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特許7008902デンタルインプラントの修復のためのシステム及び方法
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-01-14
(45)【発行日】2022-01-25
(54)【発明の名称】デンタルインプラントの修復のためのシステム及び方法
(51)【国際特許分類】
   A61C 8/00 20060101AFI20220118BHJP
【FI】
A61C8/00 Z
【請求項の数】 8
(21)【出願番号】P 2020001505
(22)【出願日】2020-01-08
(62)【分割の表示】P 2017531452の分割
【原出願日】2015-01-06
(65)【公開番号】P2020062470
(43)【公開日】2020-04-23
【審査請求日】2020-01-08
(31)【優先権主張番号】62/043,777
(32)【優先日】2014-08-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】62/085,514
(32)【優先日】2014-11-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】14/583,392
(32)【優先日】2014-12-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】521490328
【氏名又は名称】ダフタリー、フェレイドウン
(73)【特許権者】
【識別番号】517065714
【氏名又は名称】バハット、オデッド
(74)【代理人】
【識別番号】100103816
【弁理士】
【氏名又は名称】風早 信昭
(74)【代理人】
【識別番号】100120927
【弁理士】
【氏名又は名称】浅野 典子
(72)【発明者】
【氏名】ダフタリー、フェレイドウン
(72)【発明者】
【氏名】バハット、オデッド
【審査官】佐藤 智弥
(56)【参考文献】
【文献】特表2018-511454(JP,A)
【文献】韓国登録特許第10-0666245(KR,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61C 8/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
延在する軸部と、
前記延在する軸部の上に位置するヘッド部と、
ベズ部材とを含み
記ヘッド部の第一の狭い顔側の側面領域は、前記ヘッド部の中に向かって半径方向内側に延びる第一凹面領域として形成されており、前記第一凹面領域は、骨がその中で成長するための領域を与え、
前記ヘッド部の第二の狭い舌側の側面領域は、前記ヘッド部の中に向かって半径方向内側に延びる第二凹面領域として形成されており、前記第二凹面領域は、骨がその中で成長するための領域を与え、
前記延在する軸部は、雄ネジを含み、
前記ヘッド部の前記第一凹面領域と前記第二凹面領域との間には、第一凸面領域及び第二凸面領域が存在し、
前記ベズ部材は、ヘッド部と係合し、前記ベズ部材は、凹状の狭い舌側表面領域、凹状の狭い面部側表面領域、及び広い隣接側表面領域を有する、ことを特徴とする患者の顎骨の小窩に植え付けるためのインプラント体固定部材。
【請求項2】
前記ヘッド部の少なくとも一部は、前記ヘッド部の近い末端に向かって先細りになっている、
請求項1に記載のインプラント体固定部材。
【請求項3】
前記第一凹面領域は、患者口腔の顔側の歯肉組織の輪廓に適応するように配置され、かつ患者のリップの内表面に隣接した場所に位置しており、前記第二凹面領域は、患者の口腔の舌側の歯肉組織の輪廓に適応するように配置され、かつ患者の舌に隣接した場所に位置している、
請求項1又は2に記載のインプラント体固定部材。
【請求項4】
前記第一凹面領域は、患者の顔の内表面に隣接した場所に位置している患者口腔の顔側に骨の成長のための領域を与えるように構成されており、前記第二凹面領域は、患者口腔の舌側に骨の成長のための領域を与えるように構成されている、
請求項1又は2に記載のインプラントシステム。
【請求項5】
前記延在する軸部は、インプラント体固定部材の遠い末端に向かって少なくとも部分的に先細りになっている、
請求項1~4のいずれかに記載のインプラント体固定部材。
【請求項6】
請求項1~5のいずれかに記載のインプラント体固定部材を含むことを特徴とするインプラントシステム。
【請求項7】
記ベズ部材は、表面を含む一方の末端を含み、
前記表面は、少なくとも1つの凹面領域を有する、
請求項6に記載のインプラントシステム。
【請求項8】
前記ベズ部材は、さらに突出接合端を有し、
