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特許7007760生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-01-12
(45)【発行日】2022-01-25
(54)【発明の名称】生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/06 20120101AFI20220118BHJP
   G06Q 30/02 20120101ALI20220118BHJP
【FI】
G06Q30/06 320
G06Q30/02 470
【請求項の数】 10
(21)【出願番号】P 2020531404
(86)(22)【出願日】2018-06-05
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2020-10-29
(86)【国際出願番号】 KR2018006411
(87)【国際公開番号】W WO2019035543
(87)【国際公開日】2019-02-21
【審査請求日】2020-02-14
(31)【優先権主張番号】10-2017-0103421
(32)【優先日】2017-08-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】520054884
【氏名又は名称】ジャン、ヒ ジュ
【氏名又は名称原語表記】JANG,Hi Ju
【住所又は居所原語表記】#403,18,Dongsomun-ro 17-gil Seongbuk-gu Seoul 02830,Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】100130111
【弁理士】
【氏名又は名称】新保 斉
(72)【発明者】
【氏名】ジャン、ヒ ジュ
【審査官】竹下 翔平
(56)【参考文献】
【文献】特開2005-135298(JP,A)
【文献】特開2001-236399(JP,A)
【文献】特開平06-211323(JP,A)
【文献】特開2012-198718(JP,A)
【文献】特開2010-039653(JP,A)
【文献】特開2001-306900(JP,A)
【文献】特開2008-217753(JP,A)
【文献】特開2015-153116(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2015/0379618(US,A1)
【文献】特開2010-117798(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第105431872(CN,A)
【文献】特表2016-528580(JP,A)
【文献】韓国公開特許第10-2017-0035708(KR,A)
【文献】韓国公開特許第10-2016-0011312(KR,A)
【文献】韓国公開特許第10-2009-0106148(KR,A)
【文献】韓国登録特許第10-1039647(KR,B1)
【文献】中村 勇介,オムニチャネルは死なず,日経デジタルマーケティング,日本,日経BP社,2017年02月25日,第113号,pp.4-9,ISSN:2185-9965
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
オフライン連携ショッピングモールサーバーで実行されているショッピングモールサービス提供方法において、
少なくとも一つの生地登録端末から生地の固有番号と、上記生地の固有番号にマッピングされた上記生地のデータを受信して保存する段階と、
上記保存された生地の固有番号にオフライン連携ショッピングモールサーバー専用の生地固有識別子を付与する段階と、
上記生地で製作された少なくとも一つの製品に上記生地固有識別子を付与して保存する段階と、
検索端末から上記オフライン連携ショッピングモールサーバーで提供するウェブページ、アプリページ、プログラム、またはアプリケーションにアップロードされた製品を検索する検索情報を受信する段階と、
上記検索端末に上記検索情報に対応する製品のリストと、上記製品の生地固有識別子を転送し、上記生地固有識別子で識別される生地のサンプルがオフラインに存在する位置を転送する段階、及び
上記検索端末から上記製品のリストのいずれかを選択して購入する場合、上記検索端末の購入に伴う手続きを進行する段階を含む、
ことを特徴とする生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供方法。
【請求項2】
上記検索端末に上記検索情報に対応する製品のリストと、上記製品の生地固有識別子を転送し、上記生地固有識別子で識別される生地のサンプルがオフラインに存在する位置を転送する段階は、
上記検索端末のユーザー認証の後、上記製品の生地固有識別子を上記検索端末に転送する段階と、
上記生地のサンプルを含むサンプルブックを保有しているオフライン加盟店端末から上記検索端末の上記生地固有識別子をスキャンしたり、リーディングすることによって認証した場合、上記オフライン加盟店端末に上記生地のサンプルブックの貸与に対する承認を転送する段階を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供方法。
【請求項3】
上記生地で製作された少なくとも一つの製品に上記生地固有識別子を付与して保存する段階の後に、
上記生地のサンプルを含むサンプルブックを保有しているオフライン加盟店で生地固有識別子を確認した上記検索端末からユーザーを認証する認証要求を受信する段階と、
上記生地固有識別子を検索するユーザーを上記検索端末を通じて認証する段階と、
上記認証が完了される場合、上記検索端末に上記オフライン連携ショッピングモールサーバーで提供するウェブページ、アプリページ、プログラム、またはアプリケーションにアップロードされた上記生地固有識別子を持つ製品のリストを分類して転送する段階をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の生地固有識別子を利用したオフライン店舗のインターネットショッピングモールサービスの提供方法。
【請求項4】
上記生地固有識別子を持つ製品のリストは、メーカー別、製造工場別、デザイン別、製品別、特性別、及び色別のうち、少なくとも一つまたは少なくとも一つの組み合わせで分類されて検出された結果である、
ことを特徴とする請求項3に記載の生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供方法。
【請求項5】
上記検索端末から上記製品のリストのいずれかを選択して購入する場合、上記検索端末の購入に伴う手続きを進行する段階の後に、
上記検索端末から上記検索端末で購入した製品である中古製品の販売を依頼するイベントを受信する段階と、
上記検索端末で上記中古製品の生地固有識別子に対する認証を行う段階と、
上記認証が完了された中古製品をアップロードして販売を開始する段階をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供方法。
【請求項6】
上記検索端末は、上記生地のサンプルを含むサンプルブックを保有するオフライン加盟店で上記生地固有識別子で上記生地のサンプルを検索するとき、
上記生地のサンプルブックに表示された複数の固有識別子をスキャンまたはリーディングして、
上記スキャンまたはリーディングされた複数の固有識別子のうち、上記生地固有識別子と一致する固有識別子が存在する場合、上記検索端末の画面に上記一致する固有識別子を表示するように表示子をオーバーレイする、
ことを特徴とする請求項1に記載の生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供方法。
【請求項7】
上記検索端末は、上記生地のサンプルを含むサンプルブックを保有するオフライン加盟店で上記生地固有識別子で上記生地のサンプルを検索するとき、
上記生地のサンプルブックに表示された複数の固有識別子をスキャンまたはリーディングして、
