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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-01-19
(45)【発行日】2022-01-27
(54)【発明の名称】ポンプアセンブリ
(51)【国際特許分類】
   F04B 53/00 20060101AFI20220120BHJP
【FI】
F04B53/00 H
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2021544815
(86)(22)【出願日】2020-01-28
(86)【国際出願番号】 US2020015479
(87)【国際公開番号】W WO2020160042
(87)【国際公開日】2020-08-06
【審査請求日】2021-09-29
(31)【優先権主張番号】16/263,203
(32)【優先日】2019-01-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】511174812
【氏名又は名称】ピィ・エス・ジィ・カリフォルニア・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー
【氏名又は名称原語表記】PSG CALIFORNIA LLC
(74)【代理人】
【識別番号】110001195
【氏名又は名称】特許業務法人深見特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ディーチュ,カーティス・ダブリュ
(72)【発明者】
【氏名】ワトソン,ウィリアム・ケイ
(72)【発明者】
【氏名】ヘイル,ネイサン
(72)【発明者】
【氏名】アギュラー・セプルベーダ,マクロビオ・アントニオ
【審査官】大屋 静男
(56)【参考文献】
【文献】実開昭59-103881(JP,U)
【文献】特開2001-304339(JP,A)
【文献】特開平5-202846(JP,A)
【文献】特開2013-11242(JP,A)
【文献】実開昭54-146904(JP,U)
【文献】特開2007-2811(JP,A)
【文献】米国特許第4877984(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F04B 53/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポンプアセンブリであって、
ハウジング、入口ポートおよび出口ポートを有する空気駆動式ダイヤフラムポンプを備え、前記入口ポートおよび前記出口ポートは前記ハウジングの外周上で互いに隣接しており、前記ポンプは少なくとも2つのマウントを、各マウントは、前記ポンプ上に離間して配置された1対の係合部を含み、前記少なくとも2つのマウントは互いから角度を付けてずらして配置されており、前記ポンプアセンブリはさらに、
部を備え、前記基部は、前記1対の係合部のうち第1の係合部に摺動可能に係合するように構成された保持具と、前記1対の係合部のうち第2の係合部を支持するように構成された座部とを含み、前記保持具は、前記1対の係合部のうち前記第1の係合部に摺動可能に係合され、前記座部はソケットを有し、前記ポンプアセンブリはさらに、
ブラケットを備え、前記ブラケットは、前記1対の係合部のうち前記第2の係合部と係合可能な顎部と、前記顎部に面する表面を有するとともに前記ソケットと係合可能なロックピンとを含み、前記ポンプアセンブリはさらに、
前記ロックピンが前記ソケットと係合された状態で、前記ブラケットおよび前記基部と係合される留め具をえ、前記基部は、前記基部を貫通する中央穴を有しており、前記中央穴は、前記少なくとも2つのマウントのうち第1のマウントにおいて前記ポンプが前記基部に装着された状態で前記入口ポートおよび前記出口ポートを収容するものであり、前記基部はさらに、離間したクレードル要素を有し、前記クレードル要素は、前記入口ポートおよび前記出口ポートが前記中央穴から角度を付けてずらして配置された状態で、前記少なくとも2つのマウントのうち第2のマウントにおいて前記ポンプが前記基部に装着された状態で前記ポンプを支持する、ポンプアセンブリ。
【請求項2】
ポンプアセンブリであって、
少なくとも1つのマウントを含むポンプを備え、各マウントは、前記ポンプ上に離間して配置された2つの係合部を含み、前記ポンプアセンブリはさらに、
基部を備え、前記基部は、前記2つの係合部のうち第1の係合部に摺動可能に係合するように構成された保持具と、前記2つの係合部のうち第2の係合部を支持するように構成された座部とを含み、前記保持具は、前記2つの係合部のうち前記第1の係合部に摺動可能に係合され、前記座部は、ポストと、前記基部内に延在する2つの穴を有するソケットとを有し、前記2つの穴の各々は前記基部においてアンダーカット区域を有し、前記ポンプアセンブリはさらに、
ブラケットを備え、前記ブラケットは、チャネルと、前記2つの係合部のうち前記第2の係合部と係合可能な顎部と、前記ブラケットから延在する2つのロックピンとを含み、前記2つのロックピンの各々は、前記顎部に面する表面を有するとともに前記2つの穴のうち一方において前記アンダーカット区域のうちの1つのアンダーカット区域と係合可能な突起を有し、前記チャネルは、前記ソケットの穴が前記ロックピンを収容した状態で前記ポストを収容し、前記ブラケットは、前記チャネルが前記ポストの周りに位置決めされた状態で前記座部上を摺動し、前記2つの係合部のうち前記第2の係合部は、前記突起が前記アンダーカット区域と係合された状態で前記座部と前記顎部との間に固定され、前記ポンプアセンブリはさらに、
