特許7002712IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

エンドトキシンの検出方法及び検出装置に関し、より詳しくは、電気化学的測定によりエンドトキシンを検出するエンドトキシンの検出方法および検出装置

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

前述したようにエンドトキシンは多糖部分と脂質部分から構成されるが、糖に関しては単糖類や少糖類(二糖類)は電気化学的測定が可能であるが、多糖類については、一般的に電気化学的な活性が低いものとされている。また、脂質部分については、電気化学的な活性を示さないばかりか、電極の表面に吸着されて測定感度を低下させる要因となる。 このようなエンドトキシンの電気化学的測定について、特許文献1の方法においては、まず、担体にエンドトキシンを捕捉させ、ここへ重金属化合物部位を有するエンドトキシン認識プローブを作用させて、エンドトキシンに捕捉させる。その時、担体に捕捉されたエンドトキシンの量に応じて、エンドトキシン認識分子プローブが捕捉されるため、プローブが捕捉された担体に酸溶液を添加して、プローブ中から重金属を重金属イオンとして溶出させ、重金属イオンを含有している溶出液を所定の緩衝液に添加して、重金属イオンの電気化学測定が可能な作用電極を用いて溶出液中の重金属イオン濃度を定量するようにしている。 このような特許文献1の方法によれば、電気化学的にエンドトキシンの濃度測定を行うことができる。しかしながら、エンドトキシンに捕捉される重金属化合物部位を有するエンドトキシン認識プローブを準備することが必須であり、容易に検査を実施するのは困難であった。また、エンドトキシン認識プローブの重金属を介した間接的な測定であり、エンドトキシンを直接的に検出しておらず、測定誤差が生じる可能性があった。 本発明の目的は、電気化学的測定により高感度かつ安価にエンドトキシンを検出することができるエンドトキシンの検出方法および検出装置を提供することである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

上述した事情に鑑み、請求項1に記載した本発明は、電気化学的測定によりエンドトキシンを検出するエンドトキシンの検出方法において、 エンドトキシンを吸着する吸着材に被検査液を接触させてエンドトキシンを吸着させ、 エンドトキシンが吸着した吸着材に塩基性溶液を接触させてエンドトキシンを吸着材から離脱させるとともに、加水分解によりエンドトキシンを構成する多糖を単糖に分解し、 ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

このような構成によれば、電気化学的測定により高感度かつ安価にエンドトキシンを検出することができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明のエンドトキシンの検出装置を備えた透析システムの構成図。
【図2】 本発明のエンドトキシンの検出装置を備えた血液透析装置の構成図。
【図3】 本発明のエンドトキシンの検出装置の構成図。
【図4】 トリプルパルスアンペロメトリー(TPA)の電圧波形を示す図。
【図5】 本発明のエンドトキシンの検出方法による検出実験の結果を示す電流値のグラフ。
【図6】 図5の実験結果に基づく電流値とエンドトキシンの量の関係を示すグラフ。

代表図 図1本件の代表的な図

15‥検出装置 17‥吸着材 19‥測定セル(測定手段) 21A‥ポテンションスタット(測定手段) 23‥溶液容器(供給手段) 24‥溶液通路(供給手段)

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