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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-01-21
(45)【発行日】2022-01-31
(54)【発明の名称】飲料用缶および飲料缶
(51)【国際特許分類】
   B65D 25/20 20060101AFI20220124BHJP
【FI】
B65D25/20 Q
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2016098891
(22)【出願日】2016-05-17
(65)【公開番号】P2017206277
(43)【公開日】2017-11-24
【審査請求日】2019-04-04
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】521469760
【氏名又は名称】昭和アルミニウム缶株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100104880
【弁理士】
【氏名又は名称】古部 次郎
(74)【代理人】
【識別番号】100113310
【弁理士】
【氏名又は名称】水戸 洋介
(74)【代理人】
【識別番号】100125346
【弁理士】
【氏名又は名称】尾形 文雄
(72)【発明者】
【氏名】木村 宣彦
(72)【発明者】
【氏名】小島 真一
(72)【発明者】
【氏名】池田 和紀
(72)【発明者】
【氏名】諏訪 明日美
(72)【発明者】
【氏名】増田 和久
【審査官】長谷川 一郎
(56)【参考文献】
【文献】意匠登録第1443564(JP,S)
【文献】特開2013-169975(JP,A)
【文献】特開2015-196325(JP,A)
【文献】特開昭62-093030(JP,A)
【文献】意匠登録第1468453(JP,S)
【文献】意匠登録第1248457(JP,S)
【文献】意匠登録第1121025(JP,S)
【文献】意匠登録第1365796(JP,S)
【文献】意匠登録第1121585(JP,S)
【文献】意匠登録第1249194(JP,S)
【文献】意匠登録第1392767(JP,S)
【文献】実開平07-016983(JP,U)
【文献】意匠登録第1198707(JP,S)
【文献】特開2014-227174(JP,A)
【文献】特開2014-223935(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 25/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
筒状に形成され、外周面を備える缶本体と、
前記缶本体の前記外周面に形成され、絵柄画像と背景画像とを含んだ印刷画像と、
を備え、
前記印刷画像中の前記絵柄画像は、写真画像であり且つパノラマの景色を表す画像であり、前記缶本体の周方向に連続して形成され当該缶本体の全周に亘って形成され、
前記絵柄画像には、前記缶本体の軸方向に沿って延び当該絵柄画像を分断する切れ目が設けられておらず且つ当該缶本体の軸方向に沿って延びる縦筋状の画像が設けられていない飲料用缶。
【請求項2】
飲料用缶と、当該飲料用缶に収容された内容物とを備え、当該飲料用缶が請求項1に記載の飲料用缶により構成された飲料缶。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料用缶および飲料缶に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ラベル基材の一側端部の外面にラベル基材の他側端部の内面を重ね合わせ、この重ね合わせ部を所定幅接着した筒状ラベルが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2009-145370号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
飲料缶の外周面には、一般的に印刷画像が形成され、消費者は、この印刷画像をもとに購入する商品の選択を行う。ここで、例えば、印刷画像が目立ちやすいと、目立ちにくい場合に比べ、この印刷画像が形成された飲料缶が選択される可能性が高まる。
本発明の目的は、飲料用缶に形成される印刷画像をより目立ちやすくすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明が適用される飲料用缶は、筒状に形成され、外周面を備える缶本体と、前記缶本体の前記外周面に設けられ、当該缶本体の周方向に沿って形成されるとともに当該缶本体の周長の半分を超える長さを有し、情報が表示された情報表示領域と、を備える飲料用缶である。
ここで、前記情報表示領域は、前記缶本体の周方向に沿って形成されるとともに当該缶本体の周方向の略全域に設けられていることを特徴とすることができる。
また、前記情報表示領域に設けられた文字列を構成する各文字は、前記缶本体の周方向に沿って並んで配置され、当該情報表示領域には、横書きの文字列が設けられていることを特徴とすることができる。
