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  • 特許-美容サービス提供システム 図1
  • 特許-美容サービス提供システム 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-01-24
(45)【発行日】2022-02-01
(54)【発明の名称】美容サービス提供システム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20220125BHJP
【FI】
G06Q50/10
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2019210590
(22)【出願日】2019-11-21
(65)【公開番号】P2021082133
(43)【公開日】2021-05-27
【審査請求日】2021-09-03
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519285743
【氏名又は名称】荒井 勇人
(74)【代理人】
【識別番号】100180415
【弁理士】
【氏名又は名称】荒井 滋人
(72)【発明者】
【氏名】荒井 勇人
【審査官】萩島 豪
(56)【参考文献】
【文献】特開2002-092482(JP,A)
【文献】特開2012-238087(JP,A)
【文献】韓国公開特許第10-2017-0027152(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 - 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
顧客が有する顧客端末及び前記顧客が利用する店舗が有する店舗端末のそれぞれとインターネットを介して接続されているシステム本体を有し、
該システム本体は、
前記顧客端末の現在地を認識する位置情報認識部と、
該位置情報認識部で認識された前記顧客端末の現在地に対応している前記店舗端末に前記顧客の現在地を伝える位置情報伝達部と、
該位置情報伝達部により伝達された前記店舗端末からの提案情報を認識する提案情報認識部と、
該提案情報認識部で認識された前記提案情報を前記顧客端末に伝える提案情報伝達部と、
該提案情報伝達部で伝えるべき前記提案情報を予め特定店舗として記憶されている特定店舗からのものに限定するための店舗情報判別部とを備え
前記提案情報は前記顧客のヘアスタイルに対するアドバイスであり、
前記提案情報を前記顧客の毛質情報と湿度情報を基にしたアドバイスとするため、前記顧客の毛質情報が前記システム本体内に記憶されていることを特徴とする美容サービス提供システム。
【請求項2】
前記顧客端末が登録している利用態様を記憶する利用態様記憶部とをさらに備え、
前記利用態様は、前記システム本体の利用料として月額払い又は都度払いであることを特徴とする請求項1に記載の美容サービス提供システム。
【請求項3】
前記顧客端末及び前記店舗端末からの前記店舗での施術後の前記顧客のヘアスタイルに関する施術後情報を記憶する施術後情報記憶部とをさらに備え、
前記施術後情報は、前記位置情報伝達部により伝えられる前記顧客の現在地とともに伝えられることを特徴とする請求項1に記載の美容サービス提供システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、顧客が快適に利用できる美容サービス提供システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
理美容室選択システムが知られている(例えば特許文献1参照)。このシステムでは、顧客の検索条件に合致した理美容室を表示して顧客に利用したい理美容室を選択させて予約させるものと、顧客の希望を基に理美容室側がその顧客情報を確認して施術可能かどうかを入力し、その施術可能として入力された理美容室から顧客が選択できるものを提供している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2001-344492号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のシステムでは、理美容室として登録されている店舗の技術力が顧客にとって分からないので、本当に自己の希望通りのヘアスタイル等を施術可能かどうかを図る指標がない。また、顧客の自宅に近い理美容室(店舗)を探すようなシステムであるため、例えば勤務先や出かけ先等、自身がそのときにいる場所で手軽にその付近の理美容室を選択できるものではない。
【0005】
本来、理美容室でカットしてもらいセットしてもらったヘアスタイルは、施術後に日をまたいだとしても維持しておきたいものである。そのような要望は少なくともあると考えられる。これは、美容技術が一般の顧客にとっては慣れないものであるため、例えば施術後に自宅で洗髪をしてしまうと多くの場合は施術直後のヘアスタイルを再現できないという問題があるからである。また多くの顧客は行きつけの理美容室で施術を行ってもらっているため、自宅から遠い理美容室で施術を受けている顧客や、自宅近くであっても日々の通勤通学等がある顧客はそのような行きつけの理美容室に頻繁に赴くことができない現状がある。
