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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-01-24
(45)【発行日】2022-02-01
(54)【発明の名称】柱状体
(51)【国際特許分類】
   E01F 13/02 20060101AFI20220125BHJP
【FI】
E01F13/02 Z
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2017050772
(22)【出願日】2017-03-16
(65)【公開番号】P2018154978
(43)【公開日】2018-10-04
【審査請求日】2019-09-24
(73)【特許権者】
【識別番号】000002462
【氏名又は名称】積水樹脂株式会社
(72)【発明者】
【氏名】近西 澪
(72)【発明者】
【氏名】佐川 就一
【審査官】湯本 照基
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-187348(JP,A)
【文献】特開平10-114919(JP,A)
【文献】特開2006-022495(JP,A)
【文献】特開2014-080734(JP,A)
【文献】特開2015-113639(JP,A)
【文献】実開平05-007717(JP,U)
【文献】米国特許第04997307(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E01F 13/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
上端に柱状体挿入口を有する筒状部材によって形成され、その柱状体挿入口を設置面に露出させた状態で設置面下に埋め込まれる鞘管本体と、
基端側に取付部を備えた板状部材によって形成され、柱状体挿入口の開閉を行う蓋体と、
前記鞘管本体の上端の外周から外方に突出して設けられた蓋体取付体と、
蓋体取付体に設けられ、前記蓋体の取付部を回動可能に取り付ける蓋体取付部材と、
を備えた柱状体立設用鞘管と、この柱状体立設用鞘管に嵌挿される柱状体本体と、
を備えた柱状体であって、
前記鞘管本体に挿入可能となされた挿入部材が前記鞘管本体内に挿入され、この挿入部材に設けられた貫通孔に前記柱状体本体が挿入されると共に、前記挿入部材により前記柱状体本体と鞘管本体との隙間が埋められており、
前記貫通孔が前記鞘管本体の上端に配置されると共に、前記挿入部材の全体が前記蓋体により開閉が行われる前記柱状体挿入口が開口する前記鞘管本体の最上端より下方に配置されていることを特徴とする柱状体。
【請求項2】
前記挿入部材は前記鞘管本体の内形と同形の水平な板状部を備え、この板状部には前記貫通孔が設けられ、この板状部の下面から下方に向けて、前記柱状体本体の下部を保持する柱状体保持部が突設されており、前記柱状体本体が貫通孔から前記挿入部材に挿入された状態において、前記柱状体本体が前記柱状体保持部により保持される様になされていることを特徴とする請求項1に記載の柱状体。
【請求項3】
前記挿入部材には係止部が備えられ、前記挿入部材を鞘管本体に挿入した状態において、前記係止部が鞘管本体に設けられている被係止部に係止され、前記挿入部材が前記柱状体立設用鞘管の内部で移動しない様になされていることを特徴とする請求項1または2に記載の柱状体。
【請求項4】
前記係止部は挿入部材の下端部に設けられ、前記被係止部は鞘管本体の底部に設けられた通孔であることを特徴とする請求項3に記載の柱状体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主として柱状体立設用鞘管を用いて設置面に立設された柱状体に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、歩道や公園等への車両の進入を物理的又は心理的に防止する車止めや、また公園の入り口付近に設置され例えば災害時の避難場所を示す表示板、と言った柱状体に関しては、数多くの発明がなされている。例えば、特許文献1には、図10,11に示すように、柱状体の下端部を挿入するための鞘管本体110と、鞘管本体110の上端に設けられた柱状体挿入口111の開閉を行う蓋体120と、鞘管本体110の上端近傍の外周部から外方に突出して設けられた蓋体取付基体130と、蓋体取付基体130の内側で蓋体120を回動可能な状態で取り付ける支軸141とを備えた柱状体立設用鞘管100を用いて設置面に立設された柱状体が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2014-64934号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、この種の柱状体立設用鞘管を用いて設置面に立設された柱状体において、鞘管本体の内形とそれに挿入される柱状体本体下部とが同形かつ、柱状体下部の大きさが鞘管本体の大きさよりやや小さい場合は、鞘管本体に柱状体本体下部を挿入しても柱状体本体が傾いたりがたついたりすることは無いが、鞘管本体の内形と柱状体本体の外形が異なっている場合や、鞘管本体の内形と柱状体本体の外形が同形であっても、鞘管本体の内形に比べ柱状体本体の外形が相当に小さい場合には、鞘管本体に柱状体本体下部を挿入すると、柱状体本体が傾いたりがたついたりすることがある。