上記固有識別子が撮影されている上記検索端末の画面上に、上記スキャンまたはリーディングされた固有識別子を持つ生地で作られた製品をイメージ、価格、評価、及びレビューのデータのうち、少なくとも一つまたは少なくとも一つの組み合わせをオーバーレイして出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載の生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供方法。
【請求項8】
上記検索端末で上記検索情報に対応する製品のリストと、上記製品の生地固有識別子を転送し、上記生地固有識別子で識別される生地のサンプルがオフラインに存在する位置を転送する段階は、
上記検索端末の位置を基準に、既に設定された半径内に上記オフラインに上記生地サンプルが存在しない場合、上記検索端末で上記生地のサンプルを含むサンプルブックを貸与するための保証金を前払いする段階と、
上記生地のサンプルブックが、上記検索端末のアドレスに配送された後、返却されていない場合、上記保証金を回収する段階を含む、
ことを特徴する請求項1に記載の生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供方法。
【請求項9】
上記検索端末で上記検索情報に対応する製品のリストと、上記製品の生地固有識別子を転送し、上記生地固有識別子で識別される生地のサンプルがオフラインに存在する位置を転送する段階は、
上記検索端末の位置を基準に、既に設定された半径内に上記オフラインに上記生地サンプルが存在しない場合、上記固有識別子が付与された生地で製造された製品を販売する他の店舗を検索する段階と、
上記他の店舗の情報を上記検索端末に転送する段階と、
上記検索端末の位置と上記他店舗の位置が一致する場合、上記検索端末でARで上記生地固有識別子を持つ製品を識別し、識別子をオーバーレイするように制御する段階を含む、
ことを特徴する請求項1に記載の生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供方法。
【請求項10】
上記検索端末は、上記生地固有識別子とアンド(AND)条件で、デザイン、スタイル、サイズ、メーカー、製造工場、および価格帯のうち、少なくとも一つの条件または少なくとも一つの組み合わせである条件を追加して検索し、
上記オフライン連携ショッピングモールサーバーは、上記検索端末で入力された条件をアンド条件で満足する結果を上記検索端末に転送する、
ことを特徴する請求項1に記載の生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供方法に関するもので、オンライン製品の生地をオフライン店舗で確認できるようにする方法を提供する。
【背景技術】
【0002】
最近、オンラインショッピングモール事業の復興とともに、多くのオフライン店舗がなくなってはいるが、依然として生地が使われる製品には、どんな種類の生地が使われたのか分からないため、オフライン店舗で直接確認した後、オンラインショッピングモールで購入する場合が多く、オフライン店舗の売上にさらに多くの打撃を与えている。
【0003】
このとき、オンライン製品の生地を確認する方法は、メンバーシップのオフライン店舗の商品サンプルを配布する方式で行われている。これに関連して、先行技術である韓国公開特許第2009-0103033号(2009年10月01日公開)には、選別された顧客をターゲットに、メンバーシップのオフライン店舗で商品サンプルを受けることができる認証キーを発行することにより、広告主はサンプルを配送しなくても、サンプルを受けた後に購入しようとする顧客のニーズを簡単に満たすことができる構成が開示されている。
【0004】
ただし、上述した方法を利用したとしても、希望する生地がどのような製品に仕上がるのか知ることができず、希望する生地の製品を知ったとしても、再びオフライン店舗に戻って物品を見た後、オンラインショップで最安値で購入することにより、オフライン店舗に打撃を与えることになり、10ウォンの差であっても簡単に顧客が流出されるので、顧客の忠誠度を保証することができなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の一実施形態は、 オンラインショッピングモールを利用するとき、生地を直接確認できるように生地のサンプルブックをオフライン店舗に提供するものの、直接作られた製品は紹介しなかったり陳列しないことにより、再びオンラインショッピングモールに顧客を確保することができ、生地の固有番号をそのまま使わず、該当サイトでのみ利用可能な生地固有識別子に変換して使用することにより、最安値の競争の中でも顧客の流出を防ぐことができる、生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供方法を提供することができる。ただし、本実施形態が解決しようとする技術的課題は、上記のような技術的課題に限らず、また他の技術的課題が存在することができる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した技術的課題を達成するための技術的手段として、本発明の一実施形態は、少なくとも一つの生地登録端末から生地の固有番号と、生地の固有番号にマッピングされた生地のデータを受信して保存する段階、保存された生地の固有番号に生地固有識別子を付与する段階、生地で作られた少なくとも一つの製品に生地固有識別子を付与して保存する段階、検索端末からオフライン連携ショッピングモールサーバーで提供するウェブページ、アプリページ、プログラム、またはアプリケーションにアップロードされた製品を検索する検索者を受信する段階、検察端末に検索者に対応する製品のリストと、固有識別子を転送し、生地固有識別子で識別される生地のサンプルがオフラインに存在する位置を転送する段階、及び検索端末から製品のリストのいずれかを選択して購入する場合、検索端末の購入に伴い手続きを進める段階を含む。
【発明の効果】
【0007】
前述した本発明の課題解決手段のいずれかによると、オンラインショッピングモールを利用するとき、生地を直接確認できるように生地のサンプルブックをオフライン店舗に提供するものの、直接作られた製品は紹介しなかったり陳列しないことにより、再びオンラインショッピングモールに顧客を確保することができ、生地の固有番号をそのまま使わず、当該サイトでのみ利用可能な生地固有識別子に変換して使用することにより、最安値の競争の中でも顧客流出を防ぐことができ、一度の顧客を生涯顧客として誘致することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の一実施形態に係る生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供システムを説明するための構成図である。
図2図1に示されたオフライン連携ショッピングモールサーバーを説明するためのブロック構成図である。
図3】本発明の一実施形態に係り、検索端末で製品を検索した後、生地をオフラインで確認する一実施形態を説明するための図面である。
図4】本発明の一実施形態に係り、検索端末で生地をオフラインでチェックした後、製品を検索する一実施形態を説明するための図面である。
図5】本発明の一実施形態に係る図1の生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供システムに含まれる各構成の相互間でデータが送受信される過程を示した図面である。
図6】本発明の一実施形態に係る生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供方法を説明するための動作の流れ図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下では、添付した図面を参照して、本発明が属する技術分野において、通常の知識を有する者が容易に実施できるように、本発明の実施形態を詳細に説明する。しかし、本発明は、複数の異なる形態で具現されることがあり、ここで説明する実施形態に限定されない。そして図面で本発明を明確に説明するために説明と関係ない部分は省略し、明細書全体を通じて類似した部分については類似した図面符号を付けた。
