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特許7004365予約支援システム、予約支援方法および予約支援プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-01-06
(45)【発行日】2022-01-21
(54)【発明の名称】予約支援システム、予約支援方法および予約支援プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/10 20120101AFI20220114BHJP
   G06Q 10/02 20120101ALI20220114BHJP
【FI】
G06Q10/10 322
G06Q10/02
【請求項の数】 13
(21)【出願番号】P 2021138820
(22)【出願日】2021-08-27
【審査請求日】2021-08-30
(31)【優先権主張番号】P 2020190811
(32)【優先日】2020-11-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】520220076
【氏名又は名称】株式会社ISACC
(74)【代理人】
【識別番号】100137338
【弁理士】
【氏名又は名称】辻田 朋子
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 剛広
【審査官】岡 裕之
(56)【参考文献】
【文献】特開2018-185692(JP,A)
【文献】特開2019-128629(JP,A)
【文献】特開2002-056260(JP,A)
【文献】特許第4405661(JP,B2)
【文献】特開2013-191016(JP,A)
【文献】特開2017-228221(JP,A)
【文献】特開2001-350998(JP,A)
【文献】特開2003-256551(JP,A)
【文献】特開2003-022361(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 - 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
予約支援システムであって、第1予約申込手段、第2予約申込手段、予約受付手段、予約管理手段および、予約推奨手段を有し、
前記第1予約申込手段は、サービス享受者の意思入力に基づき、サービス享受者プロファイルおよびサービス享受者スケジュールと対応しサービス享受場所、サービス提供者およびサービス内容の少なくとも1つを指定する第1予約申込を行い、
前記第2予約申込手段は、前記サービス提供者の意思入力に基づき、サービス提供者プロファイルおよびサービス提供者スケジュールと対応し前記サービス享受場所、前記サービス享受者および前記サービス内容の少なくとも1つを指定する第2予約申込を行い、
前記予約受付手段は、前記第1予約申込および/または前記第2予約申込を受け付け、
前記予約管理手段は、受け付けられた前記第1予約申込および/または前記第2予約申込において指定された前記サービス享受場所、前記サービス享受者、前記サービス提供者および前記サービス内容の少なくとも1つを含む予約イベントを決定し、
前記予約推奨手段は、受け付けられた前記第1予約申込およびその前記サービス享受者プロファイルおよび前記サービス享受者スケジュール、および/または、受け付けられた前記第2予約申込およびその前記サービス提供者プロファイルおよび前記サービス提供者スケジュールと、前記サービス享受場所のサービス享受場所プロファイルと、に基づき、前記第1予約申込および/または前記第2予約申込において指定されなかった前記サービス享受場所、前記サービス享受者、前記サービス提供者および前記サービス内容の少なくとも1つを決定し前記サービス享受者および前記サービス提供者に推奨し、
前記予約管理手段は、推奨された前記サービス享受場所、前記サービス享受者、前記サービス提供者および前記サービス内容の少なくとも1つについて、前記サービス享受者および前記サービス提供者により同意を示す意思入力が行われた場合、推奨された前記サービス享受場所、前記サービス享受者、前記サービス提供者および前記サービス内容の少なくとも1つを含むよう前記予約イベントを決定し、
前記サービス提供者プロファイルは、その前記サービス提供者にかかる過去の勤務先および同僚であった他の前記サービス提供者を示すサービス提供者経歴を含む、予約支援システム。
【請求項2】
前記サービス享受者プロファイルは、その前記サービス享受者を示す過去の前記予約イベントを含むサービス享受履歴を含む
請求項1記載の予約支援システム。
【請求項3】
前記予約推奨手段は、前記サービス享受履歴が示す過去の前記予約イベントに含まれる前記サービス享受場所および/または前記サービス提供者を推奨する
請求項2記載の予約支援システム。
【請求項4】
前記サービス提供者プロファイルは、その前記サービス提供者を示す過去の前記予約イベントを示すサービス提供履歴を含む
請求項1~請求項3の何れか一項記載の予約支援システム。
【請求項5】
前記予約推奨手段は、前記サービス提供履歴が示す過去の前記予約イベントに含まれる前記サービス享受場所および/または前記サービス内容を推奨する
請求項4記載の予約支援システム。
【請求項6】
前記予約推奨手段は、意思入力を行ったその前記サービス享受者が過去に指定した前記サービス提供者とこれまでの前記勤務先が共通する他の前記サービス提供者を推奨する
請求項1~請求項5の何れか一項記載の予約支援システム。
【請求項7】
前記サービス享受場所プロファイルは、その前記サービス享受場所にかかる住所、収容可能人数および設備内容を少なくとも含む
請求項1~請求項6の何れか一項記載の予約支援システム。
【請求項8】
前記サービス享受場所プロファイルは、その前記サービス享受場所にかかる1以上の所定の前記サービス享受者に共通する前記サービス享受者プロファイルの一部をさらに示す
請求項6記載の予約支援システム。
【請求項9】
前記サービス享受場所プロファイルは、その前記サービス享受場所にかかる1以上の所定の前記サービス提供者に共通する前記サービス提供者プロファイルの一部をさらに示す
請求項7または請求項8記載の予約支援システム。
【請求項10】
前記サービス提供者は、ヘアスタイリスト、ネイリスト、セラピスト、エステティシャン、カイロプラクターおよびインストラクターを含む群から選択されるサービス業就労者である請求項1~請求項9の何れか一項記載の予約支援システム。
【請求項11】
決済支援手段をさらに有し、
前記決済支援手段は、前記サービス享受者および/または前記サービス提供者に対して決済額を通知し、決済支援処理を行う
請求項1~請求項10の何れか一項記載の予約支援システム。
【請求項12】
予約支援方法であって、第1予約申込ステップ、第2予約申込ステップ、予約受付ステップ、予約管理ステップ、および、予約推奨ステップをコンピュータのプロセッサに実行させ、
前記第1予約申込ステップは、サービス享受者の意思入力に基づき、サービス享受者プロファイルおよびサービス享受者スケジュールと対応しサービス享受場所、サービス提供者およびサービス内容の少なくとも1つを指定する第1予約申込を行い、
前記第2予約申込ステップは、前記サービス提供者の意思入力に基づき、サービス提供者プロファイルおよびサービス提供者スケジュールと対応し前記サービス享受場所、前記サービス享受者および前記サービス内容の少なくとも1つを指定する第2予約申込を行い、
前記予約受付ステップは、前記第1予約申込および/または前記第2予約申込を受け付け、
前記予約管理ステップは、受け付けられた前記第1予約申込および/または前記第2予約申込において指定された前記サービス享受場所、前記サービス享受者、前記サービス提供者および前記サービス内容の少なくとも1つを少なくとも含む予約イベントを決定し、