【0005】
そこで本発明は、上記の如き課題に鑑みてなされたものであり、鞘管本体の内形と柱状体本体の外形が異なっている場合や、鞘管本体の内形に比べ柱状体本体の外形が相当に小さい場合であっても、柱状体本体が傾いたりがたついたりすることがない柱状体を提供せんとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成としている。
すなわち、本発明に係る柱状体は、上端に柱状体挿入口を有する筒状部材によって形成され、その柱状体挿入口を設置面に露出させた状態で設置面下に埋め込まれる鞘管本体と、基端側に取付部を備えた板状部材によって形成され、柱状体挿入口の開閉を行う蓋体と、前記鞘管本体の上端の外周から外方に突出して設けられた蓋体取付体と、蓋体取付体に設けられ、前記蓋体の取付部を回動可能に取り付ける蓋体取付部材と、を備えた柱状体立設用鞘管と、この柱状体立設用鞘管に嵌挿される柱状体本体と、を備えた柱状体であって、前記鞘管本体に挿入可能となされた挿入部材が前記鞘管本体内に挿入され、この挿入部材に設けられた貫通孔に前記柱状体本体が挿入されると共に、前記挿入部材により前記柱状体本体と鞘管本体との隙間が埋められており、前記貫通孔が前記鞘管本体の上端に配置されると共に、前記挿入部材の全体が前記蓋体により開閉が行われる前記柱状体挿入口が開口する前記鞘管本体の最上端より下方に配置されていることを特徴とするものである。
【0007】
この構成によれば、上端に柱状体挿入口を有する筒状部材によって形成され、その柱状体挿入口を設置面に露出させた状態で設置面下に埋め込まれる鞘管本体と、 基端側に取付部を備えた板状部材によって形成され、柱状体挿入口の開閉を行う蓋体と、前記鞘管本体の上端の外周から外方に突出して設けられた蓋体取付体と、蓋体取付体に設けられ、前記蓋体の取付部を回動可能に取り付ける蓋体取付部材と、を備えた柱状体立設用鞘管と、この柱状体立設用鞘管に嵌挿される柱状体本体と、を備えた柱状体であって、前記鞘管本体に挿入可能となされた挿入部材が前記鞘管本体内に挿入され、この挿入部材に設けられた貫通孔に前記柱状体本体が挿入されると共に、前記挿入部材により前記柱状体本体と鞘管本体との隙間が埋められているので、鞘管本体の内形と柱状体本体の外形が異なっている場合や、鞘管本体の内形に比べ柱状体本体の外形が相当に小さい場合であっても、前記挿入部材により柱状体本体と鞘管本体との隙間が埋められているため、柱状体本体が傾いたりがたついたりするを防止することができる。
【0008】
また本発明に係る柱状体は、前記挿入部材が前記鞘管本体の内形と同形の水平な板状部を備え、この板状部には前記貫通孔が設けられ、この板状部の下面から下方に向けて、前記柱状体本体の下部を保持する柱状体保持部が突設されており、前記柱状体本体が貫通孔から前記挿入部材に挿入された状態において、前記柱状体本体が前記柱状体保持部により保持される様になされていることを特徴とするものである。
【0009】
この構成によれば、前記挿入部材が前記鞘管本体の内形と同形の水平な板状部を備え、この板状部には前記貫通孔が設けられ、この板状部の下面から下方に向けて、前記柱状体本体の下部を保持する柱状体保持部が突設されており、前記柱状体本体が貫通孔から前記挿入部材に挿入された状態において、前記柱状体本体が前記柱状体保持部により保持される様になされているので、前記挿入部材に挿入された柱状体本体が前記柱状体保持部により確実に保持されて、柱状体本体が傾いたりがたついたりするのを防止することができる。
【0010】
また本発明に係る柱状体は、前記挿入部材には係止部が備えられ、前記挿入部材を鞘管本体に挿入した状態において、前記係止部が鞘管本体に設けられている被係止部に係止され、前記挿入部材が前記柱状体立設用鞘管の内部で移動しない様になされていることを特徴とするものである。
【0011】
この構成によれば、前記挿入部材には係止部が備えられ、前記挿入部材を鞘管本体に挿入した状態において、前記係止部が鞘管本体に設けられている被係止部に係止され、前記挿入部材が前記柱状体立設用鞘管の内部で移動しない様になされているので、前記鞘管本体に挿入された挿入部材及びそれに挿入された前記柱状体本体が鞘管本体内で移動したり、回動したりすることを防止することができる。