【0010】
明細書全体で、ある部分が他の部分と「連結」されているというとき、これは「直接的に連結」されている場合だけでなく、その中間に他の素子を間に置いて「電気的に連結」されている場合も含む。 また、ある部分が、ある構成要素を「含む」とすると、これは特に反対される記載がない限り、他の構成要素を除外するのではなく、他の構成要素をさらに含むことができることを意味し、一つまたはそれ以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部分品、又はこれらを組み合わせたものの存在、又は付加可能性を予め排除しないものと理解されなければならない。
【0011】
明細書全体で使用される程度の用語「約」、「実質的に」などは、言及された意味に固有の製造および物質許容誤差が提示されるとき、その数値で、またはその数値に近い意味で使用され、本発明の理解を助けるために正確あるいは絶対的な数値が記載され、開示内容を非良心的な侵害者が不当に利用することを防止するために使用される。本発明の明細書全体で使用される程度の用語「~(する)段階」または「~の段階」は、「~のための段階」を意味しない。
【0012】
本明細書において「部」とは、ハードウェアによって実現されるユニット(unit)、ソフトウェアによって実現されるユニット、両方を利用して実現されるユニットを含む。 また、1つのユニットが2つ以上のハードウェアを利用して実現されても良く、2つ以上のユニットが1つのハードウェアによって実現されても良い。
【0013】
本明細書において、端末、装置、またはデバイスが実行することと記述された動作や機能の一部は、該当端末、装置、またはデバイスと連結されたサーバーで代わりに実行されることもできる。同様に、サーバーが実行することと記述された動作や機能の一部も、該当サーバーに連結された端末、装置、またはデバイスで実行されることもできる。
【0014】
本明細書において、端末とマッピング(Mapping)、またはマッチング(Matching)で記述された動作や機能の一部は、端末の識別情報(Identifying Data)である端末機の固有番号や個人の識別情報をマッピングまたはマッチングするという意味で解釈することができる。
【0015】
以下、添付された図面を参照して、本発明を詳細に説明することにする。
【0016】
図1は、本発明の一実施形態に係る生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供システムを説明するための構成図である。図1を参照すると、生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供システム(1)は、検索端末(100)、オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)、生地登録端末(400)、オフライン加盟店端末(500)を含むことができる。ただし、このような図1の生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールのサービス提供システム(1)は、本発明の一実施形態に過ぎないため、図1を通じて本発明が限定解釈されることはない。
【0017】
このとき、図1の各構成要素は、一般的にネットワーク(network、200)を通じて連結される。 例えば、図1に図示されているように、検索端末(100)は、ネットワーク(200)を通じてオフライン連携ショッピングモールサーバー(300)と連結することができる。また、検索端末(100)は、ネットワーク(200)を通じて生地登録端末(400)と連結することができる。そして、オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)は、ネットワーク(200)を通じて検索端末(100)、生地登録端末(400)、及びオフライン加盟店端末(500)と連結することができる。また、生地登録端末(400)は、ネットワーク(200)を通じてオフライン連携ショッピングモールサーバー(300)及びオフライン加盟店端末(500)と連結することができる。そして、オフライン加盟店端末(500)は、ネットワーク(200)を通じてオフライン連携ショッピングモールサーバー(300)及び生地登録端末(400)と連結することができる。
【0018】
ここで、ネットワーク(200)は、複数の端末及びサーバーのような、夫々のノードの相互間で情報交換が可能な連結構造を意味することで、このようなネットワーク(200)の一例には、3GPP(3rd Generation Partnership Project)ネットワーク、LTE(Long Term Evolution)ネットワーク、5GPP(5rd Generation Partnership Project)ネットワーク、WIMAX(World Interoperability for Microwave Access)ネットワーク、インターネット(Internet)、LAN(Local Area Network)、Wireless LAN(Wireless Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、PAN(Personal Area Network)、ブルートゥース(登録商標)(Bluetooth(登録商標))ネットワーク、NFCネットワーク、衛星放送ネットワーク、アナログ放送ネットワーク、DMB(Digital Multimedia Broadcasting)ネットワークなどが含まれるが、これらに限定されない。
【0019】
検索端末(100)は、オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)で提供するウェブページ、アプリページ、アプリケーション、又はプログラムに接続するユーザーの端末であることができる。この時、検索端末(100)は、製品を検索しながら生地をオフラインで確認したり、オフラインで生地を確認した後、製品を検索するユーザーの端末であることができる。また、検索端末(100)は、オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)で提供するショッピングモールで購入した製品を、当該ショッピングモールに中古製品として転売するユーザーの端末であることができる。そして、検索端末(100)は、オフライン加盟店が見つからない場合、オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)で生地のサンプルブックのレンタルを、保証金を前払いした後に申請するユーザーの端末であることができる。また、検索端末(100)はオフラインで生地のサンプルブックをリーディングまたはスキャンする場合、リーディング又はスキャンされた生地で作られた製品、価格及びレビューや評点をAR(拡張現実)にオーバーレイして出力する端末であることができる。この時、検索端末(100)で該当製品を選択して保存した場合、該当製品に直接接続できるリンクを提供したり、該当リンクへ強制的にページ転換する端末であることができる。もちろん、強制的に転換する場合のみに限定されることではないのは自明である。
【0020】
