(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-01-05
(45)【発行日】2022-02-04
(54)【発明の名称】ケーブルを組み立てるための設備
(51)【国際特許分類】
H01B 13/012 20060101AFI20220128BHJP
H02G 1/12 20060101ALN20220128BHJP
【FI】
H01B13/012 Z
H02G1/12
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2017148972
(22)【出願日】2017-08-01
【審査請求日】2020-07-31
(32)【優先日】2016-09-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(73)【特許権者】
【識別番号】503231561
【氏名又は名称】コマツクス・ホールデイング・アー・ゲー
(74)【代理人】
【識別番号】110001173
【氏名又は名称】特許業務法人川口國際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ベアート・フックス
【審査官】神田 太郎
(56)【参考文献】
【文献】特開2014-116120(JP,A)
【文献】特開平08-190979(JP,A)
【文献】特開昭63-211519(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01B 13/012
H02G 1/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ケーブル処理装置(1)がそれぞれ以下の構成要素、すなわち、
ケーブルのケーブル端部を処理するための少なくとも1つの処理ステーション(2,3,4,5,6)と、
ケーブルを機械長手方向軸(x)方向に少なくとも1つの処理ステーション(2,3,4,5,6)まで運ぶための、長手方向機械軸(x)に沿って延びるケーブル搬送装置(8)と、
長手方向機械軸(x)に対してケーブル処理装置(1)の端の方に配置された、ケーブル処理装置(1)を操作するための中央制御ユニット(11)と、
を備える、互いに隣接して並列に配置されたケーブル処理装置(1)を有するケーブルを組み立てるための設備であって、
互いに隣接して並列に配置されたケーブル処理装置(1)が、2つの隣接するケーブル処理装置(1,1’;1’’,1’’’)を有する少なくとも1つのグループを有し、グループを形成する2つの隣接するケーブル処理装置(1,1’;1’’,1’’’)の中央制御ユニット(11,11’)が、グループを形成する2つの隣接するケーブル処理装置(1,1’;1’’,1’’’)の間に配置された共通のアクセス可能領域から制御されることができるように配置されることを特徴とする、設備。
【請求項2】
ケーブルのケーブル端部を処理するための少なくとも1つの処理ステーション(2,3,4,5,6)と、ケーブルを長手方向機械軸
(x)方向に少なくとも1つの処理ステーション(2,3,4,5,6)まで運ぶための、長手方向機械軸(x)に沿って延びる1つのケーブル搬送装置(8)と、長手方向機械軸(x)に対してケーブル処理装置(1)の端の方に配置された、ケーブル処理装置(1)を操作するための1つの中央制御ユニット(11)と、を有する
、請求項1に記載の1つに隣接して並列に配置されたケーブル処理装置(1)を有するケーブルを組み立てるための設備であって、互いに並列に配置されたケーブル処理装置(1)が、2つの隣接するケーブル処理装置(1,1’;1’’,1’’’)を有する少なくとも1つのグループを有し、グループを形成する2つの隣接するケーブル処理装置(1,1’;1’’,1’’’)の中央制御ユニット(11,11’)が対向して配置されることを特徴とする、設備。
【請求項3】
各ケーブル処理装置(1,1’;1’’,1’’’)がケーブル輸送制御ユニット(12,12’)をさらに有し、グループを形成する2つの隣接するケーブル処理装置(1,1’;1’’,1’’’)のケーブル輸送制御ユニット(12,12’)が対向して配置されることを特徴とする、請求項1または2に記載の設備。
【請求項4】
