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  • 特許-宅配レンタカーカメラシステム 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-01-20
(45)【発行日】2022-01-28
(54)【発明の名称】宅配レンタカーカメラシステム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20220121BHJP
   G08B 25/04 20060101ALI20220121BHJP
   G08B 25/00 20060101ALI20220121BHJP
【FI】
G06Q50/10
G08B25/04 E
G08B25/00 510M
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2017133590
(22)【出願日】2017-07-07
(65)【公開番号】P2019016199
(43)【公開日】2019-01-31
【審査請求日】2020-06-12
(73)【特許権者】
【識別番号】591030237
【氏名又は名称】日本ユニシス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100114775
【弁理士】
【氏名又は名称】高岡 亮一
(74)【代理人】
【識別番号】100121511
【弁理士】
【氏名又は名称】小田 直
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 康史
(72)【発明者】
【氏名】久保 達寛
【審査官】永野 一郎
(56)【参考文献】
【文献】特表2005-521975(JP,A)
【文献】特開2011-095880(JP,A)
【文献】特開平11-242778(JP,A)
【文献】特開2006-108991(JP,A)
【文献】特開2012-173977(JP,A)
【文献】特開2008-225777(JP,A)
【文献】特開2014-120095(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2015/0032580(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
G08B 25/04
G08B 25/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
駐車可能なスペースと車輌の画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段で撮像した画像を解析して異常を検知する解析手段と、
前記解析手段で異常を検知した場合に関係機関へ通報するとともに警報を発する警報手段と、
を備え
前記解析手段は、前記車輌に人物が近づいた場合、及び前記車輌で事故が発生した場合に異常として検知し、
前記解析手段は、他の車輌の予約や前記車輌の清掃予約が入っている場合、前記車輌に近づく人物を異常として検知しない
ことを特徴とする宅配レンタカーカメラシステム。
【請求項2】
前記撮像手段は、前記駐車可能なスペースに設置されて前記車輌の外観を撮像する撮像装置及び前記車輌に搭載されて車内を撮像する車載カメラである
ことを特徴とする請求項1に記載の宅配レンタカーカメラシステム。
【請求項3】
前記撮像手段は、前記事故が発生した場合に、前記事故の前後の所定時間における画像データを圧縮し、前記警報手段が警報を行うとともに、前記圧縮した画像を所定の保存場所へ送信する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の宅配レンタカーカメラシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、宅配レンタカーカメラシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、自家用車を所有することなく、レンタカーやカーシェアリングを利用するユーザの割合が高まっている。そこで、レンタカーやカーシェアリングを効率的に利用するためのシステムが提案されている(特許文献1及び特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特許第6064437号公報
【文献】特開2002-63513号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1及び2では、ユーザが自由に借りる場所と乗り捨てる場所を選択することが可能なため、不審者が車輌に近づいた場合などセキュリティに不安がある。また、事故が発生した場合には、事故画像の取得や関係機関や関係各所へ自動で通報できるシステムが望ましい。さらに、レンタカーは不特定多数の人が利用するため、定期的に清掃して清潔に保つ必要があるが、単にセキュリティを向上させると、清掃担当者が不審者と捉えられてしまう可能性がある。
