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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-01-11
(45)【発行日】2022-02-10
(54)【発明の名称】自立式L型鉄筋
(51)【国際特許分類】
   E04C 5/18 20060101AFI20220203BHJP
【FI】
E04C5/18 104
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2020050111
(22)【出願日】2020-03-03
(65)【公開番号】P2021139258
(43)【公開日】2021-09-16
【審査請求日】2020-04-17
(73)【特許権者】
【識別番号】592097093
【氏名又は名称】小林 哲朗
(72)【発明者】
【氏名】小林 哲朗
【審査官】新井 夕起子
(56)【参考文献】
【文献】特開平08-177166(JP,A)
【文献】実開昭58-143912(JP,U)
【文献】実開平02-032528(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04C 5/18
(57)【特許請求の範囲】
【請求項5】
前記支持体を、曲部を中心に水平部と反対方向に屈曲させた請求項1記載の自立式L型鉄筋。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブロック積み工事等に縦筋として用いられるL型鉄筋であって、特に、三点式の脚部により自立でき、転倒や横ズレを軽減できる自立式L型鉄筋に関する。
【背景技術】
【0002】
ベースコンクリートから直接ブロックが積み上がるブロック壁の鉄筋工事おいて、主筋となるL字状に曲げ加工された縦筋を、支え部材無しで自立させることはできない。
【0003】
そのため、従来の施工方法としては、一定間隔に配されたL字状に曲げ加工された縦筋であるL型鉄筋に、直角方向に配される横筋を縛り付けていた。また倒れ止めとして、延長方向及び横方向に筋交等を打ち込み、かかる筋交をL型鉄筋や横筋に縛り付け、L型鉄筋が鉛直状態を保つように保持していた。
【0004】
一方この状態で、L型鉄筋の下側には、強度や腐食のため、一定のコンクリートの厚みを確保することが必要となる。そのため、1~1.5m間隔に配したスペーサーブロックの上に鉄筋を乗せるようにして、その厚みを確保するようにしている。
【0005】
しかし、3~5cm立方のスペーサーブロックから、鉄筋は落ちやすいため、鉄筋組立てや生コン流入時に、不動となるよう短く切った鉄筋等を下側砕石面に打ち込み、L型筋や横筋に数多く縛り付けるようにしている。
【0006】
一方で、前述ベースコンクリートより上側に配された、横筋及び筋交は、ブロックを積む場合、それらは外さなければならない。すなわちそれらの横筋及び筋交は、L型筋を鉛直に保つための、言わば仮設的手段であり無駄な工程と言える。
【0007】
また、その取り外す事となる横筋がある場合、ベースコンクリート打設時に、それを作業者が飛び越えたり、くぐり抜けたりしなければ反対側に行けない。そのため、生コンにバイブレーターをかける作業や、生コンをコテで均す作業の際に大きな障害となる。さらに生コンの固まりが速い夏期では、ベースコンクリートの両側に人員を配する等の必要もある。
【0008】
ここまで、一般に行われている施工方法について説明してきたが、他の手段として横筋や筋交を用いない方法もある。それは、L型筋と、ベースコンクリート中に埋設される横筋を溶接する方法である。
【0009】
そうすることで、ベースコンクリート両側への作業者の移動は楽に行えるようになるが、溶接の作業は、時間とコストが大幅にかかると共に、溶接して長尺となった鉄筋の運搬には、長尺な荷台のあるトラックが必要となるが、狭い住宅地においては長尺なトラックが邪魔になる。長尺なトラックが入れない場合がある。等の面で不利となる。
【0010】
その他にも、縦筋をL字状に曲げない方法として、ベースコンクリートに生コンを流してから、そこに縦筋を差す方法も挙げられる。しかし、厚さ10~15cmのベースコンクリートに差す場合、生コン投入直後の生コンが柔らかい状態では、鉄筋を差しても倒れてしまう。そのため、生コンが固まりかけた状態を見計らって差す事になるが、その状態で鉄筋を差すと、その周囲が窪んだ状態となり、生コンと良く密着していない状態となる。
【0011】
