(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-01-04
(45)【発行日】2022-01-20
(54)【発明の名称】移動通信端末機及び画像コンテンツ管理方法
(51)【国際特許分類】
G06F 3/0482 20130101AFI20220113BHJP
【FI】
G06F3/0482
(21)【出願番号】P 2020083932
(22)【出願日】2020-05-12
【審査請求日】2020-05-12
(31)【優先権主張番号】10-2019-0055392
(32)【優先日】2019-05-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】313011434
【氏名又は名称】エヌエイチエヌ コーポレーション
【住所又は居所原語表記】(Sampyeong-dong),16,Daewangpangyo-ro 645 beon-gil,Bundang-gu,Seongnam-si,Gyeonggi-do Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】110000408
【氏名又は名称】特許業務法人高橋・林アンドパートナーズ
(72)【発明者】
【氏名】キム,ジ ヘ
(72)【発明者】
【氏名】キム,ドン ウ
(72)【発明者】
【氏名】イ,ハン ナ
(72)【発明者】
【氏名】チェ,ヨン ソン
【審査官】田川 泰宏
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-224310(JP,A)
【文献】特開2012-178167(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2004/0125150(US,A1)
【文献】韓国公開特許第10-2005-0047488(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/0482
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
移動通信端末に内蔵された画像コンテンツビューアー制御部によって実行される画像コンテンツ管理方法であって、
撮影時間に基づいて画像コンテンツのサムネイルを羅列した第1画像コンテンツビューアーインターフェースを生成して表示し、
前記第1画像コンテンツビューアーインターフェース上で入力されるインターフェース変換タッチジェスチャーを受信し、
前記インタ-フェース変換タッチジェスチャーに応答して、前記第1画像コンテンツビューアーインターフェースを、前記複数の画像コンテンツが分類期間に応じて分類されて提供される期間別画像コンテンツビューアーインターフェースに変換すること、
を含
み、
前記インターフェース変換タッチジェスチャーは、ユーザが前記第1画像コンテンツビューアーインターフェース上の任意の二つの点をタッチした状態で、前記タッチされた二つの点の間隔であるタッチ間隔を変化させるジェスチャーであり、
前記画像コンテンツビューアー制御部は、前記インターフェース変換タッチジェスチャーの入力完了までインターフェースの変換を停止し、入力完了時のタッチ間隔に基づいて前記分類期間を決定することを特徴とする画像コンテンツ管理方法。
【請求項2】
前記期間別画像コンテンツビューアーインターフェースは、前記分類期間の長さが異なる複数の期間で区分されて提供されることを特徴とする請求項
1に記載の画像コンテンツ管理方法。
【請求項3】
画像コンテンツビューアー制御部は、前記タッチ間隔が増加すると前記分類期間の期間の長さを増加させ、前記タッチ間隔が減少すると前記分類期間の期間の長さを減少させることを特徴とする請求項
2に記載の画像コンテンツ管理方法。
【請求項4】
期間別画像コンテンツビューアーインターフェースに変換することは、
前記インターフェース変換タッチジェスチャーのタッチ間隔の変化を検出し、
検出された前記タッチ間隔の変化に基づいて前記分類期間を決定し、
前記複数の画像コンテンツのメタデータに含まれた画像コンテンツの取得時間に基づいて、前記複数の画像コンテンツを決定された前記分類期間に応じて分類し、
前記分類期間に応じて分類された画像コンテンツを表示した前記期間別画像コンテンツビューアーインターフェースを生成すること、を含むことを特徴とする請求項
3に記載の画像コンテンツ管理方法。
【請求項5】
前記期間別画像コンテンツビューアーインターフェースに変換することは、
前記インターフェース変換タッチジェスチャーの入力回数を検出し、
検出された前記入力回数に基づいて前記分類期間を決定し、
前記複数の画像コンテンツのメタデータに含まれた取得画像コンテンツの取得時間に基づいて、前記複数の画像コンテンツを決定された前記分類期間に応じて分類し、
前記分類期間に応じて分類された画像コンテンツを表示した前記期間別画像コンテンツビューアーインターフェースを生成すること、を含む請求項
3に記載の画像コンテンツ管理方法。
【請求項6】
前記分類期間は、日間、週間、月間を含み、
前記期間別画像コンテンツビューアーインターフェースは、前記分類期間に基づいて、
日間画像コンテンツビューアーインターフェース、週間画像コンテンツビューアーインターフェース及び月間画像コンテンツビューアーインターフェースを含むことを特徴とする請求項
4または請求項
5に記載の画像コンテンツ管理方法。
【請求項7】
前記週間画像コンテンツビューアーインターフェース及び月間画像コンテンツビューアーインターフェースは、カレンダー表示部及び画像コンテンツ表示部を含むことを特徴とする請求項
6に記載の画像コンテンツ管理方法。
【請求項8】
前記期間別画像コンテンツビューアーインターフェースは、前記分類期間ごとに前記複数の画像コンテンツのうち1つ以上の画像コンテンツのサムネイルを提供し、
前記期間別画像コンテンツビューアーインターフェースにおいて提供される画像コンテンツのサムネイルの表示形態は、前記分類期間ごとに異なることを特徴とする請求項1に記載の画像コンテンツ管理方法。
【請求項9】
画像コンテンツ撮像部と、
前記画像コンテンツ撮像部から取得された画像コンテンツを保存する画像コンテンツ保存部と、
タッチパネルを含み、前記タッチパネルからユーザ入力を受信し、画像コンテンツを表示するディスプレイ部と、
前記画像コンテンツの取得時間に基づいて、前記画像コンテンツのサムネイルを羅列した第1画像コンテンツビューアーインターフェースを生成して表示し、前記第1画像コンテンツビューアーインターフェース上で入力されるインターフェース変換タッチジェスチャーを受信し、前記インターフェース変換タッチジェスチャーに応答して、前記第1画像コンテンツビューアーインターフェースを、前記複数の画像コンテンツが分類期間に応じて分類されて提供される期間別画像コンテンツビューアーインターフェースに変換する画像コンテンツビューアー制御部と、
