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特許7004507参拝支援装置、参拝支援方法および参拝支援プログラム
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-01-06
(45)【発行日】2022-01-21
(54)【発明の名称】参拝支援装置、参拝支援方法および参拝支援プログラム
(51)【国際特許分類】
   A47G 33/00 20060101AFI20220114BHJP
   G07F 7/08 20060101ALI20220114BHJP
【FI】
A47G33/00 Z
G07F7/08 S
【請求項の数】 13
(21)【出願番号】P 2017060174
(22)【出願日】2017-03-24
(65)【公開番号】P2018161278
(43)【公開日】2018-10-18
【審査請求日】2020-02-10
(73)【特許権者】
【識別番号】302064762
【氏名又は名称】株式会社日本総合研究所
(74)【代理人】
【識別番号】100104190
【弁理士】
【氏名又は名称】酒井 昭徳
(72)【発明者】
【氏名】木本 周平
【審査官】大内 康裕
(56)【参考文献】
【文献】特開2000-060720(JP,A)
【文献】特開2003-150728(JP,A)
【文献】特開2002-259880(JP,A)
【文献】特開2005-327193(JP,A)
【文献】特開2003-272004(JP,A)
【文献】特開2015-060262(JP,A)
【文献】特開2007-299252(JP,A)
【文献】特開2005-157614(JP,A)
【文献】韓国公開特許第10-2015-0020444(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47G 33/00~35/00
G07F 5/00~ 9/10
G06Q 20/00~40/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
寄付に対する返礼品を排出する排出口と、
前記寄付の金額と、カード番号および有効期限を含むカード情報と、を含む寄付情報が登録された参拝者のカードまたは情報端末装置から、近距離無線通信によって、前記寄付情報を受け付ける受付部と、
前記寄付情報に基づくカード決済指示を、ネットワークを介して、カード会社の情報処理装置へ送信する送信部と、
前記カード決済指示に基づくカード決済完了通知を、前記ネットワークを介して、前記カード会社の情報処理装置から受信する受信部と、
前記カード決済完了通知を受信した場合に、前記排出口から前記返礼品を排出する排出制御部と、
前記排出口の近傍に設けられ、前記カード決済完了通知を受信した場合に、カード決済完了に関する情報および排出される前記返礼品に関する情報を表示する表示画面と、
を備え、
前記寄付の金額に関する情報は、前記参拝者によって前記カードまたは前記情報端末装置に事前に入力されたものであることを特徴とする参拝支援装置。
【請求項2】
前記表示画面に、参拝者に関する情報および寄付金額に関する情報の少なくともいずれかを表示することを特徴とする請求項1に記載の参拝支援装置。
【請求項3】
前記参拝者に関する情報は、前記寄付情報に含まれる当該参拝者の希望によって前記表示画面に表示することを特徴とする請求項2に記載の参拝支援装置。
【請求項4】
前記寄付金額に関する情報は、前記寄付情報に含まれる当該参拝者の希望によって前記表示画面に表示することを特徴とする請求項2または3に記載の参拝支援装置。
【請求項5】
前記返礼品は、賽銭箱への投入物であることを特徴とする請求項1~4のいずれか一つに記載の参拝支援装置。
【請求項6】
前記返礼品は、複数の種類からなることを特徴とする請求項に記載の参拝支援装置。
【請求項7】
前記寄付情報は、前記寄付の趣旨に関する情報および寄付先に関する情報の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1~のいずれか一つに記載の参拝支援装置。
【請求項8】
コンピュータが、
寄付の金額と、カード番号および有効期限を含むカード情報と、を含む寄付情報が登録された参拝者のカードまたは情報端末装置から、近距離無線通信によって、前記寄付情報を受け付け、
前記寄付情報に基づくカード決済指示を、ネットワークを介して、カード会社の情報処理装置へ送信し、
前記カード決済指示に基づくカード決済完了通知を、前記ネットワークを介して、前記カード会社の情報処理装置から受信し、
前記カード決済完了通知を受信した場合に、前記寄付に対する返礼品を所定の排出口から排出
前記カード決済完了通知を受信した場合に、カード決済完了に関する情報および排出される前記返礼品に関する情報を前記排出口の近傍に設けられた表示画面に表示する、
処理を実行し、
前記寄付の金額に関する情報は、前記参拝者によって前記カードまたは前記情報端末装置に事前に入力されたものであることを特徴とする参拝支援方法。
【請求項9】
参拝者の情報端末装置が、
寄付の金額に関する情報の入力を受け付け、
入力された寄付の金額と、入力されたまたはあらかじめ登録されているカード番号および有効期限を含むカード情報とが関連付けされた寄付情報を登録し、
前記寄付情報を登録した後に、寄付先の参拝支援装置に対して、前記寄付情報を近距離通信によって出力し、
出力された前記カード情報によっておこなわれたカード決済に関する履歴情報を受信する、
処理を実行し、
前記寄付情報には、前記寄付先の参拝支援装置に備えられた表示画面に参拝者情報および寄付金額に関する情報の少なくともいずれかを表示する希望に関する情報を含むことを特徴とする参拝支援方法。
【請求項10】
コンピュータに、
寄付の金額と、カード番号および有効期限を含むカード情報と、を含む寄付情報が登録された参拝者のカードまたは情報端末装置から、前記寄付情報を受け付け、
前記寄付情報に基づくカード決済指示を、ネットワークを介して、カード会社の情報処理装置へ送信し、
前記カード決済指示に基づくカード決済完了通知を、前記ネットワークを介して、前記カード会社の情報処理装置から受信し、
前記カード決済完了通知を受信した場合に、前記寄付に対する返礼品を所定の排出口から排出
前記カード決済完了通知を受信した場合に、カード決済完了に関する情報および排出される前記返礼品に関する情報を前記排出口の近傍に設けられた表示画面に表示する、
処理を実行させ、
前記寄付の金額に関する情報は、前記参拝者によって前記カードまたは前記情報端末装置に事前に入力されたものであることを特徴とする参拝支援プログラム。
【請求項11】
参拝者の情報端末装置に、
寄付の金額に関する情報の入力を受け付け、
入力された寄付の金額と、入力されたまたはあらかじめ登録されているカード番号および有効期限を含むカード情報とが関連付けされた寄付情報を登録し、
前記寄付情報を登録した後に、寄付先の参拝支援装置に対して、前記寄付情報を近距離通信によって出力し、
出力された前記カード情報によっておこなわれたカード決済に関する履歴情報を受信する、
処理を実行させ
前記寄付情報には、前記寄付先の参拝支援装置に備えられた表示画面に参拝者情報および寄付金額に関する情報の少なくともいずれかを表示する希望に関する情報を含むことを特徴とする参拝支援プログラム。
【請求項12】
前記入力を受け付ける処理は、あらかじめ設定された寄付の金額を示し、示された金額から選択させることによって、寄付の金額に関する情報の入力を受け付けることを特徴とする請求項11に記載の参拝支援プログラム。
【請求項13】
前記参拝者の情報端末装置に、
前記寄付先からの宣伝広告情報を受信し、
前記宣伝広告情報を表示する、