前記突起が前記アンダーカット区域と係合された状態で、前記ブラケットおよび前記座部の前記ポストに係合する留め具を備える、ポンプアセンブリ。
【請求項3】
前記留め具は、前記ロックピンが前記ソケットから横方向に離脱するのを抑制する、請求項に記載のポンプアセンブリ。
【請求項4】
前記保持具および前記顎部は、前記2つの係合部の各々に係合するように構成される、請求項に記載のポンプアセンブリ。
【請求項5】
前記ポンプは2つのマウントを含み、前記2つのマウントは互いに対して垂直である、請求項2に記載のポンプアセンブリ。
【請求項6】
前記ポンプは、ハウジング、入口ポートおよび出口ポートを有する空気駆動式ダイヤフラムポンプであり、前記入口ポートおよび前記出口ポートは、前記ハウジングの外周上で互いに隣接しており、前記基部は、前記基部を貫通する中央穴を有しており、前記中央穴は、前記2つのマウントのうち第1のマウントにおいて前記ポンプが前記基部に装着された状態で前記入口ポートおよび前記出口ポートを収容するものであり、前記基部はさらに、離間したクレードル要素を有し、前記クレードル要素は、前記入口ポートおよび前記出口ポートが前記中央穴から角度を付けてずらして配置された状態で、前記2つのマウントのうち第2のマウントにおいて前記ポンプが前記基部に装着された状態で前記ポンプを支持する、請求項に記載のポンプアセンブリ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
発明の背景
本発明の分野はポンプである。
【背景技術】
【0002】
多くのポンプは複数の向きで動作する能力を有する。この能力の利点は、ポンプに関連付けられた配管類および他の装置と最も好都合に相互作用するように当該ポンプを方向付けできることである。当該ポンプはまた、しっかりと支持されるかまたは既存の構造に固定装着されるように最も好都合に方向付けられ得る。
【0003】
空気駆動式ダイヤフラムポンプなどの特定のタイプのポンプのための多くの応用例は、動作中に不均衡に加速するので、確実な取付けによって有利になる。同時に、このようなポンプは汎用性の高い能力を有するとともに複数の向きで動作するので、用途に応じて取入れられるツールとして有用である。確実に汎用性高く装着することが有利であり得る。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
発明の概要
本発明は、基部を備えたポンプのアセンブリを対象とする。アセンブリを実現するために、マウントは、互いにずらして配置された2つの係合部を有するポンプを装着するために保持具と座部とを基部上に備える。ブラケットが座部と協働して当該係合部のうち一方の係合部を捕らえる。ブラケットは、顎部と、当該顎部に面する表面を備えたロック装置とを含む。ロック装置は、基部においてソケットと係合する。これにより、顎部および座部がポンプを保持する。留め具は、ブラケットおよび基部の両方に係合して、マウントの係合部でロックされたブラケットを保持する。複数のマウントを用いることで、基部は、ポンプ係合部に対してさまざまな向きで装着可能となり得る。
【0005】
好ましい実施形態では、空気駆動式ダイヤフラムポンプは概して円筒形の形状を有しており、その外周から入口マニホールドおよび出口マニホールドが互いに隣接して延在している。ポンプは、角度を付けて離間された複数のマウントを有する。当該複数のマウントの各々は2つの係合部を有する。各々の係合部は、ポンプ上において均一に離間した対向する表面によって画定されている。3つのマウントが設けられており、これら3つのマウントは各々が直ぐ隣りのマウントから90°の角度を付けて離間していることで、3つのポンプの方向付けを可能にする。各マウントの係合部は均一に離間した対向する表面であって、ポンプは、3つのマウントのいずれかを用いることで、どちらの方向であっても基部と係合させることができる。
【0006】
基部は機能的なプレートである。貫通穴は、ポンプの1つの向きで複数のポートを収容する。基部保持具は、ポンプ上の或る係合部の互いに離間した表面を収容するために基部から離間した受動型フックであるのが好都合である。座部はまた、関連付けられた係合部を受動的に収容する。ブラケットは顎部を含む。当該顎部は、当該ブラケットが座部上に位置決めされたときにマウントの関連付けられた係合部の離間した表面に接触するように座部から離間されている。ブラケット上に2つのロックピンが設けられている。当該2つのロックピンは、ブラケットが基部上に位置決めされた状態で座部のソケットに係合する。これらのロックピンは顎部に面する突起を含む。当該突起は、基部上でブラケットを摺動させることによってソケットのアンダーカット区域に係合する。ソケットに係合する突起は、ブラケットをポンプと係合させた状態で保持する。位置合わせ用ポストおよびチャネルと協働する留め具を用いて、当該突起をソケットと係合させた状態で保持する。
【0007】
