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特許7002082業務客体基盤の業務活動処理装置及び方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-01-04
(45)【発行日】2022-01-20
(54)【発明の名称】業務客体基盤の業務活動処理装置及び方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/10 20120101AFI20220113BHJP
   H04L 51/04 20220101ALI20220113BHJP
【FI】
G06Q10/10 310
H04L51/04
【請求項の数】 10
(21)【出願番号】P 2019208289
(22)【出願日】2019-11-18
(62)【分割の表示】P 2017135802の分割
【原出願日】2017-07-11
(65)【公開番号】P2020038712
(43)【公開日】2020-03-12
【審査請求日】2019-12-18
(31)【優先権主張番号】10-2017-0006035
(32)【優先日】2017-01-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 2017年1月12日に携帯電話アプリケーション“Google Play”にて公開された「業務客体基盤の業務活動処理が可能なアプリケーション“PLuS”」
(73)【特許権者】
【識別番号】517245442
【氏名又は名称】デルタ ピーディーエス カンパニー,リミテッド
(73)【特許権者】
【識別番号】517245383
【氏名又は名称】チェ,ジェ ホ
(74)【代理人】
【識別番号】110000051
【氏名又は名称】特許業務法人共生国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】チェ,ジェ ホ
【審査官】緑川 隆
(56)【参考文献】
【文献】特開2004-013267(JP,A)
【文献】特開2004-310273(JP,A)
【文献】特開平11-143936(JP,A)
【文献】特開2008-210367(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
H04L 51/00-51/58,67/00-67/75
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも一つの構成員と関連する業務活動マップと関連した業務活動マップメモリ領域、前記業務活動マップと関連し、メッセージスレッドを通じて具現されたチャットルームと関連したチャットルームメモリ領域、及び前記チャットルームを通じて接近でき、業務客体と関連した業務客体メモリ領域を含むメモリ部と、
前記業務活動マップに関する前記チャットルームを生成した場合、前記メッセージスレッドを関連させて前記業務活動マップを更新する業務活動マップ処理部と、
業務生成者と業務処理者との間に共通に使用されるメッセンジャーで表現されるメッセージスレッドを生成し、前記チャットルームを通じて前記業務生成者、前記業務処理者、及び業務内容を含む業務客体を受信した場合、前記メッセージスレッドを更新する業務客体処理部と、
を含む業務客体基盤の業務活動処理装置。
【請求項2】
前記業務活動マップの各々は、
ユーザメモリ領域のユーザ情報にある各ユーザ毎に固有に割り当てられ、
該当固有に割り当てられたユーザを含む少なくとも一つの構成員と関連することを特徴とする、請求項1に記載の業務客体基盤の業務活動処理装置。
【請求項3】
前記業務活動マップ処理部は、
前記業務活動マップを通じて該当業務活動マップと関連した構成員の各々に固有に割り当てられた業務活動マップの各々に進入できる業務活動マップリンクを提供することを特徴とする、請求項2に記載の業務客体基盤の業務活動処理装置。
【請求項4】
前記業務客体処理部は、
リマインドメッセージを前記チャットルームと関連したメッセージスレッドに業務メッセージとして追加する方式により提供することを特徴とする、請求項1に記載の業務客体基盤の業務活動処理装置。
【請求項5】
前記業務客体処理部は、
前記業務客体のうち、リマインド条件を満たすリマインド業務客体集合を生成して、前記業務活動マップの特定部分に表示させることを特徴とする、請求項1に記載の業務客体基盤の業務活動処理装置。
【請求項6】
前記業務客体処理部は、
前記リマインド業務客体集合にあるリマインド業務客体に関するリマインド内容とリマインド回数を含むリマインドメッセージを生成して、該当リマインド業務客体と関連した業務処理者、業務生成者、及び前記該当リマインド業務客体と関連したチャットルームの参加有無によって決定される業務参照者のうち、少なくとも一つに転送することを特徴とする、請求項に記載の業務客体基盤の業務活動処理装置。
【請求項7】
前記業務客体処理部は、
業務客体に関するフィルタリング要請を受信すれば、前記業務活動マップと関連した全ての業務客体のうち、該当要請によってフィルタリングして、関連したチャットルーム進入リンクを含むフィルタリングされた業務客体リストを提供することを特徴とする、請求項1に記載の業務客体基盤の業務活動処理装置。
【請求項8】
前記業務客体処理部は、
業務客体の業務進行状態に従う締切期限までの差の日数が特定条件を満たすか否かを確認して、リマインドが緊急に必要であるか否かを決定し、前記特定条件を満たし、リマインドが緊急に必要である場合、該当関連した受信者にリマインドする過程で視覚的に強調された表示を提供するか、リマインドの遂行頻度を増加させることを特徴とする、請求項1に記載の業務客体基盤の業務活動処理装置。
【請求項9】
少なくとも一つの構成員と関連する業務活動マップと関連した業務活動マップメモリ領域、前記業務活動マップと関連し、メッセージスレッドを通じて具現されたチャットルームと関連したチャットルームメモリ領域、及び前記チャットルームを通じて接近でき、業務客体と関連した業務客体メモリ領域を含む業務客体基盤の業務活動処理装置により遂行される業務客体基盤の業務活動処理方法において、
前記業務活動マップに関する前記チャットルームを生成した場合、前記メッセージスレッドを関連させて前記業務活動マップを更新する業務活動マップ処理ステップと、
業務生成者と業務処理者との間に共通に使用されるメッセンジャーで表現されるメッセージスレッドを生成し、前記チャットルームを通じて前記業務生成者、前記業務処理者、及び業務内容を含む業務客体を受信した場合、前記メッセージスレッドを更新する業務客体処理ステップと、
を含む、ことを特徴とする、業務客体基盤の業務活動処理方法。
【請求項10】
少なくとも一つの構成員と関連する業務活動マップと関連した業務活動マップメモリ領域、前記業務活動マップと関連し、メッセージスレッドを通じて具現されたチャットルームと関連したチャットルームメモリ領域、及び前記チャットルームを通じて接近でき、業務客体と関連した業務客体メモリ領域を含む業務客体基盤の業務活動処理装置により遂行される業務客体基盤の業務活動処理方法の各ステップを実行するためのプログラムを記録した記録媒体において、前記業務客体基盤の業務活動処理方法は、
前記業務活動マップに関する前記チャットルームを生成した場合、前記メッセージスレッドを関連させて前記業務活動マップを更新する業務活動マップ処理ステップと、
業務生成者と業務処理者との間に共通に使用されるメッセンジャーで表現されるメッセージスレッドを生成し、前記チャットルームを通じて前記業務生成者、前記業務処理者、及び業務内容を含む業務客体を受信した場合、前記メッセージスレッドを更新する業務客体処理ステップと、
を含む、ことを特徴とする、記録媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は業務活動処理技術に関し、より詳しくは、業務活動マップを通じて業務活動を効率よく処理することができる業務客体基盤の業務活動処理装置及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
インターネットメッセンジャーはユーザの間の文字またはグラフィックを含むメッセージを伝達するアプリケーションに該当し、複数のユーザにより参加されるチャットルームで具現できる。一実施形態で、インターネットメッセンジャーはモバイル環境(例えば、携帯電話)で遂行されるモバイルメッセンジャーを含むことができ、例えば、カカオトーク、ライン、WeChat、フェイスブックメンセンジャーを含むことができる。
【0003】