を含
み、
前記インターフェース変換タッチジェスチャーは、ユーザが前記第1画像コンテンツビューアーインターフェース上の任意の二つの点をタッチした状態で、前記タッチされた二つの点の間隔であるタッチ間隔を変化させるジェスチャーであり、
前記画像コンテンツビューアー制御部は、前記インターフェース変換タッチジェスチャーの入力の完了までインターフェースの変換を停止し、入力完了時のタッチ間隔に基づいて前記分類期間を決定することを特徴とする移動通信端末機。
【請求項10】
前記期間別画像コンテンツビューアーインターフェースは、前記分類期間の長さが異なる複数の期間で区分されて提供されることを特徴する請求項
9に記載の移動通信端末機。
【請求項11】
画像コンテンツビューアー制御部は、前記タッチ間隔が増加すると前記分類期間の期間の長さを増加させ、前記タッチ間隔が減少すると前記分類期間の期間の長さを減少させることを特徴とする請求項
10に記載の移動通信端末機。
【請求項12】
画像コンテンツビューアー制御部は、前記インターフェース変換タッチジェスチャーのタッチ間隔の変化を検出し、検出された前記タッチ間隔の変化に基づいて前記分類期間を決定し、前記複数の画像コンテンツのメタデータに含まれた取得時間に基づいて、前記複数の画像コンテンツを決定された前記分類期間に応じて分類し、前記分類期間に応じて分類された画像コンテンツを表示した前記期間別画像コンテンツビューアーインターフェースを生成することを特徴とする請求項
11に記載の移動通信端末機。
【請求項13】
画像コンテンツビューアー制御部は、前記インターフェース変換タッチジェスチャーの入力回数を検出し、検出された前記入力回数に基づいて前記分類期間を決定し、前記複数の画像コンテンツのメタデータに含まれた取得画像コンテンツの取得時間に基づいて、前記複数の画像コンテンツを決定された前記分類期間に応じて分類し、前記分類期間に応じ
て分類された画像コンテンツを表示した前記期間別画像コンテンツビューアーインターフェースを生成することを特徴とする請求項
11に記載の移動通信端末機。
【請求項14】
前記分類期間は、日間、週間及び月間を含み、
前記期間別画像コンテンツビューアーインターフェースは、前記分類期間に基づいて、日間画像コンテンツビューアーインターフェース、週間画像コンテンツビューアーインターフェース及び月間画像コンテンツビューアーインターフェースを含むことを特徴とする請求項
12または請求項
13に記載の移動通信端末機。
【請求項15】
前記週間画像コンテンツビューアーインターフェース及び月間画像コンテンツビューアーインターフェースは、カレンダー表示部及び画像コンテンツ表示部を含むことを特徴とする請求項
14に記載の移動通信端末機。
【請求項16】
前記画像コンテンツビューアー制御部は、前記期間別画像コンテンツビューアーインターフェースにおいて、前記分類期間ごとに前記複数の画像コンテンツのうち1つ以上の画像コンテンツのサムネイルを提供し、
前記期間別画像コンテンツビューアーインターフェースにおいて提供される画像コンテンツのサムネイルの表示形態は、前記分類期間ごとに異なることを特徴とする請求項9に記載の移動通信端末機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像コンテンツ検索ユーザインターフェースを提供する移動通信端末機及びそれを用いた画像コンテンツ管理方法に関わり、より詳細には、画像コンテンツのメタデータを用いて画像コンテンツを分類し、ユーザ入力によって分類された画像コンテンツを階層化して画像コンテンツビューアーインターフェースを生成して提供する移動通信端末機及びそれを用いたコンテンツ管理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
最近普及しているスマートフォンなどの移動通信端末機は移動電話交換網を通じた音声通話及び文字メッセージを送受信以外にも多様な機能をサポートしている。
【0003】
特に、スマートフォンなどの移動通信端末機には高解像度画像コンテンツを撮影することのできる撮像素子が内蔵されていることが一般的である。移動通信端末機のユーザは、このような内蔵撮像素子を用いて写真や動画を撮影し、撮影された写真及び動画を保存して必要なときに閲覧したり、SNSなどのプラットホームを用いて他人と共有することができる。また、移動通信端末機に内蔵されたイメージキャプチャアプリケーションを用いて端末機に表示された画像コンテンツをキャプチャしたり、他人やサーバから送られた画像コンテンツをダウンロードして保存することもできる。
【0004】
以下では、移動通信端末機によって撮影されるか、キャプチャされるか、または他人やサーバから送られた画像コンテンツを保存することを画像コンテンツの「取得」という。
【0005】
移動通信端末機の携帯性及びSNSなどメディア共有プラットホームの拡散に起因して取得される画像コンテンツの量はますます増加している。しかし、移動通信端末機に内蔵された従来の画像コンテンツビューアーは画像コンテンツの取得時間に基づいて単純に羅列して提供しているだけであり、画像コンテンツを研削する時に不便な点がある。特に、ユーザが見たい画像コンテンツが遠い過去に取得された場合、ユーザはかなりの時間をかけて該当画像コンテンツを検索するしかできない不便さがあった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従って、本発明はこのような問題点を解決するためのもので、画像コンテンツのメタデータに含まれた画像コンテンツの取得時間を用いて、画像コンテンツを期間別に分類して表示する期間別画像コンテンツビューアーインターフェースを生成することにより、画像コンテンツを容易に管理することができるユーザインターフェースを提供する移動通信端末機及びそれを用いた画像コンテンツ管理方法を提供することをその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態による移動通信端末機は、画像コンテンツ撮像部、前記画像コンテンツ撮像部から撮影された画像コンテンツを保存する画像コンテンツ保存部、タッチパネルを含み、タッチパネルからユーザの入力を受信し、画像コンテンツを表示するディスプレイ部、及び撮影時間に基づいて画像コンテンツのサムネイルを羅列した第1画像コンテンツビューアーインターフェースを生成して表示し、前記第1画像コンテンツビューアーインターフェース上で入力されるインターフェース変換タッチジェスチャーを受信し、前記インターフェース変換タッチジェスチャーに応答して、前記第1画像コンテンツビューアーインターフェースを、前記複数の画像コンテンツが分類期間に基づいて分類されて提供される期間別画像コンテンツビューアーインターフェースに変換する画像コンテンツビューアー制御部を含む。
【0008】
