(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2021-12-24
(45)【発行日】2022-01-18
(54)【発明の名称】情報プッシュ方法及び情報プッシュ装置
(51)【国際特許分類】
H04L 67/02 20220101AFI20220111BHJP
H04N 21/488 20110101ALI20220111BHJP
H04N 21/6587 20110101ALI20220111BHJP
【FI】
H04L67/02
H04N21/488
H04N21/6587
(21)【出願番号】P 2019516625
(86)(22)【出願日】2017-09-20
(86)【国際出願番号】 CN2017102387
(87)【国際公開番号】W WO2018059285
(87)【国際公開日】2018-04-05
【審査請求日】2019-05-16
(31)【優先権主張番号】201610857536.4
(32)【優先日】2016-09-27
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520015461
【氏名又は名称】アドバンスド ニュー テクノロジーズ カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100123582
【氏名又は名称】三橋 真二
(74)【代理人】
【識別番号】100092624
【氏名又は名称】鶴田 準一
(74)【代理人】
【識別番号】100114018
【氏名又は名称】南山 知広
(74)【代理人】
【識別番号】100117019
【氏名又は名称】渡辺 陽一
(74)【代理人】
【識別番号】100173107
【氏名又は名称】胡田 尚則
(72)【発明者】
【氏名】ホー サンユアン
【審査官】小林 義晴
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2014/0025501(US,A1)
【文献】特表2003-529127(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 13/00
H04N 21/488
H04N 21/6587
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報をプッシュする方法であって、
ライブストリーミング工程において、ライブストリーミング端末の利用者によって入力されたプッシュ情報提示命令をライブストリーミング端末が受信することと、
前記ライブストリーミング端末が、前記プッシュ情報提示命令に基づいてプッシュ情報の一つ以上のアクセスアドレスを決定するように、前記プッシュ情報提示命令をライブストリーミングプラットフォームサーバに送信することと、
選択のための前記ライブストリーミング端末の利用者に対する前記プッシュ情報の一つ以上のアクセスアドレスを前記ライブストリーミング端末が受信及び提示することと、
前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力され、かつ、選択されたアクセスアドレスを含むプッシュ情報識別子を前記ライブストリーミング端末が受信することと、
前記ライブストリーミング端末が、前記プッシュ情報識別子を前記ライブストリーミングプラットフォームサーバに送信することと、を含み、これによって、前記ライブストリーミングプラットフォームサーバは、前記プッシュ情報識別子に基づいてプッシュ情報の前記選択されたアクセスアドレスを決定し、ライブストリーミングインターフェースの再生領域とは独立した視聴レイヤーの前記選択されたアクセスアドレスを有する前記プッシュ情報を提示するための再生端末に、前記アクセスアドレスを送信し、前記視聴レイヤーは、前記プッシュ情報を閉じるように構成された閉じるボタンを有し、前記再生端末は、前記アクセスアドレスが前記再生端末の利用者によってトリガーされたことを検出すると、前記アクセスアドレスに対応するウェブページを表示
し、
前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力された前記プッシュ情報のラベルを前記ライブストリーミング端末によって受信することと、
前記ラベルを前記ライブストリーミングプラットフォームサーバに送信することと、
前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力された前記プッシュ情報のラベルが前記ライブストリーミングプラットフォームサーバ、ローカルサーバ又は第3者サーバの二つ以上のアクセスアドレスに対応する場合、前記二つ以上のアクセスアドレスを前記ライブストリーミング端末に提示のために戻すことと、
前記ライブストリーミング端末は、前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力されたアクセスアドレスを最終的なプッシュ情報識別子として用いて、前記最終的なプッシュ情報識別子を前記ライブストリーミングプラットフォームサーバに送信することと、を更に含む方法。
【請求項2】
前記プッシュ情報識別子を受信することは、
前記プッシュ情報提示命令に従って、ローカルで予め保存された、前記ライブストリーミングプラットフォームサーバに保存された、又は第3者サーバに保存されたプッシュ情報識別子を取得、提示することと、
前記提示されたプッシュ情報識別子から前記ライブストリーミング端末の利用者によって選択されるとともに前記選択されたアクセスアドレスに従った前記プッシュ情報識別子を決定することとを特に含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
情報をプッシュする方法であって、
ライブストリーミング工程において、ライブストリーミング端末の利用者によって入力されたプッシュ情報提示命令をライブストリーミングプラットフォームサーバが受信することと、
前記ライブストリーミングプラットフォームサーバが、前記プッシュ情報提示命令に基づいてプッシュ情報の一つ以上のアクセスアドレスを決定することと、
選択のための前記ライブストリーミング端末の利用者に対する前記一つ以上のアクセスアドレスを前記ライブストリーミングプラットフォームサーバが送信することと、
選択されたアクセスアドレスを含むプッシュ情報識別子を前記ライブストリーミング端末が受信することと、
前記ライブストリーミングプラットフォームサーバが、前記プッシュ情報識別子に基づいて、プッシュ情報の前記選択されたアクセスアドレスを決定することと、
前記ライブストリーミングプラットフォームサーバが、ライブストリーミングインターフェースの再生領域とは独立した視聴レイヤーの前記選択されたアクセスアドレスを有する前記プッシュ情報を提示するための再生端末に、前記アクセスアドレスを送信することと、を含み、前記視聴レイヤーは、前記プッシュ情報を閉じるように構成された閉じるボタンを有し、前記再生端末は、前記アクセスアドレスが前記再生端末の利用者によってトリガーされたことを検出すると、前記アクセスアドレスに対応するウェブページを表示
し、
前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力された前記プッシュ情報のラベルを前記ライブストリーミング端末によって受信することと、
前記ラベルを前記ライブストリーミングプラットフォームサーバに送信することと、
前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力された前記プッシュ情報のラベルが前記ライブストリーミングプラットフォームサーバ、ローカルサーバ又は第3者サーバの二つ以上のアクセスアドレスに対応する場合、前記二つ以上のアクセスアドレスを前記ライブストリーミング端末に提示のために戻すことと、
前記ライブストリーミング端末は、前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力されたアクセスアドレスを最終的なプッシュ情報識別子として用いて、前記最終的なプッシュ情報識別子を前記ライブストリーミングプラットフォームサーバに送信することと、を更に含む方法。
【請求項4】
前記方法は、
前記再生端末によって送信されたアクセス通知を受信すると、前記アクセス通知に含まれたライブストリーミング端末の利用者の識別子及び前記プッシュ情報の前記アクセスアドレスに基づいて、前記ライブストリーミング端末の利用者の識別子と前記プッシュ情報の前記アクセスアドレスとの関連を記録することを更に含み、前記アクセス通知が送信されるのは、前記再生端末が、前記アクセスアドレスが前記再生端末の利用者によってトリガーされたことを検出したときである請求項
3に記載の方法。
【請求項5】
情報をプッシュする方法であって、
ライブストリーミング工程において、ライブストリーミングプラットフォームサーバによって送信されたプッシュ情報のアクセスアドレスを再生端末によって受信することであって、前記アクセスアドレスは、ライブストリーミング端末の利用者により前記プッシュ情報の一つ以上のアクセスアドレスから選択され、前記プッシュ情報の前記一つ以上のアクセスアドレスは、前記ライブストリーミングプラットフォームサーバによって、前記ライブストリーミング端末の利用者によって送信されたプッシュ情報提示命令に基づいて決定され、選択のための前記ライブストリーミング端末の利用者に対する前記プッシュ情報の前記一つ以上のアクセスアドレスは、前記ライブストリーミング端末によって受信及び提示されることと、
ライブストリーミングインターフェースの再生領域とは独立した視聴レイヤーの前記受信したアクセスアドレスを有する前記プッシュ情報を前記再生端末によって提示することとであって、前記視聴レイヤーは、前記プッシュ情報を閉じるように構成された閉じるボタンを有することと、
前記再生端末は、前記アクセスアドレスが前記再生端末の利用者によってトリガーされたのを検出すると、前記アクセスアドレスに対応するウェブページを表示することと、を含
み、