インターネットメッセンジャーは、メッセージを通じて相手方にユーザの意思を伝達することを支援するために、相手方のメッセージ確認有無及び相手方のチャットルーム参加状態をユーザに知らせることができる。インターネットメッセンジャーを使用するユーザの数が急増するにつれて、モバイル環境で使われるアプリケーションも非常に多様に開発されており、その中、業務処理プログラムは多くのユーザにより使われている。
【0004】
特許文献1は、モバイル機器での業務処理のためのデータ入力方法及び画面表示方法に関するものであって、行または列に日付またはToDo(To-do list)をテーブル形態にディスプレイさせ、ある一つの日付が選択されれば、該当日付に該当するToDoがボックス形態に表示され、ボックスの左側及び右側端のボックスは該当ToDoの開始日及び終了日にし、かつ前記開始日及び終了日ボックスが画面にディスプレイされない場合には画面にディスプレイされた左側及び右側端のボックスに開始日及び終了日に関する情報を各々表示し、前記ボックスの内部に該当ToDoに対する情報を表示し、そして、該当ToDoに対して日付別に格納された内容をユーザが操作できるように、ToDoの完了、ToDoの延期、ToDoの終了、ToDoの進行を含む選択ウィンドウを出力させる技術について開示する。
【0005】
特許文献2は、移動通信端末機を用いたToDo管理方法に関するものであって、予め設定された時間に到達したかを判断し、前記予め設定された時間に到達した場合、予め登録されたToDo項目のうち、未完了のToDoの項目を確認し、前記確認結果に従って未完了のToDoの項目をディスプレイする技術について開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【文献】韓国公開特許第10-2005-0092173号公報
【文献】韓国登録特許第10-0663494号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の一実施形態は、業務活動マップを通じて業務活動を効率よく処理することができる業務客体基盤の業務活動処理装置及び方法を提供する。
【0008】
本発明の一実施形態は、迅速なインタラクションを誘導することができるので、チームワークを向上させることができる業務客体基盤の業務活動処理装置及び方法を提供しようとする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
実施形態のうち、業務客体基盤の業務活動処理装置は少なくとも一つの構成員と関連する業務活動マップと関連した業務活動マップメモリ領域、前記業務活動マップと関連し、メッセージスレッドを通じて具現されたチャットルームと関連したチャットルームメモリ領域、及び前記チャットルームを通じて接近でき、業務客体と関連した業務客体メモリ領域を含むメモリ部、前記業務活動マップに関する前記チャットルームを生成した場合、前記メッセージスレッドを関連させて前記業務活動マップを更新する業務活動マップ処理部、及び業務生成者と業務処理者との間に共通に使用されるメッセンジャーで表現されるメッセージスレッドを生成し、前記チャットルームを通じて前記業務生成者、前記業務処理者、及び業務内容を含む業務客体を受信した場合、前記メッセージスレッドを更新する業務客体処理部を含むことを特徴とする。
【0010】
前記メモリ部は、ユーザ情報と関連したユーザメモリ領域及び前記チャットルームと関連した前記業務客体と関連した業務客体メモリ領域をさらに含むことができる。
【0011】
前記業務客体処理部は、前記業務客体のうち、リマインド条件を満たすリマインド業務客体集合を生成して、前記業務活動マップの特定部分に表示するようにすることができる。
【0012】
前記業務客体処理部は、前記リマインド業務客体集合にあるリマインド業務客体に関するリマインド内容とリマインド回数を含むリマインドメッセージを生成して、該当リマインド業務客体と関連した業務処理者、業務生成者、及び前記該当リマインド業務客体と関連したチャットルームの参加有無によって決定される業務参照者のうち、少なくとも一つに転送することができる。
【0013】
前記業務客体処理部は、前記業務客体の進行状態別に該当業務客体と関連した業務処理者の応答度を算出することができる。
【0014】
前記業務活動マップ処理部は、前記業務活動マップを通じて該当業務活動マップと関連した少なくとも一つの構成員のうち、少なくとも一部と関連したサブ-業務活動マップの生成が要請されれば、該当サブ-業務活動マップを生成して前記少なくとも一つの構成員のうちの少なくとも一部と連貫させて前記業務活動マップメモリ領域に格納することができる。
【0015】
前記業務活動マップ処理部は、前記第2構成員が前記受信された業務活動を通じて前記チャットルームに進入するか、または前記業務活動マップに提供された前記チャットルームに関するリンクを通じて前記チャットルームに進入するようにすることができる。
【0016】
前記業務客体処理部は、第3構成員から前記受信された業務活動または前記チャットルームを通じて前記受信された業務客体に関するインタラクションを受信して前記業務客体を更新することができる。
【0017】
実施形態のうち、業務客体基盤の業務活動処理方法は、少なくとも一つの構成員と関連する業務活動マップと関連した業務活動マップメモリ領域、前記業務活動マップと関連し、メッセージスレッドを通じて具現されたチャットルームと関連したチャットルームメモリ領域、及び前記チャットルームを通じて接近でき、業務客体と関連した業務客体メモリ領域を含む業務客体基盤の業務活動処理装置により遂行される業務客体基盤の業務活動処理方法において、前記業務活動マップに関する前記チャットルームを生成した場合、前記メッセージスレッドを関連させて前記業務活動マップを更新する業務活動マップ処理ステップ、及び業務生成者と業務処理者との間に共通に使用されるメッセンジャーで表現されるメッセージスレッドを生成し、前記チャットルームを通じて前記業務生成者、前記業務処理者、及び業務内容を含む業務客体を受信した場合、前記メッセージスレッドを更新する業務客体処理ステップを含むことを特徴とする。
【0018】
実施形態のうち、記録媒体は少なくとも一つの構成員と関連する業務活動マップと関連した業務活動マップメモリ領域、前記業務活動マップと関連し、メッセージスレッドを通じて具現されたチャットルームと関連したチャットルームメモリ領域、及び前記チャットルームを通じて接近でき、業務客体と関連した業務客体メモリ領域を含む業務客体基盤の業務活動処理装置により遂行される業務客体基盤の業務活動処理方法の各ステップを実行するためのプログラムを記録する。前記業務客体基盤の業務活動処理方法は、前記業務活動マップに関する前記チャットルームを生成した場合、前記メッセージスレッドを関連させて前記業務活動マップを更新する業務活動マップ処理ステップ及び業務生成者と業務処理者との間に共通に使用されるメッセンジャーで表現されるメッセージスレッドを生成し、前記チャットルームを通じて前記業務生成者、前記業務処理者、及び業務内容を含む業務客体を受信した場合、前記メッセージスレッドを更新する業務客体処理ステップを含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0019】
開示された技術は、次の効果を有することができる。但し、特定の実施形態が次の効果を全部含まなければならないとか、次の効果のみを含まなければならないという意味ではないので、開示された技術の権利範囲は、これによって制限されるものと理解されてはならない。
【0020】
本発明の一実施形態に従う業務活動処理装置及び方法は、業務活動マップを通じて業務活動を効率よく処理することができる。
【0021】
本発明の一実施形態に従う業務活動処理装置及び方法は、迅速なインタラクションを誘導することができるので、チームワークを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
図1】本発明の一実施形態に従う業務活動処理システムを説明する図である。
図2図1の業務客体基盤の業務活動処理装置を示すブロック図である。
図3図2のメモリ部210の資料構造を示す図である。
図4図1の業務客体基盤の業務活動処理装置が業務活動を処理する過程を示す図である。
図5図1の業務客体基盤の業務活動処理装置がユーザ端末に設けられたメッセンジャーを通じて業務活動マップを視覚化した業務活動マップインターフェースを提供するようにする過程の一実施形態を示す図である。
図6図1の業務客体基盤の業務活動処理装置がユーザ端末に設けられたメッセンジャーを通じて業務活動マップを選択することができるインターフェースを提供するようにする過程の一実施形態を示す図である。
