(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-01-06
(45)【発行日】2022-01-20
(54)【発明の名称】ファイル変更支援装置、ファイル変更支援方法及びファイル変更支援プログラム
(51)【国際特許分類】
G05B 19/05 20060101AFI20220113BHJP
【FI】
G05B19/05 A
(21)【出願番号】P 2017250429
(22)【出願日】2017-12-27
【審査請求日】2020-09-17
(73)【特許権者】
【識別番号】000006105
【氏名又は名称】株式会社明電舎
(74)【代理人】
【識別番号】100086232
【氏名又は名称】小林 博通
(74)【代理人】
【識別番号】100092613
【氏名又は名称】富岡 潔
(74)【代理人】
【識別番号】100104938
【氏名又は名称】鵜澤 英久
(74)【代理人】
【識別番号】100210240
【氏名又は名称】太田 友幸
(72)【発明者】
【氏名】小坂 始
【審査官】堀内 亮吾
(56)【参考文献】
【文献】特開平01-240929(JP,A)
【文献】特開2007-058368(JP,A)
【文献】特開平09-081371(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G05B 19/04-19/05
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
正常に起動若しくは動作しているプログラマブルコントローラに接続されるPADT(Programming and debugging tool)若しくはローダに実装され、当該プログラマブルコントローラのアプリケーションファイル
を変更して当該プログラマブルコントローラにロードさせるオンライン変更を支援するファイル変更支援装置であって、
前記PADT若しくは前記ローダから前記プログラマブルコントローラに転送予定の前記アプリケーションファイルと
当該PADT若しくは当該ローダに予め保存された当該プログラマブルコントローラのバックアップ用アプリケーションファイルとの
差分である
第一の差分検出情報と
現状の前記プログラマブルコントローラ内部のアプリケーションファイルと
前記バックアップ用アプリケーションファイルとの
差分である
第二の差分検出情報と
の差分を検出して出力表示させる比較処理部
を備えたことを特徴とするファイル変更支援装置。
【請求項2】
前記転送予定のアプリケーションファイルを
前記第一の差分検出情報と第二の差分検出情報との差分に基づき修正した箇所を明示した状態で前記プログラマブルコントローラに転送すべきアプリケーションファイルを出力表示させる変更処理部をさらに備えたこと
を特徴とする請求項1に記載のファイル変更支援装置。
【請求項3】
前記変更処理部は、前記
保存されたアプリケーションファイルと前記転送予定のアプリケーションファイルとに基づき前記転送すべきアプリケーションファイルを作成するためのマージ方針を表示させる
ことを特徴とする請求項2に記載のファイル変更支援装置。
【請求項4】
正常に起動若しくは動作しているプログラマブルコントローラに接続されるPADT(Programming and debugging tool)若しくはローダに実装され、当該プログラマブルコントローラのアプリケーションファイル
を変更して当該プログラマブルコントローラにロードさせるオンライン変更を支援する
ファイル変更支援装置が実行するファイル変更支援方法であって、
前記PADT若しくは前記ローダから前記プログラマブルコントローラに転送予定の前記アプリケーションファイルと
当該PADT若しくは当該ローダに予め保存された当該プログラマブルコントローラのバックアップ用アプリケーションファイルとの
差分である
第一の差分検出情報と
現状の前記プログラマブルコントローラ内部のアプリケーションファイルと
前記バックアップ用アプリケーションファイルとの
差分である
第二の差分検出情報と
の差分を検出して出力表示させる過程
を有することを特徴とするファイル変更支援方法。
【請求項5】
請求項1から3のいずれか1項に記載のファイル変更支援装置としてコンピュータを機能させるファイル変更支援プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラマブルコントローラ(以下、PLC)のアプリケーションソフトウェアのオンライン変更を支援するための技術に関する。
【背景技術】
【0002】
PLCのアプリケーションソフトウェアのオンライン変更は、PLCが正常に起動・動作している状態でPADT(Programming and debugging tool)やローダを用いてPLCのアプリケーションプログラムを変更して当該PLCにロードさせている。
【0003】
PLCのアプリケーションソフトウェアのオンライン変更を支援するための技術としては例えば特許文献1に開示のシーケンスプログラムの置き換え方法が知られている。
【0004】
図4を参照しながら従来のシーケンスプログラムの置き換え方法について説明する。
【0005】