処理を実行させることを特徴とする請求項11または12に記載の参拝支援プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、参拝におけるカード決済による寄付を支援する参拝支援装置、参拝支援方法および参拝支援プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、神社などへの参拝においては、寄付すなわち賽銭を投入して、祈願をするのが一般的である。そして、賽銭は原則として少額の現金(硬貨など)に限られている。
【0003】
そして、賽銭を賽銭箱に投入することによって、参拝が実行されるのであり、賽銭投入なしの参拝では、実効性を担保できない、すなわち祈願が成就されないという参拝者の心理が存在する。
【0004】
また、賽銭金額情報を入力するタッチパネルと、非接触ICカードから出力される利用可能金額情報を受信し、更新金額情報を送信する非接触通信アンテナと、利用可能金額情報が賽銭金額情報以上のときに、賽銭コイン発行制御信号および更新金額情報を出力する処理制御部と、賽銭コイン発行制御信号に基づいて賽銭コインを発行する賽銭コイン発行部と、を含む賽銭コイン発売機と、賽銭コインを投入する賽銭箱と、を備え、賽銭の盗難を防止できるとともに、参拝時の臨場感も与えられる賽銭システムに関する技術がある(たとえば、下記特許文献1を参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開2000-60720号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来にあっては、少額の現金を持ち合わせていない場合には、賽銭の投入をしないことによる参拝の満足感を得られなかったり、また、神社付近まで来ても、参拝自体をおこなわなかったりすることがあり、神社等の収入の増加を見込めないという問題点があった。
【0007】
また、近年、外国人観光客の急増などによって、外国人観光客の神社などへの参拝も多くなり、日本の硬貨を持ち合わせていないことにより、賽銭の投入ができないことも多いという問題点があった。また、そのためだけに、神社の近隣に両替商を設けることも有効な解決策とはいえない。
【0008】
また、賽銭箱には現金が投入されるため、いわゆる賽銭泥棒なる者の出現により、神社等の経済的被害が増加しているという問題点があった。
【0009】
また、上記技術によれば、賽銭金額をその場で入力しなければならず、入力の手間が煩雑だったり、入力の金額を間違ってしまって、予期せぬ金銭トラブル(意図した金額よりも多くの寄付金額を入力してしまったなど)となったり、他人にその入力金額を見られてしまうなどの問題点があった。
【0010】
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、現金を用いることなく、カード決済によっても、賽銭の投入をおこなうことができる参拝支援装置、参拝支援方法および参拝支援プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる参拝支援装置は、寄付に対する返礼品を排出する排出口と、前記寄付の金額およびカード情報を含む寄付情報が登録されたカードまたは情報端末装置から、前記寄付情報を受け付ける受付部と、前記寄付情報に基づくカード決済指示を、ネットワークを介して、カード会社の情報処理装置へ送信する送信部と、前記カード決済指示に基づく決済完了通知を、前記ネットワークを介して、前記カード会社の情報処理装置から受信する受信部と、前記決済完了通知を受信した場合に、前記排出口から前記返礼品を排出する排出制御部と、を備えたことを特徴とする。
【0012】
また、この発明にかかる参拝支援装置は、上記発明において、前記受付部が、前記カードまたは情報端末装置が所定の箇所にかざされることによって、前記寄付情報を受け付けることを特徴とする。
【0013】
また、この発明にかかる参拝支援装置は、上記発明において、前記返礼品が、賽銭箱への投入物であることを特徴とする。
【0014】
また、この発明にかかる参拝支援装置は、上記発明において、前記返礼品が、複数の種類からなることを特徴とする。
【0015】
また、この発明にかかる参拝支援装置は、上記発明において、前記寄付情報が、前記寄付の趣旨に関する情報および寄付先に関する情報の少なくともいずれかを含むことを特徴とする。
【0016】
また、この発明にかかる参拝支援方法は、コンピュータが、寄付の金額およびカード情報を含む寄付情報が登録されたカードまたは情報端末装置から、前記寄付情報を受け付け、前記寄付情報に基づくカード決済指示を、ネットワークを介して、カード会社の情報処理装置へ送信し、前記カード決済指示に基づく決済完了通知を、前記ネットワークを介して、前記カード会社の情報処理装置から受信し、前記決済完了通知を受信した場合に、前記寄付に対する返礼品を所定の排出口から排出する、処理を実行することを特徴とする。
【0017】
また、この発明にかかる参拝支援方法は、コンピュータが、寄付の金額に関する情報の入力を受け付け、入力された寄付の金額と、入力されたまたはあらかじめ登録されているカード情報とが関連付けされた寄付情報を登録し、前記寄付情報を登録した後に、寄付先の参拝支援装置に対して、前記寄付情報を出力する、処理を実行することを特徴とする。
【0018】
また、この発明にかかる参拝支援プログラムは、コンピュータに、寄付の金額およびカード情報を含む寄付情報が登録されたカードまたは情報端末装置から、前記寄付情報を受け付け、前記寄付情報に基づくカード決済指示を、ネットワークを介して、カード会社の情報処理装置へ送信し、前記カード決済指示に基づく決済完了通知を、前記ネットワークを介して、前記カード会社の情報処理装置から受信し、前記決済完了通知を受信した場合に、前記寄付に対する返礼品を所定の排出口から排出する、処理を実行させることを特徴とする。
【0019】
また、この発明にかかる参拝支援プログラムは、コンピュータに、寄付の金額に関する情報の入力を受け付け、入力された寄付の金額と、入力されたまたはあらかじめ登録されているカード情報とが関連付けされた寄付情報を登録し、前記寄付情報を登録した後に、寄付先の参拝支援装置に対して、前記寄付情報を出力する、処理を実行させることを特徴とする。
【0020】
また、この発明にかかる参拝支援プログラムは、上記発明において、前記寄付情報を登録する処理が、前記寄付情報に基づいて、オーソリ予約をおこなうことを特徴とする。
【0021】
また、この発明にかかる参拝支援プログラムは、上記発明において、前記入力を受け付ける処理が、あらかじめ設定された寄付の金額を示し、示された金額から選択させることによって、寄付の金額に関する情報の入力を受け付けることを特徴とする。
【0022】
また、この発明にかかる参拝支援プログラムは、上記発明において、コンピュータに、前記寄付先からの宣伝広告情報を受信し、前記宣伝広告情報を表示する、処理を実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0023】
この発明にかかる参拝支援装置、参拝支援方法および参拝支援プログラムによれば、現金を用いることなく、カード決済によっても、賽銭の投入をおこなうことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】この発明にかかる実施の形態の参拝支援装置を含むネットワーク・システムのシステム構成の一例を示す説明図である。
図2A】この発明にかかる実施の形態の参拝支援装置を実現するコンピュータ装置のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