図7図1の業務客体基盤の業務活動処理装置がユーザ端末に設けられたメッセンジャーを通じて個人別業務活動を提供するようにする過程の一実施形態を示す図である。
図8図1の業務客体基盤の業務活動処理装置がユーザ端末に設けられたメッセンジャーを通じて業務活動インターフェースを提供するようにする過程の一実施形態を示す図である。
図9図1の業務客体基盤の業務活動処理装置がユーザ端末に設けられたメッセンジャーを通じて業務活動と関連したチャットルームを提供するようにする過程の一実施形態を示す図である。
図10図1の業務客体基盤の業務活動処理装置がユーザ端末に設けられたメッセンジャーを通じて今日のリマインダーリストを提供するようにする過程の一実施形態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
本発明に関する説明は構造的または機能的説明のための実施形態に過ぎないので、本発明の権利範囲は本文に説明された実施形態によって制限的に解析されてはならない。即ち、実施形態は多様な変更が可能であり、多様な形態を有することができるので、本発明の権利範囲は技術的思想を実現することができる均等物を含むものとして理解されるべきである。また、本発明で提示された目的または効果は、特定の実施形態がこれを全部含まなければならないとか、そのような効果のみを含まなければならないという意味ではないので、本発明の権利範囲はこれによって制限されるものとして理解されてはならない。
【0024】
一方、本出願で叙述される用語の意味は、次のように理解されるべきである。
【0025】
“第1”、“第2”などの用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別するためのものであって、これら用語により権利範囲が限定されてはならない。例えば、第1構成要素は第2構成要素として命名されることができ、同様に第2構成要素も第1構成要素として命名できる。
【0026】
ある構成要素が他の構成要素に“連結されて”いると言及された時には、該他の構成要素に直接的に連結されることもあるが、中間に他の構成要素が存在することもあると理解されるべきである。一方、ある構成要素が他の構成要素に“直接連結されて”いると言及された時には、中間に他の構成要素が存在しないことと理解されるべきである。一方、構成要素の間の関係を説明する他の表現、即ち“~間に”と“直ぐ~間に”または“~に隣り合う”と“~に直接隣り合う”なども同様に解析されるべきである。
【0027】
単数の表現は文脈上、明白に異なる意味を有しない限り、複数の表現を含むと理解されるべきであり、“含む”または“有する”などの用語は実施された特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部分品、またはこれらを組み合わせたものが存在することを指定しようとするものであり、一つまたはその以上の他の特徴や数字、ステップ、動作、構成要素、部分品、またはこれらを組み合わせたものの存在または付加可能性を予め排除しないことと理解されるべきである。
【0028】
各ステップにおいて、識別符号(例えば、a、b、cなど)は説明の便宜のために使われるものであって、識別符号は各ステップの順序を説明するものでなく、各ステップは文脈上、明白に特定順序を記載しない以上、明記した順序と異なるように起こることがある。即ち、各ステップは明記した順序と同一に起こることもあり、実質的に同時に遂行されることもあり、反対の順に遂行されることもある。
【0029】
本発明はコンピュータにより読取できる記録媒体にコンピュータにより読取できるコードとして具現されることができ、コンピュータにより読取できる記録媒体はコンピュータシステムにより読取できるデータが格納される全ての種類の記録装置を含む。コンピュータにより読取できる記録媒体の例には、ROM、RAM、CD-ROM、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ格納装置などがある。
【0030】
ここに使われる全ての用語は異なるように定義されない限り、本発明が属する分野で通常の知識を有する者により一般的に理解されることと同一な意味を有する。一般的に使われる予め定義されている用語は、関連技術の文脈上の意味と一致するものとして解析されなければならず、本出願で明白に定義しない限り、理想的であるか、または過度に形式的な意味を有するものとして解析できない。
【0031】
図1は、本発明の一実施形態に従う業務活動処理システムを説明する図である。
【0032】
図1を参照すると、業務活動処理システム100は、業務客体基盤の業務活動処理装置110及びユーザ端末120を含み、これらはネットワークを介して連結できる。
【0033】
業務客体基盤の業務活動処理装置110は、ユーザ端末120と連結できるコンピューティング装置に該当する。一実施形態で、業務客体基盤の業務活動処理装置110は、業務活動マップ320を通じて業務活動を効率よく処理することができる。
【0034】
ユーザ端末120は業務客体基盤の業務活動処理装置110と連結されたコンピューティング装置に該当し、例えば、デスクトップ、ノートブック、タブレットPC、またはスマートフォンで具現できる。一実施形態で、第1ユーザ端末120aはモバイル端末に該当することができ、業務客体基盤の業務活動処理装置110とセルラー通信またはワイファイ通信を通じて連結できる。他の一実施形態で、第2ユーザ端末120bはデスクトップに該当することができ、業務客体基盤の業務活動処理装置110とインターネットを通じて連結できる。
【0035】
図2は、図1の業務客体基盤の業務活動処理装置を示すブロック図である。
【0036】
図2を参照すると、業務客体基盤の業務活動処理装置110は、メモリ部210、業務活動マップ処理部220、業務客体処理部230、及び制御部240を含むことができ、これらは相互連結できる。
【0037】
メモリ部210は、業務客体基盤の業務活動処理装置110の動作全般で使われるデータを格納することができ、ユーザメモリ領域211、業務活動マップメモリ領域212、チャットルームメモリ領域213、及び業務客体メモリ領域214を含むことができる。このようなメモリ領域211~214は不揮発性メモリで具現されることができ、ハイパーリンクを介して連結されるように具現できる。このような内容は図3を参照して説明する。
【0038】
図3は、図2のメモリ部210の資料構造を示す図である。
【0039】
ユーザメモリ領域211は、ユーザ情報310と関連する。一実施形態で、ユーザ情報310はユーザ名(対話名)、メッセンジャーID、パスワード、及びユーザと関連した業務活動マップ情報のうち、少なくとも一つを含むことができる。
【0040】
業務活動マップメモリ領域212は、少なくとも一つの構成員と関連する業務活動マップ320と関連する。例えば、業務活動マップメモリ領域212には、ユーザ(User)User1、User2、及びUser3が構成員として関連する業務活動マップ(Work Activity Map)Map#1 320aが格納できる。一実施形態で、業務活動マップ320の各々はユーザ情報310にある各ユーザ毎に固有に割り当てられることができ、該当固有に割り当てられたユーザを含む少なくとも一つの構成員と関連できる。例えば、業務活動マップMap#1 320aはユーザUser1に固有に割り当てられて、User1、User2、及びUser3を含む構成員と関連する。ここで、業務活動マップ320は、業務活動マップ名、構成員として関連した少なくとも一つのユーザ、関連したチャットルーム情報、及び該当構成員別業務評価ポイント情報のうち、少なくとも一つを含むことができる。例えば、ユーザ別に関連した友人リストと業務評価ポイント情報は、業務活動マップ320単位で業務活動マップメモリ領域212に格納され管理できる。業務活動マップメモリ領域212は、ユーザ情報310を通じて接近できる。
【0041】
業務活動マップメモリ領域212は、少なくとも一つの業務活動330を含む業務活動マップ320と関連する。例えば、業務活動マップMap#1 320aは、ユーザUser1、User2、及びUser3が構成員として関連し、業務活動(Work Activity)WA#1、WA#2、…、WA#Mを含むことができる。ここで、業務活動330は業務の活動に関する業務日誌であって、作成者、作成日付、業務活動内容、遂行日付、及び添付ファイルのうちの少なくとも一つを含み、例えば、業務活動内容無しで写真のようなマルチメディア添付ファイルのみを含むこともできる。一実施形態で、業務活動330はユーザ要請によって特定チャットルーム340と関連できる。
【0042】
