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特許7013517金属ワイヤ型ヒューズエレメントを備えたチップ型ヒューズ、及びその製造方法
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-01-21
(45)【発行日】2022-01-31
(54)【発明の名称】金属ワイヤ型ヒューズエレメントを備えたチップ型ヒューズ、及びその製造方法
(51)【国際特許分類】
   H01H 85/05 20060101AFI20220124BHJP
   H01H 85/12 20060101ALI20220124BHJP
   H01H 85/143 20060101ALI20220124BHJP
【FI】
H01H85/05
H01H85/12
H01H85/143
【請求項の数】 8
(21)【出願番号】P 2020063734
(22)【出願日】2020-03-31
(65)【公開番号】P2021128926
(43)【公開日】2021-09-02
【審査請求日】2020-03-31
(31)【優先権主張番号】109104597
(32)【優先日】2020-02-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】TW
(73)【特許権者】
【識別番号】510101697
【氏名又は名称】功得電子工業股▲分▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Conquer Electoronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】No.26,Wucyuan 5th RD.,Wugu Dist.,New Taipei City,Taiwan
(74)【代理人】
【識別番号】110001818
【氏名又は名称】特許業務法人R&C
(72)【発明者】
【氏名】邱 鴻智
(72)【発明者】
【氏名】邱 柏碩
【審査官】太田 義典
(56)【参考文献】
【文献】特開2011-222344(JP,A)
【文献】特開2004-172518(JP,A)
【文献】特開2011-175958(JP,A)
【文献】再公表特許第2014/049809(JP,A1)
【文献】特開昭62-172625(JP,A)
【文献】特開平07-282714(JP,A)
【文献】特開2015-176708(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01H 85/00-85/62
H01H 37/76
H01H 69/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
二つのボンディングパッドが間隔をおいて設けられた第1側面を有する基材と、
前記基材の第1側面に設けられている少なくとも一つのヒューズエレメントであって、両端部がボンディングパッドにそれぞれ電気的に接続され、且つ径方向断面が略円形であるヒューズエレメントと、
前記ヒューズエレメント及び前記ボンディングパッドを覆うように前記基材の第1側面に覆設されている保護層と、
前記ヒューズエレメントと接触して電気的に接続するように前記基材の両端部にそれぞれ設けられている二つの端部電極と、を備え、
前記基材には、前記ヒューズエレメントの位置に対応し且つ前記ヒューズエレメントと当該基材との間に介在するように配置された断熱手段が設けられ、
前記断熱手段は、前記ヒューズエレメントの外周面全体を前記保護層及び前記ボンディングパッドと共に被覆する断熱を有するチップ型ヒューズ。
【請求項2】
前記ヒューズエレメントは複数備えられており、これらヒューズエレメントは、前記ボンディングパッドを介して互いに並列に接続されている、請求項1に記載のチップ型ヒューズ。
【請求項3】
前記断熱手段は、前記基材の第1側面から凹んで形成した凹溝を更に有する、請求項1又は2に記載のチップ型ヒューズ。
【請求項4】
各前記端部電極は、前記ヒューズエレメントの端部と電気的に接続するように前記基材の端部に設けられている銀層と、前記銀層に設けられている導電材層とを有している、請求項1から3のいずれか一項に記載のチップ型ヒューズ。
【請求項5】
前記基材の両端部に導電孔が形成されていると共に、前記導電孔の孔壁に、前記ヒューズエレメントの端部と電気的に接続する導電材料が設けられており、
各前記端部電極は、前記導電孔の孔壁における導電材料上形成された導電材層を有している、請求項1から4のいずれか一項に記載のチップ型ヒューズ。
【請求項6】
マトリックス状に配列された複数の基材が予め標示されている基材シートを提供するステップと、
各基材の第1側面における対向する両端部にボンディングパッドがそれぞれ形成されるように、前記基材シートに複数のボンディングパッドを形成するステップと、
一行の基材のうちのすべてを跨ぎ且つ当該行の各基材上の前記ボンディングパッドと電気的に接続するように、各行の基材に対し、径方向断面が略円形であるヒューズエレメントワイヤを少なくとも1つ設けるステップと、
各基材の第1側面及び前記ヒューズエレメントワイヤを覆うように、前記基材シートに保護層を設けるステップと、
