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  • 特許-模擬箱庭システム 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-01-14
(45)【発行日】2022-01-25
(54)【発明の名称】模擬箱庭システム
(51)【国際特許分類】
   A63F 13/53 20140101AFI20220118BHJP
   A63F 13/213 20140101ALI20220118BHJP
   A63F 13/217 20140101ALI20220118BHJP
   A63F 13/30 20140101ALI20220118BHJP
   A63F 13/426 20140101ALI20220118BHJP
   A63F 13/5375 20140101ALI20220118BHJP
   A63F 13/55 20140101ALI20220118BHJP
【FI】
A63F13/53
A63F13/213
A63F13/217
A63F13/30
A63F13/426
A63F13/5375
A63F13/55
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2019560437
(86)(22)【出願日】2017-12-20
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2020-03-26
(86)【国際出願番号】 CN2017117551
(87)【国際公開番号】W WO2019119314
(87)【国際公開日】2019-06-27
【審査請求日】2019-07-23
(73)【特許権者】
【識別番号】519268115
【氏名又は名称】王子南
【氏名又は名称原語表記】WANG Zinan
【住所又は居所原語表記】Rm.6-1,NO.2,Wencheng Alley,Xigang Dist.,Dalian City,Liaoning,China
(74)【代理人】
【識別番号】100146374
【弁理士】
【氏名又は名称】有馬 百子
(74)【代理人】
【識別番号】100169904
【弁理士】
【氏名又は名称】村井 康司
(74)【代理人】
【識別番号】100132698
【弁理士】
【氏名又は名称】川分 康博
(72)【発明者】
【氏名】王子南
【審査官】鈴木 崇雅
(56)【参考文献】
【文献】特開2013-061870(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第107239294(CN,A)
【文献】特開2012-216074(JP,A)
【文献】バーチャルリアリティを利用したサンドプレイシステムの開発,日本バーチャルリアリティ学会 予稿集,第8回大会,日本バーチャルリアリティ学会,2013年04月23日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63F 13/00-98
A63F 9/24
G06T 15/00-19/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
レンズ装置と、制御部と、デジタルプロセッサと、表示装置と、実体箱庭マークと、実体砂箱マークと、を備える模擬箱庭システムであって、
前記レンズ装置は、現実シーンをキャプチャできる装置を含み、
前記制御部は、ユーザ行為をマッピングできるハンドヘルドデバイスを含み、
前記レンズ装置及び前記制御部は、前記デジタルプロセッサ及び前記表示装置に接続され、前記デジタルプロセッサは、前記レンズ装置によってキャプチャされた現実シーンデータを取得して解析し、デジタル処理してから前記表示装置上に表示し、
前記実体箱庭マークおよび前記実体砂箱マークはそれぞれ、予め定めた画像または物体であり、
前記デジタルプロセッサは、前記レンズ装置が前記実体箱庭マークをキャプチャした場合には、前記表示装置に仮想箱庭を表示させ、前記レンズ装置が前記実体砂箱マークをキャプチャした場合には、前記表示装置仮想砂箱を表示させ、ユーザが前記制御部を操作して、前記仮想砂箱の中からモデルを取得した場合には、前記表示装置の前記仮想箱庭内に前記モデルを表示させ、
前記デジタルプロセッサは、前記ユーザのアイデンティティとして、オルガナイザーと、前記オルガナイザーによって招待された被招待者とを設定し、前記オルガナイザーは、前記被招待者を招待し、前記ユーザは、予め設定した操作ラウンドの操作時間の間、前記仮想箱庭および前記モデルを操作し、
前記デジタルプロセッサは、最後の前記操作ラウンドが終了した後、現在の前記仮想箱庭の命名を前記ユーザが入力するためのウィンドウを前記表示装置に表示させ、前記命名が終わった後、前記デジタルプロセッサは、前記ユーザに現在の前記仮想箱庭から自分がもっとも好きな領域またはある種類のモデルを選択するように前記表示装置にプロンプトし、前記ユーザの選択を記録することを特徴とする模擬箱庭システム。
【請求項2】
心理学分野の箱庭ゲームに適用されることを特徴とする請求項1に記載の模擬箱庭システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は心理学分野に関し、模擬箱庭システムに関し、具体的に心理学における箱庭ゲーム理論の実践と開発に基づいて作成された、模擬箱庭システムである。
【背景技術】
【0002】
箱庭ゲーム(sandplay)理論の継続的な発展に伴い、実体箱庭が登場し、団体箱庭及びシングルプレイヤー箱庭に分けられる。シングルプレイヤー箱庭のシングルプレイヤー特徴に対して、団体箱庭は、団体内の対人関係の改善、団体と個体の成長の促進においていずれも良好な効果が実現できる。通常に、制限付き団体箱庭が用いられる。制限付き団体箱庭とは、所定の規則で制限される団体箱庭ゲームの方法であり、必要な条件が単体箱庭と同じであり、箱庭ゲーム室の構成について特別な要件がない。団体メンバーは事前に合意した方式に応じて、様々なランダム方式で順序を生成することができる。メンバー全員は1回完了すると1ラウンドとなり、全過程にメンバー間の言語的および非言語的なコミュニケーションおよびやり取りが許可されず、コンサルタントはメンバーが規則を守る状況に応じてその性格特性を発見することができる。
【0003】
制限付き団体箱庭は、対人関係、夫婦関係、及び子供と親の関係等の治療に適用する。制限付き箱庭ゲームは、社会的現実の縮図であり、各個人の行動パターンがいずれも団体箱庭において反映できる。団体箱庭ゲームにおいて、各個人が自分のアイデアを持っているが、同一の作品を完了するために、統合する可能性がある。同時に、箱庭ゲームの過程を通じて、コンサルタントは各個人の性格特性を観察して、彼らが彼ら自身のこれらの特性を認識するのを助けることができる。団体箱庭ゲームは、複数回の製作過程が必要であり、連続な馴染みで最終的な統合が達成される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
