(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-01-26
(45)【発行日】2022-02-03
(54)【発明の名称】サーバ装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/02 20120101AFI20220127BHJP
G06Q 50/00 20120101ALI20220127BHJP
【FI】
G06Q30/02 300
G06Q50/00 300
(21)【出願番号】P 2021126288
(22)【出願日】2021-07-30
(62)【分割の表示】P 2020008824の分割
【原出願日】2020-01-23
【審査請求日】2021-08-11
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】517097933
【氏名又は名称】株式会社Macbee Planet
(74)【代理人】
【識別番号】110002789
【氏名又は名称】特許業務法人IPX
(72)【発明者】
【氏名】小嶋 雄介
(72)【発明者】
【氏名】宇野 涼太
【審査官】田中 秀樹
(56)【参考文献】
【文献】特表2017-534130(JP,A)
【文献】特開2018-206211(JP,A)
【文献】特開2017-120628(JP,A)
【文献】国際公開第2019/027704(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーバ装置であって、
第1の取得部と、登録部と、第2の取得部と、解析部と、を有し、
前記第1の取得部は、Webサイトにおいて商品を購入したユーザの電話番号を取得し、
前記登録部は、オペレーティングシステム上に仮想デバイスを作成し、仮想デバイス上で連絡先アプリを立ち上げ、前記連絡先アプリに前記電話番号を登録し、
前記第2の取得部は、前記仮想デバイスからソーシャルネットワーキングサービスのシステムに対して、前記電話番号を送信し、前記ユーザに関連する関連情報を取得し、
前記解析部は、前記商品に関する商品情報と、前記関連情報に含まれる前記ユーザのフォローユーザの情報と、特定ユーザの前記商品に関する投稿情報と、に基づいて、前記ユーザが前記特定ユーザをフォローし、前記ユーザが購入した商品と同じ商品を前記特定ユーザが投稿していた場合、前記特定ユーザは、前記ユーザの商品の購入に関して影響があると判定する、
サーバ装置。
【請求項2】
サーバ装置であって、
第1の取得部と、登録部と、第2の取得部と、解析部と、を有し、
前記第1の取得部は、Webサイトにおいて商品を購入したユーザの電話番号を取得し、
前記登録部は、オペレーティングシステム上に仮想デバイスを作成し、仮想デバイス上で連絡先アプリを立ち上げ、前記連絡先アプリに前記電話番号を登録し、
前記第2の取得部は、前記仮想デバイスからソーシャルネットワーキングサービスのシステムに対して、前記電話番号を送信し、前記ユーザに関連する関連情報を取得し、
前記解析部は、前記関連情報に基づき前記商品を閾値以上購入しているユーザが誰をフォローし、どのような内容の投稿に対していいね!を選択し、どのような内容の投稿に対してコメントしているか、前記ソーシャルネットワーキングサービス上の行動を解析する、
サーバ装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のサーバ装置において、
出力部を有し、
前記出力部は、前記解析部による解析の結果を出力する、
サーバ装置。
【請求項4】
請求項3に記載のサーバ装置において、
前記出力部は、ユーザの属性情報ごとの前記解析の結果を出力する、
サーバ装置。
【請求項5】
請求項4に記載のサーバ装置において、
前記属性情報には、前記ユーザの年代情報が含まれる、
サーバ装置。
【請求項6】
請求項4又は請求項5に記載のサーバ装置において、
前記属性情報には、前記ユーザの性別情報が含まれる、
サーバ装置。
【請求項7】
請求項4から請求項6までの何れか1項に記載のサーバ装置において、
前記属性情報には、前記ユーザの活動範囲を示す地域情報が含まれる、
サーバ装置。
【請求項8】
請求項1に記載のサーバ装置において、
提示部を有し、
前記特定ユーザは複数存在し、
前記提示部は、前記解析部による複数の特定ユーザそれぞれの前記商品に関する影響度の解析の結果に基づき、前記複数の特定ユーザから前記商品に影響を与える特定ユーザを選択し、提示する、
サーバ装置。
【請求項9】
サーバ装置であって、
第1の取得部と、登録部と、第2の取得部と、解析部と、を有し、
前記第1の取得部は、Webサイトにおいてサービスを申し込んだユーザの電話番号を取得し、
前記登録部は、オペレーティングシステム上に仮想デバイスを作成し、仮想デバイス上で連絡先アプリを立ち上げ、前記連絡先アプリに前記電話番号を登録し、