前記インターフェース変換タッチジェスチャーは、ユーザが前記第1画像コンテンツビューアーインターフェース上の任意の二つの点をタッチした状態で、前記タッチされた二つの点の間隔(以下、タッチ間隔とする)を変化させるジェスチャーであってもよい。
【0009】
画像コンテンツビューアー制御部は、前記タッチ間隔が増加すると、前記分類期間の長さを増加させ、前記タッチ間隔が減少すると前記分類期間の長さを減少させるように構成されてもよい。
【0010】
前記画像コンテンツビューアー制御部は、前記インターフェース変換タッチジェスチャーのタッチ間隔の変化を検出し、検出された前記タッチ間隔の変化に基づいて前記分類期間を決定し、前記複数の画像コンテンツのメタデータに含まれた撮影時間に基づいて、前記複数の画像コンテンツを決定された前記分類期間に応じて分類し、前記分類期間に応じて分類された画像コンテンツを表示した前記期間別画像コンテンツビューアーインターフェースを生成するように構成されてもよい。
【0011】
さらに他の実施形態によると、画像コンテンツビューアー制御部は、前記インターフェース変換タッチジェスチャーの入力回数を検出し、検出された入力回数に基づいて前記分類期間を決定し、前記複数の画像コンテンツメタデータに含まれた取得画像コンテンツの取得時間に基づいて、前記複数の画像コンテンツを決定された前記分類期間に応じて分類し、前記分類期間に応じて分類された画像コンテンツを表示した前記期間別画像コンテンツビューアーインターフェースを生成するように構成してもよい。
【0012】
前記分類期間は、日間、週間、月間を含み、前記期間別画像コンテンツビューアーインターフェースは、前記分類期間に応じて、日間画像コンテンツビューアーインターフェース、週間画像コンテンツビューアーインターフェース及び月間画像コンテンツビューアーインターフェースを含んでもよい。
【0013】
前記週間画像コンテンツビューアーインターフェース及び月間画像コンテンツビューアーインターフェースは、カレンダー表示部及び画像コンテンツ表示部を含んでもよい。
【0014】
本発明の移動通信端末に内蔵された画像コンテンツビューアー制御部によって実行される画像コンテンツ管理方法は、撮影時間に基づいて画像コンテンツのサムネイルを羅列した第1画像コンテンツビューアーインターフェースを生成して表示すること、前記第1画像コンテンツビューアーインターフェース上で入力されるインターフェース変換タッチジェスチャーを受信すること、及び前記インターフェース変換タッチジェスチャーに応答して、前記第1画像コンテンツビューアーインターフェースを、前記複数の画像コンテンツが分類期間に応じて分類されて提供される期間別画像コンテンツビューアーインターフェースに変換転換すること、を含む。
【0015】
前記インターフェース変換タッチジェスチャーは、ユーザが前記第1画像コンテンツビューアーインターフェース上の任意の二つの点をタッチした状態で、前記タッチされた二つの点の間隔(以下、タッチ間隔とする)を変化させるジェスチャーであってもよい。
【0016】
この場合、期間別画像コンテンツビューアーインターフェースに変換することは、前記インターフェース変換タッチジェスチャーのタッチ間隔の変化を検出すること、検出された前記タッチ間隔の変化に基づいて前記分類期間を決定すること、前記複数の画像コンテンツのメタデータに含まれた撮影時間に基づいて、前記複数の画像コンテンツを決定された前記分類期間に応じて分類すること、及び前記分類期間に応じて分類された画像コンテンツを表示した前記期間別画像コンテンツビューアーインターフェースを生成すること段階を含んでもよい。
【0017】
さらに他の実施形態によると、画像コンテンツビューアー制御部は、期間別画像コンテンツビューアーインターフェースに変換することは、前記インターフェース変換タッチジェスチャーの入力回数を検出すること、検出された入力回数に基づいて前記分類期間を決定すること、前記複数の画像コンテンツのメタデータに含まれた取得画像コンテンツの取得時間に基づいて、前記複数の画像コンテンツを決定された前記分類期間に応じて分類すること、及び前記分類期間に応じて分類された画像コンテンツを表示した前記期間別画像コンテンツビューアーインターフェースを生成することを含んでもよい。
【発明の効果】
【0018】
本発明の上記構成によって、画像コンテンツのメタデータに含まれた画像コンテンツの取得時間を用いて画像コンテンツを期間別に分類して表示する期間別画像コンテンツビューアーインターフェースを生成して提供することにより、画像コンテンツを期間別に迅速且つ容易に確認して管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図1】本発明の一実施形態に係る移動通信端末機の構成を概念的に示すブロック図である。
【
図2】インターフェース変換タッチジェスチャーの入力に基づいて第1画像コンテンツビューアーインターフェースを期間別画像コンテンツビューアーインターフェースに変換する例を示す図面である。
【
図3】日間画像コンテンツビューアーの一例を示すスクリーンショットである。
【
図4】週間画像コンテンツビューアーの構成例を示すスクリーンショットである。
【
図5】週間画像コンテンツビューアーの構成例を示すスクリーンショットである。
【
図6】月間画像コンテンツビューアーの構成例を示すスクリーンショットである。
【
図7】月間画像コンテンツビューアーの構成例を示すスクリーンショットである。
【
図8】期間別画像コンテンツビューアーインターフェースが相互変換される一例を示す図面である。
【
図9】期間別画像コンテンツビューアーインターフェースが相互変換される一例を示す図面である。
【
図10】本発明の一実施形態に係る画像コンテンツビューアーインターフェースの提供方法の処理過程を示すフローチャートである。
【
図11】期間別画像コンテンツビューアーインターフェースを、受信されたインターフェース変換タッチジェスチャーに基づいて提供する処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本発明は多様な変更を加えることができ、多様な形態を有することできる。ここでは、特定の実施形態を図面に例示し、本文に詳細に説明する。
【0021】
しかし、これは本発明を特定の開示形態に限定するものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれる全ての変更、均等物又は代替物を含むものとして理解されるべきである。第1、第2などの用語は多用な構成要素を説明するのに使用されるが、前記構成要素は前記用語によって限定解釈されてはならない。前記用語は、一つの構成要素を他の構成要素から区別するためにのみ使用される。例えば、本発明の権利範囲を逸脱することなく第1構成要素を第2構成要素と称することができ、同様に第2構成要素を第1構成要素と称することができる。
【0022】
