技術分野
,地盤の掘削面が崩壊するのを防ぐために利用される山留支保工の構造
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ところで,図8や特許文献1に示されたような山留支保工構造においては,シンプルな構造で作業空間を広く確保するために,切梁3の尺をできるだけ長くすることが求められる。しかしながら,切梁3の尺を長くすると,図9に示したようにその長手方向中央部分が重力の影響を受けて下方に大きく撓むこととなる。この撓みは,切梁3の尺が長くなればなるほど大きくなる。これに対して,撓みを小さく抑えるために切梁3を剛性の高い材質で構成することも考えられるが,切梁3の強度を向上させることにも限界がある。また,図8に示したように,腹起し2と切梁3の側面の間に火打ち梁4を掛け渡して切梁3を補強することもできるが,切梁3下方に撓むことは抑制することが難しい。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の発明者らは,課題の解決手段について鋭意検討した結果,一対の腹起しの間に一又は複数の切梁を掛け渡し,この切梁を全体で上向きに凸となる略弧状を呈するように配置することで,切梁の長手方向中央に下向きの撓みが生じるのを効果的に抑制できるという知見を得た。そして,本発明者らは,知見に基づけば従来技術の課題を解決できることに想到し,本発明を完成させた。具体的に説明すると,本発明は以下の構・・・ 続きを
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発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明によれば,シンプルな構造で切梁の長方向中央に生じる下方への撓みを抑制することができる。
この特許の権利範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
図1は,第1の山留支保工構造の切梁を概念的に抽出して示した断面図である。第1の実施形態では,シムプレートを用いて切梁全体を上向きの略弧状にしている。
【図2】
図2は,切梁の端面の間に介在するシムプレートの状態を概念的に示した斜視図である。
【図3】
図3は,第2の山留支保工構造の切梁を概念的に抽出して示した断面図である。第2の実施形態では,傾斜した端面を持つ切梁同士を連結することで,切梁全体を上向きの略弧状にしている。
【図4】
図4は,第1及び第2の山留支保工構造の具体例を示している。
【図5】
図5は,アダプター部材を腹起しと切梁の間に配置した構造の一例を示した断面図である。
【図6】
図6は,アダプター部材の別の例をした断面図である。
【図7】
図7は,アダプター部材の別の例をした断面図である。
【図8】
図8は,一般的な山留支保工構造の例を示した平面図である。
【図9】
図9は,従来の山留支保工構造の問題点を説明するための断面図である。
1…土留壁 2…腹起し
3…切梁 4…火打ち梁
5…補助ピース 6…ジャッキ
7…シムプレート 7a…上縁
7b…下縁 7c…切欠き
10…アダプター部材 11…第一面
12…第二面 15…空間
31…端面 32…上端縁
33…下端縁 34…フランジ
35…ボルト穴
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