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特許7016941紙器の中にセットしたラミネートフィルムと合成紙シート
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-01-28
(45)【発行日】2022-02-07
(54)【発明の名称】紙器の中にセットしたラミネートフィルムと合成紙シート
(51)【国際特許分類】
   G09F 3/02 20060101AFI20220131BHJP
【FI】
G09F3/02 B
G09F3/02 M
【請求項の数】 1
(21)【出願番号】P 2020219985
(22)【出願日】2020-11-19
【審査請求日】2020-11-19
(73)【特許権者】
【識別番号】598141970
【氏名又は名称】石田 秀雄
(72)【発明者】
【氏名】石田 秀雄
【審査官】小池 俊次
(56)【参考文献】
【文献】実開昭52-006497(JP,U)
【文献】特開2005-031608(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09F 3/02
G09F 15/00-15/02
B41J 29/00-29/70
B29C 63/00-63/48
B32B 27/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
厚紙台紙と紙器とを備える、紙器の中にセットしたラミネートフイルムと合成紙シートであって、
前記厚紙台紙は、
ラミネートフィルムと、合成紙シートと、厚紙用紙と、を備えており、前記ラミネートフイルム・前記合成紙シートはそれぞれ裏面に粘着剤と剥離紙を積層しており、
前記合成紙シートは、ミシン刃が入れられ、前記剥離紙の一部が捲り取られて、裏面のうち前記剥離紙が捲り取られた部分が前記厚紙用紙に粘着され、裏面のうち残りの部分が前記厚紙用紙に固着されており、
前記ラミネートフイルムは、ミシン刃が入れられ、前記剥離紙の一部が捲り取られて、裏面のうち前記剥離紙が捲り取られた部分が前記厚紙用紙と前記合成紙シートとに粘着されており、
前記ラミネートフイルムの後部端面が前記合成紙シートに粘着された状態で、前記ラミネートフィルム・前記剥離紙・前記合成紙シートは、ずれないようにまとめて長方形の大片・小片のミシン刃が入れられており、
前記厚紙用紙は、半円つまみ、左右縁取り、及び後部端が形成されるように打ち抜きされており、
前記ラミネートフイルムの前記剥離紙は、普通紙が固着されて輪状に形成されており、
前記紙器は、
中厚紙からなる上台紙と、中厚紙からなる下台紙と、袋状の包装と、を備えており、
前記上台紙は、前部に凸面の分離具を形成して剥離剤を塗布しており、両端に歯車状部分を形成しており、後部に前記剥離紙を巻く回転軸と前記上台紙を上下させる長方形のつまみを形成しており、前記下台紙は、前記合成紙シートの蛇行を防止する切り込みと、前記合成紙シートの停止位置となる切り込みと、滑り止めと、を形成しており、前記上台紙及び前記下台紙は、それぞれの前部両端が固着されており、前記上台紙及び前記下台紙の折り目に蝶つがいが形成されており、
前記上台紙及び前記下台紙の間にある空間には、前記厚紙台紙の前記半円つまみが挿入されて出されており、
前記上台紙に、前記ラミネートフイルム・前記剥離紙が定着され、前記袋状の包装が固着されて、前記袋状の包装が前記上台紙を被覆しており、前記上台紙は、裏面の三方縁に再粘着剤が塗布されており、前記下台紙に前記合成紙シートが定着されており、前記合成紙シートに記載がなされた後に前記長方形のつまみが降ろされると前記上台紙が前記下台紙に密着するように構成されており、前記厚紙台紙の前記半円つまみが引き出されるように形成されている、紙器の中にセットしたラミネートフイルムと合成紙シート。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は紙器の中にセットしたラミネートと合成紙シートに関する。
【背景技術】
【0002】
従来は用紙に氏名・品名等を書いて商品・小物類・容器に貼る手法が用いられていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】該当文献無し
【非特許文献】
【0004】
【文献】東京都光沢化工紙協同組合発行カタログ1999,3,1