ここで、検索端末(100)は、ネットワーク(200)を通じて遠隔地のサーバーや端末に接続できるコンピュータで具現することができる。ここで、コンピュータは、例えば、セットトップボックス、ウェブブラウザ(WEB Browser)が搭載されたノートパソコン、デスクトップ(Desktop)、ラップトップ(Laptop)などを含むことができる。このとき、検索端末(100)は、ネットワーク(200)を通じて遠隔地のサーバーや端末に接続できる端末で具現することができる。検索端末(100)は、例えば、携帯性と移動性が保障される無線通信装置として、ナビゲーション、PCS(Personal Communication System)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communications)、PDC(Personal Digital Cellular)、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、IMT(International Mobile Telecommunication)-2000、CDMA(Code Division Multiple Access)-2000、W-CDMA(W-Code Division Multiple Access)、Wibro(Wireless Broadband Internet)端末、スマートフォン(smartphones)、スマートパッド(smartpad)、タブレットPC(Tablet PC)などのような、あらゆる種類のハンドヘルド(Handheld)ベースの無線通信装置を含むことができる。
【0021】
オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)は、生地登録端末(400)から生地の固有番号と生地の詳細製品情報を受信して登録するサーバーであることができる。このとき、オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)は、他のショッピングモールでは生地の固有番号が検索できないように、生地の固有番号に対応する生地固有識別子を生成し、生地の固有番号及び生地の詳細製品情報にマッピングして保存することができる。また、オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)は、オフライン加盟店端末(500)を登録し、オフラインで生地のサンプルを直接自分の目で確認できるように生地のサンプルブックを配布するサーバーであることができる。そして、オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)は、検索端末(100)で製品を検索する場合、該当製品を直接見なかったことで検索者が購入決定をしない場合もあるので、検索端末(100)で該当生地のサンプルがあるオフラインの加盟店端末(500)の位置を転送することができ、この時、検索端末(100)を認証し生地固有識別子を転送することができる。逆に、検索端末(100)で生地を先に確認及び検索した場合には、当該生地で作られた製品を分類別に検索端末(100)に転送するサーバーであることができる。そして、オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)は、検索端末(100)でショッピングモールから購入した製品を販売しようとする場合、生地固有識別子で生地を検証した後、中古製品を販売できるようにするサーバーであることができる。また、オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)は、検索端末(100)で生地のサンプルを希望する場合、保証金を決済して生地のサンプルブックを貸与するように配送依頼を出力するサーバーであることができる。
【0022】
このとき、オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)は、ネットワーク(200)を通じて遠隔地のサーバーや端末に接続できるコンピュータで具現することができる。ここで、コンピュータは例えば、ウェブブラウザ(WEB Browser)が搭載されたノートパソコン、デスクトップ(Desktop)、ラップトップ(Laptop)などを含むことができる。
【0023】
生地登録端末(400)は、生地を販売する販売者の端末であることができる。そして、生地登録端末(400)は、生地の詳細情報と生地が製品に作られるためのメーカーや製造工場などを転送する端末であることができる。
【0024】
ここで、生地登録端末(400)は、ネットワーク(200)を通じて遠隔地のサーバーや端末に接続できるコンピュータに具現することができる。ここで、コンピュータは、例えば、ウェブブラウザ(WEB Browser)が搭載されたノートパソコン、デスクトップ(Desktop)、ラップトップ(Laptop)などを含むことができる。このとき、生地登録端末(400)は、ネットワーク(200)を通じて遠隔地のサーバーや端末に接続できる端末で具現することができる。生地登録端末(400)は、例えば、携帯性と移動性が保障される無線通信装置として、ナビゲーション、PCS(Personal Communication System)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communications)、PDC(Personal Digital Cellular)、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、IMT(International Mobile Telecommunication)-2000、CDMA(Code Division Multiple Access)-2000、W-CDMA(W-Code Division Multiple Access)、Wibro(Wireless Broadband Internet)端末、スマートフォン(smartphone)、スマートパッド(smartpad)、タブレットPC(Tablet PC)などのような、あらゆる種類のハンドヘルド(Handheld)ベースの無線通信装置を含むことができる。
【0025】
オフライン加盟店端末(500)は、オフライン加盟店に備えられる端末であることができる。このとき、オフライン加盟店端末(500)は、検索端末(100)の生地固有識別子を通じて検索端末(100)の認証及び承認をする端末であることができる。そして、オフライン加盟店端末(500)は、検索端末(100)の生地固有識別子をスキャンした場合、当該生地が存在する生地のサンプルブックの情報を出力する端末であることができる。
【0026】
ここで、オフライン加盟店端末(500)は、ネットワーク(200)を通じて遠隔地のサーバーや端末に接続できるコンピュータで具現することができる。ここで、コンピュータは、例えば、POS(Point Of Sale)、ウェブブラウザ(WEB Browser)が搭載されたノートパソコン、デスクトップ(Desktop)、ラップトップ(Laptop)などを含むことができる。このとき、生地登録端末(400)は、ネットワーク(200)を通じて遠隔地のサーバーや端末に接続できる端末で具現することができる。オフライン加盟店端末(500)は、例えば、携帯性と移動性が保障される無線通信装置として、ナビゲーション、PCS(Personal Communication System)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communications)、PDC(Personal Digital Cellular)、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、IMT(International Mobile Telecommunication)-2000、CDMA(Code Division Multiple Access)-2000、W-CDMA(W-Code Division Multiple Access)、Wibro(Wireless Broadband Internet)端末、スマートフォン(smartphone)、スマートパッド(smartpad)、タブレットPC(Tablet PC)などのような、あらゆる種類のハンドヘルド(Handheld)ベースの無線通信装置を含むことができる。
【0027】