前記第2の取得部は、前記仮想デバイスからソーシャルネットワーキングサービスのシステムに対して、前記電話番号を送信し、前記ユーザに関連する関連情報を取得し、
前記解析部は、前記関連情報に基づき前記サービスを閾値以上
申し込んでいるユーザが誰をフォローし、どのような内容の投稿に対していいね!を選択し、どのような内容の投稿に対してコメントしているか、前記ソーシャルネットワーキングサービス上の行動を解析する、
サーバ装置。
【請求項10】
情報処理システムであって、
第1の取得部と、登録部と、第2の取得部と、解析部と、を有し、
前記第1の取得部は、Webサイトにおいて商品を購入したユーザの電話番号を取得し、
前記登録部は、オペレーティングシステム上に仮想デバイスを作成し、仮想デバイス上で連絡先アプリを立ち上げ、前記連絡先アプリに前記電話番号を登録し、
前記第2の取得部は、前記仮想デバイスからソーシャルネットワーキングサービスのシステムに対して、前記電話番号を送信し、前記ユーザに関連する関連情報を取得し、
前記解析部は、前記商品に関する商品情報と、前記関連情報に含まれる前記ユーザのフォローユーザの情報と、特定ユーザの前記商品に関する投稿情報と、に基づいて、前記ユーザが前記特定ユーザをフォローし、前記ユーザが購入した商品と同じ商品を前記特定ユーザが投稿していた場合、前記特定ユーザは、前記ユーザの商品の購入に関して影響があると判定する、
情報処理システム。
【請求項11】
情報処理システムであって、
第1の取得部と、登録部と、第2の取得部と、解析部と、を有し、
前記第1の取得部は、Webサイトにおいて商品を購入したユーザの電話番号を取得し、
前記登録部は、オペレーティングシステム上に仮想デバイスを作成し、仮想デバイス上で連絡先アプリを立ち上げ、前記連絡先アプリに前記電話番号を登録し、
前記第2の取得部は、前記仮想デバイスからソーシャルネットワーキングサービスのシステムに対して、前記電話番号を送信し、前記ユーザに関連する関連情報を取得し、
前記解析部は、前記関連情報に基づき前記商品を閾値以上購入しているユーザが誰をフォローし、どのような内容の投稿に対していいね!を選択し、どのような内容の投稿に対してコメントしているか、前記ソーシャルネットワーキングサービス上の行動を解析する、
情報処理システム。
【請求項12】
情報処理システムであって、
第1の取得部と、登録部と、第2の取得部と、解析部と、を有し、
前記第1の取得部は、Webサイトにおいてサービスを申し込んだユーザの電話番号を取得し、
前記登録部は、オペレーティングシステム上に仮想デバイスを作成し、仮想デバイス上で連絡先アプリを立ち上げ、前記連絡先アプリに前記電話番号を登録し、
前記第2の取得部は、前記仮想デバイスからソーシャルネットワーキングサービスのシステムに対して、前記電話番号を送信し、前記ユーザに関連する関連情報を取得し、
前記解析部は、前記関連情報に基づき前記サービスを閾値以上
申し込んでいるユーザが誰をフォローし、どのような内容の投稿に対していいね!を選択し、どのような内容の投稿に対してコメントしているか、前記ソーシャルネットワーキングサービス上の行動を解析する、
情報処理システム。
【請求項13】
サーバ装置が実行する情報処理方法であって、
第1の工程と、第2の工程と、第3の工程と、第4の工程と、含み、
前記第1の工程では、Webサイトにおいて商品を購入したユーザの電話番号を取得し、
前記第2の工程では、オペレーティングシステム上に仮想デバイスを作成し、仮想デバイス上で連絡先アプリを立ち上げ、前記連絡先アプリに前記電話番号を登録し、
前記第3の工程では、前記仮想デバイスからソーシャルネットワーキングサービスのシステムに対して、前記電話番号を送信し、前記ユーザに関連する関連情報を取得し、
前記第4の工程では、前記商品に関する商品情報と、前記関連情報に含まれる前記ユーザのフォローユーザの情報と、特定ユーザの前記商品に関する投稿情報と、に基づいて、前記ユーザが前記特定ユーザをフォローし、前記ユーザが購入した商品と同じ商品を前記特定ユーザが投稿していた場合、前記特定ユーザは、前記ユーザの商品の購入に関して影響があると判定する、
情報処理方法。
【請求項14】
サーバ装置が実行する情報処理方法であって、
第1の工程と、第2の工程と、第3の工程と、第4の工程と、含み、
前記第1の工程では、Webサイトにおいて商品を購入したユーザの電話番号を取得し、
前記第2の工程では、オペレーティングシステム上に仮想デバイスを作成し、仮想デバイス上で連絡先アプリを立ち上げ、前記連絡先アプリに前記電話番号を登録し、
前記第3の工程では、前記仮想デバイスからソーシャルネットワーキングサービスのシステムに対して、前記電話番号を送信し、前記ユーザに関連する関連情報を取得し、
前記第4の工程では、前記関連情報に基づき前記商品を閾値以上購入しているユーザが誰をフォローし、どのような内容の投稿に対していいね!を選択し、どのような内容の投稿に対してコメントしているか、前記ソーシャルネットワーキングサービス上の行動を解析する、
情報処理方法。