実体箱庭が実際の操作使用において普及されにくいという問題に対して、箱庭診療室の地理位置が固定され、実体箱庭の占用空間が大きく、参加者の数に限りがあり、モデルの数に限りがあり、オペレータの使用時間の柔軟性がなく、操作において音、匂いが発生できない等の難題を集中解決する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、模擬箱庭システムを提供し、団体箱庭を電子機器に移植することにより、コンサルタントが同時に多くのユーザを効果的に対処することができないという欠点を完全に解決するとともに、箱庭室のアドレス問題を解決し、箱庭室の空間のサイズの問題を解決し、仮想箱庭は、操作において実際の箱庭よりも柔軟であり、箱庭の空間拡張及び機能拡張において、実際の箱庭よりも柔軟且つ豊かであり、仮想砂箱は、空間規模の制限がなくなり、砂箱の設計がカスタマイズ可能になり、製作されたモデルは、統一された表現スタイル及び比例規格を持っているため、より代表的なものになる。箱庭の操作において装置の振動フィードバックを増加させるとともに、電子箱庭は、実体箱庭に有していない光と影の効果を表し、各金型は、それぞれの独特な属性行動を有し、箱庭は、昼夜の変換、天気等の変化を持ち、且つ同じ金型は、複数回使用することができ、箱庭に同時に現れることができる。単体箱庭及び団体箱庭を操作するとき、コンサルタントの体力、精力、及び組織能力によって制限されなくなる。ユーザを箱庭操作にもっと没頭させることができ、ユーザの感知を広げて強化し、ユーザが箱庭、モデルを全方位の角度から観察し、感じるのを助けることができる。仮想環境では、ユーザは特定の状況下で現実世界の物理的なルール制限を取り除くことができ、箱庭、モデルを効果的に全方位から操作することができる。実際の箱庭では、アシスタントによって箱庭データを統計する代わりに、システムが箱庭操作のデータ情報をデジタル処理する。
【0006】
採用される技術案:
レンズ装置と、制御部と、デジタルプロセッサと、表示装置と、実体箱庭マークと、実体砂箱マークと、を備える模擬箱庭システムであって、前記レンズ装置は、携帯電話、タブレット、ノートパソコン、スマートメガネ、ブルートゥース(登録商標)(登録商標)カメラ、及び実際のシーンをキャプチャできる他の装置を含み、前記制御部は、行動キャプチャハンドル、及びセンサによりユーザ行為をマッピングできる他のハンドヘルドデバイスを含み、レンズ装置及び制御部は、デジタルプロセッサ及び表示装置に接続され、レンズ装置によって現実シーンを取得し、レンズ装置及び制御部に関連するデジタルプロセッサは、レンズ装置によってキャプチャされた現実シーンデータを取得して解析し、デジタル処理してから表示装置上に表示し、装置は、インターネット又はローカルエリアネットワーク及び他のネットワーキング方法によりデジタル処理済みのデータを本発明の実例がインストールされている他の装置と接続してインタラクションし、実体箱庭マークとは、現実環境では様々な原因により実体箱庭を配置できず、あるマークにより仮想箱庭マッピングを開くためのものであり、このようなマークは、画像、プラスチック、生地、又は本発明の実例により認証された、マークとして使用可能な物体であってもよく、実体箱庭マークとレンズ装置が光学情報の伝送接続を行い、実体砂箱マークとは、現実環境では様々な原因により実体箱を配置できず、あるマークにより仮想砂箱マッピングを開くためのものであり、このようなマークは、画像、プラスチック、生地、又は本発明の実例により認証された、マークとして使用可能な物体であってもよく、実体砂箱マークとレンズ装置が光学情報の伝送接続を行う。
【0007】
味覚について、本発明の実例により認証された装置は、関連条件を満たす場合で、装置の機外装置において対応する無害ガスを放出することができる。さらに、方法は、具体的に、仮想環境に発生しようとする仮想匂いの基礎パラメータを取得し、前記基礎パラメータ並びに匂い発生装置のレイアウトパラメータ及び特性パラメータに基づいて制御信号を生成し、前記制御信号に基づいて前記匂い発生装置を制御し、前記匂い発生装置に前記仮想匂いと対応する匂いを発生させることである。前記した仮想環境に発生しようとする仮想匂いの基礎パラメータを取得することは、予め記憶されている仮想データを解析して基礎データ集合を生成することと、前記仮想環境に仮想匂いが発生しようとするとき、発生しようとする仮想匂いの時間パラメータに基づいて、前記基礎データ集合から対応する基礎パラメータを取得することと、を含む。前記した仮想環境に発生しようとする仮想匂いの基礎パラメータを取得することの後、さらに、現実環境における現実匂いパラメータを取得することを含み、前記した前記基礎パラメータ並びに匂い発生装置のレイアウトパラメータ及び特性パラメータに基づいて制御信号を生成することは、前記現実匂いパラメータ、前記基礎パラメータ並びに匂い発生装置のレイアウトパラメータ及び特性パラメータに基づいて制御信号を生成することを含む。前記した前記制御信号に基づいて前記匂い発生装置を制御し、前記匂い発生装置に前記仮想匂いと対応する匂いを発生させることは、前記制御信号により前記匂い発生装置に前記仮想匂いと対応する真の匂いを発生させ、ファンにより前記真の匂いを揮散させることを含む。
【0008】
触覚について、装置振動により触覚効果をシミュレートする。周囲のシーンの配置により、テスターの体験レベルを向上させ、仮想と現実をさらに組み合わせて、より多くの体験テスト効果を反映し、より多くのテスト方法のために基礎条件及び可能性を提供し、方法は、具体的に、仮想現実シーン、及び/又は、テスターが位置する環境における各物体の状態情報を取得し、状態情報に基づいて触覚フィードバック情報を生成し、触覚フィードバック情報に基づいて、テスターに対して触覚フィードバックを行うことであってもよい。前記した仮想現実シーン、及び/又は、テスターが位置する環境における各物体の状態情報を取得することは、前記仮想現実シーンにおける各物体を識別し、識別した各物体と対応する物体の硬度、及び/又は粗さを含む物理状態情報を決定するすること、及び/又は、予め設定されたレーダセンサ又は赤外センサにより前記テスターが位置する環境における各物体の位置、移動方向、及び/又は移動速度情報を含む運動状態情報を監視すること、を含む。前記状態情報が運動状態情報を含む場合、前記した触覚フィードバック情報を生成することは、各物体の前記運動状態情報に基づいて、前記テスターが位置する環境におけるテスターと物体との距離を決定することを含む。決定した前記テスターが位置する環境におけるテスターと物体との距離が0より大きいと、予め設定された距離とフィードバック強度との対応関係に基づいて、各物体と対応するフィードバック強度情報を生成する。