚渫用取込口構造体を下方からの斜視図で示した図である。この浚渫用取込口構造体は、
図1に示す態様にて浚渫に用いられる。
【0022】
図示するように、浚渫用取込口構造体(0301)は、上面(0302)と、上面の進行方向後端に配置される背面(0303)と、側面(0304)を有する。そして、上面と両側面と後述の柵とで囲まれた進行方向に開く開口が取込開口(0309)となる。上面に設けられる移動用シャフト連結部材(0308)は、浚渫用取込口構造体を移動させるための移動用シャフトを連結するための部材である。そして、取込開口から進入する泥や砂などを吸い上げるための取込口(0306)は、背面下端近傍に設けられる。また、浚渫用取込口構造体の後方に備わる吸込管(0307)は、取込口から取り込まれた泥や砂をポンプなどにより吸い上げるためのホースなどを連結するための部材である。
【0023】
そして、上面略前端から背面下端に向けて取込口がつまるサイズの物を取込口に入れないための柵(0305)が備わる。なお、背面下端は略背面下端ならば本件発明の効果を失わない。つまり、背面に連続して微小な底面が設けられるような場合には、本件発明でいうところの略背面下端に該当するものとする。目安としては、上面の進行方向長に対して20%以下程度の底面が設けられそこに柵が終端するような場合には本件発明の構成を備えたものと解釈できる。これは上面略前端に関しても同様である。柵は取込口の詰まりの原因となる枝やごみなどの進入を妨げる。図示するように、柵は上面略前端から傾斜をもって下方に延び、屈曲した後に上面と略平行に背面下端に向けて延びている。このように浚渫用取込口構造体の下側を面ではなく柵で構成することにより、水底の泥や砂に沈み込みやすくなる。したがって、上面、背面及び両側面に囲まれる空間に多くの泥や砂が収容される。そして、このように収容される泥や砂が取込口から吸い上げられる。
【0024】
図4は、本実施形態の浚渫用取込口構造体と従来の浚渫用取込口構造体との相違を説明するための概念図である。
図4(a)は、従来の浚渫用取込口構造体を用いて浚渫を行う態様を示す概念図であり、
図4(b)は、本実施形態の浚渫用取込口構造体を用いて浚渫を行う態様を示す概念図である。
【0025】
図4(a)に示すように、従来の浚渫用取込口構造体(0401)による浚渫は、浚渫用取込口構造体の進行による水底への沈み込みが浅い。沈み込みが浅いということは、浚って吸い上げることのできる泥や砂の表層からの深さが浅いことを意味する。ここで、図中の一点鎖線(0405)は、沈み込む割合を規定する傾きであり、浚渫用取込口構造体の進行の速さに依存する。そして、上面(0402)の進行方向側の先端位置(始点)から沈み込み始め、上面先端から延びる柵(0403)が達する下面(0404)の進行方向側の先端位置(終点)にて沈み込みは終了する。このように浚渫用取込口構造体が沈み込む深さは、浚渫用取込口構造体の進行の速さに依存する沈み込む割合と上述した始点から終点までの距離によって定まる。
【0026】
図4(b)に示すように、本実施形態の浚渫用取込口構造体(0406)においては、上面(0407)の進行方向側の先端から延びる柵(0408)は背面(0409)にまで達する。したがって、上述した始点から終点までの距離が従来の浚渫用取込口構造体における同距離よりも長い。進行の速さが同等であれば沈み込む割合(0410)も同等であり、結果的に浚渫用取込口構造体が沈み込む深さはより深くなる。すなわち浚渫用取込口構造体により吸い上げることのできる泥や砂の量を相対的に多くすることができる。具体的にはこの始点と終点までの長さは、すくい上げたい泥の深さに依存する。この深さが20から30センチメートルの場合には始点終点間距離は20センチメートル以上できれば35センチメートル以上あることが好ましい。すくい上げたい泥の深さがさらに深くなる場合、例えば30センチメートルから40センチメートルくらいの場合では始点終点間距離は35センチメートル以上50センチメートル程度あることが好ましい。また取込開口の高さは、前者の場合10センチメートル以上あることが好ましい。後者の場合には20センチメートル以上あることが好ましい。上限は規定しないが、実施、特に稼働の容易性から考えて40センチメートル以下が好ましい。
【0027】
以上の通り、本実施形態の浚渫用取込口構造体を用いることで従来よりも多くの泥や砂を吸い上げることが可能になり、より効率的な浚渫を行うことができる。
【0028】
図5は、本実施形態の浚渫用取込口構造体の正面図である。図示するように、柵(0501)の間隙wを取込口(0502)の内径r以下にすることにより、取込口を通過しない大きさの枝やごみなどが浚渫用取込口構造体の内側に進入することを防止することができ、それらの枝やごみにより取込口が詰まることを防止することができる。
【0029】