ケーブル処理装置(1,1’;1’’,1’’’)が、処理されたケーブルを受け取るための収容トレイ(13,13’)をさらに有し、グループを形成する2つの隣接するケーブル処理装置(1,1’;1’’,1’’’)の収容トレイ(13,13’)が対向して配置されることを特徴とする、請求項1~3のいずれか1項に記載の設備。
【請求項5】
グループを形成するケーブル処理装置(1,1’;1’’,1’’’)が
、鏡像配置で具体化されることを特徴とする、請求項1~4のいずれか1項に記載の設備。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1のプリアンブルによるケーブルを組み立てるための設備に関する。ケーブルの組立の間、ケーブルのケーブル端部は、その他の方法で圧着または処理される。好ましくは同じ時間の、互いに隣接して並列に配置された複数のケーブル処理装置を備える設備のおかげで、複数の組立ケーブルがこれらのケーブル処理装置を用いて同時に製造されることができる。「並列に」とは、ケーブル処理装置の長手方向機械軸が、基本的に互いに平行に延びていることを意味する。
【背景技術】
【0002】
互いに隣接して並列に配置されたケーブル処理装置を有するケーブルを組み立てるための設備は、既知であり、かなり長い間一般に使用されてきた。このような設備は、たとえば
図3に示されている。この設備は、互いに隣接して並列に配置され、それぞれが長手方向機械軸xに延びる、4つの全く同じに具体化されたケーブル処理装置1を備える。組立ケーブルは、通常、ロット毎に製造され、すなわち、収容トレイ13の形のケーブル受け取りユニットに収容されることができ、たとえば両側圧着端子を有するケーブルを含む同じ製品から製造される、総量が製造される。製品の製造中、機械操作者は、とりわけ、完全に組み立てられたケーブルを有するロットをケーブル除去ユニット13から取り除いて、それをさらなる処理に備えさせたり(たとえば、それをクレートに入れる、あるいはクレート内で束ねる)、ケーブル処理装置を監視したりするのに忙しい。いったんロットが取り除かれると、通例、次のロットの製造が開始できるように、これはケーブル処理装置1で認識されなければならない。操作者が複数のケーブル処理装置1(たとえば、この場合には4つのケーブル処理装置)を管理する場合、操作者は長い距離をカバーしなければならない。たとえば、操作者は、隣のケーブル処理装置1にたどり着くために、ケーブル処理装置1の周りを回らなければならない。複数のケーブル用のケーブルコンテナ(ドラムまたはコイルなど)は、ケーブル処理装置のケーブル供給側に収容されてもよく、それによって、操作者が進まなければならない経路の距離がさらに長くなる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
したがって、本発明の目的は、既知の設備の欠点を回避し、特に、組立ケーブルをより効率的に製造することができるケーブルを組み立てるための設備を作ることである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この目的は、請求項1の特徴を有する設備を備える本発明によって達成される。ケーブルを組み立てるための設備は、互いに隣接して並列に配置されたケーブル処理装置を有する。これらのケーブル処理装置の各ケーブル処理装置は、以下の構成要素、すなわち、少なくとも1つの処理ステーションと、1つのケーブル搬送装置と、1つの中央操作ユニットとを備える。ケーブルのケーブル端部の処理に使用してよい処理ステーションは、たとえば、絶縁体剥離ステーション、グロメットステーション、または圧着ステーションでもよい。長手方向機械軸に沿って延びるケーブル搬送装置は、ケーブルを機械長手方向軸の方向に少なくとも1つの処理ステーションまで運ぶ。処理ステーションは、少なくとも製造作業に関しては、中央制御ユニットによって選択可能かつ制御可能である。中央制御ユニットは、キー、ボタン、スイッチ、またはコンピュータマウスの形の入力手段を有してよく、たとえば動作モードを表示するための光学的、音響的、または触覚的表示手段など、表示手段を有してもよい。表示手段は、たとえば、操作者が動作モードに関する情報を迅速に得るのを助けるコンピュータモニタまたはスクリーンであってよい。同様に入力を可能にするタッチセンシティブディスプレイ表面(いわゆる「タッチスクリーン」)を有することも可能である。中央制御ユニットは、長手方向機械軸に対してケーブル処理装置の端の方に配置される。互いに隣接して並列に配置されたケーブル処理装置が、2つの隣接するケーブル処理装置を有する少なくとも1つのグループを有し、グループを形成する2つの隣接するケーブル処理装置の中央制御ユニットが、グループを形成する2つの隣接するケーブル処理装置の間に配置された共通のアクセス可能領域から制御されることができるように配置されているため、組立ケーブルはより効率的に大量生産されることができる。