前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力された前記プッシュ情報のラベルを前記ライブストリーミング端末によって受信することと、
前記ラベルを前記ライブストリーミングプラットフォームサーバに送信することと、
前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力された前記プッシュ情報のラベルが前記ライブストリーミングプラットフォームサーバ、ローカルサーバ又は第3者サーバの二つ以上のアクセスアドレスに対応する場合、前記二つ以上のアクセスアドレスを前記ライブストリーミング端末に提示のために戻すことと、
前記ライブストリーミング端末は、前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力されたアクセスアドレスを最終的なプッシュ情報識別子として用いて、前記最終的なプッシュ情報識別子を前記ライブストリーミングプラットフォームサーバに送信することと、を更に含む情報プッシュ方法。
【請求項6】
前記アクセスアドレスが前記再生端末の利用者によってトリガーされたのを検出する際に、前記方法は、
前記ライブストリーミング工程に対応するライブストリーミング端末の利用者の識別子を決定することと、
前記ライブストリーミング端末の利用者の識別子と前記プッシュ情報の前記アクセスアドレスとを含むアクセス通知を前記ライブストリーミングプラットフォームサーバに送信することと、を更に含み、これによって、前記ライブストリーミングプラットフォームサーバは前記ライブストリーミング端末の利用者の識別子と前記プッシュ情報の前記アクセスアドレスとの関連を記録することができる請求項
5に記載の方法。
【請求項7】
情報をプッシュする方法であって、
ライブストリーミング工程において、ライブストリーミング端末の利用者によって入力された製品提示命令をライブストリーミング端末が受信することと、
前記ライブストリーミング端末が、前記製品提示命令に基づいて製品の一つ以上の購入アドレスを決定するように、前記製品提示命令をライブストリーミングプラットフォームサーバに送信することと、
選択のための前記ライブストリーミング端末の利用者に対する前記製品の一つ以上の購入アドレスを前記ライブストリーミング端末が受信及び提示することと、
前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力され、かつ、選択された購入アドレスを含む製品識別子を前記ライブストリーミング端末が受信することと、
前記ライブストリーミング端末が、前記製品識別子を前記ライブストリーミングプラットフォームサーバに送信することと、を含み、これによって、前記ライブストリーミングプラットフォームサーバは、前記製品識別子に基づいて製品の前記選択された購入アドレスを決定し、ライブストリーミングインターフェースの再生領域とは独立した視聴レイヤーの前記選択された購入アドレスを有する前記製品を提示する再生端末に前記購入アドレスを送信し、前記視聴レイヤーは、前記製品の提示を閉じるように構成された閉じるボタンを有し、前記再生端末は、前記購入アドレスが前記再生端末の利用者によってトリガーされたことを検出すると、前記購入アドレスに対応するウェブページを表示
し、
前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力されたプッシュ情報のラベルを前記ライブストリーミング端末によって受信することと、
前記ラベルを前記ライブストリーミングプラットフォームサーバに送信することと、
前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力された前記プッシュ情報のラベルが前記ライブストリーミングプラットフォームサーバ、ローカルサーバ又は第3者サーバの二つ以上のアクセスアドレスに対応する場合、前記二つ以上のアクセスアドレスを前記ライブストリーミング端末に提示のために戻すことと、
前記ライブストリーミング端末は、前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力されたアクセスアドレスを最終的なプッシュ情報識別子として用いて、前記最終的なプッシュ情報識別子を前記ライブストリーミングプラットフォームサーバに送信することと、を更に含む方法。
【請求項8】
情報をプッシュする方法であって、
ライブストリーミング工程において、ライブストリーミング端末の利用者によって入力された製品提示命令をライブストリーミングプラットフォームサーバが受信することと、
前記ライブストリーミングプラットフォームサーバが、前記製品提示命令に基づいて製品の一つ以上の購入アドレスを決定することと、
選択のための前記ライブストリーミング端末の利用者に対する前記一つ以上の購入アドレスを前記ライブストリーミングプラットフォームサーバが送信することと、
選択された購入アドレスを含む製品識別子を前記ライブストリーミング端末が受信することと、
前記ライブストリーミングプラットフォームサーバが、前記製品識別子に基づいて、製品の前記選択された購入アドレスを決定することと、
前記ライブストリーミングプラットフォームサーバが、ライブストリーミングインターフェースの再生領域とは独立した視聴レイヤーの前記選択された購入アドレスを有する前記製品を提示するための再生端末に、前記購入アドレスを送信することと、を含み、前記視聴レイヤーは、前記製品の提示を閉じるように構成された閉じるボタンを有し、前記再生端末は、前記購入アドレスが前記再生端末の利用者によってトリガーされたことを検出すると、前記購入アドレスに対応するウェブページを表示
し、
前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力されたプッシュ情報のラベルを前記ライブストリーミング端末によって受信することと、
前記ラベルを前記ライブストリーミングプラットフォームサーバに送信することと、
前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力された前記プッシュ情報のラベルが前記ライブストリーミングプラットフォームサーバ、ローカルサーバ又は第3者サーバの二つ以上のアクセスアドレスに対応する場合、前記二つ以上のアクセスアドレスを前記ライブストリーミング端末に提示のために戻すことと、
前記ライブストリーミング端末は、前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力されたアクセスアドレスを最終的なプッシュ情報識別子として用いて、前記最終的なプッシュ情報識別子を前記ライブストリーミングプラットフォームサーバに送信することと、を更に含む方法。
【請求項9】
情報をプッシュする方法であって、
ライブストリーミング工程において、ライブストリーミングプラットフォームサーバによって送信された製品の購入アドレスを再生端末によって受信することであって、前記購入アドレスは、ライブストリーミング端末の利用者により前記製品の一つ以上の購入アドレスから選択され、前記製品の前記一つ以上の購入アドレスは、前記ライブストリーミングプラットフォームサーバによって、前記ライブストリーミング端末の利用者によって送信された製品提示命令に基づいて決定され、選択のための前記ライブストリーミング端末の利用者に対する前記製品の前記一つ以上の購入アドレスは、前記ライブストリーミング端末によって受信及び提示されることと、
ライブストリーミングインターフェースの再生領域とは独立した視聴レイヤーの前記受信した購入アドレスを有する前記製品を前記再生端末によって提示することとであって、前記視聴レイヤーは、前記製品の提示を閉じるように構成された閉じるボタンを有することと、
前記再生端末は、前記購入アドレスが前記再生端末の利用者によってトリガーされたのを検出すると、前記購入アドレスに対応するウェブページを表示することと、を含
み、
前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力されたプッシュ情報のラベルを前記ライブストリーミング端末によって受信することと、
前記ラベルを前記ライブストリーミングプラットフォームサーバに送信することと、
前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力された前記プッシュ情報のラベルが前記ライブストリーミングプラットフォームサーバ、ローカルサーバ又は第3者サーバの二つ以上のアクセスアドレスに対応する場合、前記二つ以上のアクセスアドレスを前記ライブストリーミング端末に提示のために戻すことと、
前記ライブストリーミング端末は、前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力されたアクセスアドレスを最終的なプッシュ情報識別子として用いて、前記最終的なプッシュ情報識別子を前記ライブストリーミングプラットフォームサーバに送信することと、を更に含む方法。
【請求項10】
受信モジュールと、送信モジュールと、を備える情報プッシュ装置であって、
ライブストリーミング工程において、ライブストリーミング端末の利用者によって入力されたプッシュ情報提示命令を前記受信モジュールが受信し、
前記送信モジュールが、前記プッシュ情報提示命令に基づいてプッシュ情報の一つ以上のアクセスアドレスを決定するように、前記プッシュ情報提示命令をライブストリーミングプラットフォームサーバに送信し、
選択のための前記ライブストリーミング端末の利用者に対する前記プッシュ情報の一つ以上のアクセスアドレスを前記受信モジュールが受信及び提示し、
前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力され、かつ、選択されたアクセスアドレスを含むプッシュ情報識別子を前記受信モジュールが受信し、
