特許7012301IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

薬物検出システムに関し、詳しくは、電気化学発光を用いて検出対象となる薬物を他の物質と区別して検出する薬物検出システム

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

前述のとおり、ECL測定による薬物検出は、検出薬物によっては生体試料中の薬物を高い選択性でスクリーニングすることができ、また、比較的小さなシステムに納めることもできることで現場における薬物検出に適合できる可能性を示している。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明に係る薬物検出システムは、試料と接触した電極に、周波数が75~150Hzの範囲の連続正弦波を掃引電位として印加する手段と、前記掃引電位が印加された前記試料から得られる発光シグナルと、前記掃引電位の交流サイクルとを同時に取得する手段と、前記取得した前記発光シグナルと、前記交流サイクルとを用いて演算処理し、前記発光シグナルの交流成分を抽出する手段と、前記交流成分を、メタンフェタミンのパター・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の手段及び作用によると、ECLによる薬物検出の際にバッググランドノイズが低減されることで、測定される発光信号を増幅することができ、結果、ECL強度の相対的な強度を高めることができることにより、検出薬物を選択的にスクリーニングすることができる。

また、MAとMPのように構造が類似するなどによりECLプロフィールが近く識別が困難な薬物であっても、また、試料中の濃度が低い薬物であっても電位掃引中に重畳する交流サイクルの周波数等を適当に設定することで、ECLプロフィールを変えることができ、結果、識別を可能とすることができる。
このように、明確な識別が可能となることで、目的とする検出薬物を大掛りなクロマトグラフー等の装置を用いることなく、一度の測定で特定薬物をスクリーニングできるECLを用いた薬物の検出システムを提供することができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明の実施の形態のECL測定のための装置システムを示す模式図。
【図2】 従来の電位掃引を用いたECL測定の結果を示すチャート。
【図3】 MAの発光スキームを示す化学反応式。
【図4】 MPの発光スキームを示す化学反応式。
【図5】 本発明の形態の電位掃引を用いたECL測定の結果を示すチャート。
【図6】 前記形態で重畳する交流の周波数とECL強度の相関を示すグラフ。
【図7】 前記形態で重畳する交流の振幅とECL強度の相関を示すグラフ。
【図8】 前記形態のMA濃度とECL強度の相関を示すグラフ。

代表図 図1本件の代表的な図

11. ファンクションジェネレーター 12. ポテンショスタット 13. ECLセル 14. 暗箱 15. 光電子倍増管 16. ロックインアンプ 17. プリアンプ 18. A/Dコンバーター 19. パソコン

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