【0005】
本発明の1つの態様は、上記の説明による設備に関し、この設備において、グループを形成する2つの隣接するケーブル処理装置の中央制御ユニットは、対向して配置され、互いに反対向きに配置されてよい。アクセス可能領域は、前述のグループを形成する2つの隣接するケーブル処理装置の間に配置される。前述の2つのケーブル処理装置の中央制御ユニットは、この共通のアクセス可能領域から操作されてよく、本発明の設備のおかげで、操作者が、時間がかかる遠回りのルートを行くことなく、2つのケーブル処理装置を操作することが容易である。したがって、操作者は、制御ユニットを切り換えるために、基本的に自分の軸を中心に向きを変えるだけでいい。したがって、この設備は、全体に改善された取り扱いおよび運動力測定(ergometry)によって特徴付けられる。
【0006】
ケーブル搬送装置は、中央制御ユニットから位置的に離れた局所ケーブル輸送制御ユニットを用いて、特定の作業工程のために制御されてよい。たとえば、ケーブルが初めてケーブル搬送装置に供給される場合、またはケーブル変更が必要な場合に、このようなケーブル輸送制御ユニットは有利であり得る。ケーブル変更の間、新しいケーブルが、最初に整列ステーションを通って、次いで、たとえばコンベヤベルトとして具体化されるケーブル搬送装置に導かれるのが好ましい。コンベヤベルトを介してケーブルを導くために、操作者は、キーまたは他の入力手段を用いて、コンベヤベルトを作動させてよい。ケーブル処理装置が、好ましくは各ケーブルコンベヤ装置の領域内にあり、長手方向機械軸に対してケーブル処理装置の端の方に配置されるような、ケーブル輸送制御ユニットを有する場合には、グループを形成する2つの隣接するケーブル処理装置のケーブル輸送制御ユニットもまた対向し、好ましくは互いに反対向きに配置されると有利である。各ケーブル処理装置について、ケーブル輸送制御ユニットが長手方向機械軸に対して一方の端の方に配置されるのが特に好ましい。言い換えれば、特に好ましい設備では、ケーブル処理装置は、(長手方向機械軸に対して)一方の端の方に配置されたケーブル輸送制御ユニットを有するであろう。一方の端の方に配置されたケーブル輸送制御ユニットを有する各ケーブル処理ユニットは、その結果として1つのケーブル輸送制御ユニットのみを有し、ケーブル輸送制御ユニットは、長手方向機械軸に対してケーブル処理装置の端の方に配置される。
【0007】
ケーブル処理装置が、長手方向機械軸に対してケーブル処理装置の端の方に配置された処理されたケーブルを受け取るための、長手方向機械軸に対して端の方に配置された収容トレイをさらに備える場合には、グループを形成する2つの隣接するケーブル処理装置の収容トレイもまた対向し、好ましくは互いに反対向きに配置されると有利である。一方の端の方に配置された収容トレイを有する各ケーブル処理ユニットは、その結果として1つの収容トレイのみを有し、収容トレイは、長手方向機械軸に対してケーブル処理装置の端の方に配置される。
【0008】
グループを形成する2つの隣接するケーブル処理装置が、基本的に鏡像配置で具体化されると特に有利である。グループを形成する2つの隣接するケーブル処理装置の鏡像配置、少なくとも前述の制御ユニット(中央制御ユニット、輸送制御ユニット)についての鏡像のおかげで、場合により、輸送トレイ、中央制御ユニットなどの、操作されるかまたは操作者がアクセス可能な機械部品、ケーブル輸送制御ユニット、および収容トレイは、有利には互いに反対向きに配置される。
【0009】
設備が複数のケーブル処理装置を備える場合、ケーブル処理装置をペアにし、ペアに組み合わされたケーブル処理装置を鏡像配置で具体化することが有利である。
【0010】
本発明のさらなる利点および個々の特徴は、以下の例示的な実施形態の説明および各図面から導き出される。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】2つのケーブル処理装置を備える本発明の設備の斜視図である。
【