先ず、アプリケーションをロードさせるPLCの起動の過程(S1)にて、PADTまたはローダ1にて作成したPLC2のアプリケーションファイルをPLC2にロードして起動する。(1)は「PADTまたはローダ1にて新規作成されたPLC2のアプリケーションのファイル」を示す。(2)は「PADTまたはローダ1からPLC2にてロードされて新規作成されたPLC2のアプリケーションのファイル」を示す。
【0006】
次いで、PLC2のアプリケーションバックアップの過程(S2)では、PLC2に保存されているアプリケーションがPADTまたはローダ1にて保存された後に社内(別の場所)のサーバに保存される。同図において、(3)は「PLC2にて起動されて新規作成されたPLC2のアプリケーションのファイル」を示す。(4)は「PLC2にて起動されて新規作成されたPLC2のアプリケーションのファイルをPADまたはローダ1に保存した後に新規作成されたPLC2のアプリケーションのファイル」を示す。(5)は「社内(別の場所)のファイルサーバにて新規作成されて保存されたPLC2のアプリケーションのファイル」を示す。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
図4に例示されたソフトウェアのオンライン変更の過程(S3)においては、PLC2のアプリケーションバックアップの過程(S2)の後、アプリケーションの変更が行われる。このとき、再度バックアップを行わないことがあり、PADTまたはローダ1に保存されているアプリケーションと社内(別の場所)のサーバに保存されているアプリケーションの内容が一致しない状況が発生することがある。同図において、(6)は「PADTまたはローダ1に保存されている新規作成のPLC2のアプリケーションの変更を行ったファイル」を示す。(7)は「PADTまたはローダからPLC1にロードされた新規作成のPLC2のアプリケーションの変更を行ったファイル」を示す。
【0009】
前記社内(別の場所)のサーバに保存されたアプリケーションを用いてアプリケーションの追加や変更を行う場合、現地のPADTまたはローダ1に保存されたアプリケーションとは内容が一致していない状態からの追加・変更のオンライン変更作業となる。このような状況の変更作業は、誤ったアプリケーションプログラムを送信する可能性がある。
【0010】
本発明は上記問題に鑑み、プログラマブルコントローラのアプリケーションソフトウェアのオンライン変更にあたりアプリケーションソフトウェアの変更を適切に支援できることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
そこで、本発明の一態様は、プログラマブルコントローラのアプリケーションファイルのオンライン変更を支援するファイル変更支援装置であって、プログラマブルコントローラが保持するアプリケーションファイルと当該プログラマブルコントローラに転送予定のアプリケーションファイルの変更履歴に基づきこれらのアプリケーションファイルの差分を検出して出力表示させる比較処理部を備える。
【0012】
本発明の一態様は、前記ファイル変更支援装置において、前記転送予定のアプリケーションファイルを前記変更履歴と前記差分とに基づき修正した箇所を明示した状態で前記プログラマブルコントローラに転送すべきアプリケーションファイルを出力表示させる変更処理部をさらに備える。
【0013】
本発明の一態様は、前記ファイル変更支援装置において、前記変更処理部は、前記保持されたアプリケーションファイルと前記転送予定のアプリケーションファイルとに基づき前記転送すべきアプリケーションファイルを作成するためのマージ方針を表示させる。
【0014】
本発明の一態様は、プログラマブルコントローラのアプリケーションファイルのオンライン変更を支援するコンピュータが実行するファイル変更支援方法であって、プログラマブルコントローラが保持するアプリケーションファイルと当該プログラマブルコントローラに転送予定のアプリケーションファイルの変更履歴に基づきこれらのアプリケーションファイルの差分を検出して出力表示させる過程とを有する。
【0015】
本発明の一態様は、上記のファイル変更支援装置としてコンピュータを機能させるファイル変更支援プログラムまたは上記のファイル変更支援方法をコンピュータに実行させるファイル変更支援プログラムである。
【発明の効果】
【0016】
以上の本発明によれば、プログラマブルコントローラのアプリケーションファイルのオンライン変更にあたりアプリケーションファイルの変更を適切に支援できる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】本発明の実施形態におけるファイル変更支援装置のブロック構成図。
【
図2】誤ったアプリケーションファイルが作成された状態の説明図
【
図3】
図1のオンライン変更を中止する具体例の説明図。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下に図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
【0019】
(概要)
図1に示された本実施形態のファイル変更支援装置10はPADTまたはローダ1(以下、ローダ1)によるアプリケーションファイルのオンライン変更にあたり、ユーザにより作成されたアプリケーションファイルの変更内容を明確に提示する。さらに、前記ユーザに対して適切な変更内容を新たに提案する。
【0020】