図2は、図1に図示されたオフライン連携ショッピングモールサーバーを説明するためのブロック構成図であり、図3は、本発明の一実施形態に係り、検索端末で製品を検索した後、生地をオフラインで確認する一実施形態を説明するための図面であり、図4は、本発明の一実施形態に係り、検索端末で生地をオフラインでチェックした後、製品を検索する一実施形態を説明するための図面である。
【0028】
図2を参照すると、本発明の一実施形態に係るオフライン連携ショッピングモールサーバー(300)は、保存部(310)、付与部(320)、マッピング部(330)、受信部(340)、転送部(350)、進行部(360)、認証部(370)、中古取引部(380)及び貸与部(390)を含むことができる。
【0029】
本発明の一実施形態に係るオフライン連携ショッピングモールサーバー(300)、またはオフライン連携ショッピングモールサーバー(300)と連動して動作する他のサーバー(図示せず)が、検索端末(100)、生地登録端末(400)及びオフライン加盟店端末(500)に生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスのアプリケーション、プログラム、アプリページ、ウェブページなどを転送する場合、検索端末(100)、生地登録端末(400)及びオフライン加盟店端末(500)は、生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスのアプリケーション、プログラム、アプリページ、ウェブページなどを設置したり、開くことができる。また、ウェブブラウザで実行されるスクリプトを利用して、サービスプログラムが検索端末(100)で駆動されることもある。ここで、ウェブブラウザは、ウェブ(WWW:world wide web)サービスを利用できるようにするプログラムで、HTML(hyper text mark-up language)で記述されたハイパーテキストを受けて表示するプログラムを意味し、例えば、ネットスケープ(Netscape)、エクスプローラー(Explorer)、クロム(chrome)などを含む。また、アプリケーションは、端末上の応用プログラム(application)を意味し、例えば、モバイル端末(スマートフォン)で実行されるアプリ(app)を含む。
【0030】
このとき、ネットワーク(200)の連結は、検索端末(100)、オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)、生地登録端末(400)、及びオフライン加盟店端末(500)がネットワーク(200)で連結されている端末と通信のために通信接点に通信オブジェクトを生成することを意味する。オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)は、通信オブジェクトを通じて相互にデータを交換することができる。
【0031】
本発明の一実施形態に係る生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスは、顧客が製品をインターネットショッピングモールで検索し、オフラインで生地サンプルブックを通じて検索する場合と、顧客がオフラインで生地サンプルブックを先に見た後、インターネットショッピングモールで検索する場合と、顧客がオフラインで見ることができない場合は保証金を前払いした後、生地サンプルブックを貸与する場合と、顧客が中古製品を生地認証を受けた後に登録する場合を含むことができる。ただし、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、より多くの実施形態がさらに含まれることができる。このとき、生地サンプルブックの一実施形態は、以下の表1の通りである。
【0032】
【表1】
【0033】
このとき、生地サンプルブックは、当社会員認証を受けた顧客は、当社のインターネットショッピングモールから提供された生地固有識別子を入力すると、希望する製品の生地について生地サンプルブックと同様の、または類似の各種情報を得ることができる。ここで、ユーザーの確認認証を経てインターネットショッピングモールで提供された生地サンプルの固有識別子を入力すると、様々な識別番号のうち、該当製品の生地サンプルの識別番号のみ点灯されるシステムであることができる。そして、点灯された識別番号を押すと、該当製品の生地サンプルが自動展示機の中からスライディングされ、顧客が見て触れるように外に出るように具現することができるが、例えば、CD-ROMにトレイが開くのと類似した原理で動作することができる。
【0034】
保存部(310)は、少なくとも一つの生地登録端末(400)から生地の固有番号と、生地の固有番号にマッピングされた生地のデータを受信して保存することができる。
【0035】
付与部(320)は、保存された生地の固有番号に生地固有識別子を付与することができる。このとき、生地固有識別子は、生地の固有番号と異なる場合がある。つまり、生地の固有番号は現在、各生地を区分するために、他のショッピングモールや顧客も検索することができる。したがって、生地の固有番号とは異なるシステムの識別コードや識別子を付与することにより、本発明のページでは検索できるが、他のショッピングモールでは、検索を防ぐことができる。つまり、同一の固有番号で検索をすれば、最安値で既存の顧客を奪われることもあるからである。
【0036】
マッピング部(330)は、生地で製作された少なくとも一つの製品に生地固有識別子を付与して保存することができる。また、マッピング部(330)は、固有識別子を基準に、該当生地で作られた他の製品をポインタが指すようにすることで、連結されたラベルを形成するようにすることができる
【0037】
受信部(340)は、検索端末(100)からオフライン連携ショッピングモールサーバー(300)で提供されるウェブページ、アプリページ、プログラム、またはアプリケーションにアップロードされた製品を検索する検索者を受信することができる。
【0038】
このとき、検索端末(100)は、生地固有識別子とアンド(AND)条件で、デザイン、スタイル、サイズ、メーカー、製造工場、および価格帯のうち、少なくとも一つの条件または少なくとも一つの組み合わせの条件を追加して検索することができる。そして、オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)は、検索端末(100)から入力された条件をアンド条件で満足する結果を検索端末(100)に転送することができる。
【0039】
つまり、生地も重要であるが、どのような縫製でどんなレベルに仕上げ処理がされたのか、どのようなデザインで製作されたのかも重要であるため、特定のメーカー、製造工場(仕上げ処理などの品質保証のために)、デザインも一緒に検索することができる。たとえば、AユーザーがBメーカーの物品を好み、BメーカーがCの製造工場を利用すると仮定すれば、AユーザーがD生地を選択したとき、D生地がCの製造工場で生産された物品を検索することができる。Bメーカーのブランド価値のためにBメーカーの品物が高く策定される場合があるため、AユーザーがD生地でのみ検索しメーカーを特定しなかった場合は、類似品質の製品が検索されるようにすることができる。
【0040】
転送部(350)は、検索端末(100)に検索者に対応する製品のリストと製品の生地固有識別子を転送し、生地固有識別子で識別される生地のサンプルがオフラインに存在する位置を転送することができる。
【0041】
このとき、転送部(350)から検索端末(100)に検索者に対応する製品のリストと、製品の生地固有識別子を転送し、生地固有識別子で識別される生地のサンプルがオフラインに存在する位置を転送するとき、製品の生地固有識別子は、検索端末(100)のユーザー認証で検索端末(100)に転送することができる。
【0042】
また、転送部(350)は、生地のサンプルブックを保有しているオフラインの加盟店端末から検索端末(100)の生地固有識別子をスキャンしたり、リーディングすることによって認証した場合、オフラインの加盟店端末に生地のサンプルブックの貸与に対する承認を転送することができる。
【0043】