前記インプラント体固定部材は、さらに前記突出接合端を収納するように配置された段階式の内部閉止穴を含む、
請求項7に記載のインプラントシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、出願日が2014年8月29日で、臨時出願番号が62/043777である米国特許出願の優先権を要求し、その全部内容を本文に引用する。本出願は、出願日が2014年11月29日で、臨時出願番号が62/085514である米国特許出願の優先権を要求し、その全部内容を本文に引用する。本出願は、出願日が2014年12月26日で、臨時出願番号が14/583392である米国特許出願の優先権を要求し、その全部内容を本文に引用する。
【0002】
本発明は、デンタルインプラントの分野に関する。
【背景技術】
【0003】
何千名の臨床医師は、隣接/または対置する歯を有するデンタルインプラントで支持する修復を施術したことがある。図1a~図1dには、例示的な修復過程を示す。図1aを参照すると、小窩10は、患者の顎骨15に形成してデンタルインプラント固定部材を収納する。デンタルインプラント固定部材20が小窩10に固定されると(図1bに示す)、ベズ部材25はデンタルインプラント固定部材20に結合される(図1cおよび図1dに示す)。歯の類似物30がベズ部材25に結合すると、修復過程は完了する。
【0004】
最近の研究によると、単一歯と/又は複数の歯インプラント体の修復を有する人は、インプラント体修復を施術してから微妙な頭蓋顔面が継続して成長する美学的、機能的、修復的及び/又は歯周の分枝が発生されたことを確定した。
【0005】
頭蓋顔面の成長は、例えば噛合の変化、歯の遷移及びその後の開口接触の効果及び/又は前面美学的な変化を起こして、インプラント体修復と残し歯と口蓋の構造の関係に影響を与える。
【0006】
噛合の変化の原因は、インプラント体を含む歯列弓及び対置する歯列弓における継続的な成長にある。この場合、インプラント体と関連修復体の位置は静止しており、歯は顔部と噛合の二つの方向で全部運動される。これらの潜在的な変化は性別に関係ない。主な噛合い負荷を支える後ろ自由端のインプラント体修復の場合、時間の流れに従ってこれらの運動はインプラント体修復の効果を無効にし、残っている歯列に不利な圧力を付加する。
【0007】
デンタルインプラントが存在するのと同じ歯列弓に自然歯が位置する場合、予期しなかった長期併発症は、インプラント体修復と代表的に当該インプラント体修復の元の自然歯との間の接触間隙で多く観察された。年齢、対置歯列の状況、隣接歯の生命力と前の自然歯の仕切れ板は、自然歯がインプラント体修復と接触する損害に著しい影響を与える。当該接触損害は、性別に関係なく、顎でより普通に発生し、時間の流れに従って増加する。
【0008】
機能の変化、噛合い及び接触間隙の結果の以外に、時間の流れに従う微妙な成長も美学結果を変化させるのは安定的であると認められる。隣接歯に対して、切り出した周囲長さ、歯肉周囲高さ及び顔面部輪額の三つの見られる領域でのずれは既に明確になる。押し付けと下の口蓋骨と歯に対する軽い打撃もまた、以上の三つのずれを引き起こし得る。このような微妙な成長過程に付随して生じるもう一つの結果は、デンタルインプラント又はベズ部の上のリップの柔組織が薄くなることである。
【0009】
面部位置合わせのずれは、リップ側の元のインプラント体修復が適当に修復又は修正されないようにし、これは発生した厳しさだけによるものではなく、インプラント体の軸方向の位置合わせ、柔組織の深さ、リップ側/口蓋の歯肉での位置決め等の要素にも関係がある。インプラント体修復の歯頸縁と隣接する自然歯の歯頸縁との間において徐々に大きくなるずれは、容易に解決できない美学的な併発症である。
【0010】
以上のように、デンタルインプラントに対する改善が必要である。
本願発明によれば、以下の(1)~(14)の構成が提供される。
(1)伸び出した軸部と、
少なくとも一つの狭い側面領域を含むヘッド部と、を含み、
狭い側面領域は骨がその中で成長するための領域を提供することによって、頭蓋顔面の成長によるインプラント体固定部材に隣接する顎骨の退化を補償する、
患者の顎骨の小窩に植え付けるためのインプラント体固定部材。
(2)狭い側面領域は骨がその中で成長することを許すための凹面型領域を提供して、頭蓋顔面の成長によるインプラント体固定部材に隣接する顎骨の退化を補償する、
(1)に記載のインプラント体固定部材。
(3)ヘッド部は、少なくとも一つの広い側面領域を含む
(1)または(2)に記載のインプラント体固定部材。
(4)狭い側面領域は、患者の口腔の顔面部側の歯齦組織の輪廓に適応するように配置され、患者の顔の内面に隣接して位置決めている、
(1)から(3)の何れか一項に記載のインプラント体固定部材。
(5)ヘッド部は、他の一つの狭い側面領域を含む、