前記予約推奨ステップは、受け付けられた前記第1予約申込およびその前記サービス享受者プロファイルおよび前記サービス享受者スケジュール、および/または、受け付けられた前記第2予約申込およびその前記サービス提供者プロファイルおよび前記サービス提供者スケジュールと、前記サービス享受場所のサービス享受場所プロファイルと、に基づき、前記第1予約申込および/または前記第2予約申込において指定されなかった前記サービス享受場所、前記サービス享受者、前記サービス提供者および前記サービス内容の少なくとも1つを決定し前記サービス享受者および前記サービス提供者に推奨し、
前記予約管理ステップは、推奨された前記サービス享受場所、前記サービス享受者、前記サービス提供者および前記サービス内容の少なくとも1つについて、前記サービス享受者および前記サービス提供者により同意を示す意思入力が行われた場合、推奨された前記サービス享受場所、前記サービス享受者、前記サービス提供者および前記サービス内容の少なくとも1つを含むよう前記予約イベントを決定し、
前記サービス提供者プロファイルは、その前記サービス提供者にかかる過去の勤務先および同僚であった他の前記サービス提供者を示すサービス提供者経歴を含む、予約支援方法。
【請求項13】
予約支援プログラムであって、コンピュータを、第1予約申込手段、第2予約申込手段、予約受付手段、予約管理手段、および、予約推奨手段として機能させ、
前記第1予約申込手段は、サービス享受者の意思入力に基づき、サービス享受者プロファイルおよびサービス享受者スケジュールと対応しサービス享受場所、サービス提供者およびサービス内容の少なくとも1つを指定する第1予約申込を行い、
前記第2予約申込手段は、前記サービス提供者の意思入力に基づき、サービス提供者プロファイルおよびサービス提供者スケジュールと対応し前記サービス享受場所、前記サービス享受者および前記サービス内容の少なくとも1つを指定する第2予約申込を行い、
前記予約受付手段は、前記第1予約申込および/または前記第2予約申込を受け付け、
前記予約管理手段は、受け付けられた前記第1予約申込および/または前記第2予約申込において指定された前記サービス享受場所、前記サービス享受者、前記サービス提供者および前記サービス内容の少なくとも1つを含む予約イベントを決定し、
前記予約推奨手段は、受け付けられた前記第1予約申込およびその前記サービス享受者プロファイルおよび前記サービス享受者スケジュール、および/または、受け付けられた前記第2予約申込およびその前記サービス提供者プロファイルおよび前記サービス提供者スケジュールと、前記サービス享受場所のサービス享受場所プロファイルと、に基づき、前記第1予約申込および/または前記第2予約申込において指定されなかった前記サービス享受場所、前記サービス享受者、前記サービス提供者および前記サービス内容の少なくとも1つを決定し前記サービス享受者および前記サービス提供者に推奨し、
前記予約管理手段は、推奨された前記サービス享受場所、前記サービス享受者、前記サービス提供者および前記サービス内容の少なくとも1つについて、前記サービス享受者および前記サービス提供者により同意を示す意思入力が行われた場合、推奨された前記サービス享受場所、前記サービス享受者、前記サービス提供者および前記サービス内容の少なくとも1つを含むよう前記予約イベントを決定し、
前記サービス提供者プロファイルは、その前記サービス提供者にかかる過去の勤務先および同僚であった他の前記サービス提供者を示すサービス提供者経歴を含む、予約支援プログラム。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、予約支援システム、予約支援方法および予約支援プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
ヘアスタイリストなどのサービス業就労者に対してサービス提供空間であるサービス享受場所(レンタルサロンなど)の面貸しを行うようなビジネスモデルが普及しつつある。
【0003】
従来のような、1の店舗に1のサービス業就労者が紐付けられ固定化されるようなものに限らず、サービス業就労者の働き方などのニーズに応じて、サービスを享受するエンドユーザなどのニーズに応じて、そしてサービス提供空間であるサービス享受場所のオーナーなどのニーズに応じて、柔軟にサービス提供の機会の提供が一般的になりつつある。
【0004】
特許文献1記載の発明は、サービス提供管理システムであって、管理サーバは、予約処理テーブルを備え、この予約処理テーブルに複数のレンタル可能なシートを備える複数の店舗の各店舗オーナーの店舗オーナー端末からの利用可能情報と、複数の美容技術者のユーザー端末からの店舗、時間を指定したサービス提供可能情報と格納しておく。管理サーバは、ユーザー端末からの、店舗、エリア、利用時間、美容技術者を指定した検索処理を行い、ユーザー端末に検索結果を送信し、ユーザーは店舗、利用日時、美容技術者を指定する、ことを特徴としている。
【0005】
特許文献1記載発明は、店舗側、美容技術者側、ユーザーにとってそれぞれの要望を叶えることを目的としたものであって、貸しスペースを備える店舗のオーナー、この店舗のスペースを借りてサービスを行う技術者、前記サービスの利用者の3者間のスケジュール調整を行うことができるもの、と把握することができる。しかしながら、当該発明は、エンドユーザ(サービス享受者)、利用者(サービス業就労者)および店舗管理者(サービス享受場所のオーナー)の三者のそれぞれのニーズをより有機的に考慮しながらサービス提供の機会を創出する、という観点において、改善の余地がある。
【0006】
また、サービスの予約に関するデータを有効活用する観点において改善の余地がある。
【0007】
特許文献2に記載の発明は、会社の業務上において発生する主要なデータをコンピュータのオンラインによって一元管理するとともに、経営の意思決定を支援できるシステムを開示している。特許文献2では、POSシステムと連携し、個人の販売実績を商品別及び単価別に分析する個人販売分析機能を備えること、個人の業務目標の達成度、経歴、スキルなどから業績考課し、考課結果に基づき人事指令を出力可能な人事発令手段を備えること、などが開示されている。
【0008】
特許文献2に記載の発明は、企業内での個人の業績などを評価するための構成を開示する。しかしながら、個人の希望条件などに基づき異動や昇給、または求職支援できるようなものではなく、個人のキャリア形成を支援する観点において課題があるものと把握できる。
【0009】
特許文献3に記載の発明は、従来型の人材マッチングシステムにおいては、求人企業及び求職者の双方の要望を満たすことができないという問題に鑑みてなされたものであり、企業にとっては必要なときに所望の人材を雇用することができ、求職者にとっては都合の良い日時及び場所で希望の職種にて働くことができる人材マッチングシステムなどを提供することを目的としている。
【0010】
特許文献3に記載の発明は、求職者個人の勤務実績をブロックチェーンネットワークに流通させることで、求人企業において人材の経験やスキルを客観的に把握できる構成などを開示する。しかしながら、サービス業における求人支援・求職支援により好適なシステムとする観点において、改善の余地があるものと把握できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0011】
【文献】特開2018-185692号公報
【文献】特開2004-094943号公報
【文献】特許第6713588号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
上記事情を鑑みて、本発明は、予約支援にかかる新規な技術を提供することを、解決すべき課題とする。
【0013】