【請求項15】
サーバ装置が実行する情報処理方法であって、
第1の工程と、第2の工程と、第3の工程と、第4の工程と、を含み、
前記第1の工程では、Webサイトにおいてサービスを申し込んだユーザの電話番号を取得し、
前記第2の工程では、オペレーティングシステム上に仮想デバイスを作成し、仮想デバイス上で連絡先アプリを立ち上げ、前記連絡先アプリに前記電話番号を登録し、
前記第3の工程では、前記仮想デバイスからソーシャルネットワーキングサービスのシステムに対して、前記電話番号を送信し、前記ユーザに関連する関連情報を取得し、
前記第4の工程では、前記関連情報に基づき前記サービスを閾値以上
申し込んでいるユーザが誰をフォローし、どのような内容の投稿に対していいね!を選択し、どのような内容の投稿に対してコメントしているか、前記ソーシャルネットワーキングサービス上の行動を解析する、
情報処理方法。
【請求項16】
プログラムであって、コンピュータを、請求項1から請求項9までの何れか1項に記載のサーバ装置の各部として機能させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、サーバ装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、各SNSサーバから各SNSサーバで登録されている各ユーザの嗜好情報を受信する手段を有する管理サービスサーバが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の各SNSサーバは、主体的に各ユーザの嗜好情報を管理サービスサーバに送信している。しかし、実際にそのようなSNSでない場合、SNSサーバ等からユーザの情報を取得することができない問題があった。
【0005】
本発明は、かかる事情を鑑みてなされたものであり、ソーシャルネットワーキングサービスのシステムからユーザに関連する関連情報を取得する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、情報処理装置であって、第1の取得部と、登録部と、第2の取得部と、を有し、前記第1の取得部は、ユーザの電話番号を取得し、前記登録部は、オペレーティングシステム上の仮想デバイスに前記電話番号を登録し、前記第2の取得部は、前記仮想デバイスからソーシャルネットワーキングサービスのシステムに対して、前記電話番号を送信し、前記ユーザに関連する関連情報を取得する、情報処理装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一つによれば、ソーシャルネットワーキングサービスのシステムからユーザに関連する関連情報を取得する技術を提供することができるという有利な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】
図1は、情報処理システムのシステム構成の一例を示す図である。
【
図2】
図2は、サーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
【
図3】
図3は、クライアント装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
【
図4】
図4は、サーバ装置の機能構成の一例を示す図である。
【
図5】
図5は、サーバ装置の情報処理の一例を示すアクティビティ図である。
【
図6】
図6は、出力画面の一例を示す図(その1)である。
【
図7】
図7は、出力画面の一例を示す図(その2)である。
【
図8】
図8は、変形例1のサーバ装置の機能構成の一例を示す図である。
【
図9】
図9は、変形例1のサーバ装置の情報処理の一例を示すアクティビティ図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【0010】
本明細書において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらのハードウェア資源によって具体的に実現されうるソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含みうる。また、本実施形態においては様々な情報を取り扱うが、これら情報は、0又は1で構成される2進数のビット集合体として信号値の高低によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行されうる。
【0011】
また、広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)、及びメモリ(Memory)等を少なくとも適当に組み合わせることによって実現される回路である。すなわち、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等を含むものである。
【0012】
<実施形態1>
1.システム構成