図2B】この発明にかかる実施の形態の情報端末装置を実現するコンピュータ装置のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
図2C】この発明にかかる実施の形態のサーバおよびカード会社情報処理装置を実現するコンピュータ装置のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
図3】この発明にかかる実施の形態の参拝支援装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図4】この発明にかかる実施の形態の情報端末装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図5A】この発明にかかる実施の形態における寄付情報が登録されたデータベースの一例を示す説明図である。
図5B】この発明にかかる実施の形態における参拝履歴情報が登録されたデータベースの一例を示す説明図である。
図6】この発明にかかる実施の形態の参拝支援装置の処理手順の一例を示すフローチャートである。
図7】この発明にかかる実施の形態の情報端末装置の処理手順の一例を示すフローチャートである。
図8A】この発明にかかる実施の形態の参拝支援装置の外観の一例を示す説明図である。
図8B】参拝支援装置の表示画面の表示例を示す説明図である。
図9A】返礼品の外観の一例(その1)を示す説明図である。
図9B】返礼品の外観の一例(その2)を示す説明図である。
図9C】返礼品の外観の一例(その3)を示す説明図である。
図10】この発明にかかる実施の形態の情報端末装置の表示画面の一例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる参拝支援装置、参拝支援方法および参拝支援プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0026】
(ネットワーク・システムのシステム構成)
まず、実施の形態の参拝支援装置を含むネットワーク・システムのシステム構成について説明する。図1は、この発明にかかる実施の形態の参拝支援装置を含むネットワーク・システムのシステム構成の一例を示す説明図である。
【0027】
図1において、ネットワーク・システムは、参拝支援装置101と、情報端末装置102と、サーバ103と、カード会社情報処理装置104と、によって構成されている。参拝支援装置101、情報端末装置102、サーバ103、カード会社情報処理装置104は、それぞれ、インターネットなどのネットワーク100を介して相互に通信可能に接続されている。
【0028】
参拝支援装置101は、神社などの参拝地点に設置された端末装置であって、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、サーバコンピュータなどの情報処理装置(コンピュータ装置)などによって構成される。
【0029】
情報端末装置は、スマートフォン、タブレット端末装置、ノートPCなどの情報処理装置(コンピュータ装置)などによって構成される。
【0030】
サーバ103は、複数設置された参拝支援装置101を制御する。神社ごとに、神社に設置された複数の参拝支援装置101を制御してもよく、また、複数の神社のそれぞれの参拝支援装置101を包括的に制御するようにしてもよい。また、サーバ103を設けないで、参拝支援装置101のみで運用し、参拝支援装置101がサーバ103の機能を実現するようにしてもよい。サーバ103は、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、サーバコンピュータなどの情報処理装置(コンピュータ装置)などによって構成される。
【0031】
カード会社情報処理装置104は、たとえば、クレジットカードを用いた決済(カード決済)を実現するカード決済システムに用いるクレジットカードを発行するカード発行会社などによって管理されるコンピュータ装置などによって実現することができる。具体的には、カード会社情報処理装置104は、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、サーバコンピュータなどの情報処理装置(コンピュータ装置)などによって構成される。
【0032】
なお、カード会社情報処理装置104が、サーバ103の機能を実現するようにしてもよい。その場合には、サーバ103における処理は、カード会社情報処理装置104がおこなう。
【0033】
(参拝支援装置101のハードウエア構成の一例)
つぎに、参拝支援装置101のハードウエア構成の一例について説明する。図2Aは、この発明にかかる実施の形態の参拝支援装置を実現するコンピュータ装置のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
【0034】
図2Aにおいて、参拝支援装置101は、CPU(Central Processing Unit)201と、メモリ202と、通信I/F(Interface)203と、出力デバイス204と、入力デバイス205と、返礼品排出機構206と、を備えている。また、参拝支援装置101が備えるCPU201と、メモリ202と、通信I/F203と、出力デバイス204と、入力デバイス205と、返礼品排出機構206は、バス200によってそれぞれ接続されている。
【0035】
CPU201は、参拝支援装置101の全体の制御をつかさどる。CPU201は、メモリ202が記憶する各種のプログラムやデータを用いて、参拝支援装置101の全体の制御をつかさどる。
【0036】
メモリ202は、ブートプログラムなどのプログラムや各種のデータベースを構成するデータなどを記憶している。また、メモリ202は、この発明にかかる実施の形態の参拝支援プログラムや各種データベースなど、参拝支援処理にかかる各種のプログラムやデータを記憶していてもよい。
【0037】
メモリ202は、たとえば、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disc Drive)およびHD(Hard Disc)などの各種メモリ装置(回路)によって実現することができる。
【0038】
通信I/F203は、参拝支援装置101の内部と、参拝支援装置101の外部とのインターフェイスをつかさどる。また、通信I/F203は、電話回線網に接続され、音声通信に際して用いられてもよい。
【0039】
出力デバイス204は、たとえば、主に液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどによって実現することができる。具体的には、たとえば、液晶パネルによって実現されるディスプレイは、透明電極が組み込まれた一対のガラス基板によって液晶材料(液晶分子)を挟み、このガラス基板に偏光フィルタを設けることによって構成されている。
【0040】
液晶パネルは、電極に電圧を加えて液晶分子の向きを変化させることによって、ガラス基板を透過する光の状態を制御する。また、液晶パネルは、光源として、バックライトを備えている。これにより自らは発光しない液晶分子が表示する画像を照明することができる。
【0041】
また、出力デバイス204は、レシートなどの記録紙に文字などを印刷するプリンタなどであってもよい。
【0042】
入力デバイス205は、非接触のカード読取装置、カードのICの読取装置、カードの磁気データの読取装置など、各種読み取り装置を備えている。また、入力デバイス205は、図示を省略する、生体情報(たとえば、指紋、血管、網膜、虹彩など)を読み取るスキャナやセンサなどの装置であってもよい。
【0043】
また、入力デバイス205は、文字、数値、各種指示などの入力のためのキーを備え、データ入力をおこなうようにしてもよい。入力デバイス224は、たとえば、タッチパネルやキーボードなどによって実現するようにしてもよい。