前記基材シート及び前記ヒューズエレメントワイヤを切断し、それぞれにヒューズエレメントが設けられた複数の基材に分割するステップと、
各基材の両端部それぞれに、基材上のヒューズエレメントと接触して電気的に接続する端部電極を設けるステップと、を含み、
前記基材シートに保護層を設ける前記ステップにおいて、前記保護層は前記ヒューズエレメントワイヤを長手方向の全長にわたって接触して被覆するチップ型ヒューズの製造方法。
【請求項7】
端部電極を設ける前記ステップは、
基材の両端部に、基材上のヒューズエレメントと電気的に接続する銀層を銀浸漬によって形成するステップと、
前記銀層に導電材層を形成して前記端部電極を構成するステップと、を含む、請求項6に記載のチップ型ヒューズの製造方法。
【請求項8】
基材シートを提供する前記ステップにおいて、各基材間の接続部に導電孔が予め形成されていると共に、各導電孔の孔壁に導電材料が設けられている基材シートを提供し、
端部電極を設ける前記ステップにおいて、前記導電孔の孔壁に導電材層を形成して端部電極を構成する、請求項7に記載のチップ型ヒューズの製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はヒューズに関し、特にチップ型ヒューズに関する。
【背景技術】
【0002】
チップ型ヒューズは、体積及び重量が小さくてサージ電流耐性が良好であるという特性を有しているため、各種の電子デバイスに広く使用されている。従来のチップ型ヒューズは、ヒューズエレメントが設けられたセラミック基材を備えたものであり、ヒューズエレメントをセラミック基材に設ける方法としては、セラミック基材にヒューズエレメントを印刷して厚膜ヒューズエレメントを形成する印刷法と、セラミック基材にヒューズエレメントをスパッタ成膜して薄膜ヒューズエレメントを形成するスパッタ法との二つ方法が一般的に採用されている。
【0003】
しかしながら、印刷やスパッタによって成形されたヒューズエレメントは、中心部から周縁部上の各側までの距離が異なる径方向断面を有するものである。このようなヒューズエレメントでは、溶断時に熱が周縁部上の各側まで伝導するのにかかる時間が異なるため、溶断が不均一となることがあり、瞬間的に溶断する効果はあまり望ましいものではなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、不均一な溶断を防止するヒューズエレメントを備えたチップ型ヒューズを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明に係るチップ型ヒューズは、
二つのボンディングパッドが間隔をおいて設けられた第1側面を有する基材と、
前記基材の第1側面に設けられている少なくとも一つのヒューズエレメントであって、両端部がボンディングパッドにそれぞれ電気的に接続され、且つ径方向断面が略円形であるヒューズエレメントと、
前記ヒューズエレメント及び前記ボンディングパッドを覆うように前記基材の第1側面に覆設されている保護層と、
前記ヒューズエレメントと電気的に接続するように前記基材の両端部にそれぞれ設けられている二つの端部電極と、を備えることを特徴とする。
【0006】
また、上記目的を達成するために、本発明に係るチップ型ヒューズの製造方法は、
マトリックス状に配列された複数の基材が予め標示されている基材シートを提供するステップと、
各基材の第1側面における対向する両端部にボンディングパッドがそれぞれ形成されるように、前記基材シートに複数のボンディングパッドを形成するステップと、
径方向断面が略円形である複数のヒューズエレメントワイヤを、各ヒューズエレメントワイヤが対応のボンディングパッドに跨設されて当該ボンディングパッドと電気的に接続し且つ各基材が少なくとも一つのヒューズエレメントワイヤに対応するように、前記基材シートに設けるステップと、
各基材の第1側面及び前記ヒューズエレメントを覆うように、前記基材シートに保護層を設けるステップと、
前記基材シートを切断し、それぞれにヒューズエレメントが設けられた複数の基材に分割するステップと、
各基材の両端部それぞれに、基材上のヒューズエレメントと電気的に接続する端部電極を設けるステップとを含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ヒューズエレメントの断面が略円形であるため、ヒューズエレメントの中心部から周縁部上の各部位までの距離が略同一になる。その結果、熱がヒューズエレメントの周縁部上の各部位まで伝導されるのに要する時間が略同一になり、ヒューズエレメントに熱が均一にかかるため、均一に溶断する効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明に係るチップ型ヒューズの外観斜視図である。
図2A】本発明に係るチップ型ヒューズの第1実施形態の正面視断面図である。
図2B図2Aにおける鎖線エリアの拡大図である。
図3】本発明に係るチップ型ヒューズの側面視断面図である。
図4A】本発明に係るチップ型ヒューズの第2実施形態の正面視断面図である。
図4B】本発明に係るチップ型ヒューズの第3実施形態の正面視断面図である。