【0005】
本発明は、上記課題を鑑みて、カメラを利用して車輌のセキュリティを向上することができる宅配レンタカーカメラシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の宅配レンタカーカメラシステムは、駐車可能なスペースと車輌の画像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段で撮像した画像を解析して異常を検知する解析手段と、前記解析手段で異常を検知した場合に関係機関へ通報するとともに警報を発する警報手段と、を備え、前記解析手段は、前記車輌に人物が近づいた場合、及び前記車輌で事故が発生した場合に異常として検知し、前記解析手段は、他の車輌の予約や前記車輌の清掃予約が入っている場合、前記車輌に近づく人物を異常として検知しないことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、カメラを利用して車輌のセキュリティを向上することができる宅配レンタカーカメラシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】宅配レンタカーネットワークシステムのシステム全体を示す図である。
図2】レンタカーの警告処理を示すフローチャートである。
図3】関係機関への通報を含む警告処理を示すフローチャートである。
図4】レンタカーの清掃予約の処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面などを参照して説明する。
【0010】
図1は、本実施形態に係る宅配レンタカーネットワークシステムのシステム全体を示す図である。ここで、宅配レンタカーとは、予約した日時に所定の場所(駐車可能なスペース)に車輌を宅配し、好きな場所(駐車可能なスペース)に乗り捨てが可能なサービスである。乗り捨て後の車輌(レンタカー)は、例えば、駐車場や充電スタンド等の駐車スペースであれば、そのままとしてよく、車輌(レンタカー)の所有者が乗り捨て場所に回収行ってもよい。なお、借りる場所と乗り捨て場所について、本実施形態では、充電スタンドを例に説明するが、これに限定することなく、駅前や店舗、自宅等の駐車場や路上の駐車が可能なスペースであれば限定しない。また、レンタカーは、車種や車のクラス等を指定してもよい。また、車輌については、禁煙や喫煙についても選択可能であってよい。本実施形態では、レンタカーサービスとして説明しているが、これに限定することなく、カーシェアリングのサービスとしても適用可能である。
【0011】
本実施形態に係る宅配レンタカーネットワークシステム1は、サーバ2と、ネットワーク3と、充電スタンド41~43と、カメラ(撮像装置)51~53と、レンタカー61、62を備える。サーバ2は、予約管理サーバ21と、乗り捨て検索サーバ22と、清掃管理サーバ23と、警備サーバ24を備える。ユーザ7は、車をレンタルする場合、レンタカーを借りる場所(充電スタンド)と乗り捨てる場所(充電スタンド)を指定する。なお、本実施形態におけるレンタカーは、電気自動車を例に説明しているが、車輌の燃料の残量を把握できる車輌であれば限定しない。また、本実施形態では、借りる場所と乗り捨てる場所を充電スタンドとして説明しているが、これに限定することなく、所定の駐車場や路上の駐車が可能なスペースであってもよい。
【0012】
予約管理サーバ21は、ユーザ7がレンタカーの予約をする際にレンタカーの予約を行うサーバである。乗り捨て検索サーバ22は、レンタカーの乗り捨てる場所を検索するサーバである。清掃管理サーバ23は、レンタカーの清掃状況を管理するサーバである。警備サーバ24は、レンタカー及び充電スタンドの異常を検知し、警報を行うサーバである。撮像手段としてのカメラ(撮像装置)51~53は、充電スタンド41~43にそれぞれ設置されたカメラである。充電スタンド41~43は、レンタカー専用ではなく、通常の充電スタンドとして、レンタカー利用以外のユーザも利用可能である。不図示ではあるが、本実施形態に係るレンタカーは、撮像手段として車載カメラ(いわゆるドライブレコーダー)を搭載してもよい。この場合、事故が発生した場合や不審者が車に近づいた場合に映像を残すことができる。
【0013】
具体的な処理について説明する。まずユーザ7は、専用のアプリケーションやWebサイト、電話等からレンタカー予約の開始を行う。この時、希望日時、借りる場所、返却日時、乗り捨て場所等の情報をサーバ2へ送信する。次に、ユーザ7のレンタカー予約の開始を受けて、予約管理サーバ21は、車輌を借りる日時や場所、ユーザ7の指定のレンタカーの車種やクラスから予約可能な車輌を抽出する。そして、指定の日時及び場所へ宅配をする宅配担当の手配を行う。同時に乗り捨て検索サーバ22が、ユーザ7の指定の車輌の返却(乗り捨て)日時や場所から車輌回収担当の手配を行う。なお、借りる場所と乗り捨て場所は、同じであってもよく、異なる場所を指定してもよい。例えば、借りる場所を駅前の駐車場とし、乗り捨て場所を自宅(または近所)に指定してもよい。これにより、本実施形態に係る宅配レンタカーネットワークシステムでは、ユーザ7が自由に車輌や予約日時と場所及び乗り捨て日時と場所を指定することができる。なお、予約管理サーバ21や乗り捨て検索サーバ22は、宅配担当や回収担当が効率よく宅配・回収できるように予約を行う。また、予約管理サーバ21や乗り捨て検索サーバ22は、清掃管理サーバ23や警備サーバ24とも連携をし、特定の車輌に偏ることなく、予約を行う。