また、本発明は、サービス提供者の求職支援およびサービス享受場所(レンタルサロンなど)の求人支援にかかる新規な技術を提供することを解決すべき課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
上記課題を解決するため、本発明は、予約支援システムであって、第1予約申込手段、第2予約申込手段、予約受付手段、および、予約管理手段を有し、前記第1予約申込手段は、サービス享受者の意思入力に基づき、サービス享受者プロファイルおよびサービス享受者スケジュールと対応しサービス享受場所、サービス提供者およびサービス内容の少なくとも1つを指定する第1予約申込を行い、前記第2予約申込手段は、前記サービス提供者の意思入力に基づき、サービス提供者プロファイルおよびサービス提供者スケジュールと対応し前記サービス享受場所、前記サービス享受者および前記サービス内容の少なくとも1つを指定する第2予約申込を行い、前記予約受付手段は、前記第1予約申込および/または前記第2予約申込を受け付け、前記予約管理手段は、受け付けられた前記第1予約申込および/または前記第2予約申込において指定された前記サービス享受場所、前記サービス享受者、前記サービス提供者および前記サービス内容の少なくとも1つを少なくとも含む予約イベントを決定する、ことを特徴とする。
【0015】
本発明の好ましい形態では、予約推奨手段をさらに有し、前記予約推奨手段は、受け付けられた前記第1予約申込およびその前記サービス享受者プロファイルおよび前記サービス享受者スケジュール、および/または、受け付けられた前記第2予約申込およびその前記サービス提供者プロファイルおよび前記サービス提供者スケジュールと、前記サービス享受場所のサービス享受場所プロファイルと、に基づき、前記第1予約申込および/または前記第2予約申込において指定されなかった前記サービス享受場所、前記サービス享受者、前記サービス提供者および前記サービス内容の少なくとも1つを決定し前記サービス享受者および前記サービス提供者に推奨し、前記予約管理手段は、推奨された前記サービス享受場所、前記サービス享受者、前記サービス提供者および前記サービス内容の少なくとも1つについて、前記サービス享受者および前記サービス提供者により同意を示す意思入力が行われた場合、推奨された前記サービス享受場所、前記サービス享受者、前記サービス提供者および前記サービス内容の少なくとも1つを含むよう前記予約イベントを決定する、ことを特徴としている。
【0016】
本発明の好ましい形態では、前記サービス享受者プロファイルは、その前記サービス享受者を示す過去の前記予約イベントを含むサービス享受履歴を含む、ことを特徴とする。
【0017】
本発明の好ましい形態では、前記予約推奨手段は、前記サービス享受履歴が示す過去の前記予約イベントに含まれる前記サービス享受場所および/または前記サービス提供者を推奨する、ことを特徴とする。
【0018】
本発明の好ましい形態では、前記サービス提供者プロファイルは、その前記サービス提供者を示す過去の前記予約イベントを示すサービス提供履歴を含む、ことを特徴とする。
【0019】
本発明の好ましい形態では、前記予約推奨手段は、前記サービス提供履歴が示す過去の前記予約イベントに含まれる前記サービス享受場所および/または前記サービス内容を推奨する、ことを特徴とする。
【0020】
本発明の好ましい形態では、前記サービス提供者プロファイルは、その前記サービス提供者にかかる過去の勤務先および同僚であった他の前記サービス提供者を示すサービス提供者経歴を含む、ことを特徴とする。
【0021】
本発明の好ましい形態では、前記予約推奨手段は、意思入力を行ったその前記サービス享受者が過去に指定した前記サービス提供者とこれまでの前記勤務先が共通する他の前記サービス提供者を推奨する、ことを特徴とする。
【0022】
本発明の好ましい形態では、前記サービス享受場所プロファイルは、その前記サービス享受場所にかかる住所、収容可能人数および設備内容を少なくとも含む、ことを特徴とする。
【0023】
本発明の好ましい形態では、前記サービス享受場所プロファイルは、その前記サービス享受場所にかかる1以上の所定の前記サービス享受者に共通する前記サービス享受者プロファイルの一部をさらに示す、ことを特徴とする。
【0024】
本発明の好ましい形態では、前記サービス享受場所プロファイルは、その前記サービス享受場所にかかる1以上の所定の前記サービス提供者に共通する前記サービス提供者プロファイルの一部をさらに示す、ことを特徴とする。
【0025】
本発明の好ましい形態では、前記サービス提供者は、ヘアスタイリスト、ネイリスト、セラピスト、エステティシャン、カイロプラクターおよびインストラクターを含む群から選択されるサービス業就労者である、ことを特徴とする。
【0026】
本発明の好ましい形態では、決済支援手段をさらに有し、前記決済支援手段は、前記サービス享受者および/または前記サービス提供者に対して決済額を通知し、決済支援処理を行う、ことを特徴とする。
【0027】
上記課題を解決するため、本発明は、予約支援方法であって、第1予約申込ステップ、第2予約申込ステップ、予約受付ステップ、予約管理ステップ、および、予約推奨ステップをコンピュータのプロセッサに実行させ、前記第1予約申込ステップは、サービス享受者の意思入力に基づき、サービス享受者プロファイルおよびサービス享受者スケジュールと対応しサービス享受場所、サービス提供者およびサービス内容の少なくとも1つを指定する第1予約申込を行い、前記第2予約申込ステップは、前記サービス提供者の意思入力に基づき、サービス提供者プロファイルおよびサービス提供者スケジュールと対応し前記サービス享受場所、前記サービス享受者および前記サービス内容の少なくとも1つを指定する第2予約申込を行い、前記予約受付ステップは、前記第1予約申込および/または前記第2予約申込を受け付け、前記予約管理ステップは、受け付けられた前記第1予約申込および/または前記第2予約申込において指定された前記サービス享受場所、前記サービス享受者、前記サービス提供者および前記サービス内容の少なくとも1つを少なくとも含む予約イベントを決定する、ことを特徴とする。
【0028】
上記課題を解決するため、本発明は、予約支援プログラムであって、コンピュータを、第1予約申込手段、第2予約申込手段、予約受付手段、および、予約管理手段として機能させ、前記第1予約申込手段は、サービス享受者の意思入力に基づき、サービス享受者プロファイルおよびサービス享受者スケジュールと対応しサービス享受場所、サービス提供者およびサービス内容の少なくとも1つを指定する第1予約申込を行い、前記第2予約申込手段は、前記サービス提供者の意思入力に基づき、サービス提供者プロファイルおよびサービス提供者スケジュールと対応し前記サービス享受場所、前記サービス享受者および前記サービス内容の少なくとも1つを指定する第2予約申込を行い、前記予約受付手段は、前記第1予約申込および/または前記第2予約申込を受け付け、前記予約管理手段は、受け付けられた前記第1予約申込および/または前記第2予約申込において指定された前記サービス享受場所、前記サービス享受者、前記サービス提供者および前記サービス内容の少なくとも1つを含む予約イベントを決定する、ことを特徴とする。
【0029】
本発明の好ましい形態では、登録受付手段と、データ収集手段と、データ提供手段と、を更に有し、前記登録受付手段は、求人または求職に関する求人求職プロファイルの登録を受け付け、前記サービス提供者プロファイルまたはサービス享受場所プロファイルに対応付けて格納し、前記データ収集手段は、前記予約イベントに基づき、前記サービス提供者により提供されたサービスおよび/または販売品に関する売上データを収集し、前記サービス提供者プロファイルに関連付けてデータベースに格納し、前記データ提供手段は、前記サービス提供者プロファイルにより特定される前記サービス提供者による前記売上データに基づくマッチング支援情報を提供する。