図1は、情報処理システム180のシステム構成の一例を示す図である。
図1に示されるように、情報処理システム180は、サーバ装置100と、商品及びサービスの宣伝を行うインフルエンサーのクライアント装置110と、商品を購入及びサービスを利用するユーザのクライアント装置120と、物販システム130と、SNSシステム140とを含む。サーバ装置100と、クライアント装置110と、クライアント装置120と、物販システム130と、SNSシステム140とは、ネットワーク150を介して通信可能に接続されている。
図1では説明の簡略化のため、情報処理システム180に含まれるインフルエンサーのクライアント装置はクライアント装置110の1台だけを示しているが、複数のインフルエンサーのクライアント装置が含まれているものとする。また、クライアント装置110及びクライアント装置120は、PC(Personal Computer)に限られず、タブレット型コンピュータ、スマートフォン等であってもよい。また、物販システム130及びSNSシステム140は、
図1では1台のサーバ装置によって構成されているように示しているが、複数の装置(例えば、複数のサーバ装置)によって構成されてもよい。
サーバ装置100は、情報処理装置の一例である。インフルエンサーは、特定ユーザの一例である。SNSは、ソーシャルネットワーキングサービスの略である。本実施形態において、インフルエンサーは複数存在するものとして説明を行う。
【0013】
2.ハードウェア構成
(1)サーバ装置100のハードウェア構成
図2は、サーバ装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。サーバ装置100は、ハードウェア構成として、制御部201と、記憶部202と、通信部203と、を含む。制御部201は、サーバ装置100の全体を制御する。制御部201は、記憶部202に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、後述する
図4に示す機能構成及び後述する
図5に示すアクティビティ図が実現される。記憶部202は、プログラム及び制御部201がプログラムに基づき処理を実行する際に利用するデータ等を記憶する。通信部203は、サーバ装置100をネットワーク150に接続し、サーバ装置100と他の装置等との通信を司る。
物販システム130及びSNSシステム140を構成するサーバ装置のハードウェア構成もサーバ装置100のハードウェア構成と同様である。
(2)クライアント装置110のハードウェア構成
図3は、クライアント装置110のハードウェア構成の一例を示す図である。クライアント装置110は、ハードウェア構成として、制御部301と、記憶部302と、入出力部303と、通信部304と、を含む。制御部301は、クライアント装置110の全体を制御する。制御部301は、記憶部302に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、クライアント装置110の機能が実現される。記憶部302は、プログラム及び制御部301がプログラムに基づき処理を実行する際に利用するデータ等を記憶する。通信部304は、クライアント装置110をネットワーク150に接続し、クライアント装置110と他の装置等との通信を司る。
クライアント装置120のハードウェア構成もクライアント装置110のハードウェア構成と同様である。
【0014】
3.機能構成
図4は、サーバ装置100の機能構成の一例を示す図である。サーバ装置100は、機能構成として、第1の取得部401と、登録部402と、第2の取得部403と、解析部404と、出力部405と、を含む。
第1の取得部401は、ユーザの電話番号を取得する。より具体的に説明すると、第1の取得部401は、Webサイトにおいて商品を購入したユーザの電話番号を物販システム130より受信し、取得する。登録部402は、オペレーティングシステム(以下、OSという)上の仮想デバイス上で連絡先アプリを立ち上げ、連絡先アプリに電話番号を登録する。OSは、サーバ装置100上に構築されている。仮想デバイスは、OSで動作する。より具体的に説明すると、登録部402は、OS上に仮想デバイスを作成し、仮想デバイス上で連絡先アプリを立ち上げ、連絡先アプリに電話番号を登録する。また、登録部402は、物販システム130の運営元の他のシステム等を経由して、ユーザの電話番号を受信してもよい。
【0015】
第2の取得部403は、仮想デバイスからSNSシステム140に対して、電話番号を送信し、ユーザに関連する関連情報を取得する。関連情報には、SNSシステム140がお勧めするアカウントの情報、ユーザのアカウント情報、ユーザのフォローユーザの情報等が含まれる。フォローユーザとは、フォローしているユーザのことである。SNSシステム140は、ソーシャルネットワーキングサービスのシステムの一例である。解析部404は、商品に関する商品情報と、ユーザのフォローユーザの情報と、インフルエンサーの商品に関する投稿情報と、に基づいて、インフルエンサーの商品に関する影響度を解析する。更に解析部404は、関連情報に基づき商品を閾値以上購入しているユーザのSNS上の行動を解析する。例えば、解析部404は、関連情報に基づき、商品を多数購入しているユーザは、誰をフォローしているか、どのような内容の投稿に対していいね!をしているか、どのような内容の投稿に対してコメントをしているか等、SNS上の行動を解析する。出力部405は、解析部404による解析の結果を出力する。