本出願において使用した用語は、単に特定の実施形態を説明するために使用されたもので、本発明を限定しようとする意図はない。単数の表現は文脈上明白に示さない限り、複数の表現を含む。本出願において、「含む」または「有する」などの用語は、明細書に記載された特徴、数字、ステップ、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものが存在することを意味し、一つまたはそれ以上の他の特徴や数字、ステップ、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものの存在または付加可能性を予め排除しないものとして理解されるべきである。
【0023】
以下、添付の図面を参照して本発明の一実施形態を詳細に説明する。
【0024】
図1は、本発明の一実施形態に係る移動通信端末機の構成を概念的に示すブロック図である。
【0025】
図1を参照すると、移動通信端末機10は、撮像部110、画像コンテンツ保存部120、画像コンテンツビューアー制御部130、ディスプレイ部140を含む。
【0026】
移動通信端末機は、移動通信網を用いて音声通話及びデータ通信が可能である端末機として、スマートフォン及びダブレットなどを含む。
【0027】
ディスプレイ部140は、移動通信端末機にインストールされたアプリケーションから提供される各種サービス、例えば、金融取引、動画鑑賞、ウェブ検索などの結果を表示する。
【0028】
ディスプレイ部140は、ユーザのタッチ入力を受信するタッチパネルを含む。
【0029】
撮像部110は、レンズなどの光学素子とCCDなどの撮像素子とを含み、外部の景色を撮影して画像コンテンツを生成する機能を実行する。撮像部110は、カメラーモジュールの形態で移動通信端末に取り付けられるが、最近のスマートフォンの場合は、ディスプレイ取付け面に設けられたインカメラとディスプレイ取付け面の背面に設けられたアウトカメラを含んでいることが一般的である。
【0030】
画像コンテンツ保存部120は、撮像部110で撮像された画像コンテンツ、例えば、写真や動画像を保存する。画像コンテンツ保存部120は、移動通信端末機10に内蔵されたメモリの一部として構成されてもよい。画像コンテンツ保存部120には、撮像部110によって撮影された画像コンテンツ以外にもキャプチャされたり、ダウンロードされた画像コンテンツが保存できることは前述したとおりである。
【0031】
本明細書において、画像コンテンツの「取得」というのは画像コンテンツの撮影、キャプチャ、ダウンロードなど、画像コンテンツを画像コンテンツ保存部120に保存する全ての動作を総称するものとして使用する。
【0032】
画像コンテンツビューアー制御部130は、画像コンテンツ保存部120に保存された画像コンテンツをディスプレイ部140を介してユーザ使に提供する画像コンテンツビューアーを制御するように構成される。具体的には、画像コンテンツビューアー制御部130は、撮影時間に基づいて画像コンテンツサムネイルを羅列した第1画像コンテンツビューアーインターフェースを生成して表示し、第1画像コンテンツビューアーインターフェース上で入力されるインターフェース変換タッチジェスチャーを受信し、インターフェース変換タッチジェスチャーに応答して、該第1画像コンテンツビューアーインターフェースを、複数の画像コンテンツが分類期間に基づいて分類されて提供される期間別画像コンテンツビューアーインターフェースに変換する動作を実行する。
【0033】
この際、インターフェース変換タッチジェスチャーは、ユーザが第1画像コンテンツビューアーインターフェース上の任意の二点をタッチした状態で、タッチされた二つの点の間隔を増加させるか減少させるジェスチャーであってもよい。一方、期間別画像コンテンツビューアーインターフェースは分類期間の長さが異なる複数の期間で区分されて提供されてもよい。
【0034】
例えば、期間別画像コンテンツビューアーインターフェースは日間、週間、月間など長さが互いに異なる分類期間別に異なるように提供されてもよい。
【0035】
期間別画像コンテンツビューアーインターフェースが分類期間別に異なるように提供される場合、画像コンテンツビューアー制御部130は、受信したインターフェース変換タッチジェスチャーに基づいて分類期間を決定し、決定された分類期間に対応する期間別画像コンテンツビューアーインターフェースを生成して表示するように構成されてもよい。
【0036】
以下、
図2~
図7を参照して、画像コンテンツビューアー制御部130の動作を具体的に説明する。
【0037】
図2は、インターフェース変換タッチジェスチャーの入力に基づいて、第1画像コンテンツビューアーインターフェースを期間別画像コンテンツビューアーインターフェースに変換する例を示す図面である。
【0038】
第1画像コンテンツビューアーインターフェースは、従来の画像コンテンツビューアーのように画像コンテンツ保存部120に保存された複数の画像コンテンツを、画像コンテンツ撮影時間に基づいて昇順または降順に並べて表示したユーザインターフェースである。第1画像コンテンツビューアーインターフェースの画像コンテンツ表示方式は、ユーザの選択に応じて変更されてもよい。
【0039】
ユーザは、本発明が提供する期間別画像コンテンツビューアーへの変換のために、第1画像コンテンツビューアーインターフェース上にインターフェース変換使用者タッチジェスチャーを入力する。インターフェース変換タッチジェスチャーは、例えば、
図2に示されたように使用者が第1画像コンテンツビューアーインターフェース上の任意の二点をタッチした状態でディスプレイをタッチしている二つの点の間隔を増加させることであってもよい。
【0040】
インターフェース変換タッチジェスチャーは多様な形態で変形されてもよい。
【0041】
例えば、期間別画像コンテンツビューアーインターフェースには、分類期間を増やすボタン(期間拡大ボタン)と分類期間を減少させるボタン(期間縮小ボタン)が共に提供されてもよい。この際、ユーザが期間拡大ボタンをタッチすると現在表示された期間別画像コンテンツビューアーインターフェースからさらに長い期間に分類された期間別画像コンテンツビューアーインターフェースに変換される。例えば、週間画像コンテンツビューアーインターフェースが表示された状態で、ユーザが期間拡大ボタンをタッチすると、画像コンテンツビューアー制御部130は、より長い分類期間である月間画像コンテンツビューアーインターフェースに変換することができる。逆に、週間画像コンテンツビューアーインターフェースが表示された状態で、ユーザが期間縮小ボタンをタッチすると、画像コンテンツビューアー制御部130は、より短い分類期間である日間画像コンテンツビューアーインターフェースに変換することができる。このように分類期間を拡大したり、縮小するための別途のインターフェース(ボタン)が提供される場合、ボタンのタッチ回数に基づいて分類期間を決定してもよい。例えば、日間画像コンテンツビューアーインターフェース上に表示された期間拡大ボタンを一回タッチすると、次の分類周期に対応する週間画像コンテンツビューアーインターフェースに変換し、期間拡大ボタンをさらに一回タッチすると次の分類周期に対応する月間画像コンテンツビューアーインターフェースに変換するように構成されてもよい。