ちなみに、転送部(350)から検索端末(100)に検索者に対応する製品のリストと、製品の生地固有識別子を転送し、生地固有識別子で識別される生地のサンプルがオフラインに存在する位置を転送するとき、検索端末(100)の位置を基準に、既に設定された範囲内のオフラインに生地サンプルが存在しない場合、固有識別子が付与された生地で製造された製品を販売する他の店舗を検索することができる。
【0044】
また、転送部(350)は、他の店舗の情報を検索端末(100)に転送することができ、検索端末(100)の位置と他の店舗の位置が一致する場合、検索端末(100)でARで生地固有識別子を持つ製品を識別し、識別子をオーバーレイするように制御することができる。
【0045】
たとえば、AユーザーはB生地が見たいが、一つの生地を見るため保証金を払ってB生地が含まれているサンプルブックを注文するのも嫌いで、すぐに購入のために見たい性急な性格の顧客の場合を想定しよう。このような場合、転送部(350)は、当該生地で作られた製品を保有している他の店舗を検索してAユーザーに転送することで、Aユーザーが購入を迅速に決定できるようにする。ただし、AユーザーがC製品のB生地を見たかったと仮定すれば、C製品と同一又は類似製品にB生地が使用された場合は除いて転送するが、その理由は、Aユーザー、すなわち暫定購入顧客を他のオフライン店舗などに奪われる可能性があるからである。もちろん、これに限定されるものではなく、同一の製品を検索して転送することも含む。
【0046】
進行部(360)は、検索端末(100)から製品のリストのいずれかを選択して購入する場合、検索端末(100)の購入に伴う手続きを進めることができる。
【0047】
認証部(370)は、マッピング部(330)で生地で製作された少なくとも一つの製品に生地固有識別子を付与して保存した後、生地のサンプルブックを保有しているオフライン加盟店で生地固有識別子を確認した検索端末(100)からユーザーを認証する認証要求を受信することができる。そして、認証部(370)は、生地固有識別子を検索するユーザーを検索端末(100)を通じて認証することができる。
【0048】
また、認証部(370)は、認証が完了された場合、検索端末(100)にオフライン連携ショッピングモールサーバー(300)から提供するウェブページ、アプリページ、プログラム、またはアプリケーションにアップロードされた生地固有識別子を持つ製品のリストを分類して転送することができる。
【0049】
このとき、生地固有識別子を持つ製品のリストは、メーカー別、製造工場別、デザイン別、製品別、特性別、および色別のうち、少なくとも一つまたは少なくとも一つの組み合わせに分類されて検出された結果であることができる。
【0050】
中古取引部(380)は、進行部(360)で検索端末(100)から製品のリストのいずれかを選択して購入する場合、検索端末(100)の購入に伴う手続きを進行した後、検索端末(100)から検索端末(100)で購入した製品である中古製品の販売を依頼するイベントを受信することができる。そして、中古取引部(380)は、検索端末(100)で中古製品の生地固有識別子の認証を行うことができる。また、中古取引部(380)は、認証が完了された中古製品をアップロードして販売を開始することができる。
【0051】
一方、検索端末(100)は、生地のサンプルブックを保有しているオフライン加盟店で生地固有識別子で生地のサンプルを検索するとき、生地のサンプルブックに表示された複数の固有識別子をスキャンまたはリーディングすることができる。このとき、固有識別子は、QRコード(登録商標)などで、他のショッピングモールでは検出できず、スキャンできない識別子であることができる。ただし、QRコード(登録商標)などに限られず、他の識別子が利用されることができるのは自明である。
【0052】
そして、検索端末(100)は、スキャン、またはリーディングされた複数の固有識別子のうち、生地固有識別子と一致する固有識別子が存在する場合、検索端末(100)の画面に一致する固有識別子を表示するように表示子をオーバーレイすることができる。
【0053】
たとえば、合計100個の生地サンプルを含む生地サンプルブックと仮定すると、100個の生地サンプルのうち、検索端末(100)のユーザーは、自分が希望する一つまたはいくつかの生地を見つけるためには、サンプルブックをすべて探さなければならない。これにより、検索端末(100)は、拡張現実技術とQRコード(登録商標)などのスキャンを通じて、スキャンされたQRコード(登録商標)と検索端末(100)で検索しようとするサンプルのQRコード(登録商標)を比較し、一致するQRコード(登録商標)が存在すれば、該当サンプルをすぐに見つけるようにすることができる。
【0054】
または、検索端末(100)は、生地のサンプルブックを保有しているオフライン加盟店で、生地固有識別子で生地のサンプルを検索するとき、生地のサンプルブックに表示された複数の固有識別子をスキャンまたはリーディングして、固有識別子が撮影されている検索端末(100)の画面上に、スキャン、またはリーディングされた固有識別子を持つ生地で作られた製品をイメージ、価格、評点、およびレビューのデータのうち、少なくとも一つまたは少なくとも一つの組み合わせをオーバーレイして出力することができる。
【0055】
つまり、検索端末(100)が、すでにオフライン店舗に出ていて、すでに生地サンプルブックを検索しているのであれば、現在、検索者が直接目で見ている生地を利用した製品等を検索端末(100)を通じて直接出力する場合、あえてオンラインとオフラインを二度往復する必要がないからである。したがって、検索端末(100)が検索しようとするサンプルがAと仮定するとき、A以外のB、C、Dなども検索端末(100)でリーディングされていれば、当該B、C、Dなどの生地で作られた製品を検索端末(100)上にARで表示して、価格、レビューなども一緒にオーバーレイすることにより、購入者の消費を誘導することができる。
【0056】
貸与部(390)は、転送部(350)で検索端末(100)に検索者に対応する製品のリストと製品の生地固有識別子を転送し、生地固有識別子で識別される生地のサンプルがオフラインに存在する位置を転送するとき、検索端末(100)の位置を基準に既に設定された範囲内のオフラインに生地サンプルが存在しない場合、検索端末(100)で生地のサンプルブックを貸与するための保証金を前払いすることができる。
【0057】
たとえば、Aユーザーが、B、C、Dの生地が見たいが、自分の周りにB、C、Dの生地を含む生地サンプルブックが存在しない場合には、Aユーザーは、B、C、Dの生地を探しに東大門市場などまで行くことも煩わしいため、B、C、Dの生地が含まれているサンプルブックを保証金を前払い(当時決済はされておらず、既に設定された条件が満たされる場合(サンプルブックを返却しないなど)に決済となる決済方法)をする方法で、サンプルブックの貸与を要請することができる。このとき、前払いされた金額は、Aユーザーが返却する時には決済が完了されず、Aユーザーが返却しない場合には、決済が完了することができる。
【0058】
これにより、貸与部(390)は、生地のサンプルブックが検索端末(100)のアドレスに配送された後、返却されていない場合、保証金を回収することができる。
【0059】
以下、上述した構成を有する生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスを図3及び図4を参照して説明することにする。
【0060】
図3を参照すると、[1](以下、図中の丸数字は角括弧数字で示す)オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)は、生地登録端末(400)で生地の固有番号と詳細情報を転送すると、[2]生地固有番号と詳細情報を保存するとき、生地固有識別子を生成して保存及びデータベース化する。
【0061】
