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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-01-11
(45)【発行日】2022-01-24
(54)【発明の名称】送風機
(51)【国際特許分類】
   F04D 29/30 20060101AFI20220117BHJP
   F04D 29/28 20060101ALI20220117BHJP
   F04D 29/66 20060101ALI20220117BHJP
【FI】
F04D29/30 F
F04D29/28 P
F04D29/66 M
【請求項の数】 12
(21)【出願番号】P 2017231039
(22)【出願日】2017-11-30
(65)【公開番号】P2019100242
(43)【公開日】2019-06-24
【審査請求日】2020-09-28
(73)【特許権者】
【識別番号】000232302
【氏名又は名称】日本電産株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001933
【氏名又は名称】特許業務法人 佐野特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】石田 亮介
【審査官】山崎 孔徳
(56)【参考文献】
【文献】独国実用新案第202014004066(DE,U1)
【文献】特開2004-092446(JP,A)
【文献】特開2012-102704(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F04D 29/30
F04D 29/28
F04D 29/66
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
上下方向に延びる中心軸周りに回転するインペラと、
前記インペラを回転させるモータと、
前記インペラ及び前記モータを収納する筐体と、を有する送風機であって、
前記筐体は、前記インペラの少なくとも一部を内部に収容し、径方向に貫通する吹出口を有する収納部と、
前記インペラの上方を覆い、軸方向に貫通する吸気口を有するカバー部と、を有し、
前記インペラは、径方向に延びるとともに周方向に間隔をあけて配置される複数の羽根を有し、
前記羽根は、前記吸気口において、上面から軸方向上側に突出するとともに前記カバー部の内周縁よりも径方向内側に配置される突出部と、
前記突出部の径方向内側に配置される内周部と、
前記突出部の径方向外側に配置される外周部と、を有し、
前記突出部の上端は、前記内周部の上端及び前記外周部の上端よりも上方に位置し、
前記突出部の径方向の幅は、前記内周部の径方向の幅よりも狭く、
前記内周部の上端が、前記外周部の上端よりも下方に位置する送風機。
【請求項2】
前記インペラは、前記羽根の径方向内側に配置されて前記モータを収容し、軸方向に延びる筒状の胴部を備えるカップ部を有し、
前記突出部は、前記胴部の外周面と隙間を介して径方向に対向する、請求項1に記載の送風機。
【請求項3】
前記突出部の径方向の幅は、前記内周部の径方向の幅の半分以下である、請求項1又は請求項2に記載の送風機。
【請求項4】
前記突出部の径方向の幅は、前記外周部の径方向の幅よりも狭い、請求項1~請求項3のいずれかに記載の送風機。
【請求項5】
前記突出部の径方向の幅は、前記外周部の径方向の幅の半分以下である、請求項4に記載の送風機。
【請求項6】
前記外周部の径方向外端部の軸方向の高さは、前記外周部の上端と前記突出部の上端との軸方向の距離よりも大きい、請求項1~請求項5のいずれかに記載の送風機。
【請求項7】
前記突出部と前記カバー部の内周縁との間隔は、前記突出部と前記カップ部との間隔よりも小さい、請求項1~請求項6のいずれかに記載の送風機。
【請求項8】
前記突出部の上端が、前記カバー部の上面と下面との間に位置する、請求項1~請求項のいずれかに記載の送風機。
【請求項9】
前記突出部は、全ての前記羽根に各々設けられる、請求項1~請求項のいずれかに記載の送風機。
【請求項10】
前記突出部は、周方向に異なる間隔で複数配置される、請求項1~請求項のいずれかに記載の送風機。
【請求項11】
前記羽根は、周方向に異なる間隔で複数配置される、請求項1~請求項10に記載の送風機。
【請求項12】
前記収納部は、底壁に軸方向に貫通する下側吸気口を有し、
前記内周部の下面は、前記中心軸に向かって上昇する傾斜面を有する、請求項1~請求項11のいずれかに記載の送風機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、送風機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、上下に延びる中心軸周りに回転するインペラと、インペラを回転させるモータと、インペラ及びモータを収納する筐体とを有する送風機が知られている。筐体の側壁には吹出口が形成され、上壁には吸気口が形成される。インペラは径方向に延びるとともに周方向に間隔をあけて配置される複数の羽根を有する。また、筺体内部にはインペラの外周側に環状の気流通路が形成される。