【0042】
インターフェース変換タッチジェスチャーは、前述した例に限られず、多様な形態に変形できることは明らかである。
【0043】
ディスプレイ部140のタッチパネルは、インターフェース変換タッチジェスチャーを受信して画像コンテンツビューアー制御部130に送信する。画像コンテンツビューアー制御部130は、インターフェース変換タッチジェスチャーを受信し、それに応答して期間別画像コンテンツビューアーを生成してディスプレイ部140を介して表示する。
【0044】
前述したように、期間別画像コンテンツビューアーインターフェースは日間、週間、月間など長さが互いに異なる分類期間別に異なるように提供されてもよい。
【0045】
期間別画像コンテンツビューアーについては、
図3~
図7を参照して具体的に説明する。
【0046】
図3は日間画像コンテンツビューアーの一例を示すスクリーンショットであり、
図4及び
図5は週間画像コンテンツビューアーの構成例を示すスクリーンショットであり、
図6及び
図7は月間画像コンテンツビューアーの構成例を示すスクリーンショットである。
【0047】
図3を参照すると、日間画像コンテンツビューアー200には複数の日間画像コンテンツ表示部210、220、230が提供される。日間画像コンテンツ表示部210、220にはその日に取得された画像コンテンツまたはそのサムネイルが時間帯別に表示される。即ち、受信されたインターフェース変換タッチジェスチャーが日間画像コンテンツビューアー200への変換を要請するものである場合、画像コンテンツビューアー制御部130は、画像コンテンツ保存部120に保存された画像コンテンツのメタデータに含まれた取得時間の取得日付を基準に画像コンテンツを分類し、同一の取得日付を有する画像コンテンツを集めて表示する日間画像コンテンツ表示部210、220を含む日間画像コンテンツビューアーインターフェース200を生成し、生成された日間画像コンテンツビューアーインターフェース200をディスプレイ部140を介して提供する。ここで、“取得時間”というのは画像コンテンツが取得された時で、年月日時分秒の単位で構成される。
【0048】
図3に示された日間画像コンテンツビューアーインターフェース200は、撮影日付別に区分された日間コンテンツ表示部210、220、230に対応する日付に取得された画像コンテンツまたはそのサムネイルを表示するように構成されているが、異なるような構成にしてもよい。例えば、日間画像コンテンツビューアーインターフェース200は、取得日付別に生成された画像コンテンツフォルダを表示するように構成されてもよい。この場合、ユーザは、日付別画像コンテンツフォルダをタッチして、その日付に取得された画像コンテンツを管理することができる。画像コンテンツの管理は、画像コンテンツの検索、削除、並べ替え、分類、コピー、フォルダ内の表示位置(配置)の変更、他のフォルダへの移動などを含み、期間別画像コンテンツビューアーインターフェースを通じて入力されたユーザコマンドによって実行される。
【0049】
一方、日間画像コンテンツビューアーインターフェースは、ユーザ入力に応じて日付別の移動が可能である。日付別の移動のためのユーザ入力は、左右のスライドタッチ入力であってもよい。例えば、画像コンテンツビューアー制御部130は、ユーザが現在表示された日間画像コンテンツビューアーインターフェースで左側のスライドタッチを入力すると、前の日付の日間画像コンテンツビューアーインターフェースに移動し、右側のスライドタッチを入力すると、次の日付の画像コンテンツビューアーインターフェースに移動するように日間画像コンテンツビューアーインターフェースを制御することができる。それとは異なり、日付別の移動のためのユーザ入力は、上下のスライドタッチ入力であってもよい。例えば、画像コンテンツビューアー制御部130は、ユーザが現在表示された日間画像コンテンツビューアーインターフェースで上側のスライドタッチを入力すると、前の日付けの日間画像コンテンツビューアーインターフェースに移動し、下側のスライドタッチを入力すると、次の日付の日間画像コンテンツビューアーインターフェースに移動するように日間画像コンテンツビューアーインターフェースを制御することができる。上述の日付別の移動のためのユーザ入力は例示に過ぎず、多様に変形できることは明らかである。
【0050】
図4を参照すると、週間画像コンテンツビューアーインターフェース300には、週間カレンダーを表示するカレンダー表示部310、及び画像コンテンツ表示部320が提供されてもよい。カレンダー表示部310に表示されるカレンダーは、週を構成する日付が表示される。カレンダー表示部310の特定の日付をタッチすると、該当日付に取得された画像コンテンツまたはそのサムネイルが画像コンテンツ表示部320に表示される。即ち、受信されたインターフェース変換タッチジェスチャーが週間画像コンテンツビューアーインターフェース300への変換を要請するものである場合、画像コンテンツビューアー制御部130は、画像コンテンツ保存部120に保存された画像コンテンツのメタデータに含まれた取得時間の取得日付を基準に画像コンテンツを分類し、同一の週間に取得された画像コンテンツを集めて表示するカレンダー表示部310と、カレンダー表示部310で選択された日付に取得された画像コンテンツを表示する画像コンテンツ表示部320とを含む週間画像コンテンツビューアーインターフェース300を生成し、生成された週間画像コンテンツビューアーインターフェース300をディスプレイ部140を介して提供する。週間画像コンテンツビューアーインターフェース上で、ユーザが特定の日付を選択すると、画像コンテンツビューアー制御部130は、前述した日間画像コンテンツビューアーと同様に、その日付に取得された画像コンテンツまたはそのサムネイルが時間帯別に表示されるようにすることができる。一方、週間画像コンテンツビューアーインターフェースは、ユーザ入力に応じて週別の移動が可能である。週別の移動のためのユーザ入力は、左右のスライドタッチ入力であってもよい。例えば、画像コンテンツビューアー制御部130は、ユーザが現在表示された週間画像コンテンツビューアーインターフェースで左側のスライドタッチを入力すると、前の週の週間画像コンテンツビューアーインターフェースに移動し、右側のスライドタッチを入力すると、次の週の週間画像コンテンツビューアーインターフェースに移動するように週間画像コンテンツビューアーインターフェースを制御することができる。これとは異なり、週別の移動のためのユーザ入力は、上下のスライドタッチ入力であってもよい。例えば、画像コンテンツビューアー制御部130は、ユーザが現在表示された週間画像コンテンツビューアーインターフェースで上側のスライドタッチを入力すると、前の週の週間画像コンテンツビューアーインターフェースに移動し、下側のスライドタッチを入力すると、次の週の週間画像コンテンツビューアーインターフェースに移動するように週間画像コンテンツビューアーインターフェースを制御することができる。上述の週別の移動のためのユーザ入力は例示に過ぎず、多様に変形できることは明らかである。