【0016】
サーバ装置100が、第1の取得部401と、登録部402と、第2の取得部403と、を有することによって、SNSのシステムからユーザに関連する関連情報を取得する技術を提供することができる。
【0017】
4.情報処理
図5は、サーバ装置100の情報処理の一例を示すアクティビティ図である。
A501において、第1の取得部401は、物販システム130からWebサイトにおいて商品を購入したユーザの商品を識別する商品情報及び電話番号を含む情報を受信した否かを判定する。第1の取得部401は、商品情報及び電話番号を含む情報を受信したと判定すると、A502に進み、商品情報及び電話番号を含む情報を受信していないと判定すると、A501の処理を繰り返す。
A502において、第1の取得部401は、受信した情報より商品情報及び電話番号を抽出し、取得する。
A503において、登録部402は、OS上に仮想デバイスを構築する。登録部402は、OS上に仮想デバイスが既に存在する場合は、A503の処理を省略する。
A504において、登録部402は、構築した仮想デバイスで連絡先アプリを立ち上げ、第1の取得部401が取得した電話番号を連絡先アプリに登録する。また、登録部402は、連絡先アプリに各インフルエンサーの電話番号を登録してもよい。ここで、登録部402は、立ち上げた連絡先アプリに既に電話番号が登録されている場合は、登録されている電話番号を削除し、第1の取得部401が取得した電話番号を連絡先アプリに登録する。
【0018】
A505において、第2の取得部403は、電話番号が登録された仮想デバイスからSNSシステム140に対して、登録されたユーザの電話番号を送信することで、SNSシステム140からユーザに関連する関連情報を取得する。ここで、SNSシステム140には、電話番号とSNSID(ユーザのSNSのID)との同期機能が存在する。同期機能とは、連絡先に登録された電話番号と関連するユーザを「知り合いかも?」等と提示する機能である。ユーザに関連する関連情報とは、ユーザのユーザID、ユーザ名、プロフィール画像、ステータスメッセージ、ウェブサイト、投稿数、フォロー数、フォロワー数、フォローユーザ、フォロワーユーザの情報である。フォロワーユーザは、フォローしてくれているユーザの情報である。更に、第2の取得部403は、登録された電話番号を送信することで、SNSシステム140からユーザの投稿関係の情報を取得する。ユーザの投稿関係の情報とは、投稿URL、コメント数、いいね数、投稿日時、投稿者、いいねしたユーザ、画像URL、画像形式、画像のサイズ、画像縦幅、画像横幅、フィルター、キャプション、タグ、コメント、コメントしたユーザ、ロケーション名、緯度、経度、タグ付けされたユーザの位置、タグ付けされたユーザの情報である。なお、ユーザによって動画が投稿されていた場合、動画URL、動画形式、動画のサイズ等の動画情報もユーザの投稿関係の情報に含まれる。
【0019】
第2の取得部403は、同様に、仮想デバイスからSNSシステム140に対して、登録されたインフルエンサーの電話番号を送信することで、SNSシステム140からインフルエンサーに関連する関連情報及びインフルエンサーの投稿関係の情報を取得する。
【0020】
A506において、解析部404は、A502で取得した商品情報と、A505で取得したユーザのフォローユーザの情報と、A505で取得したインフルエンサーの商品に関する投稿情報と、に基づいて、インフルエンサーの商品に関する影響度を解析する。例えば、ユーザが、インフルエンサーをフォローしており、ユーザが購入した商品と同じ商品をインフルエンサーが投稿していた場合、解析部404は、該当するインフルエンサーは、ユーザの商品の購入に関して影響があると判定する。また、解析部404は、影響があると判定したインフルエンサーに対して影響度に応じて重み付けを行う。解析部404は、インフルエンサーが商品の画像を投稿してからユーザが商品を購入するまでの期間、購入した商品の数、インフルエンサーの投稿に対して「いいね!」を押していたか、コメントを書いていたか等に応じて影響度を決定する。
【0021】
A507において、出力部405は、A506の解析の結果及びインフルエンサーに対して付された影響度等を所定の外部装置に送信することで出力する。なお、サーバ装置100が表示部を有していた場合、出力部405は、A506の解析の結果及びインフルエンサーに対して付された影響度等を表示部に表示することで出力してもよいし、物販システム130を構成する装置の表示部に表示することで出力するよう制御してもよい。また、出力部405は、A506の解析の結果及びインフルエンサーに対して付された影響度等を記憶部202等にファイル形式で記憶することで出力してもよい。