このような構成とすることで、サービス提供者による実際の売上データに基づく高い信頼性を有するマッチング支援情報を提供し、求人支援または求職支援を好適に実施することができる。
【0030】
本発明の好ましい形態では、前記データ収集手段は、売上データ管理システムを介して、前記サービス提供者により提供されたサービスおよび/または販売品に関する売上データを収集し、前記サービス提供者プロファイルに関連付けてデータベースに格納する。
このような構成とすることで、売上データ管理システムから収集される高い信頼性を有するデータに基づき求人支援または求職支援を好適に実施することができる。
【0031】
本発明の好ましい形態では、前記売上データは、前記データ収集手段により収集された第1売上データと、サービス提供者により使用される提供者端末を介して入力された第2売上データと、を含み、前記データ提供手段は、前記第1売上データおよび前記第2売上データを含むマッチング支援情報をそれぞれ区別可能に提供する。
このような構成とすることで、データ収集手段による高い信頼性を有する売上データと、サービス提供者により任意に入力される売上データと、を区別可能に提供することで、求人側(サービス享受場所)における求人判断支援を好適に実現することができる。
【0032】
本発明の好ましい形態では、前記売上データは、サービス内容別に前記データベースに格納され、前記データ提供手段は、前記サービス内容別に前記売上データに基づく前記マッチング支援情報をそれぞれ区別可能に提供する。
このような構成とすることで、サービス内容別の売上データに基づくマッチング支援情報を提供し、サービス提供者の得意分野を可視化することができる。
【0033】
本発明の好ましい形態では、前記サービス内容は、1または複数の詳細なサービス分類を有し、前記データ提供手段は、前記サービス分類別に前記売上データに基づく前記マッチング支援情報をそれぞれ区別可能に提供する。
このような構成とすることで、1つのサービス内容が複数のサービス分類を有することで、サービス提供者の実績に関する詳細データを蓄積し、更に好適な求職支援を実現することができる。
【発明の効果】
【0034】
上記事情を鑑みて、本発明は、予約支援にかかる新規な技術を提供することを、解決すべき課題とする。
【図面の簡単な説明】
【0035】
図1】本発明の一実施形態にかかる機能ブロック図を示す。
図2】本発明の一実施形態にかかるハードウェア構成図を示す。
図3】本発明の一実施形態にかかる機能ブロック図を示す。
図4】本発明の一実施形態にかかるデータ構造例を示す。
図5】本発明の一実施形態にかかる画面表示例を示す。
図6】本発明の一実施形態にかかる画面表示例を示す。
図7】本発明の一実施形態にかかる処理フローチャートを示す。
【発明を実施するための形態】
【0036】
本明細書は、本発明にかかる一実施形態を、図面を交えて、詳細に説明する。一実施形態は以下の構成に限定されず適宜、変形されてよい。なお、一部の符号は図示されない。
【0037】
<実施形態1>
予約支援システム(予約支援方法に相当)は、図1に例示するように、第1予約申込手段001(第1予約申込ステップに相当)、第2予約申込手段002(第2予約申込ステップに相当)、予約受付手段003(予約受付ステップに相当)、予約管理手段004(予約管理ステップに相当)、および、予約推奨手段005(予約推奨ステップに相当)を有する。上記の各手段は、ネットワークを介して適宜、連携してよく、用いられる情報をデータベースサーバにおいて格納する/参照するなどして本発明にかかる作用効果を適宜、実現してよい。なお、予約支援システムは、サービス支援システムの一部としてその作用効果を実現するものとする。
【0038】
第1予約申込手段001は、サービス享受者0Bの意思入力に基づき、サービス享受者プロファイル1001およびサービス享受者スケジュール1002と対応しサービス享受場所0A、サービス提供者0Cおよびサービス内容0Dの少なくとも1つを指定する第1予約申込1100を行う。ここで、サービス享受者スケジュール1002は、サービス享受者0Bが日時や時間帯を指定したものであってよく、カレンダー情報を示す外部サービスから取得したものであってもよい。ここで、サービス提供者スケジュール1004は、サービス提供者0Cが日時や時間帯を指定したものであってよく、カレンダー情報を示す外部サービスから取得したものであってもよい。なお、第1予約申込手段001は、予約受付手段003に対して、ネットワークを介して上記の申込などを行ってよく、APIを介して上記の申込などを行って、申込(リクエスト)にかかる処理の態様に制限はない。
【0039】
第2予約申込手段002は、サービス提供者0Cの意思入力に基づき、サービス提供者プロファイル1003およびサービス提供者スケジュール1004と対応しサービス享受場所0A、前記サービス享受者0Bおよび前記サービス内容0Dの少なくとも1つを指定する第2予約申込1200を行う。なお、第2予約申込手段002は、予約受付手段003に対して、ネットワークを介して上記の申込などを行ってよく、APIを介して上記の申込などを行って、申込(リクエスト)にかかる処理の態様に制限はない。
【0040】
予約受付手段003は、第1予約申込1100および/または第2予約申込1200を受け付ける。なお、予約受付手段003は、第1予約申込手段および/または第2予約申込手段から、ネットワークを介して上記の申込などを受け付けてよく、APIを介して上記の申込などを受け付けてよく、受付にかかる処理の態様に制限はない。
【0041】
予約管理手段004は、受け付けられた第1予約申込1100および/または第2予約申込1200において指定されたサービス享受場所0A、サービス享受者0B、サービス提供者0Cおよびサービス内容0Dの少なくとも1つを少なくとも含む予約イベント1000を決定する。このとき、予約管理手段004は、予約イベント1000を予約イベントテーブルとしてデータベースサーバに格納し、予約イベント1000に基づく通知をサービス享受場所0A、サービス享受者0Bおよびサービス提供者0Cに通知し、当該予約イベントのスケジュールに基づき例としてデータベースサーバ上で管理されるサービス享受場所0A、サービス享受者0Bおよびサービス提供者0Cにかかるスケジュール(サービス享受者スケジュール1002、サービス提供者スケジュール1004、サロンスケジュールなど)を更新してよい。
【0042】
予約推奨手段005は、受け付けられた第1予約申込1100およびそのサービス享受者プロファイル1001およびサービス享受者スケジュール1002、および/または、受け付けられた第2予約申込1200およびそのサービス提供者プロファイル1003およびサービス提供者スケジュール1004と、サービス享受場所0Aのサービス享受場所プロファイル1005と、に基づき、第1予約申込1100および/または第2予約申込1200において指定されなかったサービス享受場所0A、サービス享受者0B、サービス提供者0Cおよびサービス内容0Dの少なくとも1つを決定しサービス享受者0Bおよびサービス提供者0Cに推奨する。ここで、「推奨する」とは、推奨する先であるサービス享受者0Bやサービス提供者0Cなどに対して、推奨する内容を通知しその内容に関する同意の意思入力の機会を提供することを指す。ここでの意思入力の機会とは、例として、サービス享受者0Bやサービス提供者0Cが有する端末の画面上で、意思入力を行うためのインタフェースにかかる表示処理を行うことに相当する。
【0043】