一実施形態で、業務活動マップメモリ領域212は業務活動マップ320の他にも、該当業務活動マップ320と関連した少なくとも一つの構成員のうちの少なくとも一部と関連するサブ-業務活動マップ325とさらに関連できる。より具体的に、業務活動マップ320は各ユーザ毎に単一に割り当てられて、該当ユーザを含む少なくとも一つの構成員と関連するが、サブ-業務活動マップ325は該当ユーザに追加で割り当てられることができ、該当業務活動マップ320と関連した全ての構成員のうちの少なくとも一部(全体、または一部)と関連する。例えば、業務活動マップMap#1 320aはユーザUser1に固有に割り当てられて、User1、User2、及びUser3を含む構成員と関連するが、サブ-業務活動マップSubMap#1-a 325aはUser1の要請によってUser1に追加で割り当てられることができ、業務活動マップMap#1 320aと関連した全ての構成員User1、User2、及びUser3のうち、少なくとも一部に該当するUser1及びUser3と関連する。一実施形態で、サブ-業務活動マップ325の各々は少なくとも一つの業務活動330を含むことができ、ユーザ要請によって特定チャットルーム340と関連することができ、サブ-業務活動マップ名、固有に割り当てられたユーザ、構成員として関連したユーザ、関連したチャットルーム情報、及び該当構成員別業務評価ポイント情報のうち、少なくとも一つを含むことができる。
【0043】
チャットルームメモリ領域213は、チャットルーム340と関連する。ここで、チャットルーム340は業務活動マップ320と関連し、メッセージスレッドを通じて具現される。メッセージスレッドは、業務活動マップ320またはサブ-業務活動マップ325単位で関連した構成員の間に転送されるメッセージをグループ化したものであって、一実施形態で、インターネットメッセンジャーのチャットルームで具現できる。一実施形態で、チャットルーム340はユーザの要請によって特定業務活動330に関連して少なくとも一つ以上生成されることができ、該当業務活動マップ320またはサブ-業務活動マップ325と関連した構成員のうち、少なくとも一部が参加者として関連できる。チャットルームメモリ領域213は業務活動マップ320を通じて接近されることができ、業務活動330を通じて接近されることもできる。
【0044】
業務客体メモリ領域214は、チャットルーム340と関連した業務客体350と関連する。一実施形態で、業務客体350は特定チャットルーム340を通じて受信された場合には該当チャットルーム340と関連し、業務活動330を通じて受信された場合には該当業務客体350に含まれた業務処理者と業務生成者との間に新しく生成される特定チャットルーム340と関連されることができ、この場合に該当チャットルーム340は該当業務活動330と関連できる。ここで、業務客体350は業務生成者、業務処理者、業務参照者、及び業務内容のうち、少なくとも一つを含むことができる。例えば、業務生成者は業務客体350を通じて業務処理者に業務を指示、お願い、または評価することができ、業務処理者は業務客体350を通じて業務遂行応答及び業務完了応答に関するインタラクションを送信することができ、業務参照者は該当業務客体350が受信されたチャットルームに参加中の構成員、または業務生成者や業務処理者により業務参照者に指定された構成員として該当業務客体350の業務進行状況を共に受信することができる。業務客体メモリ領域214は、チャットルーム340を通じて接近できる。
【0045】
業務活動マップ処理部220は、第1構成員から業務活動330が受信されれば業務活動330に業務活動マップ320内の通信のためのチャットルーム340の生成有無を決定して、そうであれば、メッセージスレッドを関連させて業務活動マップ320を更新する。より具体的に、業務活動マップ処理部220は業務活動マップ320を通じて第1構成員から業務活動330を受信することができ、ここで、第1構成員は該当業務活動マップ320と関連した少なくとも一つの構成員のうちの一つに該当する。一実施形態で、業務活動マップ処理部220はユーザ端末120に設けられたメッセンジャーで業務活動マップ320を視覚化した業務活動マップインターフェース500の業務活動生成ボタン530を通じてユーザから新たな業務活動330を受信することができる。
【0046】
一実施形態で、業務活動マップ処理部220は業務活動330が受信されれば該当業務活動マップ320と関連した構成員から該当業務活動330を通じてチャットルーム生成要請が受信された場合には関連したチャットルーム340を生成することに決定して該当業務活動330にメッセージスレッドを関連させて業務活動マップ320を更新することができ、別途のチャットルーム生成要請が受信されない場合には関連したチャットルーム340を生成しないことに決定して、受信された業務活動330に別途のメッセージスレッドを関連させず、受信された業務活動330に基づいて業務活動マップ320を更新することができる。例えば、業務活動マップ処理部220はユーザ端末120に設けられたメッセンジャーで業務活動インターフェース800の第2チャットルーム生成ボタン814を通じて関連した構成員のうちに一つからチャットルーム生成要請が受信されれば、該当業務活動330と関連したチャットルーム340を生成することに決定することができる。
【0047】
業務活動マップ処理部220は、ユーザ端末120に該当ユーザ端末120と関連したユーザ情報310、業務活動330を含む業務活動マップ320、チャットルーム340、及び業務客体350のうち、少なくとも一つに関する情報を提供してユーザ端末120に設けられたメッセンジャーを通じてユーザ端末120が業務活動マップ320をディスプレイするようにすることができ、一実施形態で、業務活動マップ320を視覚化した業務活動マップインターフェース500を提供するようにすることができる(図5参照)。一実施形態で、業務活動マップ処理部220はユーザ端末120から業務活動マップ320に関する接近が要請されれば、該当ユーザ端末120と関連したユーザ情報310を通じて業務活動マップメモリ領域212に接近して該当ユーザ情報310に割り当てられた業務活動マップ320に関する情報を読出してユーザ端末120に提供することができ、ユーザ端末120に設けられたメッセンジャーを通じてユーザ端末120が業務活動マップ320をディスプレイするようにすることができる。
【0048】
業務活動マップ処理部220は、業務活動マップ320に含まれた少なくとも一つの業務活動330に関して最近に更新された順に整列して業務活動マップ320の特定部分に表示するようにすることができる。より具体的に、業務活動マップ処理部220はユーザ端末120に関連した業務活動330を含む業務活動マップ320に関する情報を提供してユーザ端末120が業務活動マップ320をディスプレイする過程で業務活動マップ320に含まれた業務活動330に関する情報のうち、少なくとも一部をさらに視覚化するようにすることができ、作成日付(業務活動330の受信日付)や更新日付(業務活動330に関する更新日付)を含む業務活動330をユーザ端末120に提供してユーザ端末120が業務活動マップ320に関してディスプレイする過程で業務活動330が最近に更新された順に整列されるようにすることができる(図5の業務活動リスト540参照)。
【0049】
一実施形態で、業務活動マップ処理部220は業務活動マップ320に含まれた少なくとも一つの業務活動330に関して重要度を先に考慮した後、最近に更新された順に整列して業務活動マップ320の特定部分に表示するようにすることができる。例えば、業務活動マップ処理部220は、メッセンジャーのお気に入りボタン813を通じて重要度の高い活動に設定された業務活動330に関してはユーザ端末120が業務活動マップ320に関してディスプレイする過程で優先順位を与えて最上部に整列し、その他の業務活動330に関しては最近に更新された順に整列するようにすることができる。
【0050】
業務活動マップ処理部220は、業務活動マップ320に含まれた少なくとも一つの業務活動330と関連した少なくとも一つのチャットルーム340が生成されれば、少なくとも一つのチャットルーム340に関して最近に更新された順に整列して業務活動マップ320の他の特定部分に表示するようにすることができる。例えば、業務活動マップ処理部220は、ユーザ端末120が業務活動マップインターフェース500の一部に業務活動330に関して最近に更新された順に整列して表示するようにし、他の一部にチャットルーム340に関して最近に更新された順に整列して表示するようにすることができる(図5のチャットルームリスト550参照)。
【0051】