【0022】
また、出力部405は、ユーザの属性情報ごとのインフルエンサーの影響度を出力するようにしてもよい。
図6は、出力画面の一例を示す図(その1)である。
図6に示される画面601は、サーバ装置100の表示部に表示されるものとして説明を行うが、物販システム130を構成する装置の表示部に表示されてもよい。後述する
図7も同様である。
図6に示されるように、画面601には、インフルエンサーAさん及びインフルエンサーBさんの年代、性別及び商品ごとの影響力が数値化されて表示されている。
図6に示されるように、ユーザの属性情報には、ユーザの年代情報(例えば、20代前半、20代後半、30代前半等)、ユーザの性別情報(例えば、男性、女性)が含まれる。ここで、影響力は影響度に応じて定められる値であって、最も高い値が100、最も低い値が0となる値であってもよい。出力部405は、要求に応じて、年代ごと、又は性別ごと、又は商品ごとに、影響力が最も高いインフルエンサーから順に一覧で出力するようにしてもよい。
ユーザの年齢、性別等は電話番号と共に、サーバ装置100が物販システム130から取得してもよいし、サーバ装置100がSNSシステム140のユーザのプロフィール欄等から取得してもよい。
【0023】
図7は、出力画面の一例を示す図(その2)である。
図7に示されるように、画面701には、インフルエンサーAさん及びインフルエンサーBさんの活動範囲を示す地域情報、年代、性別及び商品ごとの影響力が数値化されて表示されている。
図7に示されるように、ユーザの属性情報には、ユーザの活動範囲を示す地域情報が含まれる。出力部405は、要求に応じて、ユーザの活動範囲を示す地域ごとに、影響力が最も高いインフルエンサーから順に一覧で出力するようにしてもよい。
ユーザの活動範囲を示す地域情報は電話番号と共に、サーバ装置100が物販システム130から取得してもよいし、サーバ装置100がSNSシステム140のユーザのプロフィール欄等から取得してもよい。
【0024】
5.実施形態1の効果
実施形態1によれば、SNSのシステムからユーザに関連する関連情報を取得する技術を提供することができる。更に、実施形態1によれば、インフルエンサーの影響力を示すことができる。
【0025】
(変形例1)
変形例1を説明する。
図8は、変形例1のサーバ装置100の機能構成の一例を示す図である。変形例1のサーバ装置100は、機能構成として、
図4に示した機能構成に加えて、提示部801を更に含む。提示部801は、解析部404による複数のインフルエンサーそれぞれの商品に関する影響度の解析の結果に基づき、複数のインフルエンサーから商品に影響を与えるインフルエンサーを選択し、提示する。
【0026】
図9は、変形例1のサーバ装置100の情報処理の一例を示すアクティビティ図である。変形例1のアクティビティ図は、
図5に示したアクティビティ図に加えて、A901が更に含まれている。
A901において、提示部801は、解析部404による複数のインフルエンサーそれぞれの商品に関する影響度の解析の結果に基づき、複数のインフルエンサーから商品を宣伝するインフルエンサーを選択し、提示する。例えば、提示部801は、ある商品について、年代別でそれぞれ最も影響力があるインフルエンサーをその商品を宣伝するインフルエンサーに選択し、提示する。また、提示部801は、ある商品について、年代別及び地域別でそれぞれ最も影響力があるインフルエンサーをその商品を宣伝するインフルエンサーに選択し、提示してもよい。また、提示部801は、ある商品について、影響力に基づき、上位数名のインフルエンサーをその商品を宣伝するインフルエンサーに選択し、提示してもよい。
【0027】
変形例1によれば、商品を宣伝するインフルエンサーを選択し、提示することができる。例えば、サーバ装置100は、選択した商品を宣伝するインフルエンサーの情報を、その商品を販売する物販システム等に送信することで提示する。このようにすることによって、物販システムは、商品を宣伝するに適したインフルエンサーに影響力があるSNSにおいて商品を宣伝して貰うことができる。
なお、変形例1では、影響度の解析の結果に基づき、インフルエンサーを選択し、提示するよう説明したが、提示部801は、他の指標に基づき、複数のインフルエンサーからインフルエンサーを選択し、提示するようにしてもよい。他の指標とは、例えば、ユーザの購買行動への貢献が認められる値等がある。
【0028】
(変形例2)
変形例2を説明する。実施形態1では、インフルエンサーの情報は設定されていた。例えば、登録部402は、仮想デバイスに各インフルエンサーの電話番号を登録していた。しかし、サーバ装置100は、商品を購入した各ユーザ間の影響度を求め、影響度に基づきインフルエンサーを特定するようにしてもよい。サーバ装置100は、実施形態1で示したように、年代別、商品別、ユーザの地域別に影響度に基づきインフルエンサーを特定するようにしてもよい。