前記した触覚フィードバック情報に基づいて、テスターに対して触覚フィードバックを行うことは、圧力装置で前記フィードバック強度情報と対応する圧力をテスターに印加すること、及び/又は、振動装置で前記フィードバック強度情報と対応する振動をテスターに印加することを含む。前記状態情報が物理状態情報を含む場合、前記した触覚フィードバック情報を生成することは、予め設定されたタッチパネル上に表示している前記仮想現実シーンにおける各物体の物理状態情報に基づいて、各物体と対応するタッチ感知情報を生成することを含み、前記タッチ感知情報は、物体をタッチするときに、物体の硬さ及び/又は粗さを感知することに必要な力の大きさ及び分布領域情報を含む。前記した触覚フィードバック情報に基づいて、テスターに対して触覚フィードバックを行うことは、生成した前記タッチ感知情報に基づいて、前記タッチパネルの異なる領域において予め設定されたマッチング規則に応じて送信電極及び受信電極に対応する入力電圧信号を入力することと、入力電圧信号の相違に基づいて、各領域と対応する静電気力を発生し、それにより、各領域に生じた静電気力に基づいて、物体をタッチするときの硬さ及び/又は粗さを感知することとを含む。前記した触覚フィードバック情報に基づいて、テスターに対して触覚フィードバックを行う前、さらに、テスターが前記タッチパネルをタッチする圧力を検知することと、テスターが前記タッチパネルをタッチする圧力が予め設定された閾値より大きいと検知した場合、前記タッチパネルをトリガーして触覚フィードバック情報に基づいて、テスターに対して触覚フィードバックを行うことを含む。
【0009】
箱庭の設定
レンズ装置が実体箱庭又は実体箱庭マークに面した後、装置シーンにおいて仮想箱庭が現れ、実体箱庭又は実体箱庭マークの特徴に応じて、仮想箱庭のスタイルが対応して表示される。実体箱庭の場合、仮想箱庭は、実体箱庭の平面範囲内に完全に位置するが、実体箱庭では操作できない、実体箱庭の上部及び底部を含む空間範囲を広げており、実体箱庭の最大平断面のフレーム範囲内に位置するが、空間上で延伸した仮想箱庭である。実体箱庭マークの場合、仮想箱庭は、完全に箱庭マークに基づいて根拠もなく装置に現れる仮想箱庭である。《実体箱庭及び箱庭マークはいずれもビューファインダ装置の参照物である》により、実体箱庭及び箱庭マークが同時に存在し、また、相互に切り替え可能であり、且つ仮想箱庭が実体箱庭の限定性に対しての特殊性を有し、形態学的な外観を変えることができる動的な属性(空、地面、地下)を持っているため、仮想砂箱に比べて、仮想箱庭の特別な状況は、箱庭が設定された後の仮想箱庭の形態が自発的又は受動的に動的変化できることであり、仮想砂箱が空、地面、及び地下のインタラクティブプロパティを有していない。
【0010】
砂箱の設定
装置が実体箱又は実体箱マークに面した後、装置シーンにおいて仮想砂箱が現れ、実体箱又は実体箱マークに基づいて仮想砂箱のスタイルが表示される。実体箱を参照する場合、あらゆる道具がいずれも強化されて実体箱に表示される。実体箱マークの場合、箱マークを完全に継続して、完全に仮想する砂箱が製造される。
【0011】
具体的な操作
レンズ装置と現実物体又はマークとの距離を変更することで、拡張現実又は仮想現実における交互距離を変更しすることができ、制御部、ジェスチャー又は指の操作により、拡張現実又は仮想現実における交互距離を拡大または縮小することもできる。レンズ装置の焦点位置を変更することで、拡張現実又は仮想現実における観察焦点位置を変更することができ、制御部、ジェスチャー又は指の操作により拡張現実又は仮想現実における観察焦点位置を変更することもできる。現実に対応するレンズ装置の角度を変更することで、拡張現実又は仮想現実における観察角度を変更することができる。拡張現実におけるすべての操作は、いずれも装置のスクリーンに基づき行なわれ、仮想砂箱は、回転、反転、引張、並進、リセット、変形等が可能であり、砂箱から道具を取得した後、レンズ装置を箱庭の範囲内に移行し、次に道具を有する状態で仮想箱庭を観察でき、道具を配置するか又は廃棄するかを選択でき、廃棄すると、箱庭外に手を放し、道具が消える。配置すると、仮想箱庭の範囲内に手を放し、装置により道具が実体箱庭に重ね合わせることを観察できる。AR、VR、及び他の装置はローカルエリアネットワーク又はインターネットを介してマルチプレイヤー操作を行うことができる。
【0012】
さらに、テスト中に、オルガナイザー又はスタッフが仮想シーンに入って指導し、チャットする必要がある可能性があり、本発明で応用する実施方法は、仮想現実プラットフォームが第1仮想現実装置から送信された通信要求メッセージを受信し、前記通信要求メッセージは、前記第1仮想現実装置のパノラマ視点位置情報のうちのいずれかの視点位置情報である第1視点位置情報と、第2仮想現実装置の標識とを含むことと、前記第1視点位置情報及び前記第2仮想現実装置の標識に基づいて、第2仮想現実装置のパノラマビデオ領域において対応する第2ビデオ領域を決定することと、前記第2ビデオ領域と対応する多次元ビデオを取得して、第1仮想現実装置に送信して前記第2ビデオ領域と対応する多次元ビデオを表示することとを含む。前記仮想現実プラットフォームは、前記第1仮想現実装置又は前記第2仮想現実装置に内蔵又は外付けされ、前記第1仮想現実装置及び前記第2仮想現実装置が多次元ビデオ通信を行うことを実現するための処理チップを含む。前記仮想現実プラットフォームは、第1仮想現実装置から送信された通信要求メッセージを受信する前、さらに、前記仮想現実プラットフォームは、前記第1仮想現実装置及び前記第2仮想現実装置がそれぞれ送信した登録要求メッセージを受信し、前記第1仮想現実装置が送信した登録要求メッセージには前記第1仮想現実装置のパノラマビデオ領域とパノラマ視点位置情報との間の対応関係を含み、前記第2仮想現実装置が送信した登録要求メッセージには、前記第2仮想現実装置のパノラマビデオ領域とパノラマ視点位置情報との間の対応関係を含むことと、前記第1仮想現実装置の標識、前記第1仮想現実装置のパノラマビデオ領域及び前記パノラマ視点位置情報の間の対応関係を作成し、保存することと、前記第2仮想現実装置の標識、前記第2仮想現実装置のパノラマビデオ領域及び前記パノラマ視点位置情報の間の対応関係を作成し、保存することと、を含む。前記第1視点位置情報及び前記第2仮想現実装置の標識により、第2仮想現実装置のパノラマビデオ領域において対応する第2ビデオ領域を決定することは、前記第1視点位置情報及び前記第2仮想現実装置の標識に基づいて、前記第2仮想現実装置のパノラマ視点位置情報において、前記第1視点位置情報と対応する第2視点位置情報を決定し、前記第2視点位置情報が前記第2仮想現実装置のパノラマ視点位置情報のうちのいずれかの視点位置情報であり、前記第2視点位置情報に基づいて、前記第2仮想現実装置のパノラマビデオ領域において前記第2視点位置情報と対応する第2ビデオ領域を決定することと、又は、前記第1視点位置情報に基づいて、前記第1仮想現実装置のパノラマビデオ領域において前記第1視点位置情報と対応する第1ビデオ領域を決定し、前記第2仮想現実装置の標識及び前記第1ビデオ領域に基づいて、前記第2仮想現実装置のパノラマビデオ領域において前記第1ビデオ領域と対応する第2ビデオ領域を決定することとを含む。前記仮想現実プラットフォームは、前記第1仮想現実装置のパノラマビデオ領域内の画像及び前記第2仮想現実装置のパノラマビデオ領域内の画像を受信する。前記第1仮想現実装置のパノラマビデオ領域内の画像に基づいて、前記第1仮想現実装置のパノラマ多次元ビデオを作成し、前記第2仮想現実装置のパノラマビデオ領域内の画像に基づいて、前記第2仮想現実装置のパノラマ多次元ビデオを作成する。