業務活動マップ処理部220は、業務活動マップ320を通じて該当業務活動マップ320と関連した少なくとも一つの構成員のうち、少なくとも一部と関連したサブ-業務活動マップ325の生成が要請されれば、該当サブ-業務活動マップ325を生成して該当少なくとも一つの構成員のうち、少なくとも一部と関連させて業務活動マップメモリ領域212に格納することができる。一実施形態で、業務活動マップ処理部220は特定業務活動マップ320が固有に割り当てられた特定ユーザから該当業務活動マップ320と関連した構成員のうちの少なくとも一部と関連したサブ-業務活動マップ325の生成要請を受信することができ、これによって該当特定ユーザにサブ-業務活動マップ325をさらに割り当てて該当サブ-業務活動マップ325を該当構成員のうち、少なくとも一部と関連させることができる。例えば、業務活動マップ処理部220は、業務活動マップMap#1 320aを通じて該当業務活動マップMap#1 320aが固有に割り当てられたユーザUser1から該当業務活動マップMap#1 320aと関連した全体構成員User1、User2、及びUser3のうち、User1とUser3が関連したサブ-業務活動マップ325a SubMap#1-a 325aの生成要請を受信することができ、該当ユーザUser1に該当サブ-業務活動マップ325aを追加で割り当ててUser1とUser3を関連させることができる。これによって、ユーザUser1とUser3は構成員の全体が参加する業務活動マップMap#1 320aの他にも、構成員のうちのユーザUser1とUser3のみ参加するサブ-業務活動マップSubMap#1-a 325aをさらに利用できるようになる。
【0052】
一実施形態で、業務活動マップ処理部220はサブ-業務活動マップ325の生成要請に関する権限を該当業務活動マップ320が固有に割り当てられた特定ユーザ及び該当特定ユーザの要請によって管理者の権限が与えられた少なくとも一つの構成員のうち、少なくとも一つに与えることができる。
【0053】
一実施形態で、業務活動マップ処理部220は第1ユーザから特定業務活動マップ320またはサブ-業務活動マップ325に第2ユーザを参加させるための招待要請が受信されれば、第2ユーザの承認に基づいて第2ユーザを該当業務活動マップ320またはサブ-業務活動マップ325に関連させることができる。ここで、第1ユーザと第2ユーザはユーザ情報310にいるユーザのうちの一つであって、第1ユーザは該当業務活動マップ320が固有に割り当てられた特定ユーザに該当し、第2ユーザは該当業務活動マップ320と関連していない他の特定ユーザに該当する。業務活動マップ処理部220は招待要請に関する権限を第1ユーザ及び第1ユーザの要請によって管理者の権限が与えられた少なくとも一つの構成員のうちの少なくとも一つに与えることができ、一実施形態で、招待要請に関する権限がない構成員から招待要請が受信されれば、該当招待要請を該当招待要請に関する権限を有するユーザに転送して承認される場合のみに第2ユーザを該当業務活動マップ320またはサブ-業務活動マップ325に関連させることができる。
【0054】
上記の実施形態で、業務活動マップ処理部220はユーザ端末120に設けられたメッセンジャーの友人招待ボタン570を通じて招待要請を受信することができる。このような内容は、図5に対する詳細な説明でより詳細に叙述する。
【0055】
業務活動マップ処理部220は、業務活動マップ320を通じて該当業務活動マップ320と関連した構成員の各々に固有に割り当てられた業務活動マップ320の各々に進入できる業務活動マップリンクを提供することができる。例えば、業務活動マップ処理部220はユーザUser1と関連したユーザ端末120を通じてUser1に固有に割り当てられた業務活動マップMap#1 320aをディスプレイする過程で、ユーザ端末120に該当業務活動マップMap#1 320aと関連したUser2とUser3に各々固有に割り当てられた業務活動マップMap#2とMap#3に進入できる業務活動マップリンクを提供してユーザ端末120が業務活動マップMap#1 320aをディスプレイする業務活動マップインターフェース500の一部に該当業務活動マップリンクまた視覚化するようにすることができ、ユーザ端末120から該当業務活動マップリンクのうち、業務活動マップMap#2に対する進入要請が受信されれば、ユーザ端末120に該当業務活動マップMap#2情報を提供して業務活動マップMap#2をディスプレイするようにすることができる。この際、業務活動マップ処理部220はもしUser1が業務活動マップMap#2に構成員として関連していない場合には該当ユーザ端末120が業務活動マップMap#2に進入すること許容せず、該当業務活動マップMap#2情報も提供しない。
【0056】
業務客体処理部230は、第2構成員から前記受信された業務活動(第1構成員から受信された業務活動)340を通じて業務客体350を受信した後、メッセージスレッドを更新するか、または第2構成員からチャットルームの参加を通じて業務客体350を受信した後、メッセージスレッドを更新する。ここで、第2構成員は該当業務活動マップ320と関連した構成員のうちの一つであって、第1構成員と同一な構成員であることも、異なる構成員であることもありうる。ここで、業務客体350は業務を要請する業務生成者、業務を遂行する業務処理者、及び業務内容を含み、業務締切日、ポイント提供有無、及び業務内容と関連した諸般事項のうち、少なくとも一つをさらに含むこともできる。
【0057】
より具体的に、業務客体処理部230は第1構成員により既に受信された業務活動330を通じて第2構成員から業務客体350を受信することができ、受信された業務客体350に含まれた業務処理者と業務生成者が参加中であり、既に生成された少なくとも一つのチャットルーム340のうちから一つを選択するか否か、または該当業務処理者と業務生成者のみ参加する特定チャットルーム340を新しく生成するか否かをユーザの選択によって決定することができ、選択されたチャットルーム340と関連した既存のメッセージスレッドまたは新規チャットルーム340と関連して生成された新規メッセージスレッドに該当業務客体350を業務メッセージとして追加して該当メッセージスレッドを更新することができる。
【0058】
業務客体処理部230は、第2構成員から業務活動マップ320と関連したチャットルーム340を通じて業務客体350を受信することができ、受信された業務客体350を業務メッセージとして該当チャットルームと関連したメッセージスレッドに追加してメッセージスレッドを更新した後、業務活動マップ320を更新することができる。
【0059】
業務客体処理部230は、業務生成者と業務処理者との間に共通に使われるメッセンジャーで表現されるメッセージスレッドを生成することができ、一実施形態で、メッセージスレッドはユーザ端末120を通じて具現されるメッセンジャーで業務メッセージと対話メッセージ対で表現できる。より具体的に、業務客体処理部230は業務客体350と関連して業務生成者による業務進行の要請、業務確認応答、及び業務処理者による業務関連応答に関して相互インタラクションできる業務メッセージで表現することができ、業務進行と関連した対話を作成して対話メッセージで表現することができる。また、業務客体処理部230は業務客体350の現在業務進行状態が変更される度に該当業務客体350を該当関連したメッセージスレッドに業務メッセージとして追加して該当チャットルームの参加者に知らせることができる。
【0060】
一実施形態で、業務活動マップ処理部220は第2構成員が前記受信された業務活動(第1構成員から受信された業務活動)340を通じてチャットルーム340に進入するか、または業務活動マップ320に提供されたチャットルーム340に関するリンクを通じてチャットルーム340に進入するようにすることができる。より具体的に、業務活動マップ処理部220はユーザ端末120に関連したチャットルーム340に進入できるリンクを含む業務活動330を提供して第2構成員が該当業務活動330にあるリンクを通じてチャットルーム340に進入するようにすることができ、または、ユーザ端末120が業務活動マップ320をディスプレイする業務活動マップインターフェース500の一部に該当業務活動マップ320と関連したチャットルーム340に関して表示し、該当チャットルーム340に直ちに進入できるリンクを提供して該当リンクを通じてチャットルーム340に進入するようにすることができる(図5参照)。
【0061】