【0003】
上記構成の送風機において、インペラが回転すると吸気口を介して筐体内に空気が流入する。筐体内部に流入した空気は隣り合う羽根間に流入し、羽根に沿って径方向外側に向かって加速する。径方向外側に向かって加速した空気はインペラの径方向外側に吹き出される。インペラの径方向外側に吹出された空気は気流通路を通って吹出口から外部に排出される。例えば、特許文献1には、吸気口と排気口を含むフレームと、フレームの内部に収容されるインペラと、フレームの内部に収容され、前記インペラの回転を駆動するモーターと、を含む遠心ファンが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2006-336642号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献に開示された遠心ファンは、フレーム内部の径方向内側を流れる空気は径方向外側を流れる空気に比べて流速が遅い。このため、フレーム内部の径方向内側を流れる空気の一部が排気口から排出されず、再びフレーム内部を周方向に流通する。この時、排気口を通過して周方向に流れる空気とインペラから径方向外側に吹き出された空気とが合流する排気口の内周端近傍で乱流が発生する。また、発生した乱流のエネルギーが排気口の内周端近傍に集中してピーク値を持つため、所定周波数の騒音が増大する問題があった。
【0006】
本発明は、騒音を抑制できる送風機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の例示的な送風機は、上下方向に延びる中心軸周りに回転するインペラと、前記インペラを回転させるモータと、前記インペラ及び前記モータを収納する筐体と、を有する送風機であって、前記筐体は、前記インペラの少なくとも一部を内部に収容し、径方向に貫通する吹出口を有する収納部と、前記インペラの上方を覆い、軸方向に貫通する吸気口を有するカバー部と、を有し、前記インペラは、径方向に延びるとともに周方向に間隔をあけて配置される複数の羽根を有し、前記羽根は、前記吸気口において、上面から軸方向上側に突出するとともに前記カバー部の内周縁よりも径方向内側に配置される突出部と、前記突出部の径方向内側に配置される内周部と、前記突出部の径方向外側に配置される外周部と、を有し、前記突出部の上端は、前記内周部の上端及び前記外周部の上端よりも上方に位置し、前記突出部の径方向の幅は、前記内周部の径方向の幅よりも狭く、前記内周部の上端が、前記外周部の上端よりも下方に位置する
【発明の効果】
【0008】
例示的な本発明によれば、騒音を抑制できる送風機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1図1は、本発明の第1実施形態に係る送風機の斜視図である。
図2図2は、本発明の第1実施形態に係る送風機の内部を示す上面図である。
図3図3は、本発明の第1実施形態に係る送風機の縦断面図である。
図4図4は、本発明の第1実施形態に係る送風機のインペラの斜視図である。
図5図5は、本発明の第1実施形態に係る送風機のインペラの上面図である。
図6図6は、本発明の第2実施形態に係る送風機のインペラの上面図である。
図7図7は、本発明の第3実施形態に係る送風機の縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本明細書では、送風機1の中心軸Cと平行な方向を「軸方向」、送風機1の中心軸Cに直交する方向を「径方向」、送風機1の中心軸Cを中心とする円弧に沿う方向を「周方向」とそれぞれ称する。同様にして、インペラ10についても、送風機1内に組み込まれた状態において送風機1の軸方向、径方向及び周方向と一致する方向をそれぞれ単に「軸方向」、「径方向」及び「周方向」と呼ぶ。また、本明細書では、軸方向を上下方向とし、インペラ10に対して筐体2の吸気口3側を上として、各部の形状や位置関係を説明する。なお、上下方向は単に説明のための用いられる名称であって、実際の位置関係及び方向を限定しない。
【0011】
<第1実施形態>
(1.送風機の構成)
本発明の例示的な一実施形態の送風機について説明する。図1図2は本発明の実施形態に係る送風機1の斜視図及び上面図である。なお、図2はカバー部21を外した状態を示す。また、図3は送風機1の縦断面図である。
【0012】
送風機1は筐体2、インペラ10及びモータ50を有し、インペラ10及びモータ50は筐体2の内部空間に収容される。モータ50はインペラ10の内側に配置され、中心軸C周りにインペラ10を回転させる。なお、モータ50は、アウターロータ型モータでもインナーロータ型モータでもよい。
【0013】
筐体2はカバー部21及び収納部22を有する。収納部22は、底壁23と周壁24とを有する。底壁23は、インペラ10及びモータ50の下側に位置し、径方向に延びる。底壁23にはモータ50が取り付けられる。周壁24は、底壁23の周縁から軸方向上側に延びる。
【0014】