(1)から(4)の何れか一項に記載のインプラント体固定部材。
(6)少なくとも一つの狭い側面領域は、患者の口腔の顔面部側の歯齦組織の輪廓に適応するように配置され、患者の顔の内面に隣接して位置決めている、
(5)に記載のインプラント体固定部材。
(7)他の狭い側面領域は、患者の口腔の舌側の歯齦組織の輪廓に適応するように配置され、患者の舌に隣接して位置決めている、
(6)に記載のインプラント体固定部材。
(8)伸び出した軸部と、
骨が成長するための少なくとも一つの凹面領域を含むヘッド部と、を含む
患者の顎骨の小窩に植え付けるためのインプラント体固定部材。
(9)ヘッド部は、少なくとも一つの広い側面領域を含む、
(8)に記載のインプラント体固定部材。
(10)凹面領域は、患者の口腔の顔面部側の歯齦組織の輪廓に適応するように配置され、患者の顔の内面に隣接して位置決めている、
(8)または(9)に記載のインプラント体固定部材。
(11)ヘッド部は、他の凹面領域を含む、
(8)から(10)の何れか一項に記載のインプラント体固定部材。
(12)少なくとも一つの凹面領域は、患者の口腔の顔面部側の歯齦組織の輪廓に適応するように配置され、患者の顔の内面に隣接して位置決めている、
(11)に記載のインプラント体固定部材。
(13)他の凹面領域は、患者の口腔の舌側の歯齦組織の輪廓に適応するように配置され、患者の舌に隣接して位置決めている、
(12)に記載のインプラント体固定部材。
(14)遠い末端を有する伸び出した軸部と、
近い末端を有するヘッド部と、を含み、
ヘッド部は、伸び出した軸部に隣接する第一直径と近い末端に隣接する第二直径とを含み、
伸び出した軸部は、ヘッド部に隣接する第一直径と遠い末端に隣接する第二直径とを含み、
ヘッド部の第二直径は伸び出した軸部の第一直径より小さい、
患者の顎骨の小窩に植え付けるためのインプラント体固定部材。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1a】本分野で公知の修復過程を示す。
図1b】本分野で公知の修復過程を示す。
図1c】本分野で公知の修復過程を示す。
図1d】本分野で公知の修復過程を示す。
図2a】本分野で公知のデンタルインプラントを示す。
図2b】本分野で公知のデンタルインプラントを示す。
図3a】本開示のある実施形態によるデンタルインプラントシステムを示す。
図3b】本開示のある実施形態によるデンタルインプラント固定部材を示す。
図3c】本開示のある実施形態によるデンタルインプラント固定部材を示す。
図4図3bに示すデンタルインプラント固定部材の横方向の断面図を示す。
図5a図3bに示すデンタルインプラント固定部材の平面図を示す。
図5b】本開示のある実施形態によるベズ部材の底面図を示す。
図6】本開示のある実施形態による他のデンタルインプラント固定部材を示す。
図7a】本開示のある実施形態によるデンタルインプラント固定部材を示す。
図7b図7aに示すデンタルインプラントの平面図を示す。
図7c図7aに示すデンタルインプラント固定部材の横方向の断面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下の記述で、類似な図面標記は類似な部材を区別するために用いられる。また、図面は、図解の方式で例示的な実施方案の主な特徴を示すもので、実現製品の特徴毎または示した部材の相対的サイズを示すものではなく、また比例に従って描いたものではない。
【0013】
以下の記述で、多い具体的な詳細内容を記述して本文で公開するいろいろな具体的な実施方案を記載する。しかし、本分野の当業者であれば、以下で検討する全部の具体的な詳細を有しなく保護しようとする発明を実施することができる。他の場合、本発明が不明確になることを防止するように公知の特徴は記載しない。
【0014】
本文での記載表現及び技術用語は記載を目的とするもので、限定的に理解しないべきである。本文で「含む」、「具備する」または「有する」及びその変形的な表現は、その後に挙げた項目及びその均等物と付加項目も含む。他に限定していない限り、本文での技術用語「接続」、「結合」及び「実装」及びその変形的な表現は、直接及び間接的に接続、結合及び実装されたことを含む。また、技術用語「接続」、「結合」及びその変形的な表現は、物理的または機械的に接続または結合に限定されない。
【0015】
一方面によると、患者の顎骨の小窩に植え付けるためのインプラント体固定部材を公開する。インプラント体固定部材は、伸び出した軸部と、少なくとも一つの狭い側面領域を含むヘッド部とを含み、狭い側面領域は、骨がその中で成長するための領域を提供することによって、頭蓋顔面の成長によるインプラント体固定部材に隣接する顎骨の退化を補償する。
【0016】