一実施形態で、業務活動マップ処理部220は、業務活動マップ320と関連した構成員から該当構成員と関連したサブ-業務活動マップ325に関する併合要請が受信されれば、該当業務活動マップ320が固有に割り当てられた特定ユーザの承認に基づいて該当サブ-業務活動マップ325を該当業務活動マップ320に併合させることができる。例えば、業務活動マップ処理部220は、ユーザUser1に固有に割り当てられて、User1、User2、及びUser3が構成員として関連した業務活動マップMap#1 320aと関連して、ユーザUser3から該当User3と関連したサブ-業務活動マップSubMap#1-a 325aに関する併合要請が受信されれば、ユーザUser1の承認に基づいて該当サブ-業務活動マップSubMap#1-a 325aを該当業務活動マップMap#1 320aに併合させることができ、該当サブ-業務活動マップSubMap#1-a 325aに包含または関連した業務活動330、チャットルーム340、及び業務客体350が全て業務活動マップMap#1 320aに包含または関連するように処理することができる。
【0062】
業務客体処理部230は、業務客体350のうち、リマインド条件を満たすリマインド業務客体集合を生成して業務活動マップ320の更に他の特定部分に表示するようにすることができる。より具体的に、業務客体処理部230は業務活動マップ320と関連した少なくとも一つの業務客体350のうち、業務進行状態及び締切期限に基づいてリマインドの要否を確認してリマインド条件を満たす業務客体350に関するリマインド業務客体集合を生成することができ、リマインド業務客体集合を該当ユーザ端末120に提供してユーザ端末120が業務活動マップ320をディスプレイする業務活動マップインターフェース500の更に他の一部に業務活動マップ320単位で関連したリマインド業務客体集合を視覚化するようにすることができる(図5の今日のリマインダーリスト560参照)。
【0063】
一実施形態で、業務客体処理部230は業務客体350の業務進行状態が‘新しい’、‘する中’、または‘済み’状態に該当すれば、リマインドが必要であると判断し、‘確認’状態に該当すれば、リマインドが必要でないと判断するようにリマインド条件を決定することができる。例えば、業務客体処理部230は業務客体350の業務進行状態が‘新しい’、‘する中’、または‘済み’状態に該当すれば、リマインドが必要であると判断し、‘確認’状態に該当すれば、リマインドが必要でないと判断することができる。
【0064】
一実施形態で、業務客体処理部230は業務客体350の業務進行状態に従う締切期限までの差の日数が特定条件を満たすか否かを確認してリマインドが緊急に必要か否かを判断することができ、そうであれば、該当関連した受信者にリマインドする過程で視覚的に強調された表示を提供するか、またはリマインドの遂行頻度を増加させることができる。例えば、業務客体処理部230は業務客体350の業務進行状態が‘新しい’状態に該当すれば該当締切期限の2日前から、‘する中’状態に該当すれば該当締切期限の1日前から、‘済み’状態に該当すれば該当締切期限の1日後からリマインドが緊急に必要であると判断することができる。
【0065】
業務客体処理部230は、リマインド業務客体集合にあるリマインド業務客体に関するリマインド内容とリマインド回数を含むリマインドメッセージを生成して該当リマインド業務客体と関連した業務処理者、業務生成者、及び業務参照者のうち、少なくとも一つに転送することができる。ここで、業務参照者は該当リマインド業務客体と関連したチャットルーム340の参加有無によって決定される。ここで、リマインド内容は、関連した業務生成者、業務処理者及び業務内容、業務進行状態及び締切期限のうち、少なくとも一つに関する要約情報を含むことができ、リマインド回数は何番目のリマインドに該当するかを示す。業務客体処理部230は、リマインド業務客体別にリマインド遂行回数を累積カウントしてリマインド回数に関して演算処理することができる。
【0066】
より具体的に、業務客体処理部230は生成されたリマインドメッセージを該当リマインド業務客体と関連した業務処理者に転送することができ、該当業務客体350と関連したチャットルーム340の参加者にも生成されたリマインドメッセージを転送することができる。例えば、生成されたリマインドメッセージと関連したチャットルーム340の参加者は該当業務客体350と関連した業務処理者と業務生成者を含み、少なくとも一つの業務参照者をさらに含むことができる。業務客体処理部230は、関連したチャットルームに参加中の構成員にリマインドメッセージを共に転送して構成員の間に業務進行状況が共有されるようにして業務効率を向上させることができる。
【0067】
一実施形態で、業務客体処理部230はリマインドメッセージを関連したチャットルームのメッセージスレッドに業務メッセージとして追加する方式により提供するか、該当受信者と関連したユーザ端末120に設けられたメッセンジャーのポップアップ機能を通じてポップアップメッセージの形態に提供するか、または業務活動マップインターフェース500の今日のリマインダーリスト560を通じてリマインド業務客体に関する業務概要及び業務客体接近リンクを含むリストを提供する方式によりリマインドメッセージを転送してリマインドを遂行することができる。
【0068】
業務客体処理部230は、業務客体350の業務進行状態別に該当業務客体350と関連した業務処理者の応答度を算出することができる。ここで、応答度は業務処理者が何番目のリマインドメッセージにインタラクションして業務客体350の業務進行状態を変更させたかを示す。一実施形態で、業務客体処理部230は業務客体350と関連したリマインド回数に基づいて業務進行状態別に業務処理者の応答度を算出することができる。例えば、業務客体処理部230は業務進行状態が‘新しい’状態に該当する特定業務客体350と関連して、リマインドメッセージを転送する前に業務処理者により該当業務客体350の業務進行状態が‘する中’状態に変更されれば、‘新しい’状態に対する業務処理者の応答度を0に算出し、1番目のリマインドメッセージに対して業務処理者がインタラクションして該当業務進行状態が変更されれば、応答度を1として算出することができる。
【0069】
一実施形態で、業務客体処理部230は業務客体350と関連したリマインド回数に基づいて業務進行状態別に算出された業務処理者の応答度に基づいて該当業務処理者の平均応答度を算出することができる。例えば、該当業務処理者が関連した全ての業務客体350に関してリマインドメッセージに総98回のインタラクションを行って関連した業務進行状態を変更し、全ての業務客体350に関して業務進行状態別に算出された全ての応答度を平均した値が2.3の場合、平均応答度を2.3@98として示すことができる。
【0070】
一実施形態で、業務客体処理部230は平均応答度を個人別に算出することができ、チーム別に算出することもできる。業務客体処理部230は算出された応答度及び平均応答度をユーザ端末120に提供することができ、これによってユーザはどの構成員がどの構成員に如何なる応答度を有するのか、どのチームがどのチームに如何なる応答度を有するのかを容易に確認することができるので、業務管理の効率性を増進させることができ、迅速なインタラクションが誘導できるので、チームワークを向上させることができる。
【0071】
業務客体処理部230は、第3構成員から前記受信された業務活動340またはチャットルーム340を通じて前記受信された業務客体350に関するインタラクションを受信して該当業務客体350を更新することができる。ここで、第3構成員は該当業務活動マップ320と関連した構成員のうちの一つであって、第1構成員または第2構成員と異なる構成員であることも、同一な構成員であることもある。より具体的に、業務客体処理部230は既に受信された業務活動330を通じて関連したチャットルーム340に進入して該当チャットルーム340を通じて関連した業務客体350に関するインタラクションを受信することができ、業務活動マップ320を通じて関連したチャットルーム340に進入して該当チャットルーム340を通じてインタラクションを受信することもでき、受信したインタラクションに基づいて該当業務客体350の業務進行状態を更新することができる。一実施形態で、業務客体処理部230はユーザ端末120に設けられたメッセンジャーで業務客体350に関して転送されたリマインドメッセージを通じて受信者のインタラクションを受信して、これによって該当業務客体350の業務進行状態を更新することができ、例えば、業務活動マップインターフェース500の今日のリマインダーリスト560にある業務客体350に関する業務進行状態変更ボタン(図示せず)を通じて第3構成員からインタラクションを受信することができる。
【0072】