また、前記情報表示領域は、前記缶本体の上端部および下端部の少なくとも一方に設けられていることを特徴とすることができる。
また、前記缶本体の前記外周面のうちの前記情報表示領域以外の箇所には、当該缶本体の周方向における位置が互いに異なる3個以上の商標が付されていることを特徴とすることができる。
他の観点から捉えると、本発明が適用される飲料用缶は、筒状に形成され、外周面を備える缶本体と、前記缶本体の前記外周面に形成された印刷画像と、を備え、前記印刷画像には、前記缶本体の軸方向における一端部から他端部にかけて延びる縦筋状の像が含まれていない飲料用缶である。
さらに他の観点から捉えると、本発明が適用される飲料用缶は、筒状に形成され、外周面を備える缶本体と、前記缶本体の前記外周面に形成され、絵柄画像を含んだ印刷画像と、を備え、前記印刷画像中の前記絵柄画像は、前記缶本体の周方向に連続して形成され当該缶本体の全周に亘って形成されている飲料用缶である。
ここで、前記絵柄画像には、前記缶本体の軸方向に沿って延び当該絵柄画像を分断する切れ目が設けられていないことを特徴とすることができる。
また、本発明を飲料缶と捉えた場合、本発明が適用される飲料缶は、飲料用缶と、当該飲料用缶に収容された内容物とを備え、当該飲料用缶が上記の何れかの飲料用缶により構成された飲料缶である。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、飲料用缶に形成される印刷画像をより目立ちやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】飲料用缶の斜視図である。
図2】缶本体の外周面に形成された印刷画像の展開図である。
図3】印刷画像の他の例を示した図である。
図4】飲料用缶の比較例を示した図である。
図5】比較例における印刷画像の展開図である。
図6】(A)、(B)は、陳列装置を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る飲料用缶100の斜視図である。なお、図1では、飲料用缶100の詳細な形状の図示は省略し、有底円筒で表現した。より具体的には、飲料用缶100には、一般的に、フランジ部およびネック部が設けられたり、飲料用缶100のボトムには、一般的に、飲料用缶100の内部方向に凹む円形の凹部が設けられたりするが、これらの図示は省略している。
本実施形態の飲料用缶100には、円筒状に形成された缶本体200が設けられている。
缶本体200の上部には、円形の開口210が形成されている。また、缶本体200の下部には、底部220が設けられている。また、缶本体200は、外周面230を備える。
外周面230には、インクジェットヘッドによる印刷が施され、外周面230には、印刷画像が形成されている。
【0009】
本実施形態では、缶本体200の上部に位置する開口210を通じて、缶本体200の内部に、内容物である飲料が充填される。その後、この開口210は、不図示の缶蓋により塞がれる。これにより、飲料が充填された飲料缶が完成する。
【0010】
缶本体200は、金属材料により形成される。具体的には、缶本体200は、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金等により形成される。また、缶本体200は、例えば、ティンフリースチールなどの鉄合金等により形成される。
また、缶本体200は、例えば、平板状の板材を、ドロー&アイアニング(DI)成形や、ストレッチドロー成形することにより形成される。
缶本体200の内部に充填される飲料としては、例えば、ビール等のアルコール系飲料や、清涼飲料などの非アルコール系飲料が挙げられる。
【0011】
図2は、缶本体200の外周面230に形成された印刷画像の展開図である。
本実施形態では、印刷画像は、いわゆるインクジェット印刷により形成される。
具体的には、缶本体200を周方向に回転させるとともに、缶本体200の軸方向に沿って延びるインクジェットヘッド(不図示)から缶本体200の外周面230に向けてインクを吐出することにより、缶本体200の外周面230に印刷画像が形成される。
【0012】
印刷画像は、缶本体200の周方向に沿って延び帯状に形成される。
さらに、印刷画像には、情報が表示された情報表示領域240が設けられている。情報表示領域240は、缶本体200の周方向に沿って帯状に形成されている。
さらに、情報表示領域240は、図2にて示す印刷画像の図中左端部から図中右端部にかけて設けられている。これにより、情報表示領域240は、缶本体200の周方向の略全域に設けられることになる。
なお、本実施形態では、缶本体200の周方向の略全域に情報表示領域240が設けられる場合を一例に説明したが、情報表示領域240の長さはこれに限らず、例えば、缶本体200の周長の半分を超える長さとしてもよい。
【0013】
情報表示領域240には、文字列241が設けられている。
文字列241を構成する各文字は、図中横方向に並んで配置され、缶本体200の周方向に沿って並んで配置される。
言い換えると、本実施形態では、情報表示領域240には、横書きの文字列241が設けられている。さらに、文字列241は、複数行分の文字列により構成されている。