【0014】
また、充電スタンドを利用した電気自動車の無人レンタルの場合には、ユーザ7は、レンタカー61の予約を行う場合、まずレンタルする場所と日時を予約管理サーバ21に送信する。そして、予約管理サーバ21にて、充電スタンド41~43の予約状況やレンタカー61、62の充電状況、電池残量等を考慮して、レンタカー61の予約を行う。具体的には、ユーザ7がレンタカーの予約について、専用のアプリケーションやWebサイト、電話等からレンタカー予約の開始を行う。次に、ユーザ7のレンタカー予約の開始を受け付けると、予約管理サーバ21は、充電スタンド41~43の場所や充電スタンドに駐車しているレンタカー61、62の充電状況や電池残量等を考慮して、レンタル可能なレンタカーをユーザ7に提示し、ユーザ7が選択することで、レンタカーの予約が完了する。この時、乗り捨て場所も一緒に予め設定してもよく、後から設定してもよい。また、予め乗り捨て場所を設定したとしても、乗り捨て検索サーバ22が、レンタカーの電池残量を取得し、レンタカーの電池残量を考慮して、予定の乗り捨て場所に近い別の場所を設定してもよい。また、後から乗り捨て場所を設定する場合、乗り捨て検索サーバ22がユーザ7からの希望場所、日時を受信し、さらにレンタカーの電池残量、充電スタンドの予約状況等を取得することで、乗り捨てに最適な充電スタンドの場所を設定してもよい。
【0015】
図2は、レンタカーの警告処理を示すフローチャートである。この処理は、レンタカーに異常等が発生した場合に行われる処理である。
まず、ステップS201において、警備サーバ24は、充電スタンド41~43のカメラ51~53の情報を取得する。次に、ステップS202において、レンタカーの車載カメラ情報を取得する。次に、ステップS203において、警備サーバ24は、異常があるか否かを判定する。異常があると判定(検知)した場合には、ステップS204に進み、警備サーバ24は、警告(警報)を行う。
【0016】
本実施形態において、異常とは、レンタカーに人物(不審者)が近づいた場合や、レンタカーのレンタル中に事故が発生した場合等、通常とは異なる状況の発生であってよい。また、警備サーバ24は、後述する清掃管理サーバ23からの清掃リストを取得し、清掃日時や清掃担当者の画像等により、清掃をする場合には、清掃担当者を不審者として判定しないように制御する。不審者と清掃担当者の区別には、取得した画像による清掃担当者と不審者との画像比較により、異なる人物である場合に不審者と判断してよい。また、車輌の宅配・回収担当者についても、予約管理サーバ21から宅配・回収の日時や担当者の画像等を取得しておき、不審者として判定しないように制御する。
【0017】
また、カメラ(撮像手段)が充電スタンド41~43に設置されているカメラ51~53である場合には、一般の充電利用にも使われるため、警備サーバ24は、充電スタンド41~43の予約状況を常に予約管理サーバ21から取得する。取得した予約状況も含めて異常を判定する。
【0018】
警備サーバ24は、常に、リアルタイムでカメラ情報を取得し、画像情報の比較や動きの解析等を行っており、異常等が発生した場合にすぐに警報を行うものとする。また、取得するカメラ情報は、静止画や動画などの画像情報のみならず、カメラにマイクが付属している場合には音声を含んでよい。さらに、警告(警報)とは、駐車可能なスペース(例えば、充電スタンド)や車輌に設置された装置から音声として発してもよく、サイレン等であってもよい。
【0019】
図3は、警備サーバ24が警告処理において通報が必要な場合を示すフローチャートである。
ステップS301及びステップS302については、図2のステップS201及びステップS202と同様の処理であるため、その説明を省略する。次に、ステップS303において、警備サーバ24は、ステップS301及びステップS302で取得した充電スタンドのカメラ情報と車載カメラのカメラ情報から異常が発生したか否かを判定(検知)する。異常がある場合には、ステップS304に進み、警備サーバ24は、異常に応じて通報が必要か否かを判定する。通報が不要であると判定した場合(No)、何もせずステップS306に進む。一方、通報が必要であると判定した場合(Yes)、ステップS305に進み、警備サーバ24は、関係機関へ通報する。次に、ステップS306において、警備サーバ24は、警告(警報)を行う。
【0020】