図5A】本発明に係るチップ型ヒューズの製造方法の第1実施形態を示すフローチャートである。
図5B】本発明に係るチップ型ヒューズの製造方法の第2実施形態を示すフローチャートである。
図5C】本発明に係るチップ型ヒューズの製造方法の第3実施形態を示すフローチャートである。
図6】本発明に係るチップ型ヒューズの製造方法の一部ステップによる半製品を示す模式図である。
図7A】本発明に係るチップ型ヒューズの製造方法の一部ステップによる半製品を示す模式図である。
図7B】本発明に係るチップ型ヒューズの製造方法の一部ステップによる半製品を示す模式図である。
図7C】本発明に係るチップ型ヒューズの製造方法の一部ステップによる半製品を示す模式図である。
図8A】本発明に係るチップ型ヒューズの製造方法の一部ステップによる半製品を示す模式図である。
図8B】本発明に係るチップ型ヒューズの製造方法の一部ステップによる半製品を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、発明の目的を達成するために採用された技術的手段を、図面及び本発明の実施形態を用いて説明する。ここでは、要素間の関係に基づいて本発明に係る構造又は方法を説明するため、図面は簡略化されており、図中の要素は実際の数量、実際の形状、実際のサイズ、実際の縮尺で示されていない。説明の便宜上、図中の要素のサイズが増減されることがあり、実際の状況では構成がより複雑になることがあることに留意されたい。
【0010】
図1及び図2Aに示すように、本発明に係るチップ型ヒューズは、基材10と、少なくとも一つのヒューズエレメント20と、保護層30と、二つの端部電極40とを備えている。
【0011】
基材10は、セラミック、ガラス又はPCBなどの高温耐性を有する絶縁材料からなるが、これに限られない。基材10の第1側面11に、二つのボンディングパッド12が間隔をおいて設けられている。
【0012】
ヒューズエレメント20は、ワイヤ型のものであり、両端部が二つのボンディングパッド12にそれぞれはんだ付けされるように、基材10の第1側面11に設けられている。図3に示すように、ヒューズエレメント20の径方向断面の形状は円形又は略円形である。ヒューズエレメント20は銅、銀、錫又はこれらの合金からなるが、これに限られない。ある実施形態において、ヒューズエレメント20は複数本備えられており、これらヒューズエレメント20は、間隔をおいて配置され且つボンディングパッド12を介して互いに並列に接続されている。
【0013】
保護層30は、ヒューズエレメント20及びボンディングパッド12を覆うように基材10の第1側面11に覆設されている。保護層30はシリカゲルなどの高温耐性を有する絶縁材料からなるが、これに限られない。
【0014】
図1図2A及び図2Bに示すように、二つの端部電極40は、基材10の両端部にそれぞれ設けられており、各端部電極40は、ヒューズエレメント20と電気的に接続している。端部電極40は、例えば銀層41と導電材層42(ニッケル又は錫など)との組み合わせである導電材からなるが、これに限られない。
【0015】
ヒューズエレメント20を、断面形状が略円形であるワイヤ型のものに構成したことで、ヒューズエレメント20の断面の中心部から周縁部上の各部位までの距離が略同一になり、これにより、熱が周縁部上の各部位まで伝導されるのにかかる時間の差が小さくなる。定格電流を上回る異常な電流の発生によってヒューズエレメント20が過熱になって溶断する際、熱が中心部から周縁部まで伝導するのにかかる時間が略同一であることから、ヒューズエレメント20は均一に溶断することになり、その結果、即時に回路を遮断することができる。
【0016】
基材10には、断熱手段が更に設けられている。断熱手段は、ヒューズエレメント20の位置に対応し且つヒューズエレメント20と基材10との間に介在するように配置されている。断熱手段は、ヒューズエレメント20に発生した熱がヒューズエレメント20から放散されることを抑制するためのものである。断熱手段によれば、ヒューズエレメント20と基材10との接触による急速な放熱によってヒューズエレメント20が回路の過熱現象に効果的に反応できなくなることを回避できる。ある実施形態(例えば図2A参照)において、断熱手段は断熱層13によって構成される。また、ある実施形態(例えば図4A参照)において、断熱手段は、基材10Aの第1側面11Aから凹んで形成した凹溝14Aによって構成される。断熱層13又は凹溝14Aによれば、ヒューズエレメント20と基材10の接触を防ぐことができ、或いはヒューズエレメント20と基材10の接触面積を低減させることができる。断熱手段を凹溝14Aによって構成した場合、熱伝導の媒体となる凹溝14A内の空気は、大抵の固体物質(例えば基材そのもの又は断熱層)よりも熱伝導率が低いため、より好ましい断熱効果が得られる。それに加えて、ヒューズエレメント20と基材10Aの間に介在する凹溝14Aは、溶断する際に変形するヒューズエレメント20を受け入れるための空間としても利用することができる。他の実施形態(例えば図4B参照)において、断熱効果を向上させるように、断熱手段は、凹溝14B、及び凹溝14Bとヒューズエレメント20との間に介在する断熱層13B、によって構成される。