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら従来のシールは屋内外で長期間経過すれば、埃塵・湿気・結露で汚れ、紙はボロ々に破れ、摩耗で文字が消える間題点があった。本発明はこの欠点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
厚紙用紙・中厚紙用紙・ラミネートフィルム・合成紙シートの材料を加工して形成する、ラミネートフィルム・合成紙シートの裏面は粘着剤と剥離紙である、図1の合成紙シートはミシン刃3を入れ剥離紙を捲り取り厚用紙に粘着2する、後の合成紙シート厚紙用紙に固着6・5・2する、ラミネートフィルムはミシン刃8を入れ、剥離紙を捲り取り厚紙用紙に粘着7と合成紙シート2の上に粘着する、後のラミネートフイルムは後部端面にミシン刃を入れ剥離紙を捲り取り合成紙シートに粘着5・2・7する、ラミネートフィルム・剥離紙・合成紙シート3点を同時に長方形の大片・小片にミシン刃を入れる、これは厚紙台紙の仕上前に3点の見当がづれないためである、厚紙用紙のミシン刃3・8から半円つまみ、左右縁取り14、後部端に打ち抜きをする、ラミネートフィルムの剥離紙は普通紙12で輪状に固着して厚紙台紙を形成する、中厚紙で上下台紙を設ける、上台紙15の前部に凸面の分離具16は剥離剤塗布、両端の歯車状18、後部に剥離紙の回転軸17、上台紙を上下する長方形のつまみ19を形成する、下台紙20は合成紙シートの蛇行防止21の切り込み、合成紙シートの停止位置22の切り込み、滑り止め23を形成する、図4の上下台紙が合体した前部両端15・20を固着、折り目に蝶つがい26をする、空間24に前記厚紙台紙の半円つまみを、挿入して出す、合体した上台紙にラミネートフィルム・剥離紙を定着、袋状の包装25で被覆して固着、裏面の三方縁に再粘着27を塗布する、下台紙に合成紙シートを定着する、図7の合成紙シートにミシン刃の入った枠内に記載が終ればつまみ19を降ろすと下台紙に密着し、図8の厚紙台紙半円つまみを引き出すようにする、本発明は以上の構成からなる紙器の中にセツトしたラミネートフィルムと合成紙シートである。
【発明の効果】
【0007】
以上説明したように本発明は長方形の大片・小片にミシン刃が入った枠内に、手書した合成紙シートは簡単にラミネートができ切れ目を入れたシートは、指先で捲るようにすると取れる、刃物で切る手間を省き、シールとして生活分野に使用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】 厚紙用紙・合成紙シート・ラミネートフィルム・普通紙等の材料を加工して厚紙台紙の仕上がりの斜視図と部分断面図である。
図2】 中厚紙の上台紙の斜視図である。
図3】 中厚紙の下台紙の斜視図である。
図4】 中厚紙の上下台紙の合体した斜視図である。
図5図4図1の厚紙台紙の半円引き出しつまみを出口に挿入した斜視図である。
図6】 中厚紙の上台紙を覆ふ袋状の包装の斜視図である。
図7】 中厚紙の上台紙の裏面に再粘着剤27を塗布、シートのミシン刃11は記載する枠の斜視図である。
図8】 中厚紙の上下台紙で厚紙台紙半円引き出しつまみを挟み密着した紙器の全姿斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
厚紙用紙1に合成紙シート・剥離紙にミシン刃3を入れ剥離紙を捲り取り、厚紙用紙に粘着2する、後部の合成紙シート・剥離紙は厚紙用紙に固着1・6・5・2する。ラミネートフィルム・剥離紙は、ミシン刃8を入れ、剥離紙を捲り取り厚紙用紙に粘着7、合成紙シート2の上に粘着する、後部のラミネートフィルム・剥離紙は、後部端面にミシン刃を入れた剥離紙を捲り取り、合成紙シートに粘着5・2・7する。ラミネートフイルム・剥離紙・合成紙シートに長方形の大片小片のミシン刃11を入れる、厚紙用紙のミシン刃3・8から半円引き出しつまみ、左右縁取り14、後部端のミシン刃手前に打ち抜きの型を入れ抜き取り厚紙台紙を形成する、ラミネートフィルムの剥離紙は普通紙12で輪状に固着、厚紙台紙の仕上がりである。
【0010】
中厚紙で上下台紙を設ける。図2の上台紙15の前部に凸面の分離具16は剥離剤塗布、両端の歯車状の型は上台紙を包装する縦枠になり曲げ易くする。後部に剥離紙の回転軸17上台紙を上下するつまみ19を形成する。図3下台紙20合成紙シートの蛇行防止21の切り込み、合成紙シートの停止位置22の切り込み、滑り止め23を形成する。図4の中厚紙上下台紙が合体した前部15・20を固着、折り目に合成紙で蝶つがい26をする。
【0011】
