(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-01-07
(45)【発行日】2022-01-21
(54)【発明の名称】消火器ケース
(51)【国際特許分類】
A62C 13/78 20060101AFI20220114BHJP
E04F 19/08 20060101ALI20220114BHJP
【FI】
A62C13/78 A
E04F19/08 C
(21)【出願番号】P 2018064504
(22)【出願日】2018-03-29
【審査請求日】2020-11-13
(73)【特許権者】
【識別番号】000138613
【氏名又は名称】株式会社ユニオン
(74)【代理人】
【識別番号】100119725
【氏名又は名称】辻本 希世士
(74)【代理人】
【識別番号】100072213
【氏名又は名称】辻本 一義
(74)【代理人】
【識別番号】100168790
【氏名又は名称】丸山 英之
(72)【発明者】
【氏名】田河 寿一
(72)【発明者】
【氏名】有吉 正行
【審査官】瀬戸 康平
(56)【参考文献】
【文献】特開2008-063934(JP,A)
【文献】特開2008-290761(JP,A)
【文献】特開2001-009053(JP,A)
【文献】特開2012-024307(JP,A)
【文献】特開平07-165282(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A62C 2/00-99/00
E04F 19/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
建物の壁面の内側に設置される本体部と、
前記本体部の内部に収納され前記本体部の長手方向に移動する収納容器と、
前記本体部又は前記収納容器の少なくとも一方に設けられ前記本体部と前記収納容器を 固定する係止部と、
を有
し、
前記係止部は、前記本体部又は前記収納容器の一方に設けられた係止突部と、前記本体
部又は前記収納容器の他方に設けられ前記係止突部と係止可能であり前記長手方向に沿
って複数穿設された係止孔からなることを特徴とする消火器ケース。
【請求項2】
前記係止部は、
前記収納容器の移動方向に沿って立設している2つの左右側面板の内
側に設けられており、
前記係止突部が、弾性部材により前記左右側面板の外側に露出するように付勢され、前
記本体部に穿設された前記係止孔に係止可能であることを特徴とする請求項1に記載の 消火器ケース。
【請求項3】
前記本体部の内側面の下端側に突設された突設部と、前記収納容器の上端側に延設さ れ前記突設部と当接可能である凸部を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に 記載の消火器ケース。
【請求項4】
前記本体部における前面側の開口部を覆設する扉と、前記本体部と前記扉の間に設け られたヒンジを有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の消火 器ケース。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、消火器ケースに係るものであって、特に建物等の壁面に埋め込んで収容する消火器ケースに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、建物の壁面の美観を良くするためや通路の障害物とならないようにするために、消火器ケースを建物の壁面に埋設することができる消火器ケースが多数存在する。一般的に、通常の建築工事では、壁面の施工と消火器ケースの設置を別の業者が行うことが多く、壁面の施工を先に行った後に、消火器ケースの設置を行う場合や、消火器ケースの設置を行った後に壁面の施工を行う場合が存在する。
【0003】
例えば、壁面の施工を先に行った後に、消火器ケースの設置を行う場合に関して、特許文献1には、消火器を収容する箱状容器の前面上側に、高さ寸法の半分ほどの高さを有する開口部が設けられている消火器ケースが開示されている。そして、この消火器ケースの開口部が建物の壁面から露出しており、非常時にはこの開口部から消火器を取り出すことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1の消火器ケースでは、特許文献1の
図3に示されているように、壁面に穿設された消火器ケース用の露出窓の高さが、この消火器ケースの高さよりも短いために、この消火器ケースを横に寝かせた状態で壁面の露出窓から壁内に挿入し、その壁内で回転させて設置する必要があるため、壁内にこの消火器ケースを回転させるための余分な奥行や空間が必要であった。このため、壁内の奥行や空間が十分に確保できない場合や、壁内の他の構造物と干渉する場合など、所望の箇所に消火器ケースを設置できない、又は、そもそも壁内に消火器ケースを設置できないという課題があった。
【0006】