図2】4つのケーブル処理装置を備える本発明の設備の上面図である。
【
図3】従来技術による4つのケーブル処理装置を備える設備の上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
図1は、互いに隣接して並列に配置された2つのケーブル処理装置1および1’を有するケーブル(図示せず)を組み立てるための設備10を示す。2つのケーブル処理装置1および1’は、以下に説明される異なる向きは別として、同一である。
【0013】
2つのケーブル処理装置1および1’は、同じ構成要素を有する。各ケーブル処理装置1,1’は、コンベヤベルトとして具体化され、ケーブルを長手方向機械軸x,x’に沿って、矢印t,t’で示される輸送方向にピボットユニット7,7’まで移動させるケーブル搬送装置8,8’を有する供給ユニットを備える。整列部9,9’は、ケーブル搬送装置8,8’の上流に配置される。垂直軸を中心に回転可能なピボットユニット7,7’は、ケーブルを把持するためのグリッパを有する。図に示すように、ケーブルを切断および剥離するための剥離ステーション2,2’は、各長手方向機械軸上に配置される。対照的に、処理ステーション3,3’、5,5’、および4,4’、6,6’は、長手方向機械軸に隣接して配置される。3,3’、5,5’と表示された処理ステーションはグロメットステーションであり、4,4’、6,6’と表示された処理ステーションは圧着ステーションである。圧着ステーションは、ケーブル端部を圧着端子に接続するための圧着プレスを有してよい。処理ステーション3,3’、4,4’はケーブル前端部に関連付けられ、処理ステーション5,5’、6,6’はケーブル後端部を組み立てるために使用される。ケーブル搬送装置が圧着プレスと共に動作する構造および方法に関して、たとえば欧州特許出願公開第1341269号明細書をここに参照する。追加的にまたは代替的に、ケーブル端部にプラグハウジングを取り付けるための取り付けステーションも可能であろう。各ケーブル処理装置11,1’は、処理されたケーブルを受け取るための収容トレイ13,13’をさらに有する。
【0014】
ケーブル処理装置1,1’のそれぞれにおける製造は、中央制御ユニット11,11’によって制御および監視される。中央制御ユニット11,11’は、組立ケーブルを大量生産するためのケーブル処理装置1,1’の操作のために個々の処理ステーションを管理することができる制御装置に接続される。
図1の例示的な実施形態による中央制御ユニット11,11’は、たとえば、スクリーン14,14’、コンピュータキーボード15、および関連するマウス16,16’を備える。製品数、品質データ、およびエラーメッセージなどの、製造に関連するデータは、スクリーン14,14’に表示される。データおよびコマンドは、キーボードおよびマウスを用いて、機械制御ユニットに入力されてよい。当然、スクリーンを用いて入力を直接追加することができるタッチスクリーンとして、スクリーンを設計することも可能であろう。中央制御ユニット11,11’に加えて、ケーブル処理装置1,1’の始動および停止、または完成したロットの認識などの機能を直接開始することができるキーまたは他の入力手段が存在する。ケーブル搬送装置8,8’の領域に配置されたケーブル輸送制御ユニット12,12’が、同様に各ケーブル処理装置1,1’に割り当てられる。図に示すように、各ケーブル処理装置1,1’は、長手方向機械軸xに対して一方の端の方にまたは端にのみ配置された、ケーブル輸送制御ユニット12,12’を有する。ケーブル輸送制御ユニット12,12’を用いて、ケーブル搬送装置は、たとえば、ケーブルの初期挿入およびケーブル変更のために制御されてよい。たとえば、ケーブルが初めてケーブルコンベヤ装置8,8’に供給される場合、またはケーブル変更が必要な場合に、このようなケーブル輸送制御ユニットは有利であり得る。コンベヤベルトを介してケーブルを挿入し導くために、操作者は、キーまたは他の入力手段を用いて、特定のケーブル搬送装置8,8’のためのコンベヤベルトを作動させてよい。
【0015】