予約管理手段004は、推奨されたサービス享受場所0A、サービス享受者0B、サービス提供者0Cおよびサービス内容0Dの少なくとも1つについて、サービス享受者0Bおよびサービス提供者0Cにより同意を示す意思入力が行われた場合、推奨されたサービス享受場所0A、サービス享受者0B、サービス提供者0Cおよびサービス内容0Dの少なくとも1つを含むよう予約イベント1000を決定する。つまり、予約管理手段004は、指定されていない/決定されていない予約イベント1000を構成する各種情報の何れかとして、予約推奨手段005により推奨され同意が得られたものを採用する。ここで、「指定されていない各種情報」とは、第1予約申込1100や第2予約申込1200で指定されなかった各種情報である。また、ここで、「決定されていない各種情報」とは、予約推奨手段005により推奨され同意が得られなかったものに対する各種情報を含む。
【0044】
サービス享受者プロファイル1001は、そのサービス享受者0Bを示す過去の予約イベント1000を含むサービス享受履歴1001Xを含む。ここで、サービス享受履歴1001Xは、過去の予約イベント1000にかかるキャンセル履歴を含んでよい。
【0045】
予約推奨手段005は、サービス享受履歴1001Xが示す過去の予約イベント1000に含まれるサービス享受場所0Aおよび/またはサービス提供者0Cを推奨する。ここで、予約推奨手段005は、例として、サービス享受履歴1001Xにおいて、特定のサービス享受場所0Aを含む予約イベント1000の頻度が高い場合、その特定のサービス享受場所0Aを推奨する。また、ここで、予約推奨手段005は、例として、サービス享受履歴1001Xにおいて、特定のサービス提供者0Cを含む予約イベント1000の頻度が高い場合、その特定のサービス享受場所0Aを推奨する。なお、予約推奨手段005は、例として、サービス享受履歴1001Xにおいて、特定のサービス享受場所0Aを含む予約イベント1000の頻度、および、特定のサービス提供者0Cを含む予約イベント1000の頻度が何れも高い場合、サービス享受場所0Aおよびサービス提供者0Cのうち、頻度が高い一方にのみ基づき推奨を行ってよい。ここで、「頻度が高い」とは、予め設定された所定のしきい値を超過することに相当する。
【0046】
サービス提供者プロファイル1003は、そのサービス提供者0Cを示す過去の予約イベント1000を示すサービス提供履歴1003Xを含む。ここで、サービス提供履歴1003Xは、過去の予約イベント1000にかかるキャンセル履歴を含んでよい。
【0047】
予約推奨手段005は、サービス提供履歴1003Xが示す過去の予約イベント1000に含まれるサービス享受場所0Aおよび/またはサービス内容0Dを推奨する。予約推奨手段005は、例として、サービス提供履歴1003Xにおいて、横浜などの特定のエリアに位置するサービス享受場所0Aを含む予約イベント1000の頻度が高い場合、その特定のエリアに位置するサービス享受場所0Aを推奨する。また、予約推奨手段005は、例として、カットなどの特定のサービス内容0Dを含む予約イベント1000の頻度が高い場合、その特定のサービス内容0Dを推奨する。ここで、「頻度が高い」とは、予め設定された所定のしきい値を超過することに相当する。
【0048】
サービス提供者プロファイル1003は、そのサービス提供者0Cにかかる過去の勤務先および同僚であった他のサービス提供者0Cを示すサービス提供者経歴1003Yを含む。ここで、サービス提供者経歴1003Yは、そのサービス提供者0Cにかかる過去の勤務先としてその所在地や勤務年数、そして、同時期に勤務していた他のサービス提供者0Cにかかる情報をさらに含んでよい。また、サービス提供者経歴1003Yは、そのサービス提供者0Cにかかる出身校や出身地をさらに含んでよい。
【0049】
予約推奨手段005は、意思入力を行ったそのサービス享受者0Bが過去に指定したサービス提供者0Cとこれまでの勤務先が共通する他のサービス提供者0Cを推奨する。また、予約推奨手段005は、そのサービス享受者0Bが過去に指定したサービス提供者0Cとこれまでの勤務先に加えて勤務期間が重複するようなサービス提供者0Cを推奨してよい。また、予約推奨手段005は、そのサービス享受者0Bが過去に指定したサービス提供者0Cと出身校が一致するようなサービス提供者0Cを推奨してよい。
【0050】
サービス享受場所プロファイル1005は、そのサービス享受場所0Aにかかる住所、収容可能人数および設備内容を少なくとも含む。また、サービス享受場所プロファイル1005は、Wi-Fi(登録商標)などのネットワーク設備、ソファ・トイレ・ドライヤー・コンセントの有無や個数などの設備内容を含んでよく、プライベートサロンか否かを示してよい。
【0051】
サービス享受場所プロファイル1005は、そのサービス享受場所0Aにかかる1以上の所定のサービス享受者0Bに共通するサービス享受者プロファイル1001の一部をさらに示す。ここで、サービス享受場所プロファイル1005は、例として、女性などの性別、20代などの年齢・年齢層、カットモデルなどのモデルの経験などを、サービス享受場所0A側が希望するサービス享受者0Bにかかる属性として適宜、示してよい。
【0052】
サービス享受場所プロファイル1005は、そのサービス享受場所0Aにかかる1以上の所定のサービス提供者0Cに共通するサービス提供者プロファイル1003の一部をさらに示す。ここで、サービス享受場所プロファイル1005は、例として、男性などの性別、30代などの年齢・年齢層、キャリア年数などを、サービス享受場所0A側が希望するサービス提供者0Cにかかる属性として適宜、示してよい。
【0053】
サービス提供者0Cは、ヘアスタイリスト、ネイリスト、セラピスト、エステティシャン、カイロプラクターおよびインストラクターを含む群から選択されるサービス業就労者である。ここで、ヘアスタイリストとは、理容師および美容師などであってよい。また、ここで、カイロプラクターとは、整体師などあってよい。サービスの業種に制限はない。また、サービス内容0Dは、サービスの業種に応じて適宜、既知または慣用のものが設定されてよい。
【0054】
第1予約申込手段001にかかる作用効果は、第1予約申込端末などの端末の作用効果であってよい。このとき、第1予約申込端末は、スマートフォンなどのコンピュータの態様をとる。
第2予約申込手段002にかかる作用効果は、第2予約申込端末などの端末の作用効果であってよい。このとき、第2予約申込端末は、スマートフォンなどのコンピュータの態様をとる。
【0055】
上記コンピュータは、図2に例示するように、プロセッサなどの主記憶装置12A、RAMなどの主記憶装置12B、データストレージである補助記憶装置12C、タッチパネルなどの入力装置12D、ディスプレイなどの出力装置12E、通信インタフェースである通信装置12F、および、バスインタフェースを備える。
【0056】
予約受付手段003にかかる作用効果は、予約受付サーバの作用効果であってよい。このとき、予約受付サーバは、フロントエンドサーバなどのサーバの態様をとる。
予約管理手段004にかかる作用効果は、予約管理サーバの作用効果であってよい。このとき、予約管理サーバは、バックエンドサーバなどのサーバの態様をとる。
予約推奨手段005にかかる作用効果は、予約推奨サーバの作用効果であってよい。このとき、予約推奨サーバは、バックエンドサーバなどのサーバの態様をとる。
【0057】
上記サーバは、コンピュータの一態様であり、図2に例示するように、プロセッサなどの主記憶装置345A、RAMなどの主記憶装置345B、データストレージである補助記憶装置345C、タッチパネルなどの入力装置345D、ディスプレイなどの出力装置345E、通信インタフェースである通信装置345F、および、バスインタフェースを備える。
【0058】
なお、上記サーバを含むサーバ群のサーバ構成に制限はなく、外部サービスや本発明にかかる各種情報を格納するデータベースサーバと適宜、連携してよい。
【0059】
本発明の一実施形態では、サーバなどは、決済支援処理を行う決済支援手段をさらに有する構成であってよい。決済支援手段は、予約イベント1000に応じて決済額を決定し、サービス享受者0Bおよび/またはサービス提供者0Cに対して決済額を通知し、外部の決済プラットフォームと連携し決済支援処理を行ってよい。ここで、意思入力などの決済支援処理の一部は、端末などにより行われる構成であってよい。