【0017】
図5Aに示すように、本発明に係るチップ型ヒューズの製造方法には、以下で説明するステップS10~S60が含まれている。ステップS10において、マトリックス状に配列される複数の基材10が予め標示された基材シート100(例えば図6参照)を提供する。ステップS20において、基材シート100における、各基材10の第1側面の両端部に対応する部位のそれぞれにボンディングパッド12を設ける。ステップS30において、基材シート100に複数本のヒューズエレメントワイヤ200を設け、各ヒューズエレメントワイヤ200は、対応のボンディングパッド12に跨設されている。ある実施形態において、ヒューズエレメントワイヤ200ははんだ付けによって対応のボンディングパッド12に固定され、各基材10は、少なくとも一本のヒューズエレメントワイヤ200に対応し、各ヒューズエレメントワイヤ200は、互いに接触しない。ある実施形態において、各ヒューズエレメントワイヤ200は、互いに対して平行に配置されている。ステップS40において、各基材10の第1側面及びヒューズエレメントワイヤ200を覆うように、基材シート100に保護層30を設ける。ステップS50において、基材シート100を切断し、それぞれにヒューズエレメント20が設けられた複数の基材10に分割する(例えば図7参照)。ステップS60において、基材10の両端面それぞれに、ヒューズエレメント20の端部と電気的に接続する端部電極40を設け(例えば図2A参照)、これにより本発明に係るチップ型ヒューズが完成される。
【0018】
本実施形態において、基材シート100ははんだ不濡れ(non-wetting)であるため、ヒューズエレメント20は、基材シート100にではなく、対応するボンディングパッド12にはんだ付けによって固定されている。ヒューズエレメント20の両端部における接点の位置をボンディングパッド12の領域内に固定することで、ヒューズエレメント20の両端部における接点間の距離が一定となる。チップ型ヒューズの抵抗値はヒューズエレメント20の両端における接点間の距離によって決まるところ、接点間の距離を一定にすることで、チップ型ヒューズ間の抵抗値のばらつきを低減することができ、はんだ付けされた接点の位置ずれによる誤差が少なくて済むので、製品としてのヒューズの電気的性質が一致し、品質が向上する。
【0019】
本実施形態において、一つの基材10に対して二つのヒューズエレメント20が設けられている(例えば図7A参照)が、これに限られない。図7Bに示すように、一つの基材10に対して単一のヒューズエレメント20を設けてもよい。また、図7Cに示すように、一つの基材10に対して3本以上のヒューズエレメント20を設けてもよい。
【0020】
他の実施形態において、本発明に係る製造方法は、図5Bに示すように、ステップS20とステップS30の間に行われるステップS21を更に含み、ステップS21において、基材シート100に断熱手段を設ける。
【0021】
また、本発明に係る製造方法において、端部電極40を設けるステップS60において実行される処理は、基材10の形状及び前処理によって決まる。ある実施形態において、図7Aに示すように基材10の両端部が平面となっている場合では、図5C及び図2A、Bに示すように、ステップS50の後に実行されるステップS60は、基材10の両端部に、ヒューズエレメント20の端部と電気的に接続する銀層41を銀浸漬(silver dipping)によって形成するステップS61と、銀層41に(例えば電気めっきだがこれに限られない方法によって)導電材層42を形成して端部電極40を構成するステップS62とを含む。他の実施形態において、図8A、8Bに示すように、基材シート100Cにおける基材10C間の接続部に導電孔101Cが予め形成されており、且つ導電孔101Cの孔壁には、ヒューズエレメントの端部と電気的に接続する導電材料(例えば銀)が予め印刷されている場合では、図5Aに示すように、ステップS50の後に実行されるステップS60において、基材10Cの両端部における導電孔101Cに(例えば電気めっきだがこれに限られない方法によって)導電材層を形成して端部電極を構成する。このように、基材シート100Cに導電孔101Cが予め形成されている実施形態においては、銀浸漬によって銀層を設けるステップを省略することができ、製造工程が比較的簡単となる。
【0022】
上述した実施形態は例示にすぎず、本発明を限定するものではない。本発明を上記実施形態により説明したが、本発明はこれら開示された実施形態に限定されず、当業者であれば、本発明の技術的思想を逸脱することなく、様々な変更および修飾を加えて均等物とすることができる。したがって、上記実施形態に変更、改変および修飾を加えた内容もまた、本発明の技術的思想に含まれるものである。
【符号の説明】
【0023】
10、10C 基材
11 第1側面
12 ボンディングパッド
13、13B 断熱層
14A、14B ボンディングパッド
20 ヒューズエレメント
30 保護層
40 端部電極
41 銀層
42 導電材層
100 基材シート
101C 導電孔
200 ヒューズエレメントワイヤ
図1
図2A
図2B
図3
図4A
図4B
図5A
図5B
図5C
図6
図7A
図7B
図7C
図8A
図8B