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特許7010458ハンドル操作補助具及び車両ハンドル用グリップ装置
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  • 特許-ハンドル操作補助具及び車両ハンドル用グリップ装置 図1
  • 特許-ハンドル操作補助具及び車両ハンドル用グリップ装置 図2
  • 特許-ハンドル操作補助具及び車両ハンドル用グリップ装置 図3
  • 特許-ハンドル操作補助具及び車両ハンドル用グリップ装置 図4
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-01-17
(45)【発行日】2022-01-26
(54)【発明の名称】ハンドル操作補助具及び車両ハンドル用グリップ装置
(51)【国際特許分類】
   B62K 21/26 20060101AFI20220119BHJP
【FI】
B62K21/26
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2017159213
(22)【出願日】2017-08-22
(65)【公開番号】P2019038278
(43)【公開日】2019-03-14
【審査請求日】2020-08-17
(73)【特許権者】
【識別番号】517294255
【氏名又は名称】桑原 博美
(74)【代理人】
【識別番号】100151208
【弁理士】
【氏名又は名称】植田 吉伸
(72)【発明者】
【氏名】桑原 幸治郎
【審査官】福田 信成
(56)【参考文献】
【文献】特開平02-048293(JP,A)
【文献】実開昭51-095949(JP,U)
【文献】実開平01-119661(JP,U)
【文献】特開2007-223387(JP,A)
【文献】実開昭56-073861(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B62K 21/26
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザーの手で把持する円筒状の把持部と、前記把持部の端部に設けられ前記把持部の軸方向に略垂直な面を有する鍔部とを有する車両ハンドル用グリップ部に装着可能なハンドル操作補助具であって、
前記鍔部に接触するような形状を有する一方側端面と、前記ユーザーが前記円筒状の把持部を握った際にドアノブ握りとなるように前記ユーザーの手の人差し指の第二関節部と前記鍔部との間の距離が最も近く第三関節部に向かうにつれて前記鍔部からの距離が徐々に広がるような傾斜面を有する他方側端面とを有する本体部を備えることを特徴とするハンドル操作補助具。
【請求項2】
請求項1に記載のハンドル操作補助具において、
前記本体部は、前記ユーザーが前記円筒状の把持部を握った際に前記ユーザーの手の親指を前記他方側端面から回避させて、該親指を添えるための切欠き部を有することを特徴とするハンドル操作補助具。
【請求項3】
ユーザーの手で把持する円筒状の把持部と、
前記把持部の端部に設けられ前記把持部の軸方向に略垂直な面を有する鍔部と、
前記鍔部に接触するような一方側端面と、前記ユーザーが前記円筒状の把持部を握った際にドアノブ握りとなるように前記ユーザーの手の人差し指の第二関節部と前記鍔部との間の距離が最も近く第三関節部に向かうにつれて前記鍔部からの距離が徐々に広がるような傾斜面を有する他方側端面とを有する操作補助部と、
を備えることを特徴とする車両ハンドル用グリップ装置。
【請求項4】
請求項3に記載の車両ハンドル用グリップ装置において、
前記操作補助部は、前記ユーザーが前記円筒状の把持部を握った際に前記ユーザーの手の親指を前記他方側端面から回避させて、該親指を添えるための切欠き部を有することを特徴とする記載の車両ハンドル用グリップ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハンドル操作補助具及び車両ハンドル用グリップ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、二輪車などの車両において、ユーザーがハンドルを操作する際に円筒状のグリップを掴んでハンドルの操作を行う。グリップは、ユーザーの手で把持される円筒状の把持部と、この把持部の端部に設けられて把持部の軸方向に略垂直な面を有する鍔部とを含んで構成される。モトクロスバイクなどの競技用バイクなどでは、グリップを回動しやすい状態とし、かつ、脇を開けてハンドル操作をしやすい状態にするためにグリップを斜めに握る所謂ドアノブ握りがなされている。
【0003】