他の方面によると、患者の顎骨の小窩に植え付けるためのインプラント体固定部材を公開する。当該インプラント体固定部材は、伸び出した軸部と、ヘッド部とを含み、ヘッド部は、骨が成長するための少なくとも一つの凹面領域を含む。
【0017】
他の方面によると、患者の顎骨の小窩に植え付けるためのインプラント体固定部材を公開する。インプラント体固定部材は、遠い末端を有する伸び出した軸部と、近い末端を有するヘッド部とを含み、ヘッド部は、伸び出した軸部に隣接する第一直径と近い末端に隣接する第二直径とを含み、伸び出した軸部は、ヘッド部に隣接する第一直径と遠い末端に隣接する第二直径とを含み、ヘッド部の第二直径は伸び出した軸部の第一直径より小さい。
【0018】
図2aは、本分野で公知の顎骨40に形成した小窩に挿入しベズ部材45及び歯の類似物50に結合するデンタルインプラント固定部材35を示す。デンタルインプラント固定部材35は、狭い遠い末端37からベズ部材45へ伸び出す縦方向の凹溝(即ち、裏スロット)36を有する。縦方向の凹溝36は大きい表面領域を提供し、骨は当該面領域で成長して、インプラント体固定部材35が顎骨40で縦方向及び回転運動することを防止する。
【0019】
頭蓋顔面の成長によって、時間が流れるほど、デンタルインプラント固定部材35に隣接する顎骨40及び/又は柔組織55は少なくとも一部が劣化されて、デンタルインプラント固定部材35及び/又はベズ部材45が暴露され、図2bに示すようになる。その時、本分野で公知の過程によって、デンタルインプラント固定部材35を取り除く。デンタルインプラント固定部材35を取り除く過程は少なくとも一部が縦方向の凹溝36での骨の成長によって複雑になり、それはデンタルインプラント固定部材35が顎骨40から捻られて緩くなることを防止する。
【0020】
図3aは、本公開のデンタルインプラントシステム61を示す。ある実施例で、当該デンタルインプラントシステム61は、ボルト部材62と、ベズ部材63と、デンタルインプラント固定部材60とを含む。
【0021】
ある実施例で、ボルト部材62は、ヘッドセグメント301と、軸セグメント302とを含む。ある実施例で、ヘッドセグメント301は、一般的に、トップ凹口、十字形凹口303又は何れの他の適当な手段を有して駆動ツールを収納するための円盤形であり、駆動ツールは、例えばネジ回し式のツール或いは何れかの他のツールであって、ボルト部材62を回転させるためのものである。ある実施例で、軸セグメント302は、ヘッドセグメント301に結合する一つの端部を有する。ある実施例で、軸セグメント302は、雄ネジ304を含み、雄ネジ304は、ヘッドセグメント301に対置し軸セグメント302の少なくとも一部の長さに沿って伸び出すように位置決める。
【0022】
図3bは、本開示によるデンタルインプラント固定部材60を示す。本開示に係るある実施例では、デンタルインプラント固定部材60は、近い末端70のヘッド部65を有する。ある実施例で、固定部材60は、遠い末端81の伸び出した軸部75を含む。ある実施例で、ヘッド部65は、軸部75に全体的に結合して一体のインプラント体固定部材60を形成する。このような構造は、細菌又は他の感染がインプラント体固定部材60のヘ
ッド部と軸部との間で成長することを防止する。ある実施例で、伸び出した軸部75は、テーパー状である。
【0023】
ある実施例で、インプラント体固定部材60は、一部が近い末端70から下方向へ軸部75までに伸びだした段階式の内部閉止穴80を含む。ある実施例で、段階式の内部閉止穴80は偏心されている。ある実施例で、内部閉止穴80は、少なくとも一部の長さに沿っている雌ネジ85と、雌ネジ85の上に位置するリングフレーム90(図4に示す)とを含む。ある実施例で、当該雌ネジ85は、ボルト部材62の雄ネジ304に適応するように配置されている。ある実施例で、段階式の内部閉止穴80は、ベズ部材63の突出接続端307(以下でより詳細に記述する)を収納するように配置されている。
【0024】
図5aは、公開するある実施例によるインプラント体固定部材60の平面図を示す。ある実施例で、近い末端70は、円形のフラット表面95を有し、円形のフラット表面95は、長い軸線と短い軸線の周囲表面100によって囲まれる。ある実施例で、近い末端70は、さらに、標準歯科ツールを収納するための小先端の二つ以上の穴径105、110を有し、標準歯科ツールは、例えばインプラント体固定部材60を配向するためのインプラント体フレーム又は手動駆動器である。ある実施例で、ヘッド部65は、少なくとも一つの狭い面部側表面領域120と、少なくとも一つの広い隣接側表面領域115とを含む。面部側表面領域120は、患者口腔の顔側の歯肉組織の輪廓に適応し、それは患者のリップの内表面に隣接して位置決めており、隣接側表面領域115は、患者口腔の隣接側の歯肉組織の輪廓に適応し、患者の他の歯及び/又はインプラント体に隣接して位置決めている。ある実施例で、面部側表面領域120は、円形フラット表面95の中心に凹み込んでいる。