また、消火器ケースの設置を行った後に壁面の施工を行う場合に関して、消火器ケースに消火器を取り出すための開閉用の扉を設けるときには、最初に消火器を設置する業者が消火器ケースを設置して、その後に壁面施工業者が巾木の設置などの壁面の施工を行ってから、再度消火器を設置する業者がその開閉用の扉を設置するという手順で作業が進められるため、効率的な作業を行えないという課題があった。
【0007】
そこで、本発明は、設置する壁面内に余分な奥行や空間を必要とせず、消火器ケースの設置作業と巾木等の設置など壁面の施工作業の作業順序に関わらず設置することができる消火器ケースを提供することを目的とする。
【0008】
また、消火器を縦置きにした状態で保管するために、十分な高さ寸法を確保できない壁面に消火器ケースを埋め込む場合であっても、消火器を収納するための高さを確保することができ、所定の寸法の消火器を、消火器ケース内に保管することができる消火器ケースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
〔1〕すなわち、本発明は、建物の壁面の内側に設置される本体部と、前記本体部の 内部に収納され前記本体部の長手方向に移動する収納容器と、前記本体部又は前記収納 容器の少なくとも一方に設けられ前記本体部と前記収納容器を固定する係止部を有し、
前記係止部は、前記本体部又は前記収納容器の一方に設けられた係止突部と、前記本体
部又は前記収納容器の他方に設けられ前記係止突部と係止可能であり前記長手方向に沿
って複数穿設された係止孔からなることを特徴とする消火器ケースである。
【0010】
〔2〕そして、前記係止部は、前記収納容器の移動方向に沿って立設している2つの左
右側面板の内側に設けられており、前記係止突部が、弾性部材により前記左右側面板の
外側に露出するように付勢され、前記本体部に穿設された前記係止孔に係止可能である ことを特徴とする上記〔1〕に記載の消火器ケースである。
【0011】
〔3〕そして、前記本体部の内側面の下端側に突設された突設部と、前記収納容器の上端側に延設され前記突設部と当接可能である凸部を備えることを特徴とする上記〔1〕又は上記〔2〕に記載の消火器ケースである。
【0012】
〔4〕そして、前記本体部における前面側の開口部を覆設する扉と、前記本体部と前記扉の間に設けられたヒンジを有することを特徴とする上記〔1〕から上記〔3〕のいずれかに記載の消火器ケースである。
【発明の効果】
【0013】
本発明の消火器ケースによれば、建物の壁面の内側に設置される本体部の内部に収納される収納容器が、本体部に対して移動するため、消火器ケースの寸法を適宜調整することができるために、設置する壁面内に余分な奥行や空間を必要とせず、消火器ケースの設置作業と巾木等の設置など壁面の施工作業の作業順序に関わらず設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本件発明の実施形態における消火器ケースの第1状態の全体斜視図である。
【
図2】本件発明の実施形態における消火器ケースの第2状態の全体斜視図である。
【
図3】本件発明の実施形態における消火器ケースの第3状態の全体斜視図である。
【
図4】本件発明の実施形態における消火器ケースの正面図である。
【
図5】本件発明の実施形態における消火器ケースのA-A線断面図である。
【
図6】本件発明の実施形態における消火器ケースのB-B線断面図である。
【
図7】(a)本件発明の実施形態における係止部の係止状態の拡大図である。 (b) 本件発明の実施形態における係止部の解除状態の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明に係る消火器ケースについて、添付の図面に基づいて詳しく説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を実施するに好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本発明は、以下の説明において特に発明を限定する旨が明記されていない限り、この形態に限定されるものではない。
【0016】
図1から
図7に示すように、消火器ケースは、主として、本体部10、収納容器20、係止部30及び扉40とから構成される。
【0017】
本体部10は、左右側面板11、天面板12、底面板13、後面板14から構成され、鍔部15、戸当たりゴム151、脱落防止孔16、突設部17、固着部18を有している。また、本体部10の上方から下方に向かって、係止突部31と係止する係止孔である第1係止孔32、第2係止孔33、第3係止孔34が形成されている。
【0018】
収納容器20は、前面板21、左右側面板22、底面板23、後面板24、凸部25を備えている。
【0019】
係止部30は、収納容器20に設けられた係止突部31と、本体部10に穿設された第1係止孔32、第2係止孔33、第3係止孔34からなる3つの係止孔からなり、係止突部31が3段階に係止することができる。
【0020】
扉40は、本体部10の開口を覆設し、本体部10と扉40の間に設けられたヒンジ41によって開閉可能である。
【0021】