【0060】
決済額の決定に際し、サービス享受者0Bやサービス提供者0C毎の料金テーブルに基づいて決定されてよい。ここで、決済額は、サービス提供者スケジュール1004などに基づいて決定されてよい。
【0061】
決済支援処理は、既知または慣用の電子マネーや暗号通貨などに基づいてよい。また、このとき、決済支援処理は、前払いの態様であってよく、後払いの態様であってよい。決済支援処理がサブスクリプションの態様をとる場合、予め決められた額を決済額としてよい。なお、決済額における広告料は、サービス享受者0Bが負担する構成であってよい。
【0062】
一実施形態にかかる構成は、特開2018-185692号公報、特開2019-079105号公報、特開2019-070867号公報、特開2018-085026号公報、特開2018-073082号公報、および、特開2017-207994号公報などの公知技術にかかる構成の一部を適宜、援用してよい。
【0063】
本発明によれば、エンドユーザ(サービス享受者)、利用者(サービス業就労者)および店舗管理者(サービス享受場所のオーナー)の三者のそれぞれのニーズをより有機的に考慮しながらサービス提供の機会を創出するような予約支援を実現することができる。
【0064】
<実施形態2>
サービス支援システムは、求人活動を行うサービス享受場所0Aや個人経営者であるサービス提供者0Cおよび、求職活動を行うサービス提供者0Cを支援するための機能構成要素を更に実現する。以下、本実施形態における求人求職支援について説明する。
【0065】
本実施形態において、サービス支援システムは、美容師、エステシャンなどのサービス提供者(個人事業主)にとって好適な機能を実現する。従来、個人事業主は、サロンなどのサービス享受場所(サービス提供場所)に所属し、キャリアを形成することが一般的であった。しかし、求職者が求職時に用意する履歴書などにおける実績や経歴は自己申告によるものであるため、求人側と求職側の双方にとって正確かつ信頼性のおけるデータとして提示することができず、結果として求人求職のマッチングが成立した後にマッチングの不具合が発覚するなど好適にマッチングを成立させることが難しい問題があった。
【0066】
実施形態2では、上述した課題に鑑みてなされた求人求職支援のためのシステムであって、予約支援システムと連携可能に構成されるサービス支援システムの構成およびそれを用いた方法について説明する。
【0067】
実施形態2にかかるサービス支援システム500は、図3に例示するように、予約支援システム100と、売上データ管理システム200と、求人求職支援システム300と、データベースシステム400と、を備える。サービス支援システム500を構成する各システムは、1または複数のコンピュータにより実現されてよい。すなわち、各システムは、データ通信可能に構成されればよく、ネットワークを介してそれぞれ連携することで構成されるか、1つのコンピュータにおいて一部または全部のシステムが実現されてもよい。各システムは、サーバ装置などのコンピュータにより実現される。また、各システムが備える各機能構成要素は、1または複数のコンピュータにより実現されてよく、それらの構成に限定はない。なお、予約支援システム100は、実施形態1と同様の構成について、同様の符号を付して説明を省略する。
【0068】
予約支援システム100は、予約管理手段004により予約イベント1000を決定し、決定した予約イベント1000をデータベースシステム400に格納する。なお、予約イベント1000にかかる各種情報は、第1予約申込手段001、第2予約申込手段002、予約受付手段003などにより取得される。
【0069】
売上データ管理システム200は、サービス提供者0Cにより提供されたサービスおよび/または販売品に関する売上データ1007を有する。売上データ管理システム200は、サービス享受場所0Aに設置されるPOS(Point of Sale)端末などを介して入力される売上データ1007を収集し、記憶部に記憶している。ここで売上データ1007は、サービスおよび/または販売品を提供したサービス提供者0Cをキーとして、売上対象となったサービスおよび/または販売品の品目であるサービス内容0D、当該サービス内容0D別の売上、販売を行った場所であるサービス享受場所0A、タイムスタンプなどを有する。売上データ1007は、サービス提供者0Cをキーとすることで、例えば、サービス提供者0Cが別のサービス享受場所0Aに転職した場合であっても、継続的に個人の実績を示すデータとして蓄積することが可能となる。なお、売上データ1007は、サービス提供者0Cが個人経営であるような場合、サービス享受場所0Aに関するデータを有していなくてもよい。
【0070】
求人求職支援システム300は、登録受付手段006(登録ステップ)と、データ収集手段007(データ収集ステップ)と、データ提供手段008(データ提供ステップ)と、を有する。これら各手段は、1つのコンピュータにおいて構成されるか、ネットワークを介して連携することで構成されてもよい。
【0071】
データベースシステム400は、データベースサーバなどとして構成され、予約支援システム100、売上データ管理システム200を含む各システムにおいて収集されるデータを格納する。また、データベースシステム400は、格納したデータを、各システムからのデータ提供依頼に応じて提供する。
【0072】
登録受付手段006は、求人または求職に関する求人求職プロファイル1006の登録を受け付け、データベースシステム400に格納する。求人に関する求人求職プロファイル1006は、求人側となるサービス享受場所0Aやサロンなどを経営するサービス提供者0Cにより操作される端末を介して入力され、登録受付手段006は、当該端末から受信した求人求職プロファイル1006の登録を受け付ける。また、求職に関する求人求職プロファイル1006は、求職側となるサービス提供者0Cにより操作される端末を介して入力され、登録受付手段006は、当該端末から受信した求人求職プロファイル1006の登録を受け付ける。なお、以下の説明において求人求職プロファイル1006は、求人に関する求人求職プロファイル1006Aと、求職に関する求人求職プロファイル1006Bと、として記載し、特に区別しない場合、求人求職プロファイル1006と記載する。
【0073】
データ収集手段007は、サービス提供者0Cにより提供されたサービスおよび/または販売品に関する売上データ1007を収集し、当該サービス提供者0Cのサービス提供者プロファイル1003に関連付けてデータベースシステム400に格納する。データ収集手段007は、予約イベント1000に基づき売上データ1007を収集する。また、データ収集手段007は、売上データ管理システム200を介して売上データ1007を収集することができる。売上データ1007は、データ収集手段007により収集された第1売上データ1007Aと、求職側となるサービス提供者0Cにより操作される端末を介して入力される第2売上データ1007Bと、に分類され、それぞれ区別可能にデータベースシステム400に格納される。
【0074】
データ提供手段008は、サービス提供者プロファイル1003により特定されるサービス提供者0Cによる売上データ1007に基づくマッチング支援情報1008を提供する。マッチング支援情報1008は、少なくとも売上データ1007の売上を含み、求職側のサービス提供者0Cのサービスまたは販売品の提供に関する実績を示す情報として求人側のサービス享受場所0Aまたはサービス提供者0Cにおいて使用される端末に対して提供される。
【0075】