【0006】
本発明は、上記従来技術を考慮したものであり、顧客がいる位置にて手軽に、普段通っている行きつけの理美容室(店舗)と同様の品質で施術を受けることができる等の信頼性の高い美容サービス提供システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するため、本発明では、顧客が有する顧客端末及び前記顧客が利用する店舗が有する店舗端末のそれぞれとインターネットを介して接続されているシステム本体を有し、該システム本体は、前記顧客端末の現在地を認識する位置情報認識部と、該位置情報認識部で認識された前記顧客端末の現在地に対応している前記店舗端末に前記顧客の現在地を伝える位置情報伝達部と、該位置情報伝達部により伝達された前記店舗端末からのヘアスタイルに関する提案情報を認識する提案情報認識部と、該提案情報認識部で認識された前記提案情報を前記顧客端末に伝える提案情報伝達部と、該提案情報伝達部で伝えるべき前記提案情報を予め特定店舗として記憶されている特定店舗からのものに限定するための店舗情報判別部とを備えていることを特徴とする美容サービス提供システムを提供する。
【0008】
好ましくは、前記顧客端末が登録している利用態様を記憶する利用態様記憶部とをさらに備え、前記利用態様は、前記システム本体の利用料として月額払い又は都度払いである。
【0009】
好ましくは、前記顧客端末及び前記店舗端末からの前記店舗での施術後の前記顧客のヘアスタイルに関する施術後情報を記憶する施術後情報記憶部とをさらに備え、前記施術後情報は、前記位置情報伝達部により伝えられる前記顧客の現在地とともに伝えられる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、顧客端末の現在地に対応している店舗端末からの提案情報を顧客端末は受け取ることができるので、顧客端末を有している顧客がいる位置にて手軽に店舗の情報を入手することができる。また、提案情報は予め特定店舗として判別された特定店舗からのものに限定されているため、ある一定以上の技術力を有する店舗を特定店舗とすることで、顧客は普段通っている行きつけの理美容室(店舗)と同様の品質で他の特定店舗でも施術を受けることができる。
【0011】
また、顧客端末への提案情報は特定店舗からのものに限られているので、顧客はその品質を安心して信頼することができるため、顧客端末が登録する利用形態として月額払いを選択して永続的にシステム本体を利用することも選択肢の一つとして選びやすくなる。
【0012】
また、顧客が受けた施術後情報を施術を受けた顧客端末及び施術をした店舗端末の双方からの情報として記憶する施術後情報記憶部を備えているので、特定店舗はより具体性に富んだ提案情報を顧客端末に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明に係る美容サービス提供システムの概略図である。
図2】システム本体と顧客端末及び店舗端末との関連を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1が示すように、本発明に係る美容サービス提供システム1は、システム本体2を有している。このシステム本体2は、インターネット3を介して複数の顧客端末4及び複数の店舗端末5とそれぞれ接続されている。店舗端末5を有している店舗とは主として美容室である。ここでいう美容室には、顧客に対して当該顧客の髪をカット又はセット(あるいはその両方)を行うサービスを提供するものを含み、例えば理容室やセット専門店も含むものとする。顧客端末4はこのような店舗を利用する顧客が有する例えばスマートフォンやタブレット、PC等である。本システム1が目的とするところは、顧客に店舗選択の手軽さを付与し、そして店舗が提供するサービスの品質等の店舗の信頼性が一定に保持されていることである。以下、本システム1が有するシステム本体2と顧客端末4及び店舗端末5との関連性について説明する。
【0015】
図2を参照すれば明らかなように、システム本体2は、位置情報認識部6を有している。この位置情報認識部6は、顧客端末4の現在地を認識するものである。この認識は、顧客端末4が有する位置情報送信部7から送信される位置情報を受信し、その場所がどこであるかを確認して行われる。顧客端末4からの位置情報の送信は、位置情報送信部7を用いて顧客が手動で行ってもよいし、何らかのタイミングや所定エリアにいるときなど、所定条件により自動で行ってもよい。このようにして、システム本体2は顧客端末4の現在地、すなわち顧客の現在地を認識することができる。
【0016】
位置情報認識部6で認識された顧客端末4の現在地の位置情報は、システム本体2が有する位置情報伝達部8に送られる。そして、顧客端末4の位置情報は、この位置情報伝達8から店舗端末5の位置情報受信部9に送信される。これにより店舗端末5は、顧客端末4の現在地を知ることができる。このとき、位置情報伝達部8は、複数の店舗端末5のうち、顧客端末4の現在地に対応している店舗端末5の位置情報受信部9にのみ送信する。この現在地に対応とは、例えばその現在地から一定距離にある店舗のことである。