【0025】
ある実施例で、ヘッド部65は、狭い舌側表面領域125と、少なくとも一つの広い隣接側表面領域130とを含む。舌側表面領域125は、患者口腔の舌側の歯肉組織の輪廓に適応し、患者の舌又は口蓋に隣接して位置決めており、隣接側表面領域130は、患者口腔の隣接側の歯肉組織の輪廓に適応し、患者他の歯及び/又はインプラント体に隣接して位置決めている。ある実施例で、舌側表面領域125は、円形フラット表面95の中心に凹み込んでいる。
【0026】
ある実施例で、面部側表面領域120及び/又は舌側表面領域125は、骨がその中で成長するための領域を提供して、頭蓋顔面の成長によるインプラント体固定部材60に隣接する顎骨の退化を補償する。ある実施例で、面部側表面領域120及び/又は狭い舌側表面領域125は、骨がその中で成長するためのアーチ型の領域を提供して、頭蓋顔面の成長によるインプラント体固定部材60に隣接する顎骨の退化を補償する。ある実施例で、面部側表面領域120及び/又は狭い舌側表面領域125は、骨がその中で成長するためのフラットな領域を提供して、頭蓋顔面の成長によるインプラント体固定部材60に隣接する顎骨の退化を補償する。ある実施例で、面部側表面領域120及び/又は狭い舌側表面領域125は、骨がその中で成長するための凹面形領域を提供して、頭蓋顔面の成長によるインプラント体固定部材60に隣接する顎骨の退化を補償する。面部側表面領域120及び/又は狭い舌側表面領域125に隣接する骨体積及び/又は柔組織体積の増加は、インプラント体固定部材60の早期暴露を防止する。
【0027】
ある実施例で、面部側表面領域120及び/又は舌側表面領域125は、凹面形領域を提供して、存在する骨と面部側表面領域120及び/又は舌側表面領域125の間の間隙による骨形成を改善する。ある実施例で、面部側表面領域120及び/又は舌側表面領域125は、大きい骨がその中で成長するための凹面形領域を提供する。ある実施例で、面部側表面領域120及び/又は舌側表面領域125は、凹面形領域を提供して、当該過程期間及び/又は当該過程に続く骨とヘッド部65の間の圧力を防止/最小化する。当該過
程期間及び/又は当該過程に続く骨とヘッド部65の間の圧力を防止及び/又は最小化して、ヘッド部65周囲の骨の再吸収を防止し、及び/又はヘッド部65周囲の骨形成の増加を許す。ある実施例で、面部側表面領域120及び/又は舌側表面領域125は、骨及び/又は柔組織がその中で成長することを許すための凹面形領域を提供する。
【0028】
ある実施例で、デンタルインプラント固定部材60は縦方向の凹溝36(図2aおよび図2bに示す)を含まないので、骨がその中で成長することを防止し、患者の顎骨に対する傷害が小さくデンタルインプラント固定部材60を取り除くことができる。ある実施例で、面部側表面領域120及び/又は舌側表面領域125は、骨がその中で成長できる領域を提供して、インプラント体固定部材60の患者の顎骨での縦方向及び回転運動を防止する。
【0029】
ある実施例で、軸部75は、その少なくとも一部の長さに沿って伸び出した雄ネジ76を含む。ある実施例で、雄ネジ76は、連続するものである。ある実施例で、雄ネジ76は、V形ネジ、四角ネジ、偏台形ネジ、逆方向偏台形ネジまたはこれらのネジでの二つ以上の組合せである。ある実施例で、軸部75は、遠い末端81からヘッド部65へ伸び出した基本的に縦方向の凹溝或いは裏スロット(示しない)を含む。縦方向の凹溝(示しない)は、大きい表面領域を提供し、骨は当該面領域で成長して形成して、インプラント体固定部材60の顎骨での縦方向及び回転運動を防止する。
【0030】
図3aを参照すると、ある実施例で、ベズ部材63は、円形開口を有する遠い末端306を含み、円形開口はボルト部材62の軸セグメント302に適応する。図3aを参照すると、ある実施例で、ベズ部材63は、近い末端部分308を含み、近い末端部分308はそれから伸び出した突出接続端307を有する。
【0031】
図5bを参照すると、公開するある実施例によるベズ部材63の底面図をしめす。ある実施例によると、近い末端部分308は、表面309を含む。ある実施例で、当該表面309は、長い軸線と短い軸線とを含む。ある実施例で、近い末端部分308は、少なくとも一つの狭い面部側表面領域420と、少なくとも一つの広い隣接側表面領域415とを含む。ある実施例で、面部側表面領域420は、基本的に面部側表面領域120に類似する。ある実施例で、隣接側表面領域415は、基本的に隣接側表面領域115に類似する。ある実施例で、面部側表面領域420は、ベズ部材63の中心に凹み込む。
【0032】