周壁24は曲面部24aと平面部24b、24cとを有する。曲面部24aは軸方向からの平面視において、インペラ10の回転方向Aに向かって中心軸Cから漸次離れる。平面部24bは軸方向からの平面視において、曲面部24aの下流端から接線方向に直線状に延びる。平面部24cは軸方向からの平面視において、曲面部24aの上流端から径方向外側に延びる。平面部24bの下流端と平面部24cの外端部との間に吹出口4が形成される。
【0015】
カバー部21は収納部22の上面の開口を覆う。カバー部21は平板状に形成される。また、カバー部21には軸方向に貫通する吸気口3が設けられる。
【0016】
筐体2内には吸気口3と吹出口4とを連結するダクト5が形成され、ダクト5は底壁23と周壁24とカバー部21に囲まれて形成される。インペラ10はダクト5内に配置される。ダクト5はインペラ10の径方向外側に環状の気流通路6を有する。気流通路6はインペラ10の回転方向Aに向かって径方向の幅が漸次大きく形成され、気流通路6の下流端に吹出口4が配置される。
【0017】
すなわち、送風機1は、上下に延びる中心軸C周りに回転するインペラ10と、インペラ10を回転させるモータ50と、インペラ10及びモータ50を収納する筐体2と、を有する。筐体2は収納部22とカバー部21とを有する。収納部22はインペラ10の少なくとも一部を内部に収容し、径方向に貫通する吹出口4を有する。カバー部21はインペラ10の上方を覆い、軸方向に貫通する吸気口3を有する。
【0018】
(2.インペラの構成)
図4図5は本発明の実施形態に係るインペラ10の斜視図及び上面図を示している。インペラ10はカップ部11と羽根12と連結部13とを有する。カップ部11と羽根12と連結部13は金型により樹脂で一体成形される。
【0019】
カップ部11は円筒状の胴部11aと、胴部11aの上面を覆う上面部11bとを有する。胴部11aは軸方向に延びる筒状であり、下側が開口する。カップ部11は内部にモータ50を収容する(図3参照)。すなわち、インペラ10は、羽根12の径方向内側に配置されてモータ50を収容し、軸方向に延びる筒状の胴部11aを備えるカップ部11を有する。
【0020】
上面部11bの中心(中心軸C上)には下面から軸方向下側に突出する突起部11cが設けられている(図3参照)。突起部11cは軸孔11dを有し、軸孔11dにモータ50の軸部50aが固定される。これにより、突起部11cと軸部50aとが連結され、インペラ10は中心軸Cを中心として回転可能に支持される。なお、図2に示すように、モータ50の駆動によりインペラ10は上面側から見て時計回りに回転する。
【0021】
複数の羽根12はカップ部11の胴部11aから径方向外側に延びる。また、本実施形態において、羽根12は周方向に等間隔で複数配置される。各羽根12の外周端は内周端よりも回転方向後方に配置される(図2参照)。これにより、各羽根12は径方向に対して傾斜している。
【0022】
連結部13は隣接する羽根12の外周端上面を連結して円環状に形成される。また、連結部13の内周縁はカバー部21の内周縁21aよりも径方向外側に配置される(図3参照)。
【0023】
羽根12はカバー部21の内周縁21aよりも径方向内側に配置されて上面から軸方向上側に突出する突出部12aを有する(図3参照)。突出部12aは全ての羽根12に各々設けられ、周方向に等間隔で配置される。突出部12aはカバー部21の内周縁21a近傍からダクト5に流入する気流を整流することができる。これにより、カバー部21の内周縁21a近傍で発生する騒音を低減することができる。
【0024】
羽根12は突出部12aの径方向内側に配置される内周部12bと、突出部12aの径方向外側に配置される外周部12cとを有する。内周部12b及び外周部12cの上面は中心軸Cに直交し、内周部12bの下面は中心軸Cに向かって上昇する傾斜面12dを有する。なお、突出部12aの外周面及び内周面は外周部12c及び内周部12bの上面に対して直立しているが、突出部12aの外周面と外周部12cの上面とを曲面状に連続して形成してもよい。また、突出部12aの内周面と内周部12bの上面とを曲面状に連続して形成してもよい。
【0025】
突出部12aの上端は内周部12b及び外周部12cの上端よりも上方に位置する。突出部12aの上端は、カバー部21の上面と下面との間に位置する。突出部12aの上端をカバー部21の下面よりも上方に配置することにより、カバー部21の内周縁21a近傍からダクト5に流入する気流をより整流することができる。これにより、カバー部21の内周縁21a近傍で発生する騒音をより低減することができる。
【0026】
突出部12aの上端をカバー部21の上面よりも下方に配置することにより、突出部12aが設けられていない場合と比較してインペラ10の静圧特性及び風量特性の変化を抑制できる。また、突出部12aが、送風機1が取り付けられた機器本体と接触することを防止できる。
【0027】
突出部12aとカバー部21の内周縁21aとの間隔D1は、突出部12aとカップ部11との間隔D2よりも小さい(図3参照)。突出部12aとカバー部21の内周縁21aとの間隔D1を狭くすることにより、カバー部21の内周縁21a近傍からダクト5に流入する気流をより整流することができる。
【0028】