【0051】
図5は、
図4とは異なるように構成された週間画像コンテンツビューアーインターフェース300’を示している。
図5の週間画像コンテンツビューアーインターフェース300’は、カレンダー表示部310’、及び複数の画像コンテンツ表示ブロック321’で構成された画像コンテンツ表示部320’を含む。カレンダー表示部310’は、週を構成する日付をハイライトして識別できるように表示される。画像コンテンツ表示部320’は、その週の各日付別に区分された複数の画像コンテンツブロック321’を含み、それぞれの画像コンテンツブロック321’には、その日付に取得された画像コンテンツのサムネイルが表示される。
【0052】
図4及び
図5に示された週間画像コンテンツビューアーインターフェース300、300’は、カレンダー表示部310、310’と、画像コンテンツ表示部320、320’は、その日付に取得された画像コンテンツまたはそのサムネイルを表示するように構成されているが、それとは異なるように構成されてもよい。例えば、週間画像コンテンツビューアーインターフェース300、300’は、週毎に生成された画像コンテンツフォルダを表示するように構成されてもよい。この場合、ユーザは、週別画像コンテンツフォルダをタッチして、その週に取得された画像コンテンツを管理することができる。画像コンテンツの管理は、画像コンテンツの検索、削除、並び替え、分類、コピー、フォルダ内の表示位置(配置)の変更、他のフォルダへの移動などを含み、週間画像コンテンツビューアーインターフェース300、300’を介して入力されたユーザコマンドによって実行されてもよい。
【0053】
図6を参照すると、月間画像コンテンツビューアーインターフェース400には、月間カレンダーを表示するカレンダー表示部410及び画像コンテンツ表示部420が提供されてもよい。カレンダー表示部410に表示されるカレンダーは、その月を構成する日付が表示される。カレンダー表示部410の特定の日付をタッチすると、その日付に取得された画像コンテンツまたはそのサムネイルが画像コンテンツ表示部420に表示される。即ち、受信されたインターフェース変換タッチジェスチャーが月間コンテンツビューアー400への変換を要請するものである場合、画像コンテンツビューアー制御部130は、画像コンテンツ保存部120に保存された画像コンテンツのメタデータに含まれた取得時間の取得日付を基準に画像コンテンツを分類し、同一の月間に取得された画像コンテンツを集めて表示するカレンダー表示部410、及びカレンダー表示部410で選択された日付に取得された画像コンテンツを表示する画像コンテンツ表示部420を含む月間画像コンテンツビューアーインターフェース400を生成し、生成された月間画像コンテンツビューアーインターフェース400をディスプレイ部140を介して提供する。
【0054】
図7は、
図6とは異なるように構成された月間画像コンテンツビューアーインターフェース400’を示している。
図7の月間画像コンテンツビューアーインターフェース400’は、画像コンテンツ表示部を含まず、カレンダー表示部のみ含む。カレンダー表示部410’に表示されるカレンダーには、各日付別に取得された画像コンテンツを代表するサムネイルTN及び各日付別に取得された写真の数を表示する画像コンテンツインデックスINDが表示される。ユーザがカレンダー上の特定の日付をタッチすると、画像コンテンツビューアー制御部130は、その日付に取得された画像コンテンツのみ集めて表示する。月間画像コンテンツビューアーインターフェースでは、ユーザが特定の日付を選択すると、画像コンテンツビューアー制御部130は、前述した日間画像コンテンツビューアーと同様に、その日付に取得された画像コンテンツまたはそのサムネイルが時間帯別に表示されるようにすることができる。一方、月間画像コンテンツビューアーインターフェースは、ユーザ入力に応じて月別の移動が可能である。月別の移動のためのユーザ入力は、左右のスライドタッチ入力であってもよい。例えば、画像コンテンツビューアー制御部130は、ユーザが現在表示された月間画像コンテンツビューアーインターフェースで左側のスライドタッチを入力すると、前の月の月間画像コンテンツビューアーインターフェースに移動し、右側のスライドタッチを入力すると、次の月の月間画像コンテンツビューアーインターフェースに移動するように月間画像コンテンツビューアーインターフェースを制御することができる。これとは異なり、月別の移動のためのユーザ入力は、上下のスライドタッチ入力であってもよい。例えば、画像コンテンツビューアー制御部130は、ユーザが現在表示された月間画像コンテンツビューアーインターフェースで上側のスライドタッチを入力すると、前の月の月間画像コンテンツビューアーインターフェースに移動し、下側のスライドタッチを入力すると、次の月の日間画像コンテンツビューアーインターフェースに移動するように月間画像コンテンツビューアーインターフェースを制御することができる。上述の月別の移動のためのユーザ入力は、例示に過ぎず、多様に変形できることは明らかである。
【0055】
図6及び
図7に示された月間画像コンテンツビューアーインターフェース400、400’は、カレンダー表示部410、410’と画像コンテンツ表示部420は、その日付に取得された画像コンテンツまたはそのサムネイルTNなどを表示するように構成されているが、それとは異なるように構成されてもよい。例えば、月間画像コンテンツビューアーインターフェース400、400’は、月別に区分して生成された画像コンテンツフォルダ、即ち、月別画像コンテンツフォルダを表示するように構成されてもよい。この場合、ユーザは、月別画像コンテンツフォルダをタッチして、その月に取得された画像コンテンツを検索することができる。また、この場合、ユーザは、月別画像コンテンツフォルダをタッチして、その月に取得された画像コンテンツを管理することができる。画像コンテンツの管理は、画像コンテンツの検索、削除、並べ替え、分類、コピー、フォルダ内の表示位置(配置)の変更、他のフォルダへの移動などを含み、期間別画像コンテンツビューアーインターフェースを介して入力されたユーザコマンドによって実行されてもよい。
【0056】
画像コンテンツビューアー制御部130は、インターフェース変換タッチジェスチャーに応じて、段階的に日間画像コンテンツビューアーインターフェース200、週間画像コンテンツビューアーインターフェース300、300’、及び月間画像コンテンツビューアーインターフェース400、400’を提供するように構成されてもよい。