売上データ1007は、図4に示すように、サービス提供者0Cのサービス提供者プロファイル1003を特定するサービス提供者IDをキーとして、売上データID、サービス内容、売上、タイムスタンプなどを有する。サービス内容は、提供されたサービスの内容または提供された販売品の品目などを示す。サービス内容は、サービスの業種に応じて適宜設定可能であり、例えば、ヘアスタイリング、ネイルスタイリング、セラピー、エステ、カイロプラクティックなどを含む。また、サービス内容は、更に詳細なサービス分類を有してよい。例えば、サービス内容がヘアスタイリングの場合、サービス分類は、カット、ヘアカラー、パーマネント、トリートメント、ヘッドスパなどを含むことができる。また、サービス内容は、セットプランとして複数のサービスが複合して提供されてよく、1または複数のサービス分類を有してよい。また、サービス内容が販売品である場合も同様に、提供される販売品の詳細な品目として1または複数のサービス分類を有してよい。
【0076】
売上データ1007は、1の予約イベント1000または所定期間(日別、週別など)における1以上の予約イベント1000に基づき収集される。本実施形態において、予約イベント1000は、サービス享受場所0A、サービス享受者0B、サービス提供者0C、サービス内容0Dを含み、また、サービス内容は、更に詳細なサービス分類と、サービス内容別またはサービス分類別の料金を含む。データ収集手段007は、サービス提供者0Cの端末を介して予約イベント1000の実施完了に関する入力を受け付けると、当該予約イベント1000における料金に基づき売上データ1007として収集する。
【0077】
また、売上データ1007は、売上データ管理システム200において1の会計または所定期間における1以上の会計に関する記録に基づき収集される。売上データ管理システム200は、サービス提供者0Cがサービスまたは販売品に関して会計する際、サービス内容またはサービス分類を含むデータ入力をPOS端末などを介して受け受けることで、売上データ1007を記憶部に格納し、データ収集手段007は、定期的に、または、データ収集要求を送信することで、売上データ管理システム200より売上データ1007を収集する。
【0078】
マッチング支援情報1008は、データ提供手段008により売上データ1007に基づいて生成され、提供される。マッチング支援情報1008は、サービス提供者IDをキーとして、マッチング支援情報ID、1以上の売上データIDおよび、実績値などを含む。実績値は、売上データ1007に基づき算出される。実績値は、サービス提供者0Cによる累計売上、平均売上などを示す。なお、実績値は、所定期間における累計売上、平均売上であってもよく、「所定期間」は任意に設定可能に構成される。また、実績値は、売上データ1007におけるサービス内容別、サービス分類別に算出可能に構成されている。マッチング支援情報1008は、サービス提供者IDにより特定されるサービス提供者0Cのサービス提供者プロファイル1003に対応付けられている。
【0079】
マッチング支援情報1008は、売上データ1007に含まれるサービス内容に基づきサービス内容別に区別可能に生成される。また、マッチング支援情報1008は、売上データ1007に含まれるサービス分類に基づきサービス分類別に区別可能に生成される。
【0080】
求人に関する求人求職プロファイル1006Aは、求人に関する募集要項として勤務地、募集形態、募集職種、募集業務、業務詳細、必要資格、報酬、勤務時間、優遇する経歴などを含む。なお、募集要項は、求人に関するその他の要項を含んでもよい。求人求職プロファイル1006Aは、求人を行うサービス提供者0Cのサービス提供者プロファイル1003またはサービス享受場所0Aのサービス享受場所プロファイル1005と対応付けられており、これらのプロファイルを参照し、求人求職プロファイル1006Aの一部が自動入力されてもよい。
【0081】
求職に関する求人求職プロファイル1006Bは、求職を行うサービス提供者の氏名、住所、連絡先などを含む基本情報と、学歴や職歴、保有資格などを含む経歴情報と、希望報酬額、希望勤務日数、希望職種など含む求職に関する希望条件と、等を有する。求人求職プロファイル1006Bは、求職を行うサービス提供者0Cのサービス提供者プロファイル1003に対応付けられており、これを参照し、求人求職プロファイル1006Bの一部が自動入力されてもよい。また、求人求職プロファイル1006Bは、マッチング支援情報1008に対応付けられ、少なくともその実績値を経歴情報に反映させることができる。登録受付手段006は、端末を介して第2売上データの入力を受け付け、求人求職プロファイル1006Bの経歴情報に反映させることができる。ここで、第1売上データに基づき入力される求人求職プロファイル1006Bは、サービス提供者0Cの意思決定によりその変更は制限され、第2売上データに基づき入力される求人求職プロファイル1006Bは、サービス提供者0Cの意思決定により任意に入力/変更が可能に構成されている。
【0082】
以下、図5図6を参酌し、本実施形態において端末に表示される画面表示例を用いて各処理の流れを説明する。なお、各画面表示は、サービス支援システムが備える表示処理手段により各種データに基づき表示処理を実行し、端末装置が当該表示処理結果を取得することで表示される。表示処理手段の一部または全部は、端末装置が備える構成であってもよい。
【0083】
図5Aは、求人に関する求人求職プロファイル1006Aの登録画面W1を示し、図5Bは、求職に関する求人求職プロファイル1006Bの登録画面W2を示す。
【0084】
登録画面W1は、募集要項入力部W11と、登録ボタンW12と、を備える。募集要項入力部W11は、求人に関する各種募集要項についてテキストデータ入力や選択入力を受け付ける。登録ボタンW12は、押下されることで、募集要項入力部W11に入力された募集要項をサービス支援システム500に対して送信する。登録受付手段006は、登録画面W1を介して入力された情報を求人求職プロファイル1006Aとして、情報送信元であるサービス提供者0Cまたはサービス享受場所0Aのプロファイルに対応付けてデータベースシステム400に格納する。
【0085】
登録画面W2は、基本情報入力部W21と、経歴情報入力部W22と、希望条件入力部W23と、登録ボタンW24と、を備える。各入力部(W21―W23)は、求職に関する各種情報についてテキストデータ入力や選択入力を受け付ける。登録ボタンW24は、押下されることで、各入力部(W21-W23)を介して入力された各種情報をサービス支援システム500に対して送信する。登録受付手段006は、登録画面W2を介して入力された情報を求人求職プロファイル1006Bとして、情報送信元であるサービス提供者0Cのサービス提供者プロファイル1003に対応付けてデータベースシステム400に格納する。ここで、経歴情報入力部W22は、マッチング支援情報1008に基づき実績に関する情報が少なくとも一部自動で入力される。実績に関する情報は、例えば、職歴、売上データ、経験職歴、得意分野などが含まれる。また、経歴情報入力部W22は、サービス提供者0Cの任意により売上データを含む実績に関する情報の入力を受け付け可能に構成されている。経歴情報入力部W22を介して入力された売上データは、第2売上データ1007Bとして第1売上データ1007Aとは区別してデータベースシステム400に格納される。第2売上データ1007Bは、実績を示すデータであれば限定されず、例えば、平均収入や平均利益などであってもよい。求職側であるサービス提供者0Cは、給与明細書や帳簿、決算書などを参照することで、第2売上データ1007Bを入力するものとする。
【0086】
基本情報入力部W21は、サービス提供者プロファイル1003に基づいて一部自動で入力されてもよい。
【0087】
<マッチング処理>