ことができる。
【0012】
また本発明に係る柱状体は、前記係止部が挿入部材の下端部に設けられ、前記被係止部は鞘管本体の底部に設けられた通孔であることを特徴とするものである。
【0013】
この構成によれば、前記係止部が挿入部材の下端部に設けられ、前記被係止部は鞘管本体の底部に設けられた通孔であるので、前記挿入部材を鞘管本体に挿入する際、前記係止部が鞘管本体に引っ掛かることなく、前記被係止部である通孔に係止させることができ、それにより、前記鞘管本体に挿入された挿入部材及びそれに挿入された前記柱状体本体が鞘管本体内で移動したり、回動したりすることを防止することができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、鞘管本体の内形と柱状体本体の外形が異なっている場合や、鞘管本体の内形に比べ柱状体本体の外形が相当に小さい場合であっても、前記挿入部材により柱状体本体と鞘管本体との隙間が埋められているため、柱状体本体が傾いたりがたついたりするを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明に係る柱状体の一つの実施形態を示す正面図である。
図2】本発明に係る柱状体の別の実施形態を示す正面図である。
図3図1,2に示す実施形態に用いられている柱状体立設用鞘管の、(a)は斜視図、(b)は(a)の反対側から見た斜視図である。
図4図1に示す実施形態に用いられている挿入部材の、(a)は斜視図、(b)は(a)の反対側から見た斜視図である。
図5図4に示す挿入部材の、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は左側面図、(d)は背面図、(e)は平面図、(f)は底面図である。
図6図2に示す実施形態に用いられている挿入部材の、(a)は斜視図、(b)は(a)の反対側から見た斜視図である。
図7図1に示す柱状体の設置方法を示す説明図(斜視図)である。
図8図1に示す実施形態に用いられている挿入部材を柱状体立設用鞘管に挿入した状態を示す、(a)は斜視図、(b)は(a)の反対側から見た斜視図である。
図9図2に示す実施形態に用いられている挿入部材を柱状体立設用鞘管に挿入した状態を示す、(a)は斜視図、(b)は(a)の反対側から見た斜視図である。
図10図1,2に示す実施形態に用いられている柱状体立設用鞘管の、(a)は下方側から見た斜視図、(b)は(a)に示す柱状体立設用鞘管に挿入部材を挿入した状態を示す斜視図(図8,9を下方側から見た斜視図)である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
次に、本発明につき実施形態を取り上げて説明を行う。なお、本実施形態はあくまでも本発明を理解するための一例を示したに過ぎず、各部の形状、構造、材質等に関し、本実施形態以外のバリエーションが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で許容されていることは言うまでもない。
【0017】
図1,2において、Pは柱状体であり、上端に柱状体挿入口111を有する筒状部材によって形成され、その柱状体挿入口111を設置面Gに露出させた状態で設置面G下に埋め込まれる鞘管本体11と、基端側に取付部121を備えた板状部材によって形成され、柱状体挿入口111の開閉を行う蓋体12と、前記鞘管本体11の上端の外周から外方に突出して設けられた蓋体取付体13と、蓋体取付体13に設けられ、前記蓋体12の取付部121を回動可能に取り付ける蓋体取付部材14と、を備えた柱状体立設用鞘管1と、この柱状体立設用鞘管1に嵌挿される柱状体本体2と、を備えている。
【0018】
そして、前記柱状体Pは、前記鞘管本体11に挿入可能となされた挿入部材3が前記鞘管本体11内に挿入され、この挿入部材3に設けられた貫通孔31に前記柱状体本体2が挿入されると共に、前記挿入部材3により前記柱状体本体2と鞘管本体11との隙間Sが埋められている。
【0019】
前記鞘管本体11は、上部が開口されて柱状体挿入口111となされると共に底板部112を備えた円筒状部材であり、前記底板部112には3個の水抜き孔である通孔113が円周に沿って等間隔に形成されている。そして、その基端側に取付部121が設けられた蓋体12が、前記鞘管本体11の上端の外周から外方に突出して設けられた前記蓋体取付体13に、前記蓋体取付部材14である円柱軸体14を介して回動可能に取り付けられている。
【0020】
前記蓋体取付体13は、平板材が折り曲げられ、平面視においてコの字状に形成されており、その先端が前記鞘管本体11の外周に沿う様に折り曲げられ、その折り曲げられた部分と前記鞘管本体11とが溶接などされて、前記蓋体取付体13が鞘管本体11の上端に取り付けられている。この蓋体取付体13の基端側に前記円柱軸体14が挿通される通孔が設けられ、その通孔に前記円柱軸体14が挿通されている。