柵の間隙は取込口の内径に対して過度に短くすることは好ましくない。枝やごみなどの進入を防止する効果が高まる一方で、泥や砂を浚渫用取込口構造体へ導入する効率が低下し、浚渫の効率が低下してしまうからである。枝などの進入を防止しつつ良好な浚渫効率を得るためには、一の柵の幅方向の中心と隣の柵の幅方向の中心との間隔が4cmから6cmであって、柵の幅が3cmから5cmであることが好ましい。
【0030】
また、取込口の開口の中心が背面の高さhの中心より下側に位置するように設けることが好ましい。このように取込口を設けることで、浚渫用取込口構造体の下側により充満しやすい泥や砂を効率よく吸い上げることが可能になる。
【0031】
図6は、柵の一部を拡大して示す概念図である。この柵は、図示するように矩形断面(0601)の角棒材(0602)により構成されている。そして、その一面(0603)が仮想的な水底面に対向するように配置されている。仮想的な水底面とは、水底が平坦で水平な面であると仮想した場合の水底面である。このように構成することで、仮想的な水底面と面にて接触することができ、スムーズに進行できる。また、現実の水底面に起伏があったとしても面での接触により進行をスムーズにし得る。
【0032】
浚渫用取込口構造体を形成する材料としては、水圧のかかる環境下に置かれ岩石や硬い地盤に衝突する場合もあるため機械強度に優れる鉄や鋼などを用いることが好ましい。また、鉄や鋼などと同程度の機械強度を有する樹脂を用いてもよい。併せて、防錆性を付与することも好ましい。
<実施形態1 効果>
【0033】
本実施形態の浚渫用取込口構造体により、泥や砂を吸い上げる量を多くするとともに取込口が枝やごみなどにより詰まることを防止することで、より効率的な浚渫を行うことができる。
<実施形態2>
<実施形態2 概要>
【0034】
本実施形態の浚渫用取込口構造体は、実施形態1を基本とし、柵が上面略前端から緩やかなカーブを描いて背面下端に向けて配置されることを特徴とする。
<実施形態2 構成>
【0035】
図7は、本実施形態の浚渫用取込口構造体の一例を示す斜視図である。図示するように浚渫用取込口構造体は、柵(0701)が上面(0702)の略前端から緩やかなカーブを描いて背面(0703)下端に向けて配置される。緩やかなカーブは必ずしも曲線のみで構成されなくともよく、直線をつないで構成する場合も本件発明でいう緩やかなカーブに該当するものとする。例えば、
図3のように構成される場合も緩やかなカーブに該当するものとする。これは池などの底面にたまったものを巻き上げないように低抵抗とするためである。係る構成により、浚渫用取込口構造体の進行方向における柵の領域を、直線の柵を用いる場合より拡大することができる。これにより、浚渫用取込口構造体の内側への枝やごみなどの進入をより防止することができる。
【0036】
図8は、
図7に示した浚渫用取込口構造体の上面図(a)及び底面図(b)である。図示するように、背面(0801)は、進行方向に開く略V字状に形成される。また、取込口(0802)は、背面の略V字状の角部分に配置されている。このように構成することにより、側面側にて取り込んだ泥や砂であっても取込口へ円滑に導入される。
<実施形態2 効果>
【0037】
本実施形態の浚渫用取込口構造体により、取込口が枝やごみなどにより詰まることを十分に防止することができる。
<実施形態3>
<実施形態3 概要>
【0038】
本実施形態の浚渫用取込口構造体は、実施形態1又は2を基本とし、水底を掘るための爪を有することを特徴とする。
<実施形態3 構成>
【0039】
図9は、本実施形態の浚渫用取込口構造体の一例を示す概念図である。図示するように、浚渫用取込口構造体の下側に、爪(0901)が配置される。本例では、一方の側面(0902)と他方の側面との間に渡される回転軸(0903)とともに板状の爪が取り付けられている。爪の先端は、上面と非平行に向き、その先端が仮想的な水底面に向けられている。この爪により、水底が硬く締まっているような場合であっても、水底を掘り込むことで泥や砂を浚い取ることが可能となる。
【0040】
図10は、本実施形態の浚渫用取込口構造体の一例の側面図である。図示するように、爪(1001)を回転軸(1002)とともに取り付けることで先端の向きを調整可能に構成している。
図10(a)は爪の先端を上側向きにした状態を示し、
図10(b)は爪の先端を下側向きにした状態を示している。
<実施形態3 効果>
【0041】
本実施形態の浚渫用取込口構造体により、水底が硬く締まっている場合であっても、水底を掘り込むことで泥や砂を浚い取ることが可能となる。
【符号の説明】
【0042】
0301 浚渫用取込口構造体
0302 上面
0303 背面
0304 側面
0305 柵
0306 取込口
0307 吸込管
0308 移動用シャフト連結部材