【0029】
変形例2によれば、ユーザ間の影響度に基づき影響力があるインフルエンサーを特定することができる。
【0030】
(変形例3)
変形例3を説明する。実施形態1では、1台のサーバ装置100に
図4に示す機能が実装されていた。しかし、例えば、複数のサーバ装置で構成される情報処理システムに
図4、又は
図8に示す機能が実装されてもよい。
【0031】
変形例3によれば、情報処理システムにおいても、上述した実施形態1に示した効果を奏することができる。
【0032】
(変形例4)
変形例4を説明する。実施形態1では、商品を例に説明を行った。しかし、サービスであっても同様である。なお、変形例4の場合、物販システム130の替わりに、サービス販売システム160が情報処理システム180に含まれる。
図10は、変形例4の情報処理システム180のシステム構成の一例を示す図である。
【0033】
変形例4の第1の取得部401は、Webサイトにおいてサービスを申し込んだ、又はサービスを予約したユーザの電話番号をサービス販売システム160より受信し、取得する。変形例4の解析部404は、サービスに関するサービス情報と、関連情報に含まれるユーザのフォローユーザの情報と、特定ユーザのサービスに関する投稿情報と、に基づいて、特定ユーザのサービスに関する影響度を解析する。なお、変形例4の第1の取得部401は、ユーザが申し込んだ、又は予約したサービスを識別するサービス情報もサービス販売システム160から受信し、取得する。更に変形例4の解析部404は、関連情報に基づきサービスを閾値以上申し込んでいるユーザのSNS上の行動を解析する。例えば、変形例4の解析部404は、関連情報に基づき、サービスを多数予約等しているユーザは、誰をフォローしているか、どのような内容の投稿に対していいね!をしているか、どのような内容の投稿に対してコメントをしているか等、SNS上の行動を解析する。
【0034】
変形例4によれば、実施形態1と同様、SNSのシステムからユーザに関連する関連情報を取得する技術を提供することができる。更に、変形例4によれば、インフルエンサーの影響力を示すことができる。
【0035】
(変形例5)
変形例5を説明する。
図11は、変形例5の情報処理システム180のシステム構成の一例を示す図である。
図11に示されるように、変形例5の情報処理システム180は、サーバ装置100と、クライアント装置120と、就活システム170と、SNSシステム140とは、ネットワーク150を介して通信可能に接続されている。就活システム170は、ユーザの就職をサポートするシステムであり、ユーザごとにユーザの履歴書等を保持している。
【0036】
変形例5の第1の取得部401は、就活システム170より取得した履歴書よりユーザの電話番号を取得する。なお、形例5の第1の取得部401は、就活システム170より履歴書は取得せずに、就活システム170より電話番号を取得するようにしてもよい。この場合、就活システム170が、履歴書より電話番号を取得し、サーバ装置100に送信する。変形例5の解析部404は、関連情報に基づき履歴書のユーザのSNS上の言動を解析する。
【0037】
変形例5によれば、SNSのシステムからユーザに関連する関連情報を取得する技術を提供することができる。更に、変形例4によれば、履歴書のユーザのSNSアカウントを特定し、SNS上の言動を解析、出力することができる。
【0038】
(変形例6)
変形例6を説明する。変形例6の第1の取得部401は、Webサイトにおいて商品を所定回数以上購入した複数のユーザそれぞれの電話番号を物販システム130より受信し、複数の電話番号を取得するようにしてもよい。変形例6の登録部402は、OS上の仮想デバイス上で連絡先アプリを立ち上げ、連絡先アプリに複数の電話番号のうちの一の電話番号を登録する。変形例6の第2の取得部403は、仮想デバイスからSNSシステム140に対して、電話番号を送信し、ユーザに関連する関連情報を取得する。関連情報が取得されると、変形例6の登録部402は、連絡先アプリの登録してあった電話番号を削除し、複数の電話番号のうちの次の電話番号を登録する。変形例6の第2の取得部403は、仮想デバイスからSNSシステム140に対して、電話番号を送信し、ユーザに関連する関連情報を取得する。変形例6の登録部402と、変形例6の第2の取得部403とは、上述した処理を複数の電話番号全てに対して実施する。
【0039】
変形例6の解析部404は、複数のユーザそれぞれのユーザに関連する関連情報に基づき、被っているフォローユーザの出現回数、複数のユーザが所定回数以上つぶやいているハッシュダグの情報等を解析するようにしてもよい。
【0040】
変形例6によれば、電話番号に基づき一人一人のユーザのSNSアカウントを特定せずとも、特定のユーザ(例えば、Webサイトにおいて商品を所定回数以上購入したユーザ)の、SNS上の行動等を解析することができる。