【0057】
具体的には、画像コンテンツビューアー制御部130は、インターフェース変換タッチジェスチャーのタッチ間隔の変化を感知し、月間、週間、月間のうち一つを分類期間に決定し、決定された分類期間に基づいて日間画像コンテンツビューアーインターフェース200、週間画像コンテンツビューアーインターフェース300、及び月間画像コンテンツビューアーインターフェース400のうち一つを提供するように構成されてもよい。
【0058】
インターフェース変換タッチジェスチャーのタッチ間隔が増加するほど、より長い期間を分類期間に決定することができる。例えば、インターフェース変換タッチジェスチャーのタッチ間隔が所定の第1臨界間隔以上である場合、画像コンテンツビューアー制御部130は、第1画像コンテンツビューアーインターフェースを日間画像コンテンツビューアーインターフェース200に変換し、インターフェース変換タッチジェスチャーのタッチ間隔が第1臨界間隔より大きい第2臨界間隔以上になると、第1画像コンテンツビューアーインターフェースを週間画像コンテンツビューアーインターフェース300、300’に変換し、インターフェース変換タッチジェスチャーのタッチ間隔が第2臨界間隔より大きい第3臨界間隔以上になると、第1画像コンテンツビューアーインターフェースを月間画像コンテンツビューアーインターフェース400、400’に変換するように構成されてもよい。
【0059】
前述したインターフェース変換手順は、連続して重畳的に実行されてもよい。例えば、第1画像コンテンツビューアーインターフェース上でインターフェース変換タッチジェスチャーのタッチ間隔が連続的に変化して、第1臨界間隔以上且つ第2臨界間隔以上に変化した場合、第1画像コンテンツビューアーインターフェースは、日間画像コンテンツビューアーインターフェース100に一旦変換された後に、週間画像コンテンツビューアーインターフェース300、300’に変換されてもよい。
【0060】
前述した例では、インターフェース変換タッチジェスチャーのタッチ間隔の変化の大きさに基づいて分類期間が決定される例を説明したが、分類期間の決定は他の方法で実行されてもよい。本発明の他の実施形態によると、インターフェース変換タッチジェスチャーの入力回数に基づいて分類期間が決定されてもよい。例えば、画像コンテンツビューアーインターフェース上の任意の二点をタッチした状態でタッチ間隔を増やすタッチジェスチャーを1回入力すると現在の分類期間から1段階長くなった分類期間に変換され、同一のタッチジェスチャーを2回入力すると現在の分類期間から2段階長くなった分類期間に変換されるように構成されてもよい。反対に、画像コンテンツビューアーインターフェース上の任意の二点をタッチした状態でタッチ間隔を減少させるタッチジェスチャーを1回入力すると現在の分類期間から1段階短くなった分類期間に変換され、同一のタッチインターフェースを2回入力すると現在の分類期間から2段階短くなった分類期間に変換されるように構成されてもよい。
【0061】
一方、上記では分類期間の変換を順次実行することを例として説明したが、所望の分類期間の画像コンテンツビューアーインターフェースに直接変換されてもよい。例えば、インターフェース変換タッチジェスチャーが日間から月間への変換を要請するものである場合、前述した実施形態によると日間から週間を経て月間に変換されるが、他の実施形態においては、日間から月間に直接変換されてもよい。また、例えば、月間画像コンテンツビューアーインターフェースで拡大変換ジェスチャー(タッチ間隔の増加またはタッチ回数の増加)が入力された場合、それ以上拡大する期間がないので、画像コンテンツビューアー制御部130は、最小の分類期間である日間画像コンテンツビューアーインターフェースに変換するように構成されてもよい。反対に、最小単位である日間画像コンテンツビューアーインターフェースに縮小変換ジェスチャーが入力されると、最大の分類期間である月間画像コンテンツビューアーインターフェースに変換するよう構成されてもよい。上記では分類期間を月間、週間、日間に区分した例を説明したが、分類期間はさらに細分化されてもよい。例えば、年間、季間などのより大きい期間を含んでもよく、午前、午後などのより短い期間を含んでもよい。この場合も、インターフェースの変換は、前述と同様に順次、直接または循環的に実行されることができる。
【0062】
このため、画像コンテンツビューアー制御部130は、インターフェース変換タッチジェスチャーの入力完了までインターフェースの変換を猶予し、入力完了時にタッチ間隔に基づいて分類期間を決定するように構成されてもよい。例えば、第1画像コンテンツビューアーインターフェース上でインターフェース変換タッチジェスチャーのタッチ間隔が連続的に変化して第1臨界間隔以上から第2臨界間隔以上に変化する場合、画像コンテンツビューアー制御部130は、インターフェース変換タッチジェスチャー入力の終了を感知する時までインターフェースの変換を停止し、インターフェース変換タッチジェスチャーの入力の終了が感知されると、入力終了時のタッチ間隔に基づいて、第1画像コンテンツビューアーインターフェースを該タッチ間隔に対応する分類期間の画像コンテンツビューアーインターフェースに直接変換することができる。インターフェース変換タッチジェスチャー入力の終了は、二か所のタッチ入力のうち少なくとの一つが画像コンテンツビューアーインターフェース上で解除された時に感知される。このように、画像コンテンツビューアー制御部130は、タッチジェスチャーの入力完了を感知した後に、ユーザの所望の画像コンテンツビューアーインターフェースに変換するように構成されることにより、二段階以上の分類期間に変換される場合でも、中間分類期間への変換を省略して最終分類期間に変換することができる。
【0063】
画像コンテンツビューアー制御部130は、インターフェース変換タッチジェスチャーによって、日間画像コンテンツビューアーインターフェース200、週間画像コンテンツビューアーインターフェース300、及び月間画像コンテンツビューアーインターフェース400を相互に変換するように構成されてもよい。
【0064】
具体的には、画像コンテンツビューアー制御部130は、インターフェース変換タッチジェスチャーのタッチ間隔の変化の方向に基づいて、分類期間の増加または減少を決定し、決定された分類期間の増加または増減に応じて、日間画像コンテンツビューアーインターフェース200、週間画像コンテンツビューアーインターフェース300、及び月間画像コンテンツビューアーインターフェース400のうち一つに相互変換するように構成されてもよい。期間別画像コンテンツビューアーインターフェースの相互変換のためのタッチジェスチャーは多様な方式に設定され、前述したタッチジェスチャーが代わりに使用できることは明らかである。画像コンテンツビューアーインターフェースの相互転換のためのタッチジェスチャーの多様な例は前述のとおりであり、ここでは説明を省略する。
【0065】