前記送信モジュールが、前記プッシュ情報識別子を前記ライブストリーミングプラットフォームサーバに送信し、これによって、前記ライブストリーミングプラットフォームサーバは、前記プッシュ情報識別子に基づいてプッシュ情報の前記選択されたアクセスアドレスを決定し、ライブストリーミングインターフェースの再生領域とは独立した視聴レイヤーの前記選択されたアクセスアドレスを有する前記プッシュ情報を提示するための再生端末に、前記アクセスアドレスを送信し、前記視聴レイヤーは、前記プッシュ情報を閉じるように構成された閉じるボタンを有し、前記再生端末は、前記アクセスアドレスが前記再生端末の利用者によってトリガーされたことを検出すると、前記アクセスアドレスに対応するウェブページを表示
し、
前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力された前記プッシュ情報のラベルを前記ライブストリーミング端末によって受信し、
前記ラベルを前記ライブストリーミングプラットフォームサーバに送信し、
前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力された前記プッシュ情報のラベルが前記ライブストリーミングプラットフォームサーバ、ローカルサーバ又は第3者サーバの二つ以上のアクセスアドレスに対応する場合、前記二つ以上のアクセスアドレスを前記ライブストリーミング端末に提示のために戻し、
前記ライブストリーミング端末は、前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力されたアクセスアドレスを最終的なプッシュ情報識別子として用いて、前記最終的なプッシュ情報識別子を前記ライブストリーミングプラットフォームサーバに送信するように構成された情報プッシュ装置。
【請求項11】
受信モジュールと、選択モジュールと、決定モジュールと、プッシュモジュールと、を備える情報プッシュ装置であって、
ライブストリーミング工程において、ライブストリーミング端末の利用者によって入力されたプッシュ情報提示命令を前記受信モジュールが受信し、
前記決定モジュールが、前記プッシュ情報提示命令に基づいてプッシュ情報の一つ以上のアクセスアドレスを決定し、
選択のための前記ライブストリーミング端末の利用者に対する前記一つ以上のアクセスアドレスを前記選択モジュールが送信し、
選択されたアクセスアドレスを含むプッシュ情報識別子を前記受信モジュールが受信し、
前記決定モジュールが、前記プッシュ情報識別子に基づいて、プッシュ情報の前記選択されたアクセスアドレスを決定し、
前記プッシュモジュールが、ライブストリーミングインターフェースの再生領域とは独立した視聴レイヤーの前記選択されたアクセスアドレスを有する前記プッシュ情報を提示するための再生端末に、前記アクセスアドレスを送信し、前記視聴レイヤーは、前記プッシュ情報を閉じるように構成された閉じるボタンを有し、前記再生端末は、前記アクセスアドレスが前記再生端末の利用者によってトリガーされたことを検出すると、前記アクセスアドレスに対応するウェブページを表示
し、
前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力された前記プッシュ情報のラベルを前記ライブストリーミング端末によって受信し、
前記ラベルをライブストリーミングプラットフォームサーバに送信し、
前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力された前記プッシュ情報のラベルが前記ライブストリーミングプラットフォームサーバ、ローカルサーバ又は第3者サーバの二つ以上のアクセスアドレスに対応する場合、前記二つ以上のアクセスアドレスを前記ライブストリーミング端末に提示のために戻し、
前記ライブストリーミング端末は、前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力されたアクセスアドレスを最終的なプッシュ情報識別子として用いて、前記最終的なプッシュ情報識別子を前記ライブストリーミングプラットフォームサーバに送信するように構成された情報プッシュ装置。
【請求項12】
ライブストリーミング工程において、ライブストリーミングプラットフォームサーバによって送信されたプッシュ情報のアクセスアドレスを再生端末によって受信し、前記アクセスアドレスは、ライブストリーミング端末の利用者により前記プッシュ情報の一つ以上のアクセスアドレスから選択され、前記プッシュ情報の前記一つ以上のアクセスアドレスは、前記ライブストリーミングプラットフォームサーバによって、前記ライブストリーミング端末の利用者によって送信されたプッシュ情報提示命令に基づいて決定され、選択のための前記ライブストリーミング端末の利用者に対する前記プッシュ情報の前記一つ以上のアクセスアドレスは、前記ライブストリーミング端末によって受信及び提示されるように構成された受信モジュールと、
ライブストリーミングインターフェースの再生領域とは独立した視聴レイヤーの前記受信したアクセスアドレスを有する前記プッシュ情報を前記再生端末によって提示し、前記視聴レイヤーは、前記プッシュ情報を閉じるように構成された閉じるボタンを有する提示モジュールと、
前記アクセスアドレスが前記再生端末の利用者によってトリガーされたのを検出すると、前記アクセスアドレスに対応するウェブページを表示するように構成された表示モジュールと、
を備え、
前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力された前記プッシュ情報のラベルを前記ライブストリーミング端末によって受信し、
前記ラベルを前記ライブストリーミングプラットフォームサーバに送信し、
前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力された前記プッシュ情報のラベルが前記ライブストリーミングプラットフォームサーバ、ローカルサーバ又は第3者サーバの二つ以上のアクセスアドレスに対応する場合、前記二つ以上のアクセスアドレスを前記ライブストリーミング端末に提示のために戻し、
前記ライブストリーミング端末は、前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力されたアクセスアドレスを最終的なプッシュ情報識別子として用いて、前記最終的なプッシュ情報識別子を前記ライブストリーミングプラットフォームサーバに送信する、情報プッシュ装置。
【請求項13】
受信モジュールと、送信モジュールと、を備える情報プッシュ装置であって、
ライブストリーミング工程において、ライブストリーミング端末の利用者によって入力された製品提示命令をライブストリーミング端末が受信し、
前記ライブストリーミング端末が、前記製品提示命令に基づいて製品の一つ以上の購入アドレスを決定するように、前記製品提示命令をライブストリーミングプラットフォームサーバに送信し、
選択のための前記ライブストリーミング端末の利用者に対する前記製品の一つ以上の購入アドレスを前記ライブストリーミング端末が受信及び提示し、
前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力されるとともに選択された購入アドレスを含む製品識別子を前記ライブストリーミング端末が受信し、
前記ライブストリーミング端末が、前記製品識別子を前記ライブストリーミングプラットフォームサーバに送信し、これによって、前記ライブストリーミングプラットフォームサーバは、前記製品識別子に基づいて製品の前記選択された購入アドレスを決定し、ライブストリーミングインターフェースの再生領域とは独立した視聴レイヤーの前記選択された購入アドレスを有する前記製品を提示する再生端末に前記購入アドレスを送信し、前記視聴レイヤーは、前記製品の提示を閉じるように構成された閉じるボタンを有し、前記再生端末は、前記購入アドレスが前記再生端末の利用者によってトリガーされたことを検出すると、前記購入アドレスに対応するウェブページを表示
し、
前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力されたプッシュ情報のラベルを前記ライブストリーミング端末によって受信し、
前記ラベルを前記ライブストリーミングプラットフォームサーバに送信し、
前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力された前記プッシュ情報のラベルが前記ライブストリーミングプラットフォームサーバ、ローカルサーバ又は第3者サーバの二つ以上のアクセスアドレスに対応する場合、前記二つ以上のアクセスアドレスを前記ライブストリーミング端末に提示のために戻し、
前記ライブストリーミング端末は、前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力されたアクセスアドレスを最終的なプッシュ情報識別子として用いて、前記最終的なプッシュ情報識別子を前記ライブストリーミングプラットフォームサーバに送信するように構成された情報プッシュ装置。
【請求項14】
受信モジュールと、決定モジュールと、選択モジュールと、プッシュモジュールと、を備える情報プッシュ装置であって、
ライブストリーミング工程において、ライブストリーミング端末の利用者によって入力された製品提示命令を前記受信モジュールが受信し、
前記決定モジュールが、前記製品提示命令に基づいて製品の一つ以上の購入アドレスを決定し、
選択のための前記ライブストリーミング端末の利用者に対する前記一つ以上の購入アドレスを前記選択モジュールが送信し、
選択された購入アドレスを含む製品識別子を前記受信モジュールが受信し、
前記決定モジュールが、前記製品識別子に基づいて、製品の前記選択された購入アドレスを決定し、
前記プッシュモジュールが、ライブストリーミングインターフェースの再生領域とは独立した視聴レイヤーの前記選択された購入アドレスを有する前記製品を提示するための再生端末に、前記購入アドレスを送信することと、を含み、前記視聴レイヤーは、前記製品の提示を閉じるように構成された閉じるボタンを有し、前記再生端末は、前記購入アドレスが前記再生端末の利用者によってトリガーされたことを検出すると、前記購入アドレスに対応するウェブページを表示
し、
前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力されたプッシュ情報のラベルを前記ライブストリーミング端末によって受信し、