前記消火器ケースにおいて、設置する壁面の地面側を当該消火器ケースの下方とし、天井側を当該消火器ケースの上方とする。また、当該消火器ケースの扉40側を前方とし、消火器ケース内の収容空間側を後方とする。
【0022】
本体部10は、前方に開口部100を有する上下方向に長い箱形形状から成る。本体部10の内部は、消火器1を収容する収納容器20を有する。本体部10の左右側面板11及び後面板14を摺動面とし、収納容器20の左右側面板22及び後面板24を摺動面として、本体部10において収納容器20が摺動する。本体部10の底面板13は、収納容器20が本体部10の長手方向、すなわち上下に摺動するための開口が設けられている。
【0023】
本体部10の前方側には、外周縁部から外側方向に向けて鍔部15が折曲して設けられており、そして、本体部10の前方には、本体部10の開口部100を覆設する扉40が設けられている。扉40は、少なくとも本体部10の開口領域と同等となるように形成されており、本体部10における鍔部15の外形形状と略同等に形成されるか、外形形状より大きくなるように形成されることが好ましい。
【0024】
本体部10の左右側面板11の両サイド後方に、上から順に第1係止孔32、第2係止孔33、第3係止孔34が穿設されている。収納容器20が上下に摺動することにより、収納容器20の左右側面板22の両サイド後方に設けられた係止突部31が、第1係止孔32、第2係止孔33、第3係止孔34のいずれかに係止することにより、本体部10と収納容器20を係止することができ、消火器ケースの高さを3段階に調整することができる。また、本体部10の左右側面板11の内側面の下端側には突設部17が固設されているため、収納容器20の上端側に開口部100に向かって延設された凸部24と接合することにより、収納容器20の重みで係止部30による係止が間に合わなかったときでも収納容器20が本体部10から抜け落ちることを防止することができる。さらに、本体部10の左右側面板11の両サイド後方下部には、脱落防止孔16が穿設されている。
【0025】
本体部10の左右側面板11の開口部100側には、磁力を利用したマグネットラッチ等の略矩形状の固着部18が、本体部10の内側に向けて長手方向に固設されており、鍔部15と平行に設置されている。扉40の内側に固設された固着部18とほぼ同形状で磁性体の金属プレート43が固着部18と磁力により引き合うことで、扉40が本体部10に対する閉蓋状態を維持することができる。また、本体部10の鍔部15に戸当たりゴム151などの緩衝材を固設することにより、蓋40を閉めたときに、蓋40と鍔部15の衝撃を緩和し、蓋40や鍔部15の摩耗や衝撃音を軽減することができる。
【0026】
収納容器20は、消火器ケースを収納するために上方が開口している箱型形状である。収納容器20は、本体部10の内側にすっぽりと収納され、内部に載置する消火器1の高さに応じて、消火器ケースの高さを多段階に調整することができる。
【0027】
例えば、消火器1の高さ寸法が410mm以内の場合、係止部30を構成する係止突部31を、本体部10の第1係止孔32に挿通して係止することにより、収納容器20は本体部10との相対的な位置が固定される。収納容器20の前面側は、収納容器20の高さ寸法の3分の2程度の開口が設けられているため、収納容器20が本体部10の内部に完全に収納されても、消火器1の取出しは容易にできる。本体部10と壁面の開口部の大きさが同一の場合は、コンパクトに消火器ケースを収納することができる。
【0028】
また、消火器1の高さ寸法が410mm~539mmの場合、係止部30を構成する係止突部31を、本体部10の第2係止孔33に挿通して係止することにより、収納容器20は本体部10との相対的な位置が固定され、消火器1を消火器ケース内に収納することができる。
【0029】
また、消火器1の高さ寸法が539mm~677mmの場合、係止部30を構成する係止突部31を、本体部10の第3係止孔34に挿通して係止することにより、収納容器20は本体部10との相対的な位置が固定され、消火器1を消火器ケース内に収納することができる。収納容器20の前面下部は収納容器20の高さ寸法3分の1程度の前面板21が形成されているため、本体部10の開口が大きくても、消火器の下部は四方を収納容器20内で囲まれ、収納容器20を最大に延伸しても、消火器1が収納容器20内で安定して収納することができる。
【0030】
このように、収納容器20が消火器1の高さに応じて本体部10に対して上下に摺動など移動することができるため、壁面の施工を先に行った後に、消火器ケースの設置を行う場合、壁面に消火器ケースの開口部100程度の孔しか設けられていないときでも、本体部10と収納容器20が最もコンパクトな状態で壁面に消火器ケースを埋め込んでから、収納容器20を下方に移動させて、所望の消火器1を収納する消火器ケースを事後的に形成することができる。
【0031】
したがって、壁面の開口部よりも所望の消火器1の高さの方が大きいときであっても、消火器ケースの収納容器20を移動することにより下方に延伸することができるため、消火器ケースを横に寝かせた状態で挿入してから回転させて設置するための余分なスペースを壁面の内側に設ける必要がないから、壁面の内側の奥行や空間が十分でなく従来の消火器ケースを設置できなかった壁面にも設置することができる。