【0017】
位置情報受信部9により顧客端末4の現在地を取得した店舗端末5は、店舗端末5に格納されている提案情報を提案情報送信部10から送信する。提案情報は、例えば顧客端末4を有する顧客に対するヘアスタイルに関する情報等である。この提案情報は、現在の顧客のヘアスタイルに対するアドバイスでもよいし、現在地の付近に自己の店舗があるという存在を示す情報でもよい。このような提案情報は、提案情報送信部10からシステム本体2の提案情報認識部11に送信される。提案情報認識部11は、この提案情報を受信し、その内容を認識する。認識された提案情報は、システム本体2が有する提案情報伝達部12に送られる。そして、店舗端末5からの提案情報は、提案情報伝達部12から顧客端末4の提案情報受信部13に送信される。
【0018】
このとき、提案情報伝達部12から顧客端末4に送信される提案情報は、予め特定店舗として記憶されている特定店舗からのものに限定される。すなわち、特定店舗が有している店舗端末5から送信された提案情報に限定される。システム本体2は、この特定店舗が有している店舗端末5か否かの判別を店舗情報判別部14により行う。店舗端末5には店舗情報送信部15が備わり、上述した提案情報送信部10の送信と同時に、店舗情報も店舗情報送信部15から送信される。この店舗情報は店舗端末5を有する店舗が特定店舗か否かの情報である。特定店舗か否かは、予め例えば本システム1の提供者が当該店舗を一定の技術以上であると認めた場合等、所定条件を満たしている店舗端末5か否かで判断される。この所定条件を満たしている店舗端末5には、提案情報の送信とともに特定店舗である旨の認証が付与されていてこれが送信される。また、この店舗情報には上記顧客端末4の現在地に本当に対応している店舗か否かの情報も含めることができる。店舗情報判別部14は提案情報を送信してきた店舗端末5が特定店舗からの送信かどうかを判別し、その判別結果を提案情報認識部11に送る。提案情報認識部11は特定店舗からの提案情報のみを上記提案情報伝達部12に送る。
【0019】
以上により、顧客は顧客端末4により送信される位置情報のみで、その位置から適宜利用できる店舗(特定店舗)を知ることができる。すなわち、顧客端末4の現在地に対応している店舗端末5からの提案情報を顧客端末4は受け取ることができるので、顧客端末4を有している顧客がいる位置にて手軽に店舗の情報を入手することができる。また、提案情報は予め特定店舗として記憶されている特定店舗からのものに限定されているため、ある一定以上の技術力を有する店舗を特定店舗とすることで、顧客は普段通っている行きつけの理美容室(店舗)と同様の品質で他の特定店舗でも施術を受けることができる。換言すれば、顧客は無数の店舗から選択する必要はなく、その現在地に対応していて、しかもその中でも特定店舗のみの中から選択をすればよい。これにより、顧客にとって店舗選択の利便性が格段に向上し、本システム1の管理者としては信頼性の高い特定店舗を顧客に提供することができる。
【0020】
顧客が特定店舗を選択する際は、その選択した特定店舗を顧客端末4が有する選択情報送信部16から選択情報としてシステム本体2の選択情報認識部17に送信する。この顧客による選択は、手動で行ってもよいし、予めお気に入りの特定店舗を決めておいてそれを顧客端末4に記憶し、自動的に行ってもよい。すなわち、選択情報認識部17は、提案情報伝達部12により提案情報を伝えられた顧客端末4によって選択された特定店舗を含む選択情報を認識するものである。選択情報認識部17では選択された特定店舗が本当に選択店舗であるか否かを店舗情報判別部14を用いて判別し、特定店舗であれば選択情報伝達部18から店舗端末5の選択情報受信部19にその情報を送信する。すなわち、選択情報伝達部18は、選択情報認識部17で判別後に選択された特定店舗の店舗端末5に選択情報を伝えるものである。
【0021】
上記提案情報として、現在の顧客のヘアスタイルに対するアドバイスをする場合、店舗端末5は現状における顧客のヘアスタイルを知る必要がある。これを実現する場合、以下の構造を備える。システム本体2には、顧客がこれまでに店舗を利用した際のヘアスタイル情報(髪型名称や、どのような施術を施したか、カット後やセット後の写真等)を利用ごとの履歴情報として履歴情報記憶部20に記憶している。位置情報認識部6によりシステム本体2が顧客端末4の位置情報を受信した際、システム本体2はさらに当該顧客端末4に対応する履歴情報の有無を履歴情報記憶部20にて確認する。そして履歴情報がある場合、システム本体2は当該履歴情報を店舗端末5の履歴情報受信部21に送信する。これにより、店舗端末5では顧客の履歴情報を参照しながらヘアスタイルに対するアドバイスを提案情報として送信することができる。なお、履歴情報は顧客端末4にも同時に送信されてもよいし、当該顧客端末4の履歴情報として当該顧客端末4に記憶されていてもよい。
【0022】