前記ラベルをライブストリーミングプラットフォームサーバに送信し、
前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力された前記プッシュ情報のラベルが前記ライブストリーミングプラットフォームサーバ、ローカルサーバ又は第3者サーバの二つ以上のアクセスアドレスに対応する場合、前記二つ以上のアクセスアドレスを前記ライブストリーミング端末に提示のために戻し、
前記ライブストリーミング端末は、前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力されたアクセスアドレスを最終的なプッシュ情報識別子として用いて、前記最終的なプッシュ情報識別子を前記ライブストリーミングプラットフォームサーバに送信するように構成された情報プッシュ装置。
【請求項15】
ライブストリーミング工程において、ライブストリーミングプラットフォームサーバによって送信された製品の購入アドレスを再生端末によって受信することであって、前記購入アドレスは、ライブストリーミング端末の利用者により前記製品の一つ以上の購入アドレスから選択され、前記製品の前記一つ以上の購入アドレスは、前記ライブストリーミングプラットフォームサーバによって、前記ライブストリーミング端末の利用者によって送信された製品提示命令に基づいて決定され、選択のための前記ライブストリーミング端末の利用者に対する前記製品の前記一つ以上の購入アドレスは、前記ライブストリーミング端末によって受信及び提示されるように構成された受信モジュールと、
ライブストリーミングインターフェースの再生領域とは独立した視聴レイヤーの前記受信した購入アドレスを有する前記製品を前記再生端末によって提示することとであって、前記視聴レイヤーは、前記製品の提示を閉じるように構成された閉じるボタンを有するように構成された提示モジュールと、
前記購入アドレスが前記再生端末の利用者によってトリガーされたのを検出すると、前記購入アドレスに対応するウェブページを表示するように構成された表示モジュールと、
を備え、
前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力されたプッシュ情報のラベルを前記ライブストリーミング端末によって受信し、
前記ラベルを前記ライブストリーミングプラットフォームサーバに送信し、
前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力された前記プッシュ情報のラベルが前記ライブストリーミングプラットフォームサーバ、ローカルサーバ又は第3者サーバの二つ以上のアクセスアドレスに対応する場合、前記二つ以上のアクセスアドレスを前記ライブストリーミング端末に提示のために戻し、
前記ライブストリーミング端末は、前記ライブストリーミング端末の利用者によって入力されたアクセスアドレスを最終的なプッシュ情報識別子として用いて、前記最終的なプッシュ情報識別子を前記ライブストリーミングプラットフォームサーバに送信する情報プッシュ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は情報技術の分野に関し、特に、情報プッシュ方法及び情報プッシュ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
現在のインターネットの時代に、ライブストリーミングプラットフォームを介して配信者の日常生活のライブストリーミングを視聴するのが、新しい大衆娯楽の慣習となっている。多くの配信者は、何らかの役に立つ情報又は便利な製品、例えば、おしゃれな服、面白い小説、楽しいミニブログ、耐久性のある家電製品などを、ライブストリーミングを通して再生端末の利用者に提示し、勧めている(recommend)。
【0003】
ところが、従来のライブストリーミングプラットフォームでは、再生端末の利用者がライブストリーミングの視聴途中にお勧め情報のあるウェブページに直接アクセスすることがサポートできていない。再生端末の利用者は、お勧め情報の特徴を記録しておき、その後ネットワーク上又はオフラインでその情報を探さねばならず、時間と労力が費やされる。加えて、ライブストリーミング動画は後から再生できないため、再生端末の利用者はお勧め情報の特徴を正確に記録できないことが多く、再生端末の利用者が取得した情報がお勧め情報と整合しないことも多い。
【0004】
従来技術の情報プッシュ方法は、再生端末の利用者にとって比較的不便であると言える。
【発明の概要】
【0005】
従来の情報プッシュ方法が再生端末の利用者にとって比較的不便であるという課題を解決するため、本願の実施形態は情報プッシュ方法及び情報プッシュ装置を提供する。
【0006】
本願の実施形態によって提供された情報プッシュ方法は、ライブストリーミング工程において、ライブストリーミング端末の利用者によって入力されたプッシュ情報識別子をライブストリーミング端末が受信することと、及び、プッシュ情報識別子をライブストリーミングプラットフォームサーバに送信することとを含む。これによって、ライブストリーミングプラットフォームサーバはプッシュ情報識別子に基づいてプッシュ情報のアクセスアドレスを決定し、アクセスアドレスを提示のために再生端末にプッシュし、再生端末は、アクセスアドレスが再生端末の利用者によってトリガーされたことを検出すると、アクセスアドレスに対応するウェブページを表示することができる。
【0007】
本願の実施形態によって提供された情報プッシュ方法は、ライブストリーミング工程において、ライブストリーミング端末によって送信されたプッシュ情報識別子をライブストリーミングプラットフォームサーバが受信することと、プッシュ情報識別子に基づいて、プッシュ情報のアクセスアドレスを決定することと、及び、アクセスアドレスを提示のために再生端末にプッシュすることとを含む。これによって、再生端末は、アクセスアドレスが再生端末の利用者によってトリガーされたことを検出すると、アクセスアドレスに対応するウェブページを表示することができる。
【0008】
本願の実施形態によって提供された情報プッシュ方法は、ライブストリーミング工程において、ライブストリーミングプラットフォームサーバによって送信されたプッシュ情報のアクセスアドレスを再生端末によって受信することと、受信したアクセスアドレスを提示することと、及び、アクセスアドレスが再生端末の利用者によってトリガーされたのを検出すると、アクセスアドレスに対応するウェブページを表示することとを含む。
【0009】
本願の実施形態によって提供された情報プッシュ方法は、ライブストリーミング工程において、ライブストリーミング端末の利用者によって入力された製品識別子をライブストリーミング端末によって受信することと、及び、製品識別子をライブストリーミングプラットフォームサーバに送信することとを含む。これによって、ライブストリーミングプラットフォームサーバは製品識別子に基づいて製品の購入アドレスを決定し、購入アドレスを提示のために再生端末にプッシュし、再生端末は、購入アドレスが再生端末の利用者によってトリガーされたことを検出すると、購入アドレスに対応するウェブページを表示することができる。
【0010】
本願の実施形態によって提供された情報プッシュ方法は、ライブストリーミング工程において、ライブストリーミング端末によって送信された製品識別子をライブストリーミングプラットフォームサーバによって受信することと、製品識別子に基づいて、製品の購入アドレスを決定することと、及び、購入アドレスを提示のため再生端末にプッシュすることとを含む。これによって、再生端末は、購入アドレスが再生端末の利用者によってトリガーされたことを検出すると、購入アドレスに対応するウェブページを表示することができる。
【0011】
本願の実施形態によって提供された情報プッシュ方法は、ライブストリーミング工程において、ライブストリーミングプラットフォームサーバによって送信された製品の購入アドレスを再生端末によって受信することと、受信した購入アドレスを提示することと、及び、購入アドレスが再生端末の利用者によってトリガーされたことを検出すると、購入アドレスに対応するウェブページを表示することとを含む。
【0012】
本願の実施形態によって提供された情報プッシュ装置は、ライブストリーミング工程において、ライブストリーミング端末の利用者によって入力されたプッシュ情報識別子を受信するよう構成された受信モジュールと、及び、プッシュ情報識別子をライブストリーミングプラットフォームサーバに送信するよう構成された送信モジュールとを含む。これによって、ライブストリーミングプラットフォームサーバはプッシュ情報識別子に基づいてプッシュ情報のアクセスアドレスを決定し、アクセスアドレスを提示のために再生端末にプッシュし、再生端末は、アクセスアドレスが再生端末の利用者によってトリガーされたことを検出すると、アクセスアドレスに対応するウェブページを表示することができる。
【0013】
本願の実施形態によって提供された情報プッシュ装置は、ライブストリーミング工程において、ライブストリーミング端末によって送信されたプッシュ情報識別子を受信するよう構成された受信モジュールと、プッシュ情報識別子に基づいて、プッシュ情報のアクセスアドレスを決定するよう構成された決定モジュールと、及び、アクセスアドレスを再生端末に提示のためにプッシュするよう構成されたプッシュモジュールとを含む。これによって、再生端末は、アクセスアドレスが再生端末の利用者によってトリガーされたことを検出すると、アクセスアドレスに対応するウェブページを表示することができる。
【0014】
本願の実施形態によって提供された情報プッシュ装置は、ライブストリーミング工程において、ライブストリーミングプラットフォームサーバによって送信されたプッシュ情報のアクセスアドレスを受信するよう構成された受信モジュールと、受信したアクセスアドレスを提示するよう構成された提示モジュールと、及び、アクセスアドレスが再生端末の利用者によってトリガーされたのを検出すると、アクセスアドレスに対応するウェブページを表示するように構成された表示モジュールとを備える。
【0015】
本願の実施形態で用いた少なくとも一つの上述した技術的解決策は、以下の有益な効果を達成することができる。