【0044】
また、入力デバイス205は、図示を省略するカメラであってもよい。カメラは、CPU201によって制御されて撮像対象を撮像し、画像データを生成したり、バーコードや、たとえばOCR機能などを用いて撮影された文字をデータ化して入力することができる。具体的に、カメラは、利用者が参拝支援装置101に対して所定の入力操作をした場合に、参拝支援装置101の前にいる利用者を撮像する。カメラによって生成された画像データは、CPU201に出力され、通信I/F203を介して、指定された、情報端末装置102、サーバ103、カード会社情報処理装置104などへ送信されるようにしてもよい。
【0045】
また、入力デバイス205は、図示を省略する、音声などを入力するマイクであってもよい。マイクは、アナログデータとして入力された話者の声をアナログ/デジタル変換し、デジタル形式の音声データを生成する。マイクを用いることにより、利用者は、参拝支援装置101を介して、タッチパネルやキーボードを用いる代わりに、文字などの入力をおこなうことができる。
【0046】
(情報端末装置102のハードウエア構成の一例)
つぎに、情報端末装置102のハードウエア構成の一例について説明する。図2Bは、この発明にかかる実施の形態の情報端末装置を実現するコンピュータ装置のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
【0047】
図2Bにおいて、情報端末装置102は、CPU(Central Processing Unit)211と、メモリ212と、出力デバイス213と、入力デバイス214と、通信I/F(Interface)215と、を備えている。また、情報端末装置102が備えるCPU211と、メモリ212と、出力デバイス213と、入力デバイス214と、通信I/F215は、バス210によってそれぞれ接続されている。
【0048】
CPU211は、情報端末装置102の全体の制御をつかさどる。CPU211は、メモリ212が記憶する各種のプログラムやデータを用いて、情報端末装置102の全体の制御をつかさどる。
【0049】
メモリ212は、ブートプログラムなどのプログラムや各種のデータベースを構成するデータなどを記憶している。また、メモリ212は、この発明にかかる実施の形態の参拝支援プログラムなど、参拝支援処理にかかる各種のプログラムやデータを記憶していてもよい。メモリ212は、ハードディスクやフラッシュメモリなどによって実現することができる。
【0050】
出力デバイス213は、たとえば、主に液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどによって実現することができる。出力デバイス213は、図2Aに示した出力デバイス204と同様の構成であるので、その詳細についての説明は省略する。
【0051】
また、出力デバイス213は、レシートなどの記録紙に文字などを印刷するプリンタなどであってもよい。
【0052】
入力デバイス214は、文字、数値、各種指示などの入力のためのキーを備え、データ入力をおこなう。入力デバイス214は、たとえば、タッチパネルやキーボードなどによって実現することができる。タッチパネルやキーボードなどによって実現される入力デバイス214は、当該入力デバイス214に対する入力操作に応じた信号をCPU211に対して出力する。
【0053】
入力デバイス214をタッチパネルによって実現する場合、当該タッチパネルは、ディスプレイの表示面側に積層される。タッチパネルは、指やペンなどの筆記部材が接触したことを検出した場合に、タッチパネルに対する筆記部材の接触位置に応じた電気信号を出力する。タッチパネルは、たとえば抵抗膜方式や静電容量方式、音響パルス認識方式、超音波表面弾性波方式、赤外遮光方式、画像認識方式など公知の各種の方式のものを用いることができる。
【0054】
また、入力デバイス214は、図示を省略するカメラであってもよい。カメラは、CPU211によって制御されて撮像対象を撮像し、画像データを生成したり、バーコードや、たとえばOCR機能などを用いて撮影された文字をデータ化して入力することができる。具体的に、カメラは、利用者が情報端末装置102に対して所定の入力操作をした場合に、情報端末装置102の前の利用者または周辺の状況を撮像する。カメラによって生成された画像データは、CPU211に出力され、通信I/F215を介して、指定された、参拝支援装置101、サーバ103、カード会社情報処理装置104などへ送信されるようにしてもよい。
【0055】
また、入力デバイス214は、図示を省略する、生体情報(たとえば、指紋、血管、網膜、虹彩など)を読み取るスキャナやセンサなどの装置であってもよい。
【0056】
また、入力デバイス214は、図示を省略する、音声などを入力するマイクであってもよい。マイクは、アナログデータとして入力された話者の声をアナログ/デジタル変換し、デジタル形式の音声データを生成する。マイクを用いることにより、利用者は、情報端末装置102を介して、タッチパネルやキーボードを用いる代わりに、文字などの入力をおこなうことができる。
【0057】
通信I/F215は、情報端末装置102の内部と、情報端末装置102の外部とのインターフェイスをつかさどる。また、通信I/F215は、電話回線網に接続され、音声通信に際して用いられてもよい。
【0058】
(サーバ103およびカード会社情報処理装置104のハードウエア構成の一例)
つぎに、サーバ103およびカード会社情報処理装置104のハードウエア構成の一例について説明する。図2Cは、この発明にかかる実施の形態のサーバおよびカード会社情報処理装置を実現するコンピュータ装置のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
【0059】
図2Cにおいて、サーバ103およびカード会社情報処理装置104を実現するコンピュータ装置は、CPU(Central Processing Unit)221と、メモリ222と、通信I/F(Interface)223と、を備えている。コンピュータ装置が備えるCPU221と、メモリ222と、通信I/F223は、バス220によってそれぞれ接続されている。
【0060】
ここで、CPU221は、コンピュータ装置の全体の制御をつかさどる。メモリ222は、CPU221のワークエリアとして使用される。また、メモリ222は、ブートプログラムなどのプログラムや各種のデータベースを構成するデータなどを記憶している。また、メモリ222は、この発明にかかる実施の形態の参拝支援プログラム、カード決済処理プログラムや各種データベースなどの各種のプログラムやデータを記憶していてもよい。
【0061】
メモリ222は、たとえば、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disc Drive)およびHD(Hard Disc)などの各種メモリ装置(回路)によって実現することができる。
【0062】
通信I/F223は、ネットワーク100に接続され、コンピュータ装置の内部と、互いのサーバや参拝支援装置101、情報端末装置102などの外部装置とのインターフェイスをつかさどる。具体的には、通信I/F223は、コンピュータ装置の内部と外部装置との間におけるデータの入出力を制御する。
【0063】
(参拝支援装置101の機能的構成)
つぎに、参拝支援装置101の機能的構成について説明する。図3は、この発明にかかる実施の形態の参拝支援装置101の機能的構成を示すブロック図である。
【0064】
図3において、参拝支援装置101の機能は、決済受付処理部300と、寄付情報受付部301と、寄付情報記憶部302と、通信部303と、カード決済指示送信部304と、決済完了通知受信部305と、返礼品排出制御部306と、履歴情報記憶部307と、によって実現することができる。