そのため、鉄筋と生コンを密着させるため、鉄筋の周りをコテなどではたきながら均し、逃げた生コンを呼び戻すことが必要となる。しかし、夏期のように暑い時期は、生コンの固まりが早く、数が多くなるとうまくいかない。
【0012】
また、他の手段としては、生コンを投入する前に、鉄筋をベースコンクリート下部の砕石や地盤に、予め打ち込んでおく方法もとられている。しかし、その鉄筋を打ち込む場合、ズレが生じやすく、地盤中に大きな石が入ったりすると余計にうまくいかない。
【0013】
上記は、施工面での不利性の説明であるが、施工面以外で鉄筋の差した部は、コンクリートに巻き込まれないため、後々腐食するという欠点もある。
【0014】
さらに言えば、強度面では鉄筋の定尺は径の40倍とされている。ブロック工事で用いられるほとんどは径が10mmであるが、その定尺は40cmである。普通ベースコンクリートの厚さは10~15cmであるので、はるかにそれに満たない。つまり、施工が正常にうまくいっても強度面に不安が残るという決定的短所がある。
【0015】
ここで、これまでの説明をまとめれば、L型に曲げた縦筋をベースコンクリート内に埋設する方法は、筋交の設置及び取り外し等で、高額なコストが掛かると共に、配された横筋が施工上不利を与える。一方のL字状に曲げない、ただの鉄筋を差す方法の第一の欠点は、鉄筋とコンクリートの接する部分の長さが短く、地震時のブロック塀の転倒荷重に対して強度に不安が残る。と言うことである。
【0016】
また特に、上記の技術に関連する従来技術として、鉄筋を入れてブロックを積む際、鉄筋の切断、曲げ加工を省略し、素人でもブロック積作業を容易にできるブロック用簡易型鉄筋がある(例えば特許文献1参照)。
【0017】
上掲特許文献1のブロック用簡易型鉄筋は、ブロック用の鉄筋を、数種類の形状に制作し、その鉄筋を組合わせて使用することで、丸棒状の鉄筋を、切断・曲げ加工することなく、簡単にブロック間に入れることにより、制作物の強度等を増強することを特徴としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0018】
【文献】実開平7-1112号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0019】
しかしながら上掲特許文献1のブロック用簡易型鉄筋は、横方向における強度面に問題が生じる。また、正確な水平値や垂直値を保持することもできなかった。
【0020】
そこで本発明は上記の点に鑑み、ブロック積み工事等の縦筋として用いられるL型鉄筋において、三点式の脚部により自立でき、さらに転倒や横ズレを軽減できる自立式L型鉄筋を提供することにある。
【解決を解決するための手段】
【0021】
上記課題を解決するため、本発明の自立式L型鉄筋は、鉛直部と、該鉛直部の下部に水平方向に連接された水平部とからなるL字状本体と、水平部の先端に形成された第1脚部と、前記L字状本体の曲部に固定された、両端部に第2脚部を備えた支持体とで構成されている。
【0022】
また前記第2脚部の下端に、前記水平部の反対方向に突出する延底部を設けた。
【0023】
また前記第1脚部と第2脚部の下端に、開孔部を穿孔した底板部を設置した。
【0024】
また、前記第1脚部と第2脚部の下端に高さ調節具を装着した。
【0025】
さらに前記支持部を、曲部を中心に水平部と反対方向に屈曲させた。
【発明の効果】
【0026】
本発明の自立式L型鉄筋によれば、鉛直部と、該鉛直部の下部に水平方向に連接された水平部とからなるL字状本体と、水平部の先端に形成された第1脚部と、L字状本体の曲部に固定された、両端部に第2脚部を備えた支持体とで構成されている三点式の脚部を備えることにより、構造が簡略であると共に、優れた安定性が実現できる。
【0027】
また、所定の長さの分だけ、ベースコンクリート下側の砕石より浮いた状態となる。そのため、従来コンクリートの被りを確保するために用いていたスペーサーブロックは不用のものとなる。
【0028】
また、第2脚部の下端に、水平部の反対方向に突出する延底部を、さらに第1脚部と第2脚部の下端に、開孔部を穿孔した底板部を設置し、またさらに支持部を屈曲状に形成したことにより、施工上、施工者が触れた場合に倒れづらくなる。
【0029】
また開孔部に釘を打ち込むことで、さらに使用時における本体の転倒を軽減でき、生コン打設時の生コンの流入による圧力による本体のズレや、作業者の接触によるズレも防止できる。
【0030】
また優れた安定性が実現できるため、転倒防止のため、コンクリートベースより上の部分の横筋、及び筋交は不要となり、ブロックを積む際に取り外すという無駄な工程も省かれる。また生コン打設作業においても、障害なく作業者が、ベースコンクリートの両側へ移動できるようになる。