したがって、本発明の主な目的は、汎用性の高いポンプおよび装着アセンブリを提供することである。他のおよびさらに別の目的および利点を以下に記載する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】基部の保持具をポンプとともに第1の向きで示すポンプアセンブリの等角図である。
図2】基部の座部およびブラケットをポンプとともに第1の向きで示すポンプアセンブリの等角図である。
図3】基部が組合わされていないポンプを示す等角図である。
図4】アセンブリの基部、ブラケットおよび留め具を示す等角分解組立図である。
図5】ポンプアセンブリの基部を示す正投影平面図である。
図6図5の線6-6に沿った基部の断面図である。
図7】ポンプアセンブリのブラケットをブラケットの後端から示す等角底面図である。
図8】ポンプアセンブリのブラケットをブラケットの顎部端から示す等角底面図である。
図9】マウントのブラケットを基部とともに第1の向きで示すポンプアセンブリの正面図である。
図10図9の線10-10に沿ったポンプアセンブリの断面図である。
図11図10に断面で示したブラケットアセンブリの詳細図である。
図12】基部のスロットにおける穴の断面を示すブラケットアセンブリの詳細図である。
図13】基部の保持具をポンプとともに第2の向きで示すポンプアセンブリの等角図である。
図14】基部の座部およびブラケットをポンプとともに第2の向きで示すポンプアセンブリの等角図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
好ましい実施形態の詳細な説明
添付の図面を参照すると、ポンプ20は、図1図14の全てにおいて、単一の好ましい実施形態で基部22と共に示されている。図示されるポンプは、ほぼ円筒形の構成の空気駆動式二重ダイヤフラムポンプであり、そのほぼ円筒形のポンプ本体の外周から、互いに隣接する入口マニホールド24および出口マニホールド26が延在している。マニホールド24、26は各々、圧送される流体のための2つのポート28、30を含む。当該2つのポート28、30は、取付けの自由度をさらに増すために互いに対して90°の角度が付けられている。図13および図14に示されるように、2つのポート28、30のうちの一方は、ポンプ20内へと圧送される流体のために単一の入口と、ポンプ20から圧送される流体のための単一の出口とを設けるために、ねじ付きプラグ32によって遮断されてもよい。
【0010】
基部22は、中央穴34が貫通して設けられている機能的なプレートである。基部22はさらに、基部を構造体に取付けるための4つの装着穴36を含む。基部22の表面上に配置された保持具38は、基部22の表面と保持具38のフックとの間に一定の空間を空けてフックを画定する。基部22はさらに、好ましい実施形態においては基部22の表面の一部である座部40を含む。座部は、座部40の平面部分の両側にある2つの穴44、46によって画定されるソケットを含む。2つの穴44、46は各々、基部において基部部分48、50によって覆われたアンダーカット区域を有する。
【0011】
ポンプ20は複数のマウントを備える。入口マニホールド24および出口マニホールド26に隣接して位置する中央マウント52と、直ぐ隣りにある中央マウント52から各方向に90°の角度を付けてポンプ20上に配置される2つのサイドマウント54、56とがある。マウント52、54、56の各々は2つの係合部を含む。これら2つの係合部は互いからポンプ20の両側に向かってずらして配置されている。互いにずらして配置されたこれらの係合部の各々は、ポンプ20上に、均一に離間した対向する2つの表面を含む。中央マウント52の場合、各係合部58は、ポンプ20上のプレートであり、ポンプ20は当該プレートの両側部に接触する。サイドマウント54、56の係合部60は、ポンプケースの穴60と、ポンプケースのうちポンプが基部22によって支えられている外周とによって画定される。サイドマウント54、56の各穴60のうち外周に最も隣接する表面は、ポンプ20が基部22上に位置決めされた状態では、基部22から同じ距離だけ離間している。
【0012】
3つのマウント52、54、56を備えた好ましい実施形態では、ポンプ20は、2つの向きで基部22に固定されてもよく、この場合、マニホールド24、26は基部22にあり、マニホールド24、26は基部22に対して横方向にいずれかの方向に延在している。図1および図2は第1のポンプの向きを示し、図13および図14は第2の向きを示しており、この場合、マニホールド24、26は基部22に対して横方向に延在している。マウント52、54、56は、保持具38および基部22に係合部58、60のいずれかを収容させるために、各係合部58、60において同じ取付け間隔が空けられている。なお、図1に示す基部22は図2では180°回転させた状態で示されており、図13に示す基部22も図14では同様に回転させた状態で示されていることに留意されたい。
【0013】
中央マウント52が基部22に関連付けられている場合、図13および図14において露出されている平面部分62は基部22上に載っている。この向きでは、保持具38および座部40は平面部分62の両端にある。マニホールド24、26が横方向に延在している状態で、サイドマウント54、56に関連付けられた穴の一方または他方が保持具38および座部40と位置合わせされる。基部22の表面上のクレードル要素64、66は、ポンプ20の円筒形側壁を収容する。ポンプ20と基部22とを係合させて平面部分62またはクレードル要素64、66のいずれかの上の所定位置に置くために、ポンプ20の一方側の係合部58、60は、最初に基部22上の保持具38と摺動可能に係合させることができる。係合部58、60が保持具38とともに所定位置にあれば、ポンプの他方側の係合部58、60を座部40またはクレードル要素64、66によって受動的に収容させることができる。
