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▶ 福田 真之の特許一覧

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  • 特許-ペースト状食品塗布具 図1
  • 特許-ペースト状食品塗布具 図2
  • 特許-ペースト状食品塗布具 図3
  • 特許-ペースト状食品塗布具 図4
  • 特許-ペースト状食品塗布具 図5
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-01-04
(45)【発行日】2022-01-20
(54)【発明の名称】ペースト状食品塗布具
(51)【国際特許分類】
   A47G 21/00 20060101AFI20220113BHJP
【FI】
A47G21/00 E
【請求項の数】 1
(21)【出願番号】P 2019128959
(22)【出願日】2019-07-11
(65)【公開番号】P2021013487
(43)【公開日】2021-02-12
【審査請求日】2019-10-08
(73)【特許権者】
【識別番号】519253188
【氏名又は名称】福田 真之
(74)【代理人】
【識別番号】100105131
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 満
(72)【発明者】
【氏名】福田 真之
【審査官】関口 知寿
(56)【参考文献】
【文献】実開昭49-096281(JP,U)
【文献】韓国公開実用新案第20-2017-0001914(KR,U)
【文献】特開平11-187980(JP,A)
【文献】登録実用新案第3122319(JP,U)
【文献】特開2013-039331(JP,A)
【文献】特開2003-125952(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47G 21/00
A47J 43/28
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転軸の周りで回転可能なローラーと、
前記ローラーの表面に形成された複数の突起を有し、パンにバターを塗布するためのバター塗布具であって、
前記ローラーの表面がアルミニウム、前記突起がシリコンで形成されており、
前記ローラーは、アルミニウムの前記表面の内側に樹脂製の内層を有する、バター塗布具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、食パンなどのパン、ホットケーキ、パンケーキ、ピザ生地などの食材にペースト状食品を塗布するための器具に関する。ペースト状食品は、バターやジャムやマーガリン等である。
【背景技術】
【0002】
バター等の塗布には、特許文献1,2のようなへら形状のバター塗布具が使用されている。へら形状のバター塗布具は、バターを塗布するのが容易でない。例えば、バターを均一に塗布するのが難しく、及び/又は、十分な量のバターを塗布するのが難しい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2018-33898号公報
【文献】実用新案登録第3198315号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、ペースト状食品を容易に塗布できるペースト状食品塗布具を提供する。例えば、ペースト状食品を容易に均一に塗布することができ、及び/又は、十分な量のペースト状食品を容易に塗布することができるペースト状食品塗布具を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願には、軸芯の周りで回転可能なローラーと、前記ローラーの表面に形成された複数の突起を有するペースト状食品塗布具が開示される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】本発明のバター塗布具を示す。
図2】ローラーの部分の断面図を示す。
図3】他の形態のローラーの部分の断面図を示す。突起13は図示省略した。
図4】他の実施形態のバター塗布具を示す。
図5】他の実施形態のバター塗布具を示す。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明のペースト状食品塗布具の一例として、食パン等へのバター塗布に使用できるバター塗布具10を説明する。
【0008】
バター塗布具10は、回転軸11の周り円筒形状のローラー12と、ローラー12の表面に形成された複数の突起13を有する。バター塗布具10は、さらに、柄14と、柄14と回転軸11を連結する連結部15を有する。柄14及び連結部15は、アルミ、ステンレス又はプラスチック等で形成できる。
【0009】
ローラー12は、アルミで形成するとよい。図3のように、ローラー12の表面だけをアルミとし、内周側は樹脂等他の素材で形成してもよい。突起13は、シリコン(例えば、硬質シリコン)で形成するとよい。突起13は、図1のように、回転軸11と同方向に延びる蒲鉾形状にするとよい。
【0010】
図4,5に示すように、突起13は、イボイボ状(半球状)や針状にすることができ、柄14の先端は、バターナイフのような形状(例えば、へら形状)にして、ペースト状、バター状、半固形状のものをすくうことができるようにするとよい。
【0011】
バターの上でローラー12を転がすと、十分な量のバターがローラー12の上に均一に付着する。食パンの上でローラー12を転がすことで、バターを均一に塗布できる。
【符号の説明】
【0012】
10 バター塗布具
11 回転軸
12 ローラー
13 突起
14 柄
15 連結部
図1
図2
図3
図4
図5