図5は中厚紙台紙上下の空間24に厚紙台紙半円引き出しつまみを出口まで挿入して出す、厚紙台紙のラミネートフィルム裏面は粘着剤塗布は凸面の分離具の上 輪状の剥離紙は凸面の分離具を越して後部の軸に通す、厚紙台紙の合成紙シートは中厚紙の下台紙に定着。図6の中厚紙上台紙に袋状の包装25で覆い表面の前後と裏面を固着。図7は中厚紙上台紙裏面は三方縁に再粘着剤27を塗布、上台紙を降ろすと下台紙に密着し、厚紙台紙の半円つまみ1を引き出すように形成する。
本発明は以上の構成からなる。
【0012】
次に本発明を実施し使用する場合に就いて図面を参照しながら述べると、図1の厚紙用紙は、ラミネートフィルム・剥離紙・合成紙シートにミシン刃で加工して打ち拔きした厚紙台紙である。
記載するときは中厚紙で上台紙の後方につまみ19を上げると、中厚紙で下台紙に定着した厚紙台紙の合成紙シート図7の2がでる、大小長方形のミシン刃が入れた枠内に記載する、終れば上台紙後方のつまみ19を降ろし滑り止め23を普通紙の1片を貼る、これで合成紙シートは動き中厚紙上下台紙を机上に置き後部を押え、厚紙台紙半円のつまみ1を引き出すと、ラミネートフイルム裏面粘着剤と合成紙シートが粘着しながら出てくる、ラミネートフイルムの剥離紙は回転しながら袋状の包装の中に残る。合成紙シートに粘着したラミネートフイルムは指圧で押え、気泡があれば刃先で押す。合成紙シートの縁取り14してある所に刃先を入れば筒単にめくることができる。中厚紙上台紙の出口に凸面分離具16に剥離剤を塗布してあるため、ラミネートフィルム裏面粘着剤が軽く動くことができるのである。ラミネートフイルムと分離具の接面は、かならずしも凸面に限定されるものでなく、波状・回転する筒状など、後部の剥離紙に通す軸も回転する筒状を紙管・樹脂プラスチック材を用いて形成してもよい。合成紙シートのミシン刃は、大片・小片に限定せず、動物・植物の型でもよい。合成紙シートの白無地・方眼入り・飾り・地摸様などカラー印刷してもよい。ミシン刃入りのシートは、大片・小片に切り離したシールは、切る手間を省き被着体に貼るときは、汚れを拭きとり生活用品分野に粘着すれば、長期経過しても損ねることなく使用することができる。
ちなみに今回の大きさはハガキ大である。紙の厚み大きさは自由に変えることができ、使用した材料は厚紙用紙0.40mm、中厚用紙0.3mm、ラミネートフィルム0.07mm、合成紙シート0.10mmである。
【符号の説明】
【0013】
1 厚紙用紙と厚紙台紙
2 合成紙シート
3 合成紙シートのミシン刃
4 合成紙シートの粘着剤
5 合成紙シートの剥離紙
6 合成紙シートの剥離紙と厚紙台紙の接着剤
7 ラミネートフイルム
8 ラミネートフイルムのミシン刃
9 ラミネートフイルムの粘着剤
10 ラミネートフイルムの剥離紙
11 ラミネートフイルム・剥離紙・合成紙シートの大片・小片のミシン刃
12 普通紙
13 ラミネートフイルム剥離紙と普通紙の接着剤
14 合成紙シートの縁取り
15 中厚紙上下台紙の合体した前部両端を固着15・20
16 分離具
17 ラミネートフイルムの剥離紙と普通紙の輪状に通す回転軸
18 上台紙を包装紙で覆ふ立枠と曲げ易くする歯車状の型
19 上台紙を上下するつまみ
20 中厚紙上下台紙の合体した前部両端を固15・20
21 合成紙シートを挟み蛇行防止
22 合成紙シートの停止位置
23 合成紙シートの滑り止め粘着剤塗布
24 中厚紙上下台紙の空間
25 中厚紙上台紙を覆う袋状の包装
26 中厚紙上下台紙の蝶つがい
27 再粘着
28 紙器の全姿
【要約】
【課題】機器・技術をつかわず、だれもが簡単にできるラミネートシートを提供する。
【解決手段】厚紙用紙・中厚紙用紙・ラミネートフィルム・合成紙シートの材料を加工して形成する。ラミネートフイルム・合成紙シートの裏面は粘着剤と剥離紙である。厚紙用紙にラミネートフィルムと合成紙シートを加工して粘着する。ラミネートフィルム・剥離紙・合成紙シート3点を同時にミシン刃で切れ目を入れ、厚紙台紙の型で打ち抜きをする、ラミネートフィルムの剥離紙を普通紙で輪状に固着して厚紙台紙の仕上りである。中厚紙用紙を加工して上下台紙を設け、前記厚紙台紙を挟み、上台紙にラミネートフィルム、下台紙に合成紙シートを定着、大片・小片長方形にミシン刃の枠に記載が終れば、上台紙を降ろし下台紙に密着する、引き出しつまみ引くと、ラミネートフイルムと合成紙シートが粘着しながら出てくる、ミシン刃で切れ目を入れた合成紙シートは切る手間を省きシールとして使用することが特徴とする。
【選択図】図5
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8