【0013】
さらに、テスト中に、テスターと言語交換する必要があるが、テスト中に多くのキー及び手動制御方式により、操作が複雑になり、テスト効果に影響を与え、さらに、本発明に係る特別な設定及び方式により、テスターの操作を減少させ、感情を込めて、テスターに対する感情上の影響を減少させ、且つテスターとインテリジェントにチャットでき、具体的に以下のとおりである。装置は、音声携帯端末と、仮想環境端末と、外部サーバとを備え、前記外部サーバは、それぞれ音声携帯端末、仮想環境端末と通信接続され、前記音声携帯端末が仮想環境端末と通信接続され、前記音声携帯端末は、ユーザの音声信号を収集し、収集した音声信号を前処理する音声収集モジュールと、前処理した音声信号をテキスト情報に変換して、テキスト情報を対応する制御コマンド及びパラメータとして生成する音声識別モジュールと、音声収集モジュールにより前処理された後の音声信号における感情特徴を有するパラメータを抽出する音声感情特徴パラメータ抽出モジュールと、外部サーバからアップロードして更新する音声識別データ、音声制御コマンドデータベース、及び音声感情データベースを記憶する記憶モジュールと、識別した制御コマンド及びパラメータ又は音声テキスト情報及び対応する音声感情を仮想環境端末に送信し、且つ外部サーバと通信接続され、それにより外部サーバにおける対応するデータパケットを記憶モジュールにアップロードして更新する無線通信モジュールと、収集したユーザ音声情報を処理し、又は、更新コマンドを外部サーバに送信して、記憶モジュールに記憶されるデータをアップロードして更新させるプロセッサと、を備え、前記プロセッサがそれぞれ音声収集モジュール、音声識別モジュール、音声感情特徴パラメータ抽出モジュール、記憶モジュール、無線通信モジュールに接続され、前記音声収集モジュールがそれぞれ音声識別モジュール、音声感情特徴パラメータ抽出モジュールに接続され、音声感情特徴パラメータ抽出モジュールにより抽出された感情特徴がそれぞれ対応する音声識別モジュールにより識別された音声テキスト情報とマッピングされ、前記記憶モジュールがそれぞれ音声識別モジュール及び音声感情特徴パラメータ抽出モジュールに接続され、前記仮想環境端末は、外部サーバからアップロードして更新する仮想人物感情表情及び行動のモデルライブラリ、音声感情と対応するトーン及びスピードデータベースを記憶する記憶手段と、受信した音声テキスト情報を再生する音声再生モジュールと、仮想人物の音声により表現される感情表情及び行動を表示する表示モジュールと、音声携帯端末と通信し、外部サーバと通信接続され、それにより、外部サーバにおける対応するデータパケットを記憶手段にアップロードして更新する通信モジュールと、を備え、前記記憶手段がそれぞれ音声再生モジュール、表示モジュールに接続される。前記音声収集モジュールは主にマイクロホンである。前記音声識別モジュールは音声特徴抽出部と、音声特徴比較部と、比較結果出力部と、を備え、前記音声特徴抽出部が音声特徴比較部に接続され、前記音声特徴比較部が比較結果出力部に接続される。前記音声感情特徴パラメータ抽出モジュールは、感情特徴抽出部と、感情特徴比較部と、感情特徴出力部と、を備え、前記感情特徴抽出部が感情特徴比較部に接続され、前記感情特徴比較部が感情特徴出力部に接続される。前記音声再生モジュールは、トーンマッチング部と、音声再生部と、を備え、前記トーンマッチング部が音声再生部に接続される。前記表示モジュールは、行動マッチング部と、表示部と、を備え、前記行動マッチング部が表示部に接続される。その方法は、音声携帯端末が仮想環境端末に接続され、接続に成功した後、音声携帯端末のプロセッサ、仮想環境端末がそれぞれデータベースバージョン問い合わせコマンドを外部サーバに送信し、音声携帯端末の記憶モジュールに記憶されている音声識別データ、音声制御コマンドデータベース及び音声感情データベースのバージョン、及び仮想環境端末の記憶手段に記憶されている仮想人物感情表情及び行動のモデルライブラリ、音声感情と対応するトーン及びスピードデータベースのバージョンが外部サーバと一致するか否かを問い合わせ、一致しないと、外部サーバから対応する最新バージョンのデータを対応する記憶モジュール、記憶手段にアップロードして更新し、それにより記憶モジュール及び記憶手段におけるデータを最新状態にするステップと、音声収集モジュールがユーザの音声信号を収集し、収集した音声信号に対してフィルタリング、定量化等の前処理を行った後に音声識別モジュール及び音声感情特徴パラメータ抽出モジュールに送信するステップと、音声識別モジュールが、記憶モジュールに記憶されている音声識別データと組み合わせて、前処理された後の音声信号をテキスト情報形式に変換して、テキスト情報を音声制御コマンドデータベースにおけるコマンドデータとマッチングして、制御コマンドであるか否かを決定するステップと、制御コマンドであると、対応する制御コマンド及びパラメータを生成して仮想環境端末に出力して対応する制御操作を行うステップと、制御コマンドではないと、音声チャット情報であり、音声感情特徴パラメータ抽出モジュールが前処理された後の音声信号の波形を分析し、感情特徴を有するパラメータを抽出し、抽出した感情特徴を有するパラメータを音声感情データベースの気分データとマッチングし、それにより対応する感情特徴が得られ、次に該感情特徴情報を対応する単語又はセンテンスにマッピングして、感情特徴、及び該感情特徴情報を対応する単語又はセンテンスにマッピングして仮想環境端末に伝送し、仮想環境端末の行動マッチング部が受信した感情特徴を記憶手段における仮想人物感情表情及び行動のモデルライブラリとマッチングして、該感情特徴と対応する感情表情及び行動が得られ、表示部により対応する感情表情及び行動を表示するステップと、トーンマッチング部が感情特徴と対応する単語又はセンテンスを音声感情と対応するトーン及びスピードデータベースにおけるデータとマッチングし、それにより該単語又はセンテンスと対応するトーン及びスピードが得られ、音声再生部により対応するトーン及びスピードを有する音声チャット情報を再生し、音声再生モジュール及び表示モジュールにより同期再生し、それによりユーザの現実環境におけるマルチプレイヤーチャットを仮想するステップとを含む。