【0032】
収納容器20は本体部10に収納できるため、搬送する際の製品の容量を小さく設定することができ、取付け作業も容易に行うことができる。たとえば、収納容器20を消火器ケースの中に収納した状態で取付け現場まで搬送し、収納容器20を収納した本体部10を壁に埋め込み設置した後に、上記本体部10から壁面の内側の空間で収納容器20を延伸させることができる。また、本体部10に対する収納容器20の移動を上下に強制するために、本体部10と収納容器20の間に位置するようにギア及びラックやスライドレールなどの案内部材を本体部10及び収納容器20にそれぞれ設けることもできる。
【0033】
係止部30は、本体部10又は収納容器20の少なくとも一方に設けられ、本体部10と収納容器20を固定する部材である。本実施形態において、係止部30は、収納容器20に設けられた係止突部31と、本体部10に穿設された第1係止孔32、第2係止孔33、第3係止孔34からなる3つの係止孔からなる。そして、収納容器20に穿設された貫通孔301に、係止突部31を挿通するための係止凹部302が固設されている。係止突部31が、第1係止孔32、第2係止孔33、第3係止孔34のいずれかの係止孔に挿通して係止し、本体部10と収納容器20を固定することにより、所定の大きさの消火器1を収納するための適切な空間を形成することができる。
【0034】
図7(a)(b)に示されているように、係止突部31は、左右側面板22のそれぞれに設けられており、第2係止孔33と係止する係止突部31が左右側面板22のそれぞれの外側へ進退自在に設けられている。具体的には、操作するときに手で持つ把持部311が左右側面板22のそれぞれの内側に設けられており、その把持部311の内部には図示しないバネ等の弾性部材が配設されている。この弾性部材により、係止突部31が左右側面板22のそれぞれの外側へ露出するように常に付勢されている。この弾性部材の付勢力に抗って、把持部311を左右側面板22の内側に引っ張ることで、係止突部31と第2係止孔33との係止が解除されて、本体部10に対して、収納容器20を上下に移動することができる。
【0035】
第1係止孔32、第2係止孔33、第3係止孔34からなる3つの係止孔は、おおよそ等間隔に穿設されている。本実施形態において、係止孔は3つ穿設されているが、他の実施形態において、1つ、又は2つ、4つ以上の複数穿設することもできる。
【0036】
また、係止部30に関し、本実施形態において、係止突部31が収納容器20に設けられ、第1係止孔32、第2係止孔33、第3係止孔34からなる係止孔が本体部10に穿設されているが、他の実施形態において、係止突部31を本体部10に設けて、各係止孔を収納容器20に穿設することができる。
【0037】
そして、他の実施形態において、係止部30における係止突部31を雄螺子、係止孔を雌螺子として、雄螺子を本体部10又は収納容器の20の一方に設け、雌螺子を本体部10又は収納容器の20の他方に設けることができる。そして、他の係止部30を互いに引き合う2部材の永久磁石として、それぞれの永久磁石を、本体部10又は収納容器20の一方、本体部10又は収納容器20の他方に設けることができる。同様に、係止部30として、螺子や磁石以外にも、釣針状のフックと係合穴、雄雌状で係止する2つの部材からなるボタンなども使用することができる。さらに、他の実施形態において、係止部30として、端が鋭利な針状部材を本体部10又は収納容器20の少なくとも一方に設けて、その部材と対向する本体部10又は収納容器20の他方に任意の位置で貫通等させて、本体部10と収納容器20を固定することもできる。
【0038】
扉40は、板状の部材であり、本体部10における左右側面板11のいずれか一方とヒンジ21によって蝶着されており、本体部10の開口部100に対して90度程度の角度まで開くことが可能である。扉40は、開閉自在であればよく、右開き、左開き、上方に開いても下方に開いてもよい。
【0039】
扉40の上部には扉40の正面視で矩形状の引手部42が設けられており、その引手部42に指を掛けることにより扉40を容易に開くことができる。引手部42の形状は正面視で矩形状だけでなく、三角形、四角形以外の多角形、円形、楕円形など他の形状でもよい。
【0040】
本体部10、収納容器20及び扉40は、金属等によって形成されることが好ましい。
【符号の説明】
【0041】
1・・・消火器
10・・本体部
100・開口部
11・・左右側面板
12・・天面板
13・・底面板
14・・後面板
15・・鍔部
151・戸当たりゴム
16・・脱落防止孔
17・・突設部
18・・固着部
20・・収納容器
21・・前面板
22・・左右側面板
23・・底面板
24・・後面板
25・・凸部
30・・係止部
301・貫通孔
302・係止凹部
31・・係止突部
311・把持部
32・・第1係止孔
33・・第2係止孔
34・・第3係止孔
40・・扉
41・・ヒンジ
42・・引手部
43・・金属プレート