IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 南京航空航天大学の特許一覧

特許7014472三次元特徴記述子に基づく機翼フォーク点群の分割方法
<>
  • 特許-三次元特徴記述子に基づく機翼フォーク点群の分割方法 図1
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-01-24
(45)【発行日】2022-02-01
(54)【発明の名称】三次元特徴記述子に基づく機翼フォーク点群の分割方法
(51)【国際特許分類】
   G06T 7/136 20170101AFI20220125BHJP
   B64F 5/10 20170101ALI20220125BHJP
【FI】
G06T7/136
B64F5/10
【請求項の数】 6
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2021016985
(22)【出願日】2021-02-04
(65)【公開番号】P2021174526
(43)【公開日】2021-11-01
【審査請求日】2021-02-05
(31)【優先権主張番号】202010370281.5
(32)【優先日】2020-04-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519291342
【氏名又は名称】南京航空航天大学
(74)【代理人】
【識別番号】110001139
【氏名又は名称】SK特許業務法人
(74)【代理人】
【識別番号】100130328
【弁理士】
【氏名又は名称】奥野 彰彦
(74)【代理人】
【識別番号】100130672
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 寛之
(72)【発明者】
【氏名】汪俊
(72)【発明者】
【氏名】和暁歌
(72)【発明者】
【氏名】謝乾
【審査官】姫島 卓弥
(56)【参考文献】
【文献】特開2003-187223(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06T 7/136
B64F 5/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
【請求項2】
【請求項3】
【請求項4】
【請求項5】
【請求項6】
前記ステップS5において、k-meansクラスタリング法を採用することを特徴とする、請求項1に記載の三次元特徴記述子に基づく機翼フォーク点群の分割方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、三次元モデル技術分野に属し、具体的には、三次元特徴記述子に基づく機翼フォーク点群の分割方法に関する。
【背景技術】
【0002】
航空機の大きい部材のドッキングは、航空機の総組立の重要な構成部分であり、主に機翼と機体のドッキング、垂直尾翼ドッキングなどを含む。ここで、機翼と機体のドッキングの拘束関係は最も複雑で、機翼が受ける負荷も最も大きく、ドッキングの品質は航空機の飛行安全性及び使用寿命に直接影響を与える。
【0003】
機翼と中央翼とをドッキングする際に、機翼ビームイアシートとホイールウェルアームとはフォークで結合され、ボルトにより接続される。航空機の機翼と機体をドッキングする過程において、フォーク式交点ジャンクションは組立の変形を引き起こすことがある。従って、組立前にフォークを分割し、フォークの位置を確定してから組み立てる必要がある。これによって、組立の作業量及び精度が低下する。航空機デジタル組立システムの測定設備により組み立てられる製品の実際の状態に対して情報を採取し、組立過程をシミュレーション計算し、組立結果を予測する目的を達成することができる。
【0004】
しかし、従来技術では、フォーク分割に対して解決策を提出していないので、フォークを素速く
効果的に分割し、組立変形を軽減するなどの課題については、効果的な解決方法がない。
【発明の概要】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、上記従来技術の不足に対して三次元特徴記述子に基づく機翼フォーク点群の分割方法を提供することである。
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は以下の技術的解決策を採用する。
【0007】
【0008】
上記技術的解決策を最適化するために、具体的な手段は以下のことをさらに含む。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
さらに、前記ステップS5において、k-meansクラスタリング法を採用する。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、図面を参照しながら本発明の実施例をさらに詳しく説明する。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
具体的な実施において、対数距離で分割することにより、形状コンテキスト記述子は遠いサンプリング点に比べ、近いサンプリング点に対してより敏感であり、局所の特徴を強化することができる。輪郭における異なる点での形状コンテキストは異なるが、類似する輪郭の対応する点には、類似する形状コンテキストがある。
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
ステップS7:異常点クラスタをフィルタリングし、分割後のフォーク点群データを取得する。
【0032】
【0033】
以上の説明は本発明の好ましい実施形態に過ぎず、本発明の保護範囲は上記実施例に制限されない。本発明の思想の範囲内の技術手段はいずれも本発明の保護範囲に含まれる。なお、当業者であれば、本発明の原理から逸脱することなく行なった改良及び修飾は本発明の保護範囲に含まれるべきである。
図1