また、[3]オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)は、ウェブページ、アプリページ、プログラム、またはアプリケーションに該当生地及び生地で作られた製品を登録及び更新する。そして、[4]オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)は、検索端末(100)で製品を検索するとき、[5]検索端末(100)を認証した後、生地固有識別子と生地サンプルブックの位置を転送して、検索端末(100)の検索者が生地を確認できるようにする。
【0062】
一方、[6]オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)は、オフライン加盟店端末(500)で検索端末(100)から出力される生地固有識別子をスキャンした場合、オフライン加盟店端末(500)でどのようなサンプルブックなのか、何ページなのかなどの情報を出力するようにする。
【0063】
そして、[7]オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)は、検索端末(100)で購入を確定した場合、発注のための情報を出力することができる。
【0064】
ここで、検索端末(100)は、生地のサンプルブックを見るとき、自分が希望する生地がどこにあるかを検索して見つかった場合は、これをARでオーバーレイすることもでき、現在撮影されている画面に表示された生地固有識別子を使用して、他の生地でどのような製品が作られるか、価格やレビューはどうなのかを確認することができ、気に入ったものを見つけた場合、すぐに当該製品を販売するサイトに移動することもできる。
【0065】
図4を参照すると、(a)[1]オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)は、検索端末(100)が、オフライン加盟店で生地サンプルブックを見て、生地を決定した後、認証を受けて生地固有識別子を受信した場合、[2]オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)は、検索された生地固有識別子に対応する検索結果を[3]検索端末(100)に転送する。
【0066】
このとき、[4]検索端末(100)で購入決定をする場合、オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)は、発注を依頼して配送プロセスを進行することになる。
【0067】
(b)一方、検索端末(100)の検索者が自分が当該ショッピングモールで購入した製品(生地固有識別子が付与された)を中古で販売すると仮定する。このとき、[1]検索端末(100)は、中古製品を登録するとき、生地固有識別子の認証を受けた後に中古製品を登録する権限が発生することができる。そして、[2]他の消費者が当該製品を検索してから購入を決定する前に、同じくオフライン加盟店で生地サンプルブックを利用して、生地を直接見ることができる。このとき、他の消費者も検索端末(100)が購入のために行ったプロセスをそのまま従うことになる。つまり、[3]オフライン加盟店端末(500)で認証されたユーザーであるかを確認し、当該サンプルがどこにあるかを出力することができる。また、[4]他の消費者が購入を決定すると、[5]オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)は、発注を依頼することができる。
【0068】
このとき、オフライン店舗は、インターネットショッピングモールと連携された生地(服、靴、バッグ、寝具類など)のサンプルブック展示店舗が別途用意されることもあり、コーヒーショップ、コインランドリー、コンビニなどの複合店舗であることができる。
【0069】
まず、生地(服、靴、バッグ、寝具類など)のサンプルブックの固有識別子を利用して、インターネットショッピングモールで検索すると、当該生地で作られたメーカー別、デザイン別、機能別、特性別等の様々な製品の情報を提供することができる。
【0070】
該当プロセスのうち、インターネットに接続した後、オフラインで検索する場合は、当社のインターネットショッピングモールに接続→様々な製品のショッピング→購入を希望する製品を決定→希望製品の生地固有識別子を確認→固有識別子の認証を取得→当社オフライン店舗を訪問→インターネットショッピングモールで受信した生地固有識別子を提示→希望製品の生地を直接見て色味、質感、特性などの情報を習得する→製品購入の決定→当社インターネットショッピングモールに再接続して、製品をコンピュータやモバイルなどを利用して注文し決済する順序で行うことができる。ただし、これに限定されるものではなく、様々な具現例が可能であることは自明である。
【0071】
当該プロセスのうち、オフラインで確認した後、インターネットで検索する場合は、当社のオフライン店舗を訪問→様々な生地サンプルブックの閲覧→色味、質感などを直接確認し希望する生地を決定→希望する生地固有識別子を確認→固有識別子の認証を取得→当社インターネットショッピングモールに接続→オフライン店舗で受けた生地固有識別子を検索→希望する生地で作られたすべての製品の情報を知ることができる(様々なメーカー別、デザイン別、機能別、多様な特性別)→製品の購入を決定→コンピュータやモバイルなどを利用して注文決済する順序で行うことができる。ただし、これに限定されるものではなく、さまざまな具現例が可能であることは自明である。
【0072】
該当プロセスのうち、中古で製品を販売する場合は、当社のインターネットショッピングモール中古服販売サイトで生地の固有番号の認証を受けて当社のインターネットショッピングモールで販売依頼することができる→当社インターネットショッピングモールの中古服販売サイトに接続→中古服販売の依頼→中古服などの生地固有識別子の認証を取得→中古服などの販売を開始→中古服など購入する消費者は当社のインターネットショッピングモールに接続→様々な中古服などのショッピング→購入希望する中古服などを決定→希望製品の生地固有識別子を確認→固有識別子の認証を取得→当社オフライン店舗を訪問→インターネットショッピングモールで受信した生地固有識別子を提示→希望製品の生地を直接見て色味、質感、特性などの情報を習得する→製品購入の決定→当社インターネットショッピングモールに再接続して希望する中古服等をコンピュータやモバイル等を利用して注文決済する順序で行うことができる。ただし、これに限定されるものではなく、様々な具現例が可能であることは自明である。
【0073】
ちなみに、生地サンプルブックは、電子(デジタル)生地サンプルブックも含まれることができる。そして、生地の品目も、インターネットショッピングモールと連携された生地(服、靴、カバン、寝具類、エプロン、靴下、スカーフ、帽子、ネクタイなど)であることができる。また、生地のサンプルブックへの消費者の接近性を多様化するために、生地のサンプルブックを展示するオフライン店舗が近くにない消費者のためにオンラインショッピングモールで保証金制度などを利用して、サンプルブックのレンタルサービスを提供することができ、ミニ(小さな)生地サンプルブックを製作して、消費者に郵便や宅配便を利用して提供し、インターネットショッピングモールと連携することができる。また、生地サンプルブックの生地もインターネットショッピングモールと連携して、服、カバンなどの製品販売システムのように生地もインターネットショッピングモールで直接消費者に販売することができる。
【0074】
このような図2ないし図4の生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供方法について説明されていない事項は、先に図1を通じて生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供方法について説明されている内容と同じか説明された内容から容易に類推可能なので、以下の説明を省略する。
【0075】
図5は、本発明の一実施形態に係る図1の生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供システムに含まれる各構成の相互間でデータが送受信される過程を示した図面である。以下、図5を通じて各構成の相互間でデータが送受信される過程の一例を説明するが、このような実施形態で本願に限定解釈されるものではなく、前述した多様な実施形態に係り図5に図示されたデータの送受信される過程が変更されることがあるのは、技術分野に属する当業者に自明である。