【0065】
寄付情報受付部301は、寄付の金額およびカード情報を含む寄付情報が登録されたカードまたは情報端末装置102から、寄付情報を受け付け、受け付けられた寄付情報を決済受付処理部300へ送る。寄付情報には、少なくともカード決済に必要な情報である寄付の金額およびカード情報が含まれる。寄付情報の具体的な内容については、図5Aに示す。寄付情報の詳細な説明については、後述する。
【0066】
寄付情報受付部301は、カードまたは情報端末装置102が所定の箇所(所定の箇所の詳細については、後述する)にかざされることによって、寄付情報を受け付けるようにしてもよい。情報端末装置102がかざされた場合は、具体的には、寄付情報受付部301は、情報端末装置102と近距離無線通信をおこない、情報端末装置102に記憶されている寄付情報を受信することによって受け付ける。
【0067】
また、カードがかざされた場合は、寄付情報受付部301は、当該カードのICチップからカード情報のみを取得し、寄付の金額に関する情報は、通信部303が情報端末装置102またはサーバ103から受信することにより、取得するようにしてもよい。当該カードのICチップに寄付の金額に関する情報を記憶できる場合は、ICチップからカード情報および寄付の金額に関する情報を取得してもよい。
【0068】
また、カードがかざされる代わりに、図示を省略する、所定のカードリーダによって、カードの磁気ストライプからカード情報を取得し、寄付の金額に関する情報は、通信部303が情報端末装置102またはサーバ103から受信することにより、取得するようにしてもよい。
【0069】
この実施の形態においては、図2Aに示した、参拝支援装置101を実現するコンピュータ装置が備える入力デバイス205などによって、この発明にかかる寄付情報受付部301の機能を実現することができる。
【0070】
寄付情報記憶部302は、寄付情報を記憶する。通信部303は、寄付情報記憶部302に記憶された寄付情報の全部または一部を、情報端末装置102またはサーバ103へ送信する。また、通信部303は、寄付情報の全部または一部を、情報端末装置102またはサーバ103から受信する。
【0071】
この実施の形態においては、図2Aに示した、参拝支援装置101を実現するコンピュータ装置が備えるメモリ202などによって、この発明にかかる寄付情報記憶部302の機能を実現することができる。
【0072】
通信部303は、情報端末装置102に寄付情報以外に賽銭交換所である参拝支援装置101の設置場所に関する情報(神社仏閣の名称、設置場所、返礼品のご利益など)、当日の天候などを送信してもよい。参拝支援装置101が撮像部を有し、撮像した利用者の写真(顔写真を神社仏閣を背景にした用意された画像と合成するなどしてもよい)を送信してもよい。このような情報を利用者の情報端末装置102などに送信することによって、利用者にとっての参拝記念とすることができる。
【0073】
この実施の形態においては、図2Aに示した、参拝支援装置101を実現するコンピュータ装置が備える通信I/F203などによって、この発明にかかる通信部303の機能を実現することができる。
【0074】
カード決済指示送信部304は、寄付情報に基づくカード決済指示を、ネットワーク100を介して、カード会社情報処理装置104へ送信する。カード会社情報処理装置104へのカード決済指示は、直接送信してもよく、また、サーバ103を介して送信するようにしてもよい。カード会社情報処理装置104は、受信したカード決済指示に基づいて、決済処理を実行し、処理が完了した後、決済完了通知を、参拝支援装置101へ送信する。カード会社情報処理装置104からの決済完了通知は、直接、参拝支援装置101へ送信してもよく、また、サーバ103を介して送信するようにしてもよい。
【0075】
決済完了通知受信部305は、決済指示に基づく決済完了通知を、ネットワーク100を介して、直接またはサーバ103を介して、カード会社情報処理装置104から受信する。これにより、寄付の支払いが完了したことを知ることができる。
【0076】
この実施の形態においては、図2Aに示した、参拝支援装置101を実現するコンピュータ装置が備える通信I/F203などによって、この発明にかかるカード決済指示送信部304、決済完了通知受信部305の機能を実現することができる。
【0077】
返礼品排出制御部306は、決済完了通知を受信した場合に、排出口から返礼品を排出する。返礼品排出制御部306は、たとえば、返礼品が貯蔵されている貯蔵庫分と排出口との間の経路を遮断する蓋部材の開閉を制御することによって、貯蔵庫に貯蔵されている返礼品が適宜排出されるようにしてもよい。返礼品の排出制御は、これに限らず、その他の手段によって実現してもよい。なお、返礼品の具体的内容については後述する。
【0078】
この実施の形態においては、図2Aに示した、参拝支援装置101を実現するコンピュータ装置が備えるCPU201、返礼品排出機構206などによって、この発明にかかる返礼品排出制御部306の機能を実現することができる。
【0079】
履歴情報記憶部307は、決済の履歴、返礼品の排出の履歴について記憶する。履歴情報の具体的な内容については、図5Bに示す。履歴情報の詳細な説明については、後述する。
【0080】
この実施の形態においては、図2Aに示した、参拝支援装置101を実現するコンピュータ装置が備えるメモリ202などによって、この発明にかかる履歴情報記憶部307の機能を実現することができる。
【0081】
(情報端末装置102の機能的構成)
つぎに、情報端末装置102の機能的構成について説明する。図4は、この発明にかかる実施の形態の情報端末装置101の機能的構成を示すブロック図である。
【0082】
図4において、情報端末装置102の機能は、入力部401と、登録部402と、表示部403と、寄付情報送信部404と、オーソリ予約処理部405と、寄付情報出力部406と、履歴情報受信部407と、によって実現することができる。
【0083】
入力部401は、寄付の金額に関する情報の入力を受け付ける。入力部401は、あらかじめ設定された寄付の金額を、たとえば表示部403において表示し、表示した金額から選択させることによって、寄付の金額に関する情報の入力を受け付けるようにしてもよい。
【0084】
また、入力部401は、カード情報の入力を受け付けるようにしてもよい。また、入力部401は、趣旨に関する情報、寄付先に関する情報などの入力を受け付けるようにしてもよい。
【0085】
この実施の形態においては、図2Bに示した、情報端末装置102を実現するコンピュータ装置が備える入力デバイス214などによって、この発明にかかる入力部401の機能を実現することができる。
【0086】
登録部402は、入力部401によって入力が受け付けられた寄付の金額に関する情報と、入力部401によって入力が受け付けられた、あるいは、あらかじめ登録されているカード情報とを関連付けして、寄付情報として登録する。また、登録部402は、入力部401によって入力が受け付けられた趣旨に関する情報、寄付先に関する情報などを、寄付の金額に関する情報およびカード情報と関連付けして、寄付情報として登録するようにしてもよい。
【0087】
この実施の形態においては、図2Bに示した、情報端末装置102を実現するコンピュータ装置が備えるメモリ212などによって、この発明にかかる登録部402の機能を実現することができる。
【0088】
表示部403は、入力部401によって入力が受け付けられた情報、登録された寄付情報、その他の情報を表示する。この実施の形態においては、図2Bに示した、情報端末装置102を実現するコンピュータ装置が備える出力デバイス213のディスプレイなどによって、この発明にかかる表示部403の機能を実現することができる。