【0014】
必要なソフトウェアバックアップ
AR開発ツールは、ARPA、ARLab、DroidAR、Metaio、Wikitude、vuforiaを含み、開発プラットフォームは、Android、IOS、GoogleGlass、WindowsPC、Unity、EpsonMoverio BT-2000、Vuzix M-100、Optinvent OPA1、PhoneGap、Titanium、Xamarinを含む。

VR開発ツールは、HoloLens Emulator, Google VR SDK, Google VR View, Web VR, Cardboard SDK, Faceshift Studio, A-Frame, Oculus DK2, Cryengine, Destinations Workshop Tools, RealSense SDK, Leap Motion SDK, kinect SDK, Source Engine, OpenVR SDK, Oculus SDK, Gear VR, Nibiru VR SDKを含むみ、開発プラットフォームは、Android, IOS, GoogleGlass, WindowsPC, Unity, EpsonMoverio BT-2000, Vuzix M-100, Optinvent OPA1, PhoneGap, Titanium, Xamarin, Auto Stingray3D, Gamebryo, Virtoolsを含む。
【0015】
本発明は、レンズ装置により仮想箱庭を開き、観察し、係るレンズ装置におけるブルートゥース(登録商標)(登録商標)型番装置が装置に対して離脱可能であり、同様に、拡張現実又は仮想現実におけるインタラクション操作を補強することができる。本発明の特有の認証装置は、対応する匂いを放出する応答式スイッチを有する。
【0016】
本発明の具体的な応用は以下のとおりである。
【0017】
本発明を起動し、メインインタフェースに入り、箱庭実例を操作するとき、このメインインタフェースにログインした人には、2種のアイデンティティーがあり、1つはオルガナイザー又はイニシエーター(以下では、オルガナイザーになる)であり、もう1つは被招待者、すなわち通常ユーザである。
【0018】
ユーザは、箱庭実例を作成した後にアイデンティティーをオルガナイザーに自動的に切替し、この箱庭実例に入る他のユーザはいずれも被招待者である。
【0019】
オルガナイザーは他のユーザが参加していない箱庭実例を開き、このとき、箱庭実例がシングルプレイヤー箱庭になり、すなわち、単体箱庭である。
【0020】
オルガナイザーは。新たな箱庭実例を作成して招待を出し、自分のリストにおけるオンラインプレイヤーを招待し、又はLBSポジショニング(位置情報サービス)により近くのプレイヤーを招待してマルチプレイヤー箱庭操作を行う。
【0021】
被招待者は、要求を出して、準備している箱庭実例に参加するように要求することができる。
【0022】
準備インタフェースにおける機能は以下のとおりである。
【0023】
オルガナイザーは、既存の連絡先リストを確認することができる。
【0024】
LBS(位置情報サービス)に基づき、近くのオンラインユーザリストを確認することができる。
【0025】
共同操作する必要がある団体箱庭の人数を選択することができ、箱庭実例が開始前に自由に補正することができる。
【0026】
招待されることに同意したすべてのプレイヤーと文字、音声又はビデオでチャットし、又はパーソナルメッセージでチャットすることができる。
【0027】
招待を受け入れることに同意していない人とは単独に文字、音声又はビデオでチャットすることができる。
【0028】
操作する必要がある箱庭ラウンドを決定することができ、箱庭実例が開始前に自由に補正することができる。
【0029】
箱庭の最後の整理ラウンドを決定することができ、箱庭実例が開始前に自由に補正できる。
【0030】
準備インタフェースを閉じ又は隠すことができる。
【0031】
他の実現可能な操作
連絡先リストについて
すべてのプレイヤーは、それぞれ互いの連絡先リストに追加することができ、連絡先リストにおいて、ウェイト、一時不在、準備中、満員(オルガナイザーのみに表示される特別状態)、及び箱庭中を含む連絡先のオンライン状態を確認することができ、オルガナイザー及び被招待者は、いずれも、アイコン、名前、備考及び他のマークを含む連絡先ラベルを確認することができ、連絡先ラベルをクリックするとより詳細な連絡先データを確認することができる。
【0032】
ウェイトについて
オルガナイザー及び被招待者が申請又は被招待可能な状態である。
【0033】
一時不在について
オルガナイザー及び被招待者が一定期間内に文字、音声及びビデオチャットのいずれかの行動がなく、開始されていない箱庭実例に位置せず、招待又は申請の行動もない場合、システムが現在状態を一時不在に設定し、このとき、ユーザがいずれかのインタフェース操作を行った後に一時不在前の状態に戻る。
【0034】
準備中について
オルガナイザーの場合、開始されていない箱庭実例を作成したが、開始しておらず、満員になっていない状態を指す。被招待者の場合、開始されていない箱庭実例に入った後の状態を指す。
【0035】
満員について、
オルガナイザーのみに表示される状態であり、開始されていない箱庭実例が満員になったが、開始されていない状態であり、このとき、他の被招待者は参加を申請することができず、現在のオルガナイザーは他の被招待者を招待することができない。
【0036】
箱庭中について、
オルガナイザー及び被招待者が開始された箱庭実例に位置する時を指し、この時、申請又は招待することができない。
【0037】
共同操作する必要がある団体箱庭の人数制限の選択について
オルガナイザーは、1人~100人を選択して団体の箱庭実例に参加させ、ここで、箱庭実例が開始されていない時、変更可能であり、補正された人数が箱庭実例に既に参加した人数より少ないと成功できない。
【0038】
箱庭ラウンドの選択について
オルガナイザーは、箱庭実例を作成した後に、この箱庭実例の操作ラウンドを決定する必要があり、操作ラウンドが通常に5ラウンド又は8ラウンドである。
【0039】
整理ラウンドの選択について、
整理ラウンドは、通常に1~5回であり、箱庭実例が開始されていない時、変更可能である。
【0040】
ラベル/マークについて
箱庭実例が作成された後、現在の箱庭実例では、システムがこの準備インタフェースにおける各プレイヤーに単独ラベルを割り当て、ラベルコンテンツがアイコン、名前、割り当てられた色ブロックを含み、このラベルが他のプレイヤーによりクリックでき、クリックされた後に詳細な情報が表示される。
【0041】
招待について