ここで、業務進行状態は業務客体350に関する処理ステップ別進行状態を要約して示し、一実施形態で、‘新しい’、‘する中’、‘済み’、及び‘確認’を含むことができる。‘新しい’状態は、新しく生成された業務客体350に関するものであって、業務処理者のインタラクションを受信していないか、未だ業務処理者が指定されていない業務客体350を示す。‘する中’状態は、業務処理者から該当業務客体350に対するインタラクションを受信した状態で、業務処理者が該当業務客体350を処理中の状況を示す。‘済み’状態は、業務処理者が該当業務客体350を完了した状態で、業務生成者から業務完了に対するインタラクションを待つ状態を示す。‘確認’状態は、業務生成者が業務処理者の完了した業務客体350を確認した状態を示す。例えば、業務客体処理部230は業務進行状態が‘新しい’状態に該当する業務客体350に関して業務処理者に該当する構成員からインタラクションを受信すれば、該当業務進行状態を次の進行状態である‘する中’状態に更新することができる。
【0073】
一実施形態で、ユーザ端末120はメッセンジャー上で業務関連応答または業務確認応答の作成を支援する‘する中’ボタン、‘済み’ボタン、及び‘確認’ボタンを含むことができ、業務客体処理部230はメッセンジャー上で‘する中’ボタン、‘済み’ボタン、または‘確認’ボタンを通じて業務生成者または業務処理者間の業務インタラクションを受信することができる。より具体的に、業務客体処理部230はユーザ端末120の‘する中’ボタンを通じて業務処理者による業務遂行応答を受信することができ、‘済み’ボタンを通じて業務処理者による業務完了応答を受信することができ、‘確認’ボタンを通じて業務生成者による業務確認応答を受信することができる。ここで、業務遂行応答は業務処理者が要請を受けた業務を処理中であることを意味し、業務完了応答は業務処理者が要請を受けた業務を完了したことを意味し、業務確認応答は業務生成者が業務処理者が完了した業務を検討及び評価したことを意味する。
【0074】
制御部240は業務客体基盤の業務活動処理装置110の動作の全般を制御することができ、メモリ部210、業務活動マップ処理部220、及び業務客体処理部230の間のデータ流れを制御することができる。一実施形態で、制御部240は業務客体基盤の業務活動処理装置110のCPU(Central Processing Unit)で具現できる。制御部250は、新しいユーザ情報310、業務活動マップ320、業務活動330、チャットルーム340、及び業務客体350が生成、修正、削除、及び更新されれば、これらを各々を対応するユーザメモリ領域211、業務活動マップメモリ領域212、チャットルームメモリ領域213、及び業務客体メモリ領域214に格納、削除、更新、及び管理することができ、必要の場合、該当メモリ領域211~214から該当情報を読出して業務活動マップ処理部220及び業務客体処理部230のうち、少なくとも一つに伝達することができる。
【0075】
図4は、図1の業務客体基盤の業務活動処理装置が業務活動を処理する過程を示す図である。
【0076】
業務活動マップ処理部220は、第1構成員から業務活動330が受信されれば(ステップS410)、業務活動330に業務活動マップ320内の通信のためのチャットルーム340の生成有無を決定して(ステップS420)、そうであればメッセージスレッドを関連させて業務活動マップ320を更新する(ステップS430)。
【0077】
業務客体処理部230は、第2構成員から前記受信された業務活動(第1構成員から受信された業務活動)340を通じて業務客体350を受信した後(ステップS440)、メッセージスレッドを更新するか(ステップS460)、または第2構成員からチャットルームの参加を通じて業務客体350を受信した後(ステップS450)、メッセージスレッドを更新する(ステップS460)。業務客体処理部230は、業務活動340を通じて業務客体350が受信されれば、受信された業務客体350に含まれた業務処理者と業務生成者が参加中である既存チャットルーム340のうちの一つを選択するか否か、または該当業務処理者と業務生成者のみ参加する特定チャットルーム340を新しく生成するか否かをユーザの選択によって決定して、選択されたチャットルーム340と関連した既存のメッセージスレッドまたは新規チャットルーム340と関連して生成された新しいメッセージスレッドに該当業務客体350を業務メッセージとして追加して該当メッセージスレッドを更新することができる。
【0078】
一実施形態で、業務客体基盤の業務活動処理装置110は、業務活動マップ320を通じて業務客体350基盤の業務活動330を管理して企業または組織で構成員により遂行される業務プロジェクトを効率よく管理することができる。
【0079】
図5は、図1の業務客体基盤の業務活動処理装置がユーザ端末に設けられたメッセンジャーを通じて業務活動マップを視覚化した業務活動マップインターフェースを提供するようにする過程の一実施形態を示す図である。
【0080】
図5を参照すると、業務客体基盤の業務活動処理装置110は、ユーザ端末120に関連したユーザ情報310、業務活動マップ320、業務活動330、チャットルーム340、及び業務客体350を提供してユーザ端末120のメッセンジャーを通じて業務活動マップ320を視覚化した業務活動マップインターフェース500を提供するようにすることができる。
【0081】
業務活動マップインターフェース500は、マップ選択ボタン510、業務活動フィルタリングボタン520、業務活動生成ボタン530、業務活動リスト540、チャットルームリスト550、今日のリマインダーリスト560、応答度分析ボタン565、友人招待ボタン570、業務活動マップ脱退ボタン580、業務客体フィルタリングボタン590、及び第1チャットルーム生成ボタン595を含むことができる。
【0082】
業務客体基盤の業務活動処理装置110は、マップ選択ボタン510を通じてユーザからユーザ端末120と関連した業務活動マップ320及びサブ-業務活動マップ325のうちから選択された一つに対する進入要請を受信することができる。一実施形態で、マップ選択ボタン510は[業務活動マップ名@業務グループ名]と表示されることができ、ここで、業務グループは該当業務活動マップ320と関連した少なくとも一つの構成員を含むグループを示す。例えば、[クリーンアンドサイエンス]の業務グループに含まれた構成員と関連した[経営支援室]の業務活動マップ320の場合、図5のように、[経営支援室@クリーンアンドサイエンス]と表示できる。例えば、ユーザはマップ選択ボタン510を選択して、図6のように、グループ/マップ選択メニュー610を通じて選択された特定業務活動マップ320、またはサブ-業務活動マップ325に進入することができる。ここで、選択可能な業務活動マップ320及びサブ-業務活動マップ325に関するリストはユーザ端末120と関連したユーザに固有に割り当てられた業務活動マップ320と追加的に割り当てできるサブ-業務活動マップ325を含み、該当ユーザが構成員として関連した業務活動マップ320及びサブ-業務活動マップ325を含むことができる。
【0083】
業務客体基盤の業務活動処理装置110は、もしユーザにより現在の業務活動マップ320と異なる業務活動マップ320、またはサブ-業務活動マップ325が選択されれば、ユーザ端末120に選択された業務活動マップ320、業務活動330、チャットルーム340、及び業務客体350を提供して該当選択された業務活動マップ320に関して業務活動マップインターフェース500を更新して提供するようにすることができる。
【0084】
業務客体基盤の業務活動処理装置110は、業務活動330に関するフィルタリングと関連した業務活動フィルタリングボタン520を通じてユーザから業務活動330に関するフィルタリング要請を受信することができ、これによって現在選択された業務活動マップ320と関連した全ての業務活動330のうち、少なくとも一部に関してユーザ要請によってフィルタリングして業務活動概要及び進入リンクを含むフィルタリングされた業務活動リストを提供することができる。例えば、ユーザは業務活動フィルタリングボタン520を押すと、‘全ての業務活動、チャットがある業務活動、お願いがある業務活動、確認前お願いがある業務活動’などに範囲を狭めながら該当フィルタリングされた業務活動330に関してのみ選択的に確認することができ、図7のように、個人別業務活動710を通じて該当ユーザが作成者として登録された業務活動330のみフィルタリングして別途に確認することもできる。
【0085】
業務客体基盤の業務活動処理装置110は、業務活動生成ボタン530を通じてユーザから新たな業務活動330を受信することができる。業務客体基盤の業務活動処理装置110は、業務活動マップインターフェース500を介して該当業務活動マップ320と関連した構成員全てに新たな業務活動330を生成できる権限を与えることができる。
【0086】