【0031】
また、本体それぞれ所定の長さを有する先端部があることにより、スペーサーブロックも不要となり、それらの先端部下端が砕石、もしくは捨てコンクリートに点状又は線状、又は面で接するため、スペーサーブロック使用に比べ、極めて本体がズレ動きづらく、生コン打設作業等の施工が有利に行えるようになる。
【0032】
さらに、スペーサーブロックを使用して工事を行う、ブロック工事以外に行われる一般の鉄筋組立て作業においても、鉄筋がスペーサーブロックからズレ落ちて作業しづらい、鉄筋を組む場合、多数の筋交を必要として時間がかかる、等のわずらわしさや欠点も、本発明の自立式L型鉄筋を1m間隔で先行配設することで解消できる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
図1】本発明の自立式L型鉄筋の斜視図である。
図2】前記自立式L型鉄筋の使用状態である。
図3】鉄筋を砕石に打ち込んだ状態を示す。
図4】打込用ピンにより砕石に下穴を開ける状態を示す。
図5】第二の実施例、本発明の自立式L型鉄筋の斜視図である。
図6】第三の実施例、本発明の自立式L型鉄筋の斜視図である。
図7】第四の実施例、本発明の自立式L型鉄筋の斜視図である。
図8】第五の実施例、本発明の自立式L型鉄筋の斜視図である。
図9】従来のL型鉄筋の使用状態である。
【発明を実施するための形態】
【0034】
本発明の自立式L型鉄筋1は、縦筋として使用される鉛直部11と、該鉛直部11の下部に水平方向に連接された水平部12とからなるL字状本体10と、水平部12の先端に形成された第1脚部13と、前記L字状本体10の曲部14に固定された、両端部に第2脚部21,21を備えた支持体20とで構成されている。
【0035】
L字状本体10は、鉛直部11と水平部12とでL字状に形成されており、前記水平部12の先端には第1脚部13が形成されている。この第1脚部13は、水平部12と基礎2との間に、適宜空間を形成する長さを有している。
【0036】
前記支持体20の中央部分は、前記L字状本体10の曲部14に溶接等で固定されている。また支持体20の両端部は、それぞれ直角状に屈曲されており、適宜長さを有する第2脚部21,21が形成されている。そのため、自立式L型鉄筋1の底面は、基礎2上に三点の点状で支持される。そのことにより、ズレが生じにくくなり優れた安定性を発揮することができる。
【0037】
また、前記第1脚部13と第2脚部21,21とは適宜長さを有しているため、従来使用していたスペーサーブロックの使用は不用になると共に、鉄筋の組み立て、縛り付けの作業が容易となる。
【0038】
次に、本発明の自立式L型鉄筋1を使用した施工方法を説明する。
先ず、図9に基づいて、従来の施工方法の説明をする。
砕石又は捨てコンクリートからなる基礎2の上に底部横筋31,32を配置させ、スペーサーブロック3を置き、その上にL型筋30を乗せる。その後、双方を結束線にて縛り付ける。
【0039】
しかしながら、上述の状態ではL型筋30は自立しないため、横断方向筋交33、延長方向筋交34を土中に打ち込み、同時に、上部横筋35をL型筋30に縛り付け、筋交と縛り付け固定していた。
【0040】
この作業をする際、鉄筋は3~5cm立方のスペーサーブロック3に乗っているので、簡単にズレ落ちてしまうという問題が生じた。そこで、スペーサーブロック3から鉄筋がズレ落ちないよう、細かく切った鉄筋36を数多く土中に打ち込み、鉄筋と縛り付ける必要があった。
【0041】
なお、L型筋30に縛り付けた上部横筋35は、ベースコンクリート生コン打設時に、作業者は、ベースコンクリート両側へ移動する際、その横筋35を飛び越えるか、潜り抜けなければならず、大きな障害となる。
【0042】
次に、本発明の自立式L型鉄筋1を使用した施工方法を図2に基づいて説明する。
先ず、自立式L型鉄筋1を基礎2上に配設し、水平部12をU型鉄筋5にて保持固定する。
【0043】
前記水平部12上に直角に載置された底部横筋6は、地中に打ち込まれた短状の鉄筋7により、それぞれ固定される。この状態で自立式L型鉄筋1は、基礎2上に三点の脚部13,21,21により、基礎2上に載置固定することができる。
【0044】
図3は、打設したベースコンクリートの生コンに、差し筋を差す方法がうまくいかない場合に、他の手段として、予め鉄筋100を、砕石Bに打ち込む施工例の状態を示す。
【0045】
図4は、鉄筋を所定の位置に入れるため、打込用ピン90をハンマー110を用いて、砕石B及び土中Cに下穴Aを開ける状態を示す。なお、この下穴Aを開けないと、打ちながらズレてしまって、鉄筋を所定の位置に入れることは難しい。