【0089】
寄付情報送信部404は、登録部402に登録された寄付情報をサーバ103へ送信する。寄付情報送信部404は、登録部402に登録された寄付情報を、直接またはサーバ103を介して、参拝支援装置101へ送信するようにしてもよい。
【0090】
この実施の形態においては、図2Bに示した、情報端末装置102を実現するコンピュータ装置が備える通信I/F215などによって、この発明にかかる寄付情報送信部404の機能を実現することができる。
【0091】
オーソリ予約処理部405は、登録部402に登録された寄付情報に基づいて、オーソリ予約をおこなう。具体的には、オーソリ予約処理部405は、たとえば、オーソリ予約情報を、カード会社情報処理装置104へ送信する。
【0092】
この実施の形態においては、図2Bに示した、情報端末装置102を実現するコンピュータ装置が備えるCPU211、通信I/F215などによって、この発明にかかるオーソリ予約処理部405の機能を実現することができる。
【0093】
寄付情報出力部406は、登録部402に登録された寄付情報を、参拝支援装置101へ出力する。情報端末装置102が、参拝支援装置101の所定の箇所にかざされた場合は、参拝支援装置101と近距離無線通信をおこなうことによって、登録された寄付情報を参拝支援装置へ出力する。
【0094】
この実施の形態においては、図2Bに示した、情報端末装置102を実現するコンピュータ装置が備える出力デバイス213などによって、この発明にかかる寄付情報出力部406の機能を実現することができる。
【0095】
履歴情報受信部407は、参拝支援装置101またはサーバ103から履歴情報を受信する。受信された履歴情報は、登録部402に登録されるとともに、指示に基づいて表示部403に表示する。
【0096】
また、履歴情報受信部407は、寄付先からの宣伝広告情報を受信するようにしてもよい。そして、表示部403に、履歴情報受信部407が受信した宣伝広告情報を表示するようにしてもよい。
【0097】
宣伝広告情報は、具体的には、『○○様は、今年は厄年なので、是非とも厄払いをされるとよいです。参拝をお待ちしております。』などである。サーバ103が、利用者の許可を得た上で、カード会社情報処理装置104から、利用者情報を取得し、各利用者に適した宣伝広告情報を作成して、各利用者の情報端末装置102へ送信するようにすればよい。
【0098】
このように、参拝者である利用者が参拝先である寄付先に対して個人情報の開示を許容する場合には、参拝先から七五三や厄年などに関連する宣伝広告をすることができる。このように構成することによって、地元でよく行く神社仏閣などの情報の提供を受けることによって、参拝を促進することができる。これにより、参拝者を増員をすることができる。
【0099】
この実施の形態においては、図2Bに示した、情報端末装置102を実現するコンピュータ装置が備えるCPU211、通信I/F215などによって、この発明にかかる履歴情報受信部407の機能を実現することができる。
【0100】
(寄付情報の内容について)
つぎに、寄付情報の内容について説明する。図5Aは、この発明にかかる実施の形態における寄付情報が登録されたデータベースの一例を示す説明図である。
【0101】
図5Aにおいて、寄付情報データベース501には、たとえば、「寄付情報ID」と、寄付情報を登録した「登録日時」と、「寄付金額」と、「カード番号」と、カードの「有効期限」と、任意のデータである、「参拝趣旨」と、「参拝先」と、参拝支援装置の表示画面における「氏名表示」と、参拝支援装置の表示画面における「金額表示」と、「オーソリ予約」と、当該寄付情報の「有効期限」と、が関連付けされて記憶されている。
【0102】
「寄付情報ID」には、寄付情報の入力、登録をおこなうたびに付与される一意のIDデータを格納する。また、「登録日時」には、寄付情報の登録をおこなった日時に関するデータを格納する。
【0103】
「寄付金額」には、後述する図10の寄付金額入力欄1001に入力された金額データを格納する。「カード番号」およびカードの「有効期限」には、あらかじめ設定されているあるいはあらたにカード番号入力欄1003A、有効期限入力欄1003Bに入力されたカードの番号および有効期限に関するデータを格納する。ここまでが、寄付情報における必須の項目である。
【0104】
「参拝趣旨」には、後述する図10の参拝趣旨入力欄1004Aに入力された参拝趣旨に関するデータを入力する。「参拝先」には、後述する図10の参拝先入力欄1005Aに入力された参拝先に関するデータを入力する。
【0105】
「氏名表示」には、この項目に氏名データが格納されていれば、後述する図8Bの参拝支援装置101の表示画面804に、当該氏名が表示される。この項目に氏名データが格納されていなければ、この情報端末装置102の利用者の氏名が、参拝支援装置101の表示画面804に表示される。この項目に表示不可に関するデータが格納されていれば、参拝支援装置101の表示画面804には、いずれの氏名も表示されない。
【0106】
「金額表示」には、この項目に表示不可に関するデータが格納されていれば、参拝支援装置101の表示画面804には、寄付金額は表示されない。
【0107】
「オーソリ予約」には、オーソリ予約がなされていれば、「有」に関するデータが格納され、オーソリ予約がなされていなければ、「無」に関するデータが格納される
【0108】
「有効期限」には、当該寄付情報の有効期限に関するデータを格納する。有効期限に関するデータが格納されていなければ、当該寄付情報の有効期限は無期限となる。
【0109】
(参拝履歴情報について)
つぎに、参拝履歴情報の内容について説明する。図5Bは、この発明にかかる実施の形態における参拝履歴情報が登録されたデータベースの一例を示す説明図である。
【0110】
図5Bにおいて、参拝履歴情報データベース551には、たとえば、「参拝ID」と、「寄付情報ID」と、「利用者ID」と、「寄付内容」と、「参拝日時」と、「決済結果」と、「排出返礼品」と、が関連付けされて記憶されている。
【0111】
「参拝ID」には、寄付情報が登録されるたびに付与される一意のIDデータが格納される。「寄付情報ID」には、寄付情報の寄付情報IDが格納される。
【0112】
「利用者ID」には、利用者のIDが格納される。利用者IDとしては、利用者の情報端末装置のID、電話番号、メールアドレス、その他のIDを利用するようにしてもよい。「寄付内容」には、当該寄付情報IDに関連付けられている寄付情報データが格納される。
【0113】
「参拝日時」には、利用者の参拝日時、厳密には利用者の情報端末装置102またはカードから寄付情報が参拝支援装置101によって読み取られた日時データであってもよい。
【0114】
「決済結果」には、カード会社からの決済完了通知に関するデータが格納される。決済エラーに関するデータがあればそのデータも格納される。
【0115】
「排出返礼品」には、当該利用者IDにかかる利用者に対して排出した返礼品に関するデータが格納される。具体的には、投入用コイン(後述する図9Aの901)1枚、参拝記念用コイン2枚(合格コイン(後述する図9Bの951)、恋愛成就コイン(後述する図9Cの952))などのデータが格納される。
【0116】
(参拝支援装置101の処理手順)
つぎに、参拝支援装置101の処理手順について説明する。図6は、この発明にかかる実施の形態の参拝支援装置の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【0117】
図6のフローチャートにおいて、まず、参拝支援装置101は、寄付情報の入力を受け付けたか否かを判断する(ステップS601)。ここで、寄付情報の入力を受け付けなかった場合(ステップS601:No)は、ステップS607へ移行する。