【0021】
前記柱状体本体2は、正面視において倒コ字状に形成されている。まず図1に示す実施形態においては、前記柱状体本体2は四角形状の金属管から形成されており、左右一対の柱部21には横桟22が差し渡されている。そして図4,5に示す様に、この実施形態に用いられている前記挿入部材3は、前記鞘管本体11の内形である円形と同形の水平な板状部32を備え、この板状部32には前記柱状体本体2の外形と同形かつ前記柱状体本体2の柱部21が挿入できる四角形状の前記貫通孔31が設けられ、この板状部32の下面から下方に向けて、前記柱状体本体2の下部を保持する柱状体保持部33が突設されており、前記柱状体本体2が貫通孔31から前記挿入部材3に挿入された状態において、前記柱状体本体2が前記柱状体保持部33により保持される様になされている。
【0022】
詳細には、前記柱状体保持部33は水平断面コ字状に形成された縦壁体で構成されており、この縦壁体が前記柱部21の外形よりやや大きく形成されており、前記縦壁体の内側に前記柱部21が挿入され前記挿入部材3に挿入された前記柱状体本体2の下部が保持されるようになされている。
【0023】
またこの実施形態に示す前記挿入部材3の柱状体保持部33の下端部には係止部34が備えられ、前記鞘管本体11の底板部112に形成されている通孔113に挿入できる様に倒L字状に形成されており、前記挿入部材3が前記柱状体立設用鞘管1に挿入された状態で、前記係止部34が前記通孔113に挿入されるようになされている。こうすることによって、前記係止部34が鞘管本体1に設けられている被係止部である通孔113に係止され、前記挿入部材3が柱状体立設用鞘管1の内部で移動や回動しない様にすることができる。
【0024】
次に図2に示す前記柱状体本体2の実施形態においては、前記柱状体本体2は円形状の金属管から、正面視において倒コ字状に形成されているのみであり、図1に示す実施形態に備わっている前記横桟22は備わっていない。そして図6に示す様に、この実施形態に用いられている前記挿入部材3は、前記鞘管本体11の内形である円形と同形の水平な板状部32を備え、この板状部32には前記柱状体本体2の外形と同形かつ前記柱状体本体2の柱部21が挿入できる円形状の前記貫通孔31が設けられ、この板状部32の下面から下方に向けて、前記柱状体本体2の下部を保持する柱状体保持部33が突設されており、前記柱状体本体2が貫通孔31から前記挿入部材3に挿入された状態において、前記柱状体本体2が前記柱状体保持部33により保持される様になされている。詳細には、前記柱状体保持部33は正対する2個の平板体で構成されており、この平板体間の距離が前記柱部21の外径よりやや大きくなされており、2個の前記平板体間に前記柱部21が挿入され前記挿入部材3に挿入された前記柱状体本体2の下部が保持されるようになされている。
【産業上の利用可能性】
【0025】
本発明によれば、上端に柱状体挿入口を有する筒状部材によって形成され、その柱状体挿入口を設置面に露出させた状態で設置面下に埋め込まれる鞘管本体と、 基端側に取付部を備えた板状部材によって形成され、柱状体挿入口の開閉を行う蓋体と、前記鞘管本体の上端の外周から外方に突出して設けられた蓋体取付体と、蓋体取付体に設けられ、前記蓋体の取付部を回動可能に取り付ける蓋体取付部材と、を備えた柱状体立設用鞘管と、この柱状体立設用鞘管に嵌挿される柱状体本体と、を備えた柱状体であって、前記鞘管本体に挿入可能となされた挿入部材が前記鞘管本体内に挿入され、この挿入部材に設けられた貫通孔に前記柱状体本体が挿入されると共に、前記挿入部材により前記柱状体本体と鞘管本体との隙間が埋められているので、鞘管本体の内形と柱状体本体の外形が異なっている場合や、鞘管本体の内形に比べ柱状体本体の外形が相当に小さい場合であっても、前記挿入部材により柱状体本体と鞘管本体との隙間が埋められているため、柱状体本体が傾いたりがたついたりするを防止することができ、更には前記鞘管本体に挿入された挿入部材及びそれに挿入された前記柱状体本体が鞘管本体内で移動したり、回動したりすることを防止することができる柱状体として好適に利用できる。
【符号の説明】
【0026】
1 柱状体立設用鞘管
11 鞘管本体
111 柱状体挿入口
112 底部
113 通孔
12 蓋体
121 取付部
13 蓋体取付体
14 蓋体取付部材
2 柱状体本体
21 柱部
22 横桟
3 挿入部材
31 貫通孔
32 板状体
33 柱状体保持部
34 係止部
P 柱状体
G 設置面
S 隙間
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10