本発明に関連する技術として、例えば、特許文献1には、プッシュ式の右折用ボタンまたは左折用ボタンが操作されることにより車両の方向指示器を動作させるフラッシャースイッチを備える。右折用ボタンと左折用ボタンは、車両の左右方向の一方のハンドルグリップと隣り合う位置に車両の左右方向に並べて配置されている車両用ハンドルスイッチ装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2013-71592号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ドアノブ握りでグリップを握ったまま長時間運転を行うと、グリップの鍔部との隙間が埋まるようにずれて、鍔部とユーザーの手の人差し指が平行な状態となり、ドアノブ握りの状態を保つことができない。これにより、グリップも回動しづらくなり、脇が閉まるため柔軟な操作が難しい状況になる。
【0006】
本発明の目的は、長時間運転した場合であってもドアノブ握りを容易に継続可能な状態とすることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るハンドル操作補助具は、ユーザーの手で把持する円筒状の把持部と、前記把持部の端部に設けられ前記把持部の軸方向に略垂直な面を有する鍔部とを有する車両ハンドル用グリップ部に装着可能なハンドル操作補助具であって、前記鍔部に接触するような形状を有する一方側端面と、前記ユーザーが前記円筒状の把持部を握った際にドアノブ握りとなるように前記ユーザーの手の人差し指の第二関節部と前記鍔部との間の距離が最も近く第三関節部に向かうにつれて前記鍔部からの距離が徐々に広がるような傾斜面を有する他方側端面とを有する本体部を備えることを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係るハンドル操作補助具において、請求項1に記載のハンドル操作補助具において、前記本体部は、前記ユーザーが前記円筒状の把持部を握った際に前記ユーザーの手の親指を前記他方側端面から回避させて、該親指を添えるための切欠き部を有することが好ましい。
【0009】
本発明に係る車両ハンドル用グリップ装置は、ユーザーの手で把持する円筒状の把持部と、前記把持部の端部に設けられ前記把持部の軸方向に略垂直な面を有する鍔部と、前記鍔部に接触するような一方側端面と、前記ユーザーが前記円筒状の把持部を握った際にドアノブ握りとなるように前記ユーザーの手の人差し指の第二関節部と前記鍔部との間の距離が最も近く第三関節部に向かうにつれて前記鍔部からの距離が徐々に広がるような傾斜面を有する他方側端面とを有する操作補助部と、を備えることを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係る車両ハンドル用グリップ装置において、前記操作補助部は、前記ユーザーが前記円筒状の把持部を握った際に前記ユーザーの手の親指を前記他方側端面から回避させて、該親指を添えるための切欠き部を有することが好ましい。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、ユーザーが円筒状の把持部を握った際にユーザーの手の人差し指の第二関節部と鍔部との間の距離が最も近く第三関節部に向かうにつれて鍔部からの距離が徐々に広がるようになる。これにより、ユーザーの手の左右の人差し指でハの字が描かれた状態を保持し続けることができるため、長時間運転した場合であってもドアノブ握りを継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明に係る実施形態において、ハンドル操作補助具を示す図である。
図2】本発明に係る実施形態において、車両ハンドル用グリップ部とハンドル操作補助具との位置関係を示す図である。
図3】本発明に係る実施形態において、ハンドル用グリップ装置を示す図である。
図4】本発明に係る実施形態において、ハンドル操作補助具の変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、本文中の説明においては、必要に応じそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
【0014】
図1は、ハンドル操作補助具10を示す図である。図1(a)は、ハンドル操作補助具10の本体部11の平面図である。図1(c)は、ハンドル操作補助具10の平面図である。図1(d)は、ハンドル操作補助具10の一方側の側面図である。図1(e)は、ハンドル操作補助具10の他方側の側面図である。
【0015】
図2は、車両ハンドル用グリップ部20とハンドル操作補助具10との位置関係を示す図である。図2(a)は、ハンドル操作補助具10が装着される前の車両ハンドル用グリップ部20を示す図である。
【0016】
図2(b)は、ハンドル操作補助具10が装着された後の車両ハンドル用グリップ部20を示す図である。図2(c)は、ハンドル操作補助具10が装着された後の車両ハンドル用グリップ部20をユーザーの手で把持部24を掴んだ様子を示す図である。
【0017】
車両ハンドル用グリップ部20は、把持部24と、鍔部22とを備える。ここでは、車両とはモトクロスバイクなどの競技用バイクであるものとして説明するが、もちろん、その他の車両であってもよく、二輪車以外の車両であってもよい。車両ハンドルは、モトクロスバイクなどの略一文字形状を有するハンドルであり、車両ハンドル用グリップ部20は、このハンドルの両端部に装着可能である。