なお、関係機関としては、警察や車輌の所有者、駐車可能なスペースの所有者(本実施形態では、充電スタンドの所有者)等の、当該レンタカーの車輌に関わる機関や人である。例えば、警備担当が監視しているサーバ(不図示)へ通報を行ってもよく、通報を行う事案(例えば、レンタル中の車輌事故の発生等)を予め設定しておき、この場合には、警察機関へ通報を行ってよい。不審者が近づいた場合については、車輌からの所定の距離だけ近づいた場合に通報する設定としてよい。また、本実施形態では、通報の方法として、警備サーバ24から通報を行っているが、これに限定することなく、例えば、車輌(車載カメラ)や駐車可能なスペースに設置されているカメラから直接通報してもよく、サーバ2経由で通報してもよく、関係機関へ通報ができればその方法は限定しない。また、事故が発生した場合には、車載カメラが事故発生前後の所定時間(10秒や20秒程度)の画像データ(静止画または動画)を切り取り、当該切り取った画像データを圧縮してサーバ2へアップロードして保存する。なお、この事故発生前後の画像データは、車載カメラで保存してもよく、警備サーバ24へ送信後に警備サーバ24で保存してもよく、さらには車載カメラと警備サーバ24の両方に保存してもよい。また、事故車輌と当該画像が紐づいた状態で保存されていれば、サーバ2の他の保存場所に保存してもよく、保存されていればその場所は限定しない。
【0021】
事故が発生した際に、事故車輌に対して次のレンタル予約が入っている場合、代替の車輌を手配する必要がある。この場合、予約管理サーバ21は、警備サーバ24からの警報を受けて当該車輌の次の予約を確認し、他の代替可能な車輌の予約を行う。具体的には、予約管理サーバ21は、警備サーバ24からの警報を受けると、当該車輌の予約状況(次の予約や回収場所や回収担当者等の車輌に関わる予約状況)を確認する。次に、当該車輌に次の予約が入っている場合には、代替可能な車輌を検索し、その予約状況を取得する。そして、代替可能な車輌に対して、代替の予約をする。この時、宅配担当者や回収担当者がいる場合には、その予約についても代替の予約を行う。このように、代替の予約を行うことで、事故が発生した場合であっても、ユーザ7は、指定した場所でレンタカーを借りることができる。
【0022】
図4は、レンタカーの清掃予約の処理を示すフローチャートである。この処理は、レンタカーの清掃を効率行うために行われる処理である。
まず、ステップS601において、清掃管理サーバ23は、充電スタンド41~43の予約状況を取得する。この時、レンタカーの有無も併せて取得してよい。次に、ステップ602において、充電スタンド41~43に設置されたカメラ51~53及び車載カメラの情報を取得する。車載カメラは、車の中の汚れ状況を確認するために使用してもよい。次に、ステップS603において、充電スタンドに充電中のレンタカーの個体情報から過去の清掃履歴を取得する。清掃履歴については、清掃日時や回数等の過去の清掃状況が分かる情報であればよい。次に、ステップS604において、レンタカーの清掃の日時や場所のリストを確定する。なお、車輌が電気自動車であって、乗り捨て場所を充電スタンドとした場合には、充電中に清掃が可能なように清掃日時を確定してもよい。
【0023】
車内の汚れ状況の確認は、汚れの無い場合の画像と、車載カメラの画像やカメラ51~53の画像、またはユーザ7が乗り捨て時に撮影した画像を画像解析により比較することで、どの程度汚れたのかを確認することができる。そして、汚れの度合いについては、画像比較の結果、予め設定した所定値に従って判定する。その汚れ度合いにより、清掃の優先度を上げて先に清掃が可能になるように、清掃のリストを確定する。貸出時に車載カメラで車内を撮影して、その画像をアップロードし、乗り捨て(返却)の際に車内を撮影し、その画像を比較することで、汚れを判断してもよい。
【0024】
なお、本実施形態において、清掃管理サーバ23は、各レンタカーの個体別に清掃状況(日時、場所等)を管理する。また、清掃管理サーバ23は、確定した清掃状況や清掃指示等の情報を清掃担当者へ送信する。この時、清掃管理サーバ23は、確定したリストを警備サーバ24にも送信し、警備サーバ24において、受信したリストに基づいて、異常とするか否かを判定する。
【0025】
また、本実施形態では、清掃状況やセキュリティ管理でカメラ51~53や車載カメラを利用したが、これに限定することなく、例えば、車輌の外観のキズの有無により、車輌の修理が必要か否かを判定してもよい。また、カメラだけでなく、例えば、動き検知センサー等のセンサーを用いて不審者の動きを検知してもよい。さらに、カメラとセンサーの両方を備えることにより、さらにセキュリティを向上させることができる。
【0026】
以上、本実施形態によれば、カメラを利用して車輌のセキュリティを向上することができる宅配レンタカーカメラシステムを提供することができる。これにより、カメラでレンタカーを監視しつつ、清掃状況も管理できるので、レンタカーを清潔に保ちつつ、セキュリティも向上することができる。
【0027】
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
【符号の説明】
【0028】
1 宅配レンタカーネットワークシステム
24 警備サーバ
図1
図2
図3
図4