図2に示されたローダ1はシリアルケーブルを介してPLC2と通信可能に接続されている。例えば、「(a)現地でPLC2のアプリケーションファイルを変更(1回目)した状態」の操作を実施後、「(b)社内でPLC2のアプリケーションファイルを変更(1回目)した状態」が行われた場合、現地のPLC2と社内で保存しているアプリケーションファイルが異なる状態となる。ここで、
図3に示したように、「(b)社内でPLCのアプリケーションファイルを変更(1回目)した状態」のアプリケーションファイル(3)が現地のPLC2に転送される際、ローダ1のファイル変更支援装置10は「当該アプリケーションファイルは誤ったアプリケーションファイルであること」を検出する。そして、このファイル変更支援装置10は、「誤ったアプリケーションファイル」の転送を中止し、ユーザに対してアプリケーションファイルの誤り箇所の詳細を表示して当該アプリケーションファイルの修正及び対策を促す。
【0021】
(ファイル変更支援装置10の態様例)
図1に示されたように、ファイル変更支援装置10は、ローダ1に実装され、コンピュータのハードウェア資源とソフトウェア資源との協働により、以下の比較処理部11と変更処理部12を実装する。
【0022】
比較処理部11は、PLC2が保持するアプリケーションファイルと当該プログラマブルコントローラに転送予定のアプリケーションファイルの変更履歴に基づきこれらのアプリケーションファイルの差分を検出して出力表示させる。
【0023】
変更処理部12は、前記転送予定のアプリケーションファイルを前記変更履歴と前記差分とに基づき修正した箇所を明示した状態でPLC2に転送すべきアプリケーションファイルを出力表示させる。また、前記転送すべきアプリケーションファイルを作成するためのマージ方針を提示できるようになっている。
【0024】
(ファイル変更支援装置10の動作例)
以下にファイル変更支援装置10の具体的な動作例について説明する。
【0025】
(1)誤ったアプリケーションファイルの検出
誤ったアプリケーションファイルの検出は、受信側のPLC2側のアプリケーションファイルと送信側のローダ1側のアプリケーションファイルの変更履歴を比較して管理することにより実現する。
【0026】
S101:アプリケーションファイルのバックアップ操作
現地で作成されたPLC2のアプリケーションファイルは、ローダ1に保存される場合、ローダ1のバックアップ機能によりバックアップ用のアプリケーションファイルとして保存される。また、PLC2側でも、バックアップ用のアプリケーションファイルの操作が実施された日時が、操作コードと3つのユニークな付加情報が履歴として保存される。さらに、ローダ1のバックアップ機能により、ローダ1側にて、操作コードと3つのユニークな付加情報が保存され、お互いに同じ操作コードと付加情報とが保存される。
【0027】
S102:現地でのPLCのアプリケーションファイルの変更(1回目)操作
現地でPLC2のアプリケーションファイルの変更(1回目)の操作が行われた場合、先ず、PLC2に保存された履歴情報のアプリケーションファイルの操作コードと3つのユニークな付加情報と、ローダ1に保存された履歴情報の操作コードと3つのユニークな付加情報とが比較される。この比較により、これらの情報が一致することがPLC2とローダ1で確認されると、アプリケーションファイルの変更が許可される。
【0028】
その後、PLC2にて、アプリケーションファイルの変更の操作が実施された日時が、操作コードと3つのユニークな付加情報を履歴として保存される。ローダ1においても、操作コードと3つのユニークな付加情報が保存される。このように、PLC2とローダ1とがお互いに同じ操作コードと付加情報を保存する。
【0029】
S103:社内でのPLC2のアプリケーションファイルの変更(1回目)操作
社内にてPLC2のアプリケーションファイルを変更(1回目)する操作が行われると、ローダ1にて操作コードと3つのユニークな付加情報とが保存される。
【0030】
S104:現地でのPLC2のアプリケーションファイルの変更(2回目)操作
現地にてPLC2のアプリケーションファイルを変更(2回目)する操作が行われると、先ず、PLC2内部の履歴情報のアプリケーションファイル変更の操作コードと3つのユニークな付加情報と、ローダ1内部の履歴情報の操作コードと3つのユニークな付加情報との比較が行われる。この比較によりこれらの情報が一致することがPLC2とローダ1で確認されると、アプリケーションファイルの変更が許可される。一方、操作コードと付加情報が不一致である場合には、アプリケーションファイルの変更が許可されず、変更の操作は中止となる。
【0031】
S105:バックアップ用アプリケーションとの差分の検出
比較処理部11は以下の2つの差分検出機能を実行する。
【0032】
第一の差分検出機能は、ローダ1のアプリケーション変更(2回目)用のアプリケーションファイルとバックアップ用アプリケーションファイルとの差分を差分情報として検出して保存する。この第一の差分検出機能により得られた差分情報を差分情報Aと称する。
【0033】
第二の差分検出機能は、現状のPLC2内部のアプリケーションファイルとバックアップ用アプリケーションファイルとの差分を差分情報として検出して保存する。この第二の差分検出情報を差分情報Bと称する。
【0034】
そして、差分情報Aと差分情報Bとの差分が検出されて保存される。尚、この差分はローダ1の画面に出力表示される。