求人側は求職者の求人求職プロファイル1006Bを、求職側は求人者の求人求職プロファイル1006Aを、それぞれ端末を介して閲覧可能に構成されている。求人者または求職者は、それぞれ所定の条件により求人求職プロファイル1006を検索し、希望の条件となる求人者または求職者を選択することで、マッチングすることができる。なお、求人側、求職側の双方が求人求職プロファイル1006を登録し、求人側の募集要項と求職側の経歴情報および/または希望条件の少なくとも一部が一致する場合、自動マッチングすることができる。なお、自動マッチングの条件は、求人側および求職側の端末を介してそれぞれ任意に設定可能とする。
【0088】
求人側および求職側の求人求職プロファイルにおける所定のデータ項目の少なくとも一部が一致した場合、それぞれの端末に当該求人求職プロファイルにアクセスするための情報が通知されてもよい。これにより求人側は、希望の人材が求職していることを知り得、求職側は、希望の条件により求人しているサロンなどがあることを知り得、双方の希望が一致する場合に好適にマッチング処理を実現することができる。
【0089】
図6は、求人側の端末において表示される求職するサービス提供者0Cの各種プロファイルを表示するプロファイル画面W4を示す。プロファイル画面W4は、基本情報表示部W41と、経歴情報表示部W42と、希望条件表示部W43と、採用ボタンW44と、を備える。データ提供手段008は、サービス提供者プロファイル1003、求人求職プロファイル1006に対応付けられたマッチング支援情報1008を求人側の端末に提供する。基本情報表示部W41と、経歴情報表示部W42と、希望条件表示部W43と、は、データ提供手段008により提供されたデータに基づき表示される。採用ボタンW44は、求人者が各種表示部(W41-W43)に表示される求職者の情報を確認し、採用を希望する場合に押下され、サービス支援システム500は、採用に関するオファーを当該求人者の端末に通知することができる。
【0090】
経歴情報表示部W42は、売上データ1007に基づき表示される売上表示部W42Aおよび得意分野表示部W42Bと、詳細情報ボタンW42Cを有する。売上表示部W42Aは、図6の例において、第1売上データ1007Aに基づく売上を「実際売上」とし、第2売上データ1007Bに基づく売上を「ユーザ入力」としてそれぞれ区別可能に表示する。詳細情報ボタンW42Cは、押下されることで、求職者の詳細な売上データ1007を表示する詳細画面W5(図示せず)を表示可能に構成される。詳細画面W5は、売上データ1007におけるサービス内容別、サービス分類別の売上データ1007を一覧表示またはグラフ表示などとして表示可能に構成される。これによって、詳細画面W5は、求職者の得意なサービス内容またはサービス分類を可視化し、求人者に提供することができる。得意分野表示部W42Bは、売上データ1007に基づき売上が最も多いサービス内容またはサービス分類、または、売上が所定値以上であるサービス内容またはサービス分類を表示することができる。また、得意分野表示部W42Bは、求職者の任意により登録された得意分野を表示できるが、売上データ1007に基づき表示される得意分野とは区別可能に表示される構成とすることが好ましい。
【0091】
また、売上表示部W42Aは、所定のサービス内容またはサービス分類における売上データ1007Aに基づきサービス内容別またはサービス分類別の売上をそれぞれ表示可能であり、例えば、サービスの売上と、販売品の売上と、をそれぞれ表示可能である。
【0092】
データ提供手段008は、サービス提供者0Cによる所定期間における売上データ1007をマッチング支援情報1008として提供し、経歴情報表示部W42を表示させることができる。また、データ提供手段008は、サービス提供者0Cによる所定期間における売上データ1007に基づきその平均売上を算出し、マッチング支援情報1008として提供し、経歴情報表示部W42を表示させることができる。
【0093】
データ提供手段008は、サービス享受場所0Aにおけるサービス享受場所プロファイル1005に基づき、当該サービス享受場所に応じた所定のサービス内容および/またはサービス分類に該当する売上データ1007に基づきマッチング支援情報1008を提供することができる。
【0094】
図7は、データ収集からデータ提供までの処理に関するフローチャートを示す。
データ収集手段007は、予約イベント1000および/または売上データ管理システム200によりサービス提供者0C別の第1売上データ1007Aを収集する(ステップS11)。
登録受付手段006は、求職者の端末を介して求職に関する求人求職プロファイル1006Bの登録を受け付け、サービス提供者プロファイル1003に対応付けて、データベースシステム400に格納する(ステップS12)。
登録受付手段006は、求人者の端末を介して求人に関する求人求職プロファイル1006Aの登録を受け付け、サービス提供者プロファイル1003またはサービス享受場所プロファイル1005に対応付けて、データベースシステム400に格納する(ステップS13)。
データ提供手段008は、求人者の端末を介して求職者の求人求職プロファイル1006Bの提供要求を取得し(ステップS14)、当該端末に対して求人求職プロファイル1006Bおよび、第1売上データ1007Aに基づくマッチング支援情報1008を含む情報を提供する(ステップS15)。
なお、上記ステップS11~S13の処理の順序に制限はない。
【0095】
本発明に依れば、従来サービス提供者0Cの実績として可視化が難しかったサービスや販売品の売上などを個人別に集計し、表示可能とすることで、求人側は必要とする人材の実績の詳細を考慮し採用ができ、求職側は自身の実績を正確に提示でき、求人求職支援が好適に実現される。また、本発明に依れば、特に個人事業主の経歴に関するデータを客観的に把握することができるようになり、求人求職支援が好適に実現される。
【符号の説明】
【0096】
0A :サービス享受場所
0B :サービス享受者
0C :サービス提供者
0D :サービス内容
001 :第1予約申込手段
002 :第2予約申込手段
003 :予約受付手段
004 :予約管理手段
005 :予約推奨手段
006 :登録受付手段
007 :データ収集手段
008 :データ提供手段
100 :予約支援システム
200 :売上データ管理システム
300 :求人求職支援システム
400 :データベースシステム
500 :サービス支援システム
1000 :予約イベント
1001 :サービス享受者プロファイル
1001X :サービス享受履歴
1002 :サービス享受者スケジュール
1003 :サービス提供者プロファイル
1003X :サービス提供履歴
1003Y :サービス提供者経歴
1004 :サービス提供者スケジュール
1005 :サービス享受場所プロファイル
1006 :求人求職プロファイル
1007 :売上データ
1007A :第1売上データ
1007B :第2売上データ
1008 :マッチング支援情報
1100 :第1予約申込
1200 :第2予約申込

【要約】      (修正有)
【課題】予約支援にかかる予約支援システム、方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】予約支援システムにおいて、第1予約申込手段001は、サービス享受場所、サービス提供者及びサービス内容の少なくとも1つを指定する第1予約申込を行う。第2予約申込手段002は、サービス享受場所、サービス享受者及びサービス内容の少なくとも1つを指定する第2予約申込を行う。予約受付手段003は、第1予約申込及び/又は第2予約申込を受け付ける。予約管理手段004は、受け付けられた第1予約申込及び/又は第2予約申込において指定されたサービス享受場所、サービス享受者、サービス提供者及びサービス内容の少なくとも1つを少なくとも含む予約イベントを決定する。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7