1’と表示されたケーブル処理装置は、ケーブル処理装置1に対して鏡像配置で具体化される。この特別な配置は、とりわけ、2つの中央制御ユニット11および11’ならびに2つのケーブル輸送制御ユニット12および12’が、互いに反対向きに、かつ対向して配置されることを意味する。これにより、操作者が、ほぼ同じ位置で、またはケーブル処理装置1,1’の間に配置された共通アクセス可能領域から、2つのケーブル処理装置1,1’の中央制御ユニット11,11’およびケーブル輸送制御ユニット12,12’を操作することが可能になる。特に、操作者は、1つのケーブル処理装置から別のケーブル処理装置に移動するために、ケーブル処理装置のいずれかを歩き回る必要がない。同じことが、2つの収容トレイ13,13’など、ケーブル処理装置の他の構成要素にも当てはまる。図に示すように、ケーブル輸送制御ユニット12,12’と同様に、収容トレイ13,13’もまた、それぞれ長手方向機械軸xに対してケーブル処理装置1,1’の一方の端の方に配置される。互いに反対向きの対向する収容トレイ13,13’の配置のおかげで、操作者は追加経路を進む必要がなく、これは2つのケーブル処理装置1,1’を有する設備の全体効率に良い影響を与える。したがって、操作者は、個々の制御ユニット11および11’ならびに12および12’を切り換えるために、基本的に自分の軸を中心に向きを変えるだけでいい。
【0016】
たとえば、グループを形成する2つの隣接するケーブル処理装置1,1’の中央制御ユニット11および11’が、
図1に示されたように互いに正反対に配置されておらず、その代わりに、長手方向機械軸x,x’に対して互いにオフセットして配置される場合に、1つの有利な実施形態が生じることもある。前述の代替設備(図示せず)では、ケーブル処理装置1,1’の制御ユニット11および11’は、ケーブル処理装置1,1’の間にアクセス可能に配置された共通の領域から操作されることができるように配置されるであろう。
【0017】
図2は、4つのケーブル処理装置1,1’,1’’,1’’’を有し、
図1のようにケーブル処理装置によって2つのグループが形成されている、本発明の設備10の上面図を示す。ケーブル処理装置1,1’,1’’,1’’’のそれぞれは、全く同じに構成され、同一の構成要素を有する。4つのケーブル処理装置1,1’,1’’,1’’’は、ペアにされる。2つのケーブル処理装置1および1’は第1のグループを形成し、ケーブル処理装置1’’および1’’’は第2のグループを形成する。2つのグループは全く同じに装備される。第1のグループを形成するケーブル処理装置1および1’は、基本的に互いに鏡像配置で具体化され、ケーブル処理装置1’’および1’’’は、同様に基本的に互いに鏡像配置で具体化される。対称面は、S1(ケーブル処理装置1および1’を有する第1のグループについて)およびS2(ケーブル処理装置1’’および1’’’を有する第2のグループについて)と表示される。
図3に示した従来の設備と比較して、本発明の設備の別の利点は、この設備がより小さい空間要求によって特徴付けられることであることがわかる。ケーブル処理装置が互いにより近くに設置されることができるため、設備10(
図2)の横寸法(長手方向xに対して直角)は、従来の設備(
図3)の横寸法より著しく小さい。一方にある2つのケーブル処理装置1および1’ならびに他方にある2つのケーブル処理装置1’および1’’’の鏡像配置と、結果として生じるアクセスのしやすさとのおかげで、
図2から容易にわかるように、ケーブル処理装置1’および1’’はその間にほとんど隙間なく配置されることができる。ケーブル処理装置1’および1’’の間の領域、すなわち、ケーブル処理装置1,1’および1’’,1’’’のグループの間の領域は、したがって、長手方向機械軸x,x’を通る長手方向に対して連続的にアクセス可能でなくてもよい。
【0018】
4つのケーブル処理装置1,1’,1’’,1’’’を有する
図2に示された設備は、発明の背後にある思考を説明するための一例にすぎない。当然、この設備は、必要に応じて、2つのケーブル処理装置のさらなるグループを同様に加えることによって、拡大されることができる。
【符号の説明】
【0019】
1、1’、1’’、1’’’ ケーブル処理装置
2、2’ 剥離ステーション
3、3’、5、5’ グロメットステーション
4、4’、6、6’ 圧着ステーション
7、7’ ピボットユニット
8、8’ ケーブル搬送装置
9、9’ 整列部
10 ケーブルを組み立てるための設備
11、11’ 中央制御ユニット
12、12’ ケーブル輸送制御ユニット
13、13’ 収容トレイ
14、14’ スクリーン
15、15’ コンピュータキーボード
16、16’ マウス
t、t’ 矢印
x、x’ 長手方向機械軸