【0041】
次に記載の各態様で提供されてもよい。
前記情報処理装置において、前記第1の取得部は、Webサイトにおいて商品を購入したユーザの電話番号を取得する、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記第1の取得部は、Webサイトにおいてサービスを申し込んだユーザの電話番号を取得する、情報処理装置。
前記情報処理装置において、解析部を有し、前記解析部は、前記商品に関する商品情報と、前記関連情報に含まれる前記ユーザのフォローユーザの情報と、特定ユーザの前記商品に関する投稿情報と、に基づいて、前記特定ユーザの前記商品に関する影響度を解析する、情報処理装置。
前記情報処理装置において、解析部を有し、前記解析部は、前記関連情報に基づき前記商品を閾値以上購入しているユーザの前記ソーシャルネットワーキングサービス上の行動を解析する、情報処理装置。
前記情報処理装置において、解析部を有し、前記解析部は、前記サービスに関するサービス情報と、前記関連情報に含まれる前記ユーザのフォローユーザの情報と、特定ユーザの前記サービスに関する投稿情報と、に基づいて、前記特定ユーザの前記サービスに関する影響度を解析する、情報処理装置。
前記情報処理装置において、解析部を有し、前記解析部は、前記関連情報に基づき前記サービスを閾値以上申し込んでいるユーザの前記ソーシャルネットワーキングサービス上の行動を解析する、情報処理装置。
前記情報処理装置において、出力部を有し、前記出力部は、前記解析部による解析の結果を出力する、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記出力部は、ユーザの属性情報ごとの前記解析の結果を出力する、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記属性情報には、前記ユーザの年代情報が含まれる、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記属性情報には、前記ユーザの性別情報が含まれる、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記属性情報には、前記ユーザの活動範囲を示す地域情報が含まれる、情報処理装置。
前記情報処理装置において、提示部を有し、前記特定ユーザは複数存在し、前記提示部は、前記解析部による複数の特定ユーザそれぞれの前記商品に関する影響度の解析の結果に基づき、前記複数の特定ユーザから前記商品に影響を与える特定ユーザを選択し、提示する、情報処理装置。
情報処理システムであって、第1の取得部と、登録部と、第2の取得部と、を有し、前記第1の取得部は、ユーザの電話番号を取得し、前記登録部は、オペレーティングシステム上の仮想デバイスに前記電話番号を登録し、前記第2の取得部は、前記仮想デバイスからソーシャルネットワーキングサービスのシステムに対して、前記電話番号を送信し、前記ユーザに関連する関連情報を取得する、情報処理システム。
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、第1の工程と、第2の工程と、第3の工程と、を含み、前記第1の工程では、ユーザの電話番号を取得し、前記第2の工程では、オペレーティングシステム上の仮想デバイスに前記電話番号を登録し、前記第3の工程では、前記仮想デバイスからソーシャルネットワーキングサービスのシステムに対して、前記電話番号を送信し、前記ユーザに関連する関連情報を取得する、情報処理方法。
プログラムであって、コンピュータを、前記情報処理装置の各部として機能させるためのプログラム。
もちろん、この限りではない。
【0042】
例えば、上述のプログラムを記憶する、コンピュータ読み取り可能な非一時的な記憶媒体として提供してもよい。
また、上述した実施形態及び変形例を任意に組み合わせて実施するようにしてもよい。
また、上述した実施形態及び変形例では電話番号を例に説明を行ったが、メールアドレスを電話番号のように使用してもよい。
【0043】
最後に、本発明に係る種々の実施形態を説明したが、これらは、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
【符号の説明】
【0044】
100 :サーバ装置
110 :クライアント装置
120 :クライアント装置
130 :物販システム
140 :SNSシステム
150 :ネットワーク
160 :サービス販売システム
170 :就活システム
180 :情報処理システム
201 :制御部
202 :記憶部
203 :通信部
301 :制御部
302 :記憶部
303 :入出力部
304 :通信部
401 :第1の取得部
402 :登録部
403 :第2の取得部
404 :解析部
405 :出力部
601 :画面
701 :画面
801 :提示部