【0016】
ライブストリーミング端末の利用者によって発行されたプッシュ情報のアクセスアドレスは、再生端末のインターフェースに表示され、再生端末の利用者は、アクセスアドレスをクリックすることでプッシュ情報を直接取得できる。これにより、再生端末の利用者がプッシュ情報を取得する際の利便性が改善される。
【0017】
本明細書中の添付図面は、本願の更なる理解を提供するのに用いられ、本願の一部を構成する。本願の好ましい実施形態及びその記載は、本願の説明に用いられ、本願に対して何らの不適切な限定を構成しない。添付図面は以下の通りである。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】本願の実施形態に係わる情報プッシュ方法のフロー図。
【
図2】本願の実施形態に係わるプッシュ情報を表す画像リンクの概略図。
【
図3】本願の実施形態に係わる別の情報プッシュ方法のフロー図。
【
図4】本願の実施形態に係わる情報プッシュ装置の概略図。
【
図5】本願の実施形態に係わる情報プッシュ装置の概略図。
【
図6】本願の実施形態に係わる情報プッシュ装置の概略図。
【
図7】本願の実施形態に係わる情報プッシュ装置の概略図。
【
図8】本願の実施形態に係わる情報プッシュ装置の概略図。
【
図9】本願の実施形態に係わる情報プッシュ装置の概略図。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本願の目的、技術的解決法及び利点を明確にするため、本願の具体的な実施形態及び対応する添付図面を参照して、以下に本願の技術的解決法を明確且つ完全に記載する。当然のことながら、記載された実施形態は、本願の全ての実施形態を網羅するものではなく、一部のみの実施形態である。当業者により本願の実施形態に基づいて創造的努力を伴わずに取得されたその他全ての実施形態は、本願の保護範囲内にある。
【0020】
以下に、添付図面を参照して、本願の実施形態に提供された技術的解決策を詳細に記載する。
【0021】
図1は、本願の実施形態に係わる情報プッシュ方法のフロー図である。本方法は、以下のステップを含む。
【0022】
S101:ライブストリーミング工程では、ライブストリーミング端末がライブストリーミング端末の利用者によって入力されたプッシュ情報識別子を受信し、プッシュ情報識別子をライブストリーミングプラットフォームサーバに送信する。
【0023】
本願の本実施形態のアプリケーションシナリオでは、ネットワークライブストリーミング工程において、ライブストリーミング端末の利用者が、ライブストリーミング端末装置にインストールされたネットワークライブストリーミングソフトウェア(以下、ライブストリーミング端末のソフトウェアと称される)を用いた情報プッシュを開始し、それによって再生端末の利用者がプッシュ情報を直接取得できる。
【0024】
例えば、本願の本実施形態において、ライブストリーミング端末装置は、携帯電話、タブレットコンピュータ、又はパーソナルコンピュータであってもよい。ライブストリーミング端末の利用者が情報プッシュを開始できるように、ネットワークライブストリーミングソフトウェアがインストールでき、ネットワーク通信を実装できる何らかの装置が、本方法の実施本体となり得る。
【0025】
本願の本実施形態では、プッシュ情報は、ライブストリーミング端末の利用者が再生端末の利用者に対してプッシュすることを意図した小説、ニュース、興味深い画像、役に立つウェブサイト、アプリケーション又は製品であり、再生端末の利用者は、ライブストリーミング端末の利用者のプッシュに基づいてネットワーク上のプッシュ情報を取得し得る。つまり、ネットワークを用いて再生端末の利用者によって取得されることがある情報は、本方法のプッシュ情報となり得る。
【0026】
本願の本実施形態では、プッシュ情報識別子は、プッシュ情報のアクセスアドレス又はプッシュ情報のラベルであってもよい。アクセスアドレスは、プッシュ情報があるウェブページに対応するアクセスアドレスである。アクセスアドレスは、ユニフォームリソースロケータ(URL)でもよく、又は、画像リンク若しくはテキストリンクなどのハイパーリンクでもよい。アクセスアドレスが画像リンクの場合、画像の内容はプッシュ情報の要約又はプッシュ情報に関連した製品画像でもよい。アクセスアドレスがテキストリンクの場合、テキストの内容はプッシュ情報の要約、テーマ、又は同種のものでもよい。要するに、アクセスアドレスはプッシュ情報があるウェブページに関連していればよい。本願は、特定の形式のアクセスアドレスに限定しない。
【0027】
また、プッシュ情報のラベルは、予め設定されたプッシュ情報のアクセスアドレスに対応するラベルである。予め設定されたプッシュ情報は、ライブストリーミングプラットフォームサーバ、ライブストリーミング端末又は第3者サーバに保存されていることがある。
【0028】
本願のアプリケーションシナリオでは、ライブストリーミング端末の利用者は通常、以下の2つの場合に情報を再生端末の利用者にプッシュする。1つ目は、ライブストリーミングプラットフォームサーバ(あるいは、ライブストリーミング端末又は第3者サーバでもよい)がいくつかのプッシュ情報識別子(アクセスアドレス)を記憶している場合で、2つ目は、プッシュ情報のアクセスアドレスがライブストリーミング端末の利用者によって提供される必要がある場合である。
【0029】
上述の第1の場合において、いくつかのプッシュ情報識別子を保存するライブストリーミングプラットフォームサーバを例にあげる。ライブストリーミング端末のソフトウェアは、利用者によって送信され、受信したプッシュ情報提示命令に従って、プッシュ情報のアクセスアドレス一覧又はプッシュ情報のラベル一覧をライブストリーミングプラットフォームサーバからダウンロードし、アドレス一覧又はラベル一覧を提示する。ライブストリーミング端末の利用者がプッシュを意図するプッシュ情報のアクセスアドレス又はラベルを一覧から直接選択してもよいが、ライブストリーミング端末のソフトウェアに提供された検索フィールドにキーワードを入力し、そして、検索結果の一覧からプッシュする情報のアクセスアドレス又はラベルを選択し、選択されたアクセスアドレス又はラベルをプッシュ情報識別子として使用してプッシュ情報識別子をライブストリーミングプラットフォームサーバに送信してもよい。
【0030】
ライブストリーミング端末の利用者が一覧からプッシュする情報のラベルを選択すると、ライブストリーミング端末は選択されたラベルをプッシュ情報識別子として用いて、プッシュ情報識別子をライブストリーミングプラットフォームサーバに送信する。ラベルに基づいて、対応するプッシュ情報のアクセスアドレスを決定した後、ライブストリーミングプラットフォームサーバはアクセスアドレスを再生端末にプッシュする。
【0031】
さらに、ライブストリーミング端末の利用者によって選択されたラベルがライブストリーミングプラットフォームサーバの2つ以上のアクセスアドレスに対応する場合、ライブストリーミングプラットフォームサーバは決定したアクセスアドレスをライブストリーミング端末に戻し、ライブストリーミング端末はライブストリーミング端末の利用者が選択できるようにアクセスアドレスを提示する。ライブストリーミング端末はライブストリーミング端末の利用者によって選択されたアクセスアドレスを最終的なプッシュ情報識別子として用いて、最終的なプッシュ情報識別子をライブストリーミングプラットフォームサーバに送信する。ライブストリーミングプラットフォームサーバは、プッシュ情報のアクセスアドレスを再生端末にプッシュする。
【0032】
当然のことながら、上述の第1の場合には、予め設定されたプッシュ情報のアクセスアドレスはローカル(つまり、ライブストリーミング端末)に保存されているか、又は、第3者サーバに保存されていてもよい。この場合、ライブストリーミング端末の利用者によって送信されたプッシュ情報提示命令に従って、上述のアクセスアドレス一覧又はラベル一覧が、対応するライブストリーミング端末にロードされ、提示されるか、プッシュ情報提示命令に従って、第3者サーバからライブストリーミング端末にダウンロード又は提示される。ただし、ライブストリーミング端末の利用者によって一覧から選択されたアクセスアドレス又はラベルは、プッシュ情報識別子として用いられるためにライブストリーミング端末からライブストリーミングプラットフォームサーバに送信される必要がある。
【0033】
同様に、ライブストリーミング端末の利用者によって選択されたラベルがローカル又は第3者サーバの2つ以上のアクセスアドレスに対応する場合、再生端末は選択のためにラベルに対応するアクセスアドレスを更に表示する、又は、第3者サーバが受信したラベルに基づいてアクセスアドレスを戻す。詳細は重複するため省略する。
【0034】
上述の第2の場合では、ライブストリーミング端末の利用者は、ライブストリーミング端末のソフトウェアによって提供されたプッシュ情報のアクセスアドレス入力領域に、アクセスアドレスを入力してもよく、ライブストリーミング端末はアクセスアドレスをプッシュ情報識別子として用いて、このプッシュ情報識別子をライブストリーミングプラットフォームサーバに送信する。そして、ライブストリーミングプラットフォームサーバは、プッシュ情報識別子を再生端末にプッシュする。
【0035】
S102:ライブストリーミングプラットフォームサーバは、ライブストリーミング端末によって送信されたプッシュ情報識別子を受信し、プッシュ情報識別子に基づいてプッシュ情報のアクセスアドレスを決定する。
【0036】
本願の本実施形態では、ステップS101に記載するように、プッシュ情報識別子はアクセスアドレス、又は、プッシュ情報のラベルでもよい。プッシュ情報識別子がプッシュ情報のアクセスアドレスの場合、ライブストリーミングプラットフォームサーバは受信したアクセスアドレスを、プッシュする情報のアクセスアドレスとして直接決定してもよい。あるいは、ライブストリーミングプラットフォームサーバによって受信されるアクセスアドレスは、受信したプッシュ情報のラベルに基づいてライブストリーミングプラットフォームサーバから戻されたアクセスアドレスから、ライブストリーミング端末の利用者によって事前に選択されたアクセスアドレスでもよい。プッシュ情報識別子がプッシュ情報のラベルの場合、ライブストリーミングプラットフォームサーバは、受信したプッシュ情報のラベルに基づいてラベルに対応するアクセスアドレスを決定する。