【0118】
ステップS601において、寄付情報の入力を受け付けた場合(ステップS601:Yes)は、参拝支援装置101は、入力を受け付けた寄付情報を、たとえば寄付情報記憶部302に記憶する(ステップS602)。
【0119】
つぎに、参拝支援装置101は、寄付情報の中のカード情報および寄付の金額情報に基づいて、カード会社情報処理装置104に対してカード決済指示を送信する(ステップS603)。その後、参拝支援装置101は、カード会社情報処理装置104からの決済完了通知を受信したか否かを判断する(ステップS604)。
【0120】
ステップS604において、決済完了通知を受信するのを待って(ステップS604:No)、受信した場合(ステップS604:Yes)は、参拝支援装置101は、返礼品の排出処理を実行する(ステップS605)。また、参拝支援装置101は、カード決済に関する履歴情報を、たとえば履歴情報記憶部307に記憶する(ステップS606)。
【0121】
つぎに、参拝支援装置101は、寄付情報または履歴情報の要求があったか否かを判断する(ステップS607)。寄付情報または履歴情報の要求は、たとえば、情報端末装置102、サーバ103などから要求される。
【0122】
ステップS607において、寄付情報および履歴情報のいずれの要求もなかった場合(ステップS607:No)は、ステップS601へ戻る。一方、ステップS607において、寄付情報または履歴情報の要求があった場合(ステップS607:Yes)は、要求があった寄付情報または履歴情報を要求元へ送信し(ステップS608)、その後、ステップS601へ戻る。
【0123】
つぎに、情報端末装置102の処理手順について説明する。図7は、この発明にかかる実施の形態の情報端末装置の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【0124】
図7のフローチャートにおいて、まず、情報端末装置102は、寄付の金額に関する情報が入力されたか否かを判断する(ステップS701)。ここで、寄付の金額に関する情報が入力されるのを待って(ステップS701:No)、入力された場合(ステップS701:Yes)は、あらかじめ登録されているカード情報または入力されたカード情報と関連付けして登録する(ステップS702)。
【0125】
また、寄付先に関する情報または寄付の趣旨に関する情報が入力されたか否かを判断する(ステップS703)。ここで、寄付先に関する情報または寄付の趣旨に関する情報が入力された場合(ステップS703:Yes)は、入力された情報を、あらかじめ登録されているカード情報または入力されたカード情報と関連付けして登録する(ステップS704)。
【0126】
ステップS703において、寄付先に関する情報または寄付の趣旨に関する情報が入力されなかった場合(ステップS703:No)は、何もせずに、ステップS705へ移行する。
【0127】
その後、必要に応じて、登録された情報を、サーバ103へ送信し(ステップS705)、一連の処理を終了する。すなわち、登録された情報は、情報端末装置102内にのみ、登録しておいてもよい。
【0128】
(参拝支援装置の外観)
つぎに、参拝支援装置の外観について説明する。図8Aは、この発明にかかる実施の形態の参拝支援装置の外観の一例を示す説明図である。
【0129】
図8Aにおいて、参拝支援装置101は、屋根をつけて、小さな祠の形をしており、一目で賽銭交換所であることがわかるようにしてもよい。参拝支援装置101には、カード接触部801と、カード挿入口802と、返礼品排出口803と、表示画面804とを備えている。そのほかに、図示を省略するが、スピーカー、マイク、カメラ(たとえば防犯用)などを備えていてもよい。
【0130】
カード接触部801は、参拝者が、寄付情報を登録したカードや情報端末装置102をかざす装置である。接触(タッチ)してもよく、また、所定の距離以内であれば、非接触であっても、カードや情報端末装置102の情報を読み取ることができる。
【0131】
カード挿入口802は、参拝者が、寄付情報を登録したカードを挿入する挿入口である。カード挿入口802に挿入されたカードのIC情報または磁気データが読み取られた後、同じカード挿入口802から、データが読み取られたカードが排出される。
【0132】
返礼品排出口803は、返礼品が排出される排出口である。返礼品が所定の排出経路を通って、返礼品排出口803に到達する。参拝者は、そこから返礼品を受け取ることができる。
【0133】
表示画面804は、参拝者に所定の情報を提供する。図8Bは、参拝支援装置の表示画面804の表示例を示す説明図である。
【0134】
図8Bに示すように、表示画面804には、寄付情報を参拝支援装置101に読み取らせた参拝者の名前(『○○様』)、寄付金額(『寄付金○○○円』)、返礼品の内容(『賽銭箱投入用のコイン1枚と参拝記念のコイン2枚をお受け取りください。』)などが表示される。
【0135】
他人に見られるのを避けるために、参拝者の名前や、寄付金額については、あえて表示しないように設定することができる。その設定は、情報端末装置102においてするようにしてもよい。
【0136】
(返礼品の内容について)
つぎに、返礼品の内容について説明する。図9A図9Cは、返礼品の外観の一例を示す説明図である。
【0137】
返礼品は、たとえば、賽銭箱への投入物である。図9Aにおいては、返礼品901である投入物は硬貨(たとえば五円玉)と同様または類似するサイズ、材質のコイン型のものである。このように、返礼品(投入用コイン)901を、硬貨に似せることによって、賽銭箱へ投入する際の質感や感覚などを体感することができる。また、賽銭箱に接触した際に発生する音や、賽銭箱の中へ落下する音なども、硬貨と同様なものとすることができる。
【0138】
返礼品901は、実際に流通している硬貨ではないので、盗難される心配がない。また、返礼品901は、賽銭箱から回収して、あらたな返礼品として再利用できるので、経済的である。
【0139】
図9Bにおいて、返礼品951は、賽銭箱への投入用ではなく、参拝記念に持参するものである。返礼品(参拝記念コイン)951は、題意に合わせた形状であり、題意に合わせた文字が刻まれており、縁起を担ぐ参拝者にとっては重宝である。サイズ、材質については硬貨と同様または類似であってもよく、また、硬貨とは異なるサイズ、材質、色であってもよい。たとえば、携帯に便利な重さの材質やサイズであったり、財布などに入れてもかさばらないサイズであってもよい。
【0140】
図9Bの返礼品951は、五角形の形状であり、『ごかく=ごうかく』との語呂あわせにより、受験生にとっての合格祈願のお守りとして適している。また、図9Cの返礼品952は、ハートの形状であり、恋愛成就のお守りとして適している。色をピンク色にすることで、特に若い女性には好評を得ることが考えられる。
【0141】
図9Aに示した返礼品901、図9Bに示した返礼品951、図9Cに示した返礼品952には、おみくじ機能を備えていてもよい。すなわち、それぞれの返礼品(コイン)901、951、952の表面または裏面には、図示を省略するが、『大吉』、『中吉』、『吉』・・・などの文字や記号などが記されていてもよく、また、返礼品(コイン)901、951、952を包装する包装部材におみくじ情報が印刷されていてもよい。
【0142】
返礼品は同時に複数個排出されてもよい。その際、排出された返礼品がすべて投入用であってもよい。その場合、複数種類のものであってもよい。また、排出される返礼品は、上述のように、図9Aに示した投入用のコイン901と、参拝記念用のコイン951、952とから構成されていてもよい。このように、参拝記念用の返礼品が複数種類用意されていてもよい。