【0035】
(2)正しい変更アプリケーションファイルの自動作成
正しいアプリケーションファイルの作成は、ローダ1の変更処理部12による以下のマージ処理(S201~S204)により、PLC2側のアプリケーションファイルに基づき、ローダ1側のアプリケーションファイルの変更内容が修正される。この修正されたアプリケーションファイルは、PLC2に転送すべきアプリケーションファイルとして、ローダ1の画面に出力表示される。
【0036】
S201:差分情報の確認
比較処理部11はPLC2が保持するアプリケーションファイルとPLC2に転送予定のアプリケーションファイルの変更履歴に基づき検出したこれらのアプリケーションファイルの差分情報をローダ1の画面に出力表示させる。
【0037】
この差分情報が誤ったアプリケーションファイルの対象箇所となる。この対象箇所はローダ1の画面上に出力表示される。以上のようにユーザはローダ1側とPLC2側のアプリケーションファイルの差分情報を視覚的に確認できる。
【0038】
S202:変更アプリケーションのマージ方針の規定
変更処理部12は、ローダ1に出力表示された差分情報と、PLC2側のアプリケーションファイルとに基づきローダ2側のアプリケーションファイルの変更内容をマージする。このときのマージ方針がローダ1の画面に出力明示され、ユーザが任意に選択可能となっている。
【0039】
具体的なマージ方針を以下に例示した。
・同じ命令のアドレス変更はマージ対象とする。
・同じアドレスの命令変更はマージ対象とする。
・前後の命令またはアドレスが同じ場合命令追加をマージ対象とする。
・前後の命令またはアドレスが同じ場合命令削除をマージ対象とする。
・始点から終点までの一連の命令群の追加をマージ対象とする。
【0040】
S203:変更アプリケーションのマージ結果の表示
ローダ1にてユーザによりマージ方針が選択されると、変更処理部12は、当該マージ方針に基づくマージ処理によりPLC1に転送すべきアプリケーションファイルを作成してローダ1の画面に出力表示する。このとき、例えば、前記転送すべきアプリケーションファイルにおいては前記マージ処理により修正された箇所が色分け表示された状態でローダ1の画面に出力表示される。
【0041】
S204:変更アプリケーションの修正、転送
ローダ1の画面に表示されたマージ済みの変更アプリケーションファイル(前記転送すべきアプリケーションファイル)はユーザにより確認された後、必要に応じてユーザにより任意に修正される。そして、この修正されたアプリケーションファイルは、正しい変更アプリケーションファイルとしてPLC2に転送される。
【0042】
(本実施形態の効果)
以上の本実施形態によれば、PLC2のアプリケーションファイルのオンライン変更にあたりアプリケーションファイルの変更を適切に支援できる。
【0043】
特に、誤ったアプリケーションファイルの対象箇所が表示され、ユーザがより具体的に誤っている箇所を明確に確認できるので、誤ったアプリケーションファイルのオンライン変更を中止できる。また、誤ったアプリケーションファイルの対象箇所の表示により、ユーザは当該誤ったアプリケーションプログラムのPLC2への転送を防止できる。
【0044】
また、オンライン変更する正しい変更アプリケーションファイルが自動に作成されるので、現地にてユーザが急遽アプリケーションファイルを変更する作業する手間を省き、変更するアプリケーションファイルの入力間違いを未然防止することができる。
【0045】
さらに、ローダ1とPLC2とでアプリケーションファイルの変更操作及びバックアップ操作が実施された日時が、操作コードと3つのユニークな付加情報を履歴として保存記録されるので、その情報に基づく誤ったアプリケーションファイルを検出できる。
【0046】
また、現地でPLC2のアプリケーションファイルの変更操作を行った場合、先ず、PLC2内部の履歴情報のアプリケーションファイルの操作コードと3つのユニークな付加情報と、ローダ内部の履歴情報の操作コードと3つのユニークな付加情報が一致することをPLC2とローダ1で確認でき、アプリケーションファイルの変更を許可できる。
【0047】
さらに、PLC2とローダ1でのアプリケーションファイルの差分がユーザに明示されるので、ユーザはアプリケーションファイルの変更箇所を視覚的に確認できる。
【0048】
また、転送すべきアプリケーションファイルを作成するためのマージ方針はユーザが任意に選択できるので、ユーザのニーズに応じた適正なアプリケーションファイルをローダ1のマージ起動にて自動で作成できる。
【0049】
(本発明のプログラムとしての態様)
本発明の他の態様としては、コンピュータをファイル変更支援装置10として機能させるまたは上述のファイル変更支援方法の過程をコンピュータに実行させるファイル変更支援プログラムが挙げられる。このプログラムはコンピュータが読み取り可能な周知の記録媒体またはインターネット等のネットワークを介して提供できる。
【0050】
尚、本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の特許請求の範囲内で様々な態様で実施が可能である。
【符号の説明】
【0051】
1…ローダ
2…PLC(プログラマブルコントローラ)
10…ファイル変更支援装置、11…比較処理部、12…変更処理部