【0018】
把持部24は、ユーザーの手で把持する円筒状の部位である。把持部24は、ユーザーの手で把持された際に滑りにくいような観点やデザイン状の観点を考慮した凹凸形状が形成されている。把持部24は、柔軟性を有する部材で構成されていればよく、例えば、ゴム部材等を用いて構成することができる。
【0019】
把持部24は、モトクロスバイクなどの車両ハンドルの端部を挿入可能な孔が形成されており、挿入される側と反対側には孔を塞ぐような壁部が形成されている。これにより、車両ハンドルが壁部で位置が規制されて、把持部24が内側に入り込み過ぎないようになっている。
【0020】
鍔部22は、把持部24の端部に設けられ、把持部24の軸方向に略垂直な面を有する部位である。鍔部22は、把持部24の壁部と反対側の端部に設けられており、把持部24の孔の周りを覆う円形平板形状の鍔として機能する。これにより、ハンドル操作補助具10を装着した場合であっても、ハンドル操作補助具10の位置ずれを規制することができる。
【0021】
ハンドル操作補助具10は、鍔部22に接触するような形状を有する一方側端面12と、ユーザーが円筒状の把持部24を握った際にユーザーの手2の人差し指2bの第二関節部と鍔部22との間の距離が最も近く第三関節部に向かうにつれて鍔部22からの距離が徐々に広がるような傾斜面を有する他方側端面14とを有する本体部11を備える。
【0022】
本体部11は、図1(a)に示されるように、略直角三角形のような形状である。本体部11は、他方側端面14の中央部に形成された貫通孔13が視認できる状態となっており、また、貫通孔19が形成された突出部18が突出していることが分かる。
【0023】
本体部11は、ユーザーの手2の親指2aを他方側端面14から回避させるように親指2aを添える(図2(c)参照)ための切欠き部16が視認可能になっている。
【0024】
また、本体部11は、図1(d)に示されるように一方側から見た形状は、ドーナツ状の円形から左側の一部に切欠き部16が形成された略ドーナツ形状を有している。さらに、本体部11は、図1(e)に示されるように他方側から見た形状は、図1(e)と略対称となる形状を有し、右側の一部に切欠き部16が形成されている。
【0025】
本体部11は、適度な強度と柔軟性を有する材質、例えば、ゴム部材で構成することができる。また、ハンドル操作補助具10の本体部11と、車両ハンドル用グリップ部20とは本体部11に形成された貫通孔19と、貫通孔19に対応して車両ハンドル用グリップ部20の鍔部22に設けられた貫通孔(不図示)とに連結部材を通して連結することで本体部11の回動を規制することができる。
【0026】
図2は、本体部11を車両ハンドル用グリップ部20に装着した様子を示す図である。図2(a)に示される車両ハンドル用グリップ部20の鍔部22が設けられる端部と反対側の端部を凹ませながら、本体部11の貫通孔13に挿入する。
【0027】
そして、図2(b)に示されるように、本体部の一方側端面12と鍔部22とが接触した状態で取り付ける。図2(b)では、分かりやすさを重視して、一方側端面12と鍔部22とは隙間が形成されているように記載しているが、実際には接触した状態となっている。
【0028】
続いて、上記構成のハンドル操作補助具10が装着された車両ハンドル用グリップ部20の作用について説明する。図2(c)には、モトクロスバイクなどのハンドルを握る左手の様子が示されている。
【0029】
なお、ここでは、ハンドルの左側端部の様子が示されているが、ハンドルの右側端部には同様にハンドル操作補助具10が装着されており、左右対称の状態で装着されている。すなわち、左右のハンドル操作補助具10は一方側端面12が対向する状態で取り付けられており、他方側端面14同士でハの字を構成している。
【0030】
図2(c)に示されるように、ユーザーの手2の人差し指2bは、本体部11の他方側端面14に接触するような状態で把持部24を握っている。そして、ユーザーの手2の親指2aは、他方側端面14を回避しつつ、切欠き部16に沿えた状態にしている。
【0031】
ここで、ユーザーの手2の人差し指2bは、他方側端面14の傾斜面に沿っているため、図2(c)に示されるように、ユーザーの手の人差し指2bの第二関節部と鍔部22との間の距離が最も近く第三関節部に向かうにつれて鍔部22からの距離が徐々に広がるような状態で把持している。
【0032】
また、ユーザーの右手も同様に、手の人差し指2bの第二関節部と鍔部22との間の距離が最も近く第三関節部に向かうにつれて鍔部22からの距離が徐々に広がっている。すなわち、左右の人差し指でハの字が描かれた状態になる。
【0033】
このように、ユーザーは、左右の人差し指でハの字が描かれた状態で把持部24を握っているため、例えば、把持部24を回転させることでバイクを加速させる仕様になっている場合は、人差し指2bを傾斜させずに鍔部22と平行させた状態に比べて把持部24を回動させやすいという利点がある。
【0034】