オルガナイザーのみが招待でき、オンラインプレイヤーのみを招待することができ、被招待者は、操作が既に開始された箱庭実例に位置することができないが、別のオルガナイザーの準備インタフェースに位置することができ、オルガナイザーが招待を出した後に被招待者の応答をウェイトする必要があり、被招待者は、一定期間内に拒否又は許可を選択することができ、又は、ウェイト時間が終わった後に、システムは、被招待者の代わりに招待を拒否する。
【0042】
追放について、
オルガナイザーは、ある被招待者が現在開始されていない箱庭実例から追放可能である。
【0043】
招待中の被招待者について
被招待者はオルガナイザーの招待をウェイトすることができる。
【0044】
申請について
被招待者は、あるオルガナイザーの開始されていない箱庭実例に参加するように申請することができるが、申請されたオルガナイザーの状態が準備中でなければならず、申請されたオルガナイザーは、一定期間内に許可又は拒否を選択する必要があり、又は、タイムアウトになった後に、システムは拒否を自動的に選択し、オルガナイザーは、複数のプレイヤーの申請を同時に受けることができ、順に従わずに申請を許可してもよく、オルガナイザーの箱庭実例人数が満員になった後に、他の申請が無効になる。
【0045】
チャットについて
ある開始されていない箱庭実例では、被招待者は、他のプレイヤーと文字、音声、ビデオでチャットすることができる。すべてのプレイヤーは、連絡先リストのプレイヤーと文字、音声、ビデオでチャットすることができる。
【0046】
団体箱庭の他の説明
被招待者は、準備中の箱庭実例から早め離れることができる。
【0047】
オルガナイザーは、満員になっていない箱庭実例を開始すると、シングルプレイヤー箱庭になり、オルガナイザーのアイデンティティーが箱庭を操作するユーザになる。
【0048】
オルガナイザーは、複数のプレイヤーを招待して箱庭実例に入らせることができ、この人数が箱庭実例に規定される数を超えてもよい。
【0049】
被招待者は、オルガナイザーの許可順次に応じて箱庭実例に入り、箱庭実例における人数が満員になってから許可される被招待者は箱庭実例に入ることができず、箱庭実例における人数が満員になった後、オルガナイザーは新しい招待を出すことができなくなる。
【0050】
被招待者は、複数のオルガナイザーの箱庭実例に入ることを同時に申請することができ、申請されたオルガナイザーの箱庭実例が満員になったと、申請を出すことができず、被招待者は1番目に許可された箱庭実例に入り、あるオルガナイザーの箱庭実例に入った後、他の申請が自動的に無効になる。
【0051】
被招待者は、複数のオルガナイザーにより招待されることもでき、ある箱庭実例に入った後、出した申請、及び他の招待が自動的に無効になる。
【0052】
被招待者は、ある箱庭実例の準備インタフェースに入った後、この箱庭実例のラウンド、この箱庭実例のメンバーリストを確認することができ、他のプレイヤーと文字、音声及びビデオでチャットすることができる。
【0053】
被招待者は、接続切断又はオフラインであると、すでにある箱庭実例に入った場合、自動的に離れ、現在の箱庭実例は、1つの位置が空いている。
【0054】
オルガナイザーは、接続切断又はオフラインであると、現在の箱庭実例が自動的に解散し、その前にこの箱庭実例に位置する被招待者の準備インタフェースが閉じる。
【0055】
箱庭実例が満員になった後、オルガナイザーは、箱庭実例を開始することができ、秒読みウェイト時間があり、秒読みが終わった後、すべてのプレイヤーは、現在の準備インタフェースを閉じ、アップロードが完了すると、開始された仮想箱庭実例に入る。
【0056】
箱庭実例におけるモジュールのサブモジュール
箱庭室について
仮想箱庭室とも呼ばれる。仮想現実(VR)では、真の箱庭室をプロトタイプとして製作する。仮想現実の環境において、箱庭室内に箱庭、砂箱、モデル、及び他の真の箱庭に必要な物品がある。団体箱庭実例の場合、他のプレイヤーの映像がある。拡張現実(AR)の環境において、現在のユーザが位置する部屋又は空間場所に基づく必要があり、アドレス及びサイズにより制限されるものではない。
【0057】
道具について
モデルとも呼ばれ、各種道具の色プロトタイプを分析した後、簡単なデザインで作成され、オペレータに自在な想像空間を与えるために、主に、人物、動物、植物、建物、家具及び日用品、交通機関、食べ物、石や貝、天然物、天候などの複数種類に分けられる。
【0058】
砂箱について
箱とも呼ばれ、仮想砂箱でもあり、モデルを配置する箱であり、すべてのモデルの最初配置操作はいずれも砂箱から抽出する必要があり、一部の他の操作も砂箱から開始する必要がある。
【0059】
箱庭について
仮想箱庭でもあり、道具を配置し操作するためのものであり、砂を掘り、積み上げて、水と草地のプレゼンテーションを実現することができ、複数種の箱庭スタイルがカスタマイズできる。
【0060】
天候について
箱庭実例における天気を変更する
【0061】
視点について
視点の角度と高さを切替することにより、箱庭実例を異なる方位で観察することを実現する。
【0062】
インタフェース操作について
箱庭を操作する操作データを記録し、コンサルタントの一部の作業を代替することができる。団体箱庭実例では、箱庭実例における他のユーザと即時チャットすることができる。
【0063】
すべてのプレイヤーが箱庭に入った後、いずれも手、指及びジェスチャー又は制御部によって操作される。
【0064】
箱庭実例では、主に操作状態と確認状態に分けられる。
【0065】
確認状態について
すべてのユーザは、いずれも回転機能により近景と遠景を含む箱庭のパノラマを確認することができる。さらに、スイッチにより通常視点及び垂直視点を切替することができる。仮想箱庭室の許可範囲内に歩くこともでき、箱庭を随時に自発的に観察し、操作することができる。拡大鏡のスイッチにより拡大又は縮小して、箱庭の局所を見ることもできる。
【0066】
操作可能な状態について
操作状態で箱庭及びモデルを操作することができる。モデルの配置及び配置後の操作を含み、モデルを選択する必要があり、その後にモデルが操作可能な状態になり、モデルの操作可能な状態で、移動、回転、拡大縮小、削除の操作が可能である。箱庭を操作し、箱庭を掘り、積み上げることができ、同時に音響効果が発生し、電子機器は応答して振動効果が発生し、箱庭のある位置で「掘り」、所定の程度まで掘った後に箱庭に水が現れ、水が現れた後に所定の程度まで掘った後、すなわち、水が所定の深さに達した後、この位置で掘り行動に応答しなくなる。積み上げた砂により箱庭が高く盛り上がり、水を覆い、山を積み上げることができ、所定の高さまで積み上げた後に積み上げ操作への応答が停止する。すべての操作は、いずれも装置のスイッチにより制御され、表現形式に対して、ハンドヘルドデバイスを手又は他の補助器具に変化することができる。
【0067】
空の客観環境の操作
箱庭における天候の表現形式を変更することができる。
【0068】
モデル配置の操作