図8及び
図9は期間別画像コンテンツインターフェースが相互変換される一例を示す図面である。
【0066】
図8及び
図9の例において、現在ディスプレイ部140に表示された期間別画像コンテンツビューアーインターフェースは、週間画像コンテンツインターフェースである。
【0067】
図8を参照すると、週間画像コンテンツインターフェース300上にインターフェース変換タッチジェスチャーが入力されると、画像コンテンツビューアー制御部130は、インターフェース変換タッチジェスチャーのタッチ間隔の変化の方向を感知する。例えば、
図8では、ユーザが画像コンテンツビューアーインターフェース上の二つの地点をタッチした状態でタッチ間隔を減少させると、画像コンテンツビューアー制御部130は、画像の分類期間を現在の分類期間である週間よりも短い分類期間である日間の分類期間に変更し、現在提供されている週間画像コンテンツビューアーインターフェースを、変更された分類期間に対応する日間インターフェース200に変換する。
【0068】
図9を参照すると、週間画像コンテンツインターフェース300上にインターフェース変換タッチジェスチャーが入力されると、画像コンテンツビューアー制御部130は、インターフェース変換タッチジェスチャーのタッチ間隔の変化の方向を感知する。例えば、
図9にように使用者が画像コンテンツビューアーインターフェース上の二点をタッチした状態でタッチ間隔を増加させると、画像コンテンツビューアー制御部130は、画像の分類期間を現在の分類期間である週間よりも長い分類期間である月間に分類期間を変更し、現在提供されている週間画像コンテンツビューアーインターフェースを、変更された分類期間に対応する月間インターフェース400に変換する。期間別画像コンテンツビューアーインターフェースの相互変換のためのタッチジェスチャーは多様な方式に設定され、前述したタッチジェスチャーが代わりに使用できることは明らかである。画像コンテンツビューアーインターフェースの相互変換のためのタッチジェスチャーの多様な例は前述のとおりであり、ここでは説明は省略する。
【0069】
画像コンテンツビューアー制御部130は、第1画像コンテンツビューアーインターフェースを提供し、インターフェース変換タッチジェスチャーに基づいて分類期間を決定し、決定された分類期間に応じて期間別画像コンテンツインターフェースを生成するように構成されたハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアの組み合わせであってもよい。例えば、画像コンテンツビューアー制御部130は、第1画像コンテンツビューアーインターフェースを提供し、インターフェース変換タッチジェスチャーに基づいて分類期間を決定し、決定された分類期間に応じて期間別画像コンテンツインターフェースを生成する処理に必要なコマンドを含むソフトウェアと、該コマンドによる処理を実行する移動通信端末機10内のプロセッサとによって構成されてもよい。この際、画像コンテンツビューアー制御部130を構成するソフトウェアは、アプリケーション形態で移動通信端末機10にインストールされてもよい。
【0070】
以下では前述した移動通信端末機によって実行される画像コンテンツビューアーインターフェース提供方法を
図10を参照して説明する。
【0071】
図10は、本発明の一実施形態に係る画像コンテンツビューアーインターフェース提供方法の処理過程を示すフローチャートである。
【0072】
まず、移動通信端末機の画像コンテンツビューアー制御部130は、取得時間に基づいて画像コンテンツのサムネイルを羅列した第1画像コンテンツビューアーインターフェースを生成して表示する(S1100)。
【0073】
続けて、画像コンテンツビューアー制御部130は、第1画像コンテンツビューアーインターフェース上で入力されるインターフェース変換タッチジェスチャーを受信する(S1200)。
【0074】
画像コンテンツビューアー制御部130は、インターフェース変換タッチジェスチャーに応答して、該第1画像コンテンツビューアーインターフェースを、複数の画像コンテンツが分類期間に応じて分類されて提供される期間別画像コンテンツビューアーインターフェースに変換する(S1300)。
【0075】
受信されたインターフェース変換タッチジェスチャーに応じて期間別画像コンテンツビューアーインターフェースを日間、週間、月間など長さが互いに異なる分類期間別に提供できることは前述したとおりである。
【0076】
図11は、期間別画像コンテンツビューアーインターフェースを受信されたインターフェース変換タッチジェスチャーに応じて提供する処理を示すフローチャートである。
【0077】
まず、ディスプレイ部140のタッチパネルは、インターフェース変換タッチジェスチャーを受信して、画像コンテンツビューアー制御部130に送信する。
【0078】
画像コンテンツビューアー制御部130は、インターフェース変換タッチジェスチャーを受信する(S1310)。この際、画像コンテンツビューアー制御部130は、タッチジェスチャーの変化(タッチ間隔の変化)を受信するか、タッチジェスチャーの変化及びタッチ解除を受信するか、タッチジェスチャーの入力回数を受信することができる。
【0079】
続いて、画像コンテンツビューアー制御部130は、検出されたタッチジェスチャーに基づいて分類期間を決定する(S1320)。即ち、画像コンテンツビューアー制御部130は、入力されたタッチジェスチャーの変化(タッチ間隔の変化)、タッチ解除、またはタッチジェスチャーの入力回数に基づいて変換される分類期間を決定するように構成される。画像コンテンツビューアー制御部130が、タッチジェスチャーの入力に基づいて分類期間を決定する方法は、前述の画像コンテンツ変換タッチジェスチャーの実施形態で説明したので、ここでは詳細な説明を省略する。
【0080】
画像コンテンツビューアー制御部130は、複数の画像コンテンツのメタデータに含まれた取得時間に基づいて、複数の画像コンテンツを決定された分類期間に応じて分類する(S1330)。
【0081】
最後に、画像コンテンツビューアー制御部130は、分類期間応じて分類された画像コンテンツを表示した期間別画像コンテンツビューアーインターフェースを生成し、ディスプレイ部140を介して表示する(S1340)。
【0082】
図10及び
図11の各処理ステップについては、
図1~
図9を参照して画像コンテンツビューアー制御部130の動作を説明しながら詳細に説明しているため、ここでは詳細な説明を省略する。
【0083】
以上、本発明の実施形態を詳細に説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、本発明の思想と精神を逸脱することなく、本発明を修正または変更できる。
【符号の説明】
【0084】
10 移動通信端末機
110 撮像部
120 画像コンテンツ保存部
130 画像コンテンツビューアー制御部
140 ディスプレイ部