【0037】
S103:ライブストリーミングプラットフォームサーバは、アクセスアドレスを再生端末にプッシュし、再生端末はアクセスアドレスを提示する。
【0038】
本願の本実施形態では、ステップS101に記載されるように、アクセスアドレスはURLアドレスでもよく、又は、画像リンク若しくはテキストリンクでもよい。再生端末はアクセスアドレスを再生端末の直接インターフェースの再生領域に提示することがある。ただし、提示領域は、ライブストリーミングを視聴する再生端末の利用者の邪魔にならない大きさとする。例えば、アクセスアドレスは再生領域の一部を静的に被覆するように構成されてもよく、又は、アクセスアドレスは再生領域内で動的に浮動できてもよい。要するに、再生端末の利用者がアクセスアドレスを容易にトリガーするのを可能にするアクセスアドレス提示様式はいかなるものでも、本願の特許請求の保護範囲にある。
【0039】
再生端末の利用者がアクセスアドレスを容易にトリガーするのを可能にするため、アクセスアドレスの提示様式は動画フレームの提示様式とは独立していることが要求される。例えば、通常、再生端末の利用者は、再生領域をトリガーすることで全画面モードとウインドウモードとを切り替えることができる。アクセスアドレスと動画フレームが組み合わされると、再生端末は利用者のトリガー操作が全画面モードとウインドウモードとの切り替えか、プッシュ情報の視聴かを判断できない。そこで、本願の本実施形態では、再生端末はライブストリーミングインターフェースの再生領域内に、再生領域とは独立した視聴レイヤーを構築し、視聴レイヤーにアクセスアドレスを提示してもよい。
【0040】
図2は、本願の実施形態に係わるプッシュ情報の画像リンク表示の概略図である。
図2に示すように、再生端末の利用者のインターフェースにおいて、画像リンクは独立した視聴レイヤーに表示される。画像リンクの内容はテキスト「小説『FLOWER』」及び花の画像である。これは、プッシュ情報の内容が『FLOWER』という名称の小説であることを示唆する。さらに、閉じるボタンが、独立した視聴レイヤーの右上角に配置されている。再生端末の利用者がプッシュ情報に興味がない場合、再生端末の利用者はプッシュ情報を手動で閉じることができる。
【0041】
S104:再生端末は、アクセスアドレスが再生端末の利用者によってトリガーされたことを検出すると、アクセスアドレスに対応するウェブページを表示する。
【0042】
本願の本実施形態で、再生端末の利用者は、マウスのシングルクリック、マウスのダブルクリック、マウスの右クリック、指によるクリック、装置を振る、又は同種の方法でアクセスアドレスをトリガーしてもよく、これによって、再生端末は再生端末の利用者がプッシュ情報を取得する意図があることを検出する。
【0043】
本願の本実施形態で、ウェブページ閲覧機能は再生端末のネットワークライブストリーミングソフトウェアに内蔵されてもよく、アクセスアドレスに対応するウェブページが再生端末に直接ロードされるか、第3者ブラウザを呼び出すことで、アクセスアドレスに対応するウェブページがロードされてもよい。
【0044】
加えて、本願の本アプリケーションシナリオでは、配信者別(つまり、ライブストリーミング端末の利用者)のプッシュ情報の促進度に関する統計を収集するため、各配信者によってプッシュされた各情報のアクセス状態を記録することが求められる。アクセスレコードは、ある配信者から再生端末にプッシュされる情報が再生端末の利用者によってアクセスされる総数を示してもよい。
【0045】
つまり、本願の本実施形態では、アクセスアドレスが再生端末の利用者によってトリガーされたのを検出すると、再生端末はライブストリーミング工程に対応するライブストリーミング端末の利用者の識別子を決定し、ライブストリーミング端末の利用者の識別子とプッシュ情報のアクセスアドレスとを含むアクセス通知をライブストリーミングプラットフォームサーバに送信する。これによって、ライブストリーミングプラットフォームサーバは、受信したアクセス通知に含まれるライブストリーミング端末の利用者の識別子とプッシュ情報のアクセスアドレスに基づいて、ライブストリーミング端末の利用者の識別子とプッシュ情報のアクセスアドレスとの関連を記録することができる。
【0046】
例えば、ライブストリーミング工程で、ライブストリーミング端末の利用者が情報を再生端末の利用者にプッシュし、再生端末がプッシュ情報のアクセスアドレスが一度トリガーされたことを検出すると、再生端末はライブストリーミングプラットフォームサーバに通知し、ライブストリーミングプラットフォームサーバはライブストリーミング端末の利用者の識別子とプッシュ情報との関連レコードを1つ追加する。
図2を一例として用いる。今回のトリガー前のレコードを「Nana‐小説『FLOWER』-12」とする。「Nana」はライブストリーミング端末の利用者の識別子、「小説『FLOWER』」はプッシュ情報の画像リンク、「12」は、「小説『FLOWER』」が「Nana」によってプッシュされた後で、小説があるウェブページがNanaのライブストリーミングを視聴する再生端末の利用者によってアクセスされた総数である。再生端末が「小説『FLOWER』」に関連する画像リンクが再びトリガーされたことを検出した後で、再生端末は、アクセス通知をライブストリーミングプラットフォームサーバに送信し、ライブストリーミングプラットフォームサーバはレコードを具体的には「Nana-小説『FLOWER』-13」に変換し、関連レコードを1つ追加する。
【0047】
さらに、予め設定されたプッシュ情報識別子が第3者サーバに保存される場合、ライブストリーミングプラットフォームサーバは更にライブストリーミングプラットフォームサーバに記録された関連レコードとライブストリーミングプラットフォームサーバのライブストリーミングプラットフォーム識別子を第3者サーバに送信してもよい。それによって、第3者サーバはライブストリーミングプラットフォームに保存された関連レコードを取得することができる。
【0048】
図1に示される方法によると、ライブストリーミング端末の利用者によって発行されたプッシュ情報のアクセスアドレスは再生端末の利用者のインターフェースで表示され、再生端末の利用者はアクセスアドレスをクリックすることでプッシュ情報を直接取得でき、これによって、再生端末の利用者によるプッシュ情報の取得の利便性が改善される。
【0049】
加えて、実際のアプリケーションでは、
図1に示された方法は、
図3に示されるように更に製品情報をプッシュするために用いられてもよい。
図3は、本願の実施形態に係わる別の情報プッシュ方法のフロー図である。この方法は以下のステップを含む。
【0050】
S301:ライブストリーミング端末は、ライブストリーミング工程で、ライブストリーミング端末の利用者によって入力された製品識別子を受信し、製品識別子をライブストリーミングプラットフォームサーバに送信する。
【0051】
S302:ライブストリーミングプラットフォームサーバは、ライブストリーミング端末によって送信された製品識別子を受信し、製品識別子に基づいて製品の購入アドレスを決定する。
【0052】
S303:ライブストリーミングプラットフォームサーバは、購入アドレスを再生端末にプッシュし、再生端末は購入アドレスを提示する。
【0053】
S304:再生端末は、購入アドレスが再生端末の利用者によってトリガーされたことを検出すると、購入アドレスに対応するウェブページを表示する。
【0054】
図3に示される方法の手順は、
図1に示される方法の手順と類似している。詳細は重複するため省略する。
【0055】
さらに、本願の本実施形態で、予め設定された製品識別子が第3者サーバに保存される場合、第3者サーバは第3者ショッピングプラットフォームのサーバであってもよい。同じ利用者の2つのプラットフォームにおける利用者識別子の関連が予め構築されてもよい。この関連は、2つのプラットフォームの利用者情報が同じ携帯番号、eメールアドレス、又は同種のものを基にしているということでもよい。
【0056】
このように、ライブストリーミング端末の利用者が第3者ショッピングプラットフォームの製品を購入した場合、第3者サーバは購入レコードを記録する。ライブストリーミング端末の利用者が製品を再生端末の利用者にプッシュしようとする場合、ライブストリーミング端末は第3者サーバから、ライブストリーミング端末の利用者が購入した製品の製品識別子一覧をダウンロードし、一覧を提示する。これによって、ライブストリーミング端末の利用者はライブストリーミング端末の利用者がプッシュする製品の製品識別子を選択できる。製品識別子一覧は、ライブストリーミング端末の利用者が購入した製品の購入アドレスの一覧であってもよく、又は、ライブストリーミング端末の利用者が購入した製品のラベルの一覧であってもよい。また、ライブストリーミング端末の利用者は、ライブストリーミング端末のソフトウェアによって提供された検索ボックス内にキーワードを入力し、検索結果の製品識別子一覧から購入アドレス又は製品のラベルを選択してもよい。
【0057】
本願の本実施形態で、製品の購入アドレスに対応するウェブページは製品詳細のウェブページでもよく、再生端末の利用者は製品のパラメータ情報及び価格を視聴でき、満足すればクリックして購入してもよい。あるいは、ウェブページは、再生端末の利用者が購入のためにオンラインで直接支払うことができる製品の支払いインターフェースでもよい。
【0058】
本願の本実施形態で、
図1に示される方法と同様に、ライブストリーミングプラットフォームのサービスプロバイダは、同じ方法を使用して製品詳細のウェブページのアクセス状態又は各配信者によってプッシュされる各製品の支払いインターフェースを記録してもよい。加えて、製品に対する各配信者による促進度をより厳密に分析するため、ライブストリーミングプラットフォームのサービスプロバイダは、各配信者によって再生端末の利用者に対して促された製品が、再生端末の利用者によって最終的に購入された総数に関する統計を更に収集してもよい。