【0143】
これにより、参拝した後のお守りやおみくじの販売の手間を省略することができる。したがって、初詣など、多くの参拝者が集まるときであっても、混雑を緩和することができる。
【0144】
(情報端末装置の表示画面について)
つぎに、情報端末装置102の表示画面を用いて、情報端末装置102から寄付情報を入力する方法について説明する。図10は、この発明にかかる実施の形態の情報端末装置の表示画面の一例を示す説明図である。
【0145】
図10において、所定のアプリケーションがインストールされることによって、情報端末装置102の表示画面1000には、『参拝支援アプリ』が表示される。この表示画面1000において、利用者は、賽銭として投入しようと考えている任意の金額を、金額入力欄1001に入力する。
【0146】
金額入力欄1001の下側には、あらかじめ設定された寄付の金額が示されている。たとえば、『1129円』、『2951円』、『4129円』である。1129円は「イイフク(いい福)」、2951円は「フクコイ(福来い)」、4129円は「ヨイフク(良い福)」の語呂を意味し、いずれも縁起の良い数字(金額)である。
【0147】
利用者は、寄付金額を1129円にしたい場合は、金額入力欄1001に金額を入力する代わりに、『選択』ボタン1002Aを押下することによって、容易に、寄付金額を入力することができる。
【0148】
同様に、利用者は、寄付金額を2951円にしたい場合は、金額入力欄1001に金額を入力する代わりに、『選択』ボタン1002Bを押下する。また、寄付金額を4129円にしたい場合は、金額入力欄1001に金額を入力する代わりに、『選択』ボタン1002Cを押下する。金額入力欄1001の入力または金額の選択は必須である。
【0149】
利用者は、カード情報も入力する。カード情報(カード番号および有効期限に関する情報)の入力は必須である。カード番号入力欄1003Aにすでに番号が表示されている場合は、事前にカード番号を登録してあるので、カード番号の入力は不要である。別のカードを用いる場合には、別のカードのカード番号を入力し直すことができる。有効期限入力欄1003Bについても、カード番号入力欄1003Aと同様である。また、図示は省略するが、オーソリ予約をするか否かについても選択できるボタンを用意してもよい。
【0150】
利用者は、参拝趣旨(願意)についても入力する。参拝趣旨(願意)の入力は任意である。参拝趣旨は、参拝趣旨入力欄1004Aに入力する。参拝趣旨入力欄1004Aを選択すると、すでに登録されている一般的な願意の一覧が参拝趣旨一覧表示欄1004Bに表示される。その中から該当する参拝趣旨を選択すると、選択された参拝趣旨が参拝趣旨入力欄1004Aに自動的に入力される。また、それ以外の参拝趣旨は、利用者が自由に入力することができる。
【0151】
利用者は、参拝先についても入力する。参拝先の入力は任意である。参拝先が入力された場合は、入力された参拝先においてのみ、当該寄付情報が有効となり、他の参拝先では無効となる。
【0152】
参拝先は、参拝先入力欄1005Aに入力する。参拝先入力欄1005Aを選択すると、すでに登録されている一般的な参拝先(たとえば、過去に参拝した履歴がある参拝先や現在地または自宅・勤務先の近隣の参拝先)の一覧が参拝先一覧表示欄1005Bに表示される。その中から該当する参拝先を選択すると、選択された参拝先が参拝先入力欄1005Aに自動的に入力される。また、それ以外の参拝先は、利用者が自由に入力することができる。
【0153】
利用者は、参拝支援装置101の表示画面804に、自らの氏名や寄付金額が表示されるのを避けたい場合は、表示希望欄1006のチェックボックスをはずす。これによって、参拝支援装置101の表示画面804には、自らの氏名や寄付金額は表示されず、参拝に来ている他人の氏名や寄付金額を知られることはない。
【0154】
利用者は、図示を省略するが、祈願対象者名を入力する入力欄を設けてもよい。この入力欄に入力された氏名が、参拝支援装置101の表示画面804に表示される。入力欄に氏名を入力しなかった場合には、利用者(スマートフォンのユーザ)の氏名が表示される。
【0155】
利用者は、図示を省略するが、当該寄付情報の有効期限を入力する入力欄を設けてもよい。この入力欄に入力された有効期限を経過すると、その後に参拝支援装置101に対して当該寄付情報を入力することはできない。したがって、寄付情報をあらたに入力し直す必要がある。
【0156】
利用者は、入力が完了した場合に、『登録』ボタン1007を押下して、寄付情報の入力を終了する。
【0157】
以上説明したように、この発明にかかる実施の形態の参拝支援装置101は、寄付に対する返礼品901、951、952を排出する返礼品排出口803と、寄付の金額およびカード情報を含む寄付情報が登録されたカードまたは情報端末装置102から、寄付情報を受け付ける寄付情報受付部301と、寄付情報に基づくカード決済指示を、ネットワーク100を介して、カード会社情報処理装置104へ送信するカード決済指示送信部304と、決済指示に基づく決済完了通知を、ネットワーク100を介して、カード会社情報処理装置104から受信する決済完了通知受信部305と、決済完了通知を受信した場合に、返礼品排出口803から返礼品901、951、952を排出する返礼品排出制御部306と、を備える。
【0158】
その際、寄付情報受付部301は、カードまたは情報端末装置が所定の箇所にかざされることによって、前記寄付情報を受け付ける。
【0159】
これによって、利用者は、参拝に際して、現金を持っていなくても、カードを用いて容易に参拝先への寄付をおこなうことができ、寄付に対する返礼品を受け取ることができる。返礼品は、疑似の賽銭として、賽銭箱に投入することができ、賽銭投入をともなう参拝をおこなうことができる。したがって、賽銭の投入による参拝の満足感を味わうことができる。
【0160】
また、返礼品は、参拝の記念として、また、参拝者以外の者へのプレゼントとして持ち帰ることができ、参拝者の満足感、御利益感を増すことができる。
【0161】
また、参拝支援装置101には、氏名、寄付金額が表示されるため、参拝前に寄付の金額を確認することができる。また、氏名、寄付の金額を非表示にすることによって、他人の寄付金額(賽銭箱への投入金額)を知られることがないので、気兼ねなく参拝をすることができる。
【0162】
なお、この実施の形態で説明した参拝支援方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD-ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0163】
以上のように、この発明にかかる参拝支援装置、参拝支援方法および参拝支援プログラムは、賽銭の投入による参拝行為を支援する参拝支援装置、参拝支援方法および参拝支援プログラムに適している。
【符号の説明】
【0164】
100 ネットワーク
101 参拝支援装置
102 情報端末装置
103 サーバ
104 カード会社情報処理装置
300 決済受付処理部
301 寄付情報受付部
302 寄付情報記憶部
303 通信部
304 カード決済指示送信部
305 決済完了通知受信部
306 返礼品排出制御部
307 履歴情報記憶部
401 入力部
402 登録部
403 表示部
404 寄付情報送信部
405 オーソリ予約処理部
406 寄付情報出力部
407 履歴情報受信部
801 カード接触部
802 カード挿入口
803 返礼品排出口
804 表示画面
901 返礼品(投入用コイン)
951、952 返礼品(参拝記念コイン)
図1
図2A
図2B
図2C
図3
図4
図5A
図5B
図6
図7
図8A
図8B
図9A
図9B
図9C
図10