【0014】
文字列241内には、商品の原材料、アルコールの含有割合、内容量、製造者、賞味期限等を示す文字列が設けられている。さらに、文字列241内には、URLや、電話番号などの連絡先を示す文字列が設けられている。さらに、文字列241内には、符号241Aで示すように、注意事項を記した文字列が設けられている。
なお、文字列241内には、その他に、製造場の所在地、酒類の品目、保存方法についての文字列が設けられることもある。また、「開缶後はすぐにお飲みください」等の注意事項を記した文字列が設けられることもある。
【0015】
さらに、情報表示領域240には、内容物についての栄養成分表示242、リサイクルマーク243、バーコード244が設けられている。
また、本実施形態の情報表示領域240は、缶本体200の下端部に設けられている。なお、情報表示領域240は、缶本体200の下端部に限らず、缶本体200の上端部に設けてもよい。また、情報表示領域240は、缶本体200の上端部および下端部に設けてもよい。
【0016】
さらに、本実施形態では、情報表示領域240の上方に、絵柄画像245が設けられている。本実施形態では、この絵柄画像245は、ビル群を写した写真画像により構成されている。絵柄画像245は、缶本体200の周方向に連続して形成され缶本体200の全周に亘って形成されている。言い換えると、本実施形態では、絵柄画像245を分断する切れ目であって缶本体200の軸方向に沿って延びる切れ目が設けられていない。
絵柄画像245に切れ目が設けられていない場合、例えばパノラマの景色等、360°の連続画像を表示できる。
【0017】
さらに、本実施形態では、情報表示領域240の上部に(情報表示領域240以外の箇所に)、商品名を表わす3個の商標246が設けられている。
具体的には、「ABC Draft Beer」という3個の商標246が設けられている。なお、商標246の数は、3個に限らず、4個以上としてもよい。
【0018】
3個の商標246は、缶本体200の周方向における位置が互いに異なるように配置されている。具体的には、3個の商標246は、缶本体200の周方向において、120°おきに配置されている。
これにより、商標246が1個や2個である場合に比べ、商品(飲料缶)の陳列時に、商標246が、商品の購入者側に向く可能性が高まる(詳細は後述)。
【0019】
なお、図2では、情報表示領域240の背後に絵柄画像を設けず、情報表示領域240の背後を無地としたが、図3(印刷画像の他の例を示した図)に示すように、情報表示領域240の背後を無地とせず、情報表示領域240の背後に絵柄画像を設けてもよい。
【0020】
図4は、飲料用缶100の比較例を示した図である。また、図5は、比較例における印刷画像の展開図である。
この比較例では、いわゆる刷版印刷によって、缶本体200の外周面230に印刷画像が形成される。具体的には、円筒状の版を缶本体200の外周面に押し当てることで、印刷画像を缶本体200の外周面230に形成する。
【0021】
刷版印刷では、画像が形成されない空白領域の発生を防止するため、印刷開始時に印刷される部分と、印刷終了時に印刷される部分とを重ね合わせる。
この場合、缶本体200の外周面230には、図4の符号4Aで示すように、缶本体200の軸方向における一端部から他端部にかけて延びる縦筋状の像(以下、「縦筋画像」と称する)が形成される。
【0022】
具体的には、缶本体200に対する刷版印刷では、各色毎に用意した版(凸版・水無平版)に載ったインクを、ブランケットに一旦転写し、このブランケットを缶本体200の外周面230に押し当てる。さらに、ブランケットおよび缶本体200を1回転させる。
これにより、缶本体200の外周面230にインクが転写され、缶本体200の外周面230に印刷画像が形成される。
【0023】
刷版印刷では、缶本体200の径のバラツキに起因する未印刷部分の発生を防ぐため、ある程度のオーバーラップ部(二重印刷部)を必要とする。
言い換えると、ブランケットから缶本体200にインクを転写させる際には、缶本体200を、(1+α)回転させて、缶本体200にインクを転写する。この場合、上記にて説明した縦筋画像が形成されてしまう。
【0024】
また、缶本体200の径には、寸法公差等に起因する許容範囲内のバラツキがあり、オーバーラップ部の幅は一定とはならない。かかる場合、オーバーラップ部での画像の形成は困難となる。言い換えると、オーバーラップ部にて画像を形成しようとしても、オーバーラップ部の幅は一定ではなく、形成される画像は変化してしまう。かかる場合、オーバーラップ部に形成される画像の質を保てず、オーバーラップ部での画像の形成は困難となる。
【0025】
ここで、図4図5にて示した比較例では、縦筋画像を目立ちにくくするため、図4図5に示すように、この縦筋画像の横に、縦筋画像の沿う縦長の第1情報表示領域271を設けている。
縦筋画像の横に何ら画像が存在せず、縦筋画像の横の画像が無地の画像であると、縦筋画像が目立ちやすくなり、印刷画像の全体の質が低下するおそれがある。縦筋画像の横に第1情報表示領域271を設けると、縦筋画像が目立ちにくくなり、印刷画像の全体の質の低下を抑制できる。
【0026】