モデルは、シーンにおける箱から取得され、次に箱庭に配置されることができ、配置されるとき、箱庭におけるモデルが編集可能である。
【0069】
モデル選択の操作
指、手又は制御部により操作する必要があるモデルに対してトリガー操作を行い、操作する必要があるモデルの選択状態をアクティベーションする。
【0070】
モデル移動の操作:
移動する必要があるモデルを操作した後、モデルは指、手又は制御部の移動に伴って変化する。
【0071】
モデル回転の操作
回転する必要があるモデルを選択した後、指、ジェスチャー又は制御部のスライディングにより対応して回転させる。
【0072】
モデルの拡大縮小の操作
2本の指、ジェスチャー又は制御部で操作し、対向又は反対移動し、次にモデルの拡大縮小にマッピングする必要がある。
【0073】
モデル削除の操作:
移動する方法により、モデルを制御して箱庭外に移動する。
【0074】
インタフェース操作
音楽、音響効果、振動、チャットウィンドウのスイッチを制御することにより、プロンプトヘルプインタフェースを確認し、又は、メインインタフェースにジャンプすることができる。
【0075】
チャット
団体箱庭実例においてチャットウィンドウを開き、全員が同時にチャットしてもよく、オルガナイザーが被招待者と単独にチャットしてもよく、オルガナイザーの箱庭実例におけるインタフェースには、総計で被招待者の数+1の単独小型ウィンドウがあり、すべてのプレイヤーとチャットする共有ウィンドウのほか、各被招待者とチャットする単独小型ウィンドウがある。
【0076】
団体箱庭実例では、オルガナイザーは、被招待者と文字、音声及びビデオで自発的にチャットすることができ、箱庭実例は、正式に開始された後の各ラウンドに、被招待者が開始を確認するように、いずれも明らかな確認プロンプトが表示され、すべてのプレイヤーが確認してから次の操作を行うことができ、オルガナイザーのインタフェースにすべての被招待者の確認状態が表示され、誰かが確認していない場合、オルガナイザーが決定していない被招待者に対して単独に問い合わせる必要がある。団体箱庭を正式に操作する期間に、最初のラウンドが開始する前に、システムは被招待者の操作順番をランダムにカスタマイズし、そして今回の箱庭実例では、各人の順番が変更しない。
【0077】
秒読み及び操作ノードの説明
ある被招待者の番になるとき、スクリーンに明らかなプロンプトが表示され、次に秒読みし、各被招待者の各ラウンドにおける操作時間が限定され、秒読みが終わる前に1つの有効操作又は連続的な有効操作を行うことができる。一回限りの操作の場合、操作が終わった後に次のオペレータに自動的にジャンプする。連続的な操作の場合、秒読みが終わる前に前もって操作を終了して次のオペレータにジャンプし、又は、秒読みが終わった後に次のオペレータに自動的にジャンプすることができ、現在ラウンドでは後続オペレータがいないと、現在ラウンドの箱庭実例がノード状態に位置し、このとき、各オペレータのスクリーンに単独ウィンドウが表示され、オペレータが現在ラウンドの操作を補足説明して、このように操作する原因を解釈する必要があり、補足説明の形式は、文字、音声及びビデオを入力することであってもよく、補足説明に時間制限があり、秒読みが終わった後、オペレータの補足が完了されるか否かにかかわらず、既に入力されたコンテンツ情報を提出し、オペレータが補足説明を諦めることもできる。このラウンドが終わるノードでは、オルガナイザーのインタフェースには他を隠し且つ箱庭実例のみを表示する機能を有し、秒読みが終わる前に、オルガナイザーは、任意の角度でスクリーンショットすることができる。秒読みが終わると、現在ラウンドの操作が正式に終わり、次に次のラウンドを正式に開始し、このように現在の箱庭実例を繰り返す。最後のラウンドが終わった後、団体箱庭であれば、各オペレータのインタフェースには現在の箱庭実例の命名を入力する単独ウィンドウが表示され、命名の形式は文字、音声及びビデオであってもよく、命名を入力するノードにも秒読みがあり、秒読みが終わった後に、命名を与えるか否かにかかわらず、各人のインタフェースにすべてのプレイヤーの命名を表示し、次にオペレータの操作順番に応じてソートし、オペレータが命名を選択して投票し、現在の箱庭実例の名称を選択し、最後の箱庭実例の名称が得票数の最も多い名称であり、得票数が同じであると、最初に最も多い得票数を得る名称を選択する。このとき、単体箱庭の場合、現在の箱庭実例を単独で命名することをユーザにプロンプトする。
【0078】
命名が終わった後、各オペレータは、現在の箱庭実例から自分が最も好きな領域又はある種類のモデルを選択するようにプロンプトされるとともに、スクリーンにはなぜこれが好きであるかを補足説明するためのウィンドウが表示され、この操作に秒読みがあり、秒読みが終わった後に最終的な選択を記録し、オペレータは選択して補足しなくてもよく、補足形式は、文字、音声及びビデオであってもよい。
【0079】
最も好きな操作を選択した後、各オペレータは、気に掛けるモデルを選択するようにプロンプトされるとともに、スクリーンにはなぜ気に掛けるかを補足説明するためのウィンドウが表示され、この操作に秒読みがあり、秒読みが終わった後に最終的な選択を記録し、オペレータは選択して補足しなくてもよく、補足形式は、文字、音声及びビデオであってもよい。
【0080】
気に掛けるモデルを選択した後、各オペレータは、最も嫌いなモデル又は箱庭領域を選択するようにプロンプトされるとともに、スクリーンにはなぜ嫌いかを補足説明するためのウィンドウが表示され、この操作に秒読みがあり、秒読みが終わった後に最終的な選択を記録し、オペレータは選択して補足しなくてもよく、補足形式は、文字、音声及びビデオであってもよい。
【0081】
最も嫌いな操作を記録した後、各オペレータは自我像を選択し始めるとともに、スクリーンにはなぜこれを自我像として選択するかを補足説明するためのウィンドウが表示され、補足形式は、文字、音声及びビデオであってもよい。
【0082】
オペレータが最も好きなもの、気に掛けるもの、最も嫌いなもの、自我像を選択するとき、オルガナイザーのインタフェースには他を隠し且つ箱庭実例のみを表示する機能を有し、秒読みが終わる前に、オルガナイザーは、任意角度でスクリーンショットすることができる。
【0083】
自我像の操作を終了すると、現在の箱庭実例を整理する段階に入り、前のオペレータの操作順番に応じて、それぞれのプレイヤーは短い調整時間を持ち、秒読みがあり、この整理段階では、オペレータは、箱庭実例を任意に操作することができ、具体的な操作ラウンドはオルガナイザーが箱庭実例の準備インタフェースにおいて指定される。
【発明の効果】
【0084】
マルチプレイヤーがオンラインでネットワーキングし、さまざまな場所で同時に操作する3D仮想箱庭を初めて製造する。
【図面の簡単な説明】
【0085】
図1図1は本発明の操作フローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0086】