ある実施例で、近い末端部分308は、狭い舌側表面領域425と、少なくとも一つの広い隣接側表面領域430とを含む。ある実施例で、舌側表面領域425は、基本的に舌側表面領域125に類似する。ある実施例で、隣接側表面領域430は、基本的に隣接側表面領域130に類似する。ある実施例で、舌側表面領域425は、ベズ部材63の中心に凹み込む。
【0033】
ある実施例で、ベズ部材63は、ヘッド部65に結合するように配置され、図3cに示すようである。ある実施例で、ベズ部材63は、ヘッド部65に結合するように配置され、面部側表面領域420が面部側表面領域120に位置合わせるようにする。ある実施例で、ベズ部材63は、ヘッド部65に結合するように配置され、隣接側表面領域415が隣接側表面領域115に位置合わせるようにする。ある実施例で、ベズ部材63は、ヘッド部65に結合するように配置され、舌側表面領域425が舌側表面領域125に位置合わせるようにする。ある実施例で、ベズ部材63は、ヘッド部65に結合するように配置され、隣接側表面領域430が隣接側表面領域130に位置合わせるようにする。
【0034】
ある実施例で、面部側表面領域420及び/又は舌側表面領域425は、その中で成長するための領域を提供して、頭蓋顔面の成長によるベズ部材63に隣接する顎骨の退化を
補償する。ある実施例で、面部側表面領域420及び/又は狭い舌側表面領域425は、その中で成長するためのアーチ型の領域を提供して、頭蓋顔面の成長によるベズ部材63に隣接する顎骨の退化を補償する。ある実施例で、面部側表面領域420及び/又は狭い舌側表面領域425は、骨がその中で成長するためのフラットな領域を提供して、頭蓋顔面の成長によるベズ部材63に隣接する顎骨の退化を補償する。ある実施例で、面部側表面領域420及び/又は狭い舌側表面領域425は、骨がその中で成長するための凹面形領域を提供して、頭蓋顔面の成長によるベズ部材63に隣接する顎骨の退化を補償する。面部側表面領域420及び/又は狭い舌側表面領域425に隣接する骨体積及び/又は柔組織体積の増加は、ベズ部材63の早期暴露を防止する。
【0035】
ある実施例で、面部側表面領域420及び/又は舌側表面領域425は、凹面形領域を提供して、存在する骨と面部側表面領域420及び/又は舌側表面領域425の間の間隙による骨形成を改善する。ある実施例で、面部側表面領域420及び/又は舌側表面領域425は、大きい骨がその中で成長するための凹面形領域を提供する。ある実施例で、面部側表面領域420及び/又は舌側表面領域425は、凹面形領域を提供して、当該過程期間及び/又は当該過程に続く骨とベズ部材63の間の圧力を防止/最小化する。当該過程期間及び/又は当該過程に続く骨とベズ部材63の間の圧力を防止及び/又は最小化して、ベズ部材63周囲の骨の再吸収を防止し、及び/又はベズ部材63周囲の骨形成の増加を許す。ある実施例で、面部側表面領域420及び/又は舌側表面領域425は、骨及び/又は柔組織がその中で成長することを許すための凹面形領域を提供する。
【0036】
図6を参照すると、本公開によるデンタルインプラント固定部材200を示す。公開するある実施例で、デンタルインプラント固定部材200は、近い末端270を有するヘッド部265を含む。ある実施例で、固定部材200は、遠い末端280を有する伸び出した軸部275を含む。ある実施例で、ヘッド部265は、軸部275と全体的に結合して、一体のインプラント体固定部材200を形成する。このような構造は、細菌又は他の感染がインプラント体固定部材200のヘッド部と軸部との間で成長することを防止する。ある実施例で、伸び出した軸部275は、テーパー状である。
【0037】
図6を参照すると、ある実施例で、当該ヘッド部265は、基本的に円形であり、軸部275に隣接する第一ヘッド部の直径300と、近い末端270に隣接する第二ヘッド部の直径305を含む。ある実施例で、軸部275は、基本的に円形であり、ヘッド部265に隣接する第一軸の直径310と、遠い末端280に隣接する第二軸の直径320を含む。
【0038】
ある実施例で、第一ヘッド部直径300は、第一軸の直径310より小さい。ある実施例で、第二ヘッド部の直径305は、第一軸の直径310より小さい。ある実施例で、第一ヘッド部の直径300と第二ヘッド部の直径305は、第一軸の直径310より小さい。ある実施例で、第一ヘッド部の直径300と第二ヘッド部の直径305は、基本的に第一軸の直径310に等しい。ある実施例で、第二ヘッド部の直径305は、基本的に第一軸の直径310に等しい。ある実施例で、第一軸の直径310は、基本的に第二軸の直径320に等しい。ある実施例で、第二軸の直径320は、第一軸の直径310より小さい。
【0039】