さらに、この比較例では、図5に示すように、缶本体200の周方向において第1情報表示領域271とは180°ずれた箇所に、第2情報表示領域272を設けている。
第1情報表示領域271に全ての情報を含めようとすると、第1情報表示領域271の幅が大きくなり、第1情報表示領域271が目立ってしまう。
このため、この比較例では、情報表示領域を、第1情報表示領域271と第2情報表示領域272の2つの領域に分け、さらに、各情報表示領域の設置位置をずらしている。
【0027】
さらに、比較例では、図5に示すように、第1情報表示領域271と第2情報表示領域272との間に位置する2つの領域のそれぞれに商標273を付し、2つの商標273を設けている。そして、この2つの商標273は、第1情報表示領域271、第2情報表示領域272と同様に、180°のずれを有した状態で設置されている。
【0028】
比較例では、上記のとおり、縦筋画像が形成される。かかる場合、缶本体200の外周面230上に、周方向に連続する絵柄画像を形成しようとしても、この絵柄画像は、縦筋画像により分断されてしまう。そして、この場合、周方向に沿う連続状の絵柄画像の形成は困難となる。
【0029】
これに対し、図2等にて示した本実施形態の印刷画像では、縦筋画像が存在しない。より具体的には、本実施形態では、缶本体200への印刷開始から缶本体200が360°回転すると、インクジェットヘッドによる印刷を終了する。付言すると、本実施形態では、例えば、電子式カムスイッチを用いて回転角度の制御を行い、印刷開始から缶本体200が1回転すると印刷を終了する。これにより、オーバーラップ部の発生が抑えられ、縦筋画像が生じないようになる。
そして、この場合、絵柄画像245(図2参照)の分断が防ぐことができ、缶本体200の周方向に連続する絵柄画像245を形成できる。
【0030】
さらに、本実施形態では、縦筋画像が存在しないため、縦方向に沿って延びる(缶本体200の軸方向に沿って延びる)情報表示領域を、縦筋画像の脇に形成しないで済む。
付言すると、図5にて示した第1情報表示領域271、第2情報表示領域272のような情報表示領域を形成しないで済む。
そして、本実施形態では、縦筋画像の脇に情報表示領域を形成するのに換えて、上記のとおり、缶本体200の下端部に、缶本体200の周方向に沿って延びる情報表示領域240(図2参照)を形成する。
【0031】
これにより、本実施形態では、缶本体200の周方向に沿う連続状の絵柄画像245(図2参照)を形成できるようになり、缶本体200に形成される印刷画像をより目立ちやすいものにできる。
比較例のように、情報表示領域が縦方向に延びるように形成されていると、この情報表示領域によって、絵柄画像が分断される。この場合、絵柄画像が小さくなり、絵柄画像が連続状に形成される場合に比べ、絵柄画像が目立ちにくくなる。
【0032】
さらに、本実施形態では、情報表示領域240を、缶本体200の周方向に沿うように且つ缶本体200の下端部に形成することで、商標の設置数を増やせる。
比較例では、第1情報表示領域271、第2情報表示領域272があるために、商標の設置数が2つであったが、本実施形態では、第1情報表示領域271、第2情報表示領域272が存在せず、情報表示領域240が缶本体200の下端部にまとめて配置される。これにより、商標を設置する空間を拡げることができ、本実施形態のように、商標246を3つ設けることができるようになる。
【0033】
本実施形態のように、3つの商標246を設けることができる場合、商品(飲料缶)の陳列時に、商標246が、商品の購入者側に向く可能性が高まる。
コンビニエンスストア等では、飲料缶の陳列時、飲料缶の外周面のいずかの部位が、商品の購入者側を向く。この場合、本実施形態のように、120°おきに商標246が設けられていると、商標246が購入者側を向く可能性が高まる。
図5にて示した比較例では、180°おきに商標273が設けられており、この場合、飲料缶の陳列時に商標273が横を向き、第1情報表示領域271や第2情報表示領域272が購入者側を向くことも起こりうる。
【0034】
さらに、本実施形態のように、缶本体200の下端部に、情報表示領域240が設けられていると、情報表示領域240が目立ちにくくなる。
ここで、コンビニエンスストア等では、例えば、図6(陳列装置を示した図)に示す陳列装置900により、飲料缶が販売されることがある。
【0035】
陳列装置900では、購入者に近い側に、移動してきた飲料缶を停止させる停止板500が設けられる。そして、この場合、停止板500の背後に情報表示領域240が位置するようになり、情報表示領域240が目立ちにくくなる。
その一方で、絵柄画像245(図2参照)は、停止板500よりも上方に位置し目立ちやすくなる。
【0036】
なお、上記にて説明した飲料用缶100は一例であり、上記にて説明した飲料用缶100とは直径や高さ寸法が異なる飲料用缶100であっても、上記と同様の効果を奏することが可能となり、本発明の技術的範囲に属する。
【符号の説明】
【0037】
100…飲料用缶、200…缶本体、230…外周面、240…情報表示領域、241…文字列、245…絵柄画像、246…商標
図1
図2
図3
図4
図5
図6