レンズ装置と、制御部と、デジタルプロセッサと、表示装置と、実体箱庭マークと、実体砂箱マークと、を備える模擬箱庭システムであって、前記レンズ装置は、携帯電話、タブレット、ノートパソコン、スマートメガネ、ブルートゥース(登録商標)(登録商標)カメラ、及び実際のシーンをキャプチャできる他の装置を含み、前記制御部は、行動キャプチャハンドル、及びセンサによりユーザ行為をマッピングできる他のハンドヘルドデバイスを含み、レンズ装置及び制御部は、デジタルプロセッサ及び表示装置に接続され、レンズ装置によって現実シーンを取得し、レンズ装置及び制御部に関連するデジタルプロセッサは、レンズ装置によってキャプチャされた現実シーンデータを取得して解析し、デジタル処理してから表示装置上に表示し、装置は、インターネット又はローカルエリアネットワーク及び他のネットワーキング方法によりデジタル処理済みのデータを本発明の実例がインストールされている他の装置と接続してインタラクションし、実体箱庭マークとは、現実環境では様々な原因により実体箱庭を配置できず、あるマークにより仮想箱庭マッピングを開くためのものであり、このようなマークは、画像、プラスチック、生地、又は本発明の実例により認証された、マークとして使用可能な物体であってもよく、実体箱庭マークとレンズ装置が光学情報の伝送接続を行い、実体砂箱マークとは、現実環境では様々な原因により実体箱を配置できず、あるマークにより仮想砂箱マッピングを開くためのものであり、このようなマークは、画像、プラスチック、生地、又は本発明の実例により認証された、マークとして使用可能な物体であってもよく、実体砂箱マークとレンズ装置が光学情報の伝送接続を行う。
【0087】
本発明の実施形態
本発明の説明では、特に明らかな規定及び限定がない限り、「インストール」、「つながり」、「接続」という用語はは広く理解されるべきであり、たとえば、固定接続であってもよく、取り外し可能な接続、又は一体接続であってもよく、機械的接続であってもよく、電気的接続であってもよく、直接接続であってもよく、中間媒体による間接接続であってもよく、2つの素子の内部連通であってもよい。当業者にとって、本発明における上記用語の具体的な意味は、具体的な場合に応じて理解することができる。また、本発明の説明において、特に明記しない限り、「複数」の意味は2つ又は2つ以上である。
【0088】
箱庭実例のすべての操作フローでは、「単体」、「シングルプレイヤー」、「団体」、「マルチプレイヤー」等の定義が明記されていないと、マルチプレイヤー又はシングルプレイヤーである条件でいずれも満たし、適用することができる。
【0089】
本発明の理解を容易にするために、本発明の好ましい態様を以下に示す。しかしながら、本発明は様々な形態で具体化することができ、本明細書に記載の実施形態に限定されるものではない。逆に、これらの実施形態は、本発明で開示されている内容が十分に理解されるように提供される。なお、ある素子が別の素子に「固定」されていると言われる場合、別の素子に直接的に固定されてもよく、又は、介在する素子が存在してもよい。ある素子が別の素子に「接続」されていると見なされる場合、別の素子に直接接続されてもよく、又は、介在する素子が存在する可能性もある。本明細書で用いる「垂直」、「水平」、「左」、「右」という用語及び類似する表現は、唯一の実施形態であることを意味するものではなく、説明するためのものに過ぎない。他に定義されない限り、本明細書で用いる全ての技術用語及び科学用語は、当業者が通常に理解される意味と同じである。本発明の明細書で用いる用語は、本発明を制限するものではなく、具体的な実施形態を説明するためのものに過ぎない。本明細書で用いる「及び/又は」という用語は、1つ又は複数の関連アイテムの任意の組合せ及びすべての組合せを含む。
【0090】
レンズ装置と、制御部と、デジタルプロセッサと、表示装置と、実体箱庭マークと、実体砂箱マークと、を備える模擬箱庭システムであって、前記レンズ装置は、携帯電話、タブレット、ノートパソコン、スマートメガネ、ブルートゥース(登録商標)(登録商標)カメラ、及び実際のシーンをキャプチャできる他の装置を含み、前記制御部は、行動キャプチャハンドル、及びセンサによりユーザ行為をマッピングできる他のハンドヘルドデバイスを含み、レンズ装置及び制御部は、デジタルプロセッサ及び表示装置に接続され、レンズ装置によって現実シーンを取得し、レンズ装置及び制御部に関連するデジタルプロセッサは、レンズ装置によってキャプチャされた現実シーンデータを取得して解析し、デジタル処理してから表示装置上に表示し、装置は、インターネット又はローカルエリアネットワーク及び他のネットワーキング方法によりデジタル処理済みのデータを本発明の実例がインストールされている他の装置と接続してインタラクションし、実体箱庭マークとは、現実環境では様々な原因により実体箱庭を配置できず、あるマークにより仮想箱庭マッピングを開くためのものであり、このようなマークは、画像、プラスチック、生地、又は本発明の実例により認証された、マークとして使用可能な物体であってもよく、実体箱庭マークとレンズ装置が光学情報の伝送接続を行い、実体砂箱マークとは、現実環境では様々な原因により実体箱を配置できず、あるマークにより仮想砂箱マッピングを開くためのものであり、このようなマークは、画像、プラスチック、生地、又は本発明の実例により認証された、マークとして使用可能な物体であってもよく、実体砂箱マークとレンズ装置が光学情報の伝送接続を行う。
【0091】
上記は本発明及びその実施形態を説明したが、本発明の一実施の形態に過ぎず、本発明を限定するものではなく、実際の構成はこれに限定されるものではない。要するに、当業者は、本発明に教示されて、本発明の趣旨から逸脱せずに、かつ創造者の許可なしに設計された該技術案と類似する構造的解決案及び実施例は、本発明の保護範囲に属するべきである。
【産業上の利用可能性】
【0092】
既存の物理的規則に従って、一方では、完全な仮想環境において現実の自然環境をシミュレートすることができ、オペレータは視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚及び動きの知覚を感じることができ、オペレータは、人が持っているすべての知覚を持ち、現実環境に存在する存在感を持ち、仮想環境との相互作用によって生成されるフィードバックと応答により取得する操作感及びインタラクティビティを持ち、仮想環境自体の特徴は、オペレータが参加しなくても自律性と多様性を有する。仮想箱庭におけるすべての情報がデジタル処理される。
【0093】
他方では、現実世界では一定の期間と空間の範囲内に経験しにくい箱庭情報(映像、音、味覚、触覚等)を本発明によってシミュレートして重ね合わせ、仮想情報を実体箱庭に適用することにより、人間の感覚によって知覚されて、現実を超えた感覚的経験を達成することができる。現実環境及び仮想物体が同じ箱庭にリアルタイムに重ね合わせられて同時に存在する。
図1