【0059】
つまり、再生端末は再生端末の利用者が製品を購入するかを検出できる。再生端末が、再生端末の利用者が表示されたウェブページを用いて支払いを行うのを検出すると、再生端末は、ライブストリーミング端末の利用者の識別子と製品の購入アドレスとを含む支払い通知をライブストリーミングプラットフォームサーバに送信する。これによって、ライブストリーミングプラットフォームサーバは、支払い通知に含まれるライブストリーミング端末の利用者の識別子と製品の購入アドレスに基づいて、ライブストリーミング端末の利用者の識別子と製品の購入アドレスとの関連を記録することができる。
【0060】
例えば、S104の例をあげる。再生端末の利用者が、ライブストリーミング端末の利用者「Nana」によってプッシュされた小説『FLOWER』を購入し支払いを行った後で、再生端末は、ライブストリーミングプラットフォームサーバに通知を行う。ライブストリーミングプラットフォームサーバは、ライブストリーミング端末の利用者の識別子とプッシュ情報とのトランザクション関連レコードを1つ追加する。例えば、この支払い前のレコードが「Nana‐小説『FLOWER‐deal3」』で、deal3はトランザクション成功履歴の回数とする。ライブストリーミングプラットフォームサーバが支払い通知を受信すると、レコードは「Nana‐小説『FLOWER‐deal4』」に変更される。
【0061】
さらに、予め設定された製品識別子が第3者サーバに保存されると、ライブストリーミングプラットフォームサーバは、第3者サーバに対して、ライブストリーミングプラットフォームサーバに記憶されている関連レコードとトランザクション関連レコード、及び、ライブストリーミングプラットフォームサーバのライブストリーミングプラットフォーム識別子を更に送信してもよい。これによって、第3者サーバはライブストリーミングプラットフォームに記憶された関連レコード及びトランザクション関連レコードを取得することができる。
【0062】
図4は、本願の実施形態に係わる情報プッシュ装置の概略図である。装置は、ライブストリーミング工程において、ライブストリーミング端末の利用者によって入力されたプッシュ情報識別子を受信するよう構成された受信モジュール401と、プッシュ情報識別子をライブストリーミングプラットフォームサーバに送信するよう構成された送信モジュール402とを含む。これによって、ライブストリーミングプラットフォームサーバはプッシュ情報識別子に基づいてプッシュ情報のアクセスアドレスを決定し、アクセスアドレスを提示のために再生端末にプッシュし、再生端末は、アクセスアドレスが再生端末の利用者によってトリガーされたことを検出すると、アクセスアドレスに対応するウェブページを表示することができる。
【0063】
プッシュ情報識別子は、特にプッシュ情報のラベルを含む。
【0064】
送信モジュール402は、プッシュ情報のラベルをライブストリーミングプラットフォームサーバに送信する。これによって、ライブストリーミングプラットフォームサーバはラベルに基づいてラベルに対応するアクセスアドレスを決定することができる。
【0065】
プッシュ情報識別子は、特にプッシュ情報のアクセスアドレスを含む。
【0066】
受信モジュール401は、ライブストリーミング端末の利用者によって入力されたプッシュ情報のアクセスアドレスを受信し、又は、ライブストリーミング端末の利用者によって入力されたプッシュ情報のラベルを受信し、ラベルをライブストリーミングプラットフォームサーバに送信し、ライブストリーミングプラットフォームサーバによって戻された、ラベルに対応するアクセスアドレスを受信、提示し、提示されたアクセスアドレスの中から利用者によって選択されたアクセスアドレスをライブストリーミング端末の利用者によって入力されたプッシュ情報識別子として決定する。
【0067】
受信モジュール401は、ライブストリーミング端末の利用者から送信されたプッシュ情報提示命令を受信し、プッシュ情報提示命令に従って、ローカルで予め保存された、ライブストリーミングプラットフォームサーバに保存された、又は第3者サーバに保存されたプッシュ情報識別子を取得、提示し、提示されたプッシュ情報識別子からライブストリーミング端末の利用者によって選択されたプッシュ情報識別子を決定する。
【0068】
図5は、本願の実施形態に係わる情報プッシュ装置の概略図である。装置は、ライブストリーミング工程において、ライブストリーミング端末によって送信されたプッシュ情報識別子を受信するよう構成された受信モジュール501と、プッシュ情報識別子に基づいてプッシュ情報のアクセスアドレスを決定するよう構成された決定モジュール502と、及び、アクセスアドレスを提示のため再生端末にプッシュするよう構成されたプッシュモジュール503とを含む。これによって、再生端末は、アクセスアドレスが再生端末の利用者によってトリガーされたことを検出すると、アクセスアドレスに対応するウェブページを表示することができる。
【0069】
プッシュ情報識別子は、特にプッシュ情報のラベルを含む。
【0070】
決定モジュール502は、受信したプッシュ情報のラベル及びラベルとアクセスアドレスとの予め設定された対応に基づいて、受信したラベルに対応するアクセスアドレスを決定する。
【0071】
プッシュ情報識別子は、特にプッシュ情報のアクセスアドレスを含む。
【0072】
装置は、受信モジュール501がライブストリーミング端末によって送信されたプッシュ情報識別子を受信する前に、ライブストリーミング端末によって送信されたプッシュ情報のラベルを受信し、ラベルに対応したアクセスアドレスを提示のためライブストリーミング端末に戻すよう構成された選択モジュール504を更に含む。
【0073】
受信モジュール501は、ライブストリーミング端末から送信され、ライブストリーミング端末の利用者によって提示されたアクセスアドレスから選択されたアクセスアドレスを、受信したプッシュ情報識別子として受信する。
【0074】
装置は、再生端末によって送信されたアクセス通知を受信すると、アクセス通知に含まれたライブストリーミング端末の利用者の識別子及びプッシュ情報のアクセスアドレスに基づいて、ライブストリーミング端末の利用者の識別子とプッシュ情報のアクセスアドレスとの関連を記録するよう構成されたアクセス記録モジュール505を更に含む。アクセス通知が送信されるのは、再生端末が、アクセスアドレスが再生端末の利用者によってトリガーされたことを検出したときである。
【0075】
図6は、本願の実施形態に係わる情報プッシュ装置の概略図である。装置は、ライブストリーミング工程において、ライブストリーミングプラットフォームサーバによって送信されたプッシュ情報のアクセスアドレスを受信するよう構成された受信モジュール601と、受信したアクセスアドレスを提示するよう構成された提示モジュール602と、及び、アクセスアドレスが再生端末の利用者によってトリガーされたのを検出すると、アクセスアドレスに対応するウェブページを表示するよう構成された表示モジュール603とを含む。
【0076】
提示モジュール602は、ライブストリーミングインターフェースの再生領域に、再生領域とは独立した視聴レイヤーを構築し、視聴レイヤーに受信したアクセスアドレスを提示する。
【0077】
装置は、アクセスアドレスが再生端末の利用者によってトリガーされたことを検出すると、ライブストリーミング工程に対応するライブストリーミング端末の利用者の識別子を決定し、ライブストリーミング端末の利用者識別子とプッシュ情報のアクセスアドレスとを含むアクセス通知をライブストリーミングプラットフォームサーバに送信するよう構成されたアクセス通知モジュール604を更に含む。これによって、ライブストリーミングプラットフォームサーバは、ライブストリーミング端末の利用者識別子とプッシュ情報のアクセスアドレスとの関連を記録することができる。
【0078】
図7は、本願の実施形態に係わる情報プッシュ装置の概略図である。装置は、ライブストリーミング工程において、ライブストリーミング端末の利用者によって入力された製品識別子を受信するよう構成された受信モジュール701と、製品識別子をライブストリーミングプラットフォームサーバに送信するよう構成された送信モジュール702とを含む。これによって、ライブストリーミングプラットフォームサーバは製品識別子に基づいて製品の購入アドレスを決定し、購入アドレスを提示のために再生端末にプッシュし、再生端末は、購入アドレスが再生端末の利用者によってトリガーされたことを検出すると、購入アドレスに対応するウェブページを表示することができる。
【0079】
製品識別子は、特に製品のラベルを含む。
【0080】
送信モジュール702は、製品のラベルをライブストリーミングプラットフォームサーバに送信する。これによって、ライブストリーミングプラットフォームサーバはラベルに基づいてラベルと対応する購入アドレスを決定することができる。
【0081】
製品識別子は特に製品の購入アドレスを含む。
【0082】
受信モジュール701は、ライブストリーミング端末の利用者によって入力された製品の購入アドレスを受信するか、あるいは、ライブストリーミング端末の利用者によって入力された製品のラベルを受信し、ラベルをライブストリーミングプラットフォームサーバに送信し、ライブストリーミングプラットフォームサーバによって戻された、ラベルに対応する購入アドレスを受信して提示し、提示されたアクセスアドレスから利用者によって選択された購入アドレスを、ライブストリーミング端末の利用者によって入力された製品識別子として決定する。
【0083】
受信モジュール701は、ライブストリーミング端末の利用者によって送信された製品提示命令を受信し、製品提示命令に従って、ローカルで予め保存された、ライブストリーミングプラットフォームサーバに保存された、又は第3者サーバに保存された製品識別子を取得、提示し、提示された製品識別子からライブストリーミング端末の利用者によって選択された製品識別子を決定する。
【0084】