突出部12aの径方向の幅Waは内周部12bの径方向の幅Wb及び外周部12cの径方向の幅Wcよりも狭い。この時、幅Waは幅Wb及び幅Wcの半分以下が好ましい。幅Waを幅Wb及び幅Wcに対して小さくすることにより、インペラ10の静圧特性及び風量特性の変化をより抑制できる。
【0029】
突出部12aは胴部11aの外周面と隙間Bを介して径方向に対向する。また、内周部12bの上端は外周部12cの上端よりも下方に位置する。吸気口3と対向する内周部12bの軸方向上側への突出量を減らすことにより、インペラ10の回転により発生する風量を大きくすることができる。
【0030】
外周部12cの径方向外端部の軸方向の高さHcは外周部12cの上端と突出部12aの上端との軸方向の距離Haよりも大きい(図3参照)。これにより、羽根12の間を通って径方向外側に向かう気流をより加速させてインペラ10の回転により発生する風量をより大きくすることができる。
【0031】
(3.送風機の動作)
上記構成の送風機1において、モータ50を駆動させるとインペラ10が中心軸Cを中心として回転する。これにより、吸気口3から空気が筐体2内部のダクト5に取り込まれる。この時、突出部12aはカバー部21の内周縁21a近傍からダクト5に流入する気流を整流することができる。これにより、カバー部21の内周縁21a近傍で発生する騒音の増大を抑制することができる。
【0032】
また、ダクト5に取り込まれた空気は隣り合う羽根12の間を通って、回転するインペラ10により径方向外側に向かって加速され、インペラ10の径方向外側に吹き出される。インペラ10の径方向外側に吹き出された空気は気流通路6を通って吹出口4から筐体2の外部に排気される。
【0033】
この時、吹出口4を通過して周方向に流れる気流とインペラ10から径方向外側に吹き出された気流とが合流する吹出口4の内周端近傍において乱流が発生する。しかし、突出部12aがカバー部21の内周縁21a近傍から筐体2に流入する気流を整流しているため、吹出口4の内周端近傍において発生する乱流のエネルギーの集中が緩和される。従って、所定の周波数の騒音が増大することが抑制される。これにより、騒音を抑制できる送風機1を提供することができる。
【0034】
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図6は第2実施形態の送風機1のインペラ10の上面図である。説明の便宜上、前述の図1図5に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付す。第2実施形態では突出部12aが周方向に等間隔に配置されていない点が第1実施形態とは異なる。その他の部分は第1実施形態と同様である。
【0035】
突出部12aは周方向に異なる間隔で複数配置されている。これにより、カバー部21の内周縁21a近傍で発生する乱流のエネルギーの集中が分散されて騒音を抑制することができる。また、羽根12が周方向に異なる間隔で複数配置されて、突出部12aが周方向に異なる間隔で複数配置されてもよい。この時、同様の効果が得られる。
【0036】
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図7は第3実施形態の送風機1の縦断面図である。説明の便宜上、前述の図1図5に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付す。第3実施形態では筐体2の底壁23に、軸方向に貫通する下側吸気口23aが配置される点が第1実施形態とは異なる。その他の部分は第1実施形態と同様である。
【0037】
下側吸気口23aは傾斜面12dと軸方向に対向する。これにより、下側吸気口23aを介してダクト5に流入する風量が増加し、インペラ10の回転により発生する風量をより大きくすることができる。また、内周部12bの下面に配置された傾斜面12dは下側吸気口23aに対向する。下側吸気口23aと対向する内周部12bの軸方向下側への突出量を減らすことにより、インペラ10の回転により発生する風量を大きくすることができる。
【産業上の利用可能性】
【0038】
本発明によると、OA機器、医療機器、家庭用電気製品、または輸送機器等に搭載される。送風機に利用することができる。
【符号の説明】
【0039】
1・・・送風機、2・・・筐体、3・・・吸気口、4・・・吹出口、5・・・ダクト、6・・・気流通路、10・・・インペラ、11・・・カップ部、12・・・羽根、11a・・・胴部、11b・・・上面部、11c・・・突起部、11d・・・軸孔、12・・・羽根、12a・・・突起部、12b・・・内周部、12c・・・外周部、12d・・・傾斜面、13・・・連結部、21・・・カバー部、22・・・収納部、23・・・底壁、23a・・・下側吸気口、24・・・周壁、24a・・・曲面部、24b・・・平面部、24c・・・平面部、50・・・モータ、50a・・・軸部、A・・・回転方向、B・・・隙間、C・・・中心軸、D1・・・間隔、D2・・・間隔、Ha・・・距離、Hc・・・高さ、Wa・・・幅、Wb・・・幅、Wc・・・幅
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7