業務客体基盤の業務活動処理装置110は、業務活動リスト540を通じて現在の業務活動マップ320に含まれた業務活動330に関する業務活動概要及び該当業務活動進入リンクを含むリストを提供することができる。一実施形態で、業務活動リスト540を通じて表示された業務活動330は最近に更新された順に整列されることができ、ユーザは業務活動リスト540にある特定業務活動330を選択して該当業務活動330に関して修正、削除、及び更新できる業務活動インターフェース800に進入することができる。例えば、業務客体基盤の業務活動処理装置110は、ユーザから業務活動リスト540または業務活動フィルタリングボタン520を通じて特定業務活動330に関する接近が要請されれば、図8にように、ユーザ端末120が業務活動インターフェース800を提供するようにすることができる。図8を参照すると、業務活動インターフェース800は業務活動330に関して視覚化された作成者、作成日付、業務活動内容820、遂行日付、及び添付ファイルのうちの少なくとも一つを含み、該当業務活動330と関連したチャットルーム340に進入できるチャットルーム進入リンク811、関連した業務客体350に接近できる業務客体接近リンク812、該当業務活動330を重要度の高い活動に設定できるお気に入りボタン813、関連したチャットルームの新規生成を要請する第2チャットルーム生成ボタン814、及び関連した業務客体350の新規生成を要請する業務客体生成ボタン815を含む業務活動関連付加メニュー810を含むことができる。
【0087】
業務客体基盤の業務活動処理装置110は、チャットルームリスト550を通じて現在の業務活動マップ320に含まれた業務活動330と関連したチャットルームの最近メッセージ及び該当チャットルーム進入リンクを含むリストを提供することができる。一実施形態で、チャットルームリスト550を通じて表示されたチャットルーム340は最近に更新された順に整列されることができ、ユーザはチャットルームリスト550にある特定チャットルームを選択して該当チャットルームに直ちに進入することができる。例えば、業務客体基盤の業務活動処理装置110はユーザからチャットルームリスト550または特定業務活動330に関する業務活動インターフェース800のチャットルーム進入リンク811を通じて該当チャットルームに関する進入が要請されれば、図9のように、ユーザ端末120が関連したメッセージスレッドで具現されたチャットルームを提供するようにすることができ、該当チャットルームの上端に関連した業務活動330に関する基本情報を含む関連業務活動タイトル910が含まれるようにすることができる。ユーザはチャットボタン920を通じて該当業務活動マップ320と関連した少なくとも一つの他のユーザとメッセンジャーを通じての対話を遂行することができ、業務客体作りボタン930を通じて自身または他のユーザが遂行する業務客体350を生成することができる。例えば、業務生成者は業務客体作りボタン930を通じて業務客体330を生成して、該当チャットルームに参加中の構成員または該当業務活動マップ320と関連した構成員に対して直接業務を指示することができる。業務生成者は、業務の指示を受けた特定ユーザが該当業務客体350を完了すれば、該当業務客体350を評価して業務評価ポイントを提供することができる。
【0088】
業務客体基盤の業務活動処理装置110は、今日のリマインダーリスト560を通じて現在選択された業務活動マップ320と関連した業務客体350のうち、リマインド条件を満たすリマインド業務客体に関する業務概要及び業務客体接近リンクを含むリストを提供することができる。一実施形態で、業務客体基盤の業務活動処理装置110は、リマインド業務客体に関するリマインド内容とリマインド回数を含むリマインドメッセージを生成して今日のリマインダーリスト560を通じて提供することができ、該当リマインド業務客体と関連した受信者から今日のリマインダーリスト560を通じて該当リマインドメッセージに関するインタラクションを受信して業務客体350の業務進行状態を更新することができる。
【0089】
一実施形態で、業務客体基盤の業務活動処理装置110は応答度分析ボタン565応答度分析要請を受信することができ、今日のリマインダーリスト560にあるリマインド業務客体または該当業務活動マップ320と関連した全ての業務客体350に関する応答度及び平均応答度を算出してユーザ端末120に提供することができる。業務客体基盤の業務活動処理装置110は、ユーザ端末120が算出された応答度を今日のリマインダーリスト560を通じて視覚化するようにするか、または別途のポップアップウィンドウを通じて視覚化してユーザがどの構成員がどの構成員に如何なる応答度を有するのか、どのチームがどのチームに如何なる応答度を有するのかを確認するように支援することができる。
【0090】
業務客体基盤の業務活動処理装置110は、友人招待ボタン570を通じてユーザから他の特定ユーザを現在選択された業務活動マップ320に招待する招待要請を受信することができ、招待されたユーザを現在選択された業務活動マップ320に構成員として関連させて該当招待されたユーザが現在選択された業務活動マップ320に進入できるように支援することができる。例えば、ユーザは図10のように、友人招待ボタン570を選択して現在選択された業務活動マップ320に特定友人を招待できる友人招待インターフェース1000に進入することができ、友人関係の特定ユーザを選択するか、名前またはIDなどに対する検索を通じて特定ユーザを選択して、特定友人を現在選択された業務活動マップ320に招待することができる。
【0091】
業務客体基盤の業務活動処理装置110は、業務活動マップ脱退ボタン580を通じてユーザから現在選択された業務活動マップ320に対する脱退要請を受信することができ、これによって該当ユーザを現在選択された業務活動マップ320にこれ以上関連させず、該当業務活動マップ320から排除させることができる。業務客体基盤の業務活動処理装置110は、もしユーザが現在選択された業務活動マップ320またはサブ-業務活動マップ325の管理者に該当すれば、ユーザ端末120が業務活動マップ脱退ボタン580の代りに業務活動マップグループ管理ボタン(図示せず)を提供するようにすることができ、該当業務活動マップグループ管理ボタンを通じて該当業務活動マップ320またはサブ-業務活動マップ325と関連した構成員に関する招待及び脱退要請を受信して関連した構成員を管理することができる。一実施形態で、管理者は該当業務活動マップ320が固有に割り当てられた特定ユーザまたは該当特定ユーザの要請によって管理者権限が与えられた少なくとも一つの構成員に該当する。業務客体基盤の業務活動処理装置110は、業務客体350に関するフィルタリングと関連した業務客体フィルタリングボタン590を通じてユーザから業務客体350に関するフィルタリング要請を受信することができ、これによって現在選択された業務活動マップ320と関連した全ての業務客体350のうち、少なくとも一部に関してユーザ要請によってフィルタリングして関連したチャットルーム進入リンクを含むフィルタリングされた業務客体リストを提供することができる。例えば、ユーザは業務客体フィルタリングボタン590を押すと、‘全てのお願い、私がしたお願い、私が受けたお願い、参照したお願い’があるチャットルーム340に範囲を狭めながら該当フィルタリングされたチャットルームリストのみを選択的に確認することができる。
【0092】
業務客体基盤の業務活動処理装置110は、第1チャットルーム生成ボタン595を通じて関連した構成員から該当業務活動マップ320と関連したチャットルーム340の生成要請を受信することができ、該当業務活動マップ320と関連するが、該当業務活動マップ320に含まれる特定業務活動330と関連しないチャットルーム340を生成して参加者として要請を受けた構成員を関連させることができる。
【0093】
前記では本発明の好ましい実施形態を参照して説明したが、該当技術分野の熟練した通常の技術者は以下の特許請求範囲に記載された本発明の思想及び領域から逸脱しない範囲内で本発明を多様に修正及び変更させることができることを理解することができる。
【符号の説明】
【0094】
100 業務活動処理システム
110 業務客体基盤の業務活動処理装置
120 ユーザ端末
210 メモリ部
211 ユーザメモリ領域
212 業務活動マップメモリ領域
213 チャットルームメモリ領域
214 業務客体メモリ領域
220 業務活動マップ処理部
230 業務客体処理部
240 制御部
310 ユーザ情報
320 業務活動マップ
330 業務活動
340 チャットルーム
350 業務客体

図1
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