【0076】
図5を参照すると、オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)は、生地登録端末(400)で生地及び詳細情報が登録されて(S5100)、固有識別子を生成して分類することができる(S5200)。
【0077】
そして、オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)は、検索端末(100)で製品を検索すると(S5300)、認証を受けるようにした後(S5400)、固有識別子を転送することができる(S5500)。
【0078】
また、オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)は、オフライン加盟店端末(500)で固有識別子をスキャンする場合(S5600)、オフライン加盟店端末(500)に当該生地の情報を転送することができる。
【0079】
そして、オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)は、検索端末(100)で購入決定をした場合(S5610)、発注処理をする(S5630)。
【0080】
一方、オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)は、検索端末(100)で生地固有識別子を検索する場合(S5700)、当該生地で作られた製品のリストを転送して(S5710)、検索端末(100)で追加検索者を転送する場合(S5730)、これに対する条件検索及び結果を転送し(S5730)、検索端末(100)で購入を決定すれば(S5730)、発注処理をする(S5790)。
【0081】
また、オフライン連携ショッピングモールサーバー(300)は、検索端末(100)で中古販売依頼をする場合(S5800)、認証を通じて中古製品の販売を承認し(S5900、S5910)、販売を開始する(S5930)。
【0082】
上述した段階等(S5100~S5930)の間の順序は例示であるだけで、これに限定されない。つまり、上述した段階等(S5100~S5930)の間の順序は相互変動することができ、このうち一部の段階等は、同時に実行されたり削除されることもある。
【0083】
このような図5の生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供方法について説明されていない事項は、先に図1ないし図4を通じて、生地固有識別子を使用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供方法について説明されている内容と同じか説明された内容から容易に類推可能なので、以下の説明を省略する。
【0084】
図6は、本発明の一実施形態に係る生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供方法を説明するための動作の流れ図である。図6を参照すると、
【0085】
図6は、本発明の一実施形態に係る生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供方法を説明するための動作の流れ図である。図6を参照すると、オフライン連携ショッピングモールサーバーは、配達要求端末から会員登録及び貸与図書の申請を受信する(S6100)。
【0086】
また、オフライン連携ショッピングモールサーバーは、申請が受信された貸与図書の在庫を確認し、配達要求端末の配達地域を確認し(S6200)、確認された配達地域を担当するシルバー配達端末を呼び出す(S6300)。
【0087】
ここで、オフライン連携ショッピングモールサーバーは、シルバー配達端末の位置が配達地域と同一で、配達要求端末で図書配達完了に対応するユーザーインタフェースが選択された場合、貸与申請に対する配達完了と処理し(S6400)、配達完了処理された図書の貸与期間をカウントする(S6500)。
【0088】
そして、オフライン連携ショッピングモールサーバーは、カウントされた貸与期間が既に設定された貸与期間である場合、シルバー配達端末に図書の回収メッセージを転送して(S6600)、シルバー配達端末で図書回収メッセージに対応する応答メッセージが転送され、シルバー配達端末の位置と配達地域が一致する場合、配達完了処理された図書に対する回収完了処理をする(S6700)。
【0089】
このような図6の固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供方法について説明されていない事項は、先に図1ないし図5を通じて生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供方法について説明されている内容と同じか説明された内容から容易に類推可能なので、以下の説明を省略する。
【0090】
図6を通じて説明された一実施形態に係る生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供方法は、コンピュータによって実行されるアプリケーションやプログラムモジュールのようなコンピュータによって実行可能な命令語を含む記録媒体の形態としても具現することができる。コンピュータ読取可読媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能媒体であることができ、揮発性及び不揮発性媒体、分離形及び非分離形媒体をすべて含む。また、コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータ記憶媒体をすべて含むことができる。コンピュータ記憶媒体は、コンピュータ読取可能命令語、データ構造、プログラムモジュール、またはその他のデータのような情報の保存のための任意の方法、または技術で具現された揮発性及び不揮発性、分離形及び非分離形媒体をすべて含む。
【0091】
前述した本発明の一実施形態に係る生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供方法は、端末機に基本的に設置されているアプリケーション(これは端末機に基本的に搭載されたプラットフォームやオペレーティングシステムなどに含まれているプログラムを含むことができる)によって実行されることができ、ユーザーがアプリケーションストアサーバー、アプリケーション、または当該サービスに関連するウェブサーバーなどのアプリケーション提供サーバーを通じてマスター端末機に直接設置したアプリケーション(つまり、プログラム)によって実行されることもできる。この意味で、前述した本発明の一実施形態に係る生地固有識別子を利用したオフライン店舗連携のインターネットショッピングモールサービスの提供方法は、端末機に基本的に設置されたり、ユーザーによって直接設置されたアプリケーション(つまり、プログラム)で具現され、端末機などのコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。
【0092】
前述した本発明の説明は、例示のためのものであり、本発明が属する技術分野の通常の知識を有する者は、本発明の技術的思想や必須の特徴を変更せずに、他の具体的な形態で容易に変形が可能であることが理解できるだろう。したがって、以上で記述した実施形態は、すべての面で例示的なものであり限定的ではないと理解しなければならない。例えば、単一型で説明されている各構成要素は、分散して実施されることもあり、同様に分散しているものと説明されている構成要素も結合された形態で実施されることができる。
【0093】
本発明の範囲は、上記の詳細な説明よりは、後述する特許請求範囲によって示され、特許請求範囲の意味及び範囲、そして、その均等概念から導き出されるすべての変更又は変形された形態が本発明の範囲に含まれるものと解釈されるべきである。

図1
図2
図3
図4
図5
図6