ある実施例で、ヘッド部265は、骨がその中で成長するための領域を提供して、頭蓋顔面の成長によるインプラント体固定部材200に隣接する顎骨の退化を補償する。ある実施例で、ヘッド部265は、骨がその中で成長するためのアーチ型の領域を提供して、頭蓋顔面の成長によるインプラント体固定部材200に隣接する顎骨の退化を補償する。ある実施例で、ヘッド部265は、骨がその中で成長するための凹面形領域を提供して、頭蓋顔面の成長によるインプラント体固定部材200に隣接する顎骨の退化を補償する。
ヘッド部265に隣接する骨体積及び/又は柔組織体積の増加は、デンタルインプラント固定部材200が早期に露出してしまうのを防止する。
【0040】
ある実施例で、ヘッド部265は、凹面形領域を提供して、存在する骨と凹面形区域の間の間隙による骨形成を改善する。ある実施例で、ヘッド部265は、凹面形区域を提供して、大きい骨がその中で成長するようにする。ある実施例で、ヘッド部265は、凹面形領域を提供して、当該過程期間及び/又は当該過程に続く骨とヘッド部265の間の圧力を防止/最小化する。当該過程期間及び/又は当該過程に続く骨とヘッド部265の間の圧力を防止及び/又は最小化して、ヘッド部265周囲の骨の再吸収を防止し、及び/又はヘッド部265周囲の骨形成の増加を許す。ある実施例で、ヘッド部265は、凹面形区域を提供して、骨及び/又は柔組織がその中で成長することを許す。
【0041】
ある実施例で、軸部275は、少なくとも一部の長さに沿って伸び出した雄ネジ276を含む。ある実施例で、雄ネジ276は、連続するものである。ある実施例で、雄ネジ276は、V形ネジ、四角ネジ、偏台形ネジ、逆方向偏台形ネジまたはこれらのネジでの二つ以上の組合せである。ある実施例で、軸部275は、遠い末端280からヘッド部265へ伸び出した基本的に縦方向の凹溝(示しない)を含む。縦方向の凹溝(示しない)は、大きい表面領域を提供し、骨は当該面領域で成長して形成し、インプラント体固定部材200の顎骨での縦方向及び回転運動を防止する。
【0042】
図7a~図7cを参照すると、本公開によるデンタルインプラント固定部材800を示す。公開するある実施例で、デンタルインプラント固定部材800は、近い末端870を有するヘッド部865を含む。ある実施例で、固定部材800は、遠い末端881を有する伸び出した軸部875を含む。ある実施例で、ヘッド部865は、軸部875と全体的に結合して、一体のインプラント体固定部材800を形成する。このような構造は、細菌又は他の感染がインプラント体固定部材800的ヘッド部と軸部との間で成長することを防止する。ある実施例で、伸び出した軸部875は、テーパー状である。
【0043】
ある実施例で、インプラント体固定部材800は、一部が近い末端870から下方向へ軸部875までに伸びだした段階式の内部閉止穴880を含み、図7cに示すとおりである。ある実施例で、段階式の内部閉止穴880は偏心されている。ある実施例で、内部閉止穴880は、少なくとも一部の長さに沿っている雌ネジ885と、雌ネジ885の上に位置するリングフレーム890(図7cに示す)とを含む。ある実施例で、当該雌ネジ885は、ボルト部材62の雄ネジ304に適応するように配置されている。ある実施例で、段階式の内部閉止穴880は、ベズ部材63の突出接続端307(上でより詳細に記述されている)を収納するように配置されている。
【0044】
図7bを参照すると、公開するある実施例によるインプラント体固定部材800の平面図を示す。ある実施例で、近い末端870は、円形のフラット表面895を有し、円形のフラット表面895は、長い軸線と短い軸線の周囲表面900によって囲まれる。ある実施例で、近い末端870は、さらに、標準歯科ツールを収納するための小先端の二つ以上の穴径805、810、811を有し、標準歯科ツールは、例えばインプラント体固定部材800を配向するためのインプラント体フレーム又は手動駆動器である。ある実施例で、ヘッド部865は、少なくとも一つの狭い面部側表面領域820と、少なくとも一つの広い面領域830とを含む。面部側表面領域820は、患者口腔の顔側の歯肉組織の輪廓に適応し、それは患者のリップの内表面に隣接した場所に位置しており、表面領域830は、患者口腔の隣接側の歯肉組織の輪廓に適応し、患者の他の歯及び/又はインプラント体に隣接して位置決めている。ある実施例で、表面領域830は、患者口腔の舌側の歯肉組織の輪廓に適応し、患者の舌側又は口蓋側に隣接した場所に位置している。ある実施例で、表面領域830は、患者口腔の舌側の歯肉組織の輪廓に適応し、患者の舌側又は口蓋
側に隣接した場所に位置しており、患者口腔の隣接側の歯肉組織の輪廓に適応し、患者の他の歯及び/又は(複数の)インプラント体に隣接した場所に位置している。ある実施例で、面部側表面領域820は、インプラント体固定部材800の中心に凹み込んでいる。
【0045】