図8は、本願の実施形態に係わる情報プッシュ装置の概略図である。装置は、ライブストリーミング工程において、ライブストリーミング端末によって送信された製品識別子を受信するよう構成された受信モジュール801と、製品識別子に基づいて、製品の購入アドレスを決定するよう構成された決定モジュール802と、及び、購入アドレスを提示のため再生端末にプッシュするよう構成されたプッシュモジュール803とを含む。これによって、再生端末は、購入アドレスが再生端末の利用者によってトリガーされたことを検出すると、購入アドレスに対応するウェブページを表示することができる。
【0085】
製品識別子は、特に製品のラベルを含む。
【0086】
決定モジュール802は、受信した製品のラベル及びラベルとアクセスアドレスとの予め設定された対応に基づいて、受信したラベルに対応する購入アドレスを決定する。
【0087】
製品識別子は、特に製品の購入アドレスを含む。
【0088】
装置は、受信モジュール801がライブストリーミング端末によって送信された製品識別子を受信する前に、ライブストリーミング端末によって送信された製品のラベルを受信し、ラベルに対応する購入アドレスをライブストリーミング端末に提示のために戻すよう構成された選択モジュール804を含む。
【0089】
受信モジュール801は、ライブストリーミング端末によって送信され、提示された購入アドレスからライブストリーミング端末の利用者によって選択された購入アドレスを、受信した製品識別子として受信する。
【0090】
装置は、再生端末から送信されたアクセス通知を受信すると、アクセス通知に含まれたライブストリーミング端末の利用者の識別子及び製品の購入アドレスに基づいて、ライブストリーミング端末の利用者の識別子と製品の購入アドレスとの関係を記録するよう構成されたアクセス記録モジュール805を更に含む。アクセス通知が送信されるのは、再生端末が、再生端末の利用者によって購入アドレスがトリガーされたことを検出したときである。
【0091】
装置は、再生端末によって送信された支払い通知を受信すると、支払い通知に含まれたライブストリーミング端末の利用者の識別子及び製品の購入アドレスに基づいて、ライブストリーミング端末の利用者の識別子と製品の購入アドレスとのトランザクション関連を記録するよう構成されたトランザクション記録モジュール806を更に含む。支払い通知が送信されるのは、再生端末が再生端末の利用者の支払いを検出した後である。
【0092】
図9は、本願の実施形態に係わる情報プッシュ装置の概略図である。装置は、ライブストリーミング工程において、ライブストリーミングプラットフォームサーバによって送信された製品の購入アドレスを受信するよう構成された受信モジュール901と、受信した購入アドレスを提示するよう構成された提示モジュール902と、及び、購入アドレスが再生端末の利用者によってトリガーされたことを検出すると、購入アドレスに対応するウェブページを表示するよう構成された表示モジュール903とを含む。
【0093】
提示モジュール902は、ライブストリーミングインターフェースの再生領域に、再生領域とは独立した視聴レイヤーを構築し、視聴レイヤーに受信した購入アドレスを提示する。
【0094】
装置は、購入アドレスが再生端末の利用者によってトリガーされたのを検出すると、ライブストリーミング工程に対応するライブストリーミング端末の利用者の識別子を決定し、ライブストリーミング端末の利用者の識別子と製品の購入アドレスとを含むアクセス通知をライブストリーミングプラットフォームサーバに送信するよう構成されたアクセス通知モジュール904を更に含む。これによって、ライブストリーミングプラットフォームサーバは、ライブストリーミング端末の利用者の識別子と製品の購入アドレスとの関連を記録することができる。
【0095】
購入アドレスに対応するウェブページは、お勧め製品の詳細のインターフェース又はお勧め製品の支払いウェブページを特に含む。
【0096】
装置は、表示モジュールが購入アドレスに対応するウェブページを表示した後、そして、再生端末の利用者の支払いが決定された後で、ライブストリーミングプラットフォームサーバに対して、ライブストリーミング端末の利用者の識別子と製品の購入アドレスとを含む支払い通知を送信するよう構成された支払い通知モジュール905を更に含む。これによって、ライブストリーミングプラットフォームサーバは、ライブストリーミング端末の利用者の識別子と製品の購入アドレスとの関連を記録することができる。
【0097】
当業者には、本発明の実施形態が方法、システム、又はコンピュータプログラム製品として提供され得ることが理解される。したがって、本発明は、全てがハードウェアの実施形態、全てがソフトウェアの実施形態、又はソフトウェアとハードウェアを組み合わせた実施形態の形式を用いることができる。加えて、本発明は、コンピュータで使用可能なプログラムコードを含む一つ以上のコンピュータで使用可能な記憶媒体(ディスクメモリ、Compact Disc Read-Only Memory(CD-ROM)、光メモリなどを含むがこれらに限られない)で実装されるコンピュータプログラム製品の形式を用いることができる。
【0098】
本発明は、本発明の実施形態に係わる本方法、装置(システム)、及びコンピュータプログラム製品のフロー図及び/又はブロック図を参照して記載されている。フロー図及び/又はブロック図の各工程及び/又は各ブロック、及び、フロー図及び/又はブロック図の工程及び/又はブロックの組み合わせを実施するのに、コンピュータプログラム命令が用いられ得ることが理解される。コンピュータ又は他の何らかのプログラム可能なデータ処理装置によって実行される命令が、フロー図の一つ以上の工程及び/又はブロック図の一つ以上のブロックの特定の機能を実施する装置を生成するように、これらコンピュータプログラム命令は、一般的な用途のコンピュータ、専用コンピュータ、内蔵プロセッサ、機械を生成する他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサに提供されてもよい。
【0099】
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又はその他の何らかのプログラム可能なデータ処理装置に特定の様式で稼動するよう命令できるコンピュータ判読可能なメモリに更に記憶され、コンピュータ判読可能なメモリに記憶された命令が指示装置を含む人工物を生成できてもよい。指示装置はフロー図の一つ以上の工程及び/又はブロック図の一つ以上のブロックの特定の機能を実施する。
【0100】
これらコンピュータプログラムの命令は、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置に更にロードされてもよく、それによって一連の動作や工程がコンピュータ又は他のプログラム可能な装置で実行され、コンピュータで実行された処理が生成される。したがって、コンピュータ又は他のプログラム可能な装置で実行される命令は、フロー図の一つ以上の工程及び/又はブロック図の一つ以上のブロックの特定機能を実施するステップを提供する。
【0101】
典型的な構成では、コンピュータ装置は一つ以上のプロセッサ(CPU)、入出力インターフェース、ネットワークインターフェース及びメモリを含む。
【0102】
メモリは、揮発性メモリ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、及び/又は、例えばリードオンリーメモリ(ROM)又はフラッシュメモリ(フラッシュRAM)などのコンピュータ判読可能な媒体中の不揮発性メモリなどの形式を含み得る。メモリはコンピュータ判読可能な媒体の一例である。
【0103】
コンピュータ判読可能な媒体は、情報の記憶に用いられるいずれかの方法又は技術を用いて実装される不揮発性及び揮発性媒体、リムーバブル及びノンリムーバブルメディアを含む。情報は、コンピュータ判読可能な命令、データ構造、プログラムモジュール又はその他のデータであってもよい。コンピュータ記憶媒体の例は、相変化メモリ(PRAM)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、他の種類のRAM、ROM、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ若しくは他のメモリ技術、CD‐ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)若しくは他の光学メモリ、カセット、磁気テープ、磁気ディスクメモリ又は他の磁気記憶装置、又は他の任意の非伝送媒体を非限定的に含み、コンピュータ装置からアクセス可能な情報を記憶するために用いられることがある。本明細書の定義によると、コンピュータ判読可能な媒体は、変調したデータ信号や搬送波などの一時的なコンピュータ判読可能な媒体(一時的媒体)を含まない。
【0104】
また、「含む」、「備える」という用語やその他の変化形は、非排他的な含有が意図される。つまり、一連の要素を含む工程、方法、製品又は装置はそのような要素を含むのみでなく、特に明示されないその他の要素、又は、工程、方法、製品又は装置固有の要素を含むことがある。別途の制約がなく「一つの・・・を含む」という句によって定義される要素は、この要素を含む工程、方法、製品又は装置に他の同じ要素があることを排除するものではない。
【0105】
当業者には、本願の実施形態が方法、システム又はコンピュータプログラム製品として提供されることがあることが理解される。つまり、本願は、全てがハードウェアの実施形態、全てがソフトウェアの実施形態又はソフトウェア及びハードウェアを組み合わせた実施形態の形式を用いてもよい。加えて、本願は、コンピュータ使用可能なプログラムコードを含む一つ以上のコンピュータ使用可能な記憶媒体(ディスクメモリ、CD‐ROM、光メモリなどを含むがそれに限られない)で実装されるコンピュータプログラム製品の形式を用いてもよい。
【0106】
上述の記載は本願の実施形態のみであり、本願を制限することを意図しない。当業者にとって、本願は各種変形例や変更があり得る。本願の精神と原理の範囲内の変形、均等代替物、改善、又は同種のものは、本願の特許請求の範囲にある。