【0014】
図7図8および図11に詳細に示されるように、ブラケット68は座部40およびソケットに関連付けられるはずである。ブラケット68は顎部70を含む。顎部70は、ブラケット68が座部40上にあるとき、座部からの距離が、係合部58、60の有する均一に離間した対向表面間の距離と同じ距離になるように位置決めされる。ブラケットはさらに、ソケット42の穴44、46を通って延在するロックピン72、74を含む。2つの突起76、78はロックピン72、74の端部に位置している。これらの突起76、78の上面は顎部70に面している。これらの表面は、座部40とソケットにおける2つの穴44、46のアンダーカット区域との間の基部22の厚さに等しい距離を空けて、ブラケット68の下面の下方において離間されている。
【0015】
ブラケット68が所定の位置にある状態で、顎部70が係合部58、60を収容するようにブラケット68の表面の上方に位置するとともに、突起76、78のうち顎部70に面する表面が基部22の表面より下方に位置することで、ソケット42の穴44、46を介して基部部分48、50によって画定されるアンダーカット区域を係合させる。図12の詳細を参照されたい。突起76、78をこのように基部22と係合させた場合、いずれの留め具とも無関係に突起76、78が基部22と係合するので、顎部70により係合部58、60が基部22上に保持される。
【0016】
ブラケット68はさらにチャネル80を含む。基部22は、チャネル80内に延在するポスト82を含む。チャネル80があることで、さらには、ソケット42の2つの穴44、46も隙間を形成することで、ブラケット68は摺動しながらラグ76、78をソケットの2つの穴44、46のアンダーカット区域に対して係合および離脱させることができる。したがって、ブラケット68は、係合部58、60によるロック位置と、係合部58、60からずらした位置にあるアンロック位置とを取る。
【0017】
留め具84は、アクセス穴86を通ってチャネル80内に入り込んだ状態でブラケット68に位置決めされる。留め具84は、ポスト82内にねじ込まれ、そこで保持される。留め具84がブラケット68に対して押し当てられていなければ、ブラケット68を前後に摺動させることで係合部58、60と係合させたり係合部58、60から離脱させたりすることができる。留め具84を締付けてブラケット68に押し当てた状態で、さらに、ブラケット68を前進させて顎部70を係合部58、60と係合させるとともに突起76、78をソケットのアンダーカット部分と係合させると、ブラケットが適所でロックされ、係合部が固定される。係合部58、60に対するブラケット68の保持力は、留め具84によってではなく突起76、78によってもたらされる。逆に、留め具は、単に、ブラケット68を摺動させて係合部58、60と係合させたり係合部58、60から離脱させたりするのを阻止するのに用いられる。
【0018】
ポンプアセンブリの構成要素は、基部22およびポンプ20の組立てに有効な柔軟性を持つような構成要素である。図1および図2は、ポンプ20に対して基部22を反転させた第1の2つの向きを反映している。図13および図14に反映された基部22付きのポンプ20の第3の向きおよび第4の向きについても同様である。3つの係合部58、60によってさらなる柔軟性が追加される。入口マニホールド24および出口マニホールド26の各々においてポート28、30の一方または他方を選択することによって付加的な構成が利用可能となる。
【0019】
このように、確実で汎用性の高い装着がなされたポンプアセンブリが開示される。本発明の実施形態および応用例を図示および記載してきたが、当業者には、本明細書中に記載される発明の概念から逸脱することなくさらに多くの変更例が実現可能であることが明らかであるだろう。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲の精神を除き、限定されるべきではない。
【要約】
ポンプアセンブリはポンプおよび基部を含む。ポンプ上の複数の位置には、さまざまな構成のアセンブリを実現するためにマウントが配置されている。各マウントは、ポンプ上に離間して配置された2つの係合部を含む。基部は、一方の係合部に摺動可能に係合するように構成された保持具と、他方の係合部を支持するように構成された座部とを有する。座部はソケットを有する。ソケットには、基部内に延在する2つの穴が設けられている。ブラケットは、第2の係合部と係合可能な顎部と、ソケットと摺動係合させるためにブラケットから延在する2つのロックピンとを含む。ロックピンは、ブラケットおよび顎部を基部から遠ざかって行かないように保持する。留め具によりブラケットを基部と係合することで、2つのロックピンが摺動可能にソケットを解放することを防止し得る。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14