また、ユーザーは、左右の人差し指2bでハの字が描かれた状態で把持部24を握っているため、脇が開いた状態でハンドルを操作することが出来るため、モトクロスバイクが凸凹道を走行する場合あっても柔軟にハンドルを操作することができる利点がある。
【0035】
さらに、ハンドル操作補助具10が装着されていない車両ハンドル用グリップ部20で、左右の人差し指2bでハの字を作り出している場合は、長時間運転を続けると、人差し指2bが鍔部22に接触して平行な状態になってしまう虞があるが、本発明に係る実施形態のハンドル操作補助具10によれば、左右の人差し指2bでハの字が描かれた状態で固定することができるという顕著な効果を奏する。
【0036】
また、ハンドル操作補助具10によれば、人差し指2bを本体部11の他方側端面14に接触させることができ、本体部11の一方側端面12が接触するため、力を逃がすことなくハンドルの舵を切ることができるという利点がある。
【0037】
左右の人差し指2bを本体部11の他方側端面14に沿わせてハの字にする際に親指2aが邪魔となるが、ハンドル操作補助具10によれば、切欠き部16に親指2aを退避させることができ、ユーザーも無理なくハの字を保つことができる。
【0038】
次に、ハンドル用グリップ装置50について説明する。図3は、ハンドル用グリップ装置50を示す図である。図3(a)は、ユーザーがハンドル用グリップ装置50を握る前の様子を示す図である。図3(b)は、ユーザーがハンドル用グリップ装置50を握った後の様子を示す図である。
【0039】
ハンドル用グリップ装置50は、上記では別部材で構成されたハンドル操作補助具10と車両ハンドル用グリップ部20と一体で形成したものである。
【0040】
ハンドル用グリップ装置50は、ユーザーの手2で把持する円筒状の把持部54と、把持部54の端部に設けられ把持部54の軸方向に略垂直な面を有する鍔部52とを備えている。
【0041】
また、ハンドル用グリップ装置50は、鍔部52に接触するような一方側端面と、ユーザーが円筒状の把持部54を握った際にユーザーの手2の人差し指2bの第二関節部と鍔部52との間の距離が最も近く第三関節部に向かうにつれて鍔部52からの距離が徐々に広がるような傾斜面を有する他方側端面58とを有する操作補助部56を備えている。
【0042】
操作補助部56は、ユーザーが円筒状の把持部54を握った際にユーザーの手の親指2aを他方側端面58から回避させるための切欠き部60を有する。切欠き部60の下方側には突出部62が形成されている。
【0043】
ここで、ハンドル用グリップ装置50と、ハンドル操作補助具10が装着された車両ハンドル用グリップ部20との対応関係について述べる。把持部54が車両ハンドル用グリップ部20の把持部24に対応する。鍔部52が車両ハンドル用グリップ部20の鍔部22に対応する。また、操作補助部56がハンドル操作補助具10の本体部11に対応している。
【0044】
このように、ハンドル用グリップ装置50は、ハンドル操作補助具10が装着された車両ハンドル用グリップ部20と同様の構成を有しており、ハンドル操作補助具10が装着された車両ハンドル用グリップ部20と同様の効果を奏する。また、ハンドル操作補助具10と車両ハンドル用グリップ部20のように別部材でなく一体であるため連結する必要がないという利点もある。
【0045】
次に、ハンドル操作補助具10の変形例であるハンドル操作補助具30について説明する。図4は、ハンドル操作補助具30を示す図である。図4(a)は、ハンドル操作補助具30の正面図である。図4(b)は、ハンドル操作補助具30の平面図である。図4(c)は、ハンドル操作補助具30の底面図である。図4(d)は、ハンドル操作補助具30の左側面図である。図4(e)は、ハンドル操作補助具30の右側面図である。
【0046】
ハンドル操作補助具30は、鍔部22に接触するような形状を有する一方側端面32と、ユーザーが円筒状の把持部24を握った際にユーザーの手の人差し指2bの第二関節部と鍔部22との間の距離が最も近く第三関節部に向かうにつれて鍔部22からの距離が徐々に広がるような傾斜面を有する他方側端面34とを有する。ハンドル操作補助具30は、把持部24に通すための貫通孔33が形成されている。
【0047】
ハンドル操作補助具30とハンドル操作補助具10との相違は、ハンドル操作補助具30には切欠き部16が存在しない点であるが、その他の要素はハンドル操作補助具10と同様である。したがって、ユーザーの親指2aを逃がすための領域は確保されていないが、その他の部分は同様であるため、ハンドル操作補助具10と同様の効果を奏する。
【符号の説明】
【0048】
2 手、2a 親指、2b 人差し指、10 ハンドル操作補助具、11 本体部、12 一方側端面、13 貫通孔、14 他方側端面、16 切欠き部、18 突出部、19 貫通孔、20 車両ハンドル用グリップ部、22 鍔部、24 把持部、30 ハンドル操作補助具、32 一方側端面、33 貫通孔、34 他方側端面、50 ハンドル用グリップ装置、52 鍔部、54 把持部、56 操作補助部、58 他方側端面、60 操作補助部、60 切欠き部、62 突出部。
図1
図2
図3
図4