【0046】
次に、本発明の自立式L型鉄筋の他の実施例を図5乃至図7に基づいて説明する。
図5は、第2脚部21,21の下端に、前記水平部12の反対方向に突出する延底部22を設けた。該延底部22を設けることで、重心の位置を遠くにして安定度を高めることができる。そのため、組立作業、生コン打設作業等において、自立式L型鉄筋1に人体が接触した場合でも、本体の転倒を極力回避することができる。
【0047】
また他の実施例として、図6に示すように、第1脚部13の下端に開孔部16を穿孔した底板部15を、第2脚部21,21の下端に、開孔部24を穿孔した底板部23を設置してもよい。前記開孔部16,24に釘やロープピンを打ち込むことで、より一層の安定性と保持力、及び水平性を高めることができる。
【0048】
また他の実施例として、図7に示すように、前記第1脚部13と第2脚部21,21の下端に高さ調節具40を装着した。高さ調節具40は、円盤状の基台41と、基台41上に配設された、内周に螺刻部43を形成した筒状部42とからなる。また前記基台41には、固定釘等を打ち込む開孔部44が穿孔されている。なお、前記高さ調節具40を設置する際は、前記第1脚部13と第2脚部21,21の下部に螺刻部45が形成される。
【0049】
前記第1脚部13と第2脚部21,21の下端に高さ調節具40を装着したことにより、基礎2が傾斜していたり、基礎2上に凹凸が生じていたりしても、本体を容易に水平、垂直保持することができる。
さらに、高さ調整具40を樹脂製等の材質にすることにより、前述の鉄筋の腐食に対する問題も、一気に解消することができる。
【0050】
また、前述ではあるが、本発明の自立式L鉄筋は、ブロック工事以外の一般の鉄筋工事においても有効手段となるが、さらに、この高さ調整具40を用いることにより、無段階に高さが調整できるため、特に、一般の鉄筋工事、L型擁壁の鉄筋工事等において有効な手段となる。
【0051】
また他の実施例として、図8に示すように、支持部20を、曲部14を中心に水平部12と反対方向に屈曲させて形成してもよい。これにより、重心の位置を遠くすることができ、転倒防止に優れた効果を発揮することができる。
【0052】
以上説明した構造により、本発明の自立式L型鉄筋によれば、三点式の脚部を備えることにより、構造が簡略であると共に、優れた安定性が実現できる。
【0053】
また、水平部12が脚部13,21,21の所定の長さ分だけ、コンクリートベース2より浮いた状態となる。そのため、従来コンクリートの被りを確保するために用いていたスペーサーブロックは不用のものとなる。
【0054】
また、第2脚部21,21の下端に、水平部12の反対方向に突出する延底部22,22を形成する。第1脚部13と第2脚部21,21の下端に、開孔部16,24を穿孔した底板部15,23,23を設置する。支持部20を屈曲状に形成する。等のことにより、重心の位置を遠くすることで、施工上、施工者が触れた場合に倒れづらくなる。
【0055】
ここで、従来の工法との違いをまとめて説明すれば、従来の工法では、L型鉄筋を立設させるため、後で取り外すこととなる、言わばムダな工程、コストとなる筋交及び横筋を配し行うこととなるが、さらに、その工程を難航させる要因は、ころがりやすい鉄筋を、小さなスペーサーブロックに乗せて行わなければならない。と言うことにある。
【0056】
逆に、本発明における工法では、L型鉄筋を自立させるのは当然のことながら、スペーサーブロックを用いない工法であるため、施工が簡略で安定した施工が迅速に行え、大幅なコストダウンが実現できる。
【0057】
一方、L型鉄筋と、その下側の基礎、すなわち砕石の接触する部分についての腐食に対する問題については、鉄筋の先端に、コンクリート二次製品の製造等で用いられている鉄筋キャップを取り付ける。又は先端をビニール被膜する。等の処置をほどこせば問題はない。
【符号の説明】
【0058】
1 自立式L型鉄筋
2 基礎
3 スペーサーブロック
5 U型鉄筋
6 底部横筋
7 鉄筋
10 L字状本体
11 鉛直部
12 水平部
13 第1脚部
14 曲部
15 底板部
16 開孔部
20 支持体
21 第2脚部
22 延底部
23 底板部
24 開孔部
30 L型筋
31 底部横筋
32 底部横筋
33 横断方向筋交
34 延長方向筋交
35 上部横筋
36 鉄筋
40 高さ調節具
41 基台
42 筒状部
43 螺刻部
44 開孔部
45 螺刻部
90 打込用ピン
100 鉄筋
110 ハンマー
A 下穴
B 砕石
C 土中
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9