特許7016078IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

制御装置に関し、具体的には、制御対象に対して単純適応制御を行って出力を目標値へと追従させる制御装置

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、コンテナクレーンにおいては、搬送作業で吊り荷のコンテナに対して鉛直軸回りの回転運動(スキュー運動)が発生することが知られている。このスキュー運動を制御するためのアクチュエータの制御は、吊り荷の状態による運動特性の変化やむだ時間による応答遅れに加えて、アクチュエータへの入力信号の振幅や変化率に対する入力制限が存在する。それ故、入力制限を考慮していないの特許文献1に記載の装置では、アクチュエータへの制御則に基づいた理想入力値と実際の入力値とが異なることになる。その結果、出力フィードバック制御が有効に機能しなくなり、制御性能の劣化や制御系の不安定化が生じていた。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

の目的を達成する本発明の制御装置は、非線形要素と動特性要素とを有する制御対象を制御する制御装置において、フィードバック制御器及び並列フィードフォワード補償器を備え、信号の入力順に前記フィードバック制御器、前記非線形要素、及び、前記動特性要素が直列に接続されると共に、前記並列フィードフォワード補償器が前記制御対象及びその制御対象が有する前記動特性要素のそれぞれに対して並列に接続され、前記並・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、並列フィードフォワード補償器を、制御対象及びその制御対象が有する動特性要素のそれぞれに対して並列に接続することで、制御対象と並列フィードフォワード補償器とからなる拡大系要素が概強正実条件を満たす。それ故、拡大系要素に対する適応出力フィードバック制御系の漸近安定性を保証するには有利になり、ロバストな適応出力フィードバック制御により制御対象の出力を目標値へと速やかに追従させることができる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 制御装置の実施形態を例示するブロック図である。
【図2】 図1の並列フィードフォワード補償器を設計する基本概念を例示するブロック図である。
【図3】 コンテナクレーンにおける制御対象の非線形ダイナミクスを例示するブロック図である。
【図4】 制御装置及び並列フィードフォワード補償器を有さない従来技術の制御装置の数値シミュレーション結果である。
【図5】 制御装置及びフィードフォワード制御器を有さない制御装置の数値シミュレーション結果である。

代表図 図1本件の代表的な図

1 制御装置 10 制御対象 11 非線形要素 12 動特性要素 30 フィードバック制御器 40 並列フィードフォワード補償器 60 拡大系要素

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