このような履歴情報は、顧客端末4を有する顧客が店舗にて施術を受けた際に、施術後の顧客のヘアスタイルに関する施術後情報として店舗端末5の施術後情報送信部22から施術の都度送信される。施術後情報送信部22からの施術後情報は、システム本体2の施術後情報記憶部23に一旦記憶される。一方で、施術後情報は顧客端末4からも送信される。この場合は顧客端末4の施術後情報送信部22から施術後情報が施術後情報記憶部23に送信される。このように、店舗端末5側、顧客端末4側の双方から施術後情報が送信されるので、現状の顧客のヘアスタイルとして情報性に非常に富んだものをシステム本体2は受け取ることができる。この施術後情報は、施術後情報記憶部23でまとめられ、履歴情報として履歴情報記憶部20に送られる。そして上述したように、施術後情報は履歴情報として店舗端末5に上記位置情報とともに伝えられる。店舗端末5としては、情報量の豊富な施術後情報を参考にできるので、より具体性に富んだ提案情報を顧客端末4に提供することができる。
【0023】
また、システム本体2として顧客端末4が登録している利用態様を記憶する利用態様記憶部24をさらに備えてもよい。顧客端末4の位置情報がシステム本体2に送信された際、システム本体2は利用形態記憶部24をさらに参照する。この利用形態とは、システム本体2の利用料として月額払い又は都度払いを示す課金情報である。この課金情報は顧客端末4の利用形態登録部25によって登録され、利用形態記憶部24に送られる。本システム1では、顧客端末4への提案情報は特定店舗からのものに限られているので、顧客はその品質を安心して信頼することができるため、顧客端末4が登録する利用形態として月額払いを選択して永続的にシステム本体2を利用することも選択肢の一つとして選びやすくなる。この点からも顧客が快適に利用できるシステムの提供という観点を満たしている。
【0024】
上記提案情報として、顧客の毛質及びその日の天気を考慮したアドバイスを送ってもよい。顧客の毛質は予め履歴情報記憶部20に毛質情報として記憶されている。この毛質情報は、施術後情報とともに顧客端末4又は店舗端末5から送信される。毛質の種類としては、例えば以下のようなものが記憶される。
直毛:髪が真っ直ぐ
波状毛:髪自体に波打つようなウェーブがかかっているのが特徴
捻転毛:髪が細かくチリチリとコイル状に捻れたようになっているくせ毛
連球毛:1本の髪の中に数珠のように細い部分、太い部分があり、髪の表面が凸凹なのが特徴なくせ毛
縮毛:エチオピアンに多い髪が縮れた状態
その他、毛髪の特徴として、硬い、軟らかい、多い、少ない、太い、細い等も記憶される。
【0025】
毛質として大きく分類するならば、直毛とくせ毛がある。直毛は髪の毛の中のシスチン結合が均一なのに対し、くせ毛はシスチン結合が不均一であるために起きている。先天的な遺伝によるものと後天的な加齢やホルモンバランスの崩れによるものがあり、どちらのくせ毛も毛髪内の水分量の変化によって発生している。
【0026】
このため、毛質は湿度、すなわちそのときの天気に左右されてヘアスタイルの崩れが生じる。髪の水分付着には自由水と吸着水があり、湿度変化によるクセや広がりは自由水の影響を受けている。自由水によって毛髪内の水分バランスが崩れ髪の毛の水素結合が切れうねりが発生する。水素結合とは髪が濡れた時に結合が切れ、乾いた時にくっつく結合である。髪の毛の通常の水分量は10%~15%程度、お風呂上がりの髪の毛の水分量は30%以上である。例えば、湿度90%の時髪の毛は10%重くなり、湿度が100%の時1.5%伸びる。湿度によるくせは、毛髪内の水分量の変化によってうねりが出て髪がまとまらなくなる。乾燥によるくせは、水分量減少によって髪が反り返り髪が広がり収まりが悪くなる。
【0027】
したがって、毛質と天気情報(湿度情報)を基にして、提案情報をその顧客に合わせて送ることは大変重要である。店舗端末5はシステム本体2から毛質情報を受け取り、天気情報をインターネット等を介して取得し、天気情報と毛質情報とから予め設定された提案情報を提案情報送信部10から送信する。
【0028】
このように提案情報を顧客端末4に送るのは、美容室等でセットされた髪型は維持が難しいからである。次の日も、その次の日も髪型を維持するため、アフターサービスが重要であると考えられる。アフターサービスとは、元の髪にカットやカラーパーマなどデザイン的な形状変化を加えずに、毛髪の質感や形状を整える「スタイリング、セットアップ、ヘアアレンジ、ヘアトリートメント」など毛髪へのメンテナンスを行い、毛髪のコンディションを整えるための「ヘッドスパ、頭皮トリートメント、育毛トリートメント」など頭皮へのメンテナンスを行うことである。すなわち、美容室に行った当日以外の日は美容師が意図した形状が維持できていないためアフターサービスが必要であると考える。
【符号の説明】
【0029】
1:美容サービス提供システム、2:システム本体、3:インターネット、4:顧客端末、5:店舗端末、6:位置情報認識部、7:位置情報送信部、8:位置情報伝達部、9:位置情報受信部、10:提案情報送信部、11:提案情報認識部、12:提案情報伝達部、13:提案情報受信部、14:店舗情報判別部、15:店舗情報送信部、16:選択情報送信部、17:選択情報認識部、18:選択情報伝達部、19:選択情報受信部、20:履歴情報記憶部、21:履歴情報受信部、22:施術後情報送信部、23:施術後情報記憶部、24:利用形態記憶部、25:利用形態登録部
図1
図2