ある実施例で、面部側表面領域820は、骨がその中で成長するための領域を提供して、頭蓋顔面の成長によるインプラント体固定部材800に隣接する顎骨の退化を補償する。ある実施例で、面部側表面領域820は、骨がその中で成長するためのアーチ型の領域を提供して、頭蓋顔面の成長によるインプラント体固定部材800に隣接する顎骨の退化を補償する。ある実施例で、面部側表面領域820は、骨がその中で成長するためのフラットな領域を提供して、頭蓋顔面の成長によるインプラント体固定部材800に隣接する顎骨の退化を補償する。ある実施例で、面部側表面領域820骨がその中で成長するための凹面形領域を提供して、頭蓋顔面の成長によるインプラント体固定部材800に隣接する顎骨の退化を補償する。面部側表面領域820に隣接する骨体積及び/又は柔組織体積の増加は、デンタルインプラント固定部材800が早期に露出してしまうのを防止する。
【0046】
ある実施例で、面部側表面領域820は、凹面形領域を提供して、存在する骨と面部側表面領域820の間の間隙による骨形成を改善する。ある実施例で、面部側表面領域820は、大きい骨がその中で成長するための凹面形領域を提供する。ある実施例で、面部側表面領域820は、凹面形領域を提供して、当該過程期間及び/又は当該過程に続く骨とインプラント体固定部材800との間の圧力を防止/最小化する。当該過程期間及び/又は当該過程に続く骨とインプラント体固定部材800の間の圧力を防止及び/又は最小化して、インプラント体固定部材800周囲の骨の再吸収を防止し、及び/又はインプラント体固定部材800周囲の骨形成の増加を許す。ある実施例で、面部側表面領域820は、凹面形区域を提供して、骨及び/又は柔組織がその中で成長することを許す。
【0047】
ある実施例で、デンタルインプラント固定部材800は縦方向の凹溝36(図2aおよび図2bを参照)を含まないので、骨がその中で成長することを防止し、患者の顎骨に対する傷害が小さくデンタルインプラント固定部材800を取り除くことができる。ある実施例で、面部側表面領域820は、骨がその中で成長できる領域を提供して、インプラント体固定部材800の患者の顎骨での縦方向及び回転運動を防止する。
【0048】
ある実施例で、軸部875包は、その少なくとも一部の長さに沿って伸び出した雄ネジ876(図7aに示す)を含む。ある実施例で、雄ネジ876は連続するものである。ある実施例で、雄ネジ876は、V形ネジ、四角ネジ、偏台形ネジ、逆方向偏台形ネジまたはこれらのネジでの二つ以上の組合せである。ある実施例で、軸部875は、遠い末端881からヘッド部865へ伸び出した基本的に縦方向の凹溝或裏スロット(示しない)を含む。縦方向の凹溝(示しない)は、大きい表面領域を提供し、骨は当該面領域で成長して形成して、インプラント体固定部材800の顎骨での縦方向及び回転運動を防止する。
【0049】
本発明の若干の説明性の実施方案を示し記載したが、本分野の当業者はいろいろな変形とその代用の実施方案を想到できる。これらの変形とその代用の実施方案は予期的なもので、本発明の保護範囲に限定した範囲を離脱しなく実施できる。
【0050】
本明細書及び保護範囲に記載した単数形式「一」、「一つ」と「当該」は、特に明確に記載しなかった限り複数形式を含む。技術用語「複数」は、特に明確に記載しなかった限り、二つ以上を含む。他に定義しなかった限り、本文で利用する全部の技術及び科学用語は、全部本公開の所属領域の当業者が一般的に理解できる同じ意味を有する。
【0051】
法律の要求に従って例示的に好ましい実施方案を示した前記詳細な記述は、説明及び公開を目的とする。それは、無限列挙するためのものではなく、本発明を記載したものに限
定するためのものでもなく、ただ本分野の当業者が本発明がどのように特定な利用又は実現製品に適合するかを理解させるためのものである。修正及び変形の可能性は、本分野の当業者にとって容易なものである。公差、特徴サイズ、具体的な操作条件、工程標準等の例示的な実施方案の記述は限定するものではなく、各実施形態の間または従来の技術の状態を変化でき、またそれで限定を意味するものではない。出願人は、本分野の従来の状態に対して本公開をするとともにその進歩を予期し、後の修正はこれらの進歩即ち本分野の現在状態を考慮することができる。即ち、本発明の範囲は特許保護範囲及び利用できる均等物によって限定される。明確に記載しなかった限り、特許範囲で単数の表現は「一つ」だけを意味しない。また、保護範囲で明確に記載しても、本公開での素子、部材、方法又は過程ステップは公衆のみに利用するものではない。本文の保護範囲の要素は35U.S.C.第112部分第6段落の規定によって解釈するものはなく、「のためのステップ」と明確に記載しなかった限り、本文における方法又は過程ステップもそれらの規定によって解釈するものではない。
図1a
図1b
図1c
図1d
図2a
図2b
図3a
図3b
図3c
図4